JP4380436B2 - 生ゴミ処理装置 - Google Patents

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本発明は、厨房等で発生する生ゴミを破砕する生ゴミ処理装置に関するものであり、特に、破砕処理のための運転時間を切り替えられるようにした生ゴミ処理装置に関するものである。
一般家庭やレストラン等において発生する生ゴミ等の厨芥を破砕処理する生ゴミ処理装置としては、シンクに形成された投入開口部に給水しながら連続運転を行い、投入開口部から厨芥を少量ずつ投入して順次破砕する連続方式と呼ばれる生ゴミ処理装置が提案されている。
連続方式の生ゴミ処理装置では、投入開口部を開けたまま運転を行って破砕処理を行うので、安全面で不安を持つ利用者が多い。そこで、投入開口部から生ゴミを投入した後、投入開口部を蓋体で閉じてから運転を開始して破砕処理を行うバッチ方式と呼ばれる生ゴミ処理装置も提案されている(例えば、特許文献1参照)。
バッチ方式の生ゴミ処理装置では、蓋体にマグネットを備えると共に、蓋体が嵌められる投入開口部に近接センサを備えて、蓋体で投入開口部を閉じたことを、近接センサがマグネットを検出することで判断できるようにした構成のものが多い。
そして、蓋体で投入開口部を閉じたことを検出すると、自動的に運転を開始すると共に、予め設定された時間が経過すると、運転を停止するようになっている。また、蓋体で投入開口部を閉じたことを検出して運転を開始した後、蓋体が開けられたことを検出すると、運転を停止するようになっている。
特開平11−10020号公報
従来のバッチ方式の生ゴミ処理装置では、投入された厨芥の量等に関係なく、運転開始後一定時間経過するか、ユーザが運転を停止する操作を行わないと、運転が続行する。
このため、投入された厨芥が少ない場合等は、破砕処理が終了しても運転が続く場合があり、無駄な運転が行われるという問題がある。また、運転中は給水も行っているので、水も無駄に使用されるという問題がある。
本発明は、このような課題を解決するためになされたもので、破砕処理のための運転時間を切り替えられるようにした生ゴミ処理装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1の発明は、シンクに形成された投入開口部から被破砕物が投入されると共に、投入開口部を蓋体で閉じて被破砕物の破砕処理を行う生ゴミ処理装置において、蓋体で投入開口部を閉じる操作に応じて運転時間が選択される選択手段と、選択手段で選択された運転時間に従い破砕処理を行う制御手段とを備えたことを特徴とする。
請求項2の発明は、選択手段は、被検出手段を蓋体に備えると共に、蓋体で投入開口部を閉じる回転操作で、蓋体の向きに応じて被検出手段を検出する検出手段を投入開口部に備えたことを特徴とする。
請求項3の発明は、選択手段は、蓋体が投入開口部に対して着脱自在な着脱位置から、蓋体の一の方向への回転操作で複数の運転時間の中から所望の運転時間が選択されることを特徴とする。
請求項4の発明は、選択手段は、蓋体が投入開口部に対して着脱自在な着脱位置から、蓋体の一の方向か他の方向への回転操作で複数の運転時間の中から所望の運転時間が選択されることを特徴とする。
請求項5の発明は、蓋体は給水口を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、投入開口部に厨芥を投入し、投入開口部を蓋体で閉じて運転を開始するにあたり、蓋体を閉じる操作で運転時間が選択できるので、投入した厨芥の量等に応じて、簡単な操作で運転時間を選択できる。これにより、無駄な運転を防ぐことができ、運転コストを抑えた生ゴミ処理装置を提供できる。
以下、図面を参照して本発明の生ゴミ処理装置の実施の形態について説明する。
<生ゴミ処理装置の全体構成>
図1は本実施の形態の生ゴミ処理装置1の構成の概要を示す正面断面図である。ここで、図1は本例の生ゴミ処理装置1の特徴を表すため、後述する近接センサ等の配置は模式的に図示してある。
生ゴミ処理装置1は、例えば厨房設備に設置され、ベースフレーム2の上に生ゴミ等が投入されるホッパー3が搭載されており、ホッパー3の上端がキッチンシンクSの開口部に嵌合している。
ホッパー3は直立円筒形状で、その内部にはホッパー3に対して着脱可能に破砕ユニット4が装着される。破砕ユニット4は、後述する回転破砕刃が減速ユニット5の駆動軸5aに嵌合され、ベースフレーム2に取り付けたモータ6が減速ユニット5を介して破砕ユニット4の回転破砕刃を回転駆動する。
また、ホッパー3は上端に投入開口部7が形成される。更に、ホッパー3の周面の下端に排水管接続口8が設けられる。ホッパー3の内部の破砕ユニット4の下側には、排水管接続口8へ向かって傾斜した底板9が設けられ、底板9の中心には減速ユニット5の駆動軸5aが通る穴10が形成される。
投入開口部7には蓋体11が着脱自在に取り付けられる。蓋体11は後述する破砕処理時に投入開口部7を塞ぐ機能を有する。また、蓋体11を利用してモータ6の回転開始および停止を行う蓋スイッチ12を備える。
蓋スイッチ12は、投入開口部7に取り付けられた蓋体11の回転操作等により運転時間が設定される機能を有し、本例では、蓋体11の向きにより例えば2種類の運転時間が設定される。
図2は蓋スイッチ12の構成を示し、図2(a)は蓋スイッチ12を構成する蓋体11の平面図、図2(b)は蓋スイッチ12を構成する投入開口部7の平面図である。
蓋体11は上部が開口し下部が有底の円筒形状で、図2(a)に示すように、底部11aにハンドル13が突出形成されると共に、ハンドル13の周囲に底部11aを貫通した複数の給水口14が形成される。また、蓋体11は被検出手段として位置検出マグネット15を外周部の一部に備える。
投入開口部7は、図2(a)に示す蓋体11が取り付けられ、この取り付けられた蓋体11が図2(b)に示す着脱位置7aから第1の運転時間設定位置7bを経て第2の運転時間設定位置7cの間で双方向に自在に回転できる構成を備える。そして、投入開口部7は、蓋体11の回転操作で運転時間を設定するため、検出手段として第1の近接センサ16aと第2の近接センサ16bを備える。
第1の近接センサ16aと第2の近接センサ16bは、マグネットが近づいて検出範囲に存在すると出力が変化する磁気センサで、本例では、マグネットが対向すると出力が「オン」となり、マグネットが対向位置から離れると出力が「オフ」となる。
第1の近接センサ16aと第2の近接センサ16bは、投入開口部7に円周方向において所定の間隔を開けて配置され、第1の近接センサ16aは、蓋体11の向きが第1の運転時間設定位置7bに合わせられたことを検出する。また、第2の近接センサ16bは、蓋体11の向きが第2の運転時間設定位置7cに合わせられたことを検出する。
すなわち、蓋体11の向きを着脱位置7aに合わせて投入開口部7に嵌めて一の方向に回転させ、蓋体11の向きが第1の運転時間設定位置7bに合わせられると、蓋体11の位置検出マグネット15が第1の近接センサ16aと対向する。蓋体11を更に回転させ、蓋体11の向きが第2の運転時間設定位置7cに合わせられると、蓋体11の位置検出マグネット15が第2の近接センサ16bと対向する。
また、投入開口部7は、蓋体11の回転操作で蓋体11を閉状態でロックすると共に、ロックの解除を行う着脱機構を備える。
すなわち、蓋体11の向きを着脱位置7aに合わせて投入開口部7に嵌めて一の方向に回転させ、蓋体11の向きが第1の運転時間設定位置7b、更には第2の運転時間設定位置7cに合わせられると、蓋体11の図示しないリブ等が係止され蓋体11は投入開口部7に閉状態でロックされる。
第1の運転時間設定位置7bあるいは第2の運転時間設定位置7cに向きが合わせられている蓋体11を他の方向に回転させ、着脱位置7aに向きを合わせると、図示しないリブの係止が外れ、閉状態でのロックが解除されて、蓋体11は投入開口部7に着脱自在な状態となる。
なお、蓋体11の向きを第1の運転時間設定位置7bあるいは第2の運転時間設定位置7cに合わせたときに、蓋体11の向きを保持すると共に、利用者の操作で保持を容易に解除できるような機構を備えると良い。
図1に戻り、生ごみ処理装置1は蓋スイッチ12の操作を受けてモータ6の回転駆動を制御する制御部(制御手段)17を備える。制御部17は、第1の近接センサ16aおよび第2の近接センサ16bの出力等に応じてモータ6の回転開始および停止等を制御する。
図3および図4は本実施の形態の生ゴミ処理装置1を構成する破砕ユニット4を示し、図3は破砕ユニット4の正面断面図、図4は破砕ユニット4の要部分解斜視図である。
破砕ユニット4は、図4に示す第1回転破砕刃22、第2固定破砕刃23、第3回転破砕刃24および第4固定破砕刃25を、図3に示すようにハウジング26に収容して1つのユニット構成としている。
破砕ユニット4は、第1回転破砕刃22と第3回転破砕刃24の間に第2固定破砕刃23が挟み込まれて保持され、かつ、第4固定破砕刃25が第3回転破砕刃24の軸部に例えばCリング27を嵌めることで保持される。
ハウジング26は円筒形状で、外径は図1に示すホッパー3の内径とほぼ等しく構成される。破砕ユニット4はホッパー3の投入開口部7から挿入され、ホッパー3に装着された破砕ユニット4は、ハウジング26がホッパー3の内周面で保持されて破砕室を構成する。
また、ハウジング26は内周面には下端から上下中間にかけて2本の縦溝28が180度間隔で設けられる。第2固定破砕刃23および第4固定破砕刃25は、縦溝28に係合する形状を有することによって、ハウジング26に回転出来ない状態で保持される。
図3に示すように、第1回転破砕刃22、第2固定破砕刃23、第3回転破砕刃24および第4固定破砕刃25は、上下の間隔がほとんど無い状態で重なるように寸法設定してあり、破砕された生ゴミが破砕刃の上下の隙間に入り込んで破砕ユニット4内に残ることが無いようにしている。
第1回転破砕刃22は、図4に示すように、放射方向へ水平に延びる2本の攪拌アーム29と、攪拌アーム29と一体に形成されるハンドル30を備える。第1回転破砕刃22は、攪拌アーム29が第2固定破砕刃23との協働で破砕刃として機能すると共に、ハンドル30が破砕ユニット4の着脱の際の取っ手として機能する。
第2固定破砕刃23は、ハブ31から120度間隔で放射状に延びる3本のアーム32をリング33が囲んだ形状である。ハブ31の内径は第3回転破砕刃24の後述する軸部の径より大きく、第3回転破砕刃24の軸部と干渉しない寸法となっている。
各アーム32は底面に所定のピッチを有する櫛歯部32aが形成される。また、リング33の外径はハウジング26の内径とほぼ同じで、リング33の外周には180度間隔で放射方向に突出するタブ33aが形成される。タブ33aはハウジング26の縦溝28に嵌合して、第2固定破砕刃23の回転を規制する。
第3回転破砕刃24は、ハブ34から等間隔で接線方向に放射状に延びる8本のアーム35をリング36が囲んだ形状である。第3回転破砕刃24は、各アーム35の上面に櫛歯部35aが形成される。第3回転破砕刃24の櫛歯部35aは、第2固定破砕刃23の櫛歯部32aと噛み合うピッチを有し、第2固定破砕刃23と第3回転破砕刃24を重ねると、両者の櫛歯部32a,35aは僅かな隙間が形成される噛み合い状態となる。
これにより、第3回転破砕刃24の櫛歯部35aは、第2固定破砕刃23のアーム32間に入り込んだ生ゴミを、第2固定破砕刃23の櫛歯部32aとの協働で破砕する。
第3回転破砕刃24のハブ34は、アーム35の形成面の上側に第1の軸部34aを備えると共に、アーム35の形成面の下側に第2の軸部34bを備える。第1の軸部34aは、第2固定破砕刃23のハブ31に対して回転自在に嵌る。また、第1の軸部34aの先端には第1回転破砕刃22が固定される。
第2の軸部34bは、第4固定破砕刃25が回転自在に嵌る。また、第2の軸部34bには図示しないCリング固定用の溝が形成され、Cリング27により第4固定破砕刃25を保持する。
更に、第2の軸部30bの底面には、図1に示す減速ユニット5の駆動軸5aが嵌る角穴37が形成される。図1に示すように、減速ユニット5の駆動軸5aに第2の軸部34bの角穴37が嵌合されることで、モータ6の駆動力が第3回転破砕刃24に伝達され、第3回転破砕刃24と第1回転破砕刃22が一体に回転する。
第4固定破砕刃25は円板形状で中心のハブ38を除く全面に多数のスリット39を配列している。各スリット39は第4固定破砕刃25を表裏貫通している。第2固定破砕刃23の櫛歯部32aと第3回転破砕刃24の櫛歯部35aにより破砕されて第4固定破砕刃25の上面に落下した生ゴミは、第3回転破砕刃24が回転することでスリット39に押し付けられて、スリット39のエッジ部分により破砕される。そして、細かく破砕された生ゴミは、スリット39を通って下方へ落下し、図1に示すホッパー3の底板9を通り排水管接続口8から外部へと排出される。
第4回転破砕刃25の外周には、180度間隔で放射方向に突出するタブ40が形成される。タブ40はハウジング26の縦溝28に嵌合して、第4固定破砕刃25の回転を規制する。
<生ゴミ処理装置の動作>
次に、図1に示す生ゴミ処理装置1の動作について各図を参照して説明する。生ゴミ処理装置1の利用者は、投入開口部7から生ゴミを投入し、蓋体11で投入開口部7を閉じる。図5は蓋スイッチ12の動作を示す説明図である。まず、図5(a)に示すように、蓋体11の向きを着脱位置7aに合わせて投入開口部7に取り付ける。この状態では、蓋体11の位置検出マグネット15は、投入開口部7の第1の近接センサ16aおよび第2の近接センサ16bの何れとも対向しない。
次に、蓋体11を矢印a方向に回転させ、図5(b)に示すように蓋体11の向きを第1の運転時間設定位置7bに合わせると、蓋体11の位置検出マグネット15は、投入開口部7の第1の近接センサ16aと対向する。これにより、第1の近接センサ16aの出力がオフからオンに変化し、制御部17は蓋体11の向きが第1の運転時間設定位置7bに合わせられたと判断できる。
そして、図1に示す制御部17は、第1の近接センサ16aの出力が所定時間オンとなっていると、蓋体11の向きが第1の運転時間設定位置7bに合わせられ、利用者により第1の運転時間が選択されたと判断して、モータ6の駆動を開始する。
具体的には、数秒毎、例えば5秒毎に正転と逆転動作を繰り返す回転動作を、第1の運転時間として予め設定されている時間(例えば30秒等)の間行う。モータ6の回転速度としては、100rpm程度に設定される。
さて、制御部17は、第1の近接センサ16aの出力がオンとなった後、所定時間内に出力がオフに変化した場合は、蓋体11が更に回転操作されていると判断して、第1の近接センサ16aおよび第2の近接センサ16bの出力の監視を続行し、モータ6の駆動を行わない。
蓋体11が更に矢印a方向に回転され、図5(c)に示すように、蓋体11の向きが第2の運転時間設定位置7cに合わせられると、蓋体11の位置検出マグネット15は、投入開口部7の第2の近接センサ16bと対向する。これにより、第2の近接センサ16bの出力がオフからオンに変化し、制御部17は蓋体11の向きが第2の運転時間設定位置7cに合わせられたと判断できる。
そして、制御部17は、第2の近接センサ16bの出力が所定時間オンとなっていると、蓋体11の向きが第2の運転時間設定位置7cに合わせられ、利用者により第2の運転時間が選択されたと判断して、第2の運転時間として予め設定されている時間(例えば1分等)の間、上述したようなモータ6の回転動作を行う。
なお、上述したように、蓋体11を一方向に回転させながら、複数の運転時間の中から所望の運転時間を選択できるようにした場合、運転停止位置である着脱位置7aに近い第1の運転時間選択位置7bにおける運転時間を短く設定しておくことで、利用者の直感的な操作が可能となる。
次に、上述したように蓋スイッチ12でモータ6を回転させることにより実行される破砕処理について、図1〜図4等を参照して説明する。ここで、蓋体11には給水口14が形成され、投入開口部7を蓋体11で閉じても、ホッパー3内へ給水が可能な構成であり、生ゴミの破砕処理中は、シンクSに水を流す等によって、ホッパー3の内部へ給水を行う。
モータ6が回転すると、破砕ユニット4は、第1回転破砕刃22と第3回転破砕刃24が一体に回転する。これに対して、第2固定破砕刃23と第4固定破砕刃25は回転しない。
これにより、投入開口部7からホッパー3内に投入された生ゴミは、第1回転破砕刃22の攪拌アーム29により攪拌され、下段の第2固定破砕刃23のアーム32との協働でおおまかに破砕されると共に、破砕された生ゴミは第2固定破砕刃23のアーム32間に送り込まれる。
第2固定破砕刃23のアーム32の間に送り込まれた生ゴミは、下段の第3回転破砕刃24が回転していることで、第2固定破砕刃23のアーム32の櫛歯部32aと、第3回転破砕刃24のアーム35の櫛歯部35aとの噛み合いで細かく破砕される。
第2固定破砕刃23と第3回転破砕刃24の協働で破砕された生ゴミは、第3回転破砕刃24の各アーム35と第4固定破砕刃25のスリット39との協働で更に細かく破砕され、スリット39から下方へ排出される。
なお、制御部17は、蓋スイッチ12で設定された運転時間経過後にモータ6の回転駆動を停止する。また、制御部17は、モータ6の回転駆動中に、蓋体11が回転操作されて第1の近接センサ16aあるいは第2の近接センサ16bの出力がオフとなると、蓋体11が開けられる可能性があるので、モータ6の回転駆動を停止する。これにより、蓋体11が開いた状態でモータ6が回転駆動され、各回転破砕刃が回転した状態とならないようにする。
図6は蓋スイッチの変形例を示す平面図である。図6に示す蓋スイッチ12Aは、着脱位置7aを挟んで第1の運転時間設定位置7bと第2の運転時間設定位置7cが配置されるように第1の近接センサ16aと第2の近接センサ16bを備える。
これにより、図6(a)に示すように、蓋体11の向きを着脱位置7aに合わせて投入開口部7に取り付け、蓋体11を矢印a方向に回転させることで、図6(b)に示すように、蓋体11の向きを第1の運転時間設定位置7bに合わせて第1の運転時間を選択することができる。また、着脱位置7aに合わせて投入開口部7に取り付けた蓋体11を反対の矢印b方向に回転させることで、図6(c)に示すように、蓋体11の向きを第2の運転時間設定位置7cに合わせて第2の運転時間を選択することができる。
このように、着脱位置7aから直接的に第1の運転時間設定位置7bと第2の運転時間設定位置7cを選択できるので、選択できる運転時間が2種類である場合は、操作が容易である。
蓋スイッチの更なる変形例としては、図示しないが、蓋体11全体を回転させる構成に代えて、蓋体11の一部に回転体を設けて、回転体の回転でロックを行えるような構成としても良い。この場合は、各マグネットは回転体側に備える。
また、選択できる運転時間は2種類としたが、近接センサの数を増やす等により、2種類以上の運転時間を選択可能な構成とすることができる。
更に、生ゴミ処理装置1全体の変形例としては、電磁弁等を使用してホッパー3内に自動給水をできるようにした構成としても良い。この場合、蓋スイッチ12で設定された運転時間に応じて給水時間が切り替えられる構成とすれば、無駄な水の使用が抑えられ、節水につながる。
また、生ゴミ処理装置1における破砕方式としては、円筒形のホッパーの底部に配置した回転駆動される円板上に固定ハンマーあるいは揺動自在なハンマーを備えたいわゆるハンマーミル型であっても良い。
本発明は、建物のキッチン等に設置され、生ゴミ処理の利便性を向上させることができる。
本実施の形態の生ゴミ処理装置1の構成の概要を示す正面断面図である。 蓋スイッチ12の構成を示し、図2(a)は蓋スイッチ12を構成する蓋体11の平面図、図2(b)は蓋スイッチ12を構成する投入開口部7の平面図である。 生ゴミ処理装置1を構成する破砕ユニット4の正面断面図である。 生ゴミ処理装置1を構成する破砕ユニット4の要部分解斜視図である。 蓋スイッチ12の動作を示す説明図である。 蓋スイッチの変形例を示す平面図である。
符号の説明
1・・・生ゴミ処理装置、3・・・ホッパー、4・・・破砕ユニット、6・・・モータ、7・・・投入開口部、11・・・蓋体、12・・・蓋スイッチ、15・・・位置検出マグネット、16a・・・第1の近接センサ、16b・・・第2の近接センサ、17・・・制御部、22・・・第1回転破砕刃、23・・・第2固定破砕刃、24・・・第3回転破砕刃、25・・・第4固定破砕刃、26・・・ハウジング、32・・・アーム、32a・・・櫛歯部、35・・・アーム、35a・・・櫛歯部

Claims (5)

  1. シンクに形成された投入開口部から被破砕物が投入されると共に、前記投入開口部を蓋体で閉じて被破砕物の破砕処理を行う生ゴミ処理装置において、
    前記蓋体で前記投入開口部を閉じる操作に応じて運転時間が選択される選択手段と、
    前記選択手段で選択された運転時間に従い破砕処理を行う制御手段と
    を備えたことを特徴とする生ゴミ処理装置。
  2. 前記選択手段は、被検出手段を前記蓋体に備えると共に、前記蓋体で前記投入開口部を閉じる回転操作で、前記蓋体の向きに応じて前記被検出手段を検出する検出手段を前記投入開口部に備えた
    ことを特徴とする請求項1記載の生ゴミ処理装置。
  3. 前記選択手段は、前記蓋体が前記投入開口部に対して着脱自在な着脱位置から、前記蓋体の一の方向への回転操作で複数の運転時間の中から所望の運転時間が選択される
    ことを特徴とする請求項2記載の生ゴミ処理装置。
  4. 前記選択手段は、前記蓋体が前記投入開口部に対して着脱自在な着脱位置から、前記蓋体の一の方向か他の方向への回転操作で複数の運転時間の中から所望の運転時間が選択される
    ことを特徴とする請求項2記載の生ゴミ処理装置。
  5. 前記蓋体は給水口を備えた
    ことを特徴とする請求項1、2、3または4記載の生ゴミ処理装置。
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