JP4412740B2 - ジャックポット抽選装置並びにこれを用いたゲーム装置及びゲームシステム - Google Patents

ジャックポット抽選装置並びにこれを用いたゲーム装置及びゲームシステム Download PDF

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Description

本発明は、所定の払出量増加条件を満たしたときに払出量が累積的に増加するジャックポット賞の抽選を行うジャックポット抽選装置、並びに、これを用いたゲーム装置及びゲームシステムに関するものである。
従来、この種のジャックポット抽選装置としては、例えば、ゲームセンタ等に設置される複数のメダルゲーム機(ゲーム装置)から構成されるゲームシステムに利用されるものが知られている(例えば特許文献1)。一般に、メダルゲーム機は、プレイヤーからメダル(ベット対象)を受け取ることを条件にゲーム進行を制御し、そのゲーム結果に応じて所定枚数のメダル(払出対象)をプレイヤーに払い出す。ジャックポット抽選装置を利用したメダルゲーム機の一例について説明すると、プレイヤーから受け取ったメダル(ベット対象)の枚数の一部に相当する枚数を累積して加算し、これを払出量データとしてジャックポット抽選装置の払出量記憶手段に保持する。そして、所定の抽選開始条件が満たされたとき、ジャックポット抽選装置で抽選を行い、ジャックポット賞に当選するか又は当選しない(ハズレ)かを決定する。この抽選でジャックポット賞に当選すると、当該所定の抽選開始条件を満たしたプレイヤーへ上記払出量データの少なくとも一部の量に相当する枚数のメダルを払い出すとともに、当該払出量データを所定の値まで減らす処理を行う。
ここで、ジャックポット抽選装置は、一般に、独立してゲームを進行するゲーム進行制御手段をそれぞれ備えた複数のゲーム装置から構成されるゲームシステムで利用されることが多い。これは次の理由による。すなわち、個々のゲーム装置が一度にプレイヤーに払い出すことが可能なメダル枚数は、個々のゲーム装置に予め設定されているペイアウト率との関係上、ある程度制限されることになる。よって、単体のゲーム装置にジャックポット抽選装置を利用する場合、そのジャックポット賞に当選したときのメダル払出枚数の上限は、そのゲーム装置に設定されているペイアウト率によって大きく制限される。これに対し、複数のゲーム装置からなるゲームシステムにジャックポット抽選装置を利用した場合、そのジャックポット賞に当選したときのメダル払出枚数の上限は、複数のゲーム装置のペイアウト率との関係で決めることができる。この場合、単体のゲーム装置にジャックポット抽選装置を利用する場合に比べて、ジャックポット賞に当選したときのメダル払出枚数を増やすことが可能となる。その結果、ジャックポット賞に当選することで大量のメダルが一度に払い出されるという期待をプレイヤーに抱かせることができ、プレイヤーの興味を引きつけることができる。このような利点があるため、ジャックポット抽選装置は、単体のゲーム装置ではなく、複数のゲーム装置から構成されるゲームシステムで利用されることが多い。
特に、近年では、複数の店舗(ゲーム施設)に設置されているゲーム装置で構成されたゲームシステムも知られており、このようなゲームシステムにもジャックポット抽選装置を利用することが可能である。
ジャックポット抽選装置においては、ジャックポット賞に対応する払出量データが示す量が累積的に増加していくので、その増加に伴ってジャックポット賞に当選したいというプレイヤーの欲求は高まり、ゲーム性が高まっていく。しかし、従来のジャックポット抽選装置の多くは、その抽選で当選し得るジャックポット賞は1つだけであり、このジャックポット賞に対応する払出量データも1つである。そのため、一のプレイヤーがジャックポット賞に当選し、その払出量データが所定の値まで減らされてしまうと、当該一のプレイヤーと同時期にプレイしていた他のプレイヤー、あるいは、その後にプレイする他のプレイヤーのジャックポット賞へ当選したいという欲求が減退し、ゲーム性が一気に低下してしまうという不具合があった。
この不具合を解決できるものとして、特許文献2には、2種類のジャックポット賞のいずれかの当選を決定するためのジャックポット抽選を行うジャックポット抽選装置が開示されている。このジャックポット抽選装置は、ジャックポット賞ごとに払出量データを記憶しており、一のプレイヤーが第1ジャックポット賞に当選し、第1ジャックポット賞に対応する払出量データが所定の値まで減らされても、残りの第2ジャックポット賞に対応する払出量データはリセットされない。したがって、一のプレイヤーが第1ジャックポット賞に当選した後も、第2ジャックポット賞についての当選への欲求は維持される。しかも、一のプレイヤーが当選したことで他のプレイヤーに自分もジャックポット賞に当選したいという強い欲求が生まれるので、ジャックポット賞が1つだけの場合に比べてジャックポット抽選のゲーム性がより一層高まることが期待できる。
特開2002−253842号公報 特開2007−215652号公報
ところが、上記特許文献2に開示のジャックポット抽選装置では、第1ジャックポット賞に当選するか、第2ジャックポット賞に当選するか、あるいはいずれのジャックポット賞にも当選しないかは、1回のジャックポット抽選で決まるものである。そのため、ジャックポット賞への当選の期待感が高揚するのは、その1回のジャックポット抽選のときだけであるという問題がある。
一方で、2種類のジャックポット賞のうち、いずれのジャックポット賞についての抽選を行うかを決める事前抽選を行い、その事前抽選で各ジャックポット賞に対応する抽選権利賞のいずれかに当選したら、その事前抽選で当選した抽選権利賞に対応するジャックポット賞の当選を決定するための最終的なジャックポット抽選を行うものが考えられる。このように抽選を段階的に行う場合には、プレイヤーは、まず、事前抽選において、払出量データが多い方のジャックポット賞に対応する抽選権利賞に当選することを期待し、その後、事前抽選で当選したら今度はジャックポット賞に当選することを期待することになる。このようにプレイヤーへ段階的な期待感を抱かせることができることで、ジャックポット抽選のゲーム性を一層高めることができる。
しかし、この場合、払出量データが多い方のジャックポット賞に当選することへの期待感が高揚するのは、事前抽選の1回だけである。よって、2種類のジャックポット賞のうち払出量データが多い方と少ない方のいずれかが当選するのかについては段階的に楽しむことができないという問題がある。
なお、ジャックポット抽選装置を利用したゲームシステムは、ゲームセンタ等に設置されるもの以外にも、パチンコ店等に設置されるパチンコ機やパチスロ機などにも利用することが可能である。このようなゲームシステムであっても、上述した問題は同様に生じる。
本発明は、上記問題に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、複数種類のジャックポット賞のうちのいずれに当選し得るのかについて段階的に楽しむことを可能にすることで、ジャックポット当選のゲーム性を高めることができるジャックポット抽選装置並びにこれを用いたゲーム装置及びゲームシステムを提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、複数種類のジャックポット賞それぞれに対応した各抽選権利賞のいずれかの当選を決定するための事前抽選を行う第1の抽選手段と、該第1の抽選手段が当選を決定した抽選権利賞に対応するジャックポット賞の当選を決定するためのジャックポット抽選を行う第2の抽選手段と、該第2の抽選手段が当選を決定したときにプレイヤーへ払い出すべき払出対象の量を示す払出量データを、上記複数種類のジャックポット賞ごとに記憶する記憶手段と、該第2の抽選手段が当選を決定したとき、当選したジャックポット賞に対応する払出量データを該記憶手段から読み出し、読み出した払出量データが示す量の払出対象をプレイヤーへ払い出すための払出処理を行う払出処理手段と、所定の払出量増加条件を満たしたとき、該記憶手段に記憶されている複数の払出量データの少なくとも1つが示す量を累積的に増加させる処理を行う払出量データ処理手段とを備えており、上記第1の抽選手段は、上記各抽選権利賞ほか、上記複数種類のジャックポット賞に含まれる2種類以上のジャックポット賞の少なくとも1つの当選を決定するための特別ジャックポット抽選を行うための特別抽選権利賞も、抽選対象として上記事前抽選を行うものであり、上記第2の抽選手段は、該第1の抽選手段が特別抽選権利賞の当選を決定した場合には、該特別抽選権利賞に対応する上記2種類以上のジャックポット賞の少なくとも1つの当選を決定するための特別ジャックポット抽選を行うものであり、上記第1の抽選手段及び上記第2の抽選手段のうち少なくとも該第1の抽選手段は、抽選用移動物体を移動させて該抽選用移動物体が所定の当選箇所に移動することを条件に賞の当選を決定する物理抽選手段であり、該物理抽選手段は、各抽選権利賞にそれぞれ対応した3つ以上の当選口を形成する当選口形成部材と、2種類以上の抽選権利賞に対応した当選口の合計数以上の抽選用移動物体を該3つ以上の当選口に向けて供給する供給手段と、各当選口に入った抽選用移動物体を検知する検知手段と、該検知手段の検知結果に基づいて抽選用移動物体が入った当選口に対応する抽選権利賞の当選を決定する当選決定処理手段とを有し、該当選決定処理手段は、該検知手段の検知結果に基づいて抽選用移動物体が入った当選口に対応する抽選権利賞が複数の場合には、その複数の抽選権利賞に対応するジャックポット賞の少なくとも1つの当選を決定するための特別ジャックポット抽選を行うための特別抽選権利賞の当選を決定することを特徴とするものである。
このジャックポット抽選装置においては、まず、第1の抽選手段が行う事前抽選によりいずれのジャックポット賞についての抽選を行うかを決定し、その事前抽選で各ジャックポット賞に対応する抽選権利賞のいずれかに当選したら、その事前抽選で当選した抽選権利賞に対応するジャックポット賞の当選を決定するための最終的なジャックポット抽選を行う。この事前抽選の抽選対象には、各ジャックポット賞にそれぞれ対応した各抽選権利賞ほかに特別抽選権利賞が設けられており、事前抽選で特別抽選権利賞に当選すると、2種類以上のジャックポット賞の少なくとも1つの当選を決定するための特別ジャックポット抽選が行われる。したがって、事前抽選で特別抽選権利賞に当選する場合には、その後のジャックポット抽選での当選結果が出るまでは、どのジャックポット賞に当選するかが決定されず、複数種類のジャックポット賞のうちのいずれに当選し得るのかについて段階的に楽しむことができる。
なお、事前抽選やジャックポット抽選は、必ずしも抽選権利賞やジャックポット賞の当選が決定される場合に限らず、これらの賞に当選しない「ハズレ」が決定される場合も含む。
また、所定の抽選プログラムを実行するコンピュータによる演算で当選を決定するコンピュータ抽選は、大がかりな設備が不要であるという利点はあるものの、その当選結果についてプレイヤーの信頼を得にくいという欠点がある。これに対し、抽選用移動物体を移動させて抽選用移動物体が所定の当選箇所に移動することを条件に賞の当選を決定する物理抽選は、大がかりな設備が必要であるという欠点はあるものの、コンピュータ抽選に比べて当選結果についてプレイヤーの信頼が得やすいという利点がある。よって、物理抽選を行う第1の抽選手段及び第2の抽選手段のうち少なくとも第1の抽選手段についての抽選結果について、プレイヤーの信頼が得やすい。
また、このジャックポット抽選装置においては、抽選用移動物体が当選口に入ると、その当選口に対応する抽選権利賞の当選を決定する。なお、1つの抽選権利賞に対して複数の当選口を設ける場合には、当該複数の当選口のいずれかに抽選用移動物体が入ったら抽選権利賞の当選を決定するように設定してもよいし、当該複数の当選口のすべてに抽選用移動物体が入ったら抽選権利賞の当選を決定するように設定してもよい。
そして、本ジャックポット抽選装置では、事前抽選において、2種類以上の抽選権利賞に対応した当選口の合計数以上の抽選用移動物体が供給されるので、1回の事前抽選で複数種類の抽選権利賞の当選が決定される場合があり得る。この場合、特別抽選権利賞の当選が決定され、特別ジャックポット抽選が行われる。よって、事前抽選で複数種類の抽選権利賞の当選が決定された場合、その後のジャックポット抽選での当選結果が出るまでは、その複数種類の抽選権利賞に対応するどのジャックポット賞に当選するかが決定されず、いずれのジャックポット賞に当選し得るのかについて段階的に楽しむことができる。
また、請求項の発明は、請求項のジャックポット抽選装置において、所定の変更条件に基づいて、上記当選口形成部材が形成する上記3つ以上の当選口と各抽選権利賞との対応関係を変更する対応関係変更手段を有することを特徴とするものである。
このジャックポット抽選装置においては、各当選口と各抽選権利賞との対応関係を変更できる。よって、所定の変更条件に従い、各抽選権利賞の当選確率を変更したり、各抽選権利賞に対応した当選口の配置を変更したりするなど、様々な変更が可能となる。
また、請求項の発明は、請求項のジャックポット抽選装置において、上記対応関係変更手段は、少なくとも1つの抽選権利賞に対応する当選口数が変更前後で変わるように、上記対応関係を変更することを特徴とするものである。
このジャックポット抽選装置においては、所定の変更条件に従い、上記少なくとも1つの抽選権利賞の当選確率を変更することができる。
また、請求項の発明は、請求項のジャックポット抽選装置において、上記対応関係変更手段は、各抽選権利賞に対応する当選口の相対的な位置関係が変更前後で変わるように、上記対応関係を変更することを特徴とするものである。
このジャックポット抽選装置においては、所定の変更条件に従い、各抽選権利賞に対応する当選口の相対的な位置関係を変更できる。これにより、例えば、各抽選権利賞に対応する当選口が複数存在する場合、同じ賞に対応する当選口を互いに隣接するように配置したり、逆に同じ賞に対応する当選口が互いに隣接しないように配置したりして、プレイヤーに与える見た目上の当選しやすさを変更することができる。
また、請求項の発明は、請求項1乃至のいずれか1項に記載のジャックポット抽選装置において、上記払出量増加条件は、互いに異なる2以上の払出量増加条件からなり、上記払出量データ処理手段は、該2以上の払出量増加条件のいずれかが満たされたとき、上記記憶手段に記憶されている複数の払出量データのうち、満たされた払出量増加条件に対応する払出量データが示す量を累積的に増加させることを特徴とするものである。
このジャックポット抽選装置においては、互いに異なる2以上の払出量増加条件のうちの1つが満たされた場合、複数種類のジャックポット賞にそれぞれ対応する複数の払出量データのうち、満たされた払出量増加条件に対応する払出量データについての払出量だけが累積的に増加する。このように互いに異なる2以上の払出量増加条件が存在することにより、ジャックポット賞の払出量を増加させる条件を多様化させることができ、より高いゲーム性を実現可能となる。
また、請求項の発明は、ジャックポット賞の当選を決定するためのジャックポット抽選を行う抽選装置と、ゲームの進行を制御するゲーム進行制御手段とを有するゲーム装置において、上記抽選装置として、請求項1乃至のいずれか1項に記載のジャックポット抽選装置を用い、該ジャックポット抽選装置における上記第1の抽選手段は、上記ゲーム進行制御手段が制御するゲーム進行により所定の抽選開始条件が満たされたときに上記事前抽選を開始することを特徴とするものである。
このゲーム装置においては、ゲーム進行により所定の抽選開始条件が満たされるとジャックポット抽選装置で事前抽選が開始され、そのプレイヤーはその事前抽選で抽選権利賞や特別抽選権利賞に当選し、かつ、その後のジャックポット抽選でいずれかのジャックポット賞に当選すると、大量の払出対象の払い出しを受けることができる。そして、上述したように、事前抽選で特別抽選権利賞に当選する場合には、その後のジャックポット抽選での当選結果が出るまでは、どのジャックポット賞に当選するかが決定されないので、複数種類のジャックポット賞のうちのいずれに当選し得るのかについて段階的に楽しむことができる。
また、請求項の発明は、ジャックポット賞の当選を決定するためのジャックポット抽選を行う抽選装置と、通信ネットワークを介して該抽選装置とそれぞれ接続され、ゲームの進行を制御するゲーム進行制御手段をそれぞれ有する複数のゲーム装置とを備えたゲームシステムにおいて、上記抽選装置として、請求項1乃至のいずれか1項に記載のジャックポット抽選装置を用い、該ジャックポット抽選装置における上記第1の抽選手段は、いずれかのゲーム装置のゲーム進行制御手段が制御するゲーム進行により所定の抽選開始条件が満たされたときに上記事前抽選を開始し、該ジャックポット抽選装置の払出処理手段は、該ジャックポット抽選装置における上記第2の抽選手段が上記複数種類のジャックポット賞のいずれかの当選を決定したとき、上記記憶手段から読み出した払出量データが示す量の払出対象を、該所定の抽選開始条件を満たしたゲーム装置のプレイヤーへ払い出すための払出処理を行うことを特徴とするものである。
本ゲームシステムによれば、上述したように、事前抽選で特別抽選権利賞に当選する場合には、その後のジャックポット抽選での当選結果が出るまでは、どのジャックポット賞に当選するかが決定されないので、複数種類のジャックポット賞のうちのいずれに当選し得るのかについて段階的に楽しむことができる。このような効果は、より払出量の多いジャックポット賞を設定することが可能なゲームシステムにとって、非常に有益である。
本発明によれば、事前抽選で特別抽選権利賞に当選する場合には、その後のジャックポット抽選での当選結果が出るまではどのジャックポット賞に当選するかが決定されず、複数種類のジャックポット賞のうちのいずれに当選し得るのかについて段階的に楽しむことができるので、ジャックポット当選のゲーム性を高めることができるという優れた効果が奏される。
以下、本発明を、プッシャーゲーム機に適用した一実施形態について説明する。
図1は、本実施形態に係るプッシャーゲーム機1の外観図である。
プッシャーゲーム機1は、8個の独立したプレイフィールド2を有し、各プレイフィールド2では、それぞれ2人のプレイヤーがゲームを行うことができる。よって、最大で16人のプレイヤーが同時にゲームを行うことが可能である。また、プレイヤーがプレイするプレイスペースは、プレイフィールド2ごとに柱3で区切られており、柱3の間は、透明なカバーで覆われている。これにより、プレイヤーは、直接、プレイフィールド2内部の機構に触ることができないようになっている。また、各プレイフィールド2では、それぞれ独立したプッシャーゲームを行うゲーム装置としてのステーション10により、プッシャーゲームが行われる。
図2は、上記ステーション10の構成を示す斜視図である。
ステーション10には、プレイフィールド2内にメダルを投入するための2つのメダル投入器11が設けられている。メダル投入器11は、プッシャーゲーム機1の外側に露出したメダル受入手段としてのメダル投入口11aを有する。このメダル投入口11aがプレイヤーからメダルを受け入れると、そのメダルは、メダル投入器11内に形成されたメダル通路部を通って、プレイフィールド2内に位置する先端部11bからプレイフィールド2内へ投入される。メダル通路部には、メダルの通過を検知する図示しない投入枚数検知センサが設けられている。この投入枚数検知センサは、メダルを検知すると、その検知信号を後述のメイン制御装置に出力する。また、メダル投入器11は、メダル投入方向をプレイヤーが適宜に選択できるように、プッシャーゲーム機1の本体部分に対して回動自在に取り付けられてる。これにより、プレイヤーは、メダル投入器11の先端部11bを所定の範囲内で左右に向けることができる。
メダル投入器11によりメダルが投入されるプレイフィールド2内には、固定されたメダル載置台12と、図中矢印A,Bで示す方向に往復移動するプッシャー台13とが設けられている。メダル載置台12は、その上面に多数のメダルを載置する。メダル載置台12上のメダルが、そのメダル載置台12の図中右側に形成されたメダル落下溝14へ落下すると、そのメダルは、プッシャーゲーム機1の本体外面に設けられた受皿4(図1参照)から払い出される。これにより、プレイヤーはメダルを獲得することができる。また、メダル載置台12の図中右側端部(以下、「開放端部」という。)には、そのメダル載置台12上に堆積したメダルが簡単にメダル落下溝14に落ちないよう、ストッパ部12aが設けられている。
プッシャー台13は、メダル載置台12の上面に沿って、図示しない駆動手段により、図中矢印A,Bに示す方向に所定のストロークで往復移動する。このように往復移動するプッシャー台13は、これが往復移動するメダル載置台12の上面部分に存在するメダルを、開放端部側に押し出す。また、このプッシャー台13の上面にもメダルが載置される。プッシャー台13上のメダルが図中右側から落下すると、メダル載置台12上に載置されることになる。プッシャー台13が最右位置にないときにプッシャー台13上からメダルが落下すると、そのメダルは、プッシャー台13によって押され、メダル載置台12上の多数のメダルが堆積した部分に押し込まれる。このようにしてメダルが押し込まれると、その多数のメダルの一部に開放端部側への押圧力が働き、その押圧力が開放端部のストッパ部12aで止められていたメダルに加わって、メダルがメダル落下溝14へ落下する。
また、メダル落下溝14の内部には、回転搬送機構15が設けられている。この回転搬送機構15は、メダル載置台12の開放端部に平行な回転軸15aと、この回転軸に固定された3つの回転羽部15bと、この回転軸を回転させる図示しない駆動機構とから構成されている。各回転羽部15bは、複数枚の羽からなり、駆動機構からの駆動力によって回転軸15aが回転することにより、回転軸まわりを一定速度で常時回転する。メダル載置台12の開放端部からメダル落下溝14へ落下したメダルは、一旦、回転羽部15bの羽に受け止められ、回転羽部15bの回転によって図中右側へ搬送される。その後、そのメダルは羽の上からこぼれ落ち、メダル落下溝14の内部へと落下する。各回転羽部15bによって搬送されたメダルがこぼれ落ちる箇所の鉛直方向下方には、メダル検知センサ(以下、「スタートチェッカー」という。)が設けられている。このスタートチェッカーは、例えばフォトインタラプタにより構成され、その光路上をメダルが通過すると、メダル検知信号を出力する。この検知信号は、後述するメイン制御装置に送られる。
メダル載置台12の開放端部からメダル落下溝14へ落下したすべてのメダルは、最終的に、メダル落下溝14の底部に設けられた図示しないメダル払出手段としてのメダルホッパへ移動する。そして、そのメダルホッパによって図2に示した受皿4に排出される。このメダルホッパと受皿4との間のメダル排出路中には、メダルの通過を検知する図示しない払出枚数検知センサが設けられている。この払出枚数検知センサは、メダルを検知すると、その検知信号を後述のメイン制御装置に出力する。
また、プレイフィールド2内には、液晶表示装置20が設けられている。この液晶表示装置20の液晶画面には、3つのリール画像が表示される。各ステーション10の液晶表示装置20の表示制御は、後述の表示制御装置を介してメイン制御装置により一括して行われる。
図3は、本プッシャーゲーム機1の全体を制御する制御機構の主要部を示す制御ブロック図である。なお、この図には、ステーション10ごとに設けられるものについては1つのみ記載して省略してある。
本プッシャーゲーム機1は、メイン制御装置30によって一括制御されている。メイン制御装置30は、CPU、RAM、ROM等によって構成され、ROMに記憶された各種コンピュータプログラムを実行することにより、各種制御処理を行う。メイン制御装置30には、上記スタートチェッカー16、後述する第1ボール検知センサ43及び第2ボール検知センサ54、上記投入枚数検知センサ11c、上記払出枚数検知センサ17からそれぞれ出力される検知信号が入力される。なお、図3では、第2ボール検知センサ54を1つだけしか記載していないが、実際には、後述するように10個の第2ボール検知センサ54が存在し、各第2ボール検知センサ54がメイン制御装置30に接続されている。また、メイン制御装置30は、表示制御装置21を介して上記液晶表示装置20の表示内容を制御する。また、メイン制御装置30は、後述のボール払出装置40、後述のファンタジックチャンス用の第1抽選ボール供給装置53、後述のジャックポット抽選用の第2抽選ボール供給装置56、ステーションごとに設けられる第1メダル払出装置18、各ステーションで共用する第2メダル払出装置57、ランプ表示装置22などの制御も行う。
図4は、本プッシャーゲーム機1のゲーム全体の流れを示す説明図である。
プレイヤーによりメダル投入器11にメダルが投入されると(S1)、投入枚数検知センサ11cからの検知信号がメイン制御装置30に出力される。この検知信号を受け取ったメイン制御装置30は、RAM内のメダルINデータに1を加算するとともに、後述するジャックポット(以下、適宜「JP」と省略する。)抽選で第1ジャックポット賞に当選したときのメダル払出枚数を示す第1JP貯留枚数データをカウントする。この第1JP貯留枚数データの初期値は、本実施形態では500であるが、適宜変更可能である。また、1つの検知信号に対する第1JP貯留枚数データのカウント値も、適宜設定することができる。本実施形態では、このカウント値を0.03に設定しているので、プレイヤーによりメダルが1枚投入されると第1JP貯留枚数データに0.03が加算されることになる。第1JP貯留枚数データのカウント値は、メイン制御装置30により、本プッシャーゲーム機1の中央上部に設けられた表示器により表示される。
また、本実施形態では、第2ジャックポット賞に当選したときのメダル払出枚数を示す第2JP貯留枚数データも記憶されている。この第2JP貯留枚数データのカウント条件(払出量増加条件)は、第1JP貯留枚数データのカウント条件(メダルが投入されるという条件)とは異なる条件である。具体的には、後述するファンタジックチャンスにおいてハズレが決定された場合に、ボールが入ったボール収容口の数に応じてカウントされる。詳しくは後述する。この第2JP貯留枚数データのカウント値も、メイン制御装置30により、本プッシャーゲーム機1の中央上部に設けられた表示器により表示される。
メダルがメダル落下溝14へ落下してスタートチェッカー16に検知されると(S2)、スタートチェッカー16からの検知信号がメイン制御装置30に出力される。この検知信号を受け取ったメイン制御装置30は、ROMに格納されているスロット抽選プログラムを実行してコンピュータ抽選を実行する(S3)。本実施形態では、このスロット抽選プログラムを実行するメイン制御装置30、液晶表示装置20、表示制御装置21等によって、ゲーム進行制御手段が構成されている。このスロット抽選プログラムを実行するメイン制御装置30は、抽選用の乱数を生成し、複数の賞と乱数値との対応関係を示す当選確率テーブル(当選確率データ)に照らして、生成した抽選用乱数に基づき当選賞を決定する(S4,S5,S6,S8,S9)。このコンピュータ抽選においては、当選賞が決定されず、ハズレが決定されることもある(S10)。
ここで、本実施形態では、通常の当選確率テーブルと確率変動用の当選確率テーブルの2つがROMに記憶されており、メイン制御装置30は、いずれかのテーブルをROMから読み出し、これを用いて上記コンピュータ抽選を実行する。これらの当選確率テーブルは、互いに異なる当選確率を決定するためのものであり、確率変動用の当選確率テーブルの方が通常の当選確率テーブルよりも高い当選確率に対応している。具体的に説明すると、確率変動用の当選確率テーブルは、通常の当選確率テーブルにおけるハズレに対応した乱数値の一部が、上記複数の賞の少なくとも1つに対応したものとなっている。すなわち、確率変動用の当選確率テーブルは、通常の当選確率テーブルに比べてハズレに対応する乱数値の数が少なく、ハズレが決定される確率が低くなっている。本実施形態の確率変動用の当選確率テーブルは、すべての賞について、対応する乱数値の数が通常の当選確率テーブルよりも多くなっている。以下、通常の当選確率テーブルを用いてコンピュータ抽選を行う状態をノーマル状態といい、確率変動用の当選確率テーブルを用いてコンピュータ抽選を行う状態を確変状態という。
メイン制御装置30は、上記コンピュータ抽選の抽選結果に基づいて、表示制御装置21に画像表示命令を出力する。この画像表示命令を受け取った表示制御装置21は、3つのリールが回転する画像を液晶表示装置20の液晶画面に表示させ、最終的に3つリールの停止画像を表示させる。このとき、メイン制御装置30により当選賞が決定している場合には、その画像表示命令に基づき、最終的にその当選賞に係る図柄の組み合わせを停止表示させる。また、メイン制御装置30によりハズレが決定している場合には、その画像表示命令に基づき、最終的に当選賞に対応しない適当な図柄の組み合わせを停止表示させる。これにより、プレイヤーは、液晶表示装置20の画面を見て、コンピュータ抽選の抽選結果を知ることができる。メイン制御装置30は、スロット抽選プログラムの実行により当選賞を決定したら、プレイヤーに対してその当選賞に応じた特典を付与する処理を行う。
下記の表1に、本実施形態で用いる賞と各賞に応じた特典との対照表を示す。
Figure 0004412740
偶数(「2」、「4」、「6」、「8」)のゾロ目に係るノーマルボーナスのいずれかが当選すると(S4)、まず、メイン制御装置30は、現在の状態が確変状態か否かを判断し(S11)、確変状態であると判断したときには、その確変状態を終了してノーマル状態へ移行する(S12)。具体的には、ROMから通常の当選確率テーブルを読み出し、これを用いて以降のコンピュータ抽選を実行する。この場合のモード切換条件である当選確率変動条件は、確変状態のときにノーマルボーナスに当選することである。
また、このようにノーマルボーナスのいずれかが当選すると、メイン制御装置30は、表示制御装置21を制御して、その偶数のゾロ目が液晶表示装置20の画面に停止表示させる。そして、メイン制御装置30は、メダル払出命令を第1メダル払出装置18に出力する。この第1メダル払出装置18は、本プッシャーゲーム機1の内部に設置された多数のメダルを貯留するメダルホッパー部と、そのメダルホッパー部に貯留されたメダルを払い出すメダル払出部と、メダル払出部から払い出されたメダルをプレイフィールド2内に案内するメダル通路部とを備えている。メダル払出命令を受けた第1メダル払出装置18は、メダル払出部を制御して、そのメダル払出命令に応じた枚数のメダル払出動作を実行する。メダル払出部により払い出されたメダルは、メダル通路部を通ってプッシャー台13の上面に落下し、プレイフィールド2内に払い出される(S30)。
なお、本実施形態では、上記第1メダル払出装置18及び後述の第2メダル払出装置57により払い出されるメダルは、プレイヤーに直接払い出されるのではなく、プレイフィールド2内に払い出される。よって、そのメダルをプレイヤーが獲得するためには、メダル載置台12からメダル落下溝14に落とさなければならない。通常は、プレイフィールド2内にメダルが払い出されることで、そのメダルをプッシャー台13が押すことにより、メダル載置台12上のメダルが開放端部側へ押し出されてメダル落下溝14へ落下し、メダルがプレイヤーに払い出されることになる。
また、「7」以外の奇数のゾロ目(「1」、「3」、「5」、「9」)に係る確率変動ボーナスのいずれかが当選すると(S5)、メイン制御装置30は、現在の状態がノーマル状態か否かを判断し(S13)、ノーマル状態であると判断したときには、そのノーマル状態を終了して確変状態へ移行する(S14)。具体的には、ROMから確率変動用の当選確率テーブルを読み出し、これを用いて以降のコンピュータ抽選を進行する。この場合のモード切換条件である当選確率変動条件は、ノーマル状態のときに確率変動ボーナスに当選することである。
また、このように確率変動ボーナスのいずれかが当選すると、メイン制御装置30は、表示制御装置21を制御して、その奇数のゾロ目が液晶表示装置20の画面に停止表示させる。そして、メイン制御装置30は、メダル払出命令を第1メダル払出装置18に出力する。これにより、ノーマルボーナスの場合と同様にして、そのメダル払出命令に応じた枚数のメダルがプレイフィールド2内に払い出される(S30)。
また、確率変動ボーナスのいずれかに当選すると、チャンスバトル抽選が実行される。具体的には、メイン制御装置30は、チャンスバトル抽選プログラムを実行し、抽選用の乱数を生成して「勝ち」及び「負け」と乱数値との対応関係を示す勝敗確率テーブル(当選確率データ)に照らし、生成した抽選用乱数に基づき「勝ち」又は「負け」を決定する。このチャンスバトル抽選で「負け」が決定すると、確変状態を終了してノーマル状態へ移行する(S12)。一方、チャンスバトル抽選で「勝ち」が決定すると(S7−1)、スペシャルステップ値に1が加算される(S7−2)。このスペシャルステップ値は、その値が5になると、後述するファンタジックチャンスへの移行時に通常ファンタジックチャンスではなく特別ファンタジックチャンスが実行される。なお、その詳細については後述する。
また、ボールボーナスのいずれかが当選すると(S6)、メイン制御装置30は、ボール払出装置40にボール払出命令を出力する。このボール払出装置40は、本プッシャーゲーム機1の内部に配置された図示しないボール貯留部と、図示しないボール払出制御部と、プレイフィールド内にボールを排出する図2に示すボール排出部41と、ボール払出制御部の制御の下でボール貯留部からボール排出部41へボールを搬送するボール搬送部とを備えている。メイン制御装置30からのボール払出命令をボール払出装置40のボール払出制御部が受け取ると、そのボール払出制御部は、ボール搬送部を制御して1個のボールをボール貯留部からボール排出部41へ搬送させる。ボール排出部41へと搬送されたボールは、そのボール排出部41のレール上を転がって、プレイフィールド内のメダル載置台12の上に排出される(S15)。
このようにして払い出されたボールは、メダル載置台12上に堆積したメダルの上に乗った状態でプレイフィールド内に存在することになる。そして、そのメダルの移動とともにメダル落下溝14に向けて移動する。ここで、図2に示すように、メダル載置台12に設けられたストッパ部12aの中央部分には、ボールが落下しやすいように切欠部12bが形成されている。また、メダル載置台12の上方には、2つのボールガイド42が設けられており、メダル載置台12上のボールのみを中央側に寄せるような構成となっている。よって、メダル載置台12上のボールは、メダル落下溝14に向かうにつれて、ボールガイド42により中央側に寄せられ、落下しやすくなっているストッパ部12aの切欠部12bを介してメダル落下溝14へ落下する。
ボールがメダル落下溝14へ落下すると、このボールは、上記回転搬送機構15の回転羽部15bの羽の上に乗り、その回転羽部15bの回転によって図2中右側へ搬送される。その後、そのボールは羽の上からこぼれ落ち、メダル落下溝14の内部へと落下する。ここで、メダル落下溝14の内部に設けられた上記スタートチェッカー16の鉛直方向上部には、図示しない仕分け部材が設けられている。この仕分け部材は、ボールの直径よりも狭くメダルの直径よりは広い間隔が空いたレールからなる。回転羽部15bの羽からこぼれ落ちたメダルは、このレールの間を通ってスタートチェッカー16を通過することになる。一方、回転羽部15bの羽からこぼれ落ちたボールは、このレールの上に乗り、スタートチェッカー16まで到達することはない。このレールは、上記ボール貯留部に向かって傾斜しているので、レールの上に乗ったボールは、そのレールの傾斜によりボール貯留部まで搬送される。このレールの途中には、第1ボール検知センサ43が設けられている。この第1ボール検知センサ43は、例えばフォトインタラプタにより構成され、その光路上をボールが通過すると、ボール検知信号を出力する。この検知信号は、図3に示すようにメイン制御装置30に送られる。
このようにボールがメダル落下溝14へ落下して第1ボール検知センサ43により検知され(S20)、その検知信号をメイン制御装置30が受け取ると、メイン制御装置30は、RAM内のボール貯留数データに1を加算する処理を行う(S21)。また、メイン制御装置30は、ボール貯留数データのカウント値をプレイヤーに報知するためのランプ表示装置22を制御して、そのカウント値に対応する数だけボール貯留ランプを点灯させる。このランプ表示装置22は、3つのボール貯留ランプを備えており、各ステーション10のプレイフィールド内に設けられている。その後、メイン制御装置30は、上記ボール貯留数データが3に達したか否かを判断する(S22)。そして、ボール貯留数データが3に達したと判断した場合、メイン制御装置30は、ROMに格納されているファンタジックチャンス(FC)抽選プログラムを実行して後述の中央抽選装置50を制御し、ファンタジックチャンスに移行する(S40)。すなわち、本実施形態では、このFC抽選プログラムを実行するメイン制御装置30、中央抽選装置50等によって、ゲーム進行制御手段が構成されている。
図5は、中央抽選装置50の外観を示す斜視図である。
この中央抽選装置50は、球状の抽選用移動物体である抽選ボールB1が入り得る所定の当選口を形成する当選口形成部材51と、抽選ボール受台52と、抽選ボール受台上に抽選ボールB1を供給する供給手段としての第1抽選ボール供給装置53とを備えている。第1抽選ボール供給装置53は、図示しない抽選ボール貯留部と、図示しない抽選ボール供給駆動部と、抽選ボール貯留部からの抽選ボールB1を抽選ボール受台52上へ搬送する図5に示す搬送レール53aとを備えている。貯留ボール供給駆動部がメイン制御装置30からのボール供給命令を受け取ると、貯留ボール供給駆動部は、抽選ボール貯留部内の抽選ボールB1を搬送レール53aの上部まで搬送する。これにより、その抽選ボールB1は搬送レール53aの傾斜により搬送レール53aに沿って搬送され、最終的には図中矢印Dの方向から抽選ボール受台52上に供給される。
上記抽選ボール受台52は、図5に示すようにすり鉢状に形成されており、その中央部分に当選口形成部材51が設けられている。この当選口形成部材51には、円盤状部材であって、その外周面に等間隔で10個のボール収容口C1〜C10が形成されている。当選口形成部材51は、図示しない回転駆動装置により抽選ボール受台52の中心軸の回りを回転する。上記搬送レール53aから抽選ボール受台52上へ供給された抽選ボールB1は、その抽選ボール受台52上を転がりながら、当選口形成部材51の周りを移動する。そして、抽選ボール受台52の傾斜によって、最終的には当選口形成部材51のボール収容口C1〜C10のいずれかに入る。これらのボール収容口C1〜C10の底面は開口しており、ボール収容口に入った抽選ボールB1は、その開口から下方へ落下し、回収される。各ボール収容口C1〜C10の内部又はその鉛直方向下方には、それぞれ第2ボール検知センサ54が設けられている。各第2ボール検知センサ54は、例えばフォトインタラプタにより構成され、その光路上を抽選ボールB1が通過すると、ボール検知信号を出力する。この検知信号は、図3に示すようにメイン制御装置30に送られる。このボール検知信号により、メイン制御装置30は、抽選ボールが入ったか否をボール収容口C1〜C10ごとに認識することができる。
上述したように、ボール貯留数データが3に達したと判断したメイン制御装置30は、FC抽選プログラムを実行して中央抽選装置50を制御し、ファンタジックチャンスを進行する。具体的には、まず、メイン制御装置30は、上記ボール収容口C1〜C10のうちの半分である5つのボール収容口C1〜C5を、第1ジャックポット賞に対応した第1抽選権利賞の当選口として割り当て、残り半分の5つのボール収容口C6〜C10を、第2ジャックポット賞に対応した第2抽選権利賞の当選口として割り当てる。このように本実施形態では、すべてのボール収容口C1〜C10が当選口であるが、一部のボール収容口を当選口とせずにハズレとしてもよい。そして、メイン制御装置30は、第1抽選ボール供給装置53にボール供給命令を出力する。この命令を受けた第1抽選ボール供給装置53は、貯留ボール供給駆動部を駆動して所定数の抽選ボールB1を連続して抽選ボール受台52上に供給し、物理抽選(ファンタジックチャンス)を行う。
図6は、本実施形態におけるファンタジックチャンスの流れを示すフローチャートである。
ファンタジックチャンスにおいて、第2抽選権利賞に割り当てた5つのボール収容口C6〜C10のいずれかに抽選ボールB1が入らず、かつ、第1抽選権利賞に割り当てた5つのボール収容口C1〜C5のすべてに抽選ボールB1が入った場合には、第1抽選権利賞の当選を決定する。また、第1抽選権利賞に割り当てた5つのボール収容口C1〜C5のいずれかに抽選ボールB1が入らず、かつ、第2抽選権利賞に割り当てた5つのボール収容口C6〜C10のすべてに抽選ボールB1が入った場合には、第2抽選権利賞の当選を決定する。また、全ボール収容口C1〜C10に抽選ボールB1が入った場合には、特別抽選権利賞の当選を決定する。よって、本実施形態において、第1抽選ボール供給装置53により、抽選ボール受台52上に供給される抽選ボールB1の数は、少なくとも、第1抽選権利賞と第2抽選権利賞が割り当てられたボール収容口C1〜C10の合計数(10個)以上に設定する。このようにしないと、特別抽選権利賞の当選が決定されることがなくなるからである。
なお、本実施形態では、同じ賞のボール収容口が互いに隣り合うように配置されているが、同じ賞のボール収容口が互いに隣り合わないように交互に配置されるように、割り当ててもよい。本実施形態のように、同じ賞のボール収容口を互いに隣り合うように配置すると、プレイヤーに対していずれか一方の賞に当選する確率が高いように感じさせることができる点で好ましい。各賞に対応するボール収容口の配置すなわち各ボール収容口への賞の割り当ては、固定であってもよいが、所定の変更条件に従って変更するようにしてもよい。例えば、ボール貯留数データのカウント値が3になるという条件でファンタジックチャンスへ移行した場合には(S22)、同じ賞のボール収容口が互いに隣り合うように配置されるように各ボール収容口へ抽選権利賞を割り当て、上述したコンピュータ抽選でダイレクトファンタジックチャンス(ダイレクトFC)に当選するという条件でファンタジックチャンスへ移行した場合には(S8)、同じ賞のボール収容口が互いに隣り合わないように交互に配置されるように各ボール収容口へ抽選権利賞を割り当てるようにしてもよい。
また、本実施形態では、各抽選権利賞についてそれぞれ5つずつのボール収容口が割り当てられており、各抽選権利賞の当選確率が互いに同じになるようにしているが、各抽選権利賞の当選確率が互いに異なるように、各ボール収容口へ抽選権利賞を割り当ててもよい。例えば、第1抽選権利賞を割り当てるボール収容口数を4個とし、第2抽選権利賞を割り当てるボール収容口数を6個とする。また、各抽選権利賞に対応するボール収容口の数は、固定であってもよいが、所定の変更条件に従って変更するようにしてもよい。例えば、ボール貯留数データのカウント値が3になるという条件でファンタジックチャンスへ移行した場合には(S22)、第1抽選権利賞のボール収容口の数が第2抽選権利賞のボール収容口の数よりも多くなるように各ボール収容口へ賞を割り当て、上述したコンピュータ抽選でダイレクトファンタジックチャンス(ダイレクトFC)に当選するという条件でファンタジックチャンスへ移行した場合には(S8)、第2抽選権利賞のボール収容口の数が第1抽選権利賞のボール収容口の数よりも多くなるように各ボール収容口へ賞を割り当てる。
本実施形態では、通常ファンタジックチャンスと特別ファンタジックチャンスの2種類のファンタジックチャンスが存在する。すなわち、メイン制御装置30は、FC抽選プログラムを実行して中央抽選装置50を制御することにより、通常ファンタジックチャンスを進行する通常動作モードか、特別ファンタジックチャンスを進行する動作モードのいずれかの特別動作モードで動作する。通常ファンタジックチャンスでは、第1抽選ボール供給装置53により10個の抽選ボールB1を連続して抽選ボール受台52上に供給し、特別ファンタジックチャンスでは、10個の抽選ボールB1を連続して抽選ボール受台52上に供給した後、続いて3個の抽選ボールB1を連続して追加供給する。これらのファンタジックチャンスは、供給する抽選ボールB1の数が異なる以外は同じ進行内容である。
なお、当選口形成部材51には、図5に示すように、各ボール収容口C1〜C10にそれぞれ対応する10個の当選口ランプ55が設けられている。各当選口ランプの点灯制御は、メイン制御装置30によって行われ、メイン制御装置30は、第1抽選権利賞が割り当てられたボール収容口に対応する当選口ランプと、第2抽選権利賞が割り当てられたボール収容口に対応する当選口ランプとを、互いに異なる色(例えば「赤色」と「青色」)で点灯するように制御する。そして、点灯中の当選口ランプ55に対応するボール収容口に抽選ボールが入り、これが第2ボール検知センサ54に検知されると、メイン制御装置30は、その当選口ランプを消灯する制御を行う。
ここで、メイン制御装置30が通常動作モードで動作するか特別動作モードで動作するかは、スペシャルステップ値が5に達しているかどうかによって決まる。具体的には、ファンタジックチャンス移行時に、スペシャルステップ値が5未満の場合には(S41のNo)、通常動作モードで動作し、通常ファンタジックチャンスが進行する(S42)。一方、ファンタジックチャンス移行時に、スペシャルステップ値が5に達している場合には(S41のYes)、特別動作モードで動作し、特別ファンタジックチャンスが進行する(S43)。
いずれのファンタジックチャンスにおいても、メイン制御装置30は、第2ボール検知センサ54からの検知信号に基づいて、いずれのボール収容口C1〜C10に抽選ボールB1が入ったかを認識し、その結果に基づいて、第1抽選権利賞、第2抽選権利賞、特別抽選権利賞、ハズレのいずれかを決定する。
ファンタジックチャンスを進行した結果、第1抽選権利賞が割り当てられたボール収容口C1〜C5の全部に抽選ボールB1が入らなかった場合や、第2抽選権利賞が割り当てられたボール収容口C6〜C10の全部に抽選ボールB1が入らなかった場合には、ハズレが決定される(S44−4)。この場合、メイン制御装置30は、抽選ボールB1が入ったボール収容口C1〜C10の数に応じた枚数のメダル払出命令を第2メダル払出装置57に出力する。メダル払出命令を受けたメダル払出装置18は、メダル払出部を制御して、そのメダル払出命令に応じた枚数のメダル払出動作を実行する。この第2メダル払出装置57は、本プッシャーゲーム機1の内部下部に設置された多数のメダルを貯留するメダルホッパー部と、そのメダルホッパー部に貯留されたメダルを払い出すメダル払出部と、メダル払出部から払い出されたメダルを搬送するメダル搬送レールと、メダル搬送レールにより搬送されてきたメダルを受け取って、メダルを払い出すべきステーション10のプレイフィールド内にメダルを排出する図1に示すメダル排出部57aとを備えている。このメダル排出部57aは、上記中央抽選装置50の抽選ボール受台52の上方に配置されている。メダル搬送レールは、図1では図示を省略しているが、メダル排出部57aの周囲を囲うように螺旋状に延びている。メダル払出部によりメダルホッパー部から本プッシャーゲーム機1の上部まで搬送されたメダルは、このメダル搬送レールを通って最終的に中央のメダル排出部57aに搬送される。そして、メダル排出部57aから、メダルを払い出すべきステーション10のプレイフィールドへ排出され、プッシャー台13の上面に落下し、プレイフィールド2内に払い出される(S49−4)。
また、メイン制御装置30は、ハズレを決定した場合、抽選ボールB1が入ったボール収容口C1〜C10の数に応じた枚数に応じて、第2JP貯留枚数データをカウントする(S50)。この第2JP貯留枚数データの初期値は、本実施形態では500であるが、適宜変更可能である。また、抽選ボールB1が入ったボール収容口の数に対する第2JP貯留枚数データのカウント値も、適宜設定することができる。本実施形態では、このカウント値を0.75に設定している。
ファンタジックチャンスにおいて、第1抽選権利賞に対応するすべてのボール収容口C1〜C5に抽選ボールB1が入ると、メイン制御装置30は、第1抽選権利賞の当選を決定する(S44−1)。この場合、メイン制御装置30は、ROMに格納されている第1JP抽選プログラムを実行して上記中央抽選装置50を制御し、第1ジャックポット抽選を実行する(S45−1)。
第1ジャックポット抽選も上記中央抽選装置50を用いて行われるが、図7に示すように、抽選ボールとして、上記ファンタジックチャンスで使用した抽選ボールB1よりも大きな径の抽選ボールB2を使用する。具体的には、ファンタジックチャンスで第1抽選権利賞の当選を決定したメイン制御装置30は、まず、上記ボール収容口C1〜C10の1つを当選口として割り当てる。そして、メイン制御装置30は、第2抽選ボール供給装置56にボール供給命令を出力する。この第2抽選ボール供給装置56は、図示しない抽選ボール貯留部と、図示しない抽選ボール供給駆動部と、抽選ボール貯留部からの抽選ボールB2を抽選ボール受台52上へ搬送する図7に示す搬送通路部56aとを備えている。本実施形態では、プレイフィールド2を区切っている柱3の1つが抽選ボール貯留部になっている。具体的に説明すると、その柱3の内部には抽選ボールB2が一列に積み上げられた状態で貯留されている。そして、貯留ボール供給駆動部がメイン制御装置30からのボール供給命令を受け取ると、貯留ボール供給駆動部は、その柱3の内部に積み上げられた抽選ボールB2の一番下に、新たに抽選ボールB2を入れるように動作する。これにより、積み上げられた一番上の抽選ボールB2が、その柱3の上部に設けられた抽選ボール排出孔まで持ち上げられ、その抽選ボール排出孔から落下する。落下した抽選ボールB2は、上記搬送通路部56aに受け取られ、搬送通路部56aの傾斜により搬送通路部56aに沿って搬送され、最終的には図中矢印Eの方向から抽選ボール受台52上に供給される。
第1ジャックポット抽選において、メイン制御装置30は、上記ボール収容口C1〜C10の1つを当選口として割り当て、当選口として割り当てたボール収容口に対応する当選口ランプ55を点灯する。そして、メイン制御装置30は、第2抽選ボール供給装置56にボール供給命令を出力する。この命令を受けた第2抽選ボール供給装置56は、貯留ボール供給駆動部を駆動して1個の抽選ボールB2を抽選ボール受台52上に供給する。そして、割り当てた当選口に抽選ボールB2が入るか否かによって第1ジャックポット賞に当選するか否かを決定する。具体的には、メイン制御装置30は、第2ボール検知センサ54からの検知信号に基づいて、当選口に抽選ボールB2が入ったか否か、すなわち、当選か否かと判断する(S46−1)。当選口に抽選ボールB2が入らなかったと判断した場合、メイン制御装置30は、ハズレと判断し、上記第2メダル払出装置57により所定枚数のメダルを払い出して(S49−1)、第1ジャックポット抽選を終了する。一方、当選口に抽選ボールB2が入ったと判断した場合、メイン制御装置30は、第1ジャックポット賞の当選を決定し、RAM内に記憶されている第1JP貯留枚数データを読み出す。そして、第1JP貯留枚数データが示す枚数のメダル払出命令を上記第2メダル払出装置57に出力する。これにより、メダルを払い出すべきステーション10のプレイフィールド2内に、大量のメダルが払い出される(S48−1)。なお、払い出しを終えたら、第1JP貯留枚数データは初期値にリセットされる。なお、リセット後の初期値は、常に一定の値でなくてもよい。
また、ファンタジックチャンスにおいて、第2抽選権利賞に対応するすべてのボール収容口C6〜C10に抽選ボールB1が入ると、メイン制御装置30は、第2抽選権利賞の当選を決定する(S44−2)。この場合、メイン制御装置30は、ROMに格納されている第2JP抽選プログラムを実行して上記中央抽選装置50を制御し、第2ジャックポット抽選を実行する(S45−2)。この第2ジャックポット抽選の流れは、第1ジャックポット抽選とほぼ同様である。すなわち、メイン制御装置30は、上記ボール収容口C1〜C10の1つを当選口として割り当て、当選口として割り当てたボール収容口に対応する当選口ランプ55を点灯する。そして、メイン制御装置30は、第2抽選ボール供給装置56にボール供給命令を出力する。この命令を受けた第2抽選ボール供給装置56は、貯留ボール供給駆動部を駆動して1個の抽選ボールB2を抽選ボール受台52上に供給する。そして、割り当てた当選口に抽選ボールB2が入るか否かによって第2ジャックポット賞に当選するか否かを決定する(S47−2)。当選口に抽選ボールB2が入らなかったと判断した場合、メイン制御装置30は、ハズレと判断し、上記第2メダル払出装置57により所定枚数のメダルを払い出して(S49−2)、第2ジャックポット抽選を終了する。一方、当選口に抽選ボールB2が入ったと判断した場合、メイン制御装置30は、第2ジャックポット賞の当選を決定し、RAM内に記憶されている第2JP貯留枚数データを読み出す。そして、第2JP貯留枚数データが示す枚数のメダル払出命令を上記第2メダル払出装置57に出力する。これにより、メダルを払い出すべきステーション10のプレイフィールド2内に、大量のメダルが払い出される(S48−2)。なお、払い出しを終えたら、第2JP貯留枚数データは初期値にリセットされる。なお、リセット後の初期値は、常に一定の値でなくてもよい。
また、ファンタジックチャンスにおいて、すべてのボール収容口C1〜C10に抽選ボールB1が入ると、メイン制御装置30は、特別抽選権利賞の当選を決定する(S44−3)。この場合、メイン制御装置30は、ROMに格納されている特別JP抽選プログラムを実行して上記中央抽選装置50を制御し、特別ジャックポット抽選を実行する(S45−3)。この特別ジャックポット抽選においては、メイン制御装置30は、上記ボール収容口C1〜C10のうち、3つを第1ジャックポット賞の当選口として割り当て、3つを第2ジャックポット賞の当選口として割り当て、各賞の割り当てられたボール収容口に対応する当選口ランプ55を賞ごとに異なる色で点灯する。そして、メイン制御装置30は、第2抽選ボール供給装置56にボール供給命令を出力する。この命令を受けた第2抽選ボール供給装置56は、貯留ボール供給駆動部を駆動して1個の抽選ボールB2を抽選ボール受台52上に供給する。そして、抽選ボールB2が、第1ジャックポット賞を割り当てた当選口に入れば第1ジャックポット賞の当選を決定し(S46−3)、第2ジャックポット賞を割り当てた当選口に入れば第2ジャックポット賞の当選を決定する(S47−3)。いずれの賞も割り当てられていないボール収容口に抽選ボールB2が入った場合、メイン制御装置30は、ハズレと判断し、上記第2メダル払出装置57により所定枚数のメダルを払い出して(S49−3)、特別ジャックポット抽選を終了する。一方、第1ジャックポット賞が割り当てられた当選口に抽選ボールB2が入ったと判断した場合、メイン制御装置30は、第1ジャックポット賞の当選を決定し、RAM内に記憶されている第1JP貯留枚数データを読み出す。そして、第1JP貯留枚数データが示す枚数のメダル払出命令を上記第2メダル払出装置57に出力する。これにより、メダルを払い出すべきステーション10のプレイフィールド2内に、大量のメダルが払い出される(S48−1)。なお、払い出しを終えたら、第1JP貯留枚数データは初期値にリセットされる。他方、第2ジャックポット賞が割り当てられた当選口に抽選ボールB2が入ったと判断した場合、メイン制御装置30は、第2ジャックポット賞の当選を決定し、RAM内に記憶されている第2JP貯留枚数データを読み出す。そして、第2JP貯留枚数データが示す枚数のメダル払出命令を上記第2メダル払出装置57に出力する。これにより、メダルを払い出すべきステーション10のプレイフィールド2内に、大量のメダルが払い出される(S48−2)。なお、払い出しを終えたら、第2JP貯留枚数データは初期値にリセットされる。
以上、本実施形態によれば、いずれかのステーション10でプレイするプレイヤーが第1ジャックポット賞に当選しても、第2ジャックポット賞に係る第2JP貯留枚数データはリセットされない。同様に、いずれかのステーション10でプレイするプレイヤーが第2ジャックポット賞に当選しても、第1ジャックポット賞に係る第1JP貯留枚数データはリセットされない。すなわち、いずれか一方のジャックポット賞がだれかに当選してしまった後も、他方のジャックポット賞の貯留枚数は維持されたままとなる。よって、だれかがいずれか一方のジャックポット賞に当選した場合、残りのプレイヤーは、そのジャックポット賞に当選したいという欲求については減退するものの、他方のジャックポット賞こそは自分が当選したいという強い欲求が生まれる。その結果、だれかがいずれか一方のジャックポット賞に当選してしまっても、他のプレイヤーにとってのゲーム性は低下するどころか、そのゲーム性がより一層高まるという効果が期待できる。
しかも、本実施形態では、まず、ファンタジックチャンス(事前抽選)においていずれのジャックポット賞についての抽選を行うかを決定し、そのファンタジックチャンスで各ジャックポット賞に対応する抽選権利賞のいずれかに当選したら、そのファンタジックチャンスで当選した抽選権利賞に対応するジャックポット賞の当選を決定するための最終的なジャックポット抽選を行う。このファンタジックチャンスの抽選対象には、各ジャックポット賞にそれぞれ対応した第1抽選権利賞及び第2抽選権利賞のほかに、特別抽選権利賞が設けられており、ファンタジックチャンスで特別抽選権利賞に当選すると、第1及び第2ジャックポット賞のいずれか一方の当選を決定するための特別ジャックポット抽選が行われる。したがって、ファンタジックチャンスで特別抽選権利賞に当選する場合には、その後のジャックポット抽選での当選結果が出るまでは、どのジャックポット賞に当選するかが決定されず、2種類のジャックポット賞のうちのいずれに当選し得るのかについて段階的に楽しむことができる。
また、本実施形態においては、第1ジャックポット賞の払出量増加条件は上述したようにいずれかのステーション10にメダルが投入されることであり、第2ジャックポット賞の払出量増加条件は上述したようにハズレが決定されたファンタジックチャンスでボール収容口にボールが入ったことである。このように、各ジャックポット賞の払出量増加条件が互いに異なるように設定することで、各ジャックポット賞のジャックポット貯留枚数を増加させる条件の多様化を図ることができ、ゲーム性が向上する。ただし、各ジャックポット賞の払出量増加条件を互いに同じ条件としてもよい。
なお、本実施形態では、事前抽選であるファンタジックチャンスと、ジャックポット抽選の両方とも物理抽選である場合について説明したが、いずれか一方又は両方を、乱数を用いた抽選プログラムを実行して抽選を行うコンピュータ抽選としてもよい。
また、本実施形態では、プッシャーゲーム機を例に挙げて説明したが、他のゲーム機においても同様の効果を発揮することができる。
また、本実施形態では、互いに独立したプッシャーゲームを進行する複数のステーション10を備えたゲーム装置であるプッシャーゲーム機1内にジャックポット抽選装置を設け、いずれかのステーション10でジャックポット抽選の開始条件が満たされたときにジャックポット抽選装置でジャックポット抽選を開始する例について説明したが、本発明はこのような構成に限られない。例えば、本実施形態のように複数のプレイヤーが同時期にプレイするような複数人プレイ型のゲーム装置に限らず、1人プレイ型のゲーム装置であっても本発明は適用可能である。また、例えば、複数のゲーム装置を通信ネットワークを介してジャックポット抽選装置に接続し、いずれかのゲーム装置でジャックポット抽選の開始条件が満たされたときにジャックポット抽選装置でジャックポット抽選を開始するようなゲームシステムであっても、本発明は適用可能である。
本実施形態に係るプッシャーゲーム機を示す外観図である。 同プッシャーゲーム機のステーションの構成を示す斜視図である。 同プッシャーゲーム機の全体を制御する制御機構の主要部を示す制御ブロック図である。 同プッシャーゲーム機におけるゲーム全体の流れを示す説明図である。 ファンタジックチャンス時における同プッシャーゲーム機の中央抽選装置の外観を示す斜視図である。 ファンタジックチャンスの流れを示すフローチャートである。 ジャックポット抽選時における同プッシャーゲーム機の中央抽選装置の外観を示す斜視図。
符号の説明
1 プッシャーゲーム機
2 プレイフィールド
10 ステーション
11 メダル投入器
12 メダル載置台
13 プッシャー台
14 メダル落下溝
15 回転搬送機構
20 液晶表示装置
30 メイン制御装置
40 ボール払出装置
41 ボール排出部
50 中央抽選装置
51 当選口形成部材
52 抽選ボール受台
53 第1抽選ボール供給装置
53a 搬送レール
56 第2抽選ボール供給装置
56a 搬送通路部
1,B2 抽選ボール
1〜C10 ボール収容口

Claims (7)

  1. 複数種類のジャックポット賞それぞれに対応した各抽選権利賞のいずれかの当選を決定するための事前抽選を行う第1の抽選手段と、
    該第1の抽選手段が当選を決定した抽選権利賞に対応するジャックポット賞の当選を決定するためのジャックポット抽選を行う第2の抽選手段と、
    該第2の抽選手段が当選を決定したときにプレイヤーへ払い出すべき払出対象の量を示す払出量データを、上記複数種類のジャックポット賞ごとに記憶する記憶手段と、
    該第2の抽選手段が当選を決定したとき、当選したジャックポット賞に対応する払出量データを該記憶手段から読み出し、読み出した払出量データが示す量の払出対象をプレイヤーへ払い出すための払出処理を行う払出処理手段と、
    所定の払出量増加条件を満たしたとき、該記憶手段に記憶されている複数の払出量データの少なくとも1つが示す量を累積的に増加させる処理を行う払出量データ処理手段とを備えており、
    上記第1の抽選手段は、上記各抽選権利賞ほか、上記複数種類のジャックポット賞に含まれる2種類以上のジャックポット賞の少なくとも1つの当選を決定するための特別ジャックポット抽選を行うための特別抽選権利賞も、抽選対象として上記事前抽選を行うものであり、
    上記第2の抽選手段は、該第1の抽選手段が特別抽選権利賞の当選を決定した場合には、該特別抽選権利賞に対応する上記2種類以上のジャックポット賞の少なくとも1つの当選を決定するための特別ジャックポット抽選を行うものであり、
    上記第1の抽選手段及び上記第2の抽選手段のうち少なくとも該第1の抽選手段は、抽選用移動物体を移動させて該抽選用移動物体が所定の当選箇所に移動することを条件に賞の当選を決定する物理抽選手段であり、
    該物理抽選手段は、各抽選権利賞にそれぞれ対応した3つ以上の当選口を形成する当選口形成部材と、2種類以上の抽選権利賞に対応した当選口の合計数以上の抽選用移動物体を該3つ以上の当選口に向けて供給する供給手段と、各当選口に入った抽選用移動物体を検知する検知手段と、該検知手段の検知結果に基づいて抽選用移動物体が入った当選口に対応する抽選権利賞の当選を決定する当選決定処理手段とを有し、
    該当選決定処理手段は、該検知手段の検知結果に基づいて抽選用移動物体が入った当選口に対応する抽選権利賞が複数の場合には、その複数の抽選権利賞に対応するジャックポット賞の少なくとも1つの当選を決定するための特別ジャックポット抽選を行うための特別抽選権利賞の当選を決定することを特徴とするジャックポット抽選装置
  2. 求項のジャックポット抽選装置において、
    所定の変更条件に基づいて、上記当選口形成部材が形成する上記3つ以上の当選口と各抽選権利賞との対応関係を変更する対応関係変更手段を有することを特徴とするジャックポット抽選装置。
  3. 請求項のジャックポット抽選装置において、
    上記対応関係変更手段は、少なくとも1つの抽選権利賞に対応する当選口数が変更前後で変わるように、上記対応関係を変更することを特徴とするジャックポット抽選装置。
  4. 請求項のジャックポット抽選装置において、
    上記対応関係変更手段は、各抽選権利賞に対応する当選口の相対的な位置関係が変更前後で変わるように、上記対応関係を変更することを特徴とするジャックポット抽選装置。
  5. 請求項1乃至のいずれか1項に記載のジャックポット抽選装置において、
    上記払出量増加条件は、互いに異なる2以上の払出量増加条件からなり、
    上記払出量データ処理手段は、該2以上の払出量増加条件のいずれかが満たされたとき、上記記憶手段に記憶されている複数の払出量データのうち、満たされた払出量増加条件に対応する払出量データが示す量を累積的に増加させることを特徴とするジャックポット抽選装置。
  6. ジャックポット賞の当選を決定するためのジャックポット抽選を行う抽選装置と、ゲームの進行を制御するゲーム進行制御手段とを有するゲーム装置において、
    上記抽選装置として、請求項1乃至のいずれか1項に記載のジャックポット抽選装置を用い、
    該ジャックポット抽選装置における上記第1の抽選手段は、上記ゲーム進行制御手段が制御するゲーム進行により所定の抽選開始条件が満たされたときに上記事前抽選を開始することを特徴とするゲーム装置。
  7. ジャックポット賞の当選を決定するためのジャックポット抽選を行う抽選装置と、
    通信ネットワークを介して該抽選装置とそれぞれ接続され、ゲームの進行を制御するゲーム進行制御手段をそれぞれ有する複数のゲーム装置とを備えたゲームシステムにおいて、
    上記抽選装置として、請求項1乃至のいずれか1項に記載のジャックポット抽選装置を用い、
    該ジャックポット抽選装置における上記第1の抽選手段は、いずれかのゲーム装置のゲーム進行制御手段が制御するゲーム進行により所定の抽選開始条件が満たされたときに上記事前抽選を開始し、
    該ジャックポット抽選装置の払出処理手段は、該ジャックポット抽選装置における上記第2の抽選手段が上記複数種類のジャックポット賞のいずれかの当選を決定したとき、上記記憶手段から読み出した払出量データが示す量の払出対象を、該所定の抽選開始条件を満たしたゲーム装置のプレイヤーへ払い出すための払出処理を行うことを特徴とするゲームシステム。
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