JP4411374B2 - 少なくとも2つの異なった媒体の投与方法並びにそのためのディスペンサ - Google Patents

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    • B05B7/2405Apparatus to be carried on or by a person, e.g. by hand; Apparatus comprising containers fixed to the discharge device using an atomising fluid as carrying fluid for feeding, e.g. by suction or pressure, a carried liquid from the container to the nozzle

Description

【0001】
【利用分野及び先行技術】
本発明は、媒体、特には噴霧ジェット又は飛沫の形態における医薬品である媒体の投与又は吐出に関するものである。
【0002】
WO96/24439は、ゴム・プラグによって密閉され、液体媒体が入っているガラス・アンプルが、事前設定された破壊接続部によってディスペンサに対して接続されるスリーブの中に挿入されるように成した、使い捨て可能なディスペンサを開示している。前記ディスペンサは、その端部において噴霧ノズルを備えた突出ノーズ・アダプタを有する。前記アダプタの内部における中心シャフト即ち中心部材は、その中心において針を担持するものであり、前記針は、前記スリーブを前記アダプタの中に手動で押し込むことによる操作の際に、前記ゴム・プラグを孔開けする。前記シャフトは、その後、前記ゴム・プラグをプランジャとして前記アンプルの中に押し込み、結果として、前記投与圧力を形成するのである。
【0003】
この使い捨て可能な噴霧器は、非常に確実なものであり、特には、例えば鼻腔粘膜に拠る場合のように、経口摂取の場合に起こり得るような消化管に対する不適合性を回避しつつ、身体によって急速に吸収されなければならないものである液体薬剤の投与のために著しく適している。しかしながら、液体形態では長期間に渡って安定しているものではない薬剤も存在する。
【0004】
粉体の投与及び投薬に関しては数多くの提案が存在しているが、これは、問題が多いものであり、大量の空気の中において掻き廻されることによってのみ実行可能なものでもある。これは、多くの分野の投与を排除してしまうことになる。
このようにすれば、計画的な投与が、殆ど不可能だからである。
【0005】
US3756390は、皮下注射器に関連し、この皮下注射器は、孔開けフォイルで互いに別体にされた液体と粉体用の2つのチャンバを有している。粉体チャンバに接続片が接続され、そこで針が保護キャップの除去後に挿入可能になっている。別体のフォイルを貫通した後に前述の2つの媒体が混合される。保護キャップはその後除去され、エアの排出に続いて針が挿入され、注入が行われる。
同様の手法が、US3595439Aにおいて、歯科用2成分物質混合カートリッジに用いられている。
【0006】
GB1453591はアンプルを記載しており、このアンプルは、液体チャンバ用の孔開け密閉プラグと、粉体チャンバ用の中間プラグを有している。針による孔開けの際には、例えばドロップに接続され、中間プラグが放出され、2つの媒体が互いに混合できるようになっている。その混合物はその後付属チャネルを通ってドロップチャンバに通じることができる。
【0007】
JP8−280807Aはアダプタを開示しており、このアダプタはアルミニウムフォイルによりシールされた液体チャンバを設けている。これはまた、フリーズドライ処理された医薬品を有するコンテナに載置可能である。ねじキャップでシールされたアダプタのもう一方の側には、ポンプ噴霧器を係合させることができ、吸引チューブを用いてアルミニウムフォイルを孔開けし、液体チャンバと粉体コンテナを相互接続する。このディスペンサは、使用の前に3つの別体の部品から組立てられなければならず、複雑でない使用目的にはそれほど役に立たない。
【0008】
【課題及び解決手段】
本発明の課題は、固形媒体が確実に投与できるだけでなく、調剤された計画的な様式で投与できるように成した、2つの異なった媒体の投与投与と散布を含む)に関する方法並びにディスペンサを提供することである。
【0009】
本発明は、液体が粒状の固形媒体のためのキャリアとして使用され、別個に貯蔵された媒体がそれらの投与の前においてのみ混合されるように成した方法を提供する。前記粒状の固形媒体という用語は、それが、気体又は液体の形態、糊状又は塊状の形態を採るものではなく、その代わりに通常は乾燥していて、所定の流動性即ち自由に流動する能力を備えたものであり、特には微粉状又は粒状のものであるということを意味する。結果として、それらの2つの媒体を互いに分離して貯蔵することが実行可能であり、前記活性物質は、通常は前記粒状媒体の中において乾燥した形態で存在し得ることになる。それは、例えば、フリーズドライ処理された粉体という形態を採る医薬品であることが可能である。投与の直前においてのみ、それは、そのキャリア媒体として機能する液体と混合されるのである。懸濁液(分散液)又は溶液のいずれかが獲得され得ることになり、それは、その後、好ましくはスプレー・ミストとして、或いは飛沫又はジェットの形態において一緒に投与されるのである。
【0010】
前記薬品が前記乾燥した粉体の形態において有効に維持され得るという利点に加えて、前記粘膜に拠る吸収が特に支援されるようにして前記液体が選択され得るという利点も生じることになる。防腐剤の必要もないのである。
【0011】
前記粒状の固形媒体は、好ましくは微粉状のものであるが、少なくとも流動可能即ち自由に流動するものであって前記液体と容易に混合され得るものであり、前記比較的短い時間内において、前記液体の中における完全な混合即ち溶解が利用可能なものであるべきである。しかしながら、それらの粒子が、いわゆるマイクロカプセルの形態を採って、即ちそれらの内容物が被膜によってカバーされるように成して、存在することもまた実行可能である。
【0012】
前記液体が投与圧力の下において前記固形媒体の中に導入されて、その結果として生じる混合物が前記投与圧力の下において吐出されるならば、混合の直後における投与が実行可能であることになる。しかしながら、それは、前記吐出又は投与の直ぐ上流における混合段階において混合を実行することもまた実行可能である。これは、例えば、先ず第1に、すべての前記液体が投与の開始に先立って前記固形媒体を収容している前記チャンバの中に導入されることを保証するということを実行可能にする。特に溶液活性混合物の場合には、これが、前記液体の中における前記固形媒体の溶解、又は少なくとも良好な懸濁を保証することも可能である。前記液体は、前記固形物のためのキャリアとして機能するものであるが、それ自身が医薬品作用を有するものであるか或いはそれに寄与することも可能である。
【0013】
好適には、前記混合段階と前記投与段階の間において、前記作動力のために手動で克服されなければならないものであり、自動的に所定の中間ストッパが存在するように成した、圧力ポイントが存在する。前記固形媒体は、それが貯蔵される前記チャンバを通常は完全に満たすものではなく、前記チャンバは、薬品の安定性を支援する例えば空気又は不活性ガスである比較的大きな体積部分のガスを部分的に収容することになる。混合の際、前記ガスは、前記液体の導入によって圧縮され得るものであり、最終的に、投与において、即ち前記固形物リザーバ又は混合チャンバの開放において、例えば良好な噴霧を最初から保証するように成した所定の初期圧力が既に存在することになる。
【0014】
更に、液体チャンバと、投与圧力を形成して、微粉状又は自由に流動する固形媒体のためのものであり前記液体チャンバとは別体のものである媒体リザーバの中に液体を供給するように成した加圧手段と、前記混合物のための吐出オリフィスとを有するように成した、ディスペンサもまた提案される。前記加圧手段は、そのシリンダが前記液体チャンバであることも可能であるように成した、スラストピストン・ポンプであることが可能である。
【0015】
前記ディスペンサの操作の以前には、前記液体チャンバ及び前記媒体リザーバが互いに対して且つ外部に対しても緊密に密閉されることを維持するように成 し、操作によってのみそれらを互いに対して接続し、且つ前記吐出オリフィスに対しても接続するということが、実行可能である。これは、リップ弁などによって薄膜状ピストン又はコンテナ壁部に孔開けすることによって、行われることが可能である。
【0016】
所定の最小限の作動力の蓄積を許容するように成した圧力ポイントの確立は、操作の開始の前においても前記混合及び投与の段階の間においても、例えばスナップ接続部によって行われ得るものであるが、好ましくは、事前設定された破壊ポイント、即ち作動力によって破壊され得るように成した材料ブリッジによって行われることが可能である。
【0017】
すべてが一度に吐出されるか或いは数回の連続的な操作において吐出される各々の投与充填量のために独立したコンテナを有するように成したディスペンサの場合には、媒体チャンバの前記開放は、通常は、例えばスチール針である中空の細い針によって行われるものであり、前記針は、斜角によって鋭利に形成され、通常は、1mm以下という非常に小さな直径を有することになる。それは、シャフトの中に受容されるものであり、前記シャフトが、通常は、前記孔開け可能なピストンを前記シリンダの中に押し込むことにもなる。この細い鋭敏な針を受け入れるために、それは、これまでは、比較的太い頑丈な金属リングとして前記針に対して外側に取り付けられるように成した金属アダプタを設けていた。それ は、組立て工具の係合を許容したものであり、環状のロック歯システムによって前記シャフトの中に押し込まれていた(WO96/24439号を参照)。この構成は、申し分のないものと判明し、前記鋭敏な先端に損傷を与えることのない前記確実な組立ての故に、不可避的なものであると考えられていたのである。しかしながら、それは、前記金属アダプタを独立した部品として必要とすることになり、前記独立した部品は、コストを増大させるものであり、さもなければ実質的に純粋な様式で処理され得ることになる前記ディスペンサにおける金属断片を増大させるものでもある。
【0018】
前記アダプタなしでも必要な密閉作用を備えた損傷のない様式で、前記非常に細くて鋭敏な針を嵌め込むことが実行可能であると判明した。この目的のために、それは、前記針の両端を取り囲む前記シャフトの中におけるより大きな内径部の各リブの間の全体の中心領域の間に導入されることになり、それは、前記端部において、前記針の直径よりも幾分長いように成した内径部の中に圧入によって押し込まれるのである。それは、前記内径部の中におけるショルダの上において支持されるものであり、結果として、前記吐出オリフィスと自由に連絡し得ることになる。挿入の際、前記針は、前記先端を担持するその端部においてコレットによって保持されることになり、前記コレットは、前記針の中に係合する中心ピンを有するものであり、結果として前記鋭敏な先端に対する破砕及び損傷を防止するのである。これは、非常に重要である。何故なら、損傷のない先端が皮下注射針におけるものと同様に前記閉鎖プラグの孔開けのために必要であり、前記針がそれを貫通する際に前記コンテナ又はピストン壁部から粒子を分離することを防止するからである。前記分離粒子は、前記吐出オリフィスの目詰まりに至ることになり、或いは前記患者の呼吸器管の中に進入することにさえなり得るのである。
【0019】
これらの特徴及び更なる特徴は、請求項、発明の詳細な説明及び図面から推認されることが可能であり、それらの個別的な特徴は、単独で或いはサブコンビネーションの形で、本発明の実施例において、更には、その他の分野においても実行されることが可能であり、ここで保護が請求されることになる独立して保護可能な有益な構造を提示することが可能である。本件出願を個別的なセクション及びサブタイトルに再分することは、如何なる意味でも、本文において為された陳述の全般的な有効性を限定するものではない。
【0020】
本発明の1つの実施例が、これ以降、添付図面に関連して更に詳細に説明される。
【0021】
【好適な実施例の説明】
図1及び図2において示されたディスペンサ11は、単一のストロークにおいてその完全な充填量を投与するように成した、使い捨て可能な噴霧器である。それは、伸長したアダプタ部分13を備えたケーシング12を有する。それは、ケーシング操作ショルダ14の中心から突出するものであり、前記ショルダは、平面図では楕円形であり、2つの側面に向かってエポーレット状に突出する。前記アダプタに関して反対方向に案内されるケーシング・ジャケット15は、前記ショルダ14に対して接続されるものであり、その平坦な各側面において、各々の場合に操作切欠き16を有する。
【0022】
前記操作切欠き16を介して、スリーブ18の操作面17は、指によってアクセスされ得るものであり、前記スリーブは、各ウェブ20によって前記スリーブの中に支持されて、液体チャンバ21を収容するように成した、ガラス・アンプル19を受容する。それらのスリーブ18及びアンプル19は、伸長した深い円柱状のコンテナという形態を採るものである。
【0023】
前記プラスチック・スリーブの上には、事前設定された薄手の破壊ポイントを形成するウェブ状の材料ブリッジ22によってリング23が形成されるものであり、前記リングは、実質的に中空の前記アダプタ13の内側領域25に隣接し て、前記ショルダの下側におけるスナップ接続部24の中に受容される。
【0024】
前記アンプル19の中における前記液体チャンバ1は、ゴム状材料で形成されるプラグ26によって密閉されるものであり、前記プラグは、前記液体チャンバ21の前記円柱壁部の上に密閉的に係合する。それは、比較的伸長したものであり、その各端部側面の各々から発する中央凹部28を有していて、それらの凹部は、孔開け可能な薄膜を形成するように成した中央ウェブ29によって分離される。それらのスリーブ18及びアンプル19は、前記アダプタ13の前記内側領域の中に向かって中心方向に突出するものであり、そこでは、前記アダプタ13の前記内部25の中における横方向ウェブ31の上において、即ち操作通路の長さの全体に渡って、前記スリーブ18の外側壁部及び前記アンプル19の上側フランジ30によって案内される。
【0025】
前記操作通路の端部において、プランジャ34は、リング32によって受容されるものであり、前記リングは、事前設定された破壊ポイントを形成する材料ブリッジ33によってそれに対して接続されていて、前記リングは、前記アンプル19又はそのプラグ26の直前に達するまで前記アダプタ13の前記内部の中において中心方向に延在する。前記プランジャ34の内部には、接続流路35が存在していて、前記接続流路は、中空ラム37の内側流路36に対して接続されるものであり、前記中空ラムは、前記プラグに向かって案内され、先端38を面取りすることによって形成されるように成した、スチール針によって構成される。
前記スチール針は、比較的頑丈な金属アダプタ・リング39の中に受容されるものであり、前記リングは、環状返し状の歯システムを外側に設けられる。後者によって、それは、前記接続流路に対して接続される前記プランジャ34の開口40の中に押し込まれるのである。
【0026】
前記接続シャフト34は、その所定の破壊リング32の上では、前記アダプタ13の前記内部25の中に配置される密閉ガイド・リップ41によって案内され密閉される。密閉的に装着され、前記アダプタ13の前記端部を形成するように成した、端部キャップ42によって、環状の空間が、例えば粉体である固形媒体のための媒体リザーバ43を形成するようにして、前記シャフト34の廻りに形成される。前記端部キャップ42の中心には、スプレー・ノズルとして構成されるように成した、吐出オリフィス44が設けられる。それは、前記シャフト34の前方端部における渦巻き流路構造物45の支援を受けて円錐状のスプレー・ジェットを形成するものであり、それは、機能する際には、前記吐出ノズル44の内側に係合することになる。螺旋状に構成された各流路は、それらを介して急速に流れる前記液体又は混合物の角運動量を保証するものである。
【0027】
前記ノズル内部と前記シャフト34の端面の間には、吐出チャンバ46が形成され、前記吐出チャンバは、前記端部キャップ42の密閉リップ47によって前記媒体リザーバ43に対して密閉される。それらの密閉リップに隣接して、前記吐出チャンバは、その円筒形壁部の中においてオーバーフロー流路48を内包する。前記シャフト34の中における前記接続流路35は、前記シャフト表面において横断方向流路によって形成される横方向開口49の中において終端する。
【0028】
前記ガラス・アンプル19及び金属アダプタ・リングを備えたスチール針によって形成される前記ラム37を例外として、前記ディスペンサのすべての部分 は、プラスチックによって形成される。前記液体チャンバ21は液体で満たされており、液体は前記媒体リザーバ43の中における粒状の固形媒体と流出の際に混合するように意図され、固形媒体を溶解させ、或いはそれぞれに分散して懸濁させて、前記液体と共に吐出するようになっている。前記固形媒体は、通常は粉体の形態を採る医薬的に活性の物質である。前記液体は、主として大部分が水から構成されるものであり、前記水は、滅菌形態において、或いは任意選択的には体液に対して生理的に適応された形態において存在する。しかしながら、その他の液体又は液体添加物もまた実行可能であり、それらは、前記固形媒体の活性を促進し或いは開始させるという特性を有することが可能である。前記液体と前記固形媒体の間において、2成分作用が生じることも可能である。
【0029】
図1及び図2に従った前記ディスペンサは、図1において示された前記位置では、その充填、貯蔵及び販売の状態に置かれている。前記液体チャンバ21は、前記液体50を満たされ、前記プラグ26によって緊密に密閉されている。前記ラム37は、前記ウェブ29の直ぐ上に位置している。前記固形媒体51は、前記媒体リザーバ43の中に配置されているが、そこには、それと同時に、通常は大量でさえある空気が存在することも可能であり、前記空気は、それらの粒子の間における間隙の故に存在するものであるが、それは付加的に存在することもまた可能であり、それらの粒子は、過剰に圧縮した形態で充填されなければならないものではないのである。前記媒体リザーバ43は、密閉リップ41及び47及び前記シャフト34の対応する円筒形表面によって、その外部及び内部に対し て、緊密に密閉されるものである。
【0030】
前記ディスペンサ11を使用するためには、前記伸長したアダプタ13が、例えば鼻孔の中に挿入されるような対応する投与位置に引き込まれる。前記ユーザーは、2本の指を前記ショルダ14の上に置き、親指で前記操作面17を押さえるようにして、前記ディスペンサを把持する。彼は、先ず初めに、比較的高い作動圧力を発揮しなければならない。それは、前記リング23と前記スリーブ18の間の前記材料ブリッジ22によって形成され、不正使用明示クロージャを形成するものでもある、前記事前設定された破壊ポイントを崩壊するためである。
【0031】
前記スリーブ18及びアンプル19によって形成される前記ユニットは、その後、上向きに移動され、即ち前記アダプタ13の前記内部25の中に移動されるのである。前記針状ラム37は、前記閉鎖プラグ26の中における前記ウェブ29に孔開けし、前記液体チャンバ21よりも幾分小さな直径を有する前記シャフト34の下側面52が、前記プラグ26の面53に衝突する。結果として、後者は、そのシリンダが前記液体チャンバ21又はガラス・アンプル19によって形成されるように成した、スラストピストン・ポンプのピストンを形成するのである。
【0032】
前記シャフト34に対して作用する前記上向きに案内された軸方向圧力は、操作の際に、前記リング32を前記シャフト34に対して接続する前記材料ブリッジ33をも破壊するものであり、前記シャフト34は、その上側面が前記吐出チャンバを画成する前記上側端壁部の上における前記渦巻き流路構造物45と係合するまで、図2における上向き方向に移動される。図2において理解され得るように、この位置において、前記接続流路35は、前記横方向開口49によって前記環状の媒体リザーバ43に対して接続されるが、前記媒体リザーバは、前記アダプタの内部25に対しては各リップ41によって密閉されたままである。しかしながら、前記上側密閉リップ47は、前記シャフトの中における環状の溝54によってバイパスされるものであり、吐出流路が、前記オーバーフロー流路48及び前記渦巻き流路構造物45を介して前記吐出オリフィス(ノズル)44に達するようにして形成される。
【0033】
前記プラグ/ピストン26の上における前記シャフト34の前記圧力は、必要な投与圧力を形成するものであり、前記圧力は、前記針37、前記接続流路35及び前記開口49を介して、前記液体を前記媒体リザーバ53の中に供給し、それは、そこで、前記固形媒体51と混合され、前記混合は、前記媒体リザーバ及び/又は前記開口49の設計によって、例えば渦巻きの形成のためのそれらの傾斜位置を介して支援され得ることになる。結果として生じる混合物は、その後、特には微細にスプレーされる形態において、前記吐出オリフィスから吐出され る。それらの密閉リップ47は、前記上側ピストン部分47a又は前記溝54と共に前記吐出弁を形成する。前記ディスペンサは、単一であるが、この事例では2段階である操作ストロークによって、別個に且つ緊密に密閉された形態においてその中に貯蔵された全部の固形媒体及び液体の充填量を吐出するものとして意図されている。
【0034】
以下で説明される相違点を除けば、図3に拠る前記ディスペンサの構造は、図1及び図2において示されたものと全く同じである。後者に関する説明が参照され、同じ参照番号が使用されるものとする。
【0035】
前記スリーブ18の中には、図1に拠るものよりも長めであるように成した、アンプル19が受容される。軸方向に連続して、それは、前記液体チャンバ21と前記媒体リザーバ43aとの両方を内包する。従って、ここでは前記媒体リザーバ43aを密閉する前記閉鎖プランジャ26に加えて、前記アンプル19は、前記液体チャンバ21を前記媒体リザーバ43aから分離する中間ピストン55をも包含するものであり、前記中間ピストンは、図3において示された前記休止状態では、それらの2つのチャンバを互いに対して密閉している。それらの接続のために、接続流路35aは、前記アンプル19の壁部の中に形成されるものであり、前記媒体リザーバ43aに対するその出口は、前記中間ピストン55の前記休止状態では密閉されているのである。
【0036】
前記シャフト34は、前記アダプタ13のサポート部分56の中に密閉して挿入されるものであり、前記サポート部分は、前記ケーシング12と共に(従っ て、前記アダプタ13と共に)一体的に構成される。前記半球状のアダプタ端部57もまた、前記ノズル状の吐出オリフィス44もまた設けられるようにして、それらと共に一体的に構成される。その上側端面において、前記シャフトが、前記吐出ノズルと協働する前記渦巻きチャンバ構造物45を包含する。前記シャフトは、スチール針によって形成され、その上側面の直前に達するまで前記シャフト34のほぼ全体を貫通して延在するように成した、前記ラム37を受容する。
概ね、1ミリメートル以下の外径と、それに対応して小さい壁の厚さとを有するように成した、前記針は、鋭くてバリのない先端38を形成するために非常に注意深く削られるものであり、図1において示されたような前記アダプタ39を欠いて、前記シャフトの内径部58の中に直接に挿入される。この内径部は、前記針37よりも遥かに大きな直径を有するが、後者を前記内径部の内壁から半径方向内側に突出する例えば4枚のウェブ59を介して案内するものであり、それらのウェブは、前記シャフト34の面52の近傍における挿入斜角60と共に始まる。それらは、挿入の際における前記細い針の正確な中心配置を保証して、その歪みを防止する。それらは、前記シャフトの前記自由端部から取付け内径部61に達するまで、即ち歪みを防止するために特に重要である前記針の中心領域の殆どに渡って延在する。
【0037】
前記上側端部、即ち前記先端28から離れた前記端部において、前記針37 は、取付け内径部61の中に押し込まれるものであり、前記取付け内径部は、それがその中への前記針の緊密な圧入を許容するようにして寸法形成される。前記取付け内径部の中におけるショルダ62は、前記針の前記圧入のための上側ストッパを形成する。前記取付け内径部は、前記針の外径の例えば5倍という数倍大きい長さに渡って、前記針の上側端部を包囲する。前記取付け内径部の前記上側端部は、前記吐出チャンバ46に対して接続される。
【0038】
前記ディスペンサは、非常に少数の部品によって構成される。その中に前記針を嵌め込んだ前記シャフト34は、前記一体的なケーシングの中に挿入されるものであり、前記ケーシングの中には、前記吐出オリフィス44が直接に形成される。前記ディスペンサは、前記閉鎖プラグ26と、前記液体及び前記媒体チャンバを分離する前記中間ピストン55とを備えた前記スリーブ18/アンプル19のユニットによって完成されるのである。
【0039】
図3に従った前記ケーシングの組立ては、非常に簡単である。前記シャフト34の前記新規な構造の結果として、前記針は、図1に従った環状アダプタ39なしで、取り付けられることが可能である。各リブ59は、長手方向における過度の抵抗に対抗することなしに、前記内径部58の中に進入する前記針を案内す る。前記針がそれらのリブの間におけるその長さの大部分に渡って案内されてしまったときにのみ、それは、前記取付け内径部61の中に進入し、そこで、それは、引抜きに対抗して機械的に固定されるべく密閉的な様式において押し込まれることになるのである。前記図面から推察され得るように、通常は3分の1以下であるその長さの比較的小さな部分に渡ってのみ、前記針は、前記シャフト34から突出する。従って、それを前記取付け内径部61の中へ押し込むために力が加えられるときに前記針の中心に位置することになる、最も歪みの危険に曝される前記部分は、既にそれらのリブの間において歪みを防止する様式で案内されているのである。
【0040】
前記鋭敏な針の先端28が前記圧入プロセスの間に損傷を受けないということは、特に重要である。従って、作業は、一種のコレットによって前記針を(前記シャフトから突出する領域内において)外側から把持する工具によって行われるが、前記工具は、前記針内径部の中に係合し、結果として、前記先端に対する破砕及び損傷に関して前記針を保護するように成した、中心ピンをも補足的に有することになる。
【0041】
前記事前に嵌め込まれたシャフトは、その後、その上側の部分的に面取りされるオフセット端部によって、前記接続片56の中に押し込まれることが可能である。
【0042】
前記スリーブ及び挿入されたアンプル19によって構成される前記事前に嵌め込まれたユニットは、前記スナップ・クロージャ24によって前記ケーシング12に対して取り付けられる。事前に、前記アンプルは、前記液体を満たされていて、それに続いて、前記中間ピストン55の取付けと、その上における前記媒体リザーバ43の中への前記固形媒体の充填とが行われていた。前記閉鎖プラグ26は、その後、取り付けられたのである。
【0043】
図1及び図2の場合と同様に、操作に際して、前記事前に設定された破壊ポイント22は、十分な初期圧力を達成すべく破壊されるものであり、前記初期圧力は、前記ユーザーが前記操作をその終了まで所定の力及び速度で継続することを保証する。中間における中断は、例えば前記噴霧器が滴を垂らすことに至り、更には、任意選択的に、それらの物質の混合を損なってしまったり、或いは完全な投与を妨げたりするということになるのである。
【0044】
その後、前記ラム37(針)は、前記ピストン26の中における前記ウェブ29に孔開けし、続いて、主として前記中空の針37の前記内側によって形成される前記吐出流路36を、前記媒体リザーバ43aに対して開放する。前記シャフト34は、前記ピストン26を下向きに押圧し、前記媒体リザーバ43aの中における前記固形媒体51を、その中に包含された前記空気(或いはそれに対応する不活性ガス)と共に圧縮する。結果として、前記中間ピストン55もまた、下向きに押し込まれて、前記アンプル壁部の中における前記接続流路35aを解放する。後者は、前記壁部の対応する突起によって形成されることもまた可能であり、前記突起は、その後、その2つの側面においてオーバーフロー流路を解放することになる。前記液体50は、前記液体チャンバ21から出て前記媒体リザーバ43aの中に流入し、そこで、それは、前記媒体51と混合されて、前記対応する吐出圧力によって、前記針の内径部36を介して前記吐出オリフィス44に達するまで送られるのである。前記スリーブ18/アンプル19のユニットは、各ウェブ31によって案内され、前記ノーズ・アダプタ13の前記内部25の中を上向きに摺動する。ここでもまた、それらの2つの媒体(第3の媒体「空気」をも加えて)の完全な吐出が実行可能である。前記空気は、前記噴霧段階の開始を支援することになる事前圧縮をも形成する。任意選択的に、前記装置は、前記媒体が前記アンプルの底部近傍領域内に配置されて、前記液体がその上に位置するように成したものであることも可能である。この場合には、前記液体は、先ず初めに下向きに流れて、そこで、前記媒体と混合し、その後、前記液体チャンバを介して前記出口に達するまで流れることになる。これは、任意選択的に、とりわけ完全な混合をもたらすことが可能である。
【0045】
図4は、とりわけ簡単に構成された実施例を示している。プラスチックによって形成されることも可能であり、特には深いボウル型の形態を採るものであるように成したアンプル19の中には、ピストン・リップによって密閉する液体ピストン64が案内されていて、前記液体ピストンは、ピストン・ロッド65の下側端部において一体的に構成される。接続チャンバ63は、押し出される前記ボールを受け入れるものであり、渦巻き流路45を備えた前記ノズル44に類似した渦巻き流路/ノズル装置80は、前記媒体リザーバ43bの中における角運動量及び霧状化を任意選択的に伴って、前記媒体の混合を支援するジェット供給を保証することになる。
【0046】
それは、その上側部分の中にボール67が密閉弁として押し込まれるように成した、貫通する中央内径部66を有する。前記ピストン・ロッド65の前記端部の上には、スリーブ状のアダプタ・キャップ13bが係合され、前記ピストン・ロッド65の上側面68と前記アダプタ・キャップ13bの内側69の間において、前記媒体リザーバ43cが形成される。前記アダプタ・キャップの端部に形成される吐出オリフィス44は、スプレー又は飛沫ノズルとして構成されることが可能である。それは、例えば密閉用アルミ・フォイルであるような取外し型クロージャ70によって密閉される。
【0047】
前記アダプタ・キャップ13bは、横方向操作ショルダ14bを有して、前記アンプル19の内側におけるその下側部分と係合するものであり、即ち、それ は、前記シリンダ壁部27の上を案内されるのである。前記アダプタ・キャップ13bの壁部から引き離される弾力的なタブ71は、前記シリンダ壁部27の中における溝と共に、一方では、前記休止状態を固定して、前記アダプタ・キャップ13cが前記アンプルから引き抜かれることを防止するように成したスナップ・クロージャを形成するものであり、他方では、操作の開始に先立って必要な作動力の蓄積を保証することになる。前記返し状構造物の結果として、引抜きが、防止され得ることになり、前記作動力の蓄積が、所定の様式で寸法形成され得るのである。
【0048】
このディスペンサは、少数の比較的簡単なプラスチック部品、フォイル部分、及び小さなスチール又はプラスチックのボールによって構成される。それは、孔開け可能な薄膜、或いは液体圧力によって引き裂ける薄膜に置き換えられることもまた可能である。
【0049】
製造に際して、前記液体チャンバ21は、液体50を満たされ、前記ピストン/ピストンロッド・ユニット64,65が挿入され、その後、前記媒体51を満たした前記アダプタ・キャップ13bが挿入されるのである。
【0050】
図4に従った前記ディスペンサを使用するためには、先ず初めに、前記取外し型クロージャ70が引き剥がされて、前記吐出オリフィス44が開放する。続いて、前記バネ・タブ71によって形成される前記圧力ポイントの克服に伴って、前記ピストン64は、前記スリーブ19の中に(或いは逆に)押し込まれる。結果として生じる前記液体圧力は、前記ボール67を、前記オーバーフロー流路66から出して、前記チャンバ63の中に押し込むことになる。前記液体は、所定の角運動量を備えて鋭角的なジェットにおいてスプレーされ、即ち前記媒体リザーバ43bの中において霧状化して、そこで前記媒体51と混合し、混合物として前記吐出オリフィス44から出て行くのである。
【0051】
ここでもまた、操作の前には、それらの個々のチャンバは、互いに対して且つ外部に対して完全に密閉されていなければならない。前記取外し型クロージャ70は、圧力従属的な様式において開弁する弁に置き換えられることもまた可能であるが、使い捨て可能なディスペンサの場合には概ね不要である。この構造又は図5から図7に従った以下の構造では、例えば、前記アダプタ・キャップ13、13bの上側部分を前記残りのケーシングに対して回転させることによって操作される回転スライド弁のように、混合段階の後においてのみ前記ユーザーによって慎重に開放されるように成した、吐出弁を使用することもまた実行可能であ る。前記回転の結果として、前記ピストンロッドが前記第1の操作ステップ(混合)の間に前記混合物を直ちに吐出することを防止していたストッパを解放することもまた、実行可能になるであろう。前記回転弁を操作するために必要とされる前記時間は、例えば、前記液体の中における前記粉体の溶解を保証し得るものでもある。
【0052】
図5から図7に従ったそれらの実施例に関しては、ここでもまた、図1から図3の詳細な説明が参照され、以下では相違点のみが説明されることになる。
【0053】
その主要な相違点は、前記ユニットが、それらの媒体を内包していて、前記スリーブ18及び前記アンプル19によって構成されるということである。前記事前に設定された破壊リング32によって前記ケーシング12に対して取り付けられる前記スリーブ18は、その底部17に面するその下側領域内において前記液体チャンバ21を内包するものであり、前記底部において、プラスチック・ラム37cが形成されていて、前記ラムは、前記スリーブの中において中心方向上向きに突出して、十字形の断面を有することになる。
【0054】
ピストン状の密閉様式において、内側のスリーブ19cは、前記スリーブの中に挿入されるものであり、その底部において孔開け可能な薄膜29cを有する。
このスリーブは、その上向き方向において、前記液体チャンバを密閉する。それは、事前に設定された破壊リング32によって、前記ノーズ・アダプタ13の内側25の中に挿入される。前記事前に設定された破壊リングは、本文において既に説明されたように、材料ブリッジ33と協働する。前記内側のスリーブ19cは、リザーバ/混合チャンバ43cのためのシリンダを形成するものであり、前記チャンバは、ピストンとして機能する逆転スリーブ形状の閉鎖プラグ26cによって上向き方向に密閉される。
【0055】
図5から図7に従った前記ディスペンサ11の製造において、前記液体50 は、前記液体チャンバ21の中に導入され、前記固形媒体50は、前記媒体リザーバ43cの中に導入されるものであり、前記媒体リザーバは、前記閉鎖プラグ26cによって密閉される。前記内側のスリーブ19cは、前記スリーブ18の中にピストンのような様式で挿入されるものであり、前記スリーブ19cは、結果として、前記ディスペンサにおける第2のスラストピストン・ポンプのシリンダを形成することになり、前記液体チャンバ21を上向き方向に密閉する。
【0056】
操作に際して、先ず初めに、前記事前に設定された破壊クロージャ32が、破壊される。前記ラム37cは、その後、前記薄膜29dを貫通して、前記十字形の断面の中に形成される各流路によって前記液体チャンバ21と前記媒体リザーバ43dの間における接続部を形成する。前記液体チャンバ21のサイズを縮小させる前記内側のスリーブ19cの前記ピストン状の下側部分は、前記液体50を前記媒体貯蔵空間43cの中に供給するものであり、それによって、前記貯蔵空間は、このようにして形成された前記媒体圧力の下において、それが前記プラグ26cを上向きに押し上げるようにして、サイズが増大することになる。
【0057】
図6は、前記液体及び固形媒体が混合されるように成した、この混合段階の終点を示している。それは、図6において示されたように、前記内側のスリーブ19cの前記底部が前記スリーブ18の前記底部17に係合するようにして終了される。その後は、共通の混合チャンバ43cだけが存在するのである。前記媒体チャンバ43cの中に予め存在していた前記空気は、前記プラグ26cの抵抗の関数として多かれ少なかれ圧縮され得るものであり、結果として、前記混合チャンバの中における基礎圧力を維持し得ることにもなる。
【0058】
前記事前に設定された破壊クロージャ32は、図6において示されたような位置に到達したときに、前記ユーザーが、更なる増大した圧力を加えなければならないように設定されることが可能である。これは、前記圧力が、それらの成分を混合して任意選択的に溶解させるために前記混合チャンバ43cの中において十分な時間が存在することを保証する。
【0059】
図7において示されたように、前記事前に設定された破壊クロージャ32は、その後、破壊されることになり、前記針37は、前記閉鎖プラグ26cの前記底部29dを貫通し、前記底部は、その後、前記シャフト34の前記面52と接触させられて、ポンプ・シリンダを形成する前記内側のスリーブ19cの中にピストンのような様式で押し込まれることになる。前記混合物50/51は、その 後、前記針の内径部36によって形成される前記吐出流路を介して前記混合チャンバ43dから前記吐出オリフィス44に向かって移送され、そこで、前記吐出圧力の下において噴霧され、或いはその他の所定の様式で吐出されるのである。
図3に関連して説明されたように、前記投与段階は、前記事前に設定された破壊リング32に加えて、或いはその代わりに、回転によって解除されるストッパによって時間を限定されることも可能である。前記孔開け針の代わりに、この回転によって開弁されるように成した回転スライド弁を使用することもまた実行可能である。
【0060】
従って、この実施例では、前記混合段階は、前記投与段階から空間的且つ時間的に分離されることが可能であるが、すべてのことは実質的に直接に連続して行われることになる。即ち、前記混合段階において前記固形媒体が損傷を受けるという危険は、存在しないのである。図5から図7において示されたように、2つの軸方向に連続するストローク部分においてそれらを実行する代わりに、これらの2つの段階を2つの異なった操作ストロークに配分することもまた実行可能である。それに対応するストロークの再分即ちシーケンスに拠れば、例えば薬品を患者の2つの鼻孔に対して連続的に投与するようにして、第1のストロークにおいて事前に混合された充填量を2つの連続する部分的な吐出ストロークにおいて吐出することもまた実行可能である。上述の原理に従った複数回使用ディスペンサ又は再度充填可能なディスペンサもまた、実行可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 2つの操作位置の一方においてディスペンサを示す長手方向の断面図である。
【図2】 2つの操作位置の他方においてディスペンサを示す長手方向の断面図である。
【図3】 他の実施例を示す長手方向の断面図である。
【図4】 他の実施例を示す長手方向の断面図である。
【図5】 更なる好適な実施例の3つの操作位置の各々において長手方向を示す断面図である。
【図6】 更なる好適な実施例の3つの操作位置の各々において長手方向を示す断面図である。
【図7】 更なる好適な実施例の3つの操作位置の各々において長手方向を示す断面図である。

Claims (8)

  1. 少なくとも2つの異なる媒体を投与するためのディスペンサであって、
    液体(50)を貯蔵するための液体チャンバ(1)を設け、
    投与圧力を形成し液体を吐出オリフィス(44)に供給するための供給手段を設け、この供給手段は、操作ストロークによって手動で操作可能であり、
    媒体リザーバ(43)が粒状の固体媒体(51)用に設けられていて
    供給手段が、液体チャンバ(21)とは別個媒体リザーバ(43)内の液体を供給するために設けられていて
    ディスペンサ(11)の操作の前には、液体チャンバ(21)と媒体リザーバ(43)が外部に対して且つ互いに緊密に密閉されていて、その操作によってのみこれらが接続流路(35、36、66)により互いに接続され吐出流路(48)により吐出オリフィス(44)に接続されるディスペンサにおいて、
    供給手段が、
    複数の媒体チャンバ(1、42)を接続して複数の媒体(50、51)を互いに混合するための第1の操作ストローク部分と、
    この混合物を吐出オリフィス(44)から吐出させるための、第1の操作ストローク部分に続く第2の操作ストローク部分とによって操作可能であり、
    第1の操作ストローク部分と第2の操作ストローク部分が、増大した操作力によって克服され得る圧力ポイント手段(32)によって互いに区別されていることを特徴とするディスペンサ。
  2. 圧力形式手段、スラストピストン・ポンプをし、そのシリンダ、液体チャンバ(21)によって形成されていることを特徴とする請求項に記載のディスペンサ。
  3. 所定の操作圧力への到達に従属してディスペンサを作動させる圧力ポイント手段(23,32,71)によって特徴付けられている請求項のいずれか1項に記載のディスペンサ。
  4. 媒体のチャンバ又はリザーバを互いに対して且つ吐出オリフィスに対して接続するために、少なくとも1つの孔開け要素が設けられ、孔開け要素が、少なくとも1本の液体流路を有する針状のラム(37)をし、孔開け要素、閉鎖プラグ(26)として構成されるスラストピストン・ポンプのピストンを孔開けするものであってシャフト(34)の中に受容されており、シャフトその変位のためにピストンと接触することを特徴とする請求項のいずれか1項に記載のディスペンサ。
  5. 媒体リザーバ(43)、外側の流路に接続されたチャンバによって形成されていて、媒体リザーバ、投与圧力の形成に開かれるクロージャによって、或いは別個の手動操作時に開かれるクロージャによって密閉されていることを特徴とする請求項のいずれか1項に記載のディスペンサ。
  6. 液体チャンバ(21)及び媒体リザーバ(43a)、シリンダ状コンテナ(19)の中において軸方向に連続する様式で配列されていて、互いに対して且つその外部に対して閉鎖プラグ状ピストン(26,55)によって密閉されてることを特徴とする請求項のいずれか1項に記載のディスペンサ。
  7. 複数の媒体チャンバ(21,43c)、軸方向に連続する様式で配列されて変位可能に配置されてることを特徴とする請求項のいずれか1項に記載のディスペンサ。
  8. 液体チャンバ(21)と媒体リザーバの間における接続流路(35,36,66)に対して、媒体リザーバの中に進入する液体ジェットを加速、掻き廻し又は配給するためのガイド装置(80)が、関連づけられていることを特徴とする請求項のいずれか1項に記載のディスペンサ。
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