JP4872307B2 - 生ごみ処理装置 - Google Patents

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Description

この発明は、生ごみ処理装置、特にその蓋体に関する。詳しくは、蓋体を上蓋と中蓋とで構成すると共に、この上蓋と中蓋との間に生ごみを破砕するときに使用される破砕水の注水分散部を設けて、中蓋の全面から満遍なく破砕水がホッパー内に給水されるようにして、破砕効果を改善した生ごみ処理装置に関する。
集合住宅などに使用されることが多い生ごみ処理装置にあっては、生ごみの破砕水として使用される水道水を装置稼働中、手動操作で供給する場合と、自動操作で供給する場合とがある。
手動給水の場合には、ユーザが調整した給水量で生ごみの破砕処理が行われる(例えば、特許文献1)。ユーザはできるだけ節水を心掛けているので、本来の破砕に必要な水量よりも少なめの水量で破砕処理されるケースが多い。つまり、メーカ側が推奨する給水量で破砕処理が行われていない場合が多い。
この点、自動給水の場合には、予め設定された給水量に基づいて生ごみの破砕処理が行われるため、充分な水量を供給した状態で生ごみが破砕される。その結果、破砕効果が改善され、また破砕された生ごみ(破砕物)は充分な破砕水と共に排水管側に排出されるので、破砕物が排水管の内部に滞留したりすることもなくなる。
このような自動給水を達成するため、ホッパーの上部を塞ぐ蓋体として二重構造のものが使用される場合がある。図16はその一例を示すもので、蓋体110は上蓋110aと中蓋110bとで構成されている。したがって、特許文献1に記載された手動給水を自動給水とするには、特許文献1に記載された蓋体の代わりに図16に示すような自動給水用の蓋体110が使用される。
中蓋110bは有底筒状体が使用される。中蓋110bの内面、特にその底面側には図17に示すような円形をなす複数の散水口114や、矩形状をなす複数の散水口116などが穿設されている。
中蓋110bの周面の一部には給水口112が穿設されており、蓋体110をホッパーに装着したとき、この給水口112に対して、装置本体側に設けられたホース118の先端が対接するようになっている。
生ごみ処理装置が稼働状態になると、ホース118より破砕水用の給水が開始される。したがって水道水である破砕水は中蓋110bの内部に給水される。破砕水は鎖線で図示する方向に注水されるから、破砕水は中蓋110bの内壁120に当たって中蓋110bの内部に放散する。その結果、中蓋110bを介してホッパー内に破砕水が給水される。
特開2004−298809号公報
ところで、図17のように構成された中蓋110bを使用して給水すると、中蓋110bの底面全体からホッパー内に破砕水が給水されると思われるが、実際には中蓋110bの一部に破砕水が偏ってしまい、中蓋110bの底面全体から満遍なくホッパーの内部に破砕水が給水されないことが判明した。これは、中蓋110bの中央部からその周囲に向かって破砕水を分散(放散)できないことが、偏った給水の原因の1つと考えられる。
そこでこの発明は、このような従来の課題を解決したものであって、中蓋の底面全体から満遍なく破砕水を給水できるようにした生ごみ処理装置を提案するものである。
上述の課題を解決するため、請求項1に記載したこの発明に係る生ごみ処理装置は、生ごみが投入されるホッパーの上部を塞ぐ蓋体が、上蓋と中蓋とで構成されると共に、
上記中蓋に設けられた複数の散水口および上記中蓋の周面の一部に設けられた給水口と、
上記給水口に連なって設けられた導水分散部とで構成され、
上記導水分散部は、上記中蓋に設けられた注水隔壁部と、この注水隔壁部とその一部が対向するように上記上蓋の内面に設けられた誘導隔壁部とで構成された導水分散部とを有し、
上記導水分散部に給水された破砕水を分散させながら上記中蓋より上記ホッパー内に給水するようにしたことを特徴とする。
この発明では、ホッパーの上部を塞ぐ蓋体が上蓋と中蓋とで構成される。中蓋の底面には複数の散水口が設けられる。中蓋の周面の一部には給水口が設けられる。この給水口に連なるように蓋体の内部には破砕水(水道水)の導水分散部が設けられる。
導水分散部は、注水隔壁部と誘導隔壁部とで構成される。注水隔壁部は給水口に連なって中蓋の底面に設けられる。注水隔壁部はコ字状をなす隔壁であって、給水口側が開口されている。注水隔壁部は底面より立設される。注水隔壁部の内面には上蓋側に突出するようなスロープ部が設けられている。これに対して注水隔壁部とその一部が対向するように上蓋には誘導隔壁部が設けられる。
誘導隔壁部はほぼL字状の隔壁であって、その一半部(導水路)は注水隔壁部と対向する。一半部と連なる他半部(収束)はこの例では上蓋に設けられた把持部直下に設けられた隔壁である。したがってそれぞれの隔壁は上蓋より垂設されている。
このように構成された注水隔壁部と誘導隔壁部との協働で、中蓋の内部に給水された破砕水は上蓋のほぼ中央部まで誘導され、そしてこの中央部から中蓋の底面全体に落下・分散される。破砕水を上蓋のほぼ中央部まで誘導させてから分散させることで、破砕水は中蓋の底面全体に行き渡る。中蓋の底面全体に行き渡った状態で、この中蓋に形成された散水口を介してホッパーの内部に給水される。その結果、ホッパーの内部全体に破砕水を給水できる。
蓋体は樹脂による成型品が使用されるが、透明体とすることで生ごみの破砕処理を外部から視認できる。
以上説明したようにこの発明では、上蓋と中蓋で構成される蓋体に給水口と連通するような導水分散部を設け、破砕水を蓋体のほぼ中央部まで誘導した状態で中蓋底面に分散させたものである。
これによれば、破砕水を蓋体のほぼ中央部まで誘導したので、中蓋底面全体に破砕水を分散させることができ、その結果として、ホッパー内部に満遍なく破砕水を給水できる。したがって破砕処理が改善される。
続いて、この発明に係る生ごみ処理装置の一例を図面を参照して説明する。
図1はこの発明を家庭用キッチンシンクに装備された生ごみ処理装置1に適用した場合である。
キッチンシンクSのほぼ中央底部に設けられた排水口には、その底部裏面側に生ごみ処理装置1が取り付け固定される。生ごみ処理装置1は筒状をなすホッパー3を有し、その内部に破砕ユニット4が装着される。破砕ユニット4はモータ6によって回転駆動される。破砕ユニット4は、ハンマーミルを使用して生ごみを粉砕するタイプのものや、固定刃と回転刃を組み合わせて構成された破砕刃を使用して生ごみを破砕するタイプのものなどを使用することができる。図1に示す破砕ユニット4は破砕刃を使用した後者の例である。
ホッパー3の上部周面には水道水の供給口9とこの供給口9に連結された連結管10がそれぞれ接続される。ホッパー3の下部周面には排水管接続口21が設けられ、この排水管接続口21を介して破砕された生ごみや破砕時に使用した破砕水などが、トラップ管(S字トラップ管など)を介して排水管(何れも図示はしない)に排出される。水道水は開閉弁(例えば電磁弁)55を介して連結管(ホース)10に連結される。
図1を参照してさらに詳細に説明する。ベースフレーム2の上にホッパー3が搭載され、ホッパー3の上端がキッチンシンクSの開口部に嵌合されている。ホッパー3の内部には、ホッパー3に対して着脱可能に破砕ユニット4が装着される。破砕ユニット4は、後述する回転破砕刃が減速ユニット5の駆動軸5aに嵌合され、ベースフレーム2に取り付けたモータ6が減速ユニット5を介して破砕ユニット4の回転破砕刃を回転駆動する。破砕ユニット4に駆動力を伝達する駆動軸5aにあって、破砕ユニット4との嵌合部分は角軸状あるいはスプライン軸状等に形成される。
ホッパー3は上端に投入開口部7が形成され、投入開口部7に蓋体8が着脱自在に取り付けられる。投入開口部7には供給口9が形成され、供給口9に連結管(配管)10が接続される。連結管10から供給口9へ供給された水は、蓋体8に設けられている給水口18から蓋体8に供給されて、蓋体8からホッパー3の内部へと供給される。
蓋体8は上蓋8aと中蓋8bを備える。蓋体内部には破砕水を蓋体内部に導き、中蓋8bの底部に分散させる導水分散部(詳細は後述する)が設けられる。中蓋8bの底部には複数の散水口13が形成される。中蓋8bの内部は、破砕水の貯留部11としても機能する。
ホッパー3内部には、排水管接続口21へ向かって傾斜した底板22が設けられ、底板22の中心には図1に示す減速ユニット5の駆動軸5aが通る孔22aが形成される。
蓋体8を投入開口部7に装着した状態で蓋体8を所定方向に所定角度だけ回転させることで、蓋体8が閉状態となる。閉状態になると蓋体8がホッパー3にロックされる。蓋体8がロックした状態で生ごみ処理装置1は稼働状態となる。蓋体8のロック状態は検知手段24によって検知される。検知手段24は磁石とそのセンサ(近接センサ)で構成できる。検知手段24の出力は制御部25に供給される。制御部25によってモータ6の駆動制御や電磁弁55の開閉制御が行われる。
破砕ユニット4は、第1回転破砕刃26、第2固定破砕刃27、第3回転破砕刃28、第4固定破砕刃29および第5回転破砕刃30を、図1に示すようにハウジング31に収容して1つのユニット構成としている。
ハウジング31は円筒形状で、その外径はホッパー3の内径とほぼ等しく構成される。破砕ユニット4は図1に示すようにホッパー3の投入開口部7側から装着される。ハウジング31に着脱用のハンドル31cを備える。ハンドル31cはハウジング31の上端側に直径方向に延在して取り付けられる。
第1回転破砕刃26は、軸受部32の側部の片側から水平に延びる1本の攪拌アームで構成される。
第2固定破砕刃27は、180°間隔で水平に延びる平板状の2本のアームを備え、その両側面に形成されたエッジが破砕刃として機能する。
第3回転破砕刃28は、中心から120°間隔で放射状に延びる3本のアームを備える。各アームはその底面側に所定のピッチを有する櫛歯部が形成される。
第4固定破砕刃29は、中心から等間隔で接線方向に放射状に延びる8本のアームをリングで囲んだ形状である。第4固定破砕刃29は第3回転破砕刃28と歯合する。リングの外周には180°間隔で放射方向に突出するタブが形成される。タブはハウジング31の縦溝31bに嵌合して、第4固定破砕刃29の回転を規制する。
第4固定破砕刃29を構成する8本のアームのうち、例えば6本のアームにはその上面に、第3回転破砕刃28と歯合する櫛歯部が形成される。これで、第4固定破砕刃29の櫛歯部は、上段の破砕刃から送り込まれた生ごみを、第3回転破砕刃28の櫛歯部との協働で破砕する。
第5回転破砕刃30は円板形状で、中心のハブを除く全面に多数のスリットが配列されて構成される。例えば、複数のスリット群で構成し、隣接するスリット群同士が略平行に配列されている。
第5回転破砕刃30の上面は平面で、第4固定破砕刃29の各アームの底面に接しながら回転する。また、スリットは第5回転破砕刃30を表裏貫通し、スリットの上面側開口縁部には鋭利なエッジが形成される。したがって、第3回転破砕刃28の櫛歯部と、第4固定破砕刃29の櫛歯部により破砕されて第5回転破砕刃30の上面に落下した生ごみはスリットに引っ掛かり、第5回転破砕刃30が回転することでこのスリットに押し付けられ、そしてスリットのエッジ部分によって破砕される。細かく破砕された生ごみは、スリットを通って破砕水と共に落下し、そしてホッパー3の底板22を通り排水管接続口21から外部へと排出される。
図2はキッチンシンクSへの生ごみ処理装置1の取り付け手段50の具体例を示す。
取り付け手段50はシンクフランジ51を有する。シンクフランジ51は金属製の円盤状フランジ51aとこれに連結された胴部51bとで構成され、胴部51bの外周面にはネジ溝が切られている。キッチンシンクSの排水口よりフランジシンク51が差し込まれる。キッチンシンクSの裏面側には、円盤状をなす金属製のシンクベース53が胴部51bの外側から嵌め込まれ、シンクベース53が嵌め込まれた状態でその下側よりシンクナット54が胴部51bに螺合される。シンクナット54をキッチンシンクSに対して緊締することで、シンクベース53がキッチンシンクSに取り付け固定される。
シンクベース53には複数個所、例えばほぼ120°の間隔で、このシンクベース53より下側に折り曲げられて形成された係合片56と、ホッパー3の上部外周面に取り付け固定された本体取り付け金具58とがビス(図示はしない)などによって締め付け固定される。これでホッパー3がキッチンシンクSに取り付け手段50を介して取り付け固定されたことになる。
ホッパー3の上部を塞ぐ蓋体8はシンクフランジ51を構成する胴部51bの内周面に形成された突起60と円弧状フランジ61との隙間を利用して、この隙間に蓋体8のフランジ70(後述する)を差し込むことで、蓋体8が取り付け手段50、換言すればホッパー3に挟持固定されたことになる。
図3はシンクフランジ51の平面構成例を示す。上述したようにこのシンクフランジ51を構成する円盤状フランジ51aに連結された胴部51bには、図2にも示したような一対の突起60(60a,60b)がほぼ180°対向する位置に設けられている。一対の突起60a,60bの幅は異なっており、これで蓋体8の装着位置を規制できる。
図4および図5に示すように、一対の突起60a,60bよりも下側には所定の間隔Wを空けて複数の、本例では2対の円弧状フランジ61(61a〜61d)が胴部51bと一体形成される。突起60および円弧状フランジ61は蓋体8を挟持固定するために使用される。
図6はこの発明に適用して好適な蓋体8の一例を示す。この蓋体8は上述したように上蓋8aと中蓋8bとで構成され、これらがビス(図示はしない)などによって一体化されて使用される。上蓋8aと中蓋8bとで形成される内部空間は破砕水の貯留部11(図1参照)として機能するものであって、中蓋8bの外壁の所定位置には図示するような破砕水を給水するための給水口18が設けられている。
上蓋8aを装着した状態の蓋体8の平面構成例を図7に示す。蓋体8には中蓋8bの貯留部11に破砕水を給水するための手段が設けられている。この例では導水分散部80を介して破砕水が中蓋8bの内部に導かれる。
導水分散部80は破砕水を上蓋8aの中央部付近まで導いた状態で中蓋8b側に分散させるために設けられたものであって、中蓋8bの内面に形成された注水隔壁部80Aと、上蓋8aの内面に形成された誘導隔壁部80Bとで構成される。
注水隔壁部80Aはその平面形状がほぼコ字状をなす隔壁84によって構成される。これに対して誘導隔壁部80BはほぼL字状をなす導水路81aと、収束路81bとで構成される。
そして、図7に示すように、注水隔壁部80Aの一部が導水路81aの一部と重なるように両者の位置関係が選定されているため、給水口18から給水された破砕水は注水隔壁部80Aと導水路81aによってその進行方向が規制されながら収束路81bに向かって進む。収束路81bで収束された破砕水は今度は中蓋8bに向かって分散する。収束路81bは蓋体8のほぼ中央部に位置するため、破砕水の分散は中蓋8bのほぼ全面に亘って分散する。詳細は後述する。
さて、図7に示すように中蓋8bは有底筒状体として構成され、その開口端部側には、外側に広がる環状フランジ70が設けられる。環状フランジ70の内側には複数個所に亘って排水口14が設けられる。この矩形状の排水口14は蓋体8をホッパー3に装着してはいるが生ごみ処理装置1を動かさないで、キッチンシンクSを使用するときの生活排水を行うための空孔である。この例では5個所に亘って排水口14が設けられている。
環状フランジ70の一部、この例では図3に示す一対の突起60a,60bに対応する位置に、これら突起60a,60bよりも若干幅広の凹部(切り欠き)71a,71bが設けられている。したがって、他方の凹部71bは一方の凹部71aよりも幅広となっている。なお、この環状フランジ70には蓋体8のシンクフランジ51に対する装着を容易にしたり、蓋体8の最終回転位置を確認しやすくするクリック機構を実現するための構成などが施されているが、この発明とは直接関係がないため、それらの構成は省略した。
上蓋8aは中蓋8bの内周面に丁度嵌合するような大きさに選定された、平たい円盤状をなす板体として構成される(図8参照)。図8よりも明らかなように、上蓋8aの上面中央部にはほぼIの字状をなす凸条で、その内部が空洞となっている把持部74が一体成形されている。把持部74の延長上であって、上蓋8aの外周に近い位置には、蓋体8を装着するときの装着位置を示すマーク75が刻まれている。実際には、このマーク75を図3に示す「OFF」の位置に合わせると、一対の凹部71a,71bが一対の突起60a,60bに丁度対峙して、蓋体8をシンクフランジ51に装着できるようになっている。
図9は上蓋8aの裏面73b側の構成例を示す。上面73a側に設けられた把持部74に対応して、その裏面73b側は、把持部74の高さと同じ深さを持った凹部76となされる。またこの凹部76に連なるように、導水分散部80の一部を構成する誘導隔壁部80Bが設けられている。
導水分散部80は、上述したように破砕水を蓋体8の中央部に集めてから中蓋8bに分散させるために設けられたものである。したがって誘導隔壁部80Bは、破砕水を蓋体8の中央部に集めて中蓋8b側に分散させるために使用される部材として機能する。
そのため、この誘導隔壁部80Bはその一端側が解放された導水路81aと、この導水路81aに連なる収束路81bとで構成される。図9のように収束路81bを水平軸とほぼ平行に配置したとき、導水路81aの開口部は下側を向くと共に、垂直軸に対してほぼ平行するように、しかも多少末広がりとなるように設けられている。これら導水路81aと収束路81bは何れも同じ高さとなされた隔壁として上蓋8aの裏面73b側に垂設されている。
図10は中蓋8bの構成例を示す。中蓋8bの底部77aには複数の円状散水口13(13a)がこの例では放射状に穿設されている。図11にその断面形状の一例を示す。散水口13aはその底面77b側に多少突出しており、これでホッパー3の内部に向かって真っ直ぐに散水できるようになっている。底部77aの外壁面と接する位置にはその複数個所に亘り矩形状をなす散水口13bが穿設されている。図12にその一例を示す。
また、図10に示すように、中蓋8bの底部77aには給水口18に連通して、導水分散部80を構成する一方の注水隔壁部80Aが設けられている。注水隔壁部80Aはほぼコ字状をなす隔壁84として底部77aより立設されたもので、その幅は誘導隔壁部80Bの導水路81aよりも多少幅が狭くなされている。これは図14に示すように注水隔壁部80Aに注ぎ込まれた破砕水をできるだけ無駄なく導水路81a側に受け渡せるようにするためである。
そのため注水隔壁部80Aにはさらに図13に示すようにその底部が盛り上がったスロープ部85が形成されている。これによって図15に示すように、給水口18より給水された破砕水がスロープ部85に沿って上蓋8a、つまり導水路81aを経て収束路81b側に向かうような流水方向の規制を受ける。その結果、破砕水は収束路81b側に集中する。
収束路81b側に収束した破砕水は、今度は図15に矢印で示すように中蓋8bに向かって落下する。収束路81bは上蓋8aのほぼ中央部に設けられているため、破砕水の落下はほぼ全方位となり、中蓋8bの底面全体に破砕水が行き渡る。その結果として、中蓋8bの底部77には複数の散水口13が形成されているので、これら散水口13側から破砕水がホッパー3内に、ほぼ満遍なく一様に給水される。したがって、破砕水の給水の偏りがなくなり、破砕効果を改善できる。
なお、蓋体8は樹脂による成型品が使用されるが、透明体とすることで生ごみの破砕処理を外部から視認できるので、破砕処理の状況確認を容易に行うことができる。
この発明に係る生ごみ処理装置は、集合住宅や戸建て住宅のキッチンシンクなどに適用して極めて好適である。
この発明に係る生ごみ処理装置の一例を示す断面図である。 生ごみ処理装置の一例を示す要部の断面図である。 シンクフランジの平面図である。 そのA−A線上からの展開図である。 B−B線上の断面図である。 この発明に適用できる蓋体の正面図である。 その平面図である。 上蓋の平面図である。 上蓋の裏面図である。 中蓋の平面図である。 E−E線上の断面図である。 D−D線上の断面図である。 C−C線上の断面図である。 図6のF−F線上の断面図である。 蓋体の使用状態の断面図である。 従来の説明に供する自動給水用の蓋体の正面図である。 その中蓋と破砕水と関係を示す平面図である。
符号の説明
1・・・生ごみ処理装置
3・・・ホッパー
4・・・破砕ユニット
26,28,30・・・回転破砕刃
27,29・・・固定破砕刃
31・・・ハウジング
8・・・蓋体
9・・・供給口
18・・・供給口
S・・・キッチンシンク
80・・・導水分散部
80A・・・注水隔壁部
80B・・・誘導隔壁部
85・・・スロープ部
81a・・・導水路
81b・・・収束路

Claims (3)

  1. 生ごみが投入されるホッパーの上部を塞ぐ蓋体が、上蓋と中蓋とで構成されると共に、
    上記中蓋に設けられた複数の散水口および上記中蓋の周面の一部に設けられた給水口と、
    上記給水口に連なって設けられた導水分散部とで構成され、
    上記導水分散部は、上記中蓋に設けられた注水隔壁部と、この注水隔壁部とその一部が対向するように上記上蓋の内面に設けられた誘導隔壁部とで構成された導水分散部とを有し、
    上記導水分散部に給水された破砕水を分散させながら上記中蓋より上記ホッパー内に給水するようにした
    ことを特徴とする生ごみ処理装置。
  2. 上記注水隔壁部の内面には、その上面側に突出し、上記破砕水の注水方向を上記誘導隔壁部先端側に向かわせるスロープ部が設けられた
    ことを特徴とする請求項記載の生ごみ処理装置。
  3. 上記誘導隔壁部は、ほぼL字状であって、上記中蓋の中央部に位置するように設けられた
    ことを特徴とする請求項記載の生ごみ処理装置。
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