JP2005340886A - 映像処理装置、およびデジタル放送システム - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の映像を同一画面上に合成して表示するとき、同業社どうしのCM等の同時表示を抑制し、宣伝効果の低下を抑制する機能を備えた映像処理装置を提供する。
【解決手段】合成するための一つの映像データである主映像データと主映像データ以外の映像データである副映像データとを選択する選択指示部32と、選択された各映像データを合成する合成出力部14と、主映像データに対応する属性情報と副映像データに対応する属性情報とを比較し、比較の結果、互いの属性情報が一致するとき、属性情報が一致した副映像データの選択を抑制するように選択指示部32を制御するスポンサ処理部30とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、番組の属性情報を多重化して放送する放送システム、およびその放送を受信し、受信した番組を表示する受信装置に関し、特に、属性情報としての番組情報とともにスポンサに関する情報をも多重化して放送するデジタル放送システム、および複数の映像を同一画面上に表示するとき、スポンサに関する情報に基づいた制御により複数の画面が表示される機能を備えた映像処理装置に関する。
近年、既存のアナログテレビジョン放送に代わるデジタル放送システムが実用化されている。このようなデジタル放送システムでは、映像や音声等のコンテンツに加えて、デジタル放送におけるサービス情報や番組に関する情報を含む、SI(Service Information)と呼ばれる番組情報が多重化されて放送される。このように多重化された番組情報は、番組案内としての番組表や番組の内容に関する情報などが記述されたデータであり、これらのデータを利用して番組に関する情報が視聴者に提供される。デジタル放送受信装置は、これらのデータを利用して番組に関する情報である番組情報を得ている。番組情報としては、番組の、開始時刻、タイトル、内容、ジャンルなどがあり、デジタル放送受信装置はこれらの情報を、例えば電子番組表として視聴者に提供する。視聴者は、この電子番組表を利用することによって、容易に選局や番組予約を行なうことができる。
さらに、このような番組情報を利用して、電子番組表のような利用のみでなく、新たな放送サービスにも適用するような技術が提案されている。このような番組情報を利用した新たなサービスの一つとして、放送において送出されるコマーシャルと番組情報とを連動させたサービス形態やこのようなサービスを利用した処理装置が提案されている。
このような従来例の一つとして、個々の視聴者や視聴される条件に対応して、番組とコマーシャルを組み合わせて再生することを目的とし、複数の映像の再生表示において、映像再生方法の関連付けを行ない、番組やコマーシャル等の柔軟な再生表示を行なう映像再生装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
このような従来の映像再生装置は、属性情報がそれぞれ付加されて各々独立した複数の映像情報を記憶した記憶手段と、記憶手段に記憶された任意の映像情報である第一映像情報の属性情報と任意の映像情報以外の第二映像情報の属性情報とに基づいて、第二映像情報の中から所定の第三映像情報を選択する選択手段と、第一映像情報と第三映像情報とを組み合わせて再生する再生手段とを備え、個々の映像情報に付加したキーワード等の照合情報を照合比較した結果に基づき、再生表示する組み合わせを決定するなど、視聴者の状況に合わせた柔軟な番組やコマーシャルの提供を可能としている。
特開2002−344895号公報
しかしながら、上記従来例のように、一つの表示画面上に複数の映像情報が表示できるようになると、例えば、あるメーカのスポンサ番組やコマーシャルをある画面で表示しているとき、同業他メーカのコマーシャルなどの放送が他の画面で表示されるような状況が起こり得る。より具体的な一例として、視聴者が、従来の受信装置によりデジタル放送を受信し視聴するような場合、視聴者は、図4に示すように表示画面90において、主画面91で番組を視聴しながら、補助の画面92においてデータ放送の画像を表示しておくような視聴形態が可能である。このような場合、例えば、自動車メーカであるA社がスポンサの番組を視聴中、補助の画面から他の自動車メーカであるB社のコマーシャルがデータ放送により表示されるという状況が起こりうる。図4では、野球の好きな視聴者が、主画面91に「野球ニュース」を表示し、補助の画面92には「本日の試合結果」を表示したところ、主画面91にはA社の広告が表示されるとともに、補助の画面92にはA社に対し同業他社となるB社の広告が表示される一例を示している。すなわち、一つの表示画面上に複数の画面を表示可能とすることにより視聴者に対する利便性は向上するものの、番組の提供者であるスポンサにとっては、競合する企業どうしのコマーシャルが同一画面に表示されることとなり、コマーシャルによる宣伝効果が落ちるという課題があった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、一つの表示画面上に複数の映像情報が表示されるとき、同業社どうしのコマーシャル情報等が同時に表示されることを抑制可能とすることにより、コマーシャルによる宣伝効果の低下防止を可能とする映像処理装置、およびデジタル放送システムを提供することを目的とする。
上述したような課題を解決するために、本発明の映像処理装置は、コンテンツの属性を示す属性情報をコンテンツ毎に記憶するとともに、各コンテンツに対応したそれぞれの映像データの中から、少なくとも2つの映像データを選択し、合成して合成画面映像信号を生成する機能を有した映像処理装置である。
さらに、本発明の映像処理装置は、合成するための一つの映像データである主映像データと主映像データ以外の映像データである副映像データとを選択する選択手段と、選択された各映像データを合成する合成手段と、主映像データに対応する属性情報と副映像データに対応する属性情報とを比較する比較手段と、比較手段による比較の結果に基づき、主映像データに対応する属性情報と副映像データに対応する属性情報とが一致するとき、属性情報が一致した副映像データの選択を抑制するように前記選択手段を制御する選択制御手段とを備える。
また、本発明の映像処理装置は、合成するための一つの映像データである主映像データと主映像データ以外の映像データである副映像データとを選択する選択手段と、選択された各映像データを合成する合成手段と、主映像データに対応する属性情報と副映像データに対応する属性情報とを比較する比較手段と、比較手段による比較の結果に基づき、主映像データに対応する属性情報と副映像データに対応する属性情報とが一致するとき、属性情報が一致した副映像データの選択を抑制するとともに、所定の期間経過の後、属性情報が一致した副映像データを選択するように前記選択手段を制御する選択制御手段とを備える。
また、本発明の映像処理装置は、合成するための一つの映像データである主映像データと主映像データ以外の映像データである副映像データとを選択する選択手段と、選択された各映像データを合成する合成手段と、主映像データに対応する属性情報と副映像データに対応する属性情報とを比較する比較手段と、比較手段による比較の結果に基づき、上記選択手段を制御する選択制御手段とを備える。さらに、属性情報は、コンテンツを提供するスポンサを示すスポンサ識別情報とコンテンツを提供するスポンサの業種を示す業種情報とを含み、比較手段は主映像データに対応する業種情報と副映像データに対応する業種情報とを比較するとともに、主映像データに対応するスポンサ識別情報と副映像データに対応するスポンサ識別情報とを比較し、選択制御手段は比較手段による比較の結果に基づき、主映像データに対応するスポンサ識別情報と副映像データに対応するスポンサ識別情報とが一致せず、かつ主映像データに対応する業種情報と副映像データに対応する業種情報とが一致する副映像データの選択を抑制するように前記選択手段を制御する構成である。
また、本発明の映像処理装置は、合成するための一つの映像データである主映像データと主映像データ以外の映像データである副映像データとを選択する選択手段と、選択された各映像データを合成する合成手段と、主映像データに対応する属性情報と副映像データに対応する属性情報とを比較する比較手段と、比較手段による比較の結果に基づき、上記選択手段を制御する選択制御手段とを備える。さらに、属性情報は、コンテンツを提供するスポンサを示すスポンサ識別情報とコンテンツを提供するスポンサの業種を示す業種情報とを含み、比較手段は主映像データに対応する業種情報と副映像データに対応する業種情報とを比較するとともに、主映像データに対応するスポンサ識別情報と副映像データに対応するスポンサ識別情報とを比較し、選択制御手段は比較手段による比較の結果に基づき、主映像データに対応するスポンサ識別情報と副映像データに対応するスポンサ識別情報とが一致せず、かつ主映像データに対応する業種情報と副映像データに対応する業種情報とが一致する副映像データの選択を抑制するとともに、所定の期間経過の後、選択が抑制された副映像データを選択するように前記選択手段を制御する構成である。
また、本発明のデジタル放送システムは、番組に関する情報である番組情報に、その番組のスポンサに関するスポンサ識別情報、およびスポンサの業種を示す業種情報を含め、番組情報を重畳した放送信号を送信するデジタル放送送信装置と、放送信号を受信し、番組情報を記憶するとともに、各番組に対応したそれぞれの映像データの中から、少なくとも2つの映像データを選択し、合成して合成画面映像信号を生成する機能を有したデジタル放送受信装置とを備えたデジタル放送システムである。
さらに、本発明のデジタル放送システムにおいて、デジタル放送受信装置は、合成するための一つの映像データである主映像データと主映像データ以外の映像データである副映像データとを選択する選択手段と、選択された各映像データを合成する合成手段と、主映像データに対応する属性情報と副映像データに対応する属性情報とを比較する比較手段と、比較手段による比較の結果に基づき、選択手段を制御する選択制御手段とを備える。さらに、デジタル放送受信装置において、比較手段は主映像データに対応する業種情報と副映像データに対応する業種情報とを比較するとともに、主映像データに対応するスポンサ識別情報と副映像データに対応するスポンサ識別情報とを比較し、選択制御手段は比較手段による比較の結果に基づき、主映像データに対応するスポンサ識別情報と副映像データに対応するスポンサ識別情報とが一致せず、かつ主映像データに対応する業種情報と副映像データに対応する業種情報とが一致する副映像データの選択を抑制するように選択手段を制御する構成である。
また、本発明のデジタル放送システムにおいて、デジタル放送受信装置は、合成するための一つの映像データである主映像データと主映像データ以外の映像データである副映像データとを選択する選択手段と、選択された各映像データを合成する合成手段と、主映像データに対応する属性情報と副映像データに対応する属性情報とを比較する比較手段と、比較手段による比較の結果に基づき、選択手段を制御する選択制御手段とを備える。さらに、デジタル放送受信装置において、比較手段は主映像データに対応する業種情報と副映像データに対応する業種情報とを比較するとともに、主映像データに対応するスポンサ識別情報と副映像データに対応するスポンサ識別情報とを比較し、選択制御手段は比較手段による比較の結果に基づき、主映像データに対応するスポンサ識別情報と副映像データに対応するスポンサ識別情報とが一致せず、かつ主映像データに対応する業種情報と副映像データに対応する業種情報とが一致する副映像データの選択を抑制するとともに、所定の期間経過の後、選択が抑制された副映像データを選択するように選択手段を制御する構成である。
本発明の映像処理装置によれば、比較手段により、主映像データに対応する属性情報と副映像データに対応する属性情報とを比較した結果に基づき、主映像データに対応する属性情報と副映像データに対応する属性情報とが一致するとき、選択制御手段は、属性情報が一致した副映像データの選択を抑制するように選択手段を制御するため、同業社どうしのコマーシャル等が同時に選択された場合、副映像データ側のコマーシャル選択を抑制することとなり、同業社どうしのコマーシャル等が同時表示されることを抑制することが可能となる。このため、本発明の映像処理装置、およびデジタル放送システムによれば、コマーシャルによる宣伝効果の低下防止を可能とする映像処理装置、およびデジタル放送システムを提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
(実施の形態)
図1は、本発明の実施の形態の映像処理装置を含むデジタル放送システムのブロック図である。本実施の形態では、映像処理装置の一例として、デジタル放送を受信し映像や音声信号を復元するデジタル放送受信装置を挙げて説明する。
図1において、デジタル放送送信装置(以下、適宜、送信装置と呼ぶ)50は、放送事業者が所有し、番組の制作や編集などを行なう装置である。また、送信装置50は、番組に関する情報である番組情報を、各番組のスポンサに関する情報であるスポンサ情報を含めて、データベースとして保持し、管理する。送信装置50において、コンテンツ作成部53は、番組の映像や音声情報であるコンテンツデータ(以下、適宜、コンテンツと呼ぶ)の制作、編集を行なう。このコンテンツは、多重化部52に供給される。また、データ放送コンテンツ作成部54は、データ放送の番組の映像や音声情報であるデータ放送用のコンテンツデータの制作、編集を行なう。さらに、番組情報作成部55は、コンテンツ作成部53、およびデータ放送コンテンツ作成部54で製作、編集される各番組に関する情報である番組情報を作成する。特に、本実施の形態のデジタル放送システムでは、各番組のスポンサ情報を作成するスポンサ情報作成部56を有することを特徴とする。
なお、放送における区分の一つとして、視聴者がその放送に対して視聴料を支払う有料放送と、視聴者がその放送に対しての視聴料等の支払をしない無料放送がある。特に、この無料放送の場合、通常、放送事業者は、番組の合間や前後の時間帯に企業宣伝やその製品宣伝を放送する広告枠を設ける。これに対し、企業等は、広告主としてこの広告枠に対する広告料を放送事業者に支払うことで、広告枠を利用した自社の製品等の宣伝を行なう。放送事業者は、このようにして得た広告料を番組制作等の費用に充て、放送事業を成立させている。一方、視聴者は無料で放送を視聴でき、広告主は放送を通じて自社の宣伝ができるという利点が得られる。このような広告枠での製品宣伝などは、通常、コマーシャルやCMと呼ばれ、その広告枠の期間において企業宣伝やその製品宣伝などに利用される広告用のコンテンツ情報が送出される。このコンテンツ情報は、例えば、映像データ、テキスト、グラフィックスなどの形式であり、さらに音声データを含んでいてもよい。また、例えば、通常番組の映像の上部や下部に字幕のように企業名が表示されるなど、番組映像と組み合わせて表示されてもよい。また、このような広告料を放送事業者に支払う広告主は、通常、スポンサと呼ばれる。上述したスポンサ情報は、このような広告主としての企業に関連した情報である。
スポンサ情報作成部56は、番組毎に、例えば、その番組のスポンサの業種である業種情報やその番組のスポンサを示すスポンサ識別情報を、スポンサ情報として作成しデータベースとして保持し、管理する。なお、以下、業種情報は、業種を区分して識別するための業種ID(IDentifier)とし、スポンサ識別情報は、そのスポンサを区分し識別するためのスポンサIDとして説明する。番組情報作成部55は、スポンサ情報作成部56からのスポンサ情報を含めた番組情報を作成し、多重化部52に供給する。
多重化部52は、コンテンツ作成部53からのコンテンツデータ、データ放送コンテンツ作成部54からのデータ放送用のコンテンツデータ、および番組情報作成部55からの番組情報データを多重化し、放送として送出するためのトランスポートストリームとして、送信部51に供給する。送信部51は、供給されたトランスポートストリームにより変調された放送電波をアンテナから送信する。このようにして、送信装置50からトランスポートストリームを重畳した放送電波が送信され、デジタル放送による放送が実施される。
一方、各視聴者は、それぞれが所有するデジタル放送受信装置(以下、適宜、受信装置と呼ぶ)10によりデジタル放送電波を受信し、モニタ40にデジタル放送信号から復元した各番組のコンテンツを表示することで、番組の視聴を行なう。以上のような構成により、放送事業者が有する送信装置50で制作、編集された番組がデジタル放送として放送され、複数の受信装置10によりデジタル放送電波が受信されるデジタル放送システムが構成される。
なお、送信装置50において、送信部51が、例えば、専用回線などにより距離的に離れて配置されるような構成であってもよい。また、送信部51が、例えば、専用回線などにより距離的に離れて配置され、放送事業者とは異なる受託放送事業者に所有されるような形態であってもよい。また、コンテンツ作成部53と、データ放送コンテンツ作成部54とは、それぞれが異なる放送事業者であってもよい。また、デジタル放送電波は、地上波で伝送される形態であっても、また、放送衛星や通信衛星を介して放送されるような形態であってもよい。
また、受信装置10は、モニタ40と一体化されたテレビジョン受信装置の形態であっても、モニタ40と一体化されず外部接続するセットトップボックスの形態であっても、モニタ40と一体化されず録画再生を主体としたビデオカセットレコーダ、DVDレコーダ、あるいはDVDデコーダであってもよい。さらに、デジタル放送が受信可能な機能を有した携帯電話などの移動端末装置などの形態であってもよい。
次に、図1に示す受信装置10において、受信部11は、アンテナで受信したデジタル放送電波に対して復調処理や誤り訂正処理等を施し、トランスポートストリームとして出力する。また、受信部11は、目的の放送を受信するように制御部19から指令される。すなわち、視聴者が、視聴者の指示を受け付けるユーザ操作部18に対して指示を行なうと、制御部19は、ユーザ操作部18からの視聴者の指示情報に応じて、受信部11の制御を行なうなど、受信装置10における各部の制御等を行なう。
受信部11からのトランスポートストリームは、トランスポートストリームデコード部(以下、適宜、TSデコード部と呼ぶ)12に供給される。TSデコード部12は、このトランスポートストリームからパケット分離し、目的とする番組のパケット単位のデータを抽出し、映像パケット、音声パケット、および受信する放送に関した情報を有する情報データに分離して出力する。映像パケット、および音声パケットは、後述する映像音声デコーダ13に供給される。また、情報データは、後述するデータ放送処理部21、および番組情報処理部22に供給される。
映像音声デコーダ13は、供給された映像パケット、および音声パケットをデコード処理し、これにより映像データ、および音声データが復元される。すなわち、例えば、映像パケットに含まれるデータがMPEG−2方式などにより圧縮符号化処理されたデータの場合には、映像音声デコーダ13によりデータの伸張処理が施され、映像データが復元される。映像データは、後述する合成出力部14により映像信号に復元され、復元された映像信号がモニタ40に供給される。また、音声データは、音声出力部(図示せず)により音声信号に復元され、復元された音声信号がモニタ40に供給される。このようにして、目的の番組の映像、音声等のコンテンツがモニタ40から呈示され、視聴者は、希望するコンテンツを視聴できる。
また、本実施の形態での受信装置10は、トランスポートストリームに含まれる情報データからデータ放送のためのデータを抽出し、復元してデータ放送による番組のコンテンツを呈示できる機能を有している。さらに、本受信装置10は、トランスポートストリームに含まれる情報データから番組情報データを抽出し、復元して、例えば、番組表や番組案内などを呈示できる機能を有している。
データ放送処理部21は、TSデコード部12から供給された情報データからデータ放送のためのデータを抽出し、番組ごとのデータを画像データメモリ23に蓄積する。例えば、視聴者がユーザ操作部18により、データ放送の番組を表示するように指示すると、制御部19は、ユーザ操作部18からの指示情報に従って、まず、指示された番組を画像データメモリ23から抽出するようデータ放送処理部21に通知する。データ放送処理部21は、この通知に基づき画像データメモリ23から、指示されたデータ放送の番組に対応する画像データを抽出し、合成出力部14に供給する。合成出力部14からは、指示されたデータ放送の番組に対応する画像信号がモニタ40へと出力され、モニタ40上に指示されたデータ放送の番組が表示される。
また、同様に、番組情報処理部22には、TSデコード部12から情報データが供給される。番組情報処理部22は、供給された情報データから番組情報データを抽出し、番組ごとのデータを番組情報メモリ24に蓄積する。例えば、視聴者がユーザ操作部18により、番組表を表示するように指示すると、制御部19は、ユーザ操作部18からの指示情報に従って、まず、指示された番組表に関する番組情報を番組情報メモリ24から抽出するよう番組情報処理部22に通知する。番組情報処理部22は、この通知に基づき番組情報メモリ24から番組表に必要な番組情報データを抽出し、番組表作成部15に供給する。番組表作成部15は、番組情報データを利用して番組表を表示するための画像データを作成し、合成出力部14に供給する。合成出力部14からは、番組表に対応する画像信号がモニタ40へと出力され、モニタ40上に指示された番組表が表示される。
合成出力部14は、制御部19からの通知に応じて、映像音声デコーダ13から供給される映像データと、データ放送処理部21からのデータ放送画像データ、あるいは番組表作成部15からの番組表画像データとを合成して出力する。すなわち、合成出力部14は、各映像データを合成する合成手段として機能する。図1のモニタ40において、映像データとデータ放送画像データが合成された一例を示している。図1に示すように、モニタ40上には映像音声デコーダ13により復元された映像を表示する主画面41と、データ放送処理部21により復元された画像を表示する副画面42とが合成されて表示される。なお、以下説明を分かりやすくするため、映像音声デコーダ13からの映像データを主画面として表示するための主映像データとし、データ放送処理部21からのデータ放送画像データを副画面として表示するための副映像データとした一つの例として説明する。
また、選択指示部32は、映像音声デコーダ13、およびデータ放送処理部21に対し、合成するための主映像データ、および副映像データを指示する。すなわち、選択指示部32は、合成するための各映像データを選択する選択手段として機能する。視聴者がユーザ操作部18により、複数の番組を合成して表示するように指示すると、この指示情報が制御部19に通知される。制御部19は、この指示情報に基づき、合成して表示するための各番組を示す選択番組IDを選択指示部32に通知する。これにより、選択指示部32は、通知された選択番組IDに基づき合成するための番組を選択するよう映像音声デコーダ13、およびデータ放送処理部21に指示する。映像音声デコーダ13、およびデータ放送処理部21は、この指示に対応した主映像データ、および副映像データを抽出し、合成出力部14に供給する。
さらに、本実施の形態での受信装置10は、上述の主画面41と副画面42との組合せのように複数の映像データや画像データを合成して表示する場合、表示するそれぞれ番組のスポンサに応じた制御を行なって表示することを特徴とする。これを実現するため、本受信装置10は、スポンサ処理部30を設けている。
スポンサ処理部30は、主映像データ、および副映像データを合成して表示する場合、番組情報に含まれるスポンサ情報に基づき、同業種であるが他社どうしとなるスポンサのコマーシャル(以下、適宜、CMと呼ぶ)、あるいは番組を、合成して表示しないように制御することを特徴とする。これを実現するため、スポンサ処理部30は、番組情報からスポンサ情報を抽出し、このスポンサ情報に基づき、選択指示部32を制御する。
図2は、番組情報処理部22により番組情報メモリ24に記録された番組情報の一例を示す図である。図2に示すように、番組情報メモリ24には、番組毎に番組を識別する番組IDで区分して、番組に関する情報、すなわち、番組の属性を示す属性情報としての番組情報が記憶されている。図2に例示しているように、番組情報として、例えば、放送されるチャネル、放送される時間、その番組のジャンル情報などとともに、スポンサ情報が記憶されている。なお、ここで言う番組は、通常の放送、およびデータ放送による番組を含んでおり、さらに各コマーシャルもそれぞれ一つの番組である。また、スポンサ情報は、そのスポンサの業種を示す業種IDと、スポンサである企業を区分するためのスポンサIDとにより構成された一例を示している。
番組情報処理部22は、要求に応じて、番組情報メモリ24に記憶された図2に示すような番組情報データを抽出し、供給する。例えば、ユーザから番組表を表示するよう指示されると、制御部19は、番組情報処理部22に対して、指示に応じた番組情報データを番組表作成部15に供給するよう指示する。
また、ユーザから複数の映像を合成して表示するよう指示されると、制御部19は、選択指示部32に対して、指示に応じた主映像データ、および副映像データを抽出するよう指示する。さらに、制御部19は、スポンサ処理部30に対して、合成して表示する番組のスポンサに関する処理を実行するように指示する。この指示に応じて、スポンサ処理部30は、まず、制御部19から通知される番組IDを参照して、その番組IDに対応したスポンサ情報を通知するよう番組情報処理部22に要求する。これにより、番組情報処理部22からスポンサ処理部30に対し、合成して表示しようとする各番組に対応したスポンサ情報が通知される。
スポンサ処理部30は、まず、通知された合成表示しようとする各番組のスポンサ情報に含まれる業種IDをそれぞれ比較する。さらに、スポンサ処理部30は、この比較の結果、主映像データに対応する業種IDと副映像データに対応する業種IDとが一致する副映像データがあるかどうかを判定する。スポンサ処理部30は、この比較の結果、業種IDが一致する副映像データがあると判定した場合、選択指示部32に対して、他の副映像データを選択するように指示する。このように、スポンサ処理部30は、主映像データに対応する属性情報と副映像データに対応する属性情報とを比較する比較手段、および比較手段による比較の結果に基づき、主映像データに対応する属性情報と副映像データに対応する属性情報とが一致するとき、属性情報が一致した副映像データを選択するように選択指示部32を制御する選択制御手段としての機能を有している。また、これにより、各番組を合成して表示する場合、同業種のスポンサに対応した番組が同時に表示されることを抑制することができる。
なお、スポンサ処理部30が、業種IDの比較の結果、業種IDが一致する副映像データがあると判定した場合、選択指示部32に対して他の副映像データを選択するように指示するとともに、データ放送処理部21に対して業種IDが一致した副映像データを例えば画像データメモリ23に一時的に保持するよう指示し、所定の期間が経過した後、さらに、スポンサ処理部30が、データ放送処理部21に対してその一時的に保持した副映像データを読み出し、出力するように制御してもよい。これにより、各番組を合成して表示する場合、同業種のスポンサに対応した番組が同時に表示されることを抑制するとともに、視聴者は、表示が抑制された番組を後ほど視聴することができる。
また、スポンサ処理部30が、スポンサ情報に含まれる業種ID、およびスポンサIDを参照し、主映像データに対応するスポンサIDと副映像データに対応するスポンサIDとが一致せず、かつ主映像データに対応する業種IDと副映像データに対応する業種IDとが一致する副映像データを除く副映像データを選択するように選択指示部32を制御するような構成でもよい。これにより、各番組を合成して表示する場合、同業種、かつ他社どうしのスポンサに対応した番組が同時に表示されることを抑制することができる。さらに、上述したのと同様に、表示が抑制された副映像データについては、所定の期間が経過した後、一時的に保持した副映像データを読み出し、出力するように制御してもよい。
以上、本発明の実施の形態における受信装置10は、スポンサ処理部30が上述した処理を実行し、この処理に応じて選択指示部32を制御することで、同業社どうしのCM情報等が同時表示されることを抑制でき、CMによる宣伝効果の低下防止を図っている。
以下、以上のように構成された本発明の実施の形態における受信装置10の詳細な動作について説明する。
図3は、スポンサ処理部30により実行されるスポンサに関する処理の手順を示したフローチャートである。制御部19から、選択指示部32に対して番組を選択するように指示するとき、スポンサ処理部30には番組を選択するための番組IDが通知され、スポンサ処理部30は、図3に示す手順に従った処理を開始する。
まず、スポンサ処理部30は、制御部19からの通知により、選択を指示された番組の番組IDを取り込む(ステップS102)。次に、スポンサ処理部30は、番組選択の指示が、多画面、すなわち、複数の画面を合成して表示するような指示であるかどうかを確認する(ステップS104)。スポンサ処理部30は、多画面を表示するような指示ではないと判定した場合、処理を終了する。また、スポンサ処理部30は、多画面を表示するような指示であると判定した場合、ステップS104の処理へと進む。
制御部19からの指示が多画面を表示するような指示であるとスポンサ処理部30が判定すると、スポンサ処理部30は、制御部19から通知された番組IDに対応した業種ID、およびスポンサIDを通知するよう番組情報処理部22に指示する。スポンサ処理部30は、まず、番組情報処理部22から主映像データに対応する主番組の業種IDを受け取る(ステップS106)。さらに、番組情報処理部22から副映像データに対応する副番組の業種IDを受け取る(ステップS108)。
次に、スポンサ処理部30は、受け取った主番組の業種IDと副番組の業種IDとが同一かどうかを判定する(ステップS110)。スポンサ処理部30は、受け取った主番組の業種IDと副番組の業種IDとが同一ではないと判定した場合、ステップS120の処理に進む。また、スポンサ処理部30は、受け取った主番組の業種IDと副番組の業種IDとが同一であると判定した場合、ステップS112の処理に進む。
スポンサ処理部30が、受け取った主番組の業種IDと副番組の業種IDとが同一であると判定すると、スポンサ処理部30は、番組情報処理部22から主映像データに対応する主番組のスポンサIDを受け取る(ステップS112)。さらに、スポンサ処理部30は、番組情報処理部22から副映像データに対応する副番組のスポンサIDを受け取る(ステップS114)。
次に、スポンサ処理部30は、受け取った主番組のスポンサIDと副番組のスポンサIDとが同一かどうかを判定する(ステップS116)。スポンサ処理部30は、受け取った主番組のスポンサIDと副番組のスポンサIDとが同一であると判定した場合、ステップS120の処理に進む。また、スポンサ処理部30は、受け取った主番組のスポンサIDと副番組のスポンサIDとが同一ではないと判定した場合、ステップS118の処理に進む。
スポンサ処理部30が、受け取った主番組のスポンサIDと副番組のスポンサIDとが同一ではないと判定すると、スポンサ処理部30は、選択指示部32に対して、選択済みの副番組を切り替えるよう指示する。このとき、例えば、選択指示部32からデータ放送処理部21に対して、選択済みの副番組を表示しないよう通知する。また、選択指示部32が、データ放送処理部21に対して、主番組の業種IDに一致しない業種IDの副番組、あるいは主番組のスポンサIDに一致するスポンサIDの副番組を選択するように指示してもよい。
次に、スポンサ処理部30は、制御部19から、さらに他の副画面を表示するよう指示されているかどうかを確認する(ステップS120)。制御部19から、さらに他の副画面を表示するよう指示されている場合には、スポンサ処理部30は、ステップS122の処理に進む。制御部19から、さらに他の副画面を表示するよう指示されていない場合には、スポンサ処理部30は、スポンサ処理を終了する。
制御部19から、さらに他の副画面を表示するよう指示されている場合、スポンサ処理部30は、次の副番組の業種ID、およびスポンサIDを番組情報処理部22から取得し(ステップS120)、ステップS110からの処理を繰り返す。
以上説明したように、本発明の実施の形態におけるデジタル放送システムは、番組に関する情報である番組情報に、その番組のスポンサに関するスポンサ識別情報、およびスポンサの業種を示す業種情報を含め、番組情報を重畳した放送信号を送信するデジタル放送送信装置と、その放送信号を受信し、その放送信号に含まれる番組情報を記憶するとともに、各番組に対応したそれぞれの映像データの中から、少なくとも2つの映像データを選択し、合成して合成画面映像信号を生成する機能を有したデジタル放送受信装置としての映像処理装置を備える。
さらに、本発明の実施の形態における映像処理装置は、複数の番組に対応したそれぞれの映像データを合成して表示するとき、スポンサ処理部により、通知された合成表示しようとする各番組のスポンサ情報に含まれる業種IDをそれぞれ比較し、この比較の結果、主映像データに対応する業種IDと副映像データに対応する業種IDとが一致する副映像データがあるかどうかを判定する。さらに、業種IDが一致する副映像データがあると判定した場合、他の副映像データを選択するように、映像データの選択を制御する。これにより、各番組を合成して表示する場合、同業種のスポンサに対応した番組が同時に表示されることを抑制することができる。
また、本発明の実施の形態における映像処理装置は、複数の番組に対応したそれぞれの映像データを合成して表示するとき、スポンサ処理部により、スポンサ情報に含まれる業種ID、およびスポンサIDを参照し、主映像データに対応するスポンサIDと副映像データに対応するスポンサIDとが一致せず、かつ主映像データに対応する業種IDと副映像データに対応する業種IDとが一致する副映像データを除く副映像データを選択するように制御する。これにより、各番組を合成して表示する場合、同業種、かつ他社どうしのスポンサに対応した番組が同時に表示されることを抑制することが可能である。
また、本発明の実施の形態における映像処理装置は、複数の番組に対応したそれぞれの映像データを合成して表示するとき、スポンサ処理部により、通知された合成表示しようとする各番組のスポンサ情報に含まれる業種IDをそれぞれ比較し、この比較の結果、主映像データに対応する業種IDと副映像データに対応する業種IDとが一致する副映像データがあるかどうかを判定する。さらに、業種IDが一致する副映像データがあると判定した場合、他の副映像データを選択するように指示し、所定の期間経過の後、業種IDが一致した副映像データを選択するように、映像データの選択を制御する。これによっても、各番組を合成して表示する場合、同業種のスポンサに対応した番組が同時に表示されることを抑制することが可能である。
また、本発明の実施の形態における映像処理装置は、複数の番組に対応したそれぞれの映像データを合成して表示するとき、スポンサ処理部により、スポンサ情報に含まれる業種ID、およびスポンサIDを参照し、主映像データに対応するスポンサIDと副映像データに対応するスポンサIDとが一致せず、かつ主映像データに対応する業種IDと副映像データに対応する業種IDとが一致する副映像データを除く副映像データを選択するように指示し、所定の期間経過の後、選択を抑制した副映像データを選択するように、映像データの選択を制御する。これにより、各番組を合成して表示する場合、同業種、かつ他社どうしのスポンサに対応した番組が同時に表示されることを抑制することが可能である。
以上、本発明の実施の形態によれば、スポンサ処理部が上述した処理を実行し、この処理に応じて選択指示部を制御するため、同業社どうしのCM情報等が同時表示されることを抑制でき、CMによる宣伝効果の低下の防止を図ることができる。
本発明は、例えば、番組の属性情報を多重化して放送する放送システム、およびその放送を受信し、受信した番組を表示する受信装置に適用でき、特に、複数の映像を同一画面上に表示するような映像信号を生成する機能を有したテレビジョン受信装置、セットトップボックス、ビデオカセットレコーダ、DVDレコーダ、DVDデコーダ、あるいはテレビジョン放送が受信可能な機能を有した移動端末装置などの映像処理装置に利用することが可能である。
本発明の実施の形態の映像処理装置を含むデジタル放送システムのブロック図 スポンサ情報を含む番組情報の一例を示す図 スポンサ処理部により実行される処理の手順を示したフローチャート 従来の受信装置により複数画面を表示した一例を示す図
符号の説明
10 受信装置
11 受信部
12 TS(トランスポートストリーム)デコード部
13 映像音声デコーダ
14 合成出力部
15 番組表作成部
18 ユーザ操作部
19 制御部
21 データ放送処理部
22 番組情報処理部
23 画像データメモリ
24 番組情報メモリ
30 スポンサ処理部
32 選択指示部
40 モニタ
41,91 主画面
42,92 副画面
50 送信装置
51 送信部
52 多重化部
53 コンテンツ作成部
54 データ放送コンテンツ作成部
55 番組情報作成部
56 スポンサ情報作成部
90 表示画面

Claims (18)

  1. コンテンツの属性を示す属性情報をコンテンツ毎に記憶するとともに、各コンテンツに対応したそれぞれの映像データの中から、少なくとも2つの映像データを選択し、合成して合成画面映像信号を生成する機能を有した映像処理装置であって、
    合成するための一つの映像データである主映像データと前記主映像データ以外の映像データである副映像データとを選択する選択手段と、
    選択された各映像データを合成する合成手段と、
    前記主映像データに対応する属性情報と前記副映像データに対応する属性情報とを比較する比較手段と、
    前記比較手段による比較の結果に基づき、前記主映像データに対応する属性情報と前記副映像データに対応する属性情報とが一致するとき、前記属性情報が一致した副映像データの選択を抑制するように前記選択手段を制御する選択制御手段とを備えたことを特徴とする映像処理装置。
  2. 前記選択制御手段は、前記比較手段による比較の結果に基づき、前記主映像データに対応する属性情報と前記副映像データに対応する属性情報とが一致するとき、前記主映像データに対応する属性情報と前記副映像データに対応する属性情報とが一致する副映像データを除いた副映像データを選択するように前記選択手段を制御する選択制御手段であることを特徴とする請求項1記載の映像処理装置。
  3. 前記選択制御手段は、前記比較手段による比較の結果に基づき、前記主映像データに対応する属性情報と前記副映像データに対応する属性情報とが一致するとき、前記主映像データに対応する属性情報と前記副映像データに対応する属性情報とが一致する副映像データを除いた副映像データの中から、一つの副映像データを選択するように前記選択手段を制御する選択制御手段であることを特徴とする請求項1記載の映像処理装置。
  4. コンテンツの属性を示す属性情報をコンテンツ毎に記憶するとともに、各コンテンツに対応したそれぞれの映像データの中から、少なくとも2つの映像データを選択し、合成して合成画面映像信号を生成する機能を有した映像処理装置であって、
    合成するための一つの映像データである主映像データと前記主映像データ以外の映像データである副映像データとを選択する選択手段と、
    選択された各映像データを合成する合成手段と、
    前記主映像データに対応する属性情報と前記副映像データに対応する属性情報とを比較する比較手段と、
    前記比較手段による比較の結果に基づき、前記主映像データに対応する属性情報と前記副映像データに対応する属性情報とが一致するとき、前記属性情報が一致した副映像データの選択を抑制するとともに、所定の期間経過の後、前記属性情報が一致した副映像データを選択するように前記選択手段を制御する選択制御手段とを備えたことを特徴とする映像処理装置。
  5. 前記選択制御手段は、前記比較手段による比較の結果に基づき、前記主映像データに対応する属性情報と前記副映像データに対応する属性情報とが一致するとき、前記主映像データに対応する属性情報と前記副映像データに対応する属性情報とが一致する副映像データを除いた副映像データを選択するとともに、所定の期間経過の後、前記属性情報が一致した副映像データを選択するように前記選択手段を制御する選択制御手段であることを特徴とする請求項4記載の映像処理装置。
  6. 前記選択制御手段は、前記比較手段による比較の結果に基づき、前記主映像データに対応する属性情報と前記副映像データに対応する属性情報とが一致するとき、前記主映像データに対応する属性情報と前記副映像データに対応する属性情報とが一致する副映像データを除いた副映像データの中から、一つの副映像データを選択するとともに、所定の期間経過の後、前記属性情報が一致した副映像データを選択するように前記選択手段を制御する選択制御手段であることを特徴とする請求項4記載の映像処理装置。
  7. 前記属性情報は、コンテンツを提供するスポンサの業種を示す業種情報であることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の映像処理装置。
  8. コンテンツの属性を示す属性情報をコンテンツ毎に記憶するとともに、各コンテンツに対応したそれぞれの映像データの中から、少なくとも2つの映像データを選択し、合成して合成画面映像信号を生成する機能を有した映像処理装置であって、
    合成するための一つの映像データである主映像データと前記主映像データ以外の映像データである副映像データとを選択する選択手段と、
    選択された各映像データを合成する合成手段と、
    前記主映像データに対応する属性情報と前記副映像データに対応する属性情報とを比較する比較手段と、
    前記比較手段による比較の結果に基づき、前記選択手段を制御する選択制御手段とを備え、
    前記属性情報は、コンテンツを提供するスポンサを示すスポンサ識別情報とコンテンツを提供するスポンサの業種を示す業種情報とを含み、
    前記比較手段は、前記主映像データに対応する業種情報と前記副映像データに対応する業種情報とを比較するとともに、前記主映像データに対応するスポンサ識別情報と前記副映像データに対応するスポンサ識別情報とを比較し、
    前記選択制御手段は、前記比較手段による比較の結果に基づき、前記主映像データに対応するスポンサ識別情報と前記副映像データに対応するスポンサ識別情報とが一致せず、かつ前記主映像データに対応する業種情報と前記副映像データに対応する業種情報とが一致する副映像データの選択を抑制するように前記選択手段を制御することを特徴とする映像処理装置。
  9. 前記選択制御手段は、前記比較手段による比較の結果に基づき、前記主映像データに対応するスポンサ識別情報と前記副映像データに対応するスポンサ識別情報とが一致する副映像データ、あるいは前記主映像データに対応する業種情報と前記副映像データに対応する業種情報とが一致しない副映像データを選択するように前記選択手段を制御する選択制御手段であることを特徴とする請求項8記載の映像処理装置。
  10. 前記選択制御手段は、前記比較手段による比較の結果に基づき、前記主映像データに対応するスポンサ識別情報と前記副映像データに対応するスポンサ識別情報とが一致する副映像データ、あるいは前記主映像データに対応する業種情報と前記副映像データに対応する業種情報とが一致しない副映像データの中から、一つの副映像データを選択するように前記選択手段を制御する選択制御手段であることを特徴とする請求項8記載の映像処理装置。
  11. コンテンツの属性を示す属性情報をコンテンツ毎に記憶するとともに、各コンテンツに対応したそれぞれの映像データの中から、少なくとも2つの映像データを選択し、合成して合成画面映像信号を生成する機能を有した映像処理装置であって、
    合成するための一つの映像データである主映像データと前記主映像データ以外の映像データである副映像データとを選択する選択手段と、
    選択された各映像データを合成する合成手段と、
    前記主映像データに対応する属性情報と前記副映像データに対応する属性情報とを比較する比較手段と、
    前記比較手段による比較の結果に基づき、前記選択手段を制御する選択制御手段とを備え、
    前記属性情報は、コンテンツを提供するスポンサを示すスポンサ識別情報とコンテンツを提供するスポンサの業種を示す業種情報とを含み、
    前記比較手段は、前記主映像データに対応する業種情報と前記副映像データに対応する業種情報とを比較するとともに、前記主映像データに対応するスポンサ識別情報と前記副映像データに対応するスポンサ識別情報とを比較し、
    前記選択制御手段は、前記比較手段による比較の結果に基づき、前記主映像データに対応するスポンサ識別情報と前記副映像データに対応するスポンサ識別情報とが一致せず、かつ前記主映像データに対応する業種情報と前記副映像データに対応する業種情報とが一致する副映像データの選択を抑制するとともに、所定の期間経過の後、前記選択が抑制された副映像データを選択するように前記選択手段を制御することを特徴とする映像処理装置。
  12. 前記選択制御手段は、前記比較手段による比較の結果に基づき、前記主映像データに対応するスポンサ識別情報と前記副映像データに対応するスポンサ識別情報とが一致する副映像データ、あるいは前記主映像データに対応する業種情報と前記副映像データに対応する業種情報とが一致しない副映像データを選択するとともに、所定の期間経過の後、前記選択が抑制された副映像データを選択するように前記選択手段を制御する選択制御手段であることを特徴とする請求項11記載の映像処理装置。
  13. 前記選択制御手段は、前記比較手段による比較の結果に基づき、前記主映像データに対応するスポンサ識別情報と前記副映像データに対応するスポンサ識別情報とが一致する副映像データ、あるいは前記主映像データに対応する業種情報と前記副映像データに対応する業種情報とが一致しない副映像データの中から、一つの副映像データを選択するとともに、所定の期間経過の後、前記選択が抑制された副映像データを選択するように前記選択手段を制御する選択制御手段であることを特徴とする請求項11記載の映像処理装置。
  14. 前記コンテンツは、スポンサが実施するコマーシャルであることを特徴とする請求項8から請求項13のいずれか一項に記載の映像処理装置。
  15. 前記映像データは、テレビジョン放送により送信された放送信号から復元された映像データであることを特徴とする請求項1から請求項14のいずれか一項に記載の映像処理装置。
  16. 前記テレビジョン放送は、デジタル放送システムにおけるデジタルテレビジョン放送であり、前記業種情報、および前記スポンサ識別情報は、デジタル放送システムにおける番組情報に含まれる情報であることを特徴とする請求項15記載の映像処理装置。
  17. 番組に関する情報である番組情報に、その番組のスポンサに関するスポンサ識別情報、および前記スポンサの業種を示す業種情報を含め、前記番組情報を重畳した放送信号を送信するデジタル放送送信装置と、
    前記放送信号を受信し、前記番組情報を記憶するとともに、各番組に対応したそれぞれの映像データの中から、少なくとも2つの映像データを選択し、合成して合成画面映像信号を生成する機能を有したデジタル放送受信装置とを備えたデジタル放送システムであって、
    前記デジタル放送受信装置は、
    合成するための一つの映像データである主映像データと前記主映像データ以外の映像データである副映像データとを選択する選択手段と、
    選択された各映像データを合成する合成手段と、
    前記主映像データに対応する属性情報と前記副映像データに対応する属性情報とを比較する比較手段と、
    前記比較手段による比較の結果に基づき、前記選択手段を制御する選択制御手段とを備え、
    前記比較手段は、前記主映像データに対応する業種情報と前記副映像データに対応する業種情報とを比較するとともに、前記主映像データに対応するスポンサ識別情報と前記副映像データに対応するスポンサ識別情報とを比較し、
    前記選択制御手段は、前記比較手段による比較の結果に基づき、前記主映像データに対応するスポンサ識別情報と前記副映像データに対応するスポンサ識別情報とが一致せず、かつ前記主映像データに対応する業種情報と前記副映像データに対応する業種情報とが一致する副映像データの選択を抑制するように前記選択手段を制御することを特徴とするデジタル放送システム。
  18. 番組に関する情報である番組情報に、その番組のスポンサに関するスポンサ識別情報、および前記スポンサの業種を示す業種情報を含め、前記番組情報を重畳した放送信号を送信するデジタル放送送信装置と、
    前記放送信号を受信し、前記番組情報を記憶するとともに、各番組に対応したそれぞれの映像データの中から、少なくとも2つの映像データを選択し、合成して合成画面映像信号を生成する機能を有したデジタル放送受信装置とを備えたデジタル放送システムであって、
    前記デジタル放送受信装置は、
    合成するための一つの映像データである主映像データと前記主映像データ以外の映像データである副映像データとを選択する選択手段と、
    選択された各映像データを合成する合成手段と、
    前記主映像データに対応する属性情報と前記副映像データに対応する属性情報とを比較する比較手段と、
    前記比較手段による比較の結果に基づき、前記選択手段を制御する選択制御手段とを備え、
    前記比較手段は、前記主映像データに対応する業種情報と前記副映像データに対応する業種情報とを比較するとともに、前記主映像データに対応するスポンサ識別情報と前記副映像データに対応するスポンサ識別情報とを比較し、
    前記選択制御手段は、前記比較手段による比較の結果に基づき、前記主映像データに対応するスポンサ識別情報と前記副映像データに対応するスポンサ識別情報とが一致せず、かつ前記主映像データに対応する業種情報と前記副映像データに対応する業種情報とが一致する副映像データの選択を抑制するとともに、所定の期間経過の後、前記選択が抑制された副映像データを選択するように前記選択手段を制御することを特徴とするデジタル放送システム。
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