JP4409374B2 - デジタル放送受信装置 - Google Patents

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本発明はデジタル放送が受信可能なデジタル放送受信装置に関する。
より特定的には、本発明はデジタル放送内容を記録し再生可能な装置に関する。
近年、携帯電話装置に代表される移動体端末装置における電子通信技術の進展は著しく、かつ、利便性に起因してそのような移動体端末装置が多機能化しかつ高機能化し、移動体端末装置の利用範囲が拡大している。多機能化及び高機能化の例としては、たとえば、インターネット接続などの通信機能や、電子メールの機能、ゲーム、音楽再生、FM放送の受信などがある。
ところで、衛星放送および地上波放送のデジタル化が進み、高画質化や、視聴者参加型のインタラクティブ(対話型)放送、データ放送などが可能なデジタル放送が現実化しており、これまでの音声と映像による放送に加えて、天気予報、株式情報、各種ニュースなどのデータ放送もデジタル化されて放送されるようになっている。
また、テレビチューナーを内蔵している携帯電話機は、たとえば、特許文献1に示すように知られているが、地上波デジタル放送または衛星デジタル放送では、主に、携帯性の高い小型受信機向けに、1または3、セグメントの伝送帯域を使用した放送が予定されている。
かかる状況から、上述したデジタル放送を受信し、再生し、記録可能な装置を、移動体端末装置に代表される携帯電話装置と一体的に統合して1個の装置として構成することが望ましい。
しかしながら、既存の携帯電話装置と、上述したデジタル放送受信装置とを単に合体統合しただけでは、バッテリの電力容量と寿命、記録容量などの制約を克服することができない。
携帯電話装置と、デジタル放送を受信可能な装置とを既存の方法で一体構成した場合を想定したデジタル放送受信装置の構成の1例を、図7を参照して述べる。
アンテナ713、送受信部714、不揮発性メモリ715、カメラ716、操作部717、マイクロフォン(MIC)711は、携帯電話装置としての基本的な機能を満足するためのものである。
図7に図解したデジタル放送受信装置の構成について述べる。
放送波を受信するためのアンテナ701で放送波を受信し、指定された番組に周波数を合わせるためのチューナー部702によりチャンネル選択を行い、チューナー部702で抽出された信号を復調部703で復調し、復調部703からトランスポートストリーム(TS)を出力する。なお、TSとは、映像信号(ビデオ信号)、音声信号(オーディオ信号)、データ信号ごと多重化された情報である。TSの具体例については、図2を参照して、本発明の実施の形態の説明に関連づけて述べる。
復調部703から出力されるトランスポートストリーム(TS)が暗号化されている場合には、デスクランブラ704にて解読を行なう。
解読されたトランスポートストリーム(TS)はTS分離部705にて、それぞれ映像信号、音声信号、データ信号へ分離される。
TS分離部705で分離された映像信号は映像信号復号部707でデコード(復号)されて表示部709に映像として表示される。TS分離部705で分離された音声信号は音声信号復号部706にて復号されてスピーカ710から音として出力される。TS分離部705で分離されたデータ信号はデータ信号処理部708にて処理をされ表示データに変換されて表示部709に文字、数字、図形などの形態で表示される。
制御部712は、チューナー部702の選局制御を行なったり、携帯電話装置の制御を行う。
上述したデジタル放送受信装置により、デジタル放送の記録を行なう際には、指定された時間に指定された番組を前述の様に再生した映像信号と音声信号を再符号化し記録する方法や、トランスポートストリーム自体を記録することができる。
特開2000−9920号公報
しかしながら、移動体用の装置と上述したデジタル放送受信装置とを一体構成しただけでは、下記に述べる課題に遭遇する。
従来のデジタル放送における番組記録方法は、指定された時間に、指定された番組内容の全てをメモリに記録するため、記録のために多くのメモリを必要とする。また、大容量のメモリを必要とする。
かりに多数のメモリまたは大容量のメモリを用いたとしても、バッテリ(蓄電池)の消費電力が大きくなるという問題に遭遇する。
また、内蔵する記録媒体のメモリ容量が小さい場合、結果的に記録時間が短くなり、スポーツ番組など長時間にわたる番組を記録する場合などは、その結果まで記録することが不可能であり、上述した番組を最後まで記録するためには多大なコストのメモリを搭載しなければならないという欠点があった。
また、携帯電話機にように、その装置自身に内蔵される記憶メモリ容量に制限があるような携帯装置において、記録されている番組内容が、音楽番組やニュースなど、データ信号あるいは音声信号だけでよいような記録内容においても、全てを記録していなければならず、映像、音声、データの各信号を個別または複数の信号を消去することができないため、記録メモリを有効に使用することが困難であった。
本発明の目的は、小型かつ軽量であり携帯性に優れ、実用的に利用可能なデジタル放送受信装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、好ましくは、上記課題を克服し、移動体用に適したデジタル放送受信装置を提供することにある。
放送における番組(コンテンツ)は、スポーツ、音楽、ドラマ、映画、ニュース、バラエティ、アニメなど多様化してはいるが、映画やドラマ、アニメなど筋だって視聴しないと内容がわからないものもあれば、スポーツやニュースなど結果のみを見れば、途中経過は見なくともよいものもある。
スポーツやニュース番組においては、その結果のみを記録できれば、大半のユーザは満足するものであり、逆に結果を記録できないと大きな不満となるケースが多い。
また、音楽番組などは、記録されたものを後で聞く場合に、映像を必要としないケースも考えられ得る。
このように、放送の番組種別によって、放送内容全てを記録しておく必要があるものと無いものに分かれることが考えられる。
また、映像、音声と同時にデータ放送されている場合には、データは映像、音声の補完的役割をなしていることより(たとえば、野球中継の得点経過など)、データ放送については、必ずしも記録しておく必要はない。
本願発明はかかる放送内容の特性を考慮して、効果的かつ有用性(実用性)の高い、デジタル放送受信装置を提供する。
本発明の第1観点によれば、映像信号、音声信号、データ信号が多重化されたトランスポートストリームを受信して出力するように構成されたデジタル放送受信装置において、受信したトランスポートストリームを記録する記録手段と、該記録手段に記録したトランスポートストリームから、映像信号、音声信号、データ信号のうちのいずれかの特定の信号を個別に指定する指定手段と、該指定手段が指定した信号再生する再生手段と、を備えることを特徴とするデジタル放送受信装置が提供される。
好ましくは、当該デジタル放送受信装置は、前記受信したトランスポートストリームに含まれる映像信号、音声信号、データ信号をそれぞれ分離する分離手段と、を備え、前記記録手段は前記分離手段で分離した各信号をそれぞれ異なるファイルとして記録し、前記指定手段は前記ファイルを指定し、前記再生手段は当該指定されたファイルを再生する、ことを特徴とする。
本発明の第2観点によれば、映像信号、音声信号、データ信号が多重化されたトランスポートストリームを受信して出力するように構成されたデジタル放送受信装置において、受信したトランスポートストリームを記録する記録手段と、該記録手段に記録したトランスポートストリームから、映像信号、音声信号、データ信号のうちのいずれかの特定の信号を個別に指定する指定手段と、該指定手段が指定した信号削除する削除手段と、を備えることを特徴とするデジタル放送受信装置が提供される。
好ましくは、当該デジタル放送受信装置は、前記受信したトランスポートストリームに含まれる映像信号、音声信号、データ信号をそれぞれ分離する分離手段と、を備え、前記記録手段は前記分離手段で分離した各信号をそれぞれ異なるファイルとして記録し、前記指定手段は前記ファイルを指定し、前記削除手段は当該指定されたファイルを削除する、ことを特徴とする。
本発明のデジタル放送受信装置によれば、ユーザの利用形態や装置の状態に則した再生形式を選択することができ、また、不要な信号を個別に削除できるようにしたので記録容量を削減することができる。好ましくは、記録容量の少ない携帯端末に有効である。
図面を参照して、デジタル放送を受信して記録し、記録した放送内容のうち希望するものを希望する形式で再出力可能な、本発明のデジタル放送受信装置の好適な実施の形態について述べる。
本発明のデジタル放送受信装置の好適な例示として、当該デジタル放送受信装置と移動体用の装置に代表される携帯電話装置とを統合した装置構成について例示する。本発明に基づき、デジタル放送受信装置(機能)と携帯電話装置とを統合した装置を、以下、放送受信機能付携帯電話装置と呼ぶ。
本発明のデジタル放送受信装置の実施の形態として、放送されている放送波は地上波デジタル放送などを例示する。
第1実施の形態
図1は本発明の第1実施の形態の放送受信機能付携帯電話装置の構成図である。
図1に示す放送受信機能付携帯電話装置100は、共通部と、携帯電話装置の部分と、デジタル放送受信装置の部分とを備えている。
放送受信機能付携帯電話装置100は、共通部として、制御部112と、RAM121と、ROM122と、操作部115と、表示部109と、記録手段117と、スピーカ110とを有する。
放送受信機能付携帯電話装置100は、携帯電話装置の機能を実現する部分として、上記の共通部の他に、携携帯電話用アンテナ113と、無線通信部114と、マイクロフォン(MIC)111とを有する。携帯電話装置部分として、必要に応じて、レンズ、CCD、焦点自動調整および照度自動調整などの処理を行う調整部などからなるカメラ部分126を付加することができる。
放送受信機能付携帯電話装置100は、デジタル放送受信装置の機能を実現する部分として、上記の共通部の他に、デジタル放送受信用アンテナ101と、チューナー部102と、復調部103と、トランスポートストリーム(TS)分離部105と、音声信号復号部106と、映像信号復号部107と、データ信号処理部108と、記録形式選択手段116とを有する。放送受信機能付携帯電話装置100は、放送内容がスクランブル処理されている場合にデスクランブルするため、必要に応じて、デスクランブラ104を付加することができる。
なお、制御部112、記録形式選択手段116、再生手段118、消去手段119など信号処理を行う部分は、1個のマイクロコンピュータなどで一体的に構成することができる。
共通部の各構成部分について述べる。
制御部112は、たとえば、マイクロコンピュータを用いて実現されており、ROM122に記憶されている各種プログラムに従って、携帯電話装置としての制御処理と、デジタル放送受信装置としての制御処理を行う。RAM121は制御部112の処理に使用する各種データなどを一時的に記録する。
このように、携帯電話装置の制御手段とデジタル放送受信装置の制御手段とは、制御部112、RAM121、ROM122を共用することができる。
操作部115も、携帯電話装置として使用するための操作と、デジタル放送受信装置として使用するための操作とが共に兼用可能なように構成されている。
携帯電話装置として使用する素子としては、テンキー、ファンクションキー、各種の選択ボタンなどがある。またカメラ部分126を有している場合には、カメラ操作スイッチなども含まれる。
デジタル放送受信装置として使用するものとしては、選局のための操作スイッチ、記録形式選択手段116を介して記録手段117に記録すべき対象、すなわち、全ての信号か、音声信号か、映像信号か、データ信号か、またはこれらの組み合わせかの選択、記録開始時間と終了時間、記録した情報の削除指示、その他があるが、テンキー、ファンクションキーと上記各種の選択ボタンとを兼用して使用することができる。
表示部109は、たとえば、携帯電話装置に広く使用されている液晶表示器であり、携帯電話装置の表示手段としての他、デジタル放送受信装置の表示手段として両者に併用する。
スピーカ110も同様に、携帯電話装置の音声信号出力手段として、および、デジタル放送受信装置の音声信号出力手段として併用する。
なお、本明細書において、音声信号というときには、音声と各種音響を含む、広い意味での「音の信号」を意味する。
記録手段117は、たとえば、不揮発性メモリを用いた内蔵または取り外し可能(交換可能な)メモリであり、デジタル放送受信装置の記録手段として使用する他、携帯電話装置のカメラ部分116で撮像した画像、電話機として必要な電話帳データ、着信報知等に必要な着信用サウンドデータ、電子メールのデータ、無線部等を介して無線通信網から受信したデータの保存などに使用可能(共有可能)である。
携帯電話装置の動作
放送受信機能付携帯電話装置100を携帯電話装置として使用するときの基本動作を述べる。
たとえば、相手の携帯電話装置と通常の会話、電子メールなどを行うとき、携帯電話用アンテナ113、無線通信部114、操作部115、MIC111と、スピーカ110、表示部109、制御部112、RAM121、ROM122が動作する。
さらに、たとえば、インターネットを介してプロバイダから情報をダウンロードしその情報を保存するときは記録手段117も動作する。
なお、デジタル放送受信装置が動作していない場合、制御部112は、デジタル放送受信装置に係わる部分の電源をオフ状態にするなど省電力化を図る。
ユーザが電話をかけるとき、ユーザが操作部115を用いて相手側携帯電話装置の番号にダイヤルして発呼すると、制御部112の制御のもとで無線通信部114と携帯電話用アンテナ113を介して基地局に無線接続され、相手側(被呼側)の電話機(携帯電話装置を含む)に接続されて、MIC111とスピーカ110を用いて通話を行うことができる。
操作部115の操作内容、通話状態などが制御部112の制御のもとで表示部109に表示される。
また、インターネットを介してプロバイダから情報をダウンロードして記録手段117に記録するとき、携帯電話用アンテナ113、無線通信部114を介して無線通信し、得られた情報を制御部112を介して記録手段117に保存し、保存した情報を制御部112から表示部109に表示することができる。
携帯電話装置をカメラとして使用するときは、上述したカメラ部分116を動作させる。その撮像結果を、たとえば、記録手段117に保持することができる。すなわち、放送受信機能付携帯電話装置100を用いると、記録手段117にカメラ部分126で撮像した画像を保持することができ、携帯電話装置にデジタルカメラとしての機能を備えることができる。
デジタル放送受信装置の動作
デジタル放送受信用アンテナ101はデジタル放送波を常時、連続的に受信し、チューナー部102は、操作部115で選択されて、制御部112から指令されたチャンネルを選局して、選局したチャンネルの放送内容、すなわち、トランスポートストリーム(TS)を復調部103に出力する。
復調部103は、選局されたチャンネルのトランスポートストリーム(TS)を復調する。
復調されたトランスポートストリーム(TS)にスクランブルがかかっている場合には、デスクランブラ104にてスクランブルの解除を行なう。
すなわち、特定のデジタル放送受信装置のみが再生できることを許可する(限定受信方式の暗号化された放送を解読する)ためのデスクランブラ104は、トランスポートストリーム(TS)がスクランブル処理されている場合、制御部112の指示のもとで動作してスクランブル処理方式に則したデスクランブル処理を行う。
トランスポートストリーム(TS)は、例示的なTSを図2に図解したように、音声信号と、映像信号と、データ信号と、番組情報とがパケット単位で多重化されている。
たとえば、音声信号と映像信号とはMPEG方式で圧縮符号化されている。
上記トランスポートストリーム(TS)信号は、TS分離部105にて、各パケットごと、映像信号、音声信号(音声/音響信号)、データ信号、番組情報に分離される。
分離された映像信号は、映像信号復号部107にて、たとえば、MPEG方式で復号されて映像として表示手段109に表示される。
分離された音声信号は、音声信号復号部106にて、たとえば、MPEG方式で復号され、音声および/または音響としてスピーカ110から出力される。
分離されたデータ信号は、データ信号処理部108でその内容を解析し、データ信号の内容が放送サービスに関係しているものである場合には、表示手段109などにおいて表示・再生可能なように復号し、表示又は再生を行なう。
デジタル放送受信装置における記録
放送受信機能付携帯電話装置100のデジタル放送受信装置をデジタル放送を記録装置として使用する場合について述べる。
放送受信機能付携帯電話装置100に搭載した記録手段117は、内蔵固定型で取り外し交換できない場合と、自在に取り外し交換可能な場合との両形態があるが、本実施の形態においては、いずれの形態でもよい。以下、記録手段117を交換可能なカード型不揮発性メモリを用いた場合について例示する。
放送における番組種別は、スポーツ、音楽、ドラマ、映画、ニュース、バラエティ、アニメなど多様化してはいるが、映画やドラマ、アニメなど筋だって視聴しないと内容が分からないものもあれば、スポーツやニュースなど結果のみを見れば、途中経過は見なくともよいものもある。
スポーツなどの番組放送においては、試合の開始から終了まで長時間継続して見ていなくとも、試合結果のみを分かれば大半の視聴者は満足するものであり、逆に試合結果を記録できないと大きな不満となるケースが多い。
このように、放送の番組種別によって、放送全てを記録する必要があるものと無いものに分かれることは上述した。
また、映像、音声と同時にデータが放送されている場合には、データは映像、音声の補完的役割をなしていることより、たとえば、野球中継の得点経過など、データ放送については、放送されているデータ信号を常に記録手段117に記録する必要はない。
上記の事情に鑑み、本実施の形態においては、ユーザの希望と目的に応じて、記録手段117に記録する形式を、記録形式選択手段116を設けて、選択可能にした。なお、通常通り、全ての信号を記録できることはいうまでもない。
具体的な記録処理について述べる。
ユーザは操作部115を用いて、チャンネル、記録開始時間と記録終了時間、記録すべき対象(形式)、映像信号のみか、音声信号のみか、データ信号のみか、あるいは、映像信号、音声信号およびデータ信号のどの組み合わせなどの記録形式を指定する。その内容が記録手段117に保存される。なお、記録開始時間と、記録終了時間は、たとえば、ユーザが開始を指定した時間から終了を指定した時間までとすることができる。また、番組を選択することにより決定されるものでもよい。
制御部112と記録形式選択手段116とが協動して、形式指定された記録形式に応じて、チューナー部102で選局させ、チューナー部102で選局されたチャンネルの放送内容についてTS分離部105で分離した音声信号、映像信号、データ信号のいずれか、または、その組み合わせを選択して、記録手段117に記録する。
すなわち、ユーザが操作部115を操作して、選局した放送番組について、映像信号、音声信号、データ信号のうち、どれを記録するかを選択すると、制御部112がその選択操作内容を検出し、選択された内容を記録形式選択手段116に設定する。
記録形式選択手段116は、制御部112と協動して、選択された内容(映像信号、音声信号、データ信号)を、たとえば、パケット単位で記録手段117へ書き込む。これにより、記録手段117に選択された種類のパケット単位の信号を記録することが可能になる。
なお、本実施の形態においては、記録手段117に記録する信号は受信したままの信号形態(選択した場合、不要な信号は除かれる)であるから、記録手段117における記録処理の負荷は少なくて済む。
また、記録手段117として一般的に使用される不揮発性メモリなどの半導体メモリを用いた場合、そのデータアクセス時に大量の電流を消費するので、記録するデータ記録容量を低減することによって、消費電力の低減にもなる。その結果、放送受信機能付携帯電話装置100のバッテリの寿命も長くなる。
デジタル放送受信装置における再生
次いで、再生処理について述べる。
先ず、記録手段117に記録したデータを再生する場合の一般的な処理について説明する。
再生処理においては、再生手段118は制御部112と協動して下記の処理を行う。
すなわち、再生手段118は、ユーザの操作部115に対する指示に基づいて、記録手段117に記録されたデータの履歴リストを表示部109に表示させる。このとき、再生手段118は、記録手段117に記録されている記録リストを表示部109に表示する。なお、この表示に際して、表示部109の画面のサイズの制約で一度に全ての履歴リストを表示できないときは、スクロール処理などで表示させる。
ユーザは、表示部109に表示されたリストから自分が希望するものを選択する。
再生手段118は、選択されたデータを記録手段117から読みだして、映像信号を映像信号復号部107に、音声信号を音声信号復号部106に、データ信号をデータ信号処理部108に出力する。
以上により、記録手段117に記録された信号のうち、ユーザが希望するものが表示部109、スピーカ110から出力される。
次に、記録手段117に書き込まれたデータについて、各種信号の中から特定の信号を選択して再生する場合の処理について述べる。
なお、再生手段118は、本発明の指定手段および再生手段の一実施の形態である。すなわち、再生手段118は、信号を指定するためのフィルタ機能と、指定された信号を再生するための再生機能とを有しており、それぞれの機能が本発明の指定手段および再生手段に対応している。
上述したように、記録手段117には、トランスポートストリーム(TS)信号をTS分離して生成された音声信号、映像信号、データ信号のデータが記録されている。この中から、たとえば、データ信号のみを再生させる場合には、制御部112によりデータ信号のみが指定され、これに応じて、再生手段118は、記録手段117に記録されている信号を走査してデータ信号のみを抽出する。
なお、特定の信号の指定は、ユーザの操作部115に対する操作に応じて、制御部112が再生手段118に指示するようにしてもよいし、記録された時刻を指定し、その範囲内でデータ信号のみを抽出することもできる。
抽出したデータ信号は、データ信号処理部108を介して表示部109に表示されるように、制御部112が制御する。
図3は、本実施の形態における再生手段118の処理を図解した図であり、(a)はデータ信号の抽出処理を、(b)はデジタル放送の放送サービス表示例を、それぞれ示す。
図3(b)は、野球中継番組の放送イメージを表したもので、表示部109の表示画面200の中に、映像を表示するための領域201と同時に送られてくる試合の途中などを示すデータを表示する領域202に分割して表示した例である。この場合、データの内容は、野球中継番組の補完情報のため、番組の進行状況に同期して表示される。
次に、記録手段117に記録されているデータ(番組)からデータ信号のみを再生する場合の動作について説明する。
ユーザから記録手段117に記録されているデータ(番組)の再生操作が行われると、番組の進行状況に応じた所定のタイミングで、図3(c)に示すように、再生手段118は、記録手段117に記録されたトランスポートストリーム(TS)信号を走査して、映像信号、音声信号、データ信号、番組情報の中から、データ信号のみを抽出する。そして、抽出されたデータ信号は、データ信号処理部108を介して表示部109の領域202に表示されるように、制御部112が制御する。なお、領域201は、携帯電話の待受画面などどのような表示でも良い。
なお、図3に関連付けてデータ信号のみを抽出する場合について説明したが、データ信号を抽出することは一例であって、映像信号や音声信号等を抽出することができることは言うまでもない。
このように、本実施の形態に係る放送受信機能付携帯電話装置100によれば、低消費電力で、かつ、ユーザの意向に合わせた再生ができる。
したがって、番組内容等に応じて必要な信号のみを指定して再生させることができるため、再生時のユーザの状況や装置のバッテリ残量等を考慮した使い方ができる。データ信号を指定して再生することは、データ信号を補完情報として利用するスポーツ中継番組から結果を知りたいときなどに好適である。
第2実施の形態
次に、本発明のデジタル放送受信装置の第2実施の形態について述べる。
本実施の形態では、記録手段117に書き込まれたデータについて、各種信号の中から特定の2つの信号を選択して再生する場合の処理について述べる。
すなわち、第1の実施の形態に係る放送受信機能付携帯電話装置100によれば、単一の信号のみを記録手段117から抽出して再生する場合について述べたが、本実施の形態に係る放送受信機能付携帯電話装置100では、特定の2つの信号として、たとえば、音声信号とデータ信号を選択して再生する場合の処理について述べる。
記録手段117には、トランスポートストリーム(TS)信号をTS分離して生成された音声信号、映像信号、データ信号のデータが記録されている。この中から、たとえば、音声信号とデータ信号を再生させる場合には、先ず、制御部112により音声信号とデータ信号が指定され、これに応じて、再生手段118は、記録手段117の記録されている信号を走査して音声信号とデータ信号を抽出する。
なお、信号の指定は、ユーザの操作部115に対する操作に応じて、制御部112が再生手段118に指示するようにしてもよいし、記録された時刻を指定し、その範囲内で音声信号とデータ信号を抽出することもできる。
抽出した音声信号は、音声信号復号部106を介してスピーカ110より出力され、抽出したデータ信号は、データ信号処理部108を介して表示部109に表示されるように、制御部112が制御する。
その際、データ信号については、所定数の複数のパケットによって1つの表示画面を構成するので、その所定数の複数のパケットを抽出し、1画面分の情報が得られた後に、制御部112が表示部109を制御して、1画面の内容を表示させる。
図4は、本実施の形態における再生手段118の処理を図解した図であり、(a)は音声信号とデータ信号の抽出処理を、(b)はデジタル放送の放送サービス表示例を、それぞれ示す。
図4(b)は、天気予報番組の放送イメージを示したもので、映像を表示するための領域221に映像を、データを表示する領域222にテキストデータで天気予報情報を表示する。この場合のデータの内容は天気予報番組の進行とは必ずしも同期する必要がなく、独立した情報のため、全国の天気予報情報を一度に受信してテキストデータとして表示してもよい。
次に、記録手段117に記録されているデータ(番組)から音声信号とデータ信号のみを再生する場合の動作について説明する。
ユーザから記録手段117に記録されているデータ(番組)の再生操作が行われると、図4(a)に示すように、再生手段118は、記録手段117に記録されたトランスポートストリーム(TS)信号を走査して、映像信号、音声信号、データ信号、番組情報の中から、音声信号とデータ信号を抽出する。そして、抽出された音声信号は、音声信号復号部106を介してスピーカ110より出力され、データ信号は、データ信号処理部108を介して表示部109の領域222に表示されるように、制御部112が制御する。その結果、図4(c)に示すように、抽出されたデータ信号は表示部109の領域222に表示される。
その際、図4(c)に示すデータ信号は、3パケット分で1つの画面を表示するように構成されているので、3パケット分のデータ信号を抽出した後に映像表示がなされる
なお、領域221は、携帯電話の待受画面などどのような表示でも良い。
なお、図4に関連付けて音声信号とデータ信号を抽出する場合について説明したが、音声信号とデータ信号を抽出することは一例であって、その他の信号を組み合わせて抽出することができることは言うまでもない。
このように、本実施の形態に係る放送受信機能付携帯電話装置100によれば、記録したトランスポートストリーム(TS)信号を分離して得られた複数の信号の中から特定の2つの信号を指定して、再生させることができる。
したがって、番組内容等に応じて必要なデータのみを指定して再生させることができるため、再生時のユーザの状況や装置のバッテリ残量等を考慮した使い方ができる。音声信号とデータ信号を指定して抽出することは、再生内容と同期する必要がない天気予報番組などに好適である。
第3実施の形態
次に、記録手段を共有する携帯電話機の記録手段に合わせて、データ種別毎(例えばフォルダ)にファイルを保存する記録手段を例にして説明する。
本実施の形態に係る放送受信機能付携帯電話装置100は、トランスポートストリーム(TS)信号に含まれる音声信号、映像信号、データ信号をそれぞれ別のファイルとして記録し、これらのファイルをユーザが後に個別に指定することによって再生することを企図するものである。
具体的には、TS分離部105がトランスポートストリーム(TS)信号を音声信号、映像信号、データ信号に分離し、制御部112は、分離した各信号毎にファイルを生成する。さらに、制御部112は、生成したファイルを記録手段117に記録する。
その際、生成したファイルを関連付けて記録手段117に記録する。たとえば、音楽番組の放送から得られたデータであれば、映像信号のファイルと音声信号のファイルとデータ信号のファイルを関連付けて記録する。
記録手段117に記録されたファイルは、ユーザが操作部115を介してファイルを指定することにより、個別でもまたは関連する全てでも再生させることができる。すなわち、制御部112は、ユーザにより指定されたファイルを再生手段118に通知し、これに応じて、再生手段118は、記録手段117から指定されたファイルを取り出して再生する。
図5は、本実施の形態における再生手段118の処理を図解した図であり、(a)はファイル生成処理を、(b)はデジタル放送の放送サービス表示例を、それぞれ示す。
図5(b)は、音楽番組の放送をイメージしたもので、映像を表示する領域211に映像を表示し、データを表示する領域212に映像に同期して現在、歌っているアーティスト名と曲名をテキストデータにて表示している。この場合、データ信号は番組の補完情報であるため、音楽番組の進行状況に同期して表示される。
次に、放送波に含まれるトランスポートストリームから記録手段117に記録する処理から説明する。
本実施の形態に係る放送受信機能付携帯電話装置100では、先ず、図5(a)に示すように、TS分離部105がトランスポートストリーム(TS)信号を音声信号、映像信号、データ信号等に分離するとともに、制御部112は、分離した各信号毎にファイルを生成する。図5(a)に示す例では、音声信号のファイルとデータ信号のファイルが生成されている。
これらのファイルは、相互に関連付けられて記録手段117に記録される。
そして、後に、ユーザが操作部115を介してファイルを指定すると、制御部112は、ユーザにより指定されたファイルを再生手段118に通知し、これに応じて、再生手段118は、記録手段117から指定されたファイルを取り出して再生する。すなわち、音声であれば対応する音声がスピーカ110から出力され、データ放送のデータファイルであれば、対応するデータが表示部109の領域212に表示される。
このように、本実施の形態に係る放送受信機能付携帯電話装置100によれば、受信したトランスポートストリーム(TS)信号を分離して得られた複数の信号からそれぞれファイルを生成し、ユーザは、生成されたファイルを後に個別に再生させることができる。
したがって、ユーザは、必ずしも映像表示を必要としない音楽番組放送等の音声信号とデータ信号を、後で再生(視聴)することができる。また、その際、音声信号のファイルのみを指定できることは言うまでもない。
第4実施の形態
第1の実施の形態に係る放送受信機能付携帯電話装置100の説明では、トランスポートストリーム(TS)信号に含まれる音声信号、映像信号、データ信号をそれぞれ記録手段117に記録する処理について述べたが、記録されたこれらの信号のうち、特定の信号を選択して削除することができる。したがって、記録手段117の記録容量を最大限活用することができる。
具体的に、記録手段117に記録したデータを消去するためには、消去手段119を用いる。消去手段119は制御部112と協動して下記の処理を行う。
すなわち、ユーザが操作部115を用いて、記録手段117に記録されたデータ信号の履歴リストを表示部109に表示させた時に、消去手段119は、記録手段117に記録されている記録リストを表示部109に表示する。なお、この表示に際して、表示部109の画面のサイズの制約で一度に全ての履歴リストを表示できないときは、スクロール処理などで表示させる。
ユーザは、表示部109に表示されたリストから自分が消去を希望する信号を選択する。
消去手段119は選択された信号を記録手段117から消去する処理を行い、消去された部分を記録可能領域に設定する。
なお、消去手段119は、本発明の削除手段の一実施の形態である。
図6は、本実施の形態に係る消去処理を説明するための図であり、(a)は消去手段119の処理を、(b)はデジタル放送の放送サービス例を、それぞれ示す。図6(b)は、ニュース番組の放送イメージを示したもので、現在説明している映像を領域231に表示し、データを表示する領域232には、そのニュース番組で放送するニュースの一覧が表示される。なお、この場合のデータの内容は、番組の進行とは必ずしも同期する必要がなく、独立した情報のため、ニュースキャスターがニュースの説明をする前に表示しておいてもよい。
このようなニュース番組は、映像信号がない場合であっても、音声信号とデータ信号があれば、十分な情報伝達機能を発揮する場合が多い。したがって、大きな記録容量を要する映像信号を消去し、対応する記憶領域を他の用途に開放することで、記録手段117を有効に利用することができる。
したがって、本実施の形態に係る放送受信機能付携帯電話装置100によれば、図6(a)に示すように、記録手段117に記録しているデータ(番組)に対応するトランスポートストリーム(TS)信号の中から映像信号のみを選択して消去することで、より多くの記録容量を確保することができる利益がある。
なお、映像信号に限らず、他の信号についても消去することは可能であるが、大きな記録領域を要する映像信号を消去することが、記録手段117にとって最も望ましい。
なお、データを指定しない場合でも、ニュースなど、即時性を要する情報、時間的に有効期限のある情報についてのデータは、所定の時間経過後、自動的に消去させるように構成することもできる。
また、記録手段117に記録させるべき内容にクラス(優先度)を付けておき、より低いクラス(カテゴリでもよい)のデータ信号を消去するように構成することもできる。
第5実施の形態
第3実施の形態に係る放送受信機能付携帯電話装置100では、トランスポートストリーム(TS)信号に含まれる音声信号、映像信号、データ信号をそれぞれファイルとして関連付けて記録手段117に記録するが、これらの記録されたファイルは、ファイル毎に消去することができる。これにより、記録手段117の記録容量を最大限活用することができる。
具体的に、記録手段117に記録したファイルを消去するには、消去手段119を用いる。消去手段119は制御部112と協動して下記の処理を行う。
ユーザは操作部115を用いて、記録手段117に記録されたファイルの履歴リストを表示部109に表示させる。このとき、消去手段119は、記録手段117に記録されている記録リストを表示部109に表示する。なお、この表示に際して、表示部109の画面のサイズの制約で一度に全ての履歴リストを表示できないときは、スクロール処理などで表示させる。
ユーザは表示部109に表示されたリストから自分が消去を希望するファイルを選択する。
消去手段119は選択されたファイルを記録手段117から消去する処理を行い、消去された部分を記録可能領域に設定する。
たとえば、第3実施の形態で示した図5(a)の例では、音声信号のファイルとデータ信号のファイルが記録手段117に記録されるが、ユーザは、これらのファイルを指定して消去することができる。ユーザがデータ信号が不要と判断すれば、データ信号のファイルのみを消去することで、その分の記録領域を開放させることができる。
したがって、本実施の形態に係る放送受信機能付携帯電話装置100によれば、第5実施の形態に係る放送受信機能付携帯電話装置100と同様に、より多くの記録容量を確保することができる利益がある。
第6実施の形態
第1乃至第5実施の形態の説明では、データ単位またはファイル単位で記録、再生または削除を行うことができる放送受信機能付携帯電話装置100について述べてきたが、映像信号がマルチチャンネル(マルチアングル)に対応して複数の映像信号を記録している場合も、同様にデータ/ファイルの記録、再生または削除を行うことができる。
すなわち、マルチアングルの映像信号については、アングル毎の映像データがそれぞれ別個のデータとして分離することができるので、それぞれのアングルの映像データについて再生/削除を行うことができる。
また、副音声の音声データについても、主音声の音声データとは別個のデータとして分離することができるので、副音声の音声データのみの再生/削除も行うことができる。
本発明の実施に際しては、上述した各実施の形態を適宜組み合わせることができる。また、上述した実施の形態は本発明の例示にすぎず、本発明が上述した実施の形態に限定されるわけではない。
図1は本発明のデジタル放送受信装置の第1実施の形態として、携帯電話装置とデジタル放送受信装置を統合した場合の装置(放送受信機能付携帯電話装置)の構成図である。 図2はトランスポートストリーム(TS)信号の1例を示す図である。 図3は実施の形態に係る再生処理を説明するための図であり、(a)はデータの抽出処理を、(b),(c)はデジタル放送の放送サービス表示例を、それぞれ示す。 図4は実施の形態に係る再生処理を説明するための図であり、(a)はデータの抽出処理を、(b),(c)はデジタル放送の放送サービス表示例を、それぞれ示す。 図5は実施の形態に係る再生処理を説明するための図であり、(a)はファイル生成処理を、(b)はデジタル放送の放送サービス表示例を、それぞれ示す。 図6は実施の形態に係る消去処理を説明するための図であり、(a)は消去処理を、(b)はデジタル放送の放送サービス表示例を、それぞれ示す。 図7は想定した従来技術における放送受信装置の構成図である。
符号の説明
100、100A、100B…放送受信機能付携帯電話装置
101…デジタル放送受信用アンテナ、102…チューナー部
103…復調部、104…デスクランブラ、105…TS分離部
106…音声信号復号部、107…映像信号復号部
108…データ信号処理部、109…表示部、110…スピーカ
111…マイクロフォン(MIC)、112…制御部
113…携帯電話用アンテナ、114…無線通信部
115…操作部、116…記録形式選択手段
117…記録手段、118…再生手段、119…消去手段
126…カメラ部分
100…放送受信機能付携帯電話装置

Claims (4)

  1. 映像信号、音声信号、データ信号が多重化されたトランスポートストリームを受信して出力するように構成されたデジタル放送受信装置において、
    受信したトランスポートストリームを記録する記録手段と、
    該記録手段に記録したトランスポートストリームから、映像信号、音声信号、データ信号のうちのいずれかの特定の信号を個別に指定する指定手段と、
    該指定手段が指定した信号再生する再生手段と、
    を備えることを特徴とするデジタル放送受信装置。
  2. 当該デジタル放送受信装置は、前記受信したトランスポートストリームに含まれる映像信号、音声信号、データ信号をそれぞれ分離する分離手段と、を備え、
    前記記録手段は前記分離手段で分離した各信号をそれぞれ異なるファイルとして記録し、
    前記指定手段は前記ファイルを指定し、
    前記再生手段は当該指定されたファイルを再生する、
    ことを特徴とする請求項1記載のデジタル放送受信装置。
  3. 映像信号、音声信号、データ信号が多重化されたトランスポートストリームを受信して出力するように構成されたデジタル放送受信装置において、
    受信したトランスポートストリームを記録する記録手段と、
    該記録手段に記録したトランスポートストリームから、映像信号、音声信号、データ信号のうちのいずれかの特定の信号を個別に指定する指定手段と、
    該指定手段が指定した信号削除する削除手段と、
    を備えることを特徴とするデジタル放送受信装置。
  4. 当該デジタル放送受信装置は、前記受信したトランスポートストリームに含まれる映像信号、音声信号、データ信号をそれぞれ分離する分離手段と、を備え、
    前記記録手段は前記分離手段で分離した各信号をそれぞれ異なるファイルとして記録し、
    前記指定手段は前記ファイルを指定し、
    前記削除手段は当該指定されたファイルを削除する、
    ことを特徴とする請求項3記載のデジタル放送受信装置。
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