JP4413586B2 - 処理装置のモード切替方法および処理装置 - Google Patents

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Description

この発明は、タッチパネル付き液晶表示器を有する処理装置のモード切替方法および処理装置に関し、特に、遊技店に配置された会員カード端末機または再プレイ玉貸機等におけるシステム管理用等の特殊モードの起動を簡易かつ高セキュリティで実現することができるようにした処理装置のモード切替方法および処理装置に関する。
一般に、遊技店に配置されたタッチパネル付き液晶表示器を有する処理装置としては、例えば、カード/レシート発行機(特許文献1参照)等が知られている。
このカード/レシート発行機においては、一般の客等の利用者が使用する場合の通常モードと、従業員等の特定の者がシステム管理時に使用する場合のシステム管理用処理モードの2つを具えている。
そして、上記システム管理用処理モードを起動する場合には、そのカード/レシート発行機の所定の錠を解錠して外カバーを開放し、内部に配置される所定のボタン(モード設定スイッチともいう)を操作する。これにより、カード/レシート発行機においてシステム管理用処理モードが起動される。
このように、従来のカード/レシート発行機においては、一般の利用者が上述のような特殊なモードへの移行操作を行えないようにするために上述したような機械的にプロテクトする構成を採用している。
特開平4−285577号公報。
しかしながら、上記カード/レシート発行機にあっては、解錠→カバー開放→ボタン操作という一連の操作を行わなければならず、システム管理用の特殊モードの起動を簡易な作業で実現できないという不都合がある。
すなわち、上記構成においては、作業者に操作手間がかかると共に、システム管理用の特殊モードの起動までに多大な時間を要し、これにより、作業効率の低下を招くとともに、トラブル発生時においては、一般の利用者の使用を待たせることにもなるという不都合がある。
そこで、この発明は、システム管理用等の特殊モードの起動を簡易かつ高セキュリティで実現することができるようにした処理装置のモード切替方法および処理装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、この発明の処理装置のモード切替方法は、タッチパネル付き液晶表示器を有する処理装置のモード切替方法において、前記タッチパネル付き液晶表示器の画面上に隠しボタンを配置するとともに、該画面上に所定タイミングで変化する画像の表示を行ない、前記隠しボタンが前記変化する画像の変化タイミングに略同期してタッチ操作された場合に前記処理装置の動作モードを特殊モードに切り替えることを特徴とする。
ここで、「処理装置」とは、タッチパネル付き液晶表示器を有し、その動作モードをシステム管理用等の特殊モードに切り替える要求がある処理装置であれば各種処理装置を含むが、例えば、遊技店に配置され、タッチパネル付き液晶表示器の画面上に各種情報を表示するとともに、該タッチパネル付き液晶表示器の画面上におけるタッチ操作により所定の情報の入力処理を行う会員カード端末機、レシート発行機、会員情報端末機、再プレイ玉貸機、再プレイメダル貸機等も含む。
また、「隠しボタン」とは、タッチパネル付き液晶表示器の画面上には表示されないが、その領域だけは設定されるもので、この隠しボタン(隠しボタン領域)がタッチ操作されたか否かは装置側では検出可能なもので、この隠しボタンは1個でもよいが、高セキュリティを実現するためには複数設けた方が好ましい。
また、画面上に表示される「所定タイミングで変化する画像」とは、この発明における特殊モードへの切り替えに際して、高セキュリティの実現を行うために、隠しボタンのタッチ操作タイミングを規制するための画像で、操作者がタイミングを認識できる画像であればどのような画図でもよく、例えば、時刻の経過に応じて変化する時刻表示画像等を採用することができる。
また、「特殊モード」とは、システム管理用等の一般ユーザには起動を禁止する動作モードを含む。
また、「変化する画像の変化タイミングに略同期」とは、隠しボタンのタッチ操作が変化する画像の変化タイミングに完全に一致している場合および完全には一致していないがその不一致の度合いが許容範囲である場合も含む。
このような構成によると、処理装置、例えば、遊技店に配置された会員カード端末機または再プレイ玉貸機等の処理装置におけるシステム管理用等の特殊モードの起動を簡易かつ高セキュリティで実現することが可能になる。
また、この発明は、上記構成において、前記隠しボタンが第1の所定の順序または回数タッチ操作された場合は、前記処理装置の動作モードの前記特殊モードへの移行を許可する許可状態になり、該許可状態において、前記隠しボタンが第2の所定の順序または回数でタッチ操作された場合は、前記処理装置の動作モードを前記特殊モードへ移行することを特徴とする。
ここで、隠しボタンをタッチ操作する場合に、第1の所定の順序または回数若しくは第2の所定の順序または回数のタッチ操作の内の少なくと一方が前記変化する画像の変化タイミングに略同期してタッチ操作されることを条件にした場合はこの発明に含まれる。
このような構成によると、上記システム管理用等の特殊モードの起動を簡易にするとともに、更に高い高セキュリティが実現できる。
また、この発明の処理装置、タッチパネル付き液晶表示器を有し、該タッチパネル付き液晶表示器の画面上に各種情報を表示するとともに、該タッチパネル付き液晶表示器の画面上におけるタッチ操作により所定の情報の入力処理を行う処理装置において、前記タッチパネル付き液晶表示器の画面上に隠しボタン領域を設定する隠しボタン領域設定手段と、前記タッチパネル付き液晶表示器の画面上に所定タイミングで変化する画像を表示する表示制御手段と、前記隠しボタン領域が前記変化する画像の変化タイミングに略同期してタッチ操作されたことを検出するタッチ操作検出手段と、前記タッチ操作検出手段の検出出力に基づき動作モードを特殊モードに切り替える動作モード切替手段とを具備することを特徴とする。
また、この発明は、上記構成において、前記タッチ操作検出手段は、前記隠しボタンが第1の所定の順序または回数でタッチ操作された場合に前記特殊モードへの移行を許可する許可状態になったことを示す第1の検出信号を出力し、前記第1の検出信号が出力した状態において、前記隠しボタンが第2の所定の順序または回数でタッチ操作された場合に前記特殊モードへの移行を行う第2の検出信号を出力し、前記動作モード切替手段は、前記タッチ操作検出手段から出力される前記第2の検出信号に基づき動作モードを特殊モードに移行することを特徴とする。
この発明によれば、タッチパネル付き液晶表示器を有する処理装置における特殊モードの起動を簡易かつ高セキュリティで実現することができるという効果を奏する。
以下、この発明に係わる処理装置のモード切替方法および処理装置の実施例を添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、この発明に係わる処理装置のモード切替方法および処理装置が適用される遊技店システムの概略構成を示すシステム構成図である。
この遊技店システムは、例えば、パチンコ店等の遊技店に配設されるもので、この遊技店に関して登録された会員に対して発行された会員カードの処理を行う会員カード端末機10、この遊技店における景品交換を管理する景品管理機20、この遊技店の全体処理を統括制御するターミナルコントローラ30を通信線(ローカルエリアネットワーク:LAN)40を介して接続して構成される。
ここで、この発明は、上記会員カード端末機10において、システム管理のためにシステム管理用の特殊モードの起動を簡易かつ高セキュリティで実現することができるようにしたものである。
図2は、図1に示した会員カード端末機10の外観を簡略的に示したものである。
図2において、この会員カード端末機10は、図1に示した遊技店システムが配設された遊技店に関して登録された会員に対して発行された会員カードの処理を行うもので、画面上に各種情報を表示するとともに、画面上におけるタッチ操作により各種情報の入力が可能なタッチパネル付きカラーLCD(液晶表示器)11、会員カードを挿入する会員カード挿入口12が設けられている。
この会員カード端末機10における通常運用の操作手順は、
1)会員カードを会員カード挿入口12に挿入する
2)会員カードから会員カード情報を読み取り、この読み取った会員カード情報を通信線40を介してターミナルコントローラ30へ通知する
3)貯玉の引落し、景品交換情報をターミナルコントローラ30から受け取る
4)貯玉の引落し、景品交換情報をタッチパネル付きカラーLCD11の画面上に表示し、このタッチパネル付きカラーLCD11の画面上におけるタッチ操作により貯玉の引落し、景品交換を選択する
5)選択した貯玉の引落し、景品交換情報を会員カード情報とともにターミナルコントローラ30へ通知する
6)ターミナルコントローラ30からの応答に基づき貯玉の引落し、景品交換処理を行う
7)挿入された会員カードを排出する
というものである。
さて、この実施例の会員カード端末機10においては、この会員カード端末機10において、システム管理のためにシステム管理用の特殊モードを簡易かつ高セキュリティで起動することができるようにするために、タッチパネル付きカラーLCD11の画面上に隠しボタン領域を設定している。
ここで、隠しボタン領域は、タッチパネル付きカラーLCD11の画面上にはユーザ操作可能なボタンとしては直接表示されないが、この隠しボタン領域にタッチ操作があると装置側で検出可能なものである。
この実施例の会員カード端末機10においては、上記隠しボタン(隠しボタン領域)を用いて図1に示した遊技店システムのシステム管理用の特殊モードを簡易かつ高セキュリティで起動することができるように構成されている。
図3は、図1に示した会員カード端末機10の詳細構成を示すブロック図である。
図3において、この会員カード端末機10は、隠しボタン領域を設定するための隠しボタン領域設定部101、隠しボタンのタッチ操作に基づきこの会員カード端末機10の動作モードを通常運用モードからシステム管理用の特殊モードに切り替える動作モード切替制御部102、通信線40を介するターミナルコントローラ30との間の通信を制御する通信制御部103、タッチパネル付きカラーLCD11の画面上に対する表示制御を行う表示制御部104、タッチパネル付きカラーLCD11の画面上におけるタッチ操作を検出するタッチ操作検出部105、タッチパネル付きカラーLCD11の画面上に表示する時計(時刻表示画像)を制御する時計制御部106、会員カード挿入口12を介して挿入される会員カードを処理する会員カード処理部107を具備して構成される。
図4は、この実施例における特殊モード起動のために用いる隠しボタン領域の一例を示す図である。なお、図4(a)は、隠しボタン領域の一例を示し、図4(b)は、隠しボタン領域をX軸およびY軸の座標とともに示す。
この実施例においては、タッチパネル付きカラーLCD11の画面11a上に9個の隠しボタン番号[1]乃至[9]の9個の隠しボタンを配置するために9個の隠しボタン領域が隠しボタン領域設定部101により設定される。
この9個の隠しボタン領域は、具体的には、図4(b)に示すように、タッチパネル付きカラーLCD11の画面11a上の座標で設定されるが、図4(a)の構成をとった場合の隠しボタン領域の座標の一例を示すと図5のようになる。
図5においては、各隠しボタン領域を隠しボタンの左上座標および右下座標で設定している。例えば、隠しボタン番号[1]の隠しボタンの隠しボタン領域は、左上座標(X=10,Y=10)、右下座標(X=70,Y=90)で設定される。
装置側では、タッチ操作検出部105で検出したタッチパネル付きカラーLCD11の画面11a上でタッチ操作された座標が上記隠しボタン領域に含まれていれば、当該隠しボタンのタッチ操作として検出する。
図6は、この実施例における特殊モード起動のための操作手順を示す図である。
図6において、画面11a−1は、タッチパネル付きカラーLCD11の待機画面である。この待機画面11a−1においては、「いらっしゃいませ」というメッセージが表示されているだけで、他の表示はない。
この状態で、図2に示した会員カード挿入口12に会員カードを挿入すると、前述したような通常運用の操作手順が開始される。
ところで、この実施例の会員カード端末機10においては、上記待機画面11a−1において、図4(a)に示したような9個の隠しボタン領域が設定されている。この9個の隠しボタン領域は、タッチパネル付きカラーLCD11の画面上には表示されないので一般ユーザはこの隠しボタンの存在を知ることができない。しかし、システム管理等の権限を有する店員等は、この隠しボタン領域の位置を予め知っている。
ここで、システム管理等の権限を有する店員が、この会員カード端末機10を用いてシステム管理用の特殊モードを起動する場合は、上記待機画面11a−1において、上記隠しボタンを用いて予め設定された第1のバターン、例えば、ボタン番号[1]、[5]、[9]、[3]、[5]、[9]の順で隠しボタンをタッチ操作する。
この隠しボタンのタッチ操作は、最初の隠しボタンのタッチ操作から、例えば、10sec(10秒)以内に上記6個の隠しボタンのタッチ操作を完了しないと無効になる。
このような構成によると、一般ユーザが誤ってタッチパネル付きカラーLCD11の画面上に設定された隠しボタンにタッチしたとしても、上記6個の隠しボタンを上記の順で操作することは困難であり、更に、上記6個の隠しボタンのタッチ操作を10sec以内に完了することは難しいので、これにより、高セキュリティが実現できる。
図6に示した待機画面11a−1において、隠しボタンがボタン番号[1]、[5]、[9]、[3]、[5]、[9]の順で正確にタッチ操作されると、特殊モードへの移行を許可する許可状態になり、タッチパネル付きカラーLCD11の画面には、時計表示画像(日時および時刻を含む時刻表示画像)が表示される(時計表示画面11a−2)。
この実施例の会員カード端末機10においては、特殊モード起動のためのセキュリティを更に高めるために、この時計表示画面11a−2において、画面11a−3示すように、更に、隠しボタンを予め設定された第2のバターン、例えば、ボタン番号[1]、[2]、[3]、[5]、[7]、[8]、[9]の順でタッチ操作することが要求される。
この画面11a−3における隠しボタンのタッチ操作においては、隠しボタンを予め設定された第2のパターンでタッチ操作するだけではなく、所定タイミングで変化する画像、この実施例においては、時計表示画像の秒表示の変化に同期して隠しボタンをタッチ操作することが要求される。
すなわち、この画面11a−3における該隠しボタンのタッチ操作は、時計表示画像の秒表示の変化に同期している場合のみ有効になり、それ以外は無効になる。
そして、時計表示画面11a−3における隠しボタンのタッチ操作も、最初の隠しボタンのタッチ操作から、例えば、7sec(7秒)以内に上記7個の隠しボタンのタッチ操作を完了しないと無効になる。
なお、ここで、隠しボタンのタッチ操作を同期させるための所定タイミングで変化する画像として時計表示画像を採用したが、所定タイミングで変化する画像であれば時計表示画像以外でもよい。
図6に示した画面11a−3において、隠しボタンがボタン番号[1]、[2]、[3]、[5]、[7]、[8]、[9]の順で時計表示画像の秒表示の変化に同期して正確にタッチ操作されると、特殊モードへ移行し、タッチパネル付きカラーLCD11の画面は、特殊モード起動画面11a−4になる。
この特殊モード起動画面11a−4には、2種類の特殊設定を行うためのボタン「特殊設定1」、「特殊設定2」が表示されており、この特殊モード起動画面11a−4において、このボタン「特殊設定1」、「特殊設定2」のいずれかをタッチ操作することでシステム管理等に係わる特殊設定が可能になる。
このような構成によると、隠しボタンのタッチ操作を時計表示画像の秒表示の変化に同期させて行わなければならないことを知らないと、会員カード端末機10においてシステム管理等ための特殊モードを起動することは実質的に不可能になり、これにより、特殊モードの起動に関して非常に高いセキュリティを実現することができる。
図7は、上記会員カード端末機10の動作を示すフローチャートである。
図7において、この処理が開始されると、まず、タッチパネル付きカラーLCD11に図6に示した待機画面11a−1を表示する(ステップ704)。
そして、次に、待機画面11a−1で隠しボタンがタッチ操作されたかを調べる(ステップ702)。ここで、隠しボタンがタッチ操作されていないと判断されると(ステップ702でNO)、会員カードが会員カード挿入口12に挿入されたかを調べる(ステップ703)。
ステップ703で、会員カードが挿入されていないと判断されると(ステップ703でNO)、ステップ701へ戻り、待機画面11a−1になるが、会員カードが挿入されていると判断されると(ステップ703でYES)、この会員カードの挿入に基づく前述した通常運用処理を実行する(ステップ704)。そして、この通常運用処理が終了すると(ステップ705でYES)、ステップ701へ戻り、待機画面11a−1になる。
ステップ702で、隠しボタンがタッチ操作されたと判断されると(ステップ702でYES)、このタッチ操作された隠しボタンは、予め設定された第1のパターン、例えば、ボタン番号[1]、[5]、[9]、[3]、[5]、[9]の順に一致するかを調べる(ステップ707)。ここで、タッチ操作された隠しボタンが上記ボタン番号[1]、[5]、[9]、[3]、[5]、[9]の順に一致しないと(ステップ706でNO)、この不一致が判断された時点で、ステップ701へ戻り、待機画面11a−1になる。
隠しボタンが上記ボタン番号[1]、[5]、[9]、[3]、[5]、[9]の順に全てタッチ操作され、ステップ706で一致したと判断されると(ステップ706でYES)、次に、隠しボタンを最初にタッチ操作してからステップ706で第1のパターンと一致したと判断されるまでの時間が10sec以内かを調べる(ステップ707)。
ここで、隠しボタンを最初にタッチ操作してからステップ706で第1のパターンと一致したと判断されるまでの時間が10sec以内であると判断されると(ステップ707でYES)、特殊モードへの移行を許可する許可状態になり、タッチパネル付きカラーLCD11の画面に、図6に示したような時計表示画像を表示した時計表示画面11a−3を表示する(ステップ708)。
なお、ステップ707で、隠しボタンを最初にタッチ操作してからステップ706で第1のパターンと一致したと判断されるまでの時間が10secを越えている場合は(ステップ707でNO)、エラーとしてステップ701へ戻り、待機画面11a−1になる。
ステップ708で、時計表示画像が表示されると、次に、特殊モード起動のために、第2のパターン、例えば、ボタン番号[1]、[2]、[3]、[5]、[7]、[8]、[9]の順で7個の隠しボタンをタッチ操作することが要求される。
そこで、次に、この第2のパターンに基づき時計表示画面11a−3において、隠しボタンがタッチ操作されたかを調べる(ステップ709)。ここで、隠しボタンがタッチ操作されたと判断されると(ステップ709でYES)、この隠しボタンのタッチ操作が時計表示画像の秒の表示の変化タイミングに同期しているかを調べる(ステップ710)。
そして、この隠しボタンのタッチ操作が時計表示画像の秒の変化タイミングに同期していないと(ステップ710でNO)、この隠しボタンのタッチ操作は無効と判断して、ステップ701へ戻り、待機画面11a−1になる。
また、ステップ710で、隠しボタンのタッチ操作が時計表示画像の秒の変化タイミングに同期していると判断されると(ステップ710でYES)、次に、隠しボタンのタッチ操作が終了か、すなわち、7個の隠しボタンのタッチ操作が全て終了したかを調べる(ステップ711)。
ここで、7個の隠しボタンのタッチ操作が終了していない場合は(ステップ711でNO)、ステップ709に戻り、次の隠しボタンがタッチ操作されたかを調べ、ここで、隠しボタンがタッチ操作されたと判断されると(ステップ709でYES)、この隠しボタンのタッチ操作が時計表示画像の秒の変化タイミングに同期しているかを調べ(ステップ710)、この隠しボタンのタッチ操作が時計表示画像の秒の変化タイミングに同期していないと(ステップ710でNO)、この隠しボタンのタッチ操作は無効と判断して、ステップ701へ戻り、待機画面11a−1になるが、隠しボタンのタッチ操作が時計表示画像の秒の変化タイミングに同期していると判断されると(ステップ710でYES)、再び、隠しボタンのタッチ操作が終了かを調べる(ステップ711)。
このようにして、7個の隠しボタンのタッチ操作が時計表示画像の秒の変化タイミングに同期して行われ、かつ、この7個の隠しボタンのタッチ操作が終了したと判断されると(ステップ711でYES)、この7個の隠しボタンのタッチ操作は、第2のパターン、すなわちボタン番号[1]、[2]、[3]、[5]、[7]、[8]、[9]の順に一致するかを調べ(ステップ712)、一致していないと(ステップ712でNO)、ステップ701へ戻り、待機画面11a−1になるが、一致したと判断されると(ステップ712でYES)、次に、時計表示画面11a−3で最初に隠しボタンをタッチ操作してからステップ712で第2のパターンと一致したと判断されるまでの時間が7sec以内かを調べる(ステップ713)。
ここで、時計表示画面11a−3で最初に隠しボタンをタッチ操作してからステップ712で第2のパターンと一致したと判断されるまでの時間が7secを越えている場合は(ステップ713でNO)、エラーとしてステップ701へ戻り、待機画面11a−1になるが、7sec以内であると判断されると(ステップ713でYES)、特殊モードを起動するための図6に示したような特殊モード起動画面11a−4を表示する(ステップ714)。
この特殊モード起動画面11a−4において、このボタン「特殊設定1」、「特殊設定2」のいずれかをタッチ操作することで、所定の特殊モード処理が実行される(ステップ715)。
そして、この特殊モード処理が終了すると(ステップ716でYES)、ステップ701へ戻り、再び待機画面11a−1になる。
なお、上記実施例においては、隠しボタンのタッチ操作において、第1のパターンのタッチ操作時には、10sec内にタッチ操作が終了すれば、そのタッチ操作のタイミングはどのようなタイミングでも許容し、第2のパターンのタッチ操作時には、この隠しボタンのタッチ操作が時計表示画像の秒の表示の変化タイミング、すなわち、所定タイミングで変化する画像に同期している場合のみ受け付けるように構成したが、第1のパターンのタッチ操作時においても、時計表示画像を表示し、この隠しボタンのタッチ操作が時計表示画像の秒の表示の変化タイミングに同期している場合のみ受け付けるように構成してもよい。
また、第1のパターンのタッチ操作時に、時計表示画像を表示し、この隠しボタンのタッチ操作が時計表示画像の秒の表示の変化タイミングに同期している場合のみ受け付けるように構成し、第2のパターンのタッチ操作時には、所定の時間内にタッチ操作が終了すれば、そのタッチ操作のタイミングはどのようなタイミングでも許容するように構成してもよい。
また、上記実施例においては、第1のパターンのタッチ操作と第2のパターンのタッチ操作との2段階で特殊モードを起動するように構成したが、第1のパターンのタッチ操作のみを採用し、この第1のパターンのタッチ操作時には、時計表示画像を表示し、この隠しボタンのタッチ操作が時計表示画像の秒の表示の変化タイミングに同期している場合、すなわち、所定タイミングで変化する画像に同期している場合のみ受け付けるように構成して、1段階のパターンで隠しボタンをタッチ操作することで特殊モードを起動するように構成してもよい。
なお、上記実施例においては、隠しボタンのタッチ操作を同期させるための所定のタイミングで変化する画像として時計表示画像を採用したが、これに代えて予め設定されるタイミングで動作を繰り返すキャラクタ表示画像を採用することができる。この場合、例えば、キャラクタが手を振るタイミングにあわせたり、所定の範囲を歩き回るキャラクタが方向を変更するタイミングにあわせてタッチ操作を行うようにしてもよい。
なお、上記実施例においては、遊技店に配設される会員カード端末機にこの発明を適用した場合を示したが、遊技店に配設されるレシート発行機、会員情報端末機、再プレイ玉貸機、再プレイメダル貸機等においても同様に適用可能である。
また、この発明は、遊技店に配設される機器に限定されず、モード切り替えを必要とするタッチパネル付き液晶表示器を有する機器であれば、同様に適用可能である。
この発明は、例えば、遊技店に配設される会員カード端末機、レシート発行機、会員情報端末機、再プレイ玉貸機、再プレイメダル貸機等の処理装置において、その動作モードを特殊モードに切り替える構成に利用可能である。この発明によれば、画面上に所定タイミングで変化する画像の表示を行ない、隠しボタンが変化する画像の変化タイミングに略同期してタッチ操作された場合に処理装置の動作モードを特殊モードに切り替えるように構成したので、処理装置におけるシステム管理用等の特殊モードの起動を簡易かつ高セキュリティで実現することができる。
この発明に係わる処理装置のモード切替方法および処理装置が適用される遊技店システムの概略構成を示すシステム構成図である。 図1に示した会員カード端末機の外観を簡略的に示したものである。 図1に示した会員カード端末機の詳細構成を示すブロック図である。 この実施例における特殊モード起動のために用いる隠しボタン領域の一例を示す図である。 図4に示した隠しボタン領域の座標の一例を示す図である。 図3に示した会員カード端末機における特殊モード起動のための操作手順を示す図である。 図3に示した会員カード端末機の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
10 会員カード端末機
11 タッチパネル付きカラーLCD(液晶表示器)
12 会員カード挿入口
20 景品管理機
30 ターミナルコントローラ
40 通信線(ローカルエリアネットワーク:LAN)
101 隠しボタン領域設定部
102 動作モード切替制御部
103 通信制御部
104 表示制御部
105 タッチ操作検出部
106 時計制御部
107 会員カード処理部

Claims (8)

  1. タッチパネル付き液晶表示器を有する処理装置のモード切替方法において、
    前記タッチパネル付き液晶表示器の画面上に隠しボタンを配置するとともに、
    該画面上に所定タイミングで変化する画像の表示を行ない、
    前記隠しボタンが前記変化する画像の変化タイミングに略同期してタッチ操作された場 合に前記処理装置の動作モードを特殊モードに切り替える
    ことを特徴とする処理装置のモード切替方法。
  2. 前記変化する画像は、
    時刻を表示する時刻表示画像であり、
    前記時刻表示画像の変化タイミングに略同期して前記隠しボタンがタッチ操作された場合に前記処理装置の動作モードを特殊モードに切り替える
    ことを特徴とする請求項1記載の処理装置のモード切替方法。
  3. 前記隠しボタンが第1の所定の順序または回数でタッチ操作された場合は、前記処理装置の動作モードの前記特殊モードへの移行を許可する許可状態になり、
    該許可状態において、第2の所定の順序または回数でタッチ操作された場合は、前記処理装置の動作モードを前記特殊モードへ移行する
    ことを特徴とする請求項1記載の処理装置のモード切替方法。
  4. 前記処理装置は、
    遊技店に配置され、前記タッチパネル付き液晶表示器の画面上に各種情報を表示するとともに、該タッチパネル付き液晶表示器の画面上におけるタッチ操作により所定の情報の入力処理を行う処理装置であり、
    前記処理装置の動作モードは、
    所定の処理を行う一般モードから前記特殊モードへ切り替えられる
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の処理装置のモード切替方法。
  5. タッチパネル付き液晶表示器を有し、該タッチパネル付き液晶表示器の画面上に各種情報を表示するとともに、該タッチパネル付き液晶表示器の画面上におけるタッチ操作により所定の情報の入力処理を行う処理装置において、
    前記タッチパネル付き液晶表示器の画面上に隠しボタン領域を設定する隠しボタン領域設定手段と、
    前記タッチパネル付き液晶表示器の画面上に所定タイミングで変化する画像を表示する表示制御手段と、
    前記隠しボタン領域が前記変化する画像の変化タイミングに略同期してタッチ操作されたことを検出するタッチ操作検出手段と、
    前記タッチ操作検出手段の検出出力に基づき動作モードを特殊モードに切り替える動作モード切替手段と
    を具備することを特徴とする処理装置。
  6. 前記表示制御手段は、
    時刻の経過に応じて変化する時刻表示画像を表示し、
    前記タッチ操作検出手段は、
    前記表示制御手段により表示される時刻表示画像の変化タイミングに略同期して前記隠しボタンがタッチ操作されたかを検出する
    ことを特徴とする請求項5記載の処理装置。
  7. 前記タッチ操作検出手段は、
    前記隠しボタンが第1の所定の順序または回数でタッチ操作された場合に前記特殊モードへの移行を許可する許可状態になったことを示す第1の検出信号を出力し、
    前記第1の検出信号が出力した状態において、前記隠しボタンが第2の所定の順序または回数でタッチ操作された場合に前記特殊モードへの移行を行う第2の検出信号を出力し、
    前記動作モード切替手段は、
    前記タッチ操作検出手段から出力される前記第2の検出信号に基づき動作モードを特殊モードに移行する
    ことを特徴とする請求項5記載の処理装置。
  8. 前記処理装置は、
    遊技店に配置された会員カード端末機または再プレイ玉貸機または再プレイメダル貸機である
    ことを特徴とする請求項5乃至7のいずれかに記載の処理装置。
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