JP4404115B2 - スクリュー圧縮機 - Google Patents

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Description

本発明は、スクリュー圧縮機に関する。
従来より、冷凍機の冷媒等の圧縮媒体を圧縮するために種々の圧縮機が提案されているが、その中でもスクリュー圧縮機は、レシプロ式圧縮機よりも振動、騒音が小さく、種々の用途で使用されている。
特許文献1記載のツインスクリュー圧縮機は、螺旋状の溝を有する雌ロータと、雌ロータの螺旋状の溝に噛み合う螺旋状の突条を有する雄ロータと、雌ロータと雄ロータとを収納するケーシングとを備えている。ケーシング内部で雌雄のロータが噛み合いながら回転することにより、圧縮媒体は、螺旋状の溝に形成された作動室(圧縮室)内部で圧縮され、そののちケーシングの吐出ポートから吐出される。
この特許文献1記載のツインスクリュー圧縮機は、作動室の開口に先立ち切欠きを通じて作動室と吐出流路が連通し、開口までに内外圧力差を緩和し、開口時の圧力波の発生を抑える。また、連通開始の時期を不規則にしたことで、噛み合い周波数であった吐出動作の間隔を不規則化し、吐出管や構造体の共振を防止する。
一方、特許文献2記載のシングルスクリュー圧縮機は、外周面に複数本の螺旋状の溝を有する円筒状のスクリューロータと、スクリューロータに噛み合いながら回転する少なくとも1個のゲートロータと、スクリューロータを収納するケーシングとを備えているシングルスクリュー圧縮機がある。冷媒等の圧縮媒体は、ケーシング内部で回転するスクリューロータの螺旋状の溝に送られ、螺旋状の溝とゲートロータの歯とケーシングとによって囲まれた空間内部で圧縮され、ケーシングの吐出ポートから吐出される。
特開平8−74764号公報 特開2002−202080号公報
しかし、上記特許文献1および2記載のスクリュー圧縮機は、いずれも溝と歯が等間隔に配置されたスクリューを備えているため、スクリュー1回転中に等間隔で圧縮することによって生じる圧縮トルク変動に伴って音・振動が発生するという問題がある。
例えば、特許文献1記載のように予備吐出用の切り欠きを設けても、1回転中に存在する複数の吐出タイミングをランダム化し、吐出動作に伴う共振を回避することも考えられる。しかし、この場合も、圧縮タイミング自体を変化させる構造ではないのでトルク変動に係る最大トルクタイミングが若干ずれるだけで、最小トルクに係るタイミングがずれることがなく、トルク脈動による共振が生じる問題がある。
また、回転ファンにおけるフィンピッチを不等ピッチにすることで、送風脈動の周波数を分散させる手段も公知(特開2003−42094号公報等ご参照)であるが、この技術は軸流ファン単体の騒音低減に関するものであり、ツインまたはシングルスクリュー圧縮機における振動加振の主要因となる圧縮トルク脈動の解決に適用することは困難である。
本発明の課題は、圧縮トルク変動に伴う音・振動を効果的に低減することが可能なスクリュー圧縮機を提供することにある。
第1発明のスクリュー圧縮機は、第1噛合体と、第2噛合体とを備えている。第1噛合体は、第1の回転軸の周囲に複数本の螺旋状の溝を有する。第2噛合体は、第2の回転軸の周囲に複数の突起または突条を有する。少なくとも1個の突起または突条は、第2の回転軸の円周方向において、他の突起または突条に対して不均一に配置されている。複数の螺旋状の溝は、第1の回転軸の円周方向において、複数の突起または突条に噛合可能に配置されている。第1噛合体および/または第2噛合体は、第1の回転軸または第2の回転軸の延びる方向と異なる方向へ偏荷重がかかるように、重量バランスがとられている。
ここでは、第2噛合体の少なくとも1個の突起または突条が、第2の回転軸の円周方向において、他の突起または突条に対して不均一に配置されており、かつ、第1噛合体の複数の螺旋状の溝が、第1の回転軸の円周方向において、複数の突起または突条に噛合可能に配置されている。これにより、従来の溝と歯が等間隔に配置されたスクリューにおいて生じていた圧縮トルク変動およびそれによるトルク脈動を大幅に低減することが可能である。その結果、圧縮トルク変動に伴う音や振動を低減することが可能である。しかも、吸入・吐出流速変動あるいは圧力脈動に伴って生じる音や振動を低減することが可能である。
また、第1噛合体および/または第2噛合体は、第1の回転軸または第2の回転軸の延びる方向と異なる方向へ偏荷重がかかるように、重量バランスがとられているため、第1噛合体および第2噛合体によって形成される圧縮室の内部のガス荷重変化に伴う軸荷重の切り替わりを避けることができ、軸荷重切り替わりに伴う騒音発生を回避することができる。
第2発明のスクリュー圧縮機は、第1噛合体と、第2噛合体とを備えている。第1噛合体は、第1の回転軸の周囲に複数本の螺旋状の溝を有する。第2噛合体は、第2の回転軸の周囲に複数の突起または突条を有する。少なくとも1個の突起または突条は、第2の回転軸の円周方向において、他の突起または突条に対して不均一に配置されている。複数の螺旋状の溝は、第1の回転軸の円周方向において、複数の突起または突条に噛合可能に配置されている。第1噛合体および/または第2噛合体は、第1の回転軸または第2の回転軸に対する直交断面における重心が回転中心に一致している。
ここでは、第2噛合体の少なくとも1個の突起または突条が、第2の回転軸の円周方向において、他の突起または突条に対して不均一に配置されており、かつ、第1噛合体の複数の螺旋状の溝が、第1の回転軸の円周方向において、複数の突起または突条に噛合可能に配置されている。これにより、従来の溝と歯が等間隔に配置されたスクリューにおいて生じていた圧縮トルク変動およびそれによるトルク脈動を大幅に低減することが可能である。その結果、圧縮トルク変動に伴う音や振動を低減することが可能である。しかも、吸入・吐出流速変動あるいは圧力脈動に伴って生じる音や振動を低減することが可能である。
また、第1噛合体および/または第2噛合体は、第1の回転軸または第2の回転軸に対する直交断面における重心が回転中心に一致しているため、音や振動を低減できる。
第3発明のスクリュー圧縮機は、第1発明または第2発明のスクリュー圧縮機であって、螺旋状の溝の本数は、複数の突起または突条の数との間に1以外の公約数を有する関係である。
ここでは、螺旋状の溝の本数は、複数の突起または突条の数との間に1以外の公約数を有する関係であるため、音や振動を確実に低減でき、設計が容易である。
第4発明のスクリュー圧縮機は、第1発明から第3発明のいずれかのスクリュー圧縮機であって、複数の突起または突条のうち少なくとも不均一に配置された突起または突条は、第2の回転軸に対して対称に配置されている。
ここでは、複数の突起または突条のうち少なくとも不均一に配置された突起または突条は、第2の回転軸に対して対称に配置されているため、回転遠心力のバランスをとることができるので、より低振動のスクリュー圧縮機を提供できる。
発明のスクリュー圧縮機は、第1発明から第発明のいずれかのスクリュー圧縮機であって、第1噛合体がスクリューロータであり、かつ、第2噛合体がゲートロータであるシングルスクリュー圧縮機である。
ここでは、第1噛合体がスクリューロータであり、かつ、第2噛合体がゲートロータであるシングルスクリュー圧縮機であるので、シングルスクリュー圧縮機においても、圧縮トルク変動を大幅に低減することを達成することが可能になっており、吸入・吐出流速変動あるいは圧力脈動に伴って生じる音や振動を低減することが可能である。
発明のスクリュー圧縮機は、第発明のスクリュー圧縮機であって、スクリューロータには、片側から吸入して溝に形成される圧縮室に対して偏荷重がかかる。
ここでは、スクリューロータには、片側から吸入して溝に形成される圧縮室に対して偏荷重がかかるため、スクリューロータおよびゲートロータによって形成される圧縮室の内部のガス荷重変化に伴うスクリューロータの軸荷重の切り替わりを避けることができ、軸荷重切り替わりに伴う騒音発生を回避することが可能になる。
発明のスクリュー圧縮機は、第発明のスクリュー圧縮機であって、スクリューロータには、その自重によって偏荷重がかかる。
ここでは、スクリューロータには、その自重によって偏荷重がかかるので、スクリューロータの自重によって下向きの偏荷重がかかっていることによって、特別なコストアップをすることなく、圧縮室の内部のガス荷重変化に伴う軸荷重の切り替わりを避けることができ、軸荷重切り替わりに伴う騒音発生を回避することが可能になる。
発明のスクリュー圧縮機は、第発明のスクリュー圧縮機であって、スクリューロータを収納するケーシングをさらに備えている。しかも、スクリュー圧縮機は、ゲートロータを2枚備えている。ケーシングの空間部における2枚のゲートロータに対応する吸入カット位置は、ケーシングの空間部の中心線に対して非対称に配置される。これにより、スクリューロータに偏荷重がかかる。
ここでは、スクリューロータを収納するケーシングをさらに備えており、かつ、ゲートロータを2枚備えており、ケーシングの空間部における2枚のゲートロータに対応する吸入カット位置が、ケーシングの空間部の中心線に対して非対称に配置されることで、スクリューロータに偏荷重がかかる。このため、スクリューロータおよびゲートロータによって形成される圧縮室の内部のガス荷重変化に伴うスクリューロータの軸荷重の切り替わりを避けることができ、軸荷重切り替わりに伴う騒音発生を回避することが可能になる。
発明のスクリュー圧縮機は、第発明のスクリュー圧縮機であって、ゲートロータを2枚備えている。2枚のゲートロータは、スクリューロータの回転中心に対して非対称に配置されることで、スクリューロータに偏荷重がかかる。
ここでは、ゲートロータを2枚備えており、2枚のゲートロータがスクリューロータの回転中心に対して非対称に配置されることでスクリューロータに偏荷重がかかるので、スクリューロータおよびゲートロータによって形成される圧縮室の内部のガス荷重変化に伴うスクリューロータの軸荷重の切り替わりを避けることができ、軸荷重切り替わりに伴う騒音発生を回避することが可能になる。
10発明のスクリュー圧縮機は、第発明のスクリュー圧縮機であって、ゲートロータは、複数の突起である複数の歯を有している。歯の側面における横シール部を歯の幅方向にずらして配置することにより、ゲートロータの回転軸となる第2の回転軸の円周方向において、他の歯に対して不均一に配置されている。
ここでは、ゲートロータが複数の突起である複数の歯を有しており、歯の側面における横シール部を歯の幅方向にずらして配置することにより、ゲートロータの回転軸となる第2の回転軸の円周方向において他の歯に対して不均一に配置されているので、吸入・圧縮・吐出時の圧縮室ごとの容積変化を与えることができるので、圧縮トルク変動に伴う音や振動をさらに低減することが可能である。しかも、吸入・吐出流速変動あるいは圧力脈動に伴って生じる音や振動をさらに低減することが可能である。また、歯の側面における横シール部を歯の幅方向にずらして配置することにより、各々複数の圧縮室が異なった容積変化を行いながら不等ピッチ化されるので、圧縮動作の不規則性をさらに容易に与えることが可能であり、振動低減の効果を容易に得ることができる。
第1発明によれば、従来の溝と歯が等間隔に配置されたスクリューにおいて生じていた圧縮トルク変動およびそれによるトルク脈動を大幅に低減することができる。その結果、圧縮トルク変動に伴う音や振動を低減することができる。しかも、吸入・吐出流速変動あるいは圧力脈動に伴って生じる音や振動を低減することができる。
また、圧縮室の内部のガス荷重変化に伴う軸荷重の切り替わりを避けることができ、軸荷重切り替わりに伴う騒音発生を回避することができる。
第2発明によれば、従来の溝と歯が等間隔に配置されたスクリューにおいて生じていた圧縮トルク変動およびそれによるトルク脈動を大幅に低減することができる。その結果、圧縮トルク変動に伴う音や振動を低減することができる。しかも、吸入・吐出流速変動あるいは圧力脈動に伴って生じる音や振動を低減することができる。
しかも、第1噛合体および/または第2噛合体は、第1の回転軸または第2の回転軸に対する直交断面における重心が回転中心に一致しているため、音や振動を低減できる。
第3発明によれば、音や振動を確実に低減でき、設計が容易である。
第4発明によれば、回転遠心力のバランスをとることができるので、より低振動のスクリュー圧縮機を提供できる。
発明によれば、シングルスクリュー圧縮機においても、圧縮トルク変動を大幅に低減することを達成することができ、吸入・吐出流速変動あるいは圧力脈動に伴って生じる音や振動を低減することができる。
発明によれば、スクリューロータおよびゲートロータによって形成される圧縮室の内部のガス荷重変化に伴うスクリューロータの軸荷重の切り替わりを避けることができ、軸荷重切り替わりに伴う騒音発生を回避することができる。
発明によれば、特別なコストアップをすることなく、圧縮室の内部のガス荷重変化に伴う軸荷重の切り替わりを避けることができ、軸荷重切り替わりに伴う騒音発生を回避することができる。
発明によれば、圧縮室の内部のガス荷重変化に伴うスクリューロータの軸荷重の切り替わりを避けることができ、軸荷重切り替わりに伴う騒音発生を回避することができる。
発明によれば、圧縮室の内部のガス荷重変化に伴うスクリューロータの軸荷重の切り替わりを避けることができ、軸荷重切り替わりに伴う騒音発生を回避することができる。
10発明によれば、吸入・圧縮・吐出時の圧縮室ごとの容積変化を与えることができるので、圧縮トルク変動に伴う音や振動をさらに低減することができる。しかも、吸入・吐出流速変動あるいは圧力脈動に伴って生じる音や振動をさらに低減することができる。しかも、各々複数の圧縮室が異なった容積変化を行いながら不等ピッチ化されるので、圧縮動作の不規則性をさらに容易に与えることができ、その結果、振動低減の効果を容易に得ることができる。
[第1実施形態]
つぎに本発明のスクリュー圧縮機の実施形態を、図面を参照しながら説明する。
<シングルスクリュー圧縮機1の構成>
図1〜4に示されるシングルスクリュー圧縮機1は、1本のスクリューロータ2と、スクリューロータ2を収納するケーシング3と、スクリューロータ2の回転軸となるシャフト4と、2個のゲートロータ5、6と、スクリューロータ2の軸方向から支持するスラスト軸受7と、2つのゲートロータ5、6のための回転軸8、9とを備えている。
ここでは、スクリューロータ2は、本発明の第1噛合体に対応するものである。また、2つのゲートロータ5、6は、本発明の第2噛合体に対応する。また、ゲートロータ5、6の歯12は、本発明の突起に対応する。シャフト4は、本発明の第1の回転軸に対応する。回転軸8、9は、本発明の第2の回転軸に対応する。
スクリューロータ2は、外周面に複数本の螺旋状の溝11を有している円柱状のロータである。スクリューロータ2は、シャフト4と一体になって、ケーシング3の内部で回転することが可能である。スクリューロータ2は、スラスト軸受7によって、軸方向に沿って吐出側から吸入側へ向かう方向(ガスの吸入方向F1の反対方向)から支持されている。シャフト4は、一端がスクリューロータ2と結合され、他端がケーシング3外部の駆動用モータ(図示せず)に連結されている。
ケーシング3は、円筒形状の部材であり、スクリューロータ2およびシャフト4を回転自在に収納する。
2つのゲートロータ、すなわち、第1ゲートロータ5および第2ゲートロータ6は、いずれもスクリューロータ2の溝11に噛み合う複数枚の歯12を有する回転体であり、スクリューロータ2の回転軸であるシャフト4に略直交する回転軸8、9回りに回転することが可能である。ゲートロータ5の歯12は、ケーシング3に形成されたスリット14を通して、ケーシング3内部のスクリューロータ2の螺旋状の溝11と噛み合うことが可能である。2枚のゲートロータ5、6は、スクリューロータ2の回転中心に対して左右対称に配置されている。なお、ゲートロータ5、6を上下対称に配置してもよい。
スクリューロータ2が回転すれば、第1ゲートロータ5および第2ゲートロータ6の複数の歯12は、順次複数の溝11に噛み合うことができる。
また、ケーシング3の外周面には、ケーシング3内部で圧縮された冷媒を吐出するための吐出ポート10が、第1ゲートロータ5および第2ゲートロータ6に対応してそれぞれ1個ずつ開口されている。
これらの吐出ポート10は、スクリューロータ2の回転時において、スクリューロータ2外周面における溝11に連通することが可能になるように、ケーシング3の外周面の適宜の位置に開口されている。
第1および第2ゲートロータ5、6の複数の歯12のうちの少なくとも1個の歯12は、圧縮トルク変動を低減するために、回転軸8、9の円周方向において、他の歯12に対して不均一に配置されている。
例えば、図4(a)に示されるように、第1ゲートロータ5および第2ゲートロータ6の複数の歯12のうち、歯の角度を変更することにより不均一に配置された歯12a1、12a2は、各ゲートロータ5、6の回転軸8、9に対して対称に配置されている。これらの歯12a1、12a2は、両隣の歯12との間の開き角A、Bが異なっている。また、不均一配置の他の例として、歯12の側面における横シール部を幅方向にずらすことにより不均一に配置された歯12b1、12b2は、各ゲートロータ5、6の回転軸8、9に対して対称に配置されてもよい。なお、本発明の歯12の不均一な配置については、上記のように、歯の角度を変更するか、歯の幅方向にずらすかのいずれかの方法または両方の方法を採用してもよい。
一方、スクリューロータ2の複数の螺旋状の溝11は、シャフト4の円周方向において、複数の歯12に噛合可能に配置されている。
上記のような歯12の不均一な配置により、従来の溝と歯が等間隔に配置されたスクリューにおいて生じていた圧縮トルク変動およびそれによるトルク脈動を大幅に低減することが可能であり、それとともに音や振動を低減することが可能である。
また、スクリューロータ2およびゲートロータ8、9は、シャフト4または回転軸8、9の延びる方向と異なる方向へ偏荷重がかかるように、重量バランスがとられている。なお、スクリューロータ2またはゲートロータ8、9のいずれか一方のみが偏荷重がかかるようにしてもよい。
例えば、スクリューロータ2は、その自重により、垂直下方へ偏荷重がかかるようになっている。
また、図3に示されるように、ケーシング3の空間部における2枚のゲートロータ5、6に対応する吸入カット位置C1、C2(図3参照)が、ケーシング3の空間部の中心線L1に対して非対称に配置(図3では、中心線L1の延びる方向にずれて配置)されている。これにより、スクリューロータ2および2つのゲートロータ5、6に偏荷重がかかるようになっている。
このように、スクリューロータ2および2つのゲートロータ5、6に偏荷重がかかることによって、スクリューロータ2の溝11およびゲートロータ8、9の歯12によって形成される圧縮室の内部のガス荷重変化に伴うスクリューロータ2の軸荷重(すなわち、スクリューロータ2の回転軸に作用する荷重)の切り替わりを避けることができ、軸荷重切り替わりに伴う騒音発生を回避することが可能になる。
螺旋状の溝11の本数は、それぞれのゲートロータ8、9の歯12の数との間に1以外の公約数を有する関係になっている。例えば、整数倍の関係(例えば、溝11の本数に対して、歯12の個数が2倍、3倍、4倍・・・の関係)、または整数倍でなくても所定回転(例えば、スクリューロータ2が5回転、ゲートロータ8、9が7回転)するごとに噛み合う関係などを意味している。これにより、不均一な配置の歯12が、対応する所定の溝11に確実に噛み合うことが可能な構造になる。したがって、音や振動を確実に低減でき、しかも、スクリューロータ2およびゲートロータ8、9の設計が容易になっている。
また、図4に示されるように、ゲートロータ8、9の複数の歯12のうち少なくとも不均一に配置された歯12a1と12a2の組、または歯12b1と12b2の組は、回転軸8、9に対して対称に配置されている。このような構成により、回転遠心力のバランスをとることが可能になっている。
しかも、スクリューロータ2およびゲートロータ8、9は、シャフト4または回転軸8、9に対する直交断面における重心が回転中心に一致するように、重心の設定がされている。したがって、スクリューロータ2およびゲートロータ8、9の重心と回転中心とのずれがなくなるので、音や振動を低減することが可能になっている。
なお、スクリューロータ2またはゲートロータ8、9のいずれか一方が、シャフト4または回転軸8、9に対する直交断面における重心が回転中心に一致するように、重心の設定がされているようにしてもよい。
<シングルスクリュー圧縮機1の動作説明>
図1〜3に示されるシングルスクリュー圧縮機1は、以下のようにしてガスを圧縮する。
まず、シャフト4がケーシング3外部のモータ(図示せず)から回転駆動力を受けると、スクリューロータ2が矢印R1(図1参照)の方向に回転する。このとき、スクリューロータ2の螺旋状の溝11に噛み合う2枚のゲートロータ5、6は、その歯12が螺旋状の溝11の内壁に押されることによって、矢印R2の方向へ回転する。このとき、図1〜2のスクリューロータ2の紙面手前側では、ケーシング3の内面と、スクリューロータ2の溝11と、ゲートロータ5の歯12とで仕切られて形成された紙面手前側の圧縮室の容積が減少する。それとともに、スクリューロータ2の紙面奥側では、ケーシング3の内面と、スクリューロータ2の溝11と、ゲートロータ6の歯12とで仕切られて形成された紙面奥側の圧縮室の容積が減少する。
これらの2つの圧縮室の容積の減少を利用することによって、ケーシング3の吸入側開口15から導入される圧縮前の冷媒F1(図1参照)は、溝11と歯12とが噛み合う直前に圧縮室に導かれ、溝11と歯12とが噛み合っている間に圧縮室の容積が減少して冷媒が圧縮され、その後、溝11と歯12との噛み合いが外れた直後に、圧縮された冷媒F2(図2参照)が、ゲートロータ5、6にそれぞれ対応する図2の紙面手前側および紙面奥側に開口する吐出ポート10から吐出される。
<第1実施形態の特徴>
(1)
第1実施形態のシングルスクリュー圧縮機1では、第1および第2ゲートロータ5、6の複数の歯12のうちの少なくとも1個の歯12(例えば、図4(a)の歯12a1、12a2、12b1、12b2)は、回転軸8、9の円周方向において、他の歯12に対して不均一に配置されている。また、スクリューロータ2の複数の螺旋状の溝11は、シャフト4の円周方向において複数の歯12に噛合可能に配置されている。
これにより、従来の溝と歯が等間隔に配置されたスクリューにおいて生じていた圧縮トルク変動およびそれによるトルク脈動を大幅に低減することが可能である。その結果、圧縮トルク変動に伴う音や振動を低減することが可能である。しかも、吸入・吐出流速変動あるいは圧力脈動に伴って生じる音や振動を低減することが可能である。
(2)
第1実施形態のシングルスクリュー圧縮機1では、スクリューロータ2および/またはゲートロータ8、9は、シャフト4または回転軸8、9の延びる方向と異なる方向へ偏荷重がかかるように、重量バランスがとられている。これによって、スクリューロータ2およびゲートロータ8、9によって形成される圧縮室の内部のガス荷重変化に伴うスクリューロータ2の軸荷重の切り替わりを避けることができ、軸荷重切り替わりに伴う騒音発生を回避することが可能になる。
とくに、第1実施形態では、スクリューロータ2の自重によって下向きの偏荷重がかかっていることによって、特別なコストアップをすることなく、圧縮室の内部のガス荷重変化に伴う軸荷重の切り替わりを避けることができ、軸荷重切り替わりに伴う騒音発生を回避することが可能になる。
(3)
第1実施形態のシングルスクリュー圧縮機1では、螺旋状の溝11の本数は、複数の歯12の数との間に1以外の公約数を有する関係になっている。このため、不均一な配置の歯12が、対応する所定の溝11に確実に噛み合うことが可能になる。したがって、音や振動を確実に低減でき、しかも、スクリューロータ2およびゲートロータ8、9の設計が容易になる。
(4)
第1実施形態のシングルスクリュー圧縮機1では、複数の歯12のうち少なくとも不均一に配置された歯12a1、12a2の組、または歯12b1、12b2の組は、回転軸8、9に対して対称に配置されている。これにより、回転遠心力のバランスをとることができ、その結果、より低振動のシングルスクリュー圧縮機を提供できる。
(5)
第1実施形態のシングルスクリュー圧縮機1では、スクリューロータ2および/またはゲートロータ8、9は、シャフト4または回転軸8、9に対する直交断面における重心が回転中心に一致するように、重心の設定がされている。これにより、音や振動を低減できる。
(6)
第1実施形態では、本発明のスクリュー圧縮機として、第1噛合体がスクリューロータ2であり、かつ、第2噛合体が2枚のゲートロータ5、6であるシングルスクリュー圧縮機1が用いられている。このようなシングルスクリュー圧縮機1においても、第1および第2ゲートロータ5、6の複数の歯12うちの少なくとも1個の歯12が回転軸8、9の円周方向において他の歯12に対して不均一に配置されていることによって圧縮トルク変動を大幅に低減することを達成することが可能になっている。しかも、吸入・吐出流速変動あるいは圧力脈動に伴って生じる音や振動を低減することが可能である。
(7)
第1実施形態では、スクリューロータ2がその自重によって偏荷重がかかるようになっているので、スクリューロータ2およびゲートロータ8、9によって形成される圧縮室の内部のガス荷重変化に伴うスクリューロータ2の軸荷重の切り替わりを避けることができ、軸荷重切り替わりに伴う騒音発生を回避することが可能になる。
(8)
第1実施形態では、ケーシング3の空間部における2枚のゲートロータ5、6に対応する吸入カット位置C1、C2が、ケーシング3の空間部の中心線L1に対して非対称に配置(例えば、中心線L1の延びる方向にずれて配置)されることで、スクリューロータ2に偏荷重がかかるようになっているので、スクリューロータ2およびゲートロータ8、9によって形成される圧縮室の内部のガス荷重変化に伴うスクリューロータ2の軸荷重の切り替わりを避けることができ、軸荷重切り替わりに伴う騒音発生を回避することが可能になる。
(9)
第1実施形態では、ゲートロータ5、6の複数の歯12のうち、歯12b1、12b2が歯の側面における横シール部を歯の幅方向にずらして配置することにより、ゲートロータ5、6の回転軸8、9の円周方向において他の歯12に対して不均一に配置されているので、吸入・圧縮・吐出時の圧縮室ごとの容積変化を与えることができるので、圧縮トルク変動に伴う音や振動をさらに低減することが可能である。しかも、吸入・吐出流速変動あるいは圧力脈動に伴って生じる音や振動をさらに低減することが可能である。
ここで、ゲートロータ5、6について歯12a1、12a2を第2の回転軸8、9の円周方向に角度を変えて回転方向角度で不等ピッチ化を行った場合には、各々複数の圧縮室は同じ容積変化を行いながら、角度的に不等化される。一方、上述のように、歯12b1、12b2が歯の側面における横シール部を歯の幅方向にずらして配置されることにより、各々複数の圧縮室が異なった容積変化を行いながら不等ピッチ化される。したがって、歯12a1、12a2を第2の回転軸8、9の円周方向に角度を変えて配置した場合と比較して、圧縮動作の不規則性をさらに容易に与えることが可能であり、振動低減の効果を容易に得ることができる。
なお、第1実施形態の歯12a1、12a2は、横シール部を歯の幅方向にずらして配置されるとともに、第2の回転軸8、9の円周方向に角度を変えて配置されているので、圧縮動作の不規則性をより一層容易に与えることが可能であり、振動低減の効果をさらに容易に得ることができる。
(10)
第1実施形態では、ゲートロータ5、6の複数の歯12のうち、歯12a1、12a2を第2の回転軸8、9の円周方向に角度を変えて配置することにより、第2の回転軸8、9の円周方向において、他の歯12に対して不均一に配置されているので、吸入・圧縮・吐出時の圧縮室ごとの容積変化を与えることができるので、圧縮トルク変動に伴う音や振動をさらに低減することが可能である。しかも、吸入・吐出流速変動あるいは圧力脈動に伴って生じる音や振動をさらに低減することが可能である。
さらに、複数の歯12のうちの一部の歯12a1、12a2の角度ピッチを変えて製造するだけでよいので、従来の歯加工機械を利用して容易に製造することが可能である。
<第1実施形態の変形例>
(A)
上記の第1実施形態では、2枚のゲートロータ5、6が、スクリューロータ2の回転中心に対して左右対称に配置されているが、本発明はこれに限定されるものではない。
第1実施形態の変形例として、たとえば、2枚のゲートロータ5、6がスクリューロータ2の回転中心に対してその周方向回りに非対称に配置され、スクリューロータ2に偏荷重がかかるようにしてもよい。具体的には、非対称な配置のゲートロータ5、6によってそれぞれ形成される圧縮室も非対称に配置されるので、スクリューロータ2には、非対称配置の圧縮室におけるガス荷重によって偏荷重がかかるようになる。このため、スクリューロータ2およびゲートロータ5、6によって形成される圧縮室の内部のガス荷重変化に伴うスクリューロータ2の軸荷重の切り替わりを避けることができ、軸荷重切り替わりに伴う騒音発生を回避することが可能になる。
(B)
上記の第1実施形態では、2枚のゲートロータ5、6を備えたシングルスクリュー圧縮機1を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、1枚のゲートロータ5のみを備えたシングルスクリュー圧縮機1であってもよい。スクリューロータ2およびケーシング3その他の構成は、第1実施形態の構成と同じである。
この場合も、第1実施形態と同様に、ゲートロータ5の少なくとも1個の複数の歯12を、圧縮トルク変動を低減するために、回転軸8の円周方向において、他の歯12に対して不均一に配置されているようにすればよい。
例えば、図5に示されるように、ゲートロータ5の複数の歯12のうち、歯の角度を変更することにより不均一に配置された歯12a1、12a2は、ゲートロータ5の回転軸8に対して対称に配置すればよい。
また、他の例として、図6に示されるように、歯12を幅方向にずらすことにより不均一に配置された歯12b1、12b2は、ゲートロータ5の回転軸8に対して対称に配置されてもよい。なお、上記のように、歯の角度を変更するか、歯の幅方向にずらすかのいずれを採用してもよい。
(C)
また、上記変形例(B)のような図5〜6に示される1枚のゲートロータ5を備えたシングルスクリュー圧縮機1の場合、スクリューロータ2の片側のみに、スクリューロータ2の溝11と、ゲートロータ5の歯12とケーシング3とによって圧縮室が形成されることになる。このため、スクリューロータ2の片側から吸入して溝11に形成される圧縮室に対して偏荷重がかかる構造になる。そのため、スクリューロータ2には、片側だけの圧縮室におけるガス荷重によって偏荷重がかかるようになる。このため、スクリューロータ2およびゲートロータ5によって形成される圧縮室の内部のガス荷重変化に伴うスクリューロータ2の軸荷重の切り替わりを避けることができ、軸荷重切り替わりに伴う騒音発生を回避することが可能になる。
[第2実施形態]
つぎに本発明のスクリュー圧縮機の一実施形態であるツインスクリュー圧縮機101を、図面を参照しながら説明する。
<ツインスクリュー圧縮機101の構成>
図7〜8に示されるツインスクリュー圧縮機101は、雌ロータ102と、雄ロータ103と、雌ロータ102と雄ロータ103とを収納するケーシング104と、雌ロータ102の回転軸となる第1シャフト105と、雄ロータ103の回転軸となる第2シャフト106と、第1シャフト105および第2シャフト106をケーシング104内部に回転自在に支持するローラー軸受107a、107b、107c、107dとを備えている。
図7〜8に示される雌ロータ102および雄ロータ103は、水平に配置されているが、垂直に配置してもよい。
ここでは、雌ロータ102は、本発明の第1噛合体に対応するものである。また、雄ロータ103は、本発明の第2噛合体に対応する。第1シャフト105は、本発明の第1の回転軸に対応する。第2シャフト106は、本発明の第2の回転軸に対応する。
雌ロータ102は、外周面に複数本の螺旋状の溝108を有している円柱状のロータである。雌ロータ102は、第1シャフト105と一体になって、ケーシング104の内部で回転することが可能である。第1シャフト105は、一対のローラー軸受107a、107bによって回転自在に支持されている。
雄ロータ103は、雌ロータ102の螺旋状の溝108に噛み合う螺旋状の突条109を有する円柱状のロータである。雄ロータ103は、第2シャフト106と一体になって、ケーシング104の内部で回転することが可能である。第2シャフト106は、一対のローラー軸受107c、107dによって回転自在に支持されている。第2シャフト106の一端は、ケーシング104の外部へ延び、ケーシング104の外部の駆動用モータ(図示せず)に連結されている。
ケーシング104は、雌ロータ102および雄ロータ103を回転自在に収納する密閉された筐体である。ケーシング104には、雌ロータ102および雄ロータ103が配置された空間部110に連通する吸気ポート111および吐出ポート112が形成されている。
図7に示されるように、雄ロータ103の複数の突条109のうちの少なくとも1本の突条109は、圧縮トルク変動を低減するために、第2シャフト106の円周方向において、他の突条109に対して不均一に配置されている。
例えば、図7に示されるように、雄ロータ103の複数の突条109のうち、突条109a1、109a2をその幅方向にずらすことにより不均一に配置されている。なお、本発明の突条109の不均一な配置については、また、突条109の幅方向にずらす代わりに突条109の角度を変更してもよい。
一方、雌ロータ102の複数の螺旋状の溝108は、第1シャフト105の円周方向において、複数の突条109に噛合可能に配置されている。
上記のような突条109の不均一な配置により、従来の溝と歯が等間隔に配置されたスクリューにおいて生じていた圧縮トルク変動およびそれによるトルク脈動を大幅に低減することが可能であり、それとともに音や振動を低減することが可能である。
また、雌ロータ102および雄ロータ103は、第1シャフト105または第2シャフト106の延びる方向と異なる方向へ偏荷重がかかるように、重量バランスがとられている。なお、雌ロータ102および雄ロータ103のいずれか一方のみが偏荷重がかかるようにしてもよい。
例えば、図7〜8に示される水平に並べて配置された雌ロータ102および雄ロータ103は、それらの自重によって、それぞれ垂直下方へ偏荷重がかかるようになっている。
このように、雌ロータ102および雄ロータ103に偏荷重がかかることによって、雌ロータ102の溝108および雄ロータ103の突条109によって形成される圧縮室の内部のガス荷重変化に伴う雌ロータ102および雄ロータ103の軸荷重(すなわち、雌ロータ102および雄ロータ103の回転軸に作用する荷重)の切り替わりを避けることができ、軸荷重切り替わりに伴う騒音発生を回避することが可能になる。
螺旋状の溝108の本数は、それぞれの雄ロータ103の突条109の数との間に1以外の公約数を有する関係になっている。例えば、整数倍の関係(例えば、溝108の本数に対して、突条109の個数が2倍、3倍、4倍・・・の関係)、または整数倍でなくても所定回転(例えば、雌ロータ102が6回転、雄ロータ103が4回転)するごとに噛み合う関係などを意味している。これにより、不均一な配置の突条109が、対応する所定の溝108に確実に噛み合うことが可能な構造になる。したがって、音や振動を確実に低減でき、しかも、雌ロータ102および雄ロータ103の設計が容易になっている。
また、図7に示されるように、雄ロータ103の複数の突条109のうち少なくとも不均一に配置された突条109a1と12a2の組は、第2シャフト106に対して対称に配置されている。このような構成により、回転遠心力のバランスをとることが可能になっている。
しかも、雌ロータ102および雄ロータ103は、第1シャフト105または第2シャフト106に対する直交断面における重心が回転中心に一致するように、重心の設定がされている。したがって、雌ロータ102および雄ロータ103の重心と回転中心とのずれがなくなるので、音や振動を低減することが可能になっている。
<ツインスクリュー圧縮機101の動作説明>
図7〜8に示されるツインスクリュー圧縮機101は、以下のようにしてガスを圧縮する。
まず、第2シャフト106がケーシング104外部のモータ(図示せず)から回転駆動力を受けると、雄ロータ103が矢印R3(図7〜8参照)の方向に回転する。このとき、雄ロータ103の突条109に噛み合う螺旋状の溝108を有する雌ロータ102は、その螺旋状の溝108の内壁が突条109に押されることによって、矢印R4の方向へ回転する。このとき、ケーシング104の内面と、雌ロータ102の溝108と、雄ロータ103の突条109とで仕切られて形成された圧縮室の容積が減少する。この圧縮室の容積の減少を利用することによって、ケーシング104の吸入ポート111から導入される圧縮前の冷媒F3は、溝108と突条109とが噛み合っている間に圧縮室の容積が減少して冷媒が圧縮され、その後、圧縮された冷媒F4が、吐出ポート10から吐出される。
<第2実施形態の特徴>
(1)
第2実施形態のツインスクリュー圧縮機101では、雄ロータ103の複数の突条109のうちの少なくとも1本の突条109(例えば、図7の突条109a1、109a2)は、第2シャフト106の円周方向において、他の突条109に対して不均一に配置されている。また、雌ロータ102の複数の螺旋状の溝108は、第1シャフト105の円周方向において複数の突条109に噛合可能に配置されている。
これにより、従来の溝と歯が等間隔に配置されたスクリューにおいて生じていた圧縮トルク変動およびそれによるトルク脈動を大幅に低減することが可能である。その結果、圧縮トルク変動に伴う音や振動を低減することが可能である。しかも、吸入・吐出流速変動あるいは圧力脈動に伴って生じる音や振動を低減することが可能である。
(2)
第2実施形態のツインスクリュー圧縮機101では、雌ロータ102および/または雄ロータ103は、第1シャフト105または第2シャフト106の延びる方向と異なる方向へ偏荷重がかかるように、重量バランスがとられている。これによって、雌ロータ102および雄ロータ103によって形成される圧縮室の内部のガス荷重変化に伴う雌ロータ102および雄ロータ103の軸荷重の切り替わりを避けることができ、軸荷重切り替わりに伴う騒音発生を回避することが可能になる。
とくに、第2実施形態では、雌ロータ102および雄ロータ103の自重によって下向きの偏荷重がかかっていることによって、特別なコストアップをすることなく、圧縮室の内部のガス荷重変化に伴う軸荷重の切り替わりを避けることができ、軸荷重切り替わりに伴う騒音発生を回避することが可能になる。
(3)
第2実施形態のツインスクリュー圧縮機101では、螺旋状の溝108の本数は、複数の突条109の数との間に1以外の公約数を有する関係になっている。このため、不均一な配置の突条109が、対応する所定の溝108に確実に噛み合うことが可能になる。したがって、音や振動を確実に低減でき、しかも、雌ロータ102および雄ロータ103の設計が容易になる。
(4)
第2実施形態のツインスクリュー圧縮機101では、複数の突条109のうち少なくとも不均一に配置された突条109a1、12a2の組は、第2シャフト106に対して対称に配置されている。これにより、回転遠心力のバランスをとることができ、その結果、より低振動のツインスクリュー圧縮機を提供できる。
(5)
第2実施形態のツインスクリュー圧縮機101では、雌ロータ102および/または雄ロータ103は、第1シャフト105または第2シャフト106に対する直交断面における重心が回転中心に一致するように、重心の設定がされている。これにより、音や振動を低減できる。
本発明は、シングルスクリュー圧縮機およびツインスクリュー圧縮機その他の種々のスクリュー圧縮機に適用することが可能である。とくに、チラーやヒートポンプ等に内蔵されたスクリュー圧縮機に好適に適用できる。また可変容量(VRV)タイプの圧縮機にも適用できる。
本発明の第1実施形態に係わるシングルスクリュー圧縮機の主要部分の構成図。 図1のシングルスクリュー圧縮機の正面図。 図1のスクリューロータおよびゲートロータの吸入カット部分の位置を示す断面図。 図1のゲートロータの歯の不均一な配置を示す複数の歯の配置図であって、(a)スクリューロータおよびゲートロータの平面図、および(b)スクリューロータおよびゲートロータスクリューロータの軸方向から見た図。 本発明の第1実施形態の変形例に係わる1枚のゲートロータを備えたシングルスクリュー圧縮機の主要部分の構成図。 本発明の第1実施形態の他の変形例に係わる1枚のゲートロータを備えたシングルスクリュー圧縮機の主要部分の構成図。 本発明の第2実施形態に係わるツインスクリュー圧縮機の主要部分を第1および第2シャフトの軸方向から見た図。 図7のツインスクリュー圧縮機の主要部分がケーシング内部に収納された状態の平面構成図。
符号の説明
1 シングルスクリュー圧縮機
2 スクリューロータ
3 ケーシング
4 シャフト
5 第1ゲートロータ
6 第2ゲートロータ
7 スラスト軸受
8、9 回転軸
11 溝
12 歯
101 ツインスクリュー圧縮機
102 雌ロータ
103 雄ロータ
104 ケーシング
105 第1シャフト
106 第2シャフト
108 溝
109 突条

Claims (10)

  1. 第1の回転軸(4、105)の周囲に複数本の螺旋状の溝(11、108)を有する第1噛合体(2、102)と、
    第2の回転軸(8、9、106)の周囲に複数の突起(12)または突条(109)を有する第2噛合体(5、6、103)と
    を備えており、
    少なくとも1個の前記突起(12)または突条(109)は、第2の回転軸(8、9、106)の円周方向において、他の突起(12)または突条(109)に対して不均一に配置されており、
    前記複数の螺旋状の溝(11、108)は、第1の回転軸(4、105)の円周方向において、前記複数の突起(12)または突条(109)に噛合可能に配置されており、
    前記第1噛合体(2、102)および/または第2噛合体(5、6、103)は、前記第1の回転軸(4、105)または第2の回転軸(8、9、106)の延びる方向と異なる方向へ偏荷重がかかるように、重量バランスがとられている、
    スクリュー圧縮機(1、101)。
  2. 第1の回転軸(4、105)の周囲に複数本の螺旋状の溝(11、108)を有する第1噛合体(2、102)と、
    第2の回転軸(8、9、106)の周囲に複数の突起(12)または突条(109)を有する第2噛合体(5、6、103)と
    を備えており、
    少なくとも1個の前記突起(12)または突条(109)は、第2の回転軸(8、9、106)の円周方向において、他の突起(12)または突条(109)に対して不均一に配置されており、
    前記複数の螺旋状の溝(11、108)は、第1の回転軸(4、105)の円周方向において、前記複数の突起(12)または突条(109)に噛合可能に配置されており、
    前記第1噛合体(2、102)および/または第2噛合体(5、6、103)は、前記第1の回転軸(4、105)または第2の回転軸(8、9、106)に対する直交断面における重心が回転中心に一致している、
    スクリュー圧縮機(1、101)。
  3. 前記螺旋状の溝(11、108)の本数は、前記複数の突起(12)または突条(109)の数との間に1以外の公約数を有する関係である、
    請求項1または2に記載のスクリュー圧縮機(1、101)。
  4. 前記複数の突起(12)または突条(109)のうち少なくとも不均一に配置された突起(12)または突条(109)は、前記第2の回転軸(8、9、106)に対して対称に配置されている、
    請求項1から3のいずれかに記載のスクリュー圧縮機(1、101)。
  5. 前記第1噛合体(2)がスクリューロータであり、かつ、前記第2噛合体(5、6)がゲートロータであるシングルスクリュー圧縮機である、
    請求項1からに記載のスクリュー圧縮機(1)。
  6. 前記スクリューロータ(2)には、片側から吸入して前記溝(11)に形成される圧縮室に対して偏荷重がかかる、
    請求項5に記載のスクリュー圧縮機(1)。
  7. 前記スクリューロータ(2)には、その自重によって偏荷重がかかる、
    請求項5に記載のスクリュー圧縮機(1)。
  8. 前記スクリューロータ(2)を収納するケーシング(3)をさらに備えており、かつ、
    前記ゲートロータ(5、6)を2枚備えており、
    前記ケーシングの空間部における2枚のゲートロータ(5、6)に対応する吸入カット位置が、前記ケーシング(3)の空間部の中心線に対して非対称に配置されることで、前記スクリューロータ(2)に偏荷重がかかる、
    請求項5に記載のスクリュー圧縮機(1)。
  9. 前記ゲートロータ(5、6)を2枚備えており、
    2枚の前記ゲートロータ(5、6)は、前記スクリューロータ(2)の回転中心に対して非対称に配置されることで、前記スクリューロータ(2)に偏荷重がかかる、
    請求項5に記載のスクリュー圧縮機(1)。
  10. 前記ゲートロータ(5、6)は、前記複数の突起(12)である複数の歯を有しており、
    前記歯(12)の側面における横シール部を前記歯(12)の幅方向にずらして配置することにより、前記ゲートロータ(5、6)の回転軸となる前記第2の回転軸(8、9)の円周方向において、他の歯(12)に対して不均一に配置されている、
    請求項5に記載のスクリュー圧縮機(1)。
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