JP4400087B2 - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体装置及びその製造方法に関し、特に、冗長回路を構成するヒューズの信頼性を向上させるために有効な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の半導体装置では、最上層の配線層をヒューズとして適用する手段が提案されており、ヒューズは、その信頼性を確保するために保護膜で覆われているのが一般的である。
図6は、従来の半導体装置の一構成例を示す断面図である。
【0003】
図6から分かるように、層間絶縁層110上に形成され、ヒューズとして機能する最上層配線層120上には、その最上層配線層120の形状を反映して山形状或いは台形状のNSG膜(Nondoped Silicate Glass:不純物を含まない酸化膜)からなる第一の保護膜130が形成されている。そして、この第一の保護膜130上にさらに形成される窒化膜からなる第二の保護膜140には、第一の保護膜130の一部が露出する開口部Hが形成されており、この開口部Hよりレーザーを照射することで、第一の保護膜130を破壊し、ヒューズの溶断を行うようになっている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開2003−37167号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ヒューズとして機能する最上層配線層120上に形成された第一の保護膜130の上面は、その上に別の配線が形成されることはないため、最上層配線層120の形状を反映して山形状(図6(a)参照)或いは台形状(図6(b)参照)などの凸状のままである。このことは、通常は問題がなかったが、近年の半導体装置の微細化が進むにつれ、本発明者は、この半導体素子のパッケージ工程の段階で上記凸状に応力がかかり、第一の保護膜130が損傷しまう不具合があることを発見した。
【0006】
そして、本発明者は、第一の保護膜130の損傷部から大気中の水分などがその下層の最上層配線層120まで到達し、この最上層配線層120の形成材料であるAlなどの金属材料が腐食することで、ヒューズの信頼性が低下してしまうという問題が見出した。
そこで、本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、ヒューズとして機能する最上層配線層上に形成される保護膜の損傷を抑制し、ヒューズの信頼性を確保できる半導体装置及びその製造方法を提供することを課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
このような課題を解決するために、本発明の半導体装置は、最上層配線層に形成されたヒューズ上に第一の保護膜と第二の保護膜とが順次積層されており、前記第二の保護膜に、前記ヒューズ上に積層された第一の保護膜が露出する開口部が形成されてなる半導体装置において、前記開口部内に形成された第一の保護膜の上面は、平坦となっていることを特徴とするものである。
【0008】
ここで、本発明の半導体装置において、前記第一の保護膜は、前記ヒューズ上に高密度プラズマCVD法によって形成された第一の絶縁膜と、当該第一の絶縁膜上にプラズマCVD法によって形成された第二の絶縁膜と、から構成されているようにしてもよい。
また、本発明の半導体装置において、前記第一の保護膜は、前記ヒューズ上に高密度プラズマCVD法によって形成された第一の絶縁膜と、当該第一の絶縁膜上にSOG法によって形成された第二の絶縁膜と、から構成されているようにしてもよい。
【0009】
さらに、本発明の半導体装置において、前記第一の保護膜は、前記ヒューズ上に高密度プラズマCVD法によって形成された第一の絶縁膜と、当該第一の絶縁膜上に形成されたレジスト膜と、から構成されているようにしてもよい。
さらに、本発明の半導体装置において、前記第一の保護膜は、プラズマCVD法によって形成された絶縁膜から構成されているようにしてもよい。
【0010】
さらに、本発明の半導体装置において、前記高密度プラズマCVD法及びプラズマCVD法によって形成された前記絶縁膜は、NSG膜で形成するようにしてもよい。
本発明の半導体装置の製造方法は、最上層配線層に形成されたヒューズ上に第一の保護膜と第二の保護膜とが順次積層されており、前記第二の保護膜に、前記ヒューズ上に積層された第一の保護膜が露出する開口部が形成されてなる半導体装置の製造方法であって、最上層配線層に、ヒューズを形成する工程と、前記ヒューズ上に、第一の保護膜を形成する工程と、少なくとも前記第二の保護膜に形成される開口部形成予定領域となる前記第一の保護膜の上面を、平坦化する工程と、を備えたことを特徴とするものである。
【0011】
ここで、本発明の半導体装置の製造方法において、前記ヒューズ上に、高密度プラズマCVD法による第一の絶縁膜と、プラズマCVD法による第二の絶縁膜とを順次積層して前記第一の保護膜を形成した後、当該第一の保護膜をCMP法によって平坦化するようにしてもよい。
また、本発明の半導体装置の製造方法において、前記ヒューズ上に、高密度プラズマCVD法による第一の絶縁膜と、SOG法による第二の絶縁膜とを順次積層して前記第一の保護膜を形成した後、前記第二の絶縁膜をエッチバックによって平坦化するようにしてもよい。
【0012】
さらに、本発明の半導体装置の製造方法において、前記ヒューズ上に、高密度プラズマCVD法による第一の絶縁膜と、レジスト膜とを順次積層して前記第一の保護膜を形成した後、前記レジスト膜をエッチバックによって平坦化するようにしてもよい。
さらに、本発明の半導体装置の製造方法において、前記ヒューズ上に、プラズマCVD法による絶縁膜で前記第一の保護膜を形成した後、当該絶縁膜をCMP法によって平坦化するようにしてもよい。
【0013】
さらに、本発明の半導体装置の製造方法において、前記高密度プラズマCVD法及び前記プラズマCVD法による前記絶縁膜は、NSG膜で形成するようにしてもよい。
このように、本発明の半導体装置によれば、第二の保護膜の開口部内に形成され、表面が露出した第一の保護膜の上面が平坦となっていることによって、半導体素子のパッケージ工程での応力による保護膜への損傷を抑制することができるようになる。よって、保護膜の損傷部に起因するヒューズの腐食を抑制することができるため、ヒューズの信頼性を向上させることが可能となる。
【0014】
特に、第一の保護膜を、ヒューズ上に高密度プラズマCVD法によって形成された第一のNSG膜を形成した後、さらにプラズマCVD法によって形成された第二のNSG膜、SOG法によって形成された絶縁膜、或いはレジスト膜のいずれか一つを積層した構成とすることによって、高集積化及び高微細化された半導体装置であっても、平坦化された保護膜を容易に形成することが可能となる。
【0015】
また、第一の保護膜を、プラズマCVD法によって形成された一層のNSG膜とすることで、平坦化された保護膜を低コストで容易に形成することが可能となる。
本発明の半導体装置の製造方法によれば、本発明の半導体装置を容易に実現することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。なお、本実施形態は本発明の一例を示すものであって、本発明は本実施形態に限定されるものではない。
<第一実施形態>
図1は、本発明の半導体装置の一構成例を示し、(a)は平面図、(b)は図1(a)のA−A線に沿った断面図である。
【0017】
本実施形態における半導体装置は、図1に示すように、半導体基板(図示せず)上に、所定の半導体素子(図示せず)や下層配線層(図示せず)などが形成され、さらにその上に形成された層間絶縁層10上に、ヒューズとして機能する最上層配線層20が形成された構成を有しており、この最上層配線層20は、第一の保護膜30及び第二の保護膜40で覆われている。そして、第二の保護膜40には、最上層配線層20上の第一の保護膜30の一部が露出するヒューズ溶断用の開口部Hが形成されている。
【0018】
ヒューズとして機能する最上層配線層20は、層間絶縁層10上に、窒化チタンなどで形成された高融点金属窒化物層21と、AlやCuなどの金属材料や多結晶シリコン材料などの電極形成材料で形成された配線層22と、窒化チタンなどで形成された高融点金属窒化物層23が順次積層された構成をしている。
第一の保護膜30は、高密度プラズマCVD法によって最上層配線層20上に成膜された第一のNSG膜31(第一の絶縁膜)と、この第一のNSG膜31上にプラズマCVD法によって成膜された第二のNSG膜(第二の絶縁膜)32と、から構成されており、最上層配線層20上に形成された第一の保護膜30の上面は平坦となっている。
【0019】
第二の保護膜40は、例えば、プラズマCVD法によって成膜されたSiN膜から構成されている。
そして、ヒューズとして機能する最上層配線層20は、その上に形成された開口部Hからレーザ光を照射し、開口部H内の底部で露出した第一の保護膜30を破裂させることで溶断可能となっている。
【0020】
次に、本実施形態における半導体装置の一製造方法について説明する。図2は、本発明の半導体装置の一製造工程を示す断面図である。
まず、図2(a)に示すように、半導体基板上に形成された層間絶縁層10上に、公知のスパッタリング法を用いて、窒化チタンなどの高融点金属窒化物層21用膜と、Alなどの配線層22用金属膜と、窒化チタンなどの高融点金属窒化物層23用膜とを順次成膜した後、公知のフォトリソグラフィ技術及びエッチング技術を用いて、最上層配線層20を形成する。
【0021】
次いで、図2(b)に示すように、最上層配線層20が形成された層間絶縁層10の全上面に、公知の高密度プラズマCVD法を用いて、第一のNSG膜31を成膜する。
次いで、図2(c)に示すように、この第一のNSG膜31の全上面に、公知のプラズマCVD法を用いて、第二のNSG膜32を成膜する。このとき、凸状の最上層配線層20上に順次形成された第一のNSG膜31及び第二のNSG膜32からなる第一の保護膜30は、最上層配線層20の形状を反映して、最上層配線層20上に山形状に形成される。
【0022】
次いで、図2(d)に示すように、公知のCMP法を用いて、最上層配線層20上に山形状に形成された第一の保護膜20に対して平坦化処理を行う。このとき、最上層配線層20上に山形状に形成された第一の保護膜30は、その突起部が削れ、最上層配線層20上には平坦化された第一の保護膜30が形成される。
次いで、図1(b)に示すように、最上層配線層20上の平坦化された第一の保護膜30上に、公知のプラズマCVD法を用いて、第二の保護膜40となるSiN膜を成膜する。
【0023】
次いで、最上層配線層20上に形成された第二の保護膜40のうち、ヒューズ溶断用の開口部形成予定領域は露出し、それ以外は覆うようなパターン(図示せず)を成膜した状態で公知のエッチングを行い、最上層配線層20上の一部に、第一の保護膜30の上面が露出した開口部Hを形成する。
このように、本実施形態における半導体装置によれば、ヒューズとして機能する最上層配線層20上に形成される第一の保護膜30を平坦化したことによって、半導体装置のパッケージ工程で、最上層配線層20上の第一の保護膜30にかかる応力を緩和することができるため、最上層配線層20上に形成される第一の保護膜30への損傷を抑制することが可能となる。このため、第一の保護膜30に形成される損傷に起因するヒューズ腐食を抑制でき、半導体装置の信頼性を向上させることが可能となる。
【0024】
また、本実施形態における半導体装置によれば、ヒューズとして機能する最上層配線層20上に形成される第一の保護膜を平坦化をCMP法によって行うことによって、ヒューズ溶断用開口部Hの底部に残存する第一の保護膜30の膜厚を容易に制御することができるため、ヒューズの溶断を確実に行うことが可能となる。
<第二実施形態>
図3は、本発明の半導体装置の他の構成例を示す断面図である。
【0025】
本実施形態における半導体装置は、図3に示すように、第一の保護膜30Aが、ヒューズの全上面に公知の高密度プラズマCVD法を用いて成膜されたNSG膜(第一の絶縁膜)33と、このNSG膜33の全上面に形成された公知のSOG膜(Spin On Glass、第二の絶縁膜)34と、から構成されている。
【0026】
次に、本実施形態における半導体装置の一製造方法について説明する。図4は、図3に示す半導体装置の一製造工程を示す断面図である。
まず、図4(a)及び図4(b)に示すように、第一実施形態と同様の工程を経て、半導体基板上の層間絶縁層10上に形成された最上層配線層20の全上面に、公知の高密度プラズマCVD法を用いて、NSG膜33を成膜する。
【0027】
次いで、図4(c)に示すように、最上層配線層20上に形成されたNSG膜33の全上面に、公知の方法を用いてSOG膜34を成膜する。このとき、NSG膜33の上面にSOG膜34を成膜した段階で、NSG膜33膜の突起部は略平坦化される。
次いで、SOG膜34の上面に、公知のエッチバックを行うことで、最上層配線層20上に山形状に形成された第一の保護膜30Aに対して平坦化処理を行い、第一の保護膜30Aの厚みを調節する。このとき、最上層配線層20上に山形状に形成された第一の保護膜30Aは、その突起部が削れ、最上層配線層20上には、第一の保護膜30Aが形成される。
【0028】
次いで、最上層配線層20上の平坦化された第一の保護膜30A上に、第一実施形態と同様の工程を経て、図3に示すように、最上層配線層20の一部開口部Hを除いて第二の保護膜40を形成し、半導体装置を完成させる。
このように、本実施形態の半導体装置によれば、第一の保護膜30Aを、ヒューズとして機能する最上層配線層20上に高密度プラズマCVD法で成膜したNSG膜33と、このNSG膜33上に形成したSOG膜34とから構成し、このSOG膜34をエッチバックすることで第一の保護膜30Aを平坦化するようにしたことによって、第一実施形態と同様の効果を得ることが可能となる。
【0029】
なお、本実施形態においては、第一の保護膜30Aを、高密度プラズマCVD法で成膜したNSG膜33とSOG膜34とから構成し、SOG膜34をエッチバックすることで最上層配線層20上の第一の保護膜30Aを平坦化するようにしたが、NSG膜33上に成膜した後エッチバックによって平坦化が可能な材料であればこれに限らず、SOG膜34の代わりに、例えば公知のCVD法によるレジスト膜を適用するようにしても構わない。
<第三実施形態>
図5は、本発明の半導体装置の他の構成例を示す断面図である。
【0030】
本実施形態における半導体装置は、第一実施形態で示す半導体装置において、第一の保護膜30Bが、プラズマCVD法を用いて成膜された一層のNSG膜(絶縁膜)35から構成されている。
つまり、本実施形態における半導体装置の製造方法は、第一実施形態と同様の工程を経て、半導体基板上の層間絶縁層10上に形成された最上層配線層20の全上面に、公知のプラズマCVD法を用いて、NSG膜35を成膜する。
【0031】
次いで、最上層配線層20上に形成されたNSG膜35の上面を、公知のCMP法を用いて平坦化する。
次いで、第一実施形態と同様の工程を経て、図5に示すように、ヒューズとして機能する最上層配線層20上に、平坦化された一層のNSG膜35からなる第一の保護膜30Bと、SiN膜からなる第二の保護膜40とが形成され、且つ、最上層配線層20上に第一の保護膜30Bの一部が露出した開口部Hを有する半導体装置を完成させる。
【0032】
このように、本実施形態における半導体装置によれば、ヒューズとして機能する最上層配線層20上に形成される第一の保護膜30Bを、十分な厚さで成膜した一層のNSG膜35を平坦化処理することで形成したことによって、第一の保護膜30Bの製造コストを大幅に削減させることが可能となる。但し、本実施形態でにおいて、第一の保護膜30Bを形成するNSG膜35をプラズマCVD法を用いて成膜したが、このプラズマCVD法による成膜は上述した高密度プラズマCVD法による成膜に比べて高精密化が困難であるため、高集積化及び高微細化された半導体装置において実現するためには、やはり、第一実施形態及び第二実施形態で示したように、下地として高密度プラズマCVD法によって成膜したNSG膜31、33を用いて第一の保護膜30、30Aを形成することが好ましい。
【0033】
なお、第一乃至第三実施形態における半導体装置においては、ヒューズとして機能する最上層配線層20にレーザ照射を行うことでヒューズの溶断を行うレーザ溶断式ヒューズ切断方法について説明した。しかし、本発明は、ヒューズとして機能する最上層配線層20に電流を流してヒューズを溶断する方法(電流溶断式ヒューズ切断方法)を行う半導体装置に適用するようにしても構わない。
【0034】
また、第一乃至第三実施形態における半導体装置においては、層間絶縁膜10上に形成された第一の保護膜30、30A、30Bの全上面に平坦化処理を施す場合について説明したが、少なくとも第一の保護膜30、30A、30Bの表面が露出する部分が平坦化処理されているのであればこれに限定されない。例えば、第二の保護膜40の開口部H内に形成される第一の保護膜30、30A、30Bのみを平坦化処理するようにしても構わない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の半導体装置の一構成例を示し、(a)は平面図、(b)は図1(a)のA−A線に沿った断面図である。
【図2】 図1に示す半導体装置の一製造工程を示す断面図である。
【図3】 本発明の半導体装置の他の構成例を示す断面図である。
【図4】 図3に示す半導体装置の一製造工程を示す断面図である。
【図5】 本発明の半導体装置の他の構成例を示す断面図である。
【図6】 従来の半導体装置の一構成例を示す断面図である。
【符号の説明】
10、110…層間絶縁層。20、120…最上層配線層(ヒューズ)。30、30A、30B、130…第一の保護膜。31、32、33、…NSG膜。34…SOG膜。40、140…第二の保護膜。H…開口部。

Claims (4)

  1. 最上層配線層に形成されたヒューズ上に、第一の保護膜と第二の保護膜とが順次積層されており、前記第二の保護膜には、前記ヒューズ上に積層された前記第一の保護膜の一部が露出する開口部が形成されてなる半導体装置において、
    前記第一の保護膜は、
    前記ヒューズ上に高密度プラズマCVD法によって形成された第一の絶縁膜と、
    前記第一の絶縁膜上にプラズマCVD法によって形成された第二の絶縁膜と、
    を有し
    前記開口部内に形成された前記第一の保護膜の上面は、平坦となっていることを特徴とする半導体装置。
  2. 前記高密度プラズマCVD法及び前記プラズマCVD法によって形成された前記絶縁膜は、NSG膜であることを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  3. 最上層配線層に形成されたヒューズ上に第一の保護膜と第二の保護膜とが順次積層されており、前記第二の保護膜に、前記ヒューズ上に積層された第一の保護膜が露出する開口部が形成されてなる半導体装置の製造方法であって、
    最上層配線層にヒューズを形成する工程と、
    前記ヒューズ上に、プラズマCVD法による絶縁膜で前記第一の保護膜を形成する工程と、前記第一の絶縁膜をCMP法によって平坦化する工程と
    前記第一の保護膜上に前記第二の保護膜を形成する工程と、
    前記ヒューズ上部の前記第二の保護膜に第一の保護膜が露出する開口部を形成する工程と、
    を備えたことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  4. 前記プラズマCVD法による絶縁膜は、NSG膜であることを特徴とする請求項に記載の半導体装置の製造方法。
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