JP2008123433A - 非接触通信媒体対応装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】利用者が非接触通信媒体を持った手で入力操作部を操作しようとしても、非接触通信媒体と無線通信部との無線通信を停止させて、誤作動を防ぐことができる非接触通信媒体対応装置を得る。
【解決手段】筐体2と、筐体2の内部に設けられ、非接触ICカード4との無線通信用のアンテナ5を有した無線通信部と、筐体2の外面に設けられ、接触により信号が入力されるテンキー8と、筐体2の内部に設けられ、無線通信部およびテンキー8とそれぞれ電気的に接続された制御部7とを備えたセキュリティシステム用非接触カードリーダ1において、制御部7は、テンキー8へ信号が入力される場合には、非接触ICカード4と無線通信部6との無線通信を停止し、非接触ICカード4と無線通信部6とが無線通信を行う場合には、テンキー8への信号の入力を停止する。
【選択図】図1
【解決手段】筐体2と、筐体2の内部に設けられ、非接触ICカード4との無線通信用のアンテナ5を有した無線通信部と、筐体2の外面に設けられ、接触により信号が入力されるテンキー8と、筐体2の内部に設けられ、無線通信部およびテンキー8とそれぞれ電気的に接続された制御部7とを備えたセキュリティシステム用非接触カードリーダ1において、制御部7は、テンキー8へ信号が入力される場合には、非接触ICカード4と無線通信部6との無線通信を停止し、非接触ICカード4と無線通信部6とが無線通信を行う場合には、テンキー8への信号の入力を停止する。
【選択図】図1
Description
この発明は、筐体と、接触により信号が入力される入力操作部と、非接触通信媒体との無線通信用のアンテナを有した無線通信部とを備えた非接触通信媒体対応装置に関する。
従来、筐体と、この筐体の外面に設けられ、接触により信号が入力されるテンキーと、前記筐体の内部に設けられ、非接触ICカードとの無線通信用のアンテナを前記テンキーの近傍に有した無線通信部と、前記筐体の内部に設けられ、前記無線通信部および前記テンキーとそれぞれ電気的に接続された制御部とを備え、前記テンキーからの信号の入力および前記非接触ICカードによる無線通信部からの信号の入力との両方を可能とした非接触ICカードリーダが知られている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、このものの場合、利用者が非接触ICカードを持った手でテンキーを操作する場合に、非接触ICカードがアンテナの検知領域に入ってしまい、その結果、意図しないタイミングで非接触ICカードと無線通信部とが無線通信を行い、誤作動を起こしてしまうという問題点があった。
この発明は、上述のような問題点を解決することを課題とするものであって、その目的は、利用者が非接触通信媒体を持った手で入力操作部を操作しても、非接触通信媒体と無線通信部との無線通信を停止させて、誤作動を防ぐことができる非接触通信媒体対応装置を提供するものである。
この発明に係る非接触通信媒体対応装置は、筐体と、前記筐体の外面に設けられ、接触により信号が入力される入力操作部と、前記筐体の内部に設けられ、非接触通信媒体との無線通信用のアンテナを有した無線通信部と、前記筐体の内部に設けられ、前記入力操作部および前記無線通信部とそれぞれ電気的に接続された制御部とを備えた非接触通信媒体対応装置において、前記制御部は、前記入力操作部へ前記信号が入力される場合には、前記非接触通信媒体と前記無線通信部との無線通信を停止し、前記非接触通信媒体と前記無線通信部とが無線通信を行う場合には、前記入力操作部への前記信号の入力を制限する。
この発明に係る非接触通信媒体対応装置によれば、利用者が非接触通信媒体を持った手で入力操作部を操作しても、非接触通信媒体がアンテナの検知領域に入ることを防ぎ、その結果、意図しないタイミングで非接触通信媒体と無線通信部とが無線通信するのを防ぎ、誤作動の発生を防ぐことができる。
以下、この発明の各実施の形態を図に基づいて説明するが、各図において、同一または相当の部材、部位については、同一の符号を付して説明する。
実施の形態1.
図1(a)は実施の形態1に係るセキュリティシステム用非接触カードリーダ1の正面図、図1(b)は図1(a)のセキュリティシステム用非接触カードリーダ1に非接触ICカード4を近づけた場合を示す正面図、図1(c)は図1(a)のセキュリティシステム用非接触カードリーダ1のブロック図である。
実施の形態1に係る非接触通信媒体対応装置であるセキュリティシステム用非接触カードリーダ1(以下、カードリーダ1と略称する。)は、筐体2と、この筐体2の外面に設けられ、接触により信号が入力される入力操作部3と、筐体2の内部に設けられ、非接触通信媒体である非接触ICカード4との無線通信用のアンテナ5を入力操作部3の外周に沿って有した無線通信部6と、筐体2の内部に設けられ、入力操作部3、無線通信部6および後述するLED10と電気的に接続された制御部7とを備えている。
このカードリーダ1には、図示しない電気錠が接続されており、非接触ICカード4と無線通信部6との無線通信により入力された信号および入力操作部3により入力された信号と、制御部7に予め記憶されている信号とを比較することで、電気錠の施錠および解錠を行う。
実施の形態1.
図1(a)は実施の形態1に係るセキュリティシステム用非接触カードリーダ1の正面図、図1(b)は図1(a)のセキュリティシステム用非接触カードリーダ1に非接触ICカード4を近づけた場合を示す正面図、図1(c)は図1(a)のセキュリティシステム用非接触カードリーダ1のブロック図である。
実施の形態1に係る非接触通信媒体対応装置であるセキュリティシステム用非接触カードリーダ1(以下、カードリーダ1と略称する。)は、筐体2と、この筐体2の外面に設けられ、接触により信号が入力される入力操作部3と、筐体2の内部に設けられ、非接触通信媒体である非接触ICカード4との無線通信用のアンテナ5を入力操作部3の外周に沿って有した無線通信部6と、筐体2の内部に設けられ、入力操作部3、無線通信部6および後述するLED10と電気的に接続された制御部7とを備えている。
このカードリーダ1には、図示しない電気錠が接続されており、非接触ICカード4と無線通信部6との無線通信により入力された信号および入力操作部3により入力された信号と、制御部7に予め記憶されている信号とを比較することで、電気錠の施錠および解錠を行う。
入力操作部3は、数字を入力するテンキー8およびカードリーダ1の機能を選択するファンクションキー9を有している。
入力操作部3の近傍には、表示体であるLED10が設けられている。
ファンクションキー9は、テンキー8からの入力を可能にするとともに非接触ICカード4と無線通信部6との無線通信を停止させる第1のスイッチである操作スイッチ9aと、テンキー8からの入力を停止させるとともに非接触ICカード4と無線通信部6との無線通信を可能にさせる第2のスイッチであるキャンセルスイッチ9bとを備えている。
LED10は、無線通信可能の有無を表示する無線通信可能表示部10aと、テンキー8からの入力可能の有無を表示するテンキー操作可能表示部10bと、施錠および解錠の状態を表示する施錠解錠状態表示部10cと、テンキー8および無線通信部6からの入力された信号と制御部7に記憶されている信号とを照合して正誤の結果を表示する正誤表示部10dとを備えている。
入力操作部3の近傍には、表示体であるLED10が設けられている。
ファンクションキー9は、テンキー8からの入力を可能にするとともに非接触ICカード4と無線通信部6との無線通信を停止させる第1のスイッチである操作スイッチ9aと、テンキー8からの入力を停止させるとともに非接触ICカード4と無線通信部6との無線通信を可能にさせる第2のスイッチであるキャンセルスイッチ9bとを備えている。
LED10は、無線通信可能の有無を表示する無線通信可能表示部10aと、テンキー8からの入力可能の有無を表示するテンキー操作可能表示部10bと、施錠および解錠の状態を表示する施錠解錠状態表示部10cと、テンキー8および無線通信部6からの入力された信号と制御部7に記憶されている信号とを照合して正誤の結果を表示する正誤表示部10dとを備えている。
無線通信可能表示部10aは、非接触ICカード4と無線通信部6との無線通信が可能であるときに緑色に点灯し、無線通信が停止されているときに赤色に点灯する。
テンキー操作可能表示部10bは、テンキー8からの信号の入力が可能であるときに緑色に点灯し、テンキー8からの入力が停止されているときに赤色に点灯する。
施錠解錠状態表示部10cは、電気錠が施錠されているときに緑色に点灯し、解錠されているときに赤色に点灯する。
正誤表示部10dは、テンキー8および無線通信部6からの入力された信号と制御部7に予め記憶されている信号とを照合して一致したときに緑色に点灯し、不一致のときに赤色に点灯する。
テンキー操作可能表示部10bは、テンキー8からの信号の入力が可能であるときに緑色に点灯し、テンキー8からの入力が停止されているときに赤色に点灯する。
施錠解錠状態表示部10cは、電気錠が施錠されているときに緑色に点灯し、解錠されているときに赤色に点灯する。
正誤表示部10dは、テンキー8および無線通信部6からの入力された信号と制御部7に予め記憶されている信号とを照合して一致したときに緑色に点灯し、不一致のときに赤色に点灯する。
次に、実施の形態1に係るカードリーダ1の動作について説明する。
待機状態では、電気錠が施錠されている。
非接触ICカード4と無線通信部6との無線通信が可能となっており、入力操作部3はファンクションキー9の操作スイッチ9aのみが反応可能である。このとき、無線通信可能表示部10aは緑色に点灯し、テンキー操作可能表示部10bは赤色に点灯している。
利用者が、非接触ICカード4を入力操作部3に近づけると、非接触ICカード4と無線通信部6とが無線通信を行い、非接触ICカード4から制御部7へ信号が入力される。制御部7は、この非接触ICカード4から入力された信号と制御部7に予め記憶されている信号とを比較し、一致した場合には、非接触ICカード4と無線通信部6との無線通信を停止し、テンキー8からの入力が可能となる。このとき、正誤表示部10dが緑色に点灯し、無線通信可能表示部10aが赤色に点灯し、テンキー操作可能表示部10bが緑色に点灯する。
待機状態では、電気錠が施錠されている。
非接触ICカード4と無線通信部6との無線通信が可能となっており、入力操作部3はファンクションキー9の操作スイッチ9aのみが反応可能である。このとき、無線通信可能表示部10aは緑色に点灯し、テンキー操作可能表示部10bは赤色に点灯している。
利用者が、非接触ICカード4を入力操作部3に近づけると、非接触ICカード4と無線通信部6とが無線通信を行い、非接触ICカード4から制御部7へ信号が入力される。制御部7は、この非接触ICカード4から入力された信号と制御部7に予め記憶されている信号とを比較し、一致した場合には、非接触ICカード4と無線通信部6との無線通信を停止し、テンキー8からの入力が可能となる。このとき、正誤表示部10dが緑色に点灯し、無線通信可能表示部10aが赤色に点灯し、テンキー操作可能表示部10bが緑色に点灯する。
次に、利用者がテンキー8から暗証番号である信号を入力すると、制御部7は、テンキー8から入力された信号と予め制御部7に記憶された信号とを比較する。テンキー8から入力された信号と予め制御部7に記憶された信号とが一致した場合には、電気錠が一定時間解錠される。このとき、正誤表示部10dが緑色に点灯し、施錠解錠状態表示部10cが赤色に点灯する。
一定時間経過後は、自動的に電気錠が施錠され、テンキー8からの入力が停止され、非接触ICカード4と無線通信部6との無線通信が可能となる。このとき、施錠解錠状態表示部10cは緑色に点灯し、テンキー操作可能表示部10bが赤色に点灯し、無線通信可能表示部10aが緑色に点灯する。
一定時間経過後は、自動的に電気錠が施錠され、テンキー8からの入力が停止され、非接触ICカード4と無線通信部6との無線通信が可能となる。このとき、施錠解錠状態表示部10cは緑色に点灯し、テンキー操作可能表示部10bが赤色に点灯し、無線通信可能表示部10aが緑色に点灯する。
一方、非接触ICカード4から制御部7へ入力された信号と、制御部7に予め記憶された信号とが不一致の場合には、正誤表示部10dが赤色に点灯し、非接触ICカード4と無線通信部6との無線通信は可能のままで、待機状態となる。
テンキー8から入力された信号と、制御部7に予め記憶された信号とが不一致の場合には、電気錠は施錠されたままであり、テンキー8からの入力が停止され、非接触ICカード4と無線通信部6との無線通信が可能となる。このとき、正誤表示部10dが赤色に点灯し、テンキー操作可能表示部10bが赤色に点灯し、無線通信可能表示部10aが緑色に点灯する。
テンキー8から入力された信号と、制御部7に予め記憶された信号とが不一致の場合には、電気錠は施錠されたままであり、テンキー8からの入力が停止され、非接触ICカード4と無線通信部6との無線通信が可能となる。このとき、正誤表示部10dが赤色に点灯し、テンキー操作可能表示部10bが赤色に点灯し、無線通信可能表示部10aが緑色に点灯する。
また、テンキー8からの入力が可能な状態で、キャンセルスイッチ9bを押下げると、制御部7は、再び非接触ICカード4と無線通信部6との無線通信を可能にし、テンキー8からの入力を停止させる。このとき、無線通信可能表示部10aは緑色に点灯し、テンキー操作可能表示部10bは赤色に点灯する。
以上説明したように、実施の形態1に係るカードリーダ1によると、テンキー8により信号が入力される場合には、非接触ICカード4と無線通信部6との無線通信が停止されるので、利用者が非接触ICカード4を持った手でテンキー8を操作しても、非接触ICカード4と無線通信部6とが無線通信により発生する誤作動を防止することができる。
また、非接触ICカード4により信号を入力する場合には、テンキー8からの入力を停止させるので、非接触ICカード4を入力操作部3に近づけている間に、間違ってテンキー8を押したとしても、非接触ICカード4と無線通信部6との無線通信が妨害されて誤作動が発生することを防ぐことができる。
また、非接触ICカード4により信号を入力する場合には、テンキー8からの入力を停止させるので、非接触ICカード4を入力操作部3に近づけている間に、間違ってテンキー8を押したとしても、非接触ICカード4と無線通信部6との無線通信が妨害されて誤作動が発生することを防ぐことができる。
また、非接触ICカード4と無線通信部6との無線通信の停止の有無を表示する無線通信可能表示部10aおよびテンキー8からの入力の停止の有無を表示するテンキー操作可能表示部10bが設けられているので、利用者は、非接触ICカード4と無線通信部6との無線通信の停止の有無およびテンキー8からの入力の停止の有無を容易に認識することができる。
また、入力操作部3には、制御部7に、入力操作部3への信号の入力を可能にさせるとともに非接触ICカード4と無線通信部6との無線通信を停止させる操作スイッチ9aと、入力操作部3への信号の入力を停止させるとともに非接触ICカード4と無線通信部6との無線通信を可能にさせるキャンセルスイッチ9bとが設けられているので、利用者は、非接触ICカード4と無線通信部6との無線通信による信号の入力とテンキー8からの信号の入力とを容易に選択することができる。
また、アンテナ5が入力操作部3の外周に沿って設けられているので、カードリーダ1全体を小型化することができる。
実施の形態2.
図2は実施の形態2に係るカードリーダ1を示す正面図、図3(a)〜図3(e)は図2のタッチパネル11および液晶パネル12の画面遷移を示す説明図である。
実施の形態2に係るカードリーダ1には、室内の侵入センサ(図示せず)を有効にする警備機能が備えられ、警備を開始すると、侵入センサが室内への何者かの侵入を検知した時には警報を発生させることができる。
カードリーダ1には、タッチパネル11と表示体である液晶パネル12が重ねて設けられている。
入力操作部3は、タッチパネル11表面に形成される操作スイッチ13a、警備切換スイッチ13bおよび戻るスイッチ13cから構成されている。
操作スイッチ13aは、非接触ICカード4と無線通信部6との無線通信を停止させるとともに警備切換スイッチ13bを押下げ可能にする。
警備切換スイッチ13bは、警備の開始または停止を設定する。
戻るスイッチ13cは、非接触ICカード4と無線通信部6との無線通信を可能にするとともに操作スイッチ13aを押下げ可能にする。
その他の構成は、実施の形態1と同様である。
図2は実施の形態2に係るカードリーダ1を示す正面図、図3(a)〜図3(e)は図2のタッチパネル11および液晶パネル12の画面遷移を示す説明図である。
実施の形態2に係るカードリーダ1には、室内の侵入センサ(図示せず)を有効にする警備機能が備えられ、警備を開始すると、侵入センサが室内への何者かの侵入を検知した時には警報を発生させることができる。
カードリーダ1には、タッチパネル11と表示体である液晶パネル12が重ねて設けられている。
入力操作部3は、タッチパネル11表面に形成される操作スイッチ13a、警備切換スイッチ13bおよび戻るスイッチ13cから構成されている。
操作スイッチ13aは、非接触ICカード4と無線通信部6との無線通信を停止させるとともに警備切換スイッチ13bを押下げ可能にする。
警備切換スイッチ13bは、警備の開始または停止を設定する。
戻るスイッチ13cは、非接触ICカード4と無線通信部6との無線通信を可能にするとともに操作スイッチ13aを押下げ可能にする。
その他の構成は、実施の形態1と同様である。
次に、実施の形態2に係るカードリーダ1の警備を開始させる場合について説明する。
図3(a)は待機状態であり、電気錠が施錠され、非接触ICカード4と無線通信部6との無線通信が可能になっている。タッチパネル11には、操作スイッチ13aが形成され、液晶パネル12には、無線通信が可能であることが表示されている。
利用者が操作スイッチ13aを押下げると、非接触ICカード4と無線通信部6との無線通信は停止され、図3(b)に示すように、タッチパネル11には、警備切換スイッチ13bおよび戻るスイッチ13cが形成され、液晶パネル12は、無線通信の表示が削除される。
次に、警備切換スイッチ13bを押下げると、非接触ICカード4と無線通信部6との無線通信が再び可能となり、図3(c)に示すように、タッチパネル11には、戻るスイッチ13cが形成され、液晶パネル12は無線通信が可能であることが表示される。
利用者が非接触ICカード4をタッチパネル11に近づけると、図3(d)に示すように、非接触ICカード4と無線通信部6との無線通信が行われ、警備が開始される。
2秒経過後には、タッチパネル11および液晶パネル12は元の待機状態に戻る。
図3(a)は待機状態であり、電気錠が施錠され、非接触ICカード4と無線通信部6との無線通信が可能になっている。タッチパネル11には、操作スイッチ13aが形成され、液晶パネル12には、無線通信が可能であることが表示されている。
利用者が操作スイッチ13aを押下げると、非接触ICカード4と無線通信部6との無線通信は停止され、図3(b)に示すように、タッチパネル11には、警備切換スイッチ13bおよび戻るスイッチ13cが形成され、液晶パネル12は、無線通信の表示が削除される。
次に、警備切換スイッチ13bを押下げると、非接触ICカード4と無線通信部6との無線通信が再び可能となり、図3(c)に示すように、タッチパネル11には、戻るスイッチ13cが形成され、液晶パネル12は無線通信が可能であることが表示される。
利用者が非接触ICカード4をタッチパネル11に近づけると、図3(d)に示すように、非接触ICカード4と無線通信部6との無線通信が行われ、警備が開始される。
2秒経過後には、タッチパネル11および液晶パネル12は元の待機状態に戻る。
待機状態では、実施の形態1のカードリーダ1と同様に、非接触ICカード4をタッチパネル11に近づけると、図3(e)に示すように、電気錠は解錠され、2秒経過後には、タッチパネル11および液晶パネル12は再び待機状態に戻る。
以上説明したように、実施の形態2に係るカードリーダ1によると、非接触ICカード4と無線通信部6との無線通信が可能なときには、タッチパネル11から入力するスイッチを操作スイッチ13aまたは戻るスイッチ13cに制限されるので、非接触ICカード4をタッチパネル11に近づけたときに、利用者の手が不意にタッチパネル11に触れた場合でも、カードリーダ1の誤動作の発生を防ぐことができる。
また、誤動作が生じると例えば誤って警備を開始したり、逆に誤って警備を解除したりしてしまうという大きな問題が発生する恐れがある警備切換操作を行う際には、警備切換操作のための操作スイッチ13aを押下げることで、非接触ICカード4と無線通信部6との無線通信が停止されるので、誤動作が防止され、その結果、大きな問題が発生するのを防ぐことができる。
また、誤動作が生じると例えば誤って警備を開始したり、逆に誤って警備を解除したりしてしまうという大きな問題が発生する恐れがある警備切換操作を行う際には、警備切換操作のための操作スイッチ13aを押下げることで、非接触ICカード4と無線通信部6との無線通信が停止されるので、誤動作が防止され、その結果、大きな問題が発生するのを防ぐことができる。
実施の形態3.
図4は実施の形態3に係るカードリーダ1のタッチパネル11および液晶パネル12の画面遷移を示す説明図である。
実施の形態3に係るカードリーダ1は、実施の形態2のカードリーダ1と同様に、タッチパネル11と表示体である液晶パネル12とが重ねて設けられている。
入力操作部3は、タッチパネル11表面に形成されるテンキー8、操作スイッチ13aおよび戻るスイッチ13cから構成されている。
その他の構成は実施の形態1と同様である。
図4は実施の形態3に係るカードリーダ1のタッチパネル11および液晶パネル12の画面遷移を示す説明図である。
実施の形態3に係るカードリーダ1は、実施の形態2のカードリーダ1と同様に、タッチパネル11と表示体である液晶パネル12とが重ねて設けられている。
入力操作部3は、タッチパネル11表面に形成されるテンキー8、操作スイッチ13aおよび戻るスイッチ13cから構成されている。
その他の構成は実施の形態1と同様である。
次に、実施の形態3に係るカードリーダ1の解錠動作について説明する。
図4(a)に示すように、待機状態では、非接触ICカード4と無線通信部6との無線通信が可能となっており、タッチパネル11には、操作スイッチ13aが形成されている。
利用者が非接触ICカード4をタッチパネル11に近づけると、非接触ICカード4と無線通信部6とが無線通信を行い、図4(b)に示すように、タッチパネル11には、テンキー8と戻るスイッチ13cが形成される。このとき、非接触ICカード4と無線通信部6との無線通信は停止される。
利用者がテンキー8から信号を入力すると、制御部7は、テンキー8から入力された信号と制御部7に予め記憶されている信号とを比較する。各信号が一致した場合には、制御部7は、電気錠を解錠するとともに、図4(c)に示すように、液晶パネル12に電気錠が解錠されたこと表示する。
2秒経過すると、タッチパネル11および液晶パネル12は図4(a)に示す待機状態に戻る。
なお、テンキー8から入力された信号と制御部7に予め記憶されている信号とが不一致の場合にも、タッチパネル11および液晶パネル12は図4(a)に示す待機状態に戻る。
図4(a)に示すように、待機状態では、非接触ICカード4と無線通信部6との無線通信が可能となっており、タッチパネル11には、操作スイッチ13aが形成されている。
利用者が非接触ICカード4をタッチパネル11に近づけると、非接触ICカード4と無線通信部6とが無線通信を行い、図4(b)に示すように、タッチパネル11には、テンキー8と戻るスイッチ13cが形成される。このとき、非接触ICカード4と無線通信部6との無線通信は停止される。
利用者がテンキー8から信号を入力すると、制御部7は、テンキー8から入力された信号と制御部7に予め記憶されている信号とを比較する。各信号が一致した場合には、制御部7は、電気錠を解錠するとともに、図4(c)に示すように、液晶パネル12に電気錠が解錠されたこと表示する。
2秒経過すると、タッチパネル11および液晶パネル12は図4(a)に示す待機状態に戻る。
なお、テンキー8から入力された信号と制御部7に予め記憶されている信号とが不一致の場合にも、タッチパネル11および液晶パネル12は図4(a)に示す待機状態に戻る。
以上説明したように、実施の形態3に係るカードリーダ1によると、非接触ICカード4と無線通信部6との無線通信を行う際には、タッチパネル11からの入力を制限するので、無線通信中に、利用者が不意にタッチパネル11に触れても、カードリーダ1が誤作動を起こすことを防ぐことができる。
また、タッチパネル11にはテンキー8が形成され、このテンキー8から信号が入力する際には、非接触ICカード4と無線通信部6との無線通信が停止されるので、利用者のテンキー8を押す手に非接触ICカード4が保持されている場合であっても、カードリーダ1が誤作動を起こすことを防ぐことができる。
また、タッチパネル11にはテンキー8が形成され、このテンキー8から信号が入力する際には、非接触ICカード4と無線通信部6との無線通信が停止されるので、利用者のテンキー8を押す手に非接触ICカード4が保持されている場合であっても、カードリーダ1が誤作動を起こすことを防ぐことができる。
なお、上記各実施の形態では、非接触通信媒体対応装置をカードリーダ1として説明したが、勿論このものに限らず、セキュリティシステム用以外のものでもよく、また、カード以外の非接触通信媒体に対応した装置でもよい。
1 セキュリティシステム用非接触カードリーダ(非接触通信媒体対応装置)、2 筐体、3 入力操作部、4 非接触ICカード(非接触通信媒体)、5 アンテナ、6 無線通信部、7 制御部、8 テンキー、9 ファンクションキー、9a 操作スイッチ、9b キャンセルスイッチ、10 LED、10a 無線通信可能表示部、10b テンキー操作可能表示部、10c 施錠解錠状態表示部、10e 正誤表示部、11 タッチパネル、12 液晶パネル、13a 操作スイッチ、13b 切換スイッチ、13c 戻るスイッチ。
Claims (5)
- 筐体と、
前記筐体の外面に設けられ、接触により信号が入力される入力操作部と、
前記筐体の内部に設けられ、非接触通信媒体との無線通信用のアンテナを有した無線通信部と、
前記筐体の内部に設けられ、前記入力操作部および前記無線通信部とそれぞれ電気的に接続された制御部と、
を備えた非接触通信媒体対応装置において、
前記制御部は、前記入力操作部へ前記信号が入力される場合には、前記非接触通信媒体と前記無線通信部との無線通信を停止し、前記非接触通信媒体と前記無線通信部とが無線通信を行う場合には、前記入力操作部への前記信号の入力を制限することを特徴とする非接触通信媒体対応装置。 - 前記筐体の外面には、前記非接触通信媒体と前記無線通信部との無線通信の停止の有無、および前記入力操作部への前記信号の入力の制限の有無の少なくとも一方を表示する表示体が設けられたことを特徴とする請求項1に記載の非接触通信媒体対応装置。
- 前記入力操作部には、前記制御部に、前記入力操作部への前記信号の入力を可能にさせるとともに前記非接触通信媒体と前記無線通信部との無線通信を停止させる第1のスイッチ、および前記入力操作部への前記信号の入力を制限させるとともに前記非接触通信媒体と前記無線通信部との無線通信を可能にさせる第2のスイッチの少なくとも一方が設けられたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の非接触通信媒体対応装置。
- 前記アンテナは、前記入力操作部の外周に沿って配置されたことを特徴とする請求項1ないし請求項3の何れか1項に記載の非接触通信媒体対応装置。
- 前記制御部は、前記入力操作部へ入力される前記信号の内容が特定の操作内容である場合には、前記非接触通信媒体と前記無線通信部との無線通信を停止することを特徴とする請求項1ないし請求項4の何れか1項に記載の非接触通信媒体対応装置。
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---|---|---|---|
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