JP4124997B2 - 放送受信装置及びその制御方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、放送受信装置及びその制御方法に関し、特にディジタルTV放送の受信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
昨今、従来のアナログTV放送から、ディジタルTV放送への移行が各国の機関によって検討されている。ディジタル放送では、ビデオ信号やオーディオ信号をディジタイズしたのち、MPEG−2(Moving Picture Experts Group)などの方式で圧縮するため、1チャンネルのデータ量を削減することができ、結果的により多くのチャンネル・番組を閲覧することが可能になる。
【0003】
図4に従来例の放送受信装置の構成を示す。401は放送波(あるいは放送手段)であり、地上波や衛星などが使用される。
【0004】
402は受信機であり放送波を受信する。403は復調器であり、閲覧すべきチャンネルのデータのみを選択し復調する。404はデマルチプレクサであり、復調器によって復調されたMPEG−2ストリームの中からビデオストリームおよびオーディオストリームを弁別する。
【0005】
405はビデオデコーダであり、ビデオストリームを復号処理する。一方407はオーディオデコーダであり、オーディオストリームを復号処理する。
【0006】
406はモニタであり、復号されたビデオを表示する。408はスピーカなどのオーディオ再生装置でありオーディオを再生する。
【0007】
また、409はチャンネル選択装置であり、ユーザが視聴したいチャンネルを選択する装置である。
【0008】
図5に、一般的なTV放送プログラムの例を示す。
【0009】
501,503、505は、プログラム1であり、502、504は間に挿入されるコマーシャル部分である。同様に、507、509、511はプログラム2であり、508、510はコマーシャルである。
【0010】
また、506および512は異なるプログラム間に挿入されるコマーシャルである。
【0011】
一般的に、502や508などのようなプログラム中に放映されるコマーシャルは、番組提供スポンサーのものであり、プログラム間に放映される506、512は、特定の番組のスポンサーではないことが多い。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来例では、ディジタル放送が普及し、チャンネルが増加することによって、各チャンネルごとの平均視聴率が下がってしまう。したがって、おもに無料放送に挿入されるコマーシャルにおいて、放送局側ではコマーシャル収入が減少する可能性があるという問題が提起されている。
【0013】
本発明は上述の問題点に着目して成されたものであって、ユーザが自主的にサブスクライブすることによって、任意のチャンネルを視聴している際に、適宜コマーシャルを挿入することが可能になる。
【0014】
したがって、放送局側では、よりコマーシャル収入を得ることが可能になる放送受信装置及びその制御方法を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決するために以下(1)〜(3)の構成を備えるものである。
【0016】
(1)ディジタル放送を受信して、番組及びコマーシャルのビデオ・オーディオデータを出力する放送受信装置であって、ユーザの個人情報を管理するユーザ情報管理部と、前記コマーシャルが前記番組のスポンサーに関連するか否かを判定する番組情報監視部と、前記番組情報監視部により前記コマーシャルが前記番組のスポンサーに関連しないと判定された場合には、前記コマーシャルとは異なるコマーシャルを前記ユーザの個人情報にもとづいて選択し、前記番組と選択されたコマーシャルのビデオ・オーディオデータを出力する制御部とを有することを特徴とする放送受信装置。
(2)前記番組情報監視部により前記番組のスポンサーに関連しないと判定されたコマーシャルは、前記番組と異なる番組との間に放映されるコマーシャルであることを特徴とする前記(1)に記載の放送受信装置。
(3)ディジタル放送を受信して、番組及びコマーシャルのビデオ・オーディオデータを出力する放送受信装置の制御方法であって、ユーザの個人情報を管理するステップと、前記コマーシャルが前記番組のスポンサーに関連するか否かを判定するステップと、前記コマーシャルが前記番組のスポンサーに関連しない場合に、前記コマーシャルとは異なるコマーシャルを前記ユーザの個人情報にもとづいて選択し、前記番組と選択されたコマーシャルのビデオ・オーディオデータを出力するステップとを有することを特徴とする放送受信装置の制御方法。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態を、実施例に基づいて図面を参照しながら説明する。
【0022】
【第1の実施例】
図1は、本発明の第1の実施例を示す図である。
【0023】
101の放送波、102の受信機、103の復調機、104のデマルチプレクサ、105のビデオデコーダ、106のモニタ、107のオーディオデコーダ、108のスピーカ、109のチャンネル選択装置は、図4の401〜409のそれぞれと同等である。
【0024】
111は、ユーザ情報管理部であり、各視聴者によって各種の再生制御を行う部分である。たとえば、チャンネルごとの閲覧可否の制御、プログラムごとの閲覧可否制御などである。120は、再生制御装置であり、ユーザ情報管理部111の指示にしたがってデマルチプレクサ104からの出力信号であるビデオ・オーディオストリームの制御を行う。具体的には、ビデオ・オーディオストリームは暗号化などで保護されている場合が多く、111のユーザ情報管理部の制御下において、暗号の解読などの処理を行う。
【0025】
また、デマルチプレクサ104からは同時にユーザ管理情報が抽出され、ユーザ情報管理部111に送られる。このユーザ管理情報により、ユーザ情報管理部111を制御する。
【0026】
ユーザ情報管理部111においては、ユーザの登録情報により、適宜コマーシャル放送のチャンネル切り替え操作を行う。この際、110の番組情報監視装置により、図5における、506、512、つまり、番組スポンサーとは無関係であるコマーシャルであるかどうかを判定し、もし無関係ならば、ユーザの登録情報により、コマーシャルチャンネルを切り替える作業を行う。このとき、ユーザ登録情報とは、ユーザの趣向・契約形態などを指す。
【0027】
なお、コマーシャルの放送波自体は、他のチャネルのものでも、あるいは、独自のコマーシャルのみを放送するためのチャンネルでもかまわない。
【0028】
【第2の実施例】
図2に、本発明の第2の実施例を示す。同図において、201〜211および220は、図1における101〜111および120とそれぞれ同等であるので、その詳細な説明は省略する。
【0029】
図1と異なる点は、212にユーザ情報記憶媒体、および213にネットワーク接続装置を具備した点である。214はネットワークあるいはネットワークに接続するための回線である。ユーザ情報記憶媒体212では、ユーザの登録情報や、契約の有効期限などが記憶されている。具体的にはメモリカードなどが想定されるが、ここでは特に特定しない。
【0030】
また、ユーザが実際にコマーシャルを閲覧したログ等を記憶し、必要に応じて放送局側にフィードバックする、あるいは視聴状況に応じて視聴者にプレミアムを与えることも可能である。
【0031】
一方ネットワーク接続装置213およびネットワーク214を経由することによって、ユーザ情報をリアルタイムに登録、更新することも可能である。
【0032】
【その他の実施例】
図3に、本発明の第3の実施例を示す。
【0033】
同図において、301〜311および320は、図1における101〜111および120とそれぞれ同等とし、詳細な説明は省略する。ただし304はマルチプレクサを含むものである。
【0034】
本実施例では、315に映像記憶装置を付加している。
【0035】
具体的には、ビデオディスクなどが考えられるが、本実施例では特定はしない。
【0036】
番組情報取得/監視装置310によってコマーシャルの置き換えが可能な場合には、本映像記憶装置315内に記憶された映像に切り替えられる。このため、304は、ビデオ・オーディオストリームをデマルチプレクスする以前に、放送波301か映像記憶装置315のどちらかを切り替えるためのマルチプレクサを内蔵することになる。
【0037】
一方、ユーザ情報管理部311では、ユーザの登録情報や趣向などに合わせて適宜映像記憶装置315から所定の映像情報(前記コマーシャルなど)を選択する。
【0038】
このようにすることによって、実際に放送されていないコマーシャルなども適宜挿入して再生可能になる。なお、必ずしも録画されるものはコマーシャルでなくともかまわないことはいうまでもない。
【0039】
このビデオディスクは、定期的に視聴者に任意の方法をもって配布し、定期的に更新を行う。
【0040】
また、このビデオディスクが録画可能なメディアの場合は、視聴者が特定のチャンネルを視聴していない時間帯において、ユーザ情報に応じた適当なるチャンネルのコマーシャルを録画して、必要に応じて再生することも可能である。
【0041】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、放送チャンネルに関わり無く、特定のユーザごとに最適な特定のコマーシャルを放映することが可能になるため、より宣伝効果を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の放送受信装置の第1の実施例を記す図面
【図2】 本発明の放送受信装置の第2の実施例を示す図面
【図3】 本発明の放送受信装置の第3の実施例を示す図面
【図4】 従来例の放送受信装置を示す図面
【図5】 放送プログラムの一例
【符号の説明】
101 放送波
102 受信機
103 復調器
104 デマルチプレクサ
105 ビデオデコーダ
106 モニタ
107 オーディオデコーダ
108 再生中のオーディオ
109 チャンネル選択装置
110 番組情報監視装置
111 ユーザ情報管理部
120 再生制御装置
201 放送波
202 受信機
203 復調器
204 デマルチプレクサ
205 ビデオデコーダ
206 モニタ
207 オーディオデコーダ
208 再生中のオーディオ
209 チャンネル選択装置
210 番組情報監視装置
211 ユーザ情報管理部
212 ユーザ情報記憶媒体
213 ネットワーク接続装置
214 ネットワーク(ネットワーク網)
220 再生制御装置
301 放送波
302 受信機
303 復調器
304 デマルチプレクサ/マルチプレクサ
305 ビデオデコーダ
306 モニタ
307 オーディオデコーダ
308 再生中のオーディオ
309 チャンネル選択装置
310 番組情報取得/監視装置
311 ユーザ情報管理部
312 ユーザ情報記憶媒体
313 ネットワーク接続装置
314 ネットワーク網
315 映像記憶装置
320 再生制御装置
401 放送波
402 受信機
403 復調器
404 デマルチプレクサ
405 ビデオデコーダ
406 モニタ
407 オーディオデコーダ
408 再生中のオーディオ
409 チャンネル選択装置
501,503,505 プログラム1のビットストリーム
507,509,511 プログラム2のビットストリーム
502,504,506 プログラム1中に放映されるコマーシャル
508,510,512 プログラム2中に放映されるコマーシャル
506,512 プログラム間に放映されるコマーシャル
Claims (3)
- ディジタル放送を受信して、番組及びコマーシャルのビデオ・オーディオデータを出力する放送受信装置であって、
ユーザの個人情報を管理するユーザ情報管理部と、
前記コマーシャルが前記番組のスポンサーに関連するか否かを判定する番組情報監視部と、
前記番組情報監視部により前記コマーシャルが前記番組のスポンサーに関連しないと判定された場合には、前記コマーシャルとは異なるコマーシャルを前記ユーザの個人情報にもとづいて選択し、
前記番組と選択されたコマーシャルのビデオ・オーディオデータを出力する制御部と、
を有することを特徴とする放送受信装置。 - 前記番組情報監視部により前記番組のスポンサーに関連しないと判定されたコマーシャルは、前記番組と異なる番組との間に放映されるコマーシャルであることを特徴とする請求項1に記載の放送受信装置。
- ディジタル放送を受信して、番組及びコマーシャルのビデオ・オーディオデータを出力する放送受信装置の制御方法であって、
ユーザの個人情報を管理するステップと、
前記コマーシャルが前記番組のスポンサーに関連するか否かを判定するステップと、
前記コマーシャルが前記番組のスポンサーに関連しない場合に、前記コマーシャルとは異なるコマーシャルを前記ユーザの個人情報にもとづいて選択し、前記番組と選択されたコマーシャルのビデオ・オーディオデータを出力するステップと、
を有することを特徴とする放送受信装置の制御方法。
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