JP4404815B2 - 情報記録再生装置および情報記録再生方法 - Google Patents

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本発明は、情報記録再生装置および情報記録再生方法に関し、特に音声データ等の情報データをディジタル記録しているミニディスク等の記録媒体より情報データを読み出して再生を行う情報記録再生装置および情報記録再生方法に関する。
近年、高密度記録等による記録容量の拡大への要求に伴って、各種記録媒体や各種記録フォーマットが開発され、略同一形状であるが記録媒体自体や記録フォーマットが異なるものが混在している。例えばミニディスク(MD)の場合には、記録再生用ディスク、再生専用ディスク、MDデータ、Hi−MD等が混在している。
これらの記録媒体に記録された情報を再生する情報記録再生装置においては、混在する記録媒体および記録フォーマットに対応することが求められるため、電源投入時や記録媒体挿入時に装着されている記録媒体の媒体種別および記録フォーマットを識別し、装着されている媒体種別および記録フォーマットに対応する記録方法および再生方法で情報の記録および再生を行っている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、従来技術では、対応する記録媒体および記録フォーマットの種類が多くなればなるほど、装着された記録媒体を識別し、TOC(Table Of Contents)等のディスク情報を読み取るための時間が長くなり、電源投入後に情報の記録および再生が可能な状態になるまでの時間が長くなってしまうという問題点があった。
特開2004−253119号公報
本発明は斯かる問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、電源切断後、所定時間以内にならば、装着されている記録媒体の識別およびディスク情報の読み取りを行うことなく、電源投入後に情報の記録および再生が可能な状態になるまでの時間を短縮することができる情報記録再生装置および情報記録再生方法を提供する点にある。
本発明は上記課題を解決すべく、以下に掲げる構成とした。
本発明の情報記録再生装置は、記録媒体の媒体種別および記録フォーマットを識別し、対応する記録方法および再生方法で前記記録媒体への情報の記録および前記記録媒体からの情報の再生を行う情報記録再生装置であって、前記記録媒体への情報の書き込みおよび前記記録媒体からの情報の読み出しを行い、電源投入時や前記記録媒体の装着時に装着された前記記録媒体の媒体種別および記録フォーマットの識別を行う媒体アクセス手段と、該媒体アクセス手段によって識別された前記記録媒体の媒体種別および記録フォーマットがディスク情報として記憶されるディスク情報記憶手段と、当該ディスク情報記憶手段に記憶された前記ディスク情報に基づいて、前記媒体アクセス手段を制御することで前記記録媒体への情報の記録および前記記録媒体からの情報の再生を行うシステムコントローラと、前記記録媒体への情報の記録を指示する記録キー、前記記録媒体からの情報の再生を指示する再生キーおよび電源の切断を指示する電源切断キーを備えた操作手段とを具備し、前記システムコントローラは、前記記録媒体への情報の記録および前記記録媒体からの情報の再生が可能な記録再生可能状態で前記電源切断キーが押下されると、前記ディスク情報記憶手段に前記ディスク情報が記憶された状態で、前記媒体アクセス手段の電源を切断する第1の電源切断状態に移行させると共に、前記第1の電源切断状態で前記記録キーもしくは前記再生キーが押下されると、前記記録媒体の媒体種別および記録フォーマットの識別を改めて行うことなく、前記ディスク情報記憶手段に記憶された前記ディスク情報を用いて、前記記録再生可能状態に移行させることを特徴とする。
さらに、本発明の情報記録再生装置は、前記システムコントローラは、前記第1の電源切断状態で前記電源切断キーが押下されると、前記ディスク情報記憶手段の電源を切断すると共に、自身をスリープモードにする第2の電源切断状態に移行させることを特徴とする。
さらに、本発明の情報記録再生装置は、前記第1の電源切断状態に移行した後、前記記録キー、前記再生キーおよび前記電源切断キーが押下されることなく予め定められた所定時間が経過した場合には、前記システムコントローラは、前記ディスク情報記憶手段の電源を切断すると共に、自身をスリープモードにする第2の電源切断状態に移行させることを特徴とする。
さらに、本発明の情報記録再生装置は、前記第1の電源切断状態から前記第2の電源切断状態に移行させるまでの時間が表示される表示手段を具備することを特徴とする。
また、本発明の情報記録再生方法は、記録媒体の媒体種別および記録フォーマットを識別し、対応する記録方法および再生方法で前記記録媒体への情報の記録および前記記録媒体からの情報の再生を行う情報記録再生方法であって、電源投入時や前記記録媒体の装着時に装着された前記記録媒体の媒体種別および記録フォーマットの識別を行い、識別した前記記録媒体の媒体種別および記録フォーマットをディスク情報として記憶しておき、記憶した前記ディスク情報に基づいて、前記記録媒体への情報の記録および前記記録媒体からの情報の再生を行い、前記記録媒体への情報の記録および前記記録媒体からの情報の再生が可能な記録再生可能状態で電源の切断の指示が行われると、前記ディスク情報を記憶した状態で、前記記録媒体への情報の書き込みおよび前記記録媒体からの情報の読み出しを行う媒体アクセス手段の電源を切断する第1の電源切断状態に移行させると共に、前記第1の電源切断状態で前記記録媒体への情報の記録もしくは前記記録媒体からの情報の再生が指示されると、前記記録媒体の媒体種別および記録フォーマットの識別を改めて行うことなく、前記記憶した前記ディスク情報を用いて、前記記録再生可能状態に移行することを特徴とする。
本発明の情報記録再生装置および情報記録再生方法は、記録再生可能状態で電源切断キーが押下されると、ディスク情報を記憶している状態で媒体アクセス手段の電源を切断する第1の電源切断状態に移行し、第1の電源切断状態で記録キーもしくは再生キーが押下されると、記録媒体の媒体種別および記録フォーマットの識別を改めて行うことなく、ディスク情報記憶手段に記憶されたディスク情報を用いて、記録再生可能状態に移行するように構成することにより、電源切断後、所定時間以内にならば、装着されている記録媒体の識別およびディスク情報の読み取りを行うことなく、電源投入後に情報の記録および再生が可能な状態になるまでの時間を短縮することができるという効果を奏する。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明に係る情報記録再生装置の第1の実施の形態の構成を示すブロック図である。
本実施の形態は、図1を参照すると、ミニディスク(MD)1に図示しない入力端子から入力された音声データ(情報)を記録すると共に、ミニディスク1から音声データを読み出し、ヘッドホン2より音声出力するポータブルMDプレーヤ等の情報記録再生装置であり、ピックアップ3と、RFアンプ4と、信号処理回路5と、ドライバ回路6と、スピンドルモータ7と、送りモータ8と、システムコントロール用マイクロコンピュータであるシステムコントローラ9と、ショックプルーフメモリ10と、アンプ回路11と、電源回路12と、操作部13と、表示部14と、電源15とで構成されている。
ピックアップ3と、RFアンプ4と、ドライバ回路6と、スピンドルモータ7と、送りモータ8とは、ミニディスク1にアクセスし、ミニディスク1への音声データの書き込みおよびミニディスク1からの音声データの読み出しを行う媒体アクセス手段である。記録および再生時、ミニディスク1は、ドライバ回路6で駆動されるスピンドルモータ7により回転駆動されると共に、ドライバ回路6で駆動される送りモータ8により、ピックアップ3がミニディスク1の半径方向に送られ、ピックアップ3によってミニディスク1への音声データの書き込みおよびミニディスク1からの音声データの読み出しが行われる。ピックアップ3により読み出された音声データは、RFアンプ4において増幅され、信号処理回路5に送られる。
また、RFアンプ4は、ピックアップ3より読み出された音声データより、フォーカス・エラー信号やトラッキング・エラー信号等のサーボ制御信号を生成し、生成したサーボ制御信号と、システムコントロール用マイクロコンピュータ(以下、システムコントローラと称する)9からのコントロール信号により、フォーカス、トラッキングおよびスピンのサーボをかけるように、ドライバ回路6をコントロールし、ドライバ回路6は、RFアンプ4からのコントロール信号により、ピックアップ3、送りモータ8およびスピンドルモータ7を駆動する。
信号処理回路5は、記録時には、図示しない入力端子から入力された音声データを変調してRFアンプ4に入力すると共に、再生時には、RFアンプ4で増幅された信号を復調し、さらに誤り訂正等の信号処理を行い、信号処理を行った信号をショックプルーフメモリ10に順次書き込む。また、信号処理回路5は、メモリ読出手段としてショックプルーフメモリ10に記憶された音声データを読み出し、所定のフォーマットに従って時間軸伸長して圧縮を解き、ディジタル信号をアナログ変換して、音声信号を生成する。生成された音声信号は、アンプ回路11を通って、ヘッドホン2より音声出力される。
システムコントローラ9は、ショックプルーフメモリ10内の音声データが容量一杯になった場合、その後所定時間、ピックアップ3によりミニディスク1から読み出された音声データをショックプルーフメモリ10に記憶させないように、信号処理回路5を制御し、ショックプルーフメモリ10に所定量の空き領域が生じると、ピックアップ3を容量が一杯になる前のトラックにジャンプさせ、ピックアップ3によりディスク1から読み出された音声データをショックプルーフメモリ10へ記憶させるように、信号処理回路5を制御する。この制御により、ショックプルーフメモリ10内には、常にショックプルーフ用データが確保される。
また、システムコントローラ9は、電源投入時やミニディスク1の装着時に、ディスクフォルダに設けられている開口の有無を検出する図示しないセンサ−からの入力や、ピックアップ3によりミニディスク1に記録されている情報を読み出すことによって、装着されたミニディスク1の媒体種別および記録フォーマットの識別を行い、当該識別結果をディスク情報としてショックプルーフメモリ10に記憶させ、媒体種別および記録フォーマットの識別結果であるディスク情報に基づいて、RFアンプ4、信号処理回路5およびドライバ回路6を制御することで、ミニディスク1への音声データの記録およびミニディスク1からの音声データの再生を行う。
さらに、システムコントローラ9は、バッテリ等の電源15から供給される電源の各回路への投入および切断を制御する電源制御手段として機能し、電源回路12を用いて媒体アクセス手段、すなわちRFアンプ4およびドライバ回路6の電源の切断および投入を制御すると共に、信号処理回路5、ショックプルーフメモリ10および表示部14の電源の切断および投入を制御する。
操作部13は、装置本体や本体に接続されたリモコンに設けられており、電源切断を指示する電源切断キーと、ミニディスク1に記録されている情報の再生を指示する再生キーと、ミニディスク1への情報の記録を指示する記録キーとを少なくとも含む複数のキーを備えている。
表示部14は、装置本体や本体に接続されたリモコンに設けられており、再生している情報(楽曲等)に関する書誌データ(曲名、アーティスト名等)の表示や装置の状態を示す各種案内の表示が行われる液晶ディスプレイ等の表示手段である。
次に、第1の実施の形態の動作について図2および図3を参照して詳細に説明する。
図2は、本発明に係る情報記録再生装置の第1の実施の形態の動作を説明するためのフローチャートである。
システムコントローラ9は、ミニディスク1への情報の記録およびミニディスク1に記録されている情報の再生が可能な状態(以下、記録再生可能状態と称す)において、操作部13における電源切断キーの押下を監視しており(ステップA1)、電源切断キーが押下されると、表示部14の電源を切断すると共に、電源回路12を用いて媒体アクセス手段、すなわちRFアンプ4およびドライバ回路6の電源を切断させることで、ピックアップ3、スピンドルモータ7および送りモータ8の駆動を停止させ(ステップA2)、装置を第1の電源切断状態に移行させる。なお、第1の電源切断状態では、信号処理回路5およびショックプルーフメモリ10には、電源が投入されている状態であり、ショックプルーフメモリ10にディスク情報が記憶されている。また、ディスク情報をシステムコントローラ9に記憶しておくように構成し、ステップA2においてシステムコントローラ9および信号処理回路5の電源を切断するようにしても良い。
次に、システムコントローラ9は、第1の電源切断状態において、操作部13における再生キーおよび記録キーの押下(ステップA3)と、操作部13における電源切断キーの押下(ステップA4)とを監視していると共に、ステップA1で判断した電源切断キーの押下からの経過時間が予め定められた所定時間に達するか否かを監視している(ステップA5)。
ステップA3において再生キーもしくは記録キーが押下された場合、すなわちステップA1で判断した電源切断キーの押下からの経過時間が予め定められた所定時間に達する前に再生キーもしくは記録キーが押下された場合には、システムコントローラ9は、表示部14の電源を投入すると共に、電源回路12を用いて媒体アクセス手段、すなわちRFアンプ4およびドライバ回路6への電源を投入させ(ステップA6)、ピックアップ3、スピンドルモータ7および送りモータ8の駆動を開始させることで、装置を記録再生可能状態に移行させ、ステップA1に戻る。なお、第1の電源切断状態から記録再生可能状態に移行させるに際しては、ショックプルーフメモリ10に記憶されているディスク情報を用いることにより、装着されたミニディスク1の媒体種別および記録フォーマットの識別を行うことなく、記録再生可能状態に移行させるように構成されており、記録再生可能状態になるまでの時間を短縮することができる。
ステップA4において電源切断キーの押下された場合と、ステップA5においてステップA1で判断した電源切断キーの押下からの経過時間が予め定められた所定時間に達した場合には、システムコントローラ9は、信号処理回路5およびショックプルーフメモリ10の電源を切断すると共に、自身をスリープモードにし(ステップA7)、装置を第2の電源切断状態に移行させる。
次に、システムコントローラ9は、第2の電源切断状態において、操作部13における再生キーおよび記録キーの押下を監視している(ステップA8)。ステップA8において再生キーおよび記録キーが押下されると、システムコントローラ9は、自身のスリープモードを解除すると共に、信号処理回路5およびショックプルーフメモリ10の電源を投入し(ステップA9)、さらに、表示部14の電源を投入すると共に、電源回路12を用いて媒体アクセス手段、すなわちRFアンプ4およびドライバ回路6への電源を投入させ(ステップA6)、ピックアップ3、スピンドルモータ7および送りモータ8の駆動を開始させることで、装置を記録再生可能状態に移行させ、ステップA1に戻る。
以上説明したように、第1の実施の形態によれば、ミニディスク1への情報の記録およびミニディスク1からの情報の再生が可能な記録再生可能状態で電源切断キーが押下されると、ショックプルーフメモリ10にディスク情報を記憶している状態で媒体アクセス手段(ピックアップ3、RFアンプ4、ドライバ回路6、スピンドルモータ7および送りモータ8)の電源を切断する第1の電源切断状態に移行し、第1の電源切断状態で記録キーもしくは再生キーが押下されると、ミニディスク1の媒体種別および記録フォーマットの識別を改めて行うことなく、ディスク情報記憶手段に記憶されたディスク情報を用いて、記録再生可能状態に移行するように構成することにより、電源切断後、所定時間以内にならば、装着されている記録媒体の識別およびディスク情報の読み取りを行うことなく、電源投入後に情報の記録および再生が可能な状態になるまでの時間を短縮することができると共に、第1の電源切断状態では、媒体アクセス手段の電源が切断されているため、消費電力を大幅に削減することができるという効果を奏する。
(第2の実施の形態)
図3は、本発明に係る情報記録再生装置の第2の実施の形態の動作を説明するためのフローチャートであり、図4は、図1に示す表示部に表示される電源切断操作後の表示例を示す図である。
第2の実施の形態では、表示部14に第1の電源切断状態から第2の電源切断状態に移行するまで時間を表示するように構成されている。
システムコントローラ9は、ミニディスク1への情報の記録およびミニディスク1に記録されている情報の再生が可能な状態(以下、記録再生可能状態と称す)において、操作部13における電源切断キーの押下を監視しており(ステップA1)、電源切断キーが押下されると、電源回路12を用いて媒体アクセス手段、すなわちRFアンプ4およびドライバ回路6の電源を切断させることで、ピックアップ3、スピンドルモータ7および送りモータ8の駆動を停止させ(ステップB1)、装置を第1の電源切断状態に移行させる。なお、第1の電源切断状態では、表示部14の電源が投入されている状態であると共に、信号処理回路5およびショックプルーフメモリ10の電源が投入されている状態であり、ショックプルーフメモリ10には、ディスク情報が記憶されている。
また、システムコントローラ9は、ステップA1で電源切断キーが押下されると、表示部14に第1の電源切断状態から第2の電源切断状態に移行するまで時間を表示させる(ステップB2)。
次に、システムコントローラ9は、第1の電源切断状態において、操作部13における再生キーおよび記録キーの押下(ステップA3)と、操作部13における電源切断キーの押下(ステップA4)とを監視していると共に、ステップA1で判断した電源切断キーの押下からの経過時間が予め定められた所定時間に達するか否かを監視している(ステップA5)。
ステップA3において再生キーもしくは記録キーが押下された場合、すなわちステップA1で判断した電源切断キーの押下からの経過時間が予め定められた所定時間に達する前に再生キーもしくは記録キーが押下された場合には、システムコントローラ9は、電源回路12を用いて媒体アクセス手段、すなわちRFアンプ4およびドライバ回路6への電源を投入させ(ステップB3)、ピックアップ3、スピンドルモータ7および送りモータ8の駆動を開始させることで、装置を記録再生可能状態に移行させ、ステップA1に戻る。なお、第1の電源切断状態から記録再生可能状態に移行させるに際しては、ショックプルーフメモリ10に記憶されているディスク情報を用いることにより、装着されたミニディスク1の媒体種別および記録フォーマットの識別を行うことなく、記録再生可能状態に移行させるように構成されており、記録再生可能状態になるまでの時間を短縮することができる。
ステップA4において電源切断キーの押下された場合と、再生キーおよび記録キーが押下されることなく、ステップA5においてステップA1で判断した電源切断キーの押下からの経過時間が予め定められた所定時間に達した場合には、システムコントローラ9は、信号処理回路5、ショックプルーフメモリ10および表示部14の電源を切断すると共に、自身をスリープモードにし(ステップB4)、装置を第2の電源切断状態に移行させる。
次に、システムコントローラ9は、第2の電源切断状態において、操作部13における再生キーおよび記録キーの押下を監視している(ステップA8)。ステップA8において再生キーおよび記録キーが押下されると、システムコントローラ9は、自身のスリープモードを解除すると共に、信号処理回路5、ショックプルーフメモリ10および表示部14の電源を投入し(ステップB5)、さらに、電源回路12を用いて媒体アクセス手段、すなわちRFアンプ4およびドライバ回路6への電源を投入させ(ステップA6)、ピックアップ3、スピンドルモータ7および送りモータ8の駆動を開始させることで、装置を記録再生可能状態に移行させ、ステップA1に戻る。
上述のように、電源切断キー、再生キーおよび記録キーが押下されることなく、ステップA5においてステップA1で判断した電源切断キーの押下からの経過時間が予め定められた所定時間に達した場合に、第1の電源切断状態から第2の電源切断状態に移行する。従って、ステップB2でシステムコントローラ9が表示部14に表示させる時間は、ステップA5の処理に用いられ予め定められた所定時間が10分である場合には、図4に示すように、電源切断キー押下時には、10分が表示され、その後カウントダウンされ、10分経過時に第2の電源切断状態に移行することを通知するメッセージを表示される。なお、ステップA1で判断した電源切断キーの押下からの経過時間が予め定められた所定時間に達する前に電源切断キー、再生キーもしくは記録キーが押下された場合には、システムコントローラ9は、表示部14の時間表示を停止させる。
以上説明したように、第2の実施の形態によれば、表示部14に第1の電源切断状態から第2の電源切断状態に移行するまで時間を表示させるように構成することにより、ユーザは、電源投入後に情報の記録および再生が可能な状態になるまでの時間が長くかかってしまう第2の電源切断状態に移行されるまでの時間を把握することができるため、ユーザビリティが向上するという効果を奏する。
なお、本発明が上記各実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、各実施の形態は適宜変更され得ることは明らかである。また、上記構成部材の数、位置、形状等は上記実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができる。なお、各図において、同一構成要素には同一符号を付している。
本発明に係る情報記録再生装置の第1の実施の形態の構成を示すブロック図である。 本発明に係る情報記録再生装置の第1の実施の形態の動作を説明するためのフローチャートである。 本発明に係る情報記録再生装置の第2の実施の形態の動作を説明するためのフローチャートである。 図1に示す表示部に表示される電源切断操作後の表示例を示す図である。
符号の説明
1 ミニディスク
2 ヘッドホン
3 ピックアップ(媒体アクセス手段)
4 RFアンプ(媒体アクセス手段)
5 信号処理回路
6 ドライバ回路(媒体アクセス手段)
7 スピンドルモータ(媒体アクセス手段)
8 送りモータ(媒体アクセス手段)
9 システムコントローラ
10 ショックプルーフメモリ(ディスク情報記憶手段)
11 アンプ回路
12 電源回路
13 操作部
14 表示部
15 電源

Claims (5)

  1. 記録媒体の媒体種別および記録フォーマットを識別し、対応する記録方法および再生方法で前記記録媒体への情報の記録および前記記録媒体からの情報の再生を行う情報記録再生装置であって、
    前記記録媒体への情報の書き込みおよび前記記録媒体からの情報の読み出しを行い、電源投入時や前記記録媒体の装着時に装着された前記記録媒体の媒体種別および記録フォーマットの識別を行う媒体アクセス手段と、
    該媒体アクセス手段によって識別された前記記録媒体の媒体種別および記録フォーマットをディスク情報として記憶するディスク情報記憶手段と、
    当該ディスク情報記憶手段に記憶された前記ディスク情報に基づいて、前記媒体アクセス手段を制御することで前記記録媒体への情報の記録および前記記録媒体からの情報の再生を行うシステムコントローラと、
    前記記録媒体への情報の記録を指示する記録キー、前記記録媒体からの情報の再生を指示する再生キーおよび電源の切断を指示する電源切断キーを備えた操作手段とを具備し、
    前記システムコントローラは、前記記録媒体への情報の記録および前記記録媒体からの情報の再生が可能な記録再生可能状態で前記電源切断キーが押下されると、前記ディスク情報記憶手段に前記ディスク情報が記憶された状態で、前記媒体アクセス手段の電源を切断する第1の電源切断状態に移行させると共に、前記第1の電源切断状態で前記記録キーもしくは前記再生キーが押下されると、前記記録媒体の媒体種別および記録フォーマットの識別を改めて行うことなく、前記ディスク情報記憶手段に記憶された前記ディスク情報を用いて、前記記録再生可能状態に移行させることを特徴とする情報記録再生装置。
  2. 前記システムコントローラは、前記第1の電源切断状態で前記電源切断キーが押下されると、前記ディスク情報記憶手段の電源を切断すると共に、自身をスリープモードにする第2の電源切断状態に移行させることを特徴とする請求項1記載の情報記録再生装置。
  3. 前記第1の電源切断状態に移行した後、前記記録キー、前記再生キーおよび前記電源切断キーが押下されることなく予め定められた所定時間が経過した場合には、前記システムコントローラは、前記ディスク情報記憶手段の電源を切断すると共に、自身をスリープモードにする第2の電源切断状態に移行させることを特徴とする請求項1又は2記載の情報記録再生装置。
  4. 前記第1の電源切断状態から前記第2の電源切断状態に移行させるまでの時間が表示される表示手段を具備することを特徴とする請求項4記載の情報記録再生装置。
  5. 記録媒体の媒体種別および記録フォーマットを識別し、対応する記録方法および再生方法で前記記録媒体への情報の記録および前記記録媒体からの情報の再生を行う情報記録再生方法であって、
    電源投入時や前記記録媒体の装着時に装着された前記記録媒体の媒体種別および記録フォーマットの識別を行い、
    識別した前記記録媒体の媒体種別および記録フォーマットをディスク情報として記憶しておき、
    記憶した前記ディスク情報に基づいて、前記記録媒体への情報の記録および前記記録媒体からの情報の再生を行い、
    前記記録媒体への情報の記録および前記記録媒体からの情報の再生が可能な記録再生可能状態で電源の切断の指示が行われると、前記ディスク情報を記憶した状態で、前記記録媒体への情報の書き込みおよび前記記録媒体からの情報の読み出しを行う媒体アクセス手段の電源を切断する第1の電源切断状態に移行させると共に、前記第1の電源切断状態で前記記録媒体への情報の記録もしくは前記記録媒体からの情報の再生が指示されると、前記記録媒体の媒体種別および記録フォーマットの識別を改めて行うことなく、前記記憶した前記ディスク情報を用いて、前記記録再生可能状態に移行することを特徴とする情報記録再生方法。
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