JP4403198B2 - ガイド具 - Google Patents

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本発明は、始端を把持されながら搬送されるシート状物を搬送方向に沿って案内する案内面を有するガイド具に関する。
シート状物である枚葉紙の両面に多色刷り(例えば二色刷り)印刷を行う印刷機において、図示しない給紙装置から給紙された枚葉紙は、図7に示すように、第一圧胴2aに把持されて第一版胴4aから第一ゴム胴3aを介して第一色目のインキを転移された後、その始端が渡胴1にくわえ替えされ、当該渡胴1の回転と共に第二圧胴2bにまで搬送されて上記始端がくわえ替えされ、第二版胴4bから第二ゴム胴3bを介して第二色目のインキを転移されて図示しない排紙装置に排紙される。この排紙された枚葉紙は、裏返しされて前記給紙装置に再度積載され、上述と同様にして給紙されて裏面に印刷(追い刷り)されることにより、両面に多色刷りされるようになっている。
このようにして印刷されるにあたって、枚葉紙は、その始端側だけが把持されるため、渡胴1の周面の下方側に当該渡胴1の周面に沿った鋼材製(表面Crめっき処理)のガイドバー10を枚葉紙の幅方向に複数設けることにより、その終端側が搬送途中でバタつかないように案内面で案内される。
実願平5−026255号(実開平6−083665号)のCD−ROM 実願平5−025948号(実開平6−083664号)のCD−ROM 特開平8−207369号公報 特開平7−005745号公報 特開平3−026172号公報
ところが、上述したような両面多色刷りにおいて、追い刷り中の枚葉紙が第一圧胴2aから第二圧胴2bに渡胴1で搬送される際、枚葉紙に印刷された表面がガイドバー10の案内面に擦られてしまうため、場合によっては枚葉紙の上記表面に汚れや傷等を生じてしまい、損紙を発生してしまうことがあった。そこで、ガイドバー10の案内面にフッ素樹脂被膜等を形成することにより、枚葉紙とガイドバー10との擦れを小さくすることが考えられているものの、十分な効果を得ることができなかった。
このため、枚葉紙などのシート状物の擦れに伴う汚れや傷等の発生を低コストで簡単に抑えることができるガイド具が強く望まれていた。
前述した課題を解決するための、本発明によるガイド具は、始端を把持されながら搬送されるシート状物を搬送方向に沿って案内する案内面を有するガイド具であって、ガイドバーと、パイル状の突起を複数形成されたフープ体を有すると共に当該フープ体を前記案内面上に設けるように前記ガイドバーに着脱可能に取り付けられるガイドカバーとを備えていることを特徴とする。
また、本発明によるガイド具は、上述したガイド具において、前記案内面が、幅方向中央部分ほど突出するように円弧状に湾曲していることを特徴とする。
また、本発明によるガイド具は、上述したガイド具において、前記シート状物を搬送する渡胴の周面に沿って円弧状をなしていることを特徴とする。
本発明のガイド具によれば、シート状物の擦れに伴う汚れや傷等の発生を低コストで簡単に抑えることができる。
本発明によるガイド具を二色刷り枚葉印刷機の渡胴部分に適用した場合の実施の形態を図1〜5に基づいて説明する。なお、図1は、その二色刷り枚葉印刷機の要部の概略構成図、図2は、図1のガイド具の斜視図、図3は、図1のガイド具の分解斜視図、図4は、図1のガイド具の幅方向の断面図、図5は、図1のガイド具の幅方向の分解断面図である。
図1に示すように、第一圧胴2aには、第一ゴム胴3aが対接している。第一ゴム胴3aには、第一版胴4aが対接している。第一版胴4aには、図示しない第一インキ供給装置のローラが対接している。また、第一圧胴2aには、渡胴1が対接している。この渡胴1には、第二圧胴2bが対接している。第二圧胴2bには、第二ゴム胴3bが対接している。第二ゴム胴3bには、第二版胴4bが対接している。第二版胴4bには、図示しない第二インキ供給装置のローラが対接している。
一方、渡胴1の下方には、当該渡胴1の周面に沿って円弧状をなす細板状のガイド具100が当該渡胴1の軸心方向に沿って所定の間隔で複数配設されている。このガイド具100は、図2,3に示すように、鋼材製のガイドバー110の案内面に樹脂製のガイドカバー120が着脱可能に取り付けられたものである。このガイドカバー120は、図2〜5に示すような構造となっている。
図2〜5に示すように、前記ガイドカバー120は、ポリアミドなどの可撓性樹脂からなる帯状のベース121と、ベース121の長手方向両端側の裏側に形成されて当該ベース121の長手方向内側を開口させた袋状のサック122と、ベース121の幅方向両側に当該ベース121の長手方向に沿って所定の間隔で複数形成されたべろ123と、ベース121の表面側に設けられてパイル状の突起を多数形成されたポリアミドなどの可撓性樹脂からなるフープ体124と、ベース121の幅方向一方側の前記べろ123の表面側に設けられた面ファスナのフープ体(雌体)125aと、ベース121の幅方向他方側の前記べろ123の裏面側に設けられた面ファスナのフック体(雄体)125bとを備えてなっている。
つまり、ベース121の表面のフープ体124は、べろ123に設けた面ファスナのフープ体125aと同一構造をなしているのである。
このようなガイドカバー120においては、ガイドバー110の長手方向両端側にサック122をそれぞれ挿入し、ガイドバー110をくるむように面ファスナのフープ体125aとフック体125bとを連結することにより、ガイドバー110の案内面に沿ってフープ体124を容易に取り付けることができる。
このようなガイド具100を備えた二色刷り枚葉印刷機では、図示しない給紙装置から給紙された枚葉紙を第一圧胴2aに保持して第一版胴4aから第一ゴム胴3aを介して第一インキ供給装置のインキを当該枚葉紙の表面に転移した後、枚葉紙の始端を渡胴1にくわえ替えして、渡胴1の回転と共に第二圧胴2bにまで搬送して当該枚葉紙の上記始端をくわえ替えして、第二版胴4bから第二ゴム胴3bを介して第二インキ供給装置のインキを当該枚葉紙の表面に転移した後に当該枚葉紙を図示しない排紙装置に排紙する。
続いて、この排紙された枚葉紙を裏返ししてから前記給紙装置に再度積載し、上述と同様にして給紙し、裏面に印刷(追い刷り)することにより、枚葉紙の両面に多色刷りすることができる。
ここで、枚葉紙は、その始端側だけを各胴1a,2a,2bに保持されることから、渡胴1で搬送される際に、バタつかないようにガイド具100で案内される。
このとき、ガイド具100のガイドバー110の案内面がガイドカバー120のフープ体124で覆われているため、枚葉紙のガイド具100側の面は上記フープ体124とやわらかく接触するので、枚葉紙は、そのガイド具100側の面に汚れや傷等を生じることなく案内されるようになる。
したがって、このようなガイド具100によれば、枚葉紙の擦れに伴う汚れや傷等の発生を低コストで簡単に抑えることができる。
なお、本実施の形態では、ベース121の幅方向両端側に設けたべろ123に面ファスナ125のフープ体125aおよびフック体125bを設けることにより、ガイドカバー120をガイドバー110に取り付けるようにしたが、例えば、図6に示すように、べろ123および面ファスナのフープ体125aおよびフック体125bを省いて、ベース121、サック122、フープ体124からなるガイドカバー220をタコ糸などのような線条体230でガイドバー110に括り付けてガイド具200を構成したり(線条体230は、フープ体124内に埋もれてしまうため、シート状物に汚れや傷等を与えてしまうことはない。)、上記ガイドカバー220をガイドバー110の案内面に両面粘着テープで接着してガイド具を構成することも可能である。
また、上述したガイド具100,200のガイドカバー120,220は、従来の技術で説明したような既設のガイドバー10にも上述と同様にして取り付けることができるので、既設の印刷機に対してもスペースを取ることなく即時に適用することができる。
また、本実施の形態では、二色刷り枚葉印刷機の渡胴1の下方に設けた場合について説明したが、例えば、二色刷り以外(四色刷り等)の枚葉印刷機や、枚葉紙の反転を自動的に行う反転機構付き枚葉印刷機や、上下方向に印刷ユニットを備えた枚葉印刷機などのような各種の枚葉印刷機の渡胴部分や、印刷機の排紙チェーンの下方側に適用できるのはもちろんのこと、始端を把持されながら搬送されるシート状物を搬送方向に沿って案内する案内面を有するガイド具であれば、本実施の形態の場合と同様に適用して、本実施の形態の場合と同様な効果を得ることができる。
本発明によるガイド具を二色刷り枚葉印刷機の渡胴部分に適用した場合の実施の形態の要部の概略構成図である。 図1のガイド具の斜視図である。 図1のガイド具の分解斜視図である。 図1のガイド具の幅方向の断面図である。 図1のガイド具の幅方向の分解断面図である。 本発明によるガイド具の他の実施の形態の斜視図である。 二色刷り枚葉印刷機の一例の要部の概略構成図である。
符号の説明
1 渡胴
2a 第一圧胴
2b 第二圧胴
3a 第一ゴム胴
3b 第二ゴム胴
4a 第一版胴
4b 第二版胴
100,200 ガイド具
110 ガイドバー
120,220 ガイドカバー
121 ベース
122 サック
123 べろ
124 フープ体
125a フープ体
125b フック体
230 線条体

Claims (3)

  1. 始端を把持されながら搬送されるシート状物を搬送方向に沿って案内する案内面を有するガイド具であって、
    ガイドバーと、
    パイル状の突起を複数形成されたフープ体を有すると共に当該フープ体を前記案内面上に設けるように前記ガイドバーに着脱可能に取り付けられるガイドカバーと
    を備えていることを特徴とするガイド具。
  2. 請求項1に記載のガイド具において、
    前記案内面が、幅方向中央部分ほど突出するように円弧状に湾曲している
    ことを特徴とするガイド具。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のガイド具において、
    前記シート状物を搬送する渡胴の周面に沿って円弧状をなしている
    ことを特徴とするガイド具。
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