JP4707612B2 - 放送受信録音装置 - Google Patents

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Description

この発明は、ディジタル音声放送を受信する放送受信装置に関する。
地上ディジタル音声放送では、一本のトランスポートストリーム(TS)を用いて複数のサービスを提供することが可能であり、1セグメントにつき、8つの音声サービスと8つのデータサービスの最大16サービスの運用が可能になっている。また、各サービスに含まれる音声コンポーネントも最大で11ES(エレメンタリストリーム)が可能である(特許文献1参照)。
特開平8−265203号公報
ところで、地上ディジタル音声放送において受信したサービスや音声コンポーネントを記録(録音)することが可能であるが、上述のごとくトランスポートストリームには複数の音声サービスが含まれており、また、各サービスには複数のコンポーネントが存在する場合がある。例えば、複数の曲(複数のサービス)が放送されていたり、同一曲(サービス)でも日本語版と英語版(コンポーネント)が放送されている場合があり、サービス又はコンポーネントを選択して録音することが必要になる。しかしながら、この選択に手間取ると、所望の音楽放送が始まってしまい、音楽の冒頭部分が欠落して録音されることがある。
この発明は、上記事情に鑑み、所望の音声の選択に手間取ったとしても欠落を極力生じないで録音を行うことができる放送受信録音装置を提供することを目的とする。
この発明の放送受信録音装置は、上記の課題を解決するために、ディジタル音声放送を受信してトランスポートストリームを出力するチューナと、前記トランスポートストリームから指定されたサービス又はコンポーネントを分離する分離手段と、前記サービス又はコンポーネントを含むデータを記録するとともに記録したデータを読み出す記録読出手段と、録音指示を受けたときに前記指定されたサービス又はコンポーネントから成る録音ファイルを作成する一方、録音指示を受けた段階で録音すべき音声の指定がなされていないときには、受信中のトランスポートストリームを前記記録読出手段に一時保管し、この一時保管されているトランスポートストリームを前記分離手段に通して前記指定されたサービス又はコンポーネントを取り出す処理を後で実行して録音ファイルを作成する録音ファイル作成手段と、を備えており、前記録音ファイル作成手段は、録音すべき音声の指定がなされた段階で、前記一時保管されているトランスポートストリームを前記分離手段に通して前記指定されたサービス又はコンポーネントを取り出して録音ファイルの作成を開始するとともに、前記一時保管されているトランスポートストリームに対する処理の間、受信しているトランスポートストリームを前記記録読出手段又は別の記録手段に溜めておき、前記一時保管されていたトランスポートストリームに対する処理が終了した後、前記溜めておいたトランスポートストリームを前記分離手段に通して前記指定されたサービス又はコンポーネントを取り出して前記録音ファイルの作成の続きを実行することを特徴とする。
また、この発明の放送受信録音装置は、ディジタル音声放送を受信してトランスポートストリームを出力するチューナと、前記トランスポートストリームから指定されたサービス又はコンポーネントを分離する分離手段と、前記サービス又はコンポーネントを含むデータを記録するとともに記録したデータを読み出す記録読出手段と、録音指示を受けたときに前記指定されたサービス又はコンポーネントから成る録音ファイルを作成する一方、録音指示を受けた段階で録音すべき音声の指定がなされていないときには、受信中のトランスポートストリームを前記記録読出手段に一時保管し、この一時保管されているトランスポートストリームを前記分離手段に通して前記指定されたサービス又はコンポーネントを取り出す処理を後で実行して録音ファイルを作成する録音ファイル作成手段と、を備えており、前記録音ファイル作成手段は、録音すべき音声の指定がなされた段階で、これ以降に受信されるトランスポートストリームを前記分離手段に通して前記指定されたサービス又はコンポーネントを取り出して録音ファイルの作成を開始するとともに、前記指定されたサービス又はコンポーネントの取得が完了した後に、前記一時保管されていたトランスポートストリームを前記分離手段に通して前記指定されたサービス又はコンポーネントを取り出すことにより前記録音ファイルを完成させることを特徴とする。
これら構成であれば、録音指示を受けた段階で録音すべき音声の指定がなされていないときには、受信中のトランスポートストリームを前記記録読出手段に一時保管し、この一時保管されているトランスポートストリームを前記分離手段に通して前記指定されたサービス又はコンポーネントを取り出す処理を後で実行して録音ファイルを作成するので、所望の音声の選択に手間取ったとしても欠落を極力生じないで録音を行うことができる。
これら構成の放送受信録音装置において、前記録音ファイル作成手段は、前記トランスポートストリーム中の全サービスの録音をユーザから指示されたときには、前記トランスポートストリームを前記記録読出手段に保管することで録音処理を完了するとともに、録音完了後に不要音声の削除指示が行われたときには、前記記録読出手段に保管されている前記トランスポートストリームを前記分離手段に通すことで指定音声だけから成る録音ファイルを作成することとしてもよい。
また、この発明の放送受信録音装置は、ディジタル音声放送を受信してトランスポートストリームを出力するチューナと、前記トランスポートストリームから指定されたサービス又はコンポーネントを分離する分離手段と、前記サービス又はコンポーネントを含むデータを記録するとともに記録したデータを読み出す記録読出手段と、録音指示を受けたときに前記指定されたサービス又はコンポーネントから成る録音ファイルを作成する一方、録音指示を受けた段階で録音すべき音声の指定がなされていないときには、受信中のトランスポートストリームに含まれるそれぞれのサービス又はコンポーネント別に録音ファイルの作成を開始し、録音すべき音声の指定がなされた段階で、指定外のサービス又はコンポーネントによる録音ファイルの作成を停止し、指定されたサービス又はコンポーネントによる録音ファイルを完成させることを特徴とする。
上記構成であれば、録音指示を受けた段階で録音すべき音声の指定がなされていないときには、受信中のトランスポートストリームに含まれるそれぞれのサービス又はコンポーネント別に録音ファイルの作成を開始するので、所望の音声の選択に手間取ったとしても欠落を極力生じないで録音を行うことができる。
上記構成の放送受信録音装置において、指定外のサービス又はコンポーネントによる未完成の録音ファイルの削除は、録音すべき音声の指定がなされた段階か又は前記指定されたサービス又はコンポーネントによる録音ファイルの完成後に行うこととしてもよい。また、これら構成の放送受信録音装置において、前記録音ファイル作成手段は、前記トランスポートストリーム中の全サービスの録音を指示されたときには、受信中のトランスポートストリームに含まれるそれぞれのサービス又はコンポーネント別に録音ファイルの作成を開始し、前記録音ファイルの完成後に不要音声の削除指示が行われたときには、不要音声の録音ファイルを削除することとしてもよい。
また、この発明の放送受信録音装置は、ディジタル音声放送を受信してトランスポートストリームを出力するチューナと、前記トランスポートストリームから指定されたサービス又はコンポーネントを分離する分離手段と、前記チューナと前記分離手段との間に設けられたバッファと、前記サービス又はコンポーネントを含むデータを記録するとともに記録したデータを読み出す記録読出手段と、録音指示を受けたときに前記指定されたサービス又はコンポーネントから成る録音ファイルを作成する一方、録音指示を受けた段階で録音すべき音声の指定がなされていないときには、受信中のトランスポートストリームを前記バッファに溜め込み、録音すべき音声の指定がなされた段階で、前記バッファ内のトランスポートストリームを前記分離手段に与え、指定されたサービス又はコンポーネントによる録音ファイルを作成することを特徴とする。
上記の構成であれば、録音指示を受けた段階で録音すべき音声の指定がなされていないときには、受信中のトランスポートストリームを前記バッファに溜め込み、録音すべき音声の指定がなされた段階で、前記バッファ内のトランスポートストリームを前記分離手段に与え、指定されたサービス又はコンポーネントによる録音ファイルを作成するので、所望の音声の選択に手間取ったとしても欠落を極力生じないで録音を行うことができる。
この発明によれば、所望の音声の選択に手間取ったとしても欠落を極力生じないで録音を行うことができるという効果を奏する。
以下、この発明の実施形態のディジタル音声放送受信装置を図1乃至図3に基づいて説明する。
図1はこの発明の実施形態のディジタル音声放送受信装置10を示したブロック図である。地上波用のアンテナ21は、受信した信号を地上波ディジタルチューナ22に与える。地上波ディジタルチューナ22は、音声データを含む高周波ディジタル変調信号のうちから特定周波数の信号を取り出す。また、地上波ディジタルチューナ22は、復調回路、逆インタリーブ回路、誤り訂正回路などを備え、選択したディジタル変調信号を復調してトランスポートストリームを出力し、このトランスポートストリームをデマルチプレクサ(DEMUX)23に与える。
デマルチプレクサ(DEMUX)23は、前記トランスポートストリームをエレメンタリストリーム(ES)であるオーディオデータトランスポートストリーム(ADTS)、データ放送データ及び、付属情報などに分離する。デマルチプレクサ23は、ユーザが選択したオーディオストリームを音声デコーダ(AACデコーダ)27に供給し、付属情報をCPU1に供給する。また、データ放送データはデータデコーダ24に供給され、データデコーダ24から出力される文字等はドライバ25によってLCDパネル(液晶表示パネル)26に表示される。なお、CPU1のグラフィック機能により、LCDパネル26にメニュー画面や音楽選択画面を表示することもできる。
操作キー部2には、電源ON/OFFキー、チャンネル選択キー、音量調整キー、十字キー(方向キー)、決定キー、録音キー、再生キー等が設けられる。なお、放送受信装置10がディジタルラジオ機能付き携帯電話として構成される場合、主として電話に関するキーが配置され、ラジオはメニュー画面上で選択する構成となったり、数字キーを電話番号入力やチャンネル選択に共用する構成となったり、十字キー(方向キー)を機能選択キーやチャンネルアップダウンキーとして共用する構成となったりする場合がある。
メモリ(RAM、ROM、フラッシュメモリなど)3には、各種の動作プログラム、付属情報などが格納される。
音声デコーダ27は、ADTSを復号して音声データを生成する。音声データのヘッダには、音声を出力するタイミングを規定するプレゼンテーションタイムスタンプ(PTS)が存在しており、前記PTSにより、音声データの提示タイミングを判断することができる。音声データはD/A変換部28によってアナログの音声信号に変換され、この音声信号はスピーカ29或いはヘッドホンなどに供給される。
前記トランスポートストリームは、複数の音声サービスを含んでいる。前記サービスの内容がどのようであるかは、前記付属情報に基づいて知ることができ、図2に示すように階層的に表すことができる。例えば、付属情報であるPSI/SIのNIT(network information table )に配置されたTS情報記述子は、TS内の全てのサービスのサービス識別と、サービスを放送している階層を記述しているので、CPU1は、TS内の全てのサービスのサービス識別と、サービスを放送している階層を取得することができる。また、CPU1は、PSI/SIのSDT(service description table )に記述されているサービス名を取得する。SDTではサービスの数だけループが構成され、サービスごとに配置されたサービス記述子にサービス名が記述されている。サービス識別が一致したループに配置されたサービス記述子により、サービス名を取得することができる。
更に、CPU1は、前記EIT中の音声コンポーネント記述子を参照し、現在放送されている番組の音声数と各音声言語の種別を把握することができる。所望の音声ESは、そのパケットIDによって、トランスポートストリームから分離できる。ユーザは、図2(a)に示した音楽選択画面において、例えば、先述した十字キー(方向キー)を操作することで、所望の音楽名表記箇所の右隣にある「音声リストの表示」の欄にカーソルを載せる(色変わりさせる)ことができる。「音声リストの表示」の欄にカーソルを載せた状態で決定キーを押下すると、CPU1は、図2(b)に示しているように、サービスの詳細、すなわち、下位階層の音声コンポーネントである、「音声1:日本語(ステレオ)」、「音声2:英語(ステレオ)」、「音声3:韓国語(ステレオ)」を表示する。このとき、例えば、最も上の表記欄にカーソルが載せられ(色変わりされ)、ユーザは、先述した十字キー(方向キー)を操作することで、所望の音声コンポーネントを選択することができる。ユーザが決定キーを押下すると、CPU1は、その時点でカーソルが載せられていた箇所の音声コンポーネントを選択すべくデマルチプレクサ23に指令を与える。
なお、図2に示した音楽選択画面(リスト画面)において、各サービス又はコンポーネントの表記箇所にはチェックボックス及び「レ」マークが表示されている。上記チェックボックスに「レ」マークが表示されているサービス又はコンポーネントは、受信装置側で記録(録音)可能であることを示す。各サービス又はコンポーネントが録音可能かどうかを示す情報も前記付属情報に存在する。
ユーザは、図2に示したリスト画面上で所望の音楽を選択して聴いたり、或いは、記録(録音)操作を行うことになる。しかしながら、音楽選択に時間がかかってしまうと、音楽の冒頭部分の録音ができないといった事態が生じる。そこで、放送録音については、以下のごとく処理を行う。なお、以下の処理を第1形態録音ということとする。
(1)メニュー画面からの録音実行指示又は録音キーの押下をCPU1が検出すると、CPU1は、音楽未選択の状態であっても、現在選択しているトランスポートストリームを記録媒体31に記録すべく、デマルチプレクサ23及び記録制御部30に指令を与える。デマルチプレクサ23は、チューナ22から出力されたトランスポートストリームを記録制御部30に与え、記録制御部30は受け取ったトランスポートストリームを記録媒体(例えば、ハードディスクなど)31に記録する。以下、このようにして記録されるトランスポートストリームを一時保管トランスポートストリームということとする。
(2)ユーザが前記音楽選択画面上で所望の音楽を選択したことをCPU1が検出すると、CPU1は、記録制御部30に対して一時保管トランスポートストリームの記録停止を指示すると共に、記録制御部30に対して選択された音楽についてのファイルの作成を指示し、更に、読出制御部32に対して記録済みの一時保管トランスポートストリームの読出を指示する。また、CPU1は前記選択された音楽に基づいてデマルチプレクサ23に対して分離すべきパケットを指示する。読出制御部32は記録媒体31から前記一時保管トランスポートストリームを読み出してデマルチプレクサ23に与える。デマルチプレクサ23は、読出制御部32から与えられた一時保管トランスポートストリームから前記選択された音楽のサービス又はコンポーネントを分離して記録制御部30に与える。記録制御部30は、前記サービス又はコンポーネントを受け取って録音ファイルを作成記録する。
(3)記録媒体31から記録済みの一時保管トランスポートストリームが全て読み出され、デマルチプレクサ23によって分離され、この分離によって得られるサービス又はコンポーネントの全てが前記ファイル(記録媒体31)に記録されるまでの間、前記チューナ22から供給されているトランスポートストリームはバッファ35に溜められる。記録済み一時保管トランスポートストリームが記録媒体31から全て読み出されると、前記バッファ35に溜められていたトランスポートストリームがデマルチプレクサ23に供給される。デマルチプレクサ23は、このトランスポートストリームから、前記選択された音楽のサービス又はコンポーネントを分離して記録制御部30に与える。記録制御部30は、前記ファイルに、前記サービス又はコンポーネントを追加記録していく。
上記の構成例では、一つのデマルチプレクサ23を用いる構成としたが、通常備えられるデマルチプレクサと、録音処理用のデマルチプレクサとを備える構成を採用してもよい。
上記の通常備えられるデマルチプレクサは、録画開始指示を受けると、記録制御部30に対して一時保管トランスポートストリームを供給する。そして、所望の音楽が選択されると、記録媒体31への一時保管トランスポートストリームの記録を停止する一方で、その後にチューナ22から供給されるトランスポートストリームを図示しないメモリに格納していく(なお、前記バッファ35は備えないと仮定する)。前記録音処理用のデマルチプレクサは、所望の音楽が選択されると、読出制御部32から記録済み一時保管トランスポートストリームを受け取って、前記選択された音楽のサービス又はコンポーネントを分離して記録制御部30に与える。記録制御部30は、前記サービス又はコンポーネントを受け取って録音ファイルを作成記録していく。前記録音処理用のデマルチプレクサは、全ての一時保管トランスポートストリームについて上記処理を行った後は、前記メモリからトランスポートストリームを読み出し、サービス又はコンポーネントを抽出して前記音楽ファイルに追加記録していく。
図3は、前記通常備えられるデマルチプレクサと録音処理用のデマルチプレクサとを備える構成における録音処理例を示したフローチャートである。ユーザから録音指示がなされると、音楽未選択の状態であっても、前記通常備えられるデマルチプレクサにより、現在選択しているトランスポートストリームが記録媒体31に一時保管される(ステップS1)。そして、CPU1は、図2に示した音楽選択画面を表示し(ステップS2)、選択が完了したかどうかを判断する(ステップS3)。音楽が選択されたなら、前記通常備えられるデマルチプレクサによる一時保管は停止され(ステップS4)(前記メモリへの格納に切り替わる)、録音処理用のデマルチプレクサにより、選択音楽のサービス又はコンポーネントが記録媒体31に記録される(ステップS5)。そして、録音が停止されたかどうかを判断し(ステップS6)、ユーザによって録音停止操作がなされるとCPU1は録音処理を終了する。なお、通常のラジオを聴くだけのときには、録音処理用のデマルチプレクサの動作は不要である。
また、以下に示す第2形態録音処理を行うこととしてもよい。
(4)メニュー画面からの録音実行指示又は録音キーの押下をCPU1が検出すると、CPU1は、音声未選択の状態であっても、現在選択しているトランスポートストリームを記録媒体31に記録すべく、デマルチプレクサ23及び記録制御部30に指令を与える。デマルチプレクサ23は、チューナ22から出力されたトランスポートストリームを記録制御部30に与え、記録制御部30は受け取ったトランスポートストリームを記録媒体31に記録する。以下、このようにして記録されるトランスポートストリームを一時保管トランスポートストリームということとする。
(5)ユーザが前記音楽選択画面上で所望の音楽を選択したことをCPU1が検出すると、CPU1は、記録制御部30に対して一時保管トランスポートストリームの記録停止を指示する。また、CPU1は前記選択された音楽に基づいてデマルチプレクサ23に対して分離すべきパケットを指示する。デマルチプレクサ23は、録音すべき音声の指定がなされた段階で、これ以降に受信されるトランスポートストリームから指定されたサービス又はコンポーネントを取り出すことになる。CPU1は、記録制御部30に対して選択された音声についての録音ファイルの作成を指示する。記録制御部30は、デマルチプレクサ23から出力される指定されたサービス又はコンポーネントを受け取って録音ファイルの作成を開始する。
(6)受信中のトランスポートストリームに基づく前記指定された音声データの取得が完了した後(指定の音声の放送が終了した後(例えば、指定パケットを検出できない状態が例えば1秒以上続いたとき))に、CPU1は、読出制御部32に対して記録済みの一時保管トランスポートストリームの読み出しを指示する。読出制御部32は記録媒体31から前記一時保管トランスポートストリームを読み出してデマルチプレクサ23に与える。デマルチプレクサ23は、読出制御部32から与えられた一時保管トランスポートストリームから前記指定された音声のサービス又はコンポーネントを分離して記録制御部30に与える。記録制御部30は、前記サービス又はコンポーネントを受け取り、いわゆるマージ処理により、このサービス又はコンポーネントを前記録音ファイルに結合して録音ファイルを完成させる。
この第2形態録音処理であれば、録音終了に際しての処理(マージのための処理)の負荷が高くなるが、音声が選択された直後の処理負荷は第1形態録音処理に比べ軽減されるという利点がある。
上述した第1形態録音処理及び第2形態録音処理において、前記トランスポートストリーム中の全サービスの録音を指示されたときには、前記トランスポートストリームを記録媒体31に保管することで録音処理を完了することとしてもよい。そして、録音完了後に例えば図2に示したリスト画面上で不要音声の削除指示が行われたときには、記録媒体31に保管されている前記トランスポートストリームをデマルチプレクサ23に供給することで指定音声(サービス又はコンポーネント)だけから成る録音ファイルを作成することとしてもよい。
また、以下に示す第3形態録音処理を行うこととしてもよい。
(7)メニュー画面からの録音実行指示又は録音キーの押下をCPU1が検出すると、CPU1は、音声未選択の状態のときには、受信中のトランスポートストリームに含まれるそれぞれのサービス別又はコンポーネント別に録音ファイルの作成を開始する。すなわち、CPU1は、それぞれのサービス又はコンポーネントを取得するようデマルチプレクサ23に指令を与える。記録制御部30は、デマルチプレクサ23から出力されるそれぞれのサービス又はコンポーネントによる録音ファイルを作成して記録媒体31に記録する。そして、録音すべき音声の指定がなされた段階で、指定外のサービス又はコンポーネントによる録音ファイルの作成を停止させる。すなわち、CPU1は指定された音声のデータパケットだけを取り出させるべくデマルチプレクサ23に指令を与える。これ以降は記録制御部30には指定された音声のサービス又はコンポーネントだけが与えられることになるから、指定外の音声についての録音ファイルは未完成となり、指定された音声についての録音ファイルだけが完成される。かかる第3形態録音処理であれば、読出制御部32から一時保管トランスポートストリームをデマルチプレクサ23に供給する経路を不要にできる。
上記の第3形態録音処理において、指定外の音声データによる未完成の録音ファイルの削除は、録音すべき音声の指定がなされた段階か又は指定された音声データによる録音ファイルの完成後に行うこととしてもよい。勿論、指定外の音声データによる未完成の録音ファイルの削除は、録音すべき音声の指定がなされた段階から前記録音ファイルの完成までの途中において行うことも可能である。
また、上記第3形態録音処理において、CPU1は、前記トランスポートストリーム中の全サービスの録音を指示されたときには、受信中のトランスポートストリームに含まれるそれぞれのサービス別又はコンポーネント別に録音ファイルの作成を開始することとしてもよい。そして、前記録音ファイルの完成後に例えば図2のリスト画面上で不要音声の削除指示が行われたときには、CPU1は、不要音声の録音ファイルの削除を記録制御部30に指示することとしてもよい。
また、以下に示す第4形態録音処理を行うこととしてもよい。
(8)録音すべき音声の指定がなされるまで、前記デマルチプレクサ23による分離処理を開始せずに前記バッファ35に受信トランスポートストリームを溜めておき、録音すべき音声の指定がなされたら、前記バッファ35からトランスポートストリームを取り出し、デマルチプレクサ23によって指定のサービス又はコンポーネントを分離し、録音ファイルを作成していくようにしてもよい。かかる第4形態録音処理によっても、読出制御部から一時保管トランスポートストリームをデマルチプレクサ23に供給する経路を不要にできる。
この発明の実施形態の放送受信装置を示したブロック図である。 この発明の実施形態のリスト画面の説明図である。 この発明の実施形態の処理内容例を示したフローチャートである。
符号の説明
1 CPU
2 操作キー
3 メモリ
10 放送受信録音装置
23 デマルチプレクサ
27 音声デコーダ
30 記録制御部
31 記録媒体
32 読出制御部
35 バッファ

Claims (8)

  1. ディジタル音声放送を受信してトランスポートストリームを出力するチューナと、前記トランスポートストリームから指定されたサービス又はコンポーネントを分離する分離手段と、前記サービス又はコンポーネントを含むデータを記録するとともに記録したデータを読み出す記録読出手段と、録音指示を受けたときに前記指定されたサービス又はコンポーネントから成る録音ファイルを作成する一方、録音指示を受けた段階で録音すべき音声の指定がなされていないときには、受信中のトランスポートストリームを前記記録読出手段に一時保管し、この一時保管されているトランスポートストリームを前記分離手段に通して前記指定されたサービス又はコンポーネントを取り出す処理を後で実行して録音ファイルを作成する録音ファイル作成手段と、を備えており、
    前記録音ファイル作成手段は、録音すべき音声の指定がなされた段階で、前記一時保管されているトランスポートストリームを前記分離手段に通して前記指定されたサービス又はコンポーネントを取り出して録音ファイルの作成を開始するとともに、前記一時保管されているトランスポートストリームに対する処理の間、受信しているトランスポートストリームを前記記録読出手段又は別の記録手段に溜めておき、前記一時保管されていたトランスポートストリームに対する処理が終了した後、前記溜めておいたトランスポートストリームを前記分離手段に通して前記指定されたサービス又はコンポーネントを取り出して前記録音ファイルの作成の続きを実行することを特徴とする放送受信録音装置。
  2. ディジタル音声放送を受信してトランスポートストリームを出力するチューナと、前記トランスポートストリームから指定されたサービス又はコンポーネントを分離する分離手段と、前記サービス又はコンポーネントを含むデータを記録するとともに記録したデータを読み出す記録読出手段と、録音指示を受けたときに前記指定されたサービス又はコンポーネントから成る録音ファイルを作成する一方、録音指示を受けた段階で録音すべき音声の指定がなされていないときには、受信中のトランスポートストリームを前記記録読出手段に一時保管し、この一時保管されているトランスポートストリームを前記分離手段に通して前記指定されたサービス又はコンポーネントを取り出す処理を後で実行して録音ファイルを作成する録音ファイル作成手段と、を備えており、
    前記録音ファイル作成手段は、録音すべき音声の指定がなされた段階で、これ以降に受信されるトランスポートストリームを前記分離手段に通して前記指定されたサービス又はコンポーネントを取り出して録音ファイルの作成を開始するとともに、前記指定されたサービス又はコンポーネントの取得が完了した後に、前記一時保管されていたトランスポートストリームを前記分離手段に通して前記指定されたサービス又はコンポーネントを取り出すことにより前記録音ファイルを完成させることを特徴とする放送受信録音装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の放送受信録音装置において、前記録音ファイル作成手段は、前記トランスポートストリーム中の全サービスの録音をユーザから指示されたときには、前記トランスポートストリームを前記記録読出手段に保管することで録音処理を完了するとともに、録音完了後に不要音声の削除指示が行われたときには、前記記録読出手段に保管されている前記トランスポートストリームを前記分離手段に通すことで指定音声だけから成る録音ファイルを作成することを特徴とする放送受信録音装置。
  4. ディジタル音声放送を受信してトランスポートストリームを出力するチューナと、前記トランスポートストリームから指定されたサービス又はコンポーネントを分離する分離手段と、前記サービス又はコンポーネントを含むデータを記録するとともに記録したデータを読み出す記録読出手段と、録音指示を受けたときに前記指定されたサービス又はコンポーネントから成る録音ファイルを作成する一方、録音指示を受けた段階で録音すべき音声の指定がなされていないときには、受信中のトランスポートストリームに含まれるそれぞれのサービス又はコンポーネント別に録音ファイルの作成を開始し、録音すべき音声の指定がなされた段階で、指定外のサービス又はコンポーネントによる録音ファイルの作成を停止し、指定されたサービス又はコンポーネントによる録音ファイルを完成させることを特徴とする放送受信録音装置。
  5. 請求項4に記載の放送受信録音装置において、指定外のサービス又はコンポーネントによる未完成の録音ファイルの削除は、録音すべき音声の指定がなされた段階か又は前記指定されたサービス又はコンポーネントによる録音ファイルの完成後に行うことを特徴とする放送受信録音装置。
  6. 請求項4又は請求項5に記載の放送受信録音装置において、前記録音ファイル作成手段は、前記トランスポートストリーム中の全サービスの録音を指示されたときには、受信中のトランスポートストリームに含まれるそれぞれのサービス又はコンポーネント別に録音ファイルの作成を開始し、前記録音ファイルの完成後に不要音声の削除指示が行われたときには、不要音声の録音ファイルを削除することを特徴とする放送受信録音装置。
  7. 複数の情報を含んだデータを受信する受信部と、
    前記受信部にて受信されたデータの保存を指示する保存指示部と、
    前記保存指示部によりデータの保存が指示された場合に、前記データに含まれる複数の情報のうち、特定の情報を選択する情報選択部と、
    前記情報選択部により指定された特定の情報を前記データから分離する分離部と、
    前記保存指示部により保存の指示がなされてから前記情報選択部により特定の情報が選択されるまでの間、前記受信部により受信したデータを保存し、前記情報選択部により特定の情報が選択された後は、前記分離部により分離された前記特定の情報を保存する保存部と、
    前記保存部により保存された特定の情報を用いて情報ファイルを作成するファイル作成部と、
    前記特定の情報の保存の終了を指示する保存終了指示部と、を備え、
    前記分離部は、前記保存終了指示部により前記特定の情報の保存の終了が指示された場合に、前記保存部により保存された前記データから前記特定の情報を分離し、
    前記保存部は、前記特定の情報の保存の終了後に分離された特定の情報を保存し、
    前記ファイル作成部は、前記特定の情報の保存の終了後に保存された特定の情報と、前記特定の情報の保存の終了前に保存された特定の情報とから情報ファイルを作成すること、
    を特徴とする放送受信録音装置。
  8. 複数の情報を含んだデータを受信する受信部と、
    前記受信部にて受信されたデータの保存を指示する保存指示部と、
    前記保存指示部によりデータの保存が指示された場合に、前記データに含まれる複数の情報のうち、特定の情報を選択する情報選択部と、
    前記保存指示部により保存の指示がなされてから前記情報選択部により特定の情報が選択されるまでの間、前記受信部により受信したデータを保存する第1保存部と、
    前記情報選択部により特定の情報が選択された後、前記受信部により受信されるデータを保存する第2保存部と、
    前記情報選択部により特定の情報が選択された場合に、前記第1保存部に保存されたデータから選択された特定の情報を分離し、前記第1保存部に保存されたデータから特定の情報を分離した後は、前記第2保存部に保存されたデータから特定の情報を分離する分離部と、
    前記第1保存部に記憶された前記データから分離された特定の情報と、前記第2保存部に記憶された前記データから分離された特定の情報とから情報ファイルを作成するファイル作成部と、
    を備える放送受信録音装置。
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