JP4407398B2 - 生ゴミ処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、厨房等で発生する生ゴミを破砕する生ゴミ処理装置に関するものであり、特に、破砕処理に適した給水を行えるようにした生ゴミ処理装置に関するものである。
一般家庭やレストラン等において発生する生ゴミ等の厨芥を破砕処理する生ゴミ処理装置としては、シンクに形成された投入開口部に給水しながら連続運転を行い、投入開口部から厨芥を少量ずつ投入して順次破砕する連続方式と呼ばれる生ゴミ処理装置が提案されている。
連続方式の生ゴミ処理装置では、投入開口部を開けたまま運転を行って破砕処理を行うので、安全面で不安を持つ利用者が多い。そこで、投入開口部から厨芥を投入した後、投入開口部を蓋体で閉じてから運転を開始して破砕処理を行うバッチ方式と呼ばれる生ゴミ処理装置も提案されている(例えば、特許文献1参照)。
バッチ方式の生ゴミ処理装置では、投入開口部を蓋体で閉じた状態で破砕処理を行うので、蓋体を閉じた状態で破砕室内に給水を行えるようにする機構が必要である。そして、一般的には蓋体に給水口を形成して、シンクに流した水を蓋体の給水口から破砕室内へ給水できるようにしている。
特開平11−10020号公報
特許文献1に示すようなハンマーミル型の生ゴミ処理装置では、ハンマーを備えた円板を高速で回転させ、円板が回転することで生じる遠心力で厨芥を破砕室の内周面へ押し付けて、ハンマーにより厨芥を破砕して破砕室の外周側から排出する。このため、給水は破砕室の中心付近に行えば、円板が回転することで生じる遠心力で水も外周側に吹き飛ばされ、生ゴミを流すことができる。
これに対して、櫛歯形の刃を放射状に設けた回転刃と固定刃を交互に積層して破砕室内に収容した構成のグラインダー型と称される生ゴミ処理装置では、厨芥を破砕しながら下方に落としていくので、破砕された厨芥を流すためには、破砕室内の全体に給水をする必要がある。しかし、従来の蓋体を利用した給水機構では、破砕室の全体に給水することができず、破砕処理に時間がかかるという問題があった。
本発明は、このような課題を解決するためになされたもので、破砕処理に適した給水を行えるようにした生ゴミ処理装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1の発明は、シンクに形成された投入開口部から被破砕物が投入されると共に、投入開口部を蓋体で閉じて被破砕物の破砕処理を行う生ゴミ処理装置において、蓋体を貫通し、蓋体の内周側から外周側にかけて全面に形成された複数の給水口を備え、複数の給水口の中で、蓋体の最も外周に配置される給水口には、水の流れる方向を制御する誘導部として外周側の側面に上面から下面にかけて外側へ向けて傾斜した斜面が形成されることを特徴とする。

請求項の発明は、複数の給水口の中で、蓋体の内周側に配置される給水口は、水の流れる方向を制御する誘導部として下面側に突起部が形成されることを特徴とする。

請求項の発明は、各給水口は、シンクに所定の量の水を流した時に、蓋体上に一定量の水を貯水しつつ給水を行えるように設定されることを特徴とする。

請求項の発明は、投入開口部の下側に、回転破砕刃と固定破砕刃を交互に積層し、回転破砕刃を回転駆動して回転破砕刃と固定破砕刃とにより生ゴミを破砕して下方へ排出する破砕機構と、破砕機構を収容した破砕室とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、投入開口部を閉じる蓋体を貫通し、蓋体の内周側から外周側にかけて全面に形成された複数の給水口を備えるので、投入開口部を蓋体で閉じた状態でシンクに水を流すことで、投入開口部の直下に繋がる破砕室内の全体にほぼ一様に給水できる。さらに、複数の給水口の中で、蓋体の最も外周に配置される給水口には、水の流れる方向を制御する誘導部として外周側の側面に上面から下面にかけて外側へ向けて傾斜した斜面が形成されるので、破砕処理でハウジングの内周面に付着した生ゴミおよび破砕されてハウジングの内周面に付着した生ゴミを水の流れで積極的に下方へ落とすことができる。

これにより、破砕された厨芥を破砕室内全体で下方へ強制的に流すことができ、厨芥を破砕し、かつ破砕した厨芥を排出するまでの処理時間を短縮することができる。従って、安価な構成で破砕処理に適した給水が行える生ゴミ処理装置を提供できる。
以下、図面を参照して本発明の生ゴミ処理装置の実施の形態について説明する。
<生ゴミ処理装置の全体構成>
図1は本実施の形態の生ゴミ処理装置1の構成の概要を示す正面断面図である。生ゴミ処理装置1は、例えば厨房設備に設置され、ベースフレーム2の上に生ゴミ等が投入されるホッパー3が搭載されており、ホッパー3の上端がキッチンシンクSの開口部に嵌合している。
ホッパー3は直立円筒形状で、その内部にはホッパー3に対して着脱可能に破砕ユニット4が装着される。破砕ユニット4は、後述する回転破砕刃が減速ユニット5の駆動軸5aに嵌合され、ベースフレーム2に取り付けたモータ6が減速ユニット5を介して破砕ユニット4の回転破砕刃を回転駆動する。
また、ホッパー3は上端に投入開口部7が形成される。更に、ホッパー3の周面の下端に排水管接続口8が設けられる。ホッパー3の内部の破砕ユニット4の下側には、排水管接続口8へ向かって傾斜した底板9が設けられ、底板9の中心には減速ユニット5の駆動軸5aが通る穴10が形成される。
ホッパー3の投入開口部7には蓋体11が着脱可能に取り付けられる。図示しないが、蓋体11と投入開口部7は、マグネットと近接センサ等を利用して、蓋体11で投入開口部7を閉じたことを検出する検出手段を備え、図示しない制御手段は、蓋体11で投入開口部7を閉じたことを検出すると、モータ6の駆動等を制御する。
図2および図3は本実施の形態の生ゴミ処理装置1を構成する蓋体11を示し、図2(a)は平面図、図2(b)は底面図である。また、図3(a)は図2(a)のA−A断面図、図3(b)は図2(a)のB−B断面図、図3(c)は図2(a)のC−C断面図である。
蓋体11は上部が開口し下部が有底の円筒形状で、底部11aにハンドル12が突出形成されると共に、ハンドル12の周囲に複数の給水口13が形成される。また、上部開口周囲にフランジ部11bが形成されると共に、側面の一部に図1に示す投入開口部7に係止されるリブ11cが形成される。
複数の給水口13は、蓋体11の底部11aの内周側から外周側にかけて全面に形成される。本例では、給水口13は例えば放射状に配置され、外周側に配置される第1の給水口13aと、半径方向中ほどに配置される第2の給水口13bと、中心付近のハンドル12の近傍に配置される第3の給水口13cを備える。
第1の給水口13aは長方形等の四角形の開口で、蓋部11の外周に沿って複数個配置される。第1の給水口13aは、図3(b)に示すように、外周側の側面に、底部11aの上面から下面にかけて外側へ向けて傾斜した誘導斜面14が形成される。
第2の給水口13bは円形の開口で、蓋体11の半径方向の中ほどに同心円上に複数個配置される。第2の給水口13bは、図2(b)および図3(b)に示すように、底部11aの下面側に突起部15が形成される。突起部15は第2の給水口13bから連続して底部11aの下面から突出した環状の突起で、第2の給水口13bが例えば直径5mm程度の開口である場合、底部11aの下面からの突出高は例えば0.5mm程度である。
第3の給水口13cは長方形等の四角形の開口で、ハンドル12の延在方向に対して左右両側に1個ずつ配置される。第3の給水口13cは、図2(b)および図3(c)に示すように、底部11aの下面側に突起部16が形成される。突起部16は第3の給水口13cから連続して底部11aの下面から突出した角状の突起で、底部11aの下面からの突出高は例えば0.5mm程度である。
図4および図5は本実施の形態の生ゴミ処理装置1を構成する破砕ユニット4を示し、図4は破砕ユニット4の正面断面図、図5は破砕ユニット4の要部分解斜視図である。
破砕ユニット4は、図5に示す第1回転破砕刃22、第2固定破砕刃23、第3回転破砕刃24および第4固定破砕刃25を、図4に示すようにハウジング26に収容して1つのユニット構成としている。
破砕ユニット4は、第1回転破砕刃22と第3回転破砕刃24の間に第2固定破砕刃23が挟み込まれて保持され、かつ、第4固定破砕刃25が第3回転破砕刃24の軸部に例えばCリング27を嵌めることで保持される。
破砕室を構成するハウジング26は円筒形状で、外径は図1に示すホッパー3の内径とほぼ等しく構成される。破砕ユニット4はホッパー3の投入開口部7から挿入され、ホッパー3に装着された破砕ユニット4は、ハウジング26がホッパー3の内周面で保持される。
また、ハウジング26は内周面には下端から上下中間にかけて2本の縦溝28が180度間隔で設けられる。第2固定破砕刃23および第4固定破砕刃25は、縦溝28に係合する形状を有することによって、ハウジング26に回転出来ない状態で保持される。
図4に示すように、第1回転破砕刃22、第2固定破砕刃23、第3回転破砕刃24および第4固定破砕刃25は、上下の間隔がほとんど無い状態で重なるように寸法設定してあり、破砕された生ゴミが破砕刃の上下の隙間に入り込んで破砕ユニット4内に残ることが無いようにしている。
第1回転破砕刃22は、図5に示すように、放射方向へ水平に延びる2本の攪拌アーム29と、攪拌アーム29と一体に形成されるハンドル30を備える。第1回転破砕刃22は、攪拌アーム29が第2固定破砕刃23との協働で破砕刃として機能すると共に、ハンドル30が破砕ユニット4の着脱の際の取っ手として機能する。
第2固定破砕刃23は、ハブ31から120度間隔で3方へ放射状に延びるアーム32をリング33が囲んだ形状である。ハブ31の内径は第3回転破砕刃24の後述する軸部の径より大きく、第3回転破砕刃24の軸部と干渉しない寸法となっている。
各アーム32は底面に所定のピッチを有する櫛歯部32aが形成される。また、リング33の外径はハウジング26の内径とほぼ同じで、リング33の外周には180度間隔で放射方向に突出するタブ33aが形成される。タブ33aはハウジング26の縦溝28に嵌合して、第2固定破砕刃23の回転を規制する。
第3回転破砕刃24は、ハブ34から等間隔で8方へ接線方向に延びるアーム35をリング36が囲んだ形状である。8本のアーム35の中で、6本のアーム35は上面に櫛歯部35aが形成される。第3回転破砕刃24の櫛歯部35aは、第2固定破砕刃23の櫛歯部32aと噛み合うピッチを有し、第2固定破砕刃23と第3回転破砕刃24を重ねると、両者の櫛歯部32a,35aは僅かな隙間が形成される噛み合い状態となる。
これにより、第3回転破砕刃24の櫛歯部35aは、第2固定破砕刃23のアーム32間に入り込んだ生ゴミを、第2固定破砕刃23の櫛歯部32aとの協働で破砕する。
上述したように、第2固定破砕刃23のアーム32は3本、第3回転破砕刃24のアーム35は8本であるので、アーム32同士の間隔に対してアーム35同士の間隔が狭い。
このため、8本全てのアーム35に櫛歯部35aを設けると、第2固定破砕刃23のアーム32の間に常に第3固定破砕刃24の櫛歯部35aが存在する状態となり、ある程度の大きさのブロック形状の生ゴミが投入された場合に、第2固定破砕刃23のアーム32間に生ゴミが入り込まず、破砕されにくくなる事象が発生する。
そこで、第3回転破砕刃24において、8本のアーム35の中で、例えば2本のアーム35には櫛歯部35aを設けないことで、第3回転破砕刃24の回転動作中に、櫛歯部35aを設けていないアーム35が第2固定破砕刃23のアーム32の間に位置する場合は、円周方向に広い空間が形成されるようにする。
これにより、ある程度の大きさのブロック形状の生ゴミが投入された場合でも、第2固定破砕刃23のアーム32間に生ゴミが入り込み、第2回転破砕刃24の回転動作で他のアーム35の櫛歯部35aと第2固定破砕刃23の櫛歯部32aの協働で生ゴミが破砕される。
第3回転破砕刃24のハブ34は、アーム35の形成面の上側に第1の軸部34aを備えると共に、アーム35の形成面の下側に第2の軸部34bを備える。第1の軸部34aは、第2固定破砕刃23のハブ31に対して回転自在に嵌る。また、第1の軸部34aの先端には第1回転破砕刃22が固定される。
第2の軸部34bは、第4固定破砕刃25が回転自在に嵌る。また、第2の軸部34bには図示しないCリング固定用の溝が形成され、Cリング27により第4固定破砕刃25を保持する。
更に、第2の軸部30bの底面には、図1に示す減速ユニット5の駆動軸5aが嵌る角穴37が形成される。図1に示すように、減速ユニット5の駆動軸5aに第2の軸部34bの角穴37が嵌合されることで、モータ6の駆動力が第3回転破砕刃24に伝達され、第3回転破砕刃24と第1回転破砕刃22が一体に回転する。
第4固定破砕刃25は円板形状で中心のハブ38を除く全面に多数のスリット39を配列している。各スリット39は第4固定破砕刃25を表裏貫通している。第2固定破砕刃23の櫛歯部32aと第3回転破砕刃24の櫛歯部35aにより破砕されて第4固定破砕刃25の上面に落下した生ゴミは、第3回転破砕刃24が回転することでスリット39に押し付けられて、スリット39のエッジ部分により破砕される。そして、細かく破砕された生ゴミは、スリット39を通って下方へ落下し、図1に示すホッパー3の底板9を通り排水管接続口8から外部へと排出される。
第4回転破砕刃25の外周には、180度間隔で放射方向に突出するタブ40が形成される。タブ40はハウジング26の縦溝28に嵌合して、第4固定破砕刃25の回転を規制する。
<生ゴミ処理装置の動作>
次に、図1に示す生ゴミ処理装置1の動作について各図を参照して説明する。生ゴミ処理装置1の利用者は、蓋体11を開けて投入開口部7から生ゴミを投入し、シンクSの図示しない水栓から所定量、通常は8L/min程度の水を流し、蓋体11で投入開口部7を閉じる。
本例の生ゴミ処理装置1では、蓋体11で投入開口部7を閉じたことを図示しない検出手段の出力から検出すると、図示しない制御手段はモータ6の回転駆動を開始する。具体的には、数秒毎、例えば5秒毎に正転と逆転動作を繰り返す回転動作を行う。モータ6の回転速度としては、100rpm程度に設定され、騒音や振動の発生を抑えている。
シンクSに流された水は、投入開口部7を閉じている蓋体11に流れ込む。蓋体11は複数の給水口13が形成されているので、投入開口部7を蓋体11で閉じても、ホッパー3内へ給水が可能な構成であり、生ゴミの破砕処理中は、シンクSに水を流すことによって、ホッパー3の内部へ給水を行う。
図6は蓋体11からの水の流れを示す説明図である。複数の給水口13は、蓋体11の中心付近から外周側まで放射状に配置されるので、ホッパー3内の破砕ユニット4のハウジング26内の全体に給水できるような構成である。
本例では、更に、複数の給水口13の中で、蓋体11の外周側に配置される第1の給水口13aは、外周側の側面に底部11aの上面から下面にかけて外側へ向けて傾斜した誘導斜面14が形成される。
これにより、第1の給水口13を通る水は、誘導斜面14に沿ってハウジング26の内周面方向へ流れ、主にハウジング26の内周面に沿って流れる。よって、後述する破砕処理でハウジング26の内周面に付着した生ゴミおよび破砕されてハウジング26の内周面に付着した生ゴミを水の流れで積極的に下方へ落とすことができる。
また、第2の給水口13bは底部11aの下面側に環状の突起部15が形成され、第3の給水口13cは底部11aの下面側に突起部16が形成される。ここで、第2の給水口13bおよび第3の給水口13cの開口が、底部11aの下面と同一高さであると、第2の給水口13bあるいは第3の給水口13cを通った水は直下に落下せず、蓋体11の底部11aの下面に沿って流れてしまう。
これに対して、第2の給水口13bの下面側に突起部15を設けると共に、第3の給水口13cの下面側に突起部16を設けることで、給水口13を通った水は直下に落下する。これにより、ハウジング26内の中心付近にも直接給水することができる。
次に、破砕処理について説明する。モータ6が回転すると、破砕ユニット4は、第1回転破砕刃22と第3回転破砕刃24が一体に回転する。これに対して、第2固定破砕刃23と第4固定破砕刃25は回転しない。
これにより、投入開口部7からホッパー3内に投入された生ゴミは、第1回転破砕刃22の攪拌アーム29により攪拌され、下段の第2固定破砕刃23のアーム32との協働で生ゴミをおおまかに破砕すると共に、破砕した生ゴミを第2固定破砕刃23のアーム32間に送り込む。
第2固定破砕刃23のアーム32の間に送り込まれた生ゴミは、下段の第3回転破砕刃24が回転していることで、第2固定破砕刃23のアーム32の櫛歯部32aと、第3回転破砕刃24のアーム35の櫛歯部35aとの噛み合いで細かく破砕される。
ここで、第3回転破砕刃24は、複数のアーム35の中で櫛歯部35aを設けないアーム35を備えることで、第3回転破砕刃24の回転により櫛歯部35aが設けられていないアーム35が第2固定破砕刃23のアーム32の間に位置すると、円周方向に大きな空間が形成される。これにより、ブロック状等の大きな生ゴミでも第2固定破砕刃23のアーム32間に入り込み、第3回転破砕刃24の回転によって、第2固定破砕刃23の櫛歯部32aと、第3回転破砕刃24の他アーム35の櫛歯部35aとの噛み合いで細かく破砕される。
これにより、少ない枚数の固定破砕刃と回転破砕刃の組み合わせで、様々な大きさが混在した生ゴミを破砕することができる。
第2固定破砕刃23と第3回転破砕刃24の協働で破砕された生ゴミは、第3回転破砕刃24の各アーム35と第4固定破砕刃25のスリット39との協働で更に細かく破砕され、スリット39から下方へ排出される。
なお、図示しない制御手段は、回転駆動開始後、例えば一定時間経過後にモータ6の回転駆動を停止する。この一定時間は、投入開口部7から標準的な量の生ゴミが投入された場合に、この生ゴミを破砕して排出するのに必要な時間を考慮して設定される。
上述した破砕処理中は、シンクSに水を流し続けることで、蓋体11の各給水口13からホッパー3のハウジング26内に給水される。そして、第1の給水口13aによりハウジング26の内周面に沿って水を流すことで、ハウジング26の内周面に付着した生ゴミおよび破砕されてハウジング26の内周面に付着した生ゴミを下方へ流すことができる。
また、第2の給水口13bおよび第3の給水口13cによりハウジング26の中心付近に水を流すことで、破砕された生ゴミおよび破砕され各破砕刃に付着した生ゴミを下方へ流すことができる。
このように、ハウジング26内にほぼ一様に給水できることで、生ゴミを破砕し、かつ破砕した生ゴミを排出するまでの処理時間を短縮することができる。
なお、各給水口13の大きさおよび個数は図2および図3に示す例に限るものではない。ここで、本例の生ゴミ処理装置1では、破砕処理中は8L/min程度の水を供給する必要がある。このため、第1の給水口13aと、第2の給水口13bと、第3の給水口13cの数および大きさを、蓋体11に8L/min程度の水を供給した際に、水が蓋体11から溢れることなくかつ適度に一定量貯まるように設定すれば、全ての給水口13からハウジング26内にまんべんなく給水できる。そして、生ゴミ処理装置1の使用者は、蓋体11に貯まる水の量を観察することで、8L/minという水の量を目視で大よそ判断できる。
これにより、安価な構成で、破砕処理に適切な量の水を供給できる生ゴミ処理装置1が提供できることになる。
本発明は、建物のキッチン等に設置され、生ゴミ処理の利便性を向上させることができる。
本実施の形態の生ゴミ処理装置1の構成の概要を示す正面断面図である。 生ゴミ処理装置1を構成する蓋体11を示し、図2(a)は平面図、図2(b)は底面図である。 生ゴミ処理装置1を構成する蓋体11を示し、図3(a)は図2(a)のA−A断面図、図3(b)は図2(a)のB−B断面図、図3(c)は図2(a)のC−C断面図である。 生ゴミ処理装置1を構成する破砕ユニット4の正面断面図である。 生ゴミ処理装置1を構成する破砕ユニット4の要部分解斜視図である。 蓋体11からの水の流れを示す説明図である。
符号の説明
1・・・生ゴミ処理装置、2・・・ベースフレーム、3・・・ホッパー、4・・・破砕ユニット、5・・・減速ユニット、5a・・・駆動軸、6・・・モータ、7・・・投入開口部、8・・・排水管接続口、9・・・底板、10・・・穴、11・・・蓋体、11a・・・底部、11b・・・フランジ部、11c・・・リブ、12・・・ハンドル、13a・・・第1の給水口、13b・・・第2の給水口、13c・・・第2の給水口、14・・・誘導斜面、15・・・突起部、16・・・突起部、22・・・第1回転破砕刃、23・・・第2固定破砕刃、24・・・第3回転破砕刃、25・・・第4固定破砕刃、26・・・ハウジング、27・・・Cリング、28・・・縦溝、29・・・攪拌アーム、30・・・ハンドル、31・・・ハブ、32・・・アーム、32a・・・櫛歯部、33・・・リング、33a・・・タブ、34・・・ハブ、34a・・・第1の軸部、34b・・・第2の軸部、35・・・アーム、35a・・・櫛歯部、36・・・リング、37・・・角穴、38・・・ハブ、39・・・スリット、40・・・タブ

Claims (4)

  1. シンクに形成された投入開口部から被破砕物が投入されると共に、前記投入開口部を蓋体で閉じて被破砕物の破砕処理を行う生ゴミ処理装置において、
    前記蓋体を貫通し、前記蓋体の内周側から外周側にかけて全面に形成された複数の給水口を備え、
    前記給水口の中で、前記蓋体の最も外周に配置される給水口には、水の流れる方向を制御する誘導部として外周側の側面に上面から下面にかけて外側へ向けて傾斜した斜面が形成される
    ことを特徴とする生ゴミ処理装置。
  2. 前記給水口の中で、前記蓋体の内周側に配置される給水口は、水の流れる方向を制御する誘導部として下面側に突起部が形成される
    ことを特徴とする請求項記載の生ゴミ処理装置。
  3. 前記各給水口は、前記シンクに所定の量の水を流した時に、前記蓋体上に一定量の水を貯水しつつ給水を行えるように設定される
    ことを特徴とする請求項1または2記載の生ゴミ処理装置。
  4. 前記投入開口部の下側に、回転破砕刃と固定破砕刃を交互に積層し、前記回転破砕刃を回転駆動して前記回転破砕刃と前記固定破砕刃とにより生ゴミを破砕して下方へ排出する破砕機構と、前記破砕機構を収容した破砕室とを備えた
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の生ゴミ処理装置。
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