JP4405105B2 - シール部材保持具 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、収納容器に用いられるシール部材を保持して搬送等するためのシール部材保持具に関するものであり、特には半導体ウェーハ、マスクガラス、各種の記録媒体等からなる精密基板を収納し、該精密基板の損傷や汚染を防止して安全に保管、輸送する精密基板収納容器に用いられるシール部材を保持して搬送等するためのシール部材保持具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
半導体ウェーハ、マスクガラス、各種記録媒体等の精密基板を輸送、保管等する精密基板収納容器60は、図6に示すように、容器本体61と、図示しない複数枚の精密基板を収納して容器本体61に収納されるカセット62と、容器本体61の開口した上面にシール部材63を介して閉鎖する蓋体64と、蓋体64の裏面に装着されて各精密基板の上部周縁を保持する基板押さえ65とを備えている。
【0003】
精密基板収納容器60に用いられるシール部材63は、図6に示すように、4箇所のコーナー部がR状に形成された矩形部材、例えば、直径が200mmの半導体ウェーハを収納する精密基板収納容器で用いられるものでは、一辺の長さが250mmの四辺が、半径約40mmの円弧状のコーナー部により連結されているものである。また、シール部材63は、塑性変形する熱可塑性エラストマー、ゴム等の弾性材料から形成されたものが多く、それらは変形し易いので、精密基板収納容器60をその生産工場から前記精密基板の生産工場へ納入する際には、シール部材63は、容器本体61、カセット62、蓋体64などと組み合わされた状態ではなく、変形防止を考慮した別梱包形態で納入されることが多い。
【0004】
シール部材63の梱包形態の一例としては、図7に示すようなシール部材保持具70における筒部材71に、複数本のシール部材63を嵌め込んだものがある。シール部材保持具70は、段ボールで形成される八角形状の筒部材71と、一枚の段ボール板の中央部を前記八角形の外側形状分くりぬいたスリーブ72、73とから形成される。シール部材63は、スリーブ72を筒部材71の一端部近傍に嵌め込んだ後、筒部材71に嵌めまれて保持され、最後に他端部近傍にスリーブ73が嵌め込まれ、シール部材63の脱落が防止される。尚、スリーブ72、73は筒部材71に接着テープ等で固着される。
【0005】
前記半導体ウェーハ等の精密基板の生産工場では、精密基板の汚染を避けるために、精密基板収納容器の生産工場から収められた精密基板収納容器60に精密基板を収納する前に、自動洗浄機により、精密基板収納容器60の各部品を洗浄、乾燥している。
【0006】
そのため、段ボール製のシール部材保持具70に嵌め込まれたシール部材63は、収納されている外装段ボールからシール部材保持具70と共に取り出された後、シール部材保持具70から専用のトレイに移し替えられて、洗浄工程のクリーンルーム内に搬入され、洗浄されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来の段ボール製のシール部材保持具では、その端部等から紙粉が発生するために、シール部材は、前記シール部材保持具から外されて発塵しない専用のトレイに移し替えられてクリーンルーム内に搬入されるので、専用のトレイが別に必要であると共に、専用のトレイへの移し替え作業及び専用のトレイの保管場所が必要であるという問題点があった。さらに、専用トレイを使用する場合は、数本のシール部材を水平状態で重ねて収納するために、収納できる数量が少なく、多数を収納しようとすると、下に収納されるシール部材が変形してしまったりする問題があった。
【0008】
また、前記従来の段ボール製のシール部材保持具は、強度が弱く、湿気等に弱く、繰り返しの使用に対する耐久性がないため、精密基板の生産工場でシール部材を前記シール部材保持具から取外した後、シール部材保持具は廃棄されていたので、シール部材保持具に要するコストも無視できないという問題点があった。
【0009】
更に、シール部材保持具を、前記従来の段ボールの代わりに発塵の少ないプラスチックを用いて、従来のシール部材保持具の形状で形成しようとすると、アンダーカット部分を処理するために、スライド機構を有する金型を用いなければならないので、金型構造が複雑になり、使用する射出成形機も大型となり、製造のための設備投資が大きくなってしまうという問題点があった。
【0010】
本発明は、前記従来のシール部材保持具における問題点を解決するためになされたもので、発塵が抑えられ、繰り返し使用することができ、製造するために複雑な構造の成形用金型及び大型の射出成形機を必要としないシール部材保持具を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は、精密基板収納容器の容器本体と蓋体との間に介在するシール部材を、保管、搬送等に際して保持させておくシール部材保持具であって、側面中央から中心部近傍までスリットを有し、該スリットと平行する両側面にフィンが形成された2枚の板状部材を、前記フィンが外側に位置するように組み合わせて、これらフィンにより前記シール部材の内周面を保持するようにした保持手段と、前記板状部材のフィンの両端部に着脱自在に係合し、前記保持手段に保持されたシール部材の脱落を防止するための係止手段とを備え、かついずれの手段も合成樹脂材料で形成されているものである。
【0012】
また、前記保持手段を構成する板状部材は、前記スリットを有する側面と対向する他側面中央近傍には、板状部材の平面に対し垂直方向に張り出し、かつ中央部に切り込みが形成された補助リブを有し、該補助リブは2枚の板状部材を前記スリットを利用して組み合わせたときに他方の板状部材の側面が補助リブの切り込みに嵌合して相互に位置決め固定されるように構成されているものが好ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態について説明する。図1は、本発明によるシール部材保持具の第1実施形態を示す斜視図である。図2は、図1の2枚の枠板部材の分解斜視図である。図3は、図1のシール部材保持具の分解斜視図である。図4は、本発明によるシール部材保持具の第2実施形態を示す斜視図である。図5は、本発明によるシール部材保持具の第3実施形態を示す斜視図である。
【0014】
図1から図3に示すように、本発明の第1実施形態のシール部材保持具10は、側面21a中央から中心部近傍までスリット22を有し、スリット22と平行する両側面にフィン23が形成された2枚の板状部材20a、20bを、フィン23が外側に位置するように組み合わせて、これらフィン23によりシール部材63の内周面を保持するようにした保持手段と、板状部材20a、20bのフィン23の両端部に着脱自在に係合し、前記保持手段に保持されたシール部材63の脱落を防止するための係止手段である係止部材30とを備え、かついずれの手段も合成樹脂材料、例えば、熱可塑性樹脂で形成されているものであり、前記保持手段と前記係止手段とが、簡易的に組立が可能なものである。尚、合成樹脂材料を用いたのは発塵が少ないという理由によるが、他の発塵の少ない材料を用いてもよい。
【0015】
また、前記熱可塑性樹脂は、精密基板収納容器を形成するのに使用されている耐汚染性、耐薬品性、成形性、剛性等に優れるポリプロピレン、ポリカーボネート等であることが好ましい。シール部材保持具10を前記材料で形成することにより発塵を抑制できるので、シール部材保持具10にシール部材63を保持したままクリーンルーム内で取り扱うことができ、且つそのままでも洗浄機で洗浄することが可能である。
【0016】
次に、前記保持手段について説明する。該保持手段を構成する板状部材20a、20bは、スリット22を有する側面21aと対向する他側面21b中央近傍には、板状部材20a、20bの板状基部24の平面に対し垂直方向に張り出し、かつ中央部に切り込みが形成された補助リブ25を有し、補助リブ25は2枚の板状部材20a、20bをスリット22を利用して組み合わせたときに他方の板状部材20aあるいは板状部材20bの側面21aが補助リブ25の切り込みに嵌合して相互に位置決め固定されるように構成されているものが好ましい。尚、フィン23は平面形状だけではなく、シール部材63の内周が接触する側は、曲面になっていてもよい。また、板状部材20a、20bは、同一形状をした部材であり一つの金型から形成することができる。
【0017】
尚、板状部材20a、20bの板状基部24の厚さは、変形、反り等を考慮して、2.5〜5.0mm程度に設定されるのが好ましい。
【0018】
スリット22は、板状部材20a、20bを略直交するように係合させて組み合わせるために設けられたものである。即ち、板状部材20a、20bそれぞれの板状基部24に設けられたスリット22同士を向き合わせ、なおかつそれぞれの板状基部24が略直交するように配置させて、スリット22同士を噛み合わせることで、板状部材20a、20bを容易に係合させることができる。
【0019】
従って、前記保持手段を、2枚の板状部材20a、20bを係合させるような構成とすることで、保持手段を単純な形状のものの組み合わせで構成することができると共に、その形成用の金型構造を単純化且つ小型化できるので、使用する射出成形機も小型化できる。
【0020】
板状部材20a、20bの板状基部24の両面には、スリット22の延長線上に板状部材20a、20bの厚さより0.5〜1.5mm程度大きい間隔を有する平行リブ26が配置され、板状部材20a、20bのスリット22同士を噛み合わせた時に、それぞれの板状基部24をそれぞれの平行リブ26の間に挟んでガイドする。本第1実施形態では、板状基部24の各面における平行リブ26を3組に分離して設け、水滴を溜まり難くして洗浄時の水切りの改善を図った。
【0021】
また、板状基部24には、洗浄時の水切り効果、軽量化のために、複数の貫通孔27を設けることが好ましく、本第1実施形態では、直径40mmの円形状の貫通孔を8個、直径50mmの円形状の貫通孔を4個設けた。板状基部24に貫通孔27を設けることにより、残留歪みが緩和されて変形することなく成形することが容易となり、またシール部材63をシール部材保持具10に取り付けたまま洗浄機で洗浄する際に、シール部材63に対して好適な水流が得られ、乾燥時のドライエアーの流れが良く乾燥効率も良くなる。尚、貫通孔27の形状、大きさ、個数は適宜選択すればよい。
【0022】
板状基部24の一対の側面に設けられたフィン23の寸法は、板状部材20a、20bを組み合わせてシール部材保持具10として組み立てた時に、シール部材63の四隅を保持することができるように設定すればよい。好ましくは、シール部材63に僅かに張力を与えるような寸法に設定するとよい。
【0023】
また、各フィン23の両端部近傍には、係止部材30を嵌め込み、位置決めするために、例えば、5mm程度の幅で高さが0mmから1mm程度となるように勾配付けされた第1の係止リブ28aと、係止部材30の厚さより0.5〜1mm程度大きい間隔を設けて、5mm程度の幅で高さが1mm程度から0mmとなるように前記と逆に勾配付けされた第2の係止リブ28bとが配置されている。本第1実施形態では、係止リブ28a、28bをフィン23の両面に形成しているが、どちらか片方の面に形成する形態でもよい。尚、係止リブ28a、28bは、前記形状及び構成のものばかりでなく、係止部材30を固定できる形状及び構成のものであればよい。
【0024】
また、板状基部24とフィン23の交差部には、切り欠き孔29を設けることが好ましい。本第1実施形態では、40mm×5mmの長方形の切り欠き孔29を8個、30mm×5mmの長方形の切り欠き孔29を2個設けた。尚、切り欠き孔の形状、大きさ、個数は適宜選択すればよい。
【0025】
板状基部24のスリット22が形成されていない他側面21bには、スリット22と略同じ幅の隙間を設けた三角形状に張り出す2つの補強リブ25が備えられ、板状部材20a、20bのそれぞれの板状基部24の側面21aを前記隙間に係合させることにより、板状部材20a、20bを直交させて保持固定する。補強リブ25には、更に、板状部材20a、20bを組み合わせて縦置きした場合に、倒れ難くする安定効果がある。
【0026】
次に、前記係止手段である係止部材30について説明する。係止部材30は、図1と図3に示すように、板状部材20a、20bのフィン23の端部との係合のための切り欠き部31を有して、前記端部近傍に着脱自在に取り付け可能である板状部材が好ましい。係止部材30により、シール部材63は板状部材20a、20bが組み合わされてなる保持手段から脱落しない。
【0027】
例えば、係止部材30は、2つのコーナー部32を有する板状部材として形成され、2つのコーナー部32近傍には、板状部材20a、20bのフィン23の端部と係合する切り欠き部31が形成されているものである。切り欠き部31は、板状部材20a、20bのフィン23の端部と、あるいは前記端部及びフィン23と直交する板状基部24の側面21aあるいは他側面21bの一部近傍と係合して保持できるように形成されている。尚、切り欠き部31の形状は適宜選択すればよい。
【0028】
係止部材30は、板状部材20a、20bのフィン23の端部近傍に嵌め込まれる際に、係止部材30の切り欠き部31が板状部材20a、20bのフィン23の端部近傍に形成された第1の係止リブ28aを乗り上げて嵌め込まれ、第2の係止リブ28bとの間に挟まれて固定される。尚、切り欠き部31以外のものを用いて、係止部材30を保持手段に固定するようにしてもよい。
【0029】
次に、シール部材保持具10の使用方法について説明する。シール部材保持具10は、図2と図3に示すように、2枚の板状部材20a、20bを直交するように向き合わせて、それぞれのスリット22を噛み合わせ、それぞれの一対の補強リブ25の隙間にそれぞれの板状部材20a、20bを係合させて保持固定した後、フィン23の一端部近傍の係止リブ28a、28bに係止部材30を係止させる。この状態でフィン23の他端部側から1個又は複数個のシール部材63を板状部材20a、20bに嵌め込んで保持し、最後に、フィン23の他端部に係止部材30を係止させて、シール部材63が板状部材20a、20bを組み合わせてなる保持手段から脱落しないようにする。
【0030】
以上示したように、シール部材保持具10に保持されたシール部材63は、常に一定の張力で保持されているので、使用時の品質を一定に保つことができる。また、シール部材保持具10は、シール部材63の工程内の搬送、保管に加え、工程間の輸送、洗浄工程、その後の乾燥工程においても、シール部材63を保持したまま使用できるので、作業効率がよい。
【0031】
特に洗浄工程では、シール部材保持具10に保持したまま複数個のシール部材63を自動洗浄機に投入することができるので、取り扱いが非常に容易であると共に、シール部材63を一本一本バラバラの状態で洗浄するのに比べて、その取り扱いに要する時間を大幅に短縮でき、また、シール部材63のために使用するスペースを従来の場合よりも縮小でき、更に、複数個まとめて自動洗浄することで洗浄のバラツキも防止できる。
【0032】
また、シール部材保持具10を再使用するために回収する時は、分解して個々の部品毎に積み重ねて取り扱うことができるので、広い保管スペース及び広い搬送スペースが不要である。
【0033】
図4に示すように、本発明の第2実施形態のシール部材保持具40は、板状部材20a、20bのフィン23に取り付ける係止部材41をフィン23の1箇所毎に取り付けるような小片としたものである。この場合、係止部材41は、第1実施形態の係止部材30よりも小さいので、係止部材30よりも低コストで形成できる。その他成形材料、使用方法等は、前記第1実施形態と同様であり、ここでは詳細な説明を省略する。
【0034】
図5に示すように、本発明の第3実施形態のシール部材保持具50は、板状部材20a、20bのフィン23に取り付ける係止部材51を、フィン23の両端部近傍にそれぞれ1個づつ取り付ける中抜き矩形状の板状部材としたものである。洗浄及び乾燥工程あるいは自動又は手動の搬送時での把持又は保持が容易となるように把持部52を係止部材51等に取り付けるとさらに好ましい。把持部52は、図5に示したように1又は複数対の貫通穴や切り欠きとして設けても良いし、貫通穴や切り欠き部の把持部52にアーチ状をした把持部品53を取り付けて把持しても良い。その他成形材料、使用方法等は、前記第1実施形態と同様であり、ここでは詳細な説明を省略する。
【0035】
【発明の効果】
本発明によれば、複数個のシール部材をまとめて保持可能であり、且つ発塵が抑えられているので、成形工程、保管、輸送、搬送工程及び洗浄工程まで一貫して使用可能であり、従って、シール部材を各工程で移し替える必要がないので、作業効率が良い。
更に、簡易組み立て方式であるため各部品に分解できるので、保管スペースを小さくでき、更には、洗浄等を行うことにより、繰り返し使用が可能となるので、シール部材の取り扱いに要するコストを削減することができる。
また、各部品は単純な構造の比較的小型の成形用金型で成形できるので、各部品の製造のために大型の射出成形機が不要であり、従って、シール部材保持具製造のために大きな設備投資をしなくて済む。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるシール部材保持具の第1実施形態を示す斜視図である。
【図2】図1の2枚の枠板部材の分解斜視図である。
【図3】図1のシール部材保持具の分解斜視図である。
【図4】本発明によるシール部材保持具の第2実施形態を示す斜視図である。
【図5】本発明によるシール部材保持具の第3実施形態を示す斜視図である。
【図6】精密基板収納容器の分解斜視図である。
【図7】従来のシール部材保持具の斜視図である。
【符号の説明】
10、40、50、70 シール部材保持具
20a、20b 板状部材
21a 側面
21b 他側面
22 スリット
23 フィン
24 板状基部
25 補助リブ
26 平行リブ
27 貫通孔
28a、28b 係止リブ
29 切り欠き孔
30、41、51 係止部材
31 切り欠き部
32 コーナー
52 把持部
53 把持部品
60 精密基板収納容器
61 容器本体
62 カセット
63 シール部材
64 蓋体
65 基板押さえ
71 筒部材
72、73 スリーブ

Claims (2)

  1. 精密基板収納容器の容器本体と蓋体との間に介在するシール部材を、保管、搬送等に際して保持させておくシール部材保持具であって、
    側面中央から中心部近傍までスリットを有し、該スリットと平行する両側面にフィンが形成された2枚の板状部材を、前記フィンが外側に位置するように組み合わせて、これらフィンにより前記シール部材の内周面を保持するようにした保持手段と、
    前記板状部材のフィンの両端部に着脱自在に係合し、前記保持手段に保持されたシール部材の脱落を防止するための係止手段と、
    を備え、かついずれの手段も合成樹脂材料で形成されていることを特徴とするシール部材保持具。
  2. 前記保持手段を構成する板状部材は、前記スリットを有する側面と対向する他側面中央近傍には、板状部材の平面に対し垂直方向に張り出し、かつ中央部に切り込みが形成された補助リブを有し、該補助リブは2枚の板状部材を前記スリットを利用して組み合わせたときに他方の板状部材の側面が補助リブの切り込みに嵌合して相互に位置決め固定されるように構成されていることを特徴とする請求項1記載のシール部材保持具。
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