JP4414423B2 - 車両用コントロールパネル - Google Patents

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Description

本発明は、車両用コントロールパネルの構造に関する。
車両用のヒータコントロールパネル、オーディオコントロールパネルなどの操作パネルには複数のプッシュスイッチをその意匠パネルに配置したものが用いられている。図7に示す様に、このような操作パネル110はプッシュボタン113が取り付けられた意匠パネル111と、プッシュスイッチ149、スイッチ照明用光源のLED147とが取り付けられた電気回路基板133とを組み合わせて構成されている。意匠パネル111はプッシュボタン113よりも開口寸法が大きく、プッシュボタン113が貫通するプッシュボタン用孔111aを有し、プッシュボタン113の側面に設けられたスカート部113aがプッシュボタン用孔111aによってガイドされてプッシュボタン113を押し下げ、押し上げ動作できるようになっている。
プッシュボタン113は、プッシュボタン113の一側面を弾性部材113eによって意匠パネル111裏側のボス112に取り付けて、その弾性部材113eをヒンジとしてプッシュボタン113が回転できるように構成されている。プッシュボタン113は、その意匠パネル111側を押されると、押し込み力によって弾性部材113eの固定部を中心に回転し、プッシュボタン113の裏面に取り付けられた突起部113cがプッシュスイッチ149を押し下げて回路が接続され、プッシュボタン113から指を離すと、弾性部材113eの弾性力によって固定部を中心にプッシュボタン113が回転して意匠パネル111側に押しもどされ、プッシュボタン113裏面の突起部113cがプッシュスイッチ149から離れて回路が切断されるように構成されているものがある(例えば、特許文献1参照)。また、プッシュボタン113の表面に設けられたインジケータ部113bは電気回路基板133に設けられたLED147によって照明されている。LED147の周囲にはLED147からの光がプッシュボタン113の外部に漏れないようにその光を遮光する遮光壁111bが設けられている。
プッシュボタン113にはスカート部113aから意匠パネル111の裏面側に突出したラビリンス部113dが設けられている。このラビリンス部113dは意匠面へのLED147の光が漏れを防止すると共に、意匠パネル111のプッシュボタン用孔110aとスカート部113a外面との間の隙間からの水の浸入を防止して電気回路基板133を保護することができるように構成されている。
特開平11−120862号公報
しかし、特許文献1に記載された従来技術では、スカート部113aとプッシュボタン用孔111aとの間の隙間に入った水がラビリンス部113dと意匠パネル111との間の隙間を通って電気回路基板133に達することがある。特に、プッシュボタン113が押し下げられた状態ではラビリンス部113dと意匠パネル111との間の隙間が広くなり、水か浸入しやすくなる。そして、水がラビリンス部113dと意匠パネル111との間の隙間を抜けて操作パネル110の内部に侵入すると、その水は電気回路基板133を損傷させることとなる。また、プッシュスイッチ149とLED147はLED147の光が漏れないように遮光壁111bによって囲まれているので、一端浸入した水は抜けずに滞留し、他の部分の電気機器を損傷させてしまう場合があった。
ところで、車両用のヒータコントロールパネル、オーディオコントロールパネルなどのコントロールパネルは、運転席と助手席との間に設けられることが多く、近くに置かれたカップの水がコントロールパネルにかかってその内部に入り込んだり、運転者や乗員がカップの液体をこぼしてコントロールパネルにかかり、その液体がコントロールパネル内部に入り込んだりして、コントロールパネル内部の電気回路基板の損傷を招くという問題があった。
本発明は、車両用コントロールパネルにおいて、意匠パネルとプッシュボタンの隙間から入り込んだ液体が電気回路基板に触れないようすることを目的とする。
本発明の車両用コントロールパネルは、基体部に設けられ、制御用スイッチが取り付けられる電気回路基板と、前記基体部に取り付けられ、前記制御用スイッチのプッシュボタンが配置されている意匠パネルと、を含む車両用コントロールパネルであって、前記プッシュボタンは、前記意匠パネル側から前記電気回路基板側に延びたスカート部を備え、前記電気回路基板と前記意匠パネルとの間に設けられたホルダは、前記電気回路基板を覆う覆い板と、前記覆い板のプッシュボタン貫通孔の周縁に設けられ、前記電気回路基板と前記意匠パネルとの間に筒状に延び、その先端が前記スカート部外面より内側に入って前記プッシュボタンの移動をガイドするガイド部と、前記覆い板に接して前記ガイド部に設けられた開口の車両組み込み状態における重力方向上側に、前記覆い板表面から前記意匠パネル側に突出した水切りと、を備えることを特徴とする。
また、本発明の車両用コントロールパネルは、前記ガイド部は、前記電気回路基板の表面まで延び、前記電気回路基板の前記ガイド部によって囲まれる領域には前記プッシュボタン照明用の光源が取り付けられていること、としても好適であるし、前記ホルダは、前記覆い板と前記意匠パネルとの間の一端側に排水孔を設けたこと、としても好適であるし、前記覆い板に設けられた開口の車両組み込み状態における重力方向上側に、前記覆い板表面から前記意匠パネル側に突出した水切りを設けたこと、としても好適である。
本発明は、車両用コントロールパネルにおいて、意匠パネルとプッシュボタンの隙間から入り込んだ液体が電気回路基板に触れないようすることができるという効果を奏する。
以下、図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明する。
図1は本発明の第1の実施形態である車両用のヒータコントロールパネル10の意匠パネル11の平面を示す。意匠パネル11は車両にヒータコントロールパネル10が組みつけられた際に、乗員の側に向く面であり、乗員が操作する操作ボタンや、制御状況などが表示される面となっている。
図1に示すように、本実施形態の意匠パネル11は、意匠デザイン上、意匠パネル11の上部と下部に対向して五角形のプッシュボタン領域を配置し、その各頂点部を共通部分とし、この共通部分に円環形フレーム25によって仕切られた円形プッシュボタン領域を配置している。上部のプッシュボタン領域の中央には室温などの制御状況を表示する表示部23が設けられている。表示部23は内部に設けられた液晶の表示器の表示がされる部位で、室温などの制御状況をデジタル表示するものである。表示部23の周囲には隣接して操作用の複数のプッシュボタン13〜16が設けられている。下部のプッシュボタン領域は上部のプッシュボタン領域よりも小さい領域となっており、プッシュボタン20が配置されている。円環形フレーム25によって仕切られた円形プッシュボタン領域には、複数のプッシュボタン19が配置されている。
上部のプッシュボタン領域の上部に配置されたプッシュボタン13は、室内温度の設定を行う制御用スイッチであるプッシュスイッチ用のプッシュボタンで、その設定温度はプッシュボタン13の横に配置された表示部23によって表示されるように構成されている。プッシュボタン13の下側に隣接して配置されたプッシュボタン16は車室内の空調空気の噴出しを前席側と後席側の両方に吹き出すか、後席側のみに吹き出すかを選択するプッシュボタンである。上部のプッシュボタン13の横には非常停車時に点灯させるハザードランプのオンオフスイッチ用のプッシュボタン14が配置されている。プッシュボタン14とプッシュボタン13との間には、隣り合うプッシュボタン13とプッシュボタン14とを同時に押してしまうことが無いように、プッシュボタン13とプッシュボタン14との間に延びた仕切りリブ23aが設けられている。
円環形フレーム25によって仕切られた円形プッシュボタン領域の表示部23側には風量を増減するプッシュスイッチ用のプッシュボタン19が配置され、下部のプッシュボタン領域に配置されたプッシュボタン20はクーラーのオンオフスイッチ等である。
上記のように多数のプッシュボタン13〜20が配置された意匠パネル11、表示部23、仕切りリブ23a、円環形フレーム25と各プッシュボタン13〜20との間には微小な隙間が設けられ、各プッシュボタン13〜20が意匠パネル11の面に対して直角方向に移動することができるように構成されている。
図2は図1に示したヒータコントロールパネル10が車両に取り付けられた状態における図1のA−A断面を示す。図2に示すように、ヒータコントロールパネル10は、コントロールパネル垂直線63と車両の水平線61との角度αが20〜30度となるように取り付けられている。
図2に示すように、ヒータコントロールパネル10は基体部である筐体31の意匠パネル11側に電気回路基板33が取りつけられ、ガイド部39を有するホルダ35は電気回路基板33の意匠パネル11側に配置されるように筐体31に取り付けられ、このホルダ35の意匠パネル11側に各プッシュボタン13,16,19がガイドされている。意匠パネル11は筐体31に固定され、各プッシュボタンの周囲には各プッシュボタンが動作できるような隙間が設けられている。
意匠パネル11に配置されたプッシュボタン13,16,19はその周囲に意匠パネル11から電気回路基板33に向かって延びたスカート部13a,16a,19aを備えており、内面にはプッシュスイッチ49の押し下げを行う突起部13c,16cを備えている。また、プッシュボタン13,16,19の意匠パネル11側にはプッシュスイッチの入り切りの状態に応じてLED47によって照明されるインジケータ部13b,16bが設けられている。図2に図示しない他の各プッシュボタンも各スカート部と各インジケータ部とを備えている。
電気回路基板33の意匠パネル11側には、プッシュボタン13,16の突起部13c、16cに対応する位置に各プッシュスイッチ49が設けられ、プッシュボタン13,16のインジケータ部13b,16bに対応する位置に照明用の光源である各LED47が設けられている。また、電気回路基板33の意匠パネル11側には各プッシュボタン13〜20に位置に対応する図示されていない各プッシュスイッチが取り付けられている。プッシュボタン13,16以外の各プッシュボタンの各インジケータについても上記と同様に電気回路基板33の意匠パネル11側におけるその対応する位置に各LED47が取り付けられている。
ホルダ35は筐体31に取り付けられており、電気回路基板33を覆う覆い板37と、各プッシュボタン13,16の突起部13c,16cが貫通している貫通孔41と、貫通孔41の周縁に設けられて電気回路基板33から意匠パネル11に向かって延びているガイド部39と、ホルダ端部に取り付けられたホルダ端板36とを備えている。ホルダ端板36には排水孔45が設けられている。図2に図示していない他の各プッシュボタンにも各突起部が設けられており、ホルダ35にはこれらの突起部が貫通する各貫通孔41とその周縁に設けられて電気回路基板33から意匠パネル11に向かって延びている各ガイド部39が設けられている。このため、覆い板37は貫通孔41以外の電気回路基板33をすべて覆うような構成となっている。
図3はプッシュボタン13周りの拡大断面であり、図4はプッシュボタン13周りの斜視図である。図3、図4において、図1及び図2で説明した部分については同様の符号を付して説明は省略する。
図3、図4に示すように、ホルダ35に設けられたガイド部39はホルダ35の意匠パネル11とホルダ35との間に設けられた意匠パネル側ガイド部39aと電気回路基板33側に設けられた電気回路基板側ガイド部39bとによって構成されている。意匠パネル側ガイド部39aはホルダ35に設けられたプッシュボタン13の突起部13cが貫通している貫通孔41の周縁に設けられ、その意匠パネル11側の先端はプッシュボタン13のスカート部13aの内側に入り込んでプッシュボタン13の意匠パネル11表面と直角方向への移動をガイドするように構成されている。このため、意匠パネル側ガイド部39aのプッシュボタン13の移動方向の高さはプッシュボタン13の移動距離よりも長くなるように構成されている。
また、電気回路基板側ガイド部39bはホルダ35の貫通孔41の周縁から電気回路基板33に向かって延びて、LED47の周囲を囲んでLED47からの光が他のプッシュボタンに入らないよう遮光ができるように構成されている。このため、光源であるLED47から発射された光は電気回路基板側ガイド部39bの内部から意匠パネル側ガイド部39aの内部を通ってプッシュボタン13のインジケータ部13bに達し、インジケータ部13bの照明を行うことができるようになっている。インジケータ部13bは一部を透光性の樹脂によって成形されたもので、内部のLED47の照明によってプッシュスイッチ49の状態を表示することができるものである。
このため、貫通孔41はプッシュボタン13の一部である突起部13cが貫通すると共に、LED47の導光路をも形成するように構成されている。プッシュボタン13のスカート部13aの先端にはプッシュボタン13の外面側に突出したラビリンス部13dが設けられている。ラビリンス部13dの先端は意匠パネル11のプッシュボタン用孔11aの周縁よりも外側に突出するように構成されている。また、プッシュボタン13と意匠パネル11のプッシュボタン用孔11aとの間には移動に必要な微小な隙間を有するように構成されている。
上記のように構成されたヒータコントロールパネル10において、乗員がプッシュボタン13を押し下げるとその押し下げ力によってプッシュボタン13が意匠パネル11の面と直角方向に移動する。そしてその動きによってプッシュボタン13の一部である突起部13cが意匠パネル11の面と直角方向に移動して対応するプッシュスイッチ49を押し下げる。これによって電気回路の入り切りを行うことができる。
図3に示すように、プッシュボタン13とプッシュボタン用孔11aの隙間からヒータコントロールパネル10の内部に水などの液体が入り込んだ場合、液体はラビリンス部13dによってプッシュボタン13の外面側に反らされる。そして液体はホルダ35の意匠パネル11側の覆い板37表面に達する。覆い板37の表面に達した液体は、図3に示すように意匠パネル側ガイド部39aの周囲を回って重力方向下側の覆い板37の意匠パネル11側に流れていく。そして、図2に示すように覆い板37の意匠パネル11側の表面を伝わってさらに重量方向の下側に向かって流れ、ホルダ端板36に設けられた排水孔45からヒータコントロールパネル10の外部に排出される。このため、プッシュボタン13とプッシュボタン用孔11aの隙間から入り込んだ液体は、電気回路基板33の表面に達することが無くヒータコントロールパネル10の内部から外部に排出される。
このように、本実施形態は、ヒータコントロールパネル10において、意匠パネル11とプッシュボタン13との隙間から入り込んだ液体が電気回路基板33に触れないようすることができるという効果を奏する。また、一旦、ヒータコントロールパネル10の内部に入り込んだ液体を電気回路基板33に触れさせること無くヒータコントロールパネル10の外部に排出することができるという効果を奏する。
図5を参照しながら、第2の実施形態について説明する。前記の第1の実施形態と同様の部位には同様の符号を付してその説明は省略する。
先に述べた第1の実施形態においては、電気回路基板33に取り付けられたLED47とプッシュスイッチ49は1つのガイド部39の内側になる様に配置され、貫通孔41はプッシュボタン13の一部である突起部13cが貫通すると共に、LED47の導光路をも形成するように構成されていたが、本実施形態では、図5に示すように、突起部13cの貫通する貫通孔41aとLED47の導光路を形成する貫通孔41bとを別の孔とし、それぞれの貫通孔41a,41bの周縁にガイド部39を設けるようにしたものである。
図5に示すように、プッシュボタン15はその周囲に意匠パネル11から電気回路基板33に向かって延びるスカート部15aを備えており、そのスカート部15aの一方には突起部15cが設けられている。意匠パネル側ガイド部39aの一部はプッシュボタン15のスカート部15aの内面側に入り込んでプッシュボタン15をガイドし、意匠パネル側ガイド部39aの他の一部はスカート部15aに設けられた突起部15cの内側に入り込んでプッシュボタン15の移動をガイドしている。そして、電気回路基板側ガイド部39bは電気回路基板33に設けられたLED47の周囲を囲んで遮光することができるように構成されている。このように、意匠パネル側ガイド部39aと電気回路基板側ガイド部39bと貫通孔41bとはLED47の導光路43を構成している。
一方、プッシュボタン15の突起部15cは覆い板37に設けられた貫通孔41aを貫通してその先端は電気回路基板33に設けられたプッシュスイッチ49に達し、プッシュスイッチ49の入り切りを行うことができるように構成されている。そしてこの貫通孔41aの周縁には覆い板37の意匠パネル11側に延びた突起部側ガイド部39cが設けられている。この突起部側ガイド部39cの突起部15cと反対側の面、つまりプッシュボタン15の外面側の面はプッシュボタン15のスカート部15aの外面側の面よりもプッシュボタン15の内側となっている。この突起部側ガイド部39cは突起部側の意匠パネル側ガイド部39aと協働してプッシュボタン15の一部である突起部15cをガイドするように構成されている。
本実施形態において、プッシュボタン15と意匠パネル11との間から入り込んだ液体は、まずプッシュボタン15のスカート部15a先端のラビリンス部15dによってプッシュボタンの外側に反らされる。そして、その液体はホルダ35の覆い板37の意匠パネル11側の表面に達する。この場合、突起部15c側においても、突起部側ガイド部39cの外側の面はプッシュボタン15のスカート部15aの外面よりもプッシュボタン15の内側となっていることから、突起部側ガイド部39cがプッシュボタン15の内面にまで延びていなくとも、プッシュボタン15と意匠パネル11との間から入り込んだ液体が突起部15cと突起部側ガイド部39cとの間に入り込むことなく覆い板37の意匠パネル11側の表面に達する。そして、意匠パネル11側の表面に達した液体は意匠パネル側ガイド部39aと突起部側ガイド部39cの外側を回って、重力方向下側の覆い板37の意匠パネル11側表面に沿って流れ、先に述べた実施形態と同様にホルダ端板36の排水孔45からヒータコントロールパネル10の外部へ排出される。この様に構成することによって、プッシュボタン15と意匠パネル11との隙間から入り込んだ液体を電気回路基板33に触れないようにしてヒータコントロールパネル10の外部に排出することができる。
図5に示す、プッシュボタン17では、突起部17cはプッシュボタン17の内面に設けられている点が異なっているが、意匠パネル側ガイド部39aの一部がプッシュボタン17のスカート部17aの内面側に入り込んでプッシュボタン17をガイドし、意匠パネル側ガイド部39aの他の一部はプッシュボタン17に設けられた突起部17cの内側に入り込んでプッシュボタン17の移動をガイドし、突起部側ガイド部39cの突起部17cと反対側の面、つまりプッシュボタン17の外面側の面はプッシュボタン17のスカート部17aの外面側の面よりもプッシュボタン17の内側となっており、この突起部側ガイド部39cは突起部側の意匠パネル側ガイド部39aと協働してプッシュボタン17の一部である突起部17cをガイドするように構成されている点は同様である。この様に構成することによってプッシュボタン15と同様にプッシュボタン17と意匠パネル11との隙間から入り込んだ液体を電気回路基板33に触れないようにしてヒータコントロールパネル10の外部に排出することができる。
また、図5のプッシュボタン21に対応するガイド部39のように、意匠パネル側ガイド部39aと電気回路基板側ガイド部39bとを覆い板37の両面の異なる位置となるように配置してもよいし、ガイド部39とは別個に導光路43を設けるようにしても好適である。
本実施形態も、先の実施形態と同様に、ヒータコントロールパネル10において、意匠パネル11とプッシュボタン15,17,21との隙間から浸入した液体が電気回路基板33に触れないようすることができるという効果を奏する。
図6を参照しながら、第3の実施形態について説明する。先の第1、第2の実施形態と同様の部分には同様の符号を付して説明は省略する。
図6に示すヒータコントロールパネル10は、ホルダ35に設けられた意匠パネル側ガイド部39aの覆い板37に接する面に開口51を設けたものである。開口51は孔形状でもよいし、覆い板37の表面から意匠パネル11の面に向かって意匠パネル側ガイド部39aが切り欠かれているような形状となっていてもよい。このような開口51はホルダの樹脂成形の際に必要となる場合がある。上記の開口が覆い板37との表面に沿って設けられた場合、ヒータコントロールパネル10が車両に取り付けられた状態において覆い板37の表面に沿って重力方向下向きに流れてきた液体は、開口51から貫通孔41を通って電気回路基板33に達し、電気回路基板33上の配線、機器をショートさせてしまう場合がある。そこで、図6に示すように、ヒータコントロールパネル10が車両に取り付けられた状態において、開口51の重力方向の上側に覆い板37から突出して液体が開口51に流れ込まないような水切り53が設けられている。この水切り53を設けることによって、ヒータコントロールパネル10が車両に取り付けられた状態において重力方向上側から流れてきた液体は、水切り53によって開口51の開口の外側に反らされてから、覆い板37の面に沿って意匠パネル側ガイド部39aに向かって流れていく。そして、意匠パネル側ガイド部39aの外面を回って覆い板37の表面を更に重力方向の下側に向かって流れ、先の実施形態と同様にホルダ端板36の排水孔45からヒータコントロールパネル10の外部に排出される。
本実施形態も先の各実施形態同様、ヒータコントロールパネル10において、意匠パネル11とプッシュボタンとの隙間から浸入した液体が電気回路基板33に触れないようすることができるという効果を奏する。
図6に示した水切り53は、開口51の重力方向上側に意匠パネル側ガイド部39aから離れた位置に突出して形成された棒状体であるが、開口51の重力方向上側において覆い板37の意匠パネル11側の表面に沿って開口51の周囲を取り囲むようにコの字型又は、反丸型などに形成されても良い。このように構成することによって、液体の浸入をより効果的に防止することができると共に、覆い板37や意匠パネル側ガイド部39aを補強することができるという効果を奏する。また、上記の開口51は導光路43に設けられ、水切り53は、導光路43の開口51の重力方向上側に設けられるように構成してもよい。
また、図6に示すように覆い板37に開口51aが設けられている場合でも同様にその重力方向の上側に水切り53aを配置して、意匠パネル11とプッシュボタンとの隙間から浸入した液体が電気回路基板33に触れないようすることができる。
本発明に係る実施形態において、ヒータコントロールパネルの意匠パネルの部分平面図である。 本発明に係る実施形態において、車両に取り付けた状態のヒータコントロールパネルの図1のA−A断面図である。 本発明に係る実施形態において、ホルダとプッシュボタンの構成を示す説明図である。 本発明に係る実施形態において、ホルダとプッシュボタンの構成を示す斜視図である。 本発明に係る他の実施形態において、ホルダとプッシュボタンの構成を示す説明図である。 本発明に係る他の実施形態において、ホルダとプッシュボタンの構成を示す斜視図である。 従来技術による操作パネルの断面を示す図である。
符号の説明
10 ヒータコントロールパネル、11,111 意匠パネル、11a,111a プッシュボタン用孔、13〜21,113 プッシュボタン、13a〜21a,113a スカート部、13b〜21b,113b インジケータ部、13c〜17c,113c 突起部、13d〜17d,113d ラビリンス部、23 表示部、23a 仕切りリブ、25 フレーム、31 筐体、33,133 電気回路基板、35 ホルダ、36 ホルダ端板、37 覆い板、39 ガイド部、39a 意匠パネル側ガイド部、39b 電気回路基板側ガイド部、41,41a,41b 貫通孔、43 導光路、45 排水孔、47,147 LED、49,149 プッシュスイッチ、51,51a 開口、53,53a 水切り、61 車両水平線、63 コントロールパネル垂直線、110 操作パネル、111b 遮光壁、112 ボス、113e 弾性部材、α 角度。

Claims (4)

  1. 基体部に設けられ、制御用スイッチが取り付けられる電気回路基板と、
    前記基体部に取り付けられ、前記制御用スイッチのプッシュボタンが配置されている意匠パネルと、
    を含む車両用コントロールパネルであって、
    前記プッシュボタンは、前記意匠パネル側から前記電気回路基板側に延びたスカート部を備え、
    前記電気回路基板と前記意匠パネルとの間に設けられたホルダは、前記電気回路基板を覆う覆い板と、前記覆い板のプッシュボタン貫通孔の周縁に設けられ、前記電気回路基板と前記意匠パネルとの間に筒状に延び、その先端が前記スカート部外面より内側に入って前記プッシュボタンの移動をガイドするガイド部と、
    前記覆い板に接して前記ガイド部に設けられた開口の車両組み込み状態における重力方向上側に、前記覆い板表面から前記意匠パネル側に突出した水切りと、を備えること
    を特徴とする車両用コントロールパネル。
  2. 請求項1に記載の車両用コントロールパネルであって、
    前記ガイド部は、前記電気回路基板の表面まで延び、
    前記電気回路基板の前記ガイド部によって囲まれる領域には前記プッシュボタン照明用の光源が取り付けられていること
    を特徴とする車両用コントロールパネル。
  3. 請求項1または2に記載の車両用コントロールパネルであって、
    前記ホルダは、前記覆い板と前記意匠パネルとの間の一端側に排水孔を設けたこと
    を特徴とする車両用コントロールパネル。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の車両用コントロールパネルであって、
    前記覆い板に設けられた開口の車両組み込み状態における重力方向上側に、前記覆い板表面から前記意匠パネル側に突出した水切りを設けたこと
    を特徴とする車両用コントロールパネル。
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