JP4407338B2 - 電子制御装置 - Google Patents
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Description
通常、上記フューエルリッドオープナスイッチPS2(図11)は、図13(c)に示されるように、エンジン運転中にはオフ状態にある。そしていま、図13(a)に示すように、タイミングT31において、エンジンを停止すべく例えば運転者により上記イグニションスイッチPS1がオフ操作されたとする。これにより、電子制御装置は、各種制御情報等を上記EEPROM6(図11)にバックアップするために作動状態を所定の保持時間だけ保持した後、図13(b)に示すように、タイミングT32で、上記リレー駆動回路3を通じてリレーRLをオフとする。
るとともに、前記起動操作された起動手段による停止操作もしくは停止条件の成立に基づく停止要求に基づき前記電磁式リレーをオフ制御することによって給電が遮断される電子制御装置として、前記電磁式リレーのオフ制御時期と前記起動手段の起動操作に基づく同電磁式リレーのオン制御時期との少なくとも一方を可変としてそれら制御時期の干渉を調停する調停手段を備え、前記複数の起動手段が、燃料タンクの給油口に設けられているリッドを開とするフューエルリッドオープナスイッチを少なくとも含む場合に、前記調停手段としてこれを、前記燃料タンクの燃料残存量を測定し、該測定した燃料残存量に基づいて前記停止要求に基づき前記電磁式リレーがオフ制御されるまでの保持時間を可変とするものとする。
図1〜図6に、この発明にかかる電子制御装置についてその第1の実施の形態を示す。この電子制御装置も、基本的には先の図11に示した電子制御装置と同様、図12に例示した密閉タンクシステムにあって、イグニションスイッチやフューエルリッドオープナスイッチの操作に基づき、給電経路中にある電磁式リレーをオン/オフ制御する。ただし、この実施の形態の電子制御装置では、電磁式リレーのオフ制御時期と同電磁式リレーのオン制御時期との干渉を調停することで、上記電磁式リレーの接点固着を防止するようにしている。
(イ)エンジン始動時に必要となる各種制御情報等を不揮発性メモリ1aにバックアップするための時間を確保する。
(ロ)例えば電子スロットル弁の開度等を学習する。
(ハ)残存燃料を燃焼させる。
等々の目的による。
図5に示されるように、この電子制御装置では、「燃料残存量の平均値(学習値)+余裕分α1」をしきい値として、2種の時間、時間A(第1の時間)および時間Aよりも長い時間B(第2の時間)のいずれか一方を選択するようにしている。
(1)燃料残存量の測定履歴に基づいてその平均値を求めるとともに、該求めた平均値に基づいて判定される燃料残存量の多少から給油時期であるか否かを推定するようにした。そして、燃料残存量が多い旨判定されるときには保持時間としてより短い時間(時間A)を設定するようにした。これにより、無駄な電力消費が削減され、省エネルギー化が図られるようになる。一方、燃料残存量が少ない旨判定されるときには保持時間としてより長い時間(時間B)を設定するようにした。これにより、電磁式リレーRLの瞬時オフ等の発生も回避されるようになる。すなわち、イグニションスイッチPS1のオフ操作に基づく電磁式リレーRLのオフ制御時期とフューエルリッドオープナスイッチPS2のオン操作に基づく電磁式リレーRLのオン制御時期との干渉が好適に調停されて電磁式リレーRLの接点固着が防止されるようになる。
図7〜図10に、この発明にかかる電子制御装置についてその第2の実施の形態を示す。なお、この電子制御装置においても、先の第1の実施の形態の電子制御装置と同様、電磁式リレーのオフ制御時期と同電磁式リレーのオン制御時期との干渉を調停することで、電磁式リレーの接点固着を防止するようにしている。
図7は、この実施の形態にかかる電子制御装置についてその構成を示すブロック図である。なお、この図7において、先の図1に示した要素と同一の要素には各々同一の符号を付して示しており、それら要素についての重複する説明は割愛する。
同図9に示すように、この保持時間算出処理においては、まず、ステップS261において、前回の起動までに累積された総時間SUM2およびその算出回数Nを上記不揮発性メモリ1aから呼び出す。そして、続くステップS262で、その呼び出した総時間SUM2にイグニションスイッチPS1がオフ操作されてからフューエルリッドオープナスイッチPS2がオン操作されるまでの時間を加算して上記総時間SUM2を更新する(SUM2=SUM2+タイマTM)。さらに、もう一方の呼び出した算出回数Nをインクリメントする(N=N+1)。
図10(a)に示すように、タイミングT21においてエンジンを停止すべくイグニションスイッチPS1がオフ操作された後、先の図9に示した一連の処理を通じて算出された時間、すなわち学習した時間に余裕をもたせた時間(学習時間+余裕時間α2)を保持時間として設定する。このような時間を保持時間として設定することで、図10(b)および(c)に示すように、上記タイミングT21からこの保持時間が経過するタイミングT22は、上記フューエルリッドオープナスイッチPS2がオン操作される、もしくはオン操作されるであろうタイミングT23よりも積極的に遅いタイミングとされる。これにより、図10(b)に示すように、電磁式リレーRLのオフ制御時期(正確にはオフ制御されるはずであった時期)とフューエルリッドオープナスイッチPS2のオン操作に基づく同電磁式リレーRLのオン制御時期との干渉が回避されるようになる。そして実際には、このフューエルリッドオープナスイッチPS2のオン操作に基づくベーパ処理の実行、並びに給油の完了後、タイミングT24において電磁式リレーRLがオフ制御されることとなる。
(1)イグニションスイッチPS1がオフ操作されてからフューエルリッドオープナスイッチPS2がオン操作されるまでの時間をそれらスイッチの操作履歴に基づき統計的に学習し、その学習した時間に基づいて保持時間を設定するようにした。これにより、運転者等の習慣(癖)が的確に反映されるかたちで保持時間の設定が行われることとなり、それらスイッチ操作に基づく電磁式リレーRLのオフ制御時期とオン制御時期との干渉も好適に調停回避されるようになる。すなわち、前述した電磁式リレーの接点固着も好適に防止されるようになる。
なお、上記各実施の形態は、以下のように変更して実施してもよい。
・上記第1の実施の形態では、履歴を残す記憶装置と、時間Aおよび時間Bを記憶させる記憶装置とを共通の記憶装置(不揮発性メモリ1a)としたが、これらを別々の記憶装置で構成するようにしてもよい。
Claims (7)
- 複数の起動手段の少なくとも1つによる起動操作に基づき給電経路中にある電磁式リレーをオン制御することによって給電が行われるとともに、前記起動操作された起動手段による停止操作もしくは停止条件の成立に基づく停止要求に基づき前記電磁式リレーをオフ制御することによって給電が遮断される電子制御装置において、
前記電磁式リレーのオフ制御時期と前記起動手段の起動操作に基づく同電磁式リレーのオン制御時期との少なくとも一方を可変としてそれら制御時期の干渉を調停する調停手段を備え、
前記複数の起動手段が、第1のスイッチ手段および第2のスイッチ手段からなり、前記調停手段は、前記第1のスイッチ手段が停止操作されてから前記第2のスイッチ手段が起動操作されるまでの時間を推定し、該推定した時間に基づいて前記第1のスイッチ手段が停止操作されてから前記電磁式リレーがオフ制御されるまでの保持時間を可変とするものである
ことを特徴とする電子制御装置。 - 前記調停手段は、前記第1のスイッチ手段が停止操作されてから前記第2のスイッチ手段が起動操作されるまでの時間をそれらスイッチ手段の操作履歴に基づいて学習し、該学習した時間に基づいて前記保持時間を設定する
請求項1に記載の電子制御装置。 - 前記調停手段はさらに、前記学習した時間に余裕をもたせた時間として前記保持時間を設定する
請求項2に記載の電子制御装置。 - 前記第1のスイッチ手段が、車載エンジンの始動スイッチであるイグニションスイッチであり、前記第2のスイッチ手段が、燃料タンクの給油口に設けられているリッドを開とするフューエルリッドオープナスイッチである
請求項1〜3のいずれか一項に記載の電子制御装置。 - 複数の起動手段の少なくとも1つによる起動操作に基づき給電経路中にある電磁式リレー
をオン制御することによって給電が行われるとともに、前記起動操作された起動手段による停止操作もしくは停止条件の成立に基づく停止要求に基づき前記電磁式リレーをオフ制御することによって給電が遮断される電子制御装置において、
前記電磁式リレーのオフ制御時期と前記起動手段の起動操作に基づく同電磁式リレーのオン制御時期との少なくとも一方を可変としてそれら制御時期の干渉を調停する調停手段を備え、
前記複数の起動手段が、燃料タンクの給油口に設けられているリッドを開とするフューエルリッドオープナスイッチを少なくとも含み、前記調停手段は、前記燃料タンクの燃料残存量を測定し、該測定した燃料残存量に基づいて前記停止要求に基づき前記電磁式リレーがオフ制御されるまでの保持時間を可変とするものである
ことを特徴とする電子制御装置。 - 複数の起動手段の少なくとも1つによる起動操作に基づき給電経路中にある電磁式リレーをオン制御することによって給電が行われるとともに、前記起動操作された起動手段による停止操作もしくは停止条件の成立に基づく停止要求に基づき前記電磁式リレーをオフ制御することによって給電が遮断される電子制御装置において、
前記電磁式リレーのオフ制御時期と前記起動手段の起動操作に基づく同電磁式リレーのオン制御時期との少なくとも一方を可変としてそれら制御時期の干渉を調停する調停手段を備え、
前記複数の起動手段が、車載エンジンの始動スイッチであるイグニションスイッチ、および燃料タンクの給油口に設けられているリッドを開とするフューエルリッドオープナスイッチを含み、前記調停手段は、前記燃料タンクの燃料残存量を測定し、該測定した燃料残存量に基づいて前記イグニッションスイッチによる停止操作に基づき前記電磁式リレーがオフ制御されるまでの保持時間を可変とするものである
ことを特徴とする電子制御装置。 - 前記調停手段は、前記燃料残存量の測定履歴に基づいて給油時期における燃料残存量を学習するとともに、該学習した値に基づいて前記測定される燃料残存量の多少を判定し、燃料残存量が多い旨判定されるときには前記保持時間として第1の時間を設定し、同燃料残存量が少ない旨判定されるときには前記保持時間として前記第1の時間よりも長い第2の時間を設定する
請求項5または6に記載の電子制御装置。
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CN111007807A (zh) * | 2018-10-08 | 2020-04-14 | 财团法人资讯工业策进会 | 一种为一生产线的一预设控制条件组决定一目标调整路径的装置及方法 |
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- 2004-03-25 JP JP2004090337A patent/JP4407338B2/ja not_active Expired - Fee Related
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CN111007807A (zh) * | 2018-10-08 | 2020-04-14 | 财团法人资讯工业策进会 | 一种为一生产线的一预设控制条件组决定一目标调整路径的装置及方法 |
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