JP2004246998A - マルチセッション対応再生装置 - Google Patents

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  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)
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Abstract

【課題】本発明は、マルチセッション方式で記録された全てのディスク状記録媒体を再生できるようにする。
【解決手段】本発明は、再生時、最初に第1セッションにおける第1TOCだけを読み出し、切換手段によってマルチセッション対応であることが選択されていた場合に初めて第2セッション以降のTOCを読み出してマルチセッションモードとして再生し、マルチセッション非対応であることが選択されていた場合にはシングルセッションモードとして第1セッションのみを再生するようにしたことにより、第1セッションにおける第1TOCの属性情報と矛盾する属性情報が第2セッションにおける第2TOCに書き込まれているコピーコントロールCDについても切換手段を介してマルチセッション非対応であることを選択することで当該コピーコントロールCDの第1セッションを確実に再生することができる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はマルチセッション対応再生装置に関し、例えばマルチセッション方式で記録されているCD−R(Compact Disc−Write Once)、CD−RW(Compact Disc−Re−Writable)やマルチセッション方式を利用したコピーコントロールCD(以下、これをCCCDと呼ぶ)を再生可能とするマルチセッション対応型プレーヤに適用して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、CDには一つのセッションから成るシングルセッション(以下、これをシングルセッションCDと呼ぶ)と、複数のセッションから成るマルチセッション(以下、これをマルチセッションCDと呼ぶ)がある。
【0003】
通常、パーソナルコンピュータでは、CD−Rドライブを介してマルチセッションCDにユーザ所望のコンテンツ(オーディオデータ、ゲームプログラム等)を自在に追記書込みできるようになされている。
【0004】
ここでセッションとは、コンテンツそのものである実データの記録位置を示すリードイン、実データ及び当該実データの終端を示すリードアウトからなる一連のデータ(リードイン、実データ、リードアウト)のことを示している。
【0005】
従ってマルチセッションCDでは、例えば最初に書き込まれた複数曲分のオーディオデータでなる一連のデータ部分が第1セッションとなり、その後追記書込みされる度に、第2セッション、第3セッション、……、と記憶容量の範囲内で順次セッションが増えていく構造となっている。
【0006】
このようにパーソナルコンピュータのCD−Rドライブで追記書込みしたマルチセッションCDを例えば一般のCDプレーヤで再生しようとした場合、当該一般のCDプレーヤでは通常のCDすなわちシングルセッションCDにしか対応していないため、第1セッションを再生することはできるが、第2セッション以降を再生することはできない。
【0007】
そこで、最近では一般のCDプレーヤにおいても、マルチセッション対応型が求められている。このようなマルチセッション対応型プレーヤでは、装填された未記録のマルチセッションCDに複数種類のコンテンツを順次追記記録することができ、また当該追記記録したマルチセッションCDを再生することもできるが、その場合でも一つ問題が残る。
【0008】
近年では、例えばパーソナルコンピュータにおいては通常のCDを再生したことによって得られたディジタルオーディオデータをディジタルデータのままハードディスクにリッピング(保存)し、当該ハードディスクから他の例えばCD−R/RWやMD(Mini Disc)等の記録媒体にDigital to Digitalで著作権を侵害したコピーや、ネットワークを介しての譲渡等の不正な使用をすることが簡単に行われている。
【0009】
そこで、このような著作権を侵害した使用を防止すべくパーソナルコンピュータでの読み込みを実行させないように特殊加工の施された構造のCCCD(Copy Control CD)が開発されており、このCCCDにもいわゆるマルチセッション方式を利用したものがある。
【0010】
この種のCCCDは、例えば「レーベルゲート」、「Key2audio」等の各種方式が存在し、第1セッションに例えば音楽コンテンツ等の複数曲分のオーディオデータが記録され、第2セッションに例えば圧縮されたプログラムデータが記録されている等の複数セッションによって構成されている。
【0011】
また各セッションのリードインエリアにはTOC(Table of content)が存在し、当該TOCには例えばデータの種類(オーディオデータ、プログラムデータ等)を示す識別情報、データ記録時間、次セッションにおけるデータの種類、書込位置や時間情報等の各種情報が属性情報として書き込まれている。
【0012】
実際上、第1セッションにおける第1TOCには第1セッションに記録されているオーディオデータに関する属性情報が書き込まれており、また第2TOCには第2セッションに記録されているオーディオデータに関する属性情報のみならず、第1TOCの属性情報についても書き込まれている。
【0013】
また第3TOCには、第3セッションに記録されているオーディオデータに関する属性情報のみならず、第1TOC及び第2TOCの属性情報についても書き込まれており、同様に第4TOC以降にはそのセッションに記録されているオーディオデータに関する属性情報と、そのセッション以前の全てのセッション(第1、第2及び第3セッション)に関するTOCの属性情報が書き込まれている。
【0014】
ところで、第1セッションの第1TOCに書き込まれている属性情報と、第2セッションの第2TOCに書き込まれている属性情報とを比較した場合、第1TOC及び第2TOCの双方に書き込まれている第1セッションのオーディオデータに関する属性情報については本来一致しなければならないところ、CCCDについては一致せずに矛盾してしまうような属性情報が第2セッションの第2TOCには書き込まれている。
【0015】
従ってパーソナルコンピュータがCD−Rドライブを介してCCCDを再生しようとした場合、当該CD−Rドライブは最初にCCCDの全セッションにおける全TOCを読み出し、当該CCCDに記録されている全てのオーディオデータに関する属性情報を認識しようとするため、その時点で第1TOCの属性情報と第2TOCの属性情報とが相互に矛盾を生じることになり、当該第1セッションに記録されたオーディオデータを再生することが出来なくなってしまう。
【0016】
すなわち一般のCDプレーヤを単にマルチセッション対応型プレーヤとしただけでは、CCCDが装填されたときにまず全セッションにおける全TOCを読み出すことになるので、第1TOCに続いて第2TOCの属性情報を読み出した時点で第1TOCの属性情報と第2TOCの属性情報とが相互に矛盾を生じ、第1セッションを再生することが出来なくなってしまう。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】
このようにかかる構成でなる従来のマルチセッション対応型プレーヤにおいては、一般のCDプレーヤを単にマルチセッション対応型としただけであるため、通常のCD(シングルセッションCD)を再生することはできても、CCCDのようなマルチセッションCDについては再生出来なくなってしまうという問題があった。
【0018】
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、マルチセッション方式で記録された全てのディスク状記録媒体についても再生し得るマルチセッション対応再生装置を提案しようとするものである。
【0019】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決するため本発明においては、ディスク状記録媒体から再生信号を読み取る再生手段と、再生時にディスク状記録媒体がマルチセッション方式で記録されたものであるか否かに基づいてマルチセッション対応であるか又はマルチセッション非対応であるかを切り換えるための切換手段と、再生手段によりディスク状記録媒体を再生する際、最初に第1セッションにおける第1TOC(Table Of Content)の属性情報だけを読み出し、切換手段によってマルチセッション対応であることが選択されていた場合には第2セッション以降のTOCの属性情報を読み出して再生手段によりマルチセッションモードとして再生し、マルチセッション非対応であることが選択されていた場合には再生手段によりシングルセッションモードとして第1セッションを再生する制御手段とを設けるようにする。
【0020】
再生時、最初に第1セッションにおける第1TOCの属性情報だけを読み出し、切換手段によってマルチセッション対応であることが選択されていた場合に初めて第2セッション以降のTOCの属性情報を読み出してマルチセッションモードとして再生し、マルチセッション非対応であることが選択されていた場合にはシングルセッションモードとして第1セッションのみを再生するようにしたことにより、第1セッションにおける第1TOCの属性情報と第2セッションにおける第2TOCの属性情報とが相互に矛盾するコピーコントロールCDについても、切換手段を介してマルチセッション非対応であることが選択されることによって当該コピーコントロールCDの第1セッションについて確実に再生することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、図面について、本発明の一実施の形態を詳述する。
【0022】
図1において、1は全体として本発明におけるマルチセッション対応型プレーヤの外観構成を示し、正面パネル2に通常のシングルセッションCD、マルチセッションCD(CD−R)、CCCD等の各種ディスク状記録媒体3を装填するための装着口4が設けられていると共に、当該ディスク状記録媒体3の再生時間、記録時間、曲名、操作状況等の各種情報を示すための液晶ディスプレイでなる表示部5及び停止ボタン6、再生ボタン7、早送りボタン8、早戻しボタン9、一時停止ボタン10及び切換手段としてのマルチセッション対応オンオフボタン12が設けられている。
【0023】
続いてマルチセッション対応型プレーヤ1の回路構成について説明する。図2に示すようにマルチセッション対応プレーヤ1は、機構部21及び信号処理部22を有し、当該機構部21及び信号処理部22を制御手段としてのCPU(Central Processing Unit)20によって統括制御するようになされている。
【0024】
因みにCPU20は、図示しないROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)を有し、当該ROMに予め格納されているマルチセッション対応プログラムをRAMに展開することにより、当該マルチセッション対応プログラムに従って後述するマルチセッション対応再生処理手順を実行するようになされている。
【0025】
機構部21は、装着口4から装填されたディスク状記録媒体3を所定の回転速度で回転駆動するディスク回転モータ23、ディスク状記録媒体3の信号記録面から再生信号S1を読み取る再生手段としての光ピックアップ24及び、CPU20の制御に従ってユーザ所望のセッションへアクセスするべく光ピックアップ24を移動させる駆動部25によって構成されている。
【0026】
信号処理部22は、光ピックアップ24によって読み取られた再生信号S1を2値化することによりディジタルの再生データD2を生成するRF(Radio Frequency)部25、再生データD2に対して所定の復調処理、誤り訂正処理等の各種ディジタル信号処理を施すディジタルシグナルプロセッサ(DSP)26、及び当該DSP26によって復調処理等が行われた結果得られる例えばオーディオデータD4をディジタルアナログ変換処理するディジタルアナログ変換回路27によって構成されている。
【0027】
実際上、マルチセッション対応型プレーヤ1は、通常再生処理を行う場合、装着口4から装填されたディスク状記録媒体3をディスク回転モータ23によって所定の回転速度で回転駆動し、光ピックアップ24によってディスク状記録媒体3の信号記録面から読み取った再生信号S1をRF部25へ送出する。
【0028】
RF部25は、再生信号S1を2値化することにより再生データD2を得、これを後段のDSP26へ送出する。
【0029】
DSP26は、再生データD2のうちリードインエリアのTOCに書き込まれている属性情報D3についてはCPU20へ送出すると共に、再生データD2のうちオーディオデータD4については後段のD/Aコンバータ27へ送出する。
【0030】
CPU20は、DSP26から供給された属性情報D3に基づいて曲名や再生時間等を表示部5に表示する。なおCPU20は、停止ボタン6、再生ボタン7、早送りボタン8、早戻しボタン9又は一時停止ボタン10に対する操作に応じたディジタル信号処理をDSP26に対して実行させるための各種命令を与えるようになされている。
【0031】
D/Aコンバータ27は、オーディオデータD4をアナログのオーディオ信号S5に変換した後、これをスピーカ(図示せず)を介して出力するようになされている。
【0032】
ここまでが通常再生処理の説明であり、次に本発明におけるマルチセッション対応ボタン12を用いたマルチセッション対応再生処理手順について説明する。
【0033】
図3に示すようにマルチセッション対応型プレーヤ1のCPU20は、マルチセッション対応プログラムに従ってマルチセッション対応再生処理手順を実行するようになされており、ルーチンRT1の開始ステップから入ってステップSP1へ移る。
【0034】
ステップSP1においてCPU20は、装着口4からディスク状記録媒体3が装填されたことを認識すると、次のステップSP2へ移る。
【0035】
ステップSP2においてCPU20は、ユーザによって正面パネル2の再生ボタン7が押下されたことを認識すると、次のステップSP3へ移る。
【0036】
ステップSP3においてCPU20は、ディスク状記録媒体3の第1セッションにおける第1TOCの属性情報だけを読み込み、次のステップSP4へ移る。
【0037】
ここで、CPU20は、ディスク状記録媒体3が通常のシングルセッションCD、マルチセッションCD若しくはCCCDであろうが関係なく、常に第1セッションの第1TOCに書き込まれている属性情報のみを読み出すようになされている。
【0038】
これによりCPU20は、仮にディスク状記録媒体3がCCCDであった場合でも、ディスク状記録媒体3が装填されたときに全セッションの全TOCを全て読み出すことがなく、第1セッションにおける第1TOCの属性情報だけを認識することになる。
【0039】
従ってCPU20は、CCCDの第1セッションにおける第1TOCの属性情報に続いて第2セッションにおける第2TOCの属性情報を読み出してしまうことによる弊害、すなわち第2TOCの属性情報を読み出した時点で第1TOCに書き込まれている第1セッションに関する属性情報と、第2TOCに書き込まれている第1セッションに関する属性情報とが一致しないという矛盾が生じることにより第1セッションを再生することが出来なくなってしまう不都合を予め回避し得るようになされている。
【0040】
ステップSP4においてCPU20は、ディスク状記録媒体3が装填されて再生ボタン7が押下される前に、ユーザによってマルチセッション対応オンオフボタン12がオン状態にされていたか否かを判定する。
【0041】
ここでユーザは、ディスク状記録媒体3がマルチセションCDであるときのみマルチセッション対応オンオフボタン12を押下してオン状態とし、ディスク状記録媒体3が通常のシングルセッションCD若しくはCCCDであるときにはマルチセッション対応オンオフボタン12を押下せずオフ状態とするものとする。
【0042】
というのはCCCDの場合、マルチセッション対応オンオフボタン12が押下されてしまってCPU20が第1TOCに引き続き次のステップSP6で第2TOCの属性情報を読み出してしまうと、当該第2TOCの属性情報を読み出してしまうことによる弊害すなわち第1セッションを再生することが出来なくなる不都合が起きるからである。
【0043】
このため、ユーザはディスク状記録媒体3がCCCDであると認識したときにはマルチセッション対応オンオフボタン12を押下せず、シングルセッションモードとしてCCCDを再生させるように設定すれば、少なくともオーディオデータの記録されている第1セッションだけは確実に再生することができるのである。
【0044】
このステップSP4で否定結果が得られると、このことはマルチセッション対応オンオフボタン12が当該ユーザによって押下されていなかったことを表しており、このときCPU20は次のステップSP5へ移る。
【0045】
ステップSP5においてCPU20は、マルチセッション対応オンオフボタン12が押下されておらずオフ状態であるので、ディスク状記録媒体3がシングルセッションCD若しくはCCCDであるかに係わらず、当該ディスク状記録媒体3の第1セッションだけをシングルセッションモードで再生した後、次のステップSP8へ移って処理を終了する。
【0046】
この場合、CPU20は駆動部25により光ピックアップ24を移動させて第1セッションだけを再生させる。これによりCPU20は、ディスク状記録媒体3がシングルセッションCDである場合は当然のこと、ディスク状記録媒体3がCCCDである場合でも第1セッションだけは確実に再生することができる。
【0047】
これに対してステップSP4で肯定結果が得られると、このことは装着口4に装填されたディスク状記録媒体3がマルチセッションCDであるとユーザが判断し、その結果マルチセッション対応オンオフボタン12が当該ユーザによって押下されていたことを表しており、このときCPU20は次のステップSP6へ移る。
【0048】
ステップSP6においてCPU20は、当該装填されたディスク状記録媒体3に対して次の第2セッションにおける第2TOCを読み込み、次のステップSP7へ移る。
【0049】
ステップSP7においてCPU20は、ディスク状記録媒体3をマルチセッションCDであるものとして第1TOC、第2TOC、……、第nTOCまでの全TOCを読み出した後、第1セッションから第nセッションまでを順次再生するマルチセッションモードで再生し、次のステップSP8へ移って処理を終了する。
【0050】
この場合、CPU20は駆動部25により光ピックアップ24を移動させて第1セッションから第nセッションまでを全て再生することにより、マルチセッションCDの全セッションを順次再生し得るようになされている。
【0051】
以上の構成において、マルチセッション対応型プレーヤ1のCPU20は、装填されたディスク状記録媒体3がシングルセッションCD、マルチセッションCD若しくはCCCDのいずれであっても、最初に第1セッションにおける第1TOCの属性情報だけを読み出し、第2セッション以降のTOCについては読み出さない。
【0052】
従ってマルチセッション対応型プレーヤ1のCPU20は、ディスク状記録媒体3がCCCDであった場合でも、最初に全セッションにおける全TOCを読み出してしまうことがないので、第2TOCの属性情報を読み出してしまうことによる弊害、すなわち第2TOCの属性情報を読み出した時点で第1TOCの属性情報と第2TOCの属性情報とが相互に矛盾を生じ、第1セッションを再生することが出来なくなってしまうという不都合を回避することができる。
【0053】
当然マルチセッション対応型プレーヤ1のCPU20は、ディスク状記録媒体3がシングルセッションCD、マルチセッションCDであった場合でも、第1セッションにおける第1TOCの属性情報を読み出すことで何ら不都合が生じることもない。
【0054】
そしてマルチセッション対応型プレーヤ1のCPU20は、マルチセッション対応オンオフボタン12が押下されていないときには、ディスク状記録媒体3の第1セッションのみを再生するシングルセッションモードとして再生することができるので、ディスク状記録媒体3がCCCDであったとしてもオーディオデータが記録されている第1セッションについては確実に再生することができる。
【0055】
またマルチセッション対応型プレーヤ1のCPU20は、ディスク状記録媒体3がマルチセッションCDであるにも係わらず、マルチセッション対応オンオフボタン12が押下されていない誤操作があったときでも、当該マルチセッションCDの第1セッションのみは確実に再生することができる。
【0056】
さらにマルチセッション対応型プレーヤ1のCPU20は、第1セッションにおける第1TOCの属性情報を読み出した後、マルチセッション対応オンオフボタン12が押下されているときには次の第2セッションにおける第2TOCの属性情報を読み出してマルチセッションモードとして再生することにより、マルチセッションCDに対しても第2セッション以降を確実に再生することができる。
【0057】
ところで、ディスク状記録媒体3がCCCDであることをユーザが忘れている場合であって、マルチセッション対応オンオフボタン12をユーザが意識していないときには当然マルチセッション対応オンオフボタン12が押下されないことが起こり得る。
【0058】
しかしながら、このような場合であってもマルチセッション対応型プレーヤ1のCPU20は、マルチセッション対応オンオフボタン12が押下されていないときには必ずシングルセッションモードとして再生するようにしたことにより、ディスク状記録媒体3がCCCDである場合、ユーザに対して何らかの特別な操作をさせることなく当該CCCDの第1セッションを確実に再生することができる。
【0059】
以上の構成によれば、マルチセッション対応型プレーヤ1のCPU20は、ディスク状記録媒体3が装填されたとき、最初に第1セッションにおける第1TOCの属性情報だけを読み出し、マルチセッション対応オンオフボタン12が押下されているときに限って次の第2セッション以降のTOCを読み出してマルチセッションモードとして再生し、マルチセッション対応オンオフボタン12が押下されていないときにはシングルセッションモードとして再生するようにしたことにより、シングルセッションCD及びCCCDについては何ら特別な操作をさせることなく再生ボタン7の操作だけで確実に再生することができると共に、マルチセッションCDについてもマルチセッション対応オンオフボタン12の押下操作だけで確実に再生することができる。
【0060】
なお上述の実施の形態においては、ディスク状記録媒体3としてシングルセッションCD、マルチセッションCD(CD−R)、CCCDを適用対象として用いるようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、マルチセッション方式で追記記録されるディスク状記録媒体であれば他の種々のディスク状記録媒体を用いるようにしても良い。
【0061】
また上述の実施の形態においては、切換手段としてのマルチセッション対応オンオフボタン12が正面パネル2上に設けられるようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、正面パネル2上でなくても、表示部5を介してマルチセッション対応オンオフアイコンとして常時表示するようにしても良い。
【0062】
さらに上述の実施の形態においては、切換手段としてのマルチセッション対応オンオフボタン12が正面パネル2上に設けられるようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、専用のマルチセッション対応オンオフボタン12でなくても、例えばメニューボタンを配し、選択項目の一つとしてマルチセッション対応オンオフを選択できるようにしても良い。
【0063】
さらに上述の実施の形態においては、切換手段としてのマルチセッション対応オンオフボタン12が正面パネル2上に設けられるようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、当該マルチセッション対応型プレーヤ1と接続する別の機器からの通信によりマルチセッション対応オンオフを選択できるようにしても良い。
【0064】
さらに上述の実施の形態においては、押下されたときにマルチセッション対応とし、押下されていないときにマルチセッション非対応とする切換手段としてのマルチセッション対応オンオフボタン12を正面パネル12に設け、上述したマルチセッション対応再生処理手順を実行するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、マルチセッション対応オンオフボタン12の代わりに、押下されたときにマルチセッション非対応とし、押下されていないときにマルチセッション対応とするCCCD対応オンオフボタンを設け、当該CCCD対応オンオフボタンが押下されたときにシングルセッションモードとして再生し、押下されていないときにはマルチセッションモードとして再生するようにしても良い。
【0065】
さらに上述の実施の形態においては、第2セッションにおけるTOCの属性情報に第1セッションにおけるTOCの属性情報と矛盾を生じさせるような構造を有するCCCDに適用するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、第2セッションにおけるTOCの属性情報ではなく、第3セッション、第4セッション等その他のセッションにおけるTOCの属性情報に一つ前のセッションにおけるTOCの属性情報と矛盾を生じさせるような構造のCCCDに適用するようにしても良い。
【0066】
【発明の効果】
上述のように本発明によれば、再生時、最初に第1セッションにおける第1TOCの属性情報だけを読み出し、切換手段によってマルチセッション対応であることが選択されていた場合に初めて第2セッション以降のTOCの属性情報を読み出してマルチセッションモードとして再生し、マルチセッション非対応であることが選択されていた場合にはシングルセッションモードとして第1セッションのみを再生するようにしたことにより、第1セッションにおける第1TOCの属性情報と第2セッションにおける第2TOCの属性情報とが相互に矛盾するコピーコントロールCDについても、切換手段を介してマルチセッション非対応であることが選択されることによって当該コピーコントロールCDの第1セッションについて確実に再生することができ、かくしてマルチセッション方式で記録された全てのディスク状記録媒体を再生し得るマルチセッション対応再生装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したマルチセッション対応型プレーヤの外観構成を示す略線的斜視図である。
【図2】マルチセッション対応型プレーヤの回路構成を示す略線的ブロック図である。
【図3】マルチセッション対応再生処理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1……マルチセッション対応型プレーヤ、3……ディスク状記録媒体、4……装着口、5……表示部、12……マルチセッション対応オンオフボタン、20……CPU、21……機構部、22……信号処理部、24……光ピックアップ、25……RF部、26……DSP。

Claims (1)

  1. ディスク状記録媒体から再生信号を読み取る再生手段と、
    再生時に上記ディスク状記録媒体がマルチセッション方式で記録されたものであるか否かに基づいてマルチセッション対応であるか又はマルチセッション非対応であるかを切り換えるための切換手段と、
    上記再生手段により上記ディスク状記録媒体を再生する際、最初に第1セッションにおける第1TOC(Table Of Content)の属性情報だけを読み出し、上記切換手段によって上記マルチセッション対応であることが選択されていた場合には第2セッション以降のTOCの属性情報を読み出して上記再生手段によりマルチセッションモードとして再生し、上記マルチセッション非対応であることが選択されていた場合には上記再生手段によりシングルセッションモードとして上記第1セッションを再生する制御手段と
    を具えることを特徴とするマルチセッション対応再生装置。
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