JP2000309446A - ガイド具 - Google Patents

ガイド具

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JP2000309446A
JP2000309446A JP11117750A JP11775099A JP2000309446A JP 2000309446 A JP2000309446 A JP 2000309446A JP 11117750 A JP11117750 A JP 11117750A JP 11775099 A JP11775099 A JP 11775099A JP 2000309446 A JP2000309446 A JP 2000309446A
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JP
Japan
Prior art keywords
guide
base
sheet
hook
cylinder
Prior art date
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Application number
JP11117750A
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English (en)
Inventor
Toshiyuki Murakami
俊之 村上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Komori Corp
Original Assignee
Komori Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 枚葉紙の擦れに伴う汚れや傷等の発生を低コ
ストで簡単に抑えることができるガイド具が強く望まれ
ていた。 【解決手段】 多色刷り枚葉印刷機の渡胴1の下方に設
けられるガイド具100であって、ポリアミド製の帯状
のベース121と、ベース121の長手方向両端側に形
成されたサック122と、ベース121の幅方向両側に
複数形成されたべろ123と、ベース121の表面側に
設けられてパイル状の突起を多数形成されたポリアミド
製のフープ体124と、ベース121の幅方向一方側の
べろ123の表面側に設けられた面ファスナのフープ体
(雌体)125aと、ベース121の幅方向他方側のべ
ろ123の裏面側に設けられた面ファスナのフック体
(雄体)125bとを備えてなるガイドカバー120を
ガイドバー110の案内面に着脱可能に取り付けてな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、始端を把持されな
がら搬送されるシート状物を搬送方向に沿って案内する
案内面を有するガイド具に関する。
【0002】
【従来の技術】シート状物である枚葉紙の両面に多色刷
り(例えば二色刷り)印刷を行う印刷機において、図示
しない給紙装置から給紙された枚葉紙は、図7に示すよ
うに、第一圧胴2aに把持されて第一版胴4aから第一
ゴム胴3aを介して第一色目のインキを転移された後、
その始端が渡胴1にくわえ替えされ、当該渡胴1の回転
と共に第二圧胴2bにまで搬送されて上記始端がくわえ
替えされ、第二版胴4bから第二ゴム胴3bを介して第
二色目のインキを転移されて図示しない排紙装置に排紙
される。この排紙された枚葉紙は、裏返しされて前記給
紙装置に再度積載され、上述と同様にして給紙されて裏
面に印刷(追い刷り)されることにより、両面に多色刷
りされるようになっている。
【0003】このようにして印刷されるにあたって、枚
葉紙は、その始端側だけが把持されるため、渡胴1の周
面の下方側に当該渡胴1の周面に沿った鋼材製(表面C
rめっき処理)のガイドバー10を枚葉紙の幅方向に複
数設けることにより、その終端側が搬送途中でバタつか
ないように案内面で案内される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述したよ
うな両面多色刷りにおいて、追い刷り中の枚葉紙が第一
圧胴2aから第二圧胴2bに渡胴1で搬送される際、枚
葉紙に印刷された表面がガイドバー10の案内面に擦ら
れてしまうため、場合によっては枚葉紙の上記表面に汚
れや傷等を生じてしまい、損紙を発生してしまうことが
あった。そこで、ガイドバー10の案内面にフッ素樹脂
被膜等を形成することにより、枚葉紙とガイドバー10
との擦れを小さくすることが考えられているものの、十
分な効果を得ることができなかった。
【0005】このため、枚葉紙などのシート状物の擦れ
に伴う汚れや傷等の発生を低コストで簡単に抑えること
ができるガイド具が強く望まれていた。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述した課題を解決する
ための、本発明によるガイド具は、始端を把持されなが
ら搬送されるシート状物を搬送方向に沿って案内する案
内面を有するガイド具であって、パイル状の突起を複数
形成された樹脂製のフープ体を前記案内面上に設けたこ
とを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明によるガイド具を二色刷り
枚葉印刷機の渡胴部分に適用した場合の実施の形態を図
1〜5に基づいて説明する。なお、図1は、その二色刷
り枚葉印刷機の要部の概略構成図、図2は、図1のガイ
ド具の斜視図、図3は、図1のガイド具の分解斜視図、
図4は、図1のガイド具の幅方向の断面図、図5は、図
1のガイド具の幅方向の分解断面図である。
【0008】図1に示すように、第一圧胴2aには、第
一ゴム胴3aが対接している。第一ゴム胴3aには、第
一版胴4aが対接している。第一版胴4aには、図示し
ない第一インキ供給装置のローラが対接している。ま
た、第一圧胴2aには、渡胴1が対接している。この渡
胴1には、第二圧胴2bが対接している。第二圧胴2b
には、第二ゴム胴3bが対接している。第二ゴム胴3b
には、第二版胴4bが対接している。第二版胴4bに
は、図示しない第二インキ供給装置のローラが対接して
いる。
【0009】一方、渡胴1の下方には、当該渡胴1の周
面に沿って円弧状をなす細板状のガイド具100が当該
渡胴1の軸心方向に沿って所定の間隔で複数配設されて
いる。このガイド具100は、図2,3に示すように、
鋼材製のガイドバー110の案内面に樹脂製のガイドカ
バー120が着脱可能に取り付けられたものである。こ
のガイドカバー120は、図2〜5に示すような構造と
なっている。
【0010】図2〜5に示すように、前記ガイドカバー
120は、ポリアミドなどの可撓性樹脂からなる帯状の
ベース121と、ベース121の長手方向両端側の裏側
に形成されて当該ベース121の長手方向内側を開口さ
せた袋状のサック122と、ベース121の幅方向両側
に当該ベース121の長手方向に沿って所定の間隔で複
数形成されたべろ123と、ベース121の表面側に設
けられてパイル状の突起を多数形成されたポリアミドな
どの可撓性樹脂からなるフープ体124と、ベース12
1の幅方向一方側の前記べろ123の表面側に設けられ
た面ファスナのフープ体(雌体)125aと、ベース1
21の幅方向他方側の前記べろ123の裏面側に設けら
れた面ファスナのフック体(雄体)125bとを備えて
なっている。
【0011】つまり、ベース121の表面のフープ体1
24は、べろ123に設けた面ファスナのフープ体12
5aと同一構造をなしているのである。
【0012】このようなガイドカバー120において
は、ガイドバー110の長手方向両端側にサック122
をそれぞれ挿入し、ガイドバー110をくるむように面
ファスナのフープ体125aとフック体125bとを連
結することにより、ガイドバー110の案内面に沿って
フープ体124を容易に取り付けることができる。
【0013】このようなガイド具100を備えた二色刷
り枚葉印刷機では、図示しない給紙装置から給紙給紙さ
れた枚葉紙を第一圧胴2aに保持して第一版胴4aから
第一ゴム胴3aを介して第一インキ供給装置のインキを
当該枚葉紙の表面に転移した後、枚葉紙の始端を渡胴1
にくわえ替えして、渡胴1の回転と共に第二圧胴2bに
まで搬送して当該枚葉紙の上記始端をくわえ替えして、
第二版胴4bから第二ゴム胴3bを介して第二インキ供
給装置のインキを当該枚葉紙の表面に転移した後に当該
枚葉紙を図示しない排紙装置に排紙する。続いて、この
排紙された枚葉紙を裏返ししてから前記給紙装置に再度
積載し、上述と同様にして給紙し、裏面に印刷(追い刷
り)することにより、枚葉紙の両面に多色刷りすること
ができる。
【0014】ここで、枚葉紙は、その始端側だけを各胴
1a,2a,2bに保持されることから、渡胴1で搬送
される際に、バタつかないようにガイド具100で案内
される。
【0015】このとき、ガイド具100のガイドバー1
10の案内面がガイドカバー120のフープ体124で
覆われているため、枚葉紙のガイド具100側の面は上
記フープ体124とやわらかく接触するので、枚葉紙
は、そのガイド具100側の面に汚れや傷等を生じるこ
となく案内されるようになる。
【0016】したがって、このようなガイド具100に
よれば、枚葉紙の擦れに伴う汚れや傷等の発生を低コス
トで簡単に抑えることができる。
【0017】なお、本実施の形態では、ベース121の
幅方向両端側に設けたべろ123に面ファスナ125の
フープ体125aおよびフック体125bを設けること
により、ガイドカバー120をガイドバー110に取り
付けるようにしたが、例えば、図6に示すように、べろ
123および面ファスナのフープ体125aおよびフッ
ク体125bを省いて、ベース121、サック122、
フープ体124からなるガイドカバー220をタコ糸な
どのような線条体230でガイドバー110に括り付け
てガイド具200を構成したり(線条体230は、フー
プ体124内に埋もれてしまうため、シート状物に汚れ
や傷等を与えてしまうことはない。)、上記ガイドカバ
ー220をガイドバー110の案内面に両面粘着テープ
で接着してガイド具を構成することも可能である。
【0018】また、上述したガイド具100,200の
ガイドカバー120,220は、従来の技術で説明した
ような既設のガイドバー10にも上述と同様にして取り
付けることができるので、既設の印刷機に対してもスペ
ースを取ることなく即時に適用することができる。
【0019】また、本実施の形態では、二色刷り枚葉印
刷機の渡胴1の下方に設けた場合について説明したが、
例えば、二色刷り以外(四色刷り等)の枚葉印刷機や、
枚葉紙の反転を自動的に行う反転機構付き枚葉印刷機
や、上下方向に印刷ユニットを備えた枚葉印刷機などの
ような各種の枚葉印刷機の渡胴部分や、印刷機の排紙チ
ェーンの下方側に適用できるのはもちろんのこと、始端
を把持されながら搬送されるシート状物を搬送方向に沿
って案内する案内面を有するガイド具であれば、本実施
の形態の場合と同様に適用して、本実施の形態の場合と
同様な効果を得ることができる。
【0020】
【発明の効果】本発明のガイド具によれば、シート状物
の擦れに伴う汚れや傷等の発生を低コストで簡単に抑え
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるガイド具を二色刷り枚葉印刷機の
渡胴部分に適用した場合の実施の形態の要部の概略構成
図である。
【図2】図1のガイド具の斜視図である。
【図3】図1のガイド具の分解斜視図である。
【図4】図1のガイド具の幅方向の断面図である。
【図5】図1のガイド具の幅方向の分解断面図である。
【図6】本発明によるガイド具の他の実施の形態の斜視
図である。
【図7】二色刷り枚葉印刷機の一例の要部の概略構成図
である。
【符号の説明】
1 渡胴 2a 第一圧胴 2b 第二圧胴 3a 第一ゴム胴 3b 第二ゴム胴 4a 第一版胴 4b 第二版胴 100,200 ガイド具 110 ガイドバー 120,220 ガイドカバー 121 ベース 122 サック 123 べろ 124 フープ体 125a フープ体 125b フック体 230 線条体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 始端を把持されながら搬送されるシート
    状物を搬送方向に沿って案内する案内面を有するガイド
    具であって、パイル状の突起を複数形成された樹脂製の
    フープ体を前記案内面上に設けたことを特徴とするガイ
    ド具。
JP11117750A 1999-04-26 1999-04-26 ガイド具 Pending JP2000309446A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008120577A (ja) * 2006-11-15 2008-05-29 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2009051605A (ja) * 2007-08-27 2009-03-12 Lintec Corp バキュームボックス装置

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JP2008120577A (ja) * 2006-11-15 2008-05-29 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
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