JP4398221B2 - チップ型ヒューズの溶断狭小部の形成方法 - Google Patents

チップ型ヒューズの溶断狭小部の形成方法 Download PDF

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Description

本発明は、電子機器回路基板に面実装されるチップ型ヒューズの溶断狭小部の形成方法と、該方法により形成されてなるチップ型ヒューズに関する。
チップ型ヒューズのヒューズ膜は、所望の溶断特性に合わせて、Au系、Ag系、Cu系等の各種導電性材料から厚膜形成、薄膜形成、めっき膜形成等の方法で形成されており、その溶断狭小部は、各種導電性材料に応じて印刷スクリーンによるパターンやエッチング等の手法により形成されている。このようなヒューズ膜においては、ヒューズ膜の形成時に生じる膜厚のばらつきや膜のダレ等を原因として、溶断狭小部を形成した後に、溶断特性や内部抵抗値のばらつきが生じ易いという問題がある。このような溶断特性や内部抵抗値のばらつきを防止するために、溶断狭小部の体積を一定にするべく、溶断狭小部をレーザートリミングにより形成する方法が提案されている。
本願の出願人は、レーザートリミングによる溶断狭小部の形成方法を発明し、この発明は、既に特開2002−56767号公報(特許文献1)として開示されている。この特許文献1は、図3に示したようなチップ型ヒューズ50を形成する技術に関するものであり、チップ型ヒューズ50では、基板51上の両端に設けられた電極52を接続するようにヒューズ膜53が形成され、このヒューズ膜53にはL字形状の第1トリミング溝T1と第2トリミング溝T2とが刻まれ、これにより溶断狭小部54が形成されている。
この溶断狭小部54における溶断特性や内部抵抗値は、溶断狭小部54の体積による影響が大きいため、長さ54Lや幅54Wが管理される。図4は特許文献1における溶断狭小部の形成方法を説明するための図であり、この方法では、所望の定格電流値に対応する第1トリミング溝T1の開始位置T1s、側縁部に直交する方向の長さT1a、側縁部に平行な方向の長さT1bが予め設定されてトリミング機の記憶手段に格納され、また第1トリミング溝T1の形成後に計測される抵抗値を複数の偏差幅で区分するプログラムや、その偏差幅による区分に対応して設定される溶断狭小部54の幅54Wも予めトリミング機のメモリに格納されている。そして、トリミング工程では、最初に定格電流値に対応して設定された第1トリミング溝T1が図4(a)のように形成され、その後に、ヒューズ膜53の初期抵抗値が計測される。この計測された初期抵抗値は図4(b)に示したような複数の偏差幅で区分され、初期抵抗値偏差による各区分に応じて設定された溶断狭小部54の幅54Wになるような開始位置T2s、側縁部に直交する方向の長さT2aで第2トリミング溝T2が刻まれ、次に、ヒューズ膜53の抵抗値を計測しながら、所望の抵抗値になるように側縁部に平行な方向の長さT2bが形成される。
上記特許文献1の溶断狭小部の形成方法において、溶断狭小部54の長さ54Lと、第1トリミング溝T1は定格電流値に応じて予め設定されてしまうものであり、初期抵抗値の計測後に、抵抗値偏差による区分に応じて定められるのは、第2トリミング溝T2の直交方向長さT2a、すなわち溶断狭小部54の幅54Wのみである。しかも、現在のトリミング機によっては、溶断狭小部54の幅方向のトリミング精度は、長さ方向のトリミング精度と比較すると、あまり良好ではないため、抵抗値偏差に対応した精度の良い溶断狭小部の可変が困難である。
また上記特許文献1では、第1トリミング溝形成後のヒューズ膜の抵抗値に対する抵抗値偏差により、溶断狭小部を可変させていた。問題点として、第1トリミングの位置ずれ等により、ヒューズ膜の膜厚ばらつきに対応する初期抵抗値偏差とならない場合があるため、溶断狭小部の体積を一定にできない場合がある。
特開2002−56767号公報
本発明は、このような従来の問題を解決するものであり、比較的広い範囲の抵抗値偏差のヒューズ膜に対して、より高精度に溶断狭小部を形成することが可能であり、溶断特性と内部抵抗値のばらつきを抑えるとともに、高い製造分留まりを得ることができる溶断狭小部の形成方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明では、絶縁基板11上に設けられた両端の電極12間に矩形のヒューズ膜13を接続し、そのヒューズ膜の一側縁部から直交する方向に第1トリミング溝T1の直交方向トリミング溝を形成した後、該トリミング溝に連続して前記ヒューズ膜13の長さ方向に平行な第1トリミング溝T1の平行方向トリミング溝を形成して第1のトリミング溝T1をL字形状に形成すると共に、前記ヒューズ膜13の他側縁部から直行する方向に第2トリミング溝T2の直交方向トリミング溝を形成した後、該トリミング溝に連続して前記ヒューズ膜13の長さ方向に平行な第2トリミング溝T2の平行方向トリミング溝を形成して第2のトリミング溝T2をL字形状に形成することにより、前記第1と第2のL字形状間の溶断狭小部が前記ヒューズ膜のほぼ中央部になるように形成されたチップ型ヒューズの溶断狭小部14の形成方法であって、
前記第2のトリミング溝T2の平行方向トリミング溝の長さT2bを、前記第1のトリミング溝T1の平行方向トリミング溝の長さT1bより短くする工程を含むチップ型ヒューズの溶断狭小部の形成方法が提供される。また、別の発明によれば、絶縁基板上に設けられた両端の電極12とその間に接続する矩形のヒューズ膜13に、その両側縁部から直交する方向に第1トリミング溝T1の直交方向トリミング溝と第2トリミング溝T2の直交トリミング溝を形成し、それらに連続してヒューズ膜の長さ方向に平行な第1トリミング溝T1の平行方向トリミング溝と第2トリミング溝T2の平行方向トリミング溝とにより第1と第2のL字形状のトリミング溝T1,T2を形成するチップ型ヒューズの溶断狭小部14の形成方法であって、
ヒューズ膜13の初期抵抗値を測定し、該初期抵抗値を予め設定されている複数の偏差幅により区分し、定格電流値に応じて予め設定された長さで前記第1トリミング溝T1の直交方向トリミング溝を形成する第1の工程の後に、前記初期抵抗値偏差による区分に応じて設定された長さで前記第1トリミング溝T1の平行方向トリミング溝を形成する第2の工程と、次いで、定格電流値に応じて予め設定された長さで前記第2トリミング溝T2の直交方向トリミング溝を形成する第3の工程の後に、ヒューズ膜13の抵抗値を測定しながら所望の抵抗値に達するまで、前記初期抵抗値偏差による区分に応じて設定された長さの範囲内で前記第2トリミング溝T2の平行方向トリミング溝を形成する第4の工程と、
前記第4の工程における平行方向トリミング溝の長さT2bを、前記第2の工程における平行方向トリミング溝の長さT1bより短くする工程とを含むチップ型ヒューズの溶断狭小部の形成方法も提供される。
本発明のチップ型ヒューズの溶断狭小部形成方法では、第1及び第2トリミング溝を形成する前に、ヒューズ膜の初期抵抗値を測定し、この初期抵抗値分布を複数の偏差幅に区分しているので、たとえ、ヒューズ膜を形成したときに抵抗値にばらつきが生じて抵抗値分布が広い範囲に及んだとしても、チップ型ヒューズを目標抵抗値に近づけるべく溶断狭小部を形成することができる。したがって、製造ロットが異なることにより生じる初期抵抗値のばらつきにも比較的影響を受けることがなく、良好な精度で溶断狭小部を形成することができる。
また本発明では、区分された偏差幅に応じて溶断狭小部の長さを可変させ、それと同時に抵抗値を測定しながら第2トリミング溝の長さを調整して形成するため、トリミング機による高精度な設定が可能となり、目標抵抗値に近づけるべく良好な精度で溶断狭小部を形成することができる。
本発明のチップ型ヒューズの溶断狭小部形成方法により、比較的広い範囲の抵抗値偏差のヒューズ膜に対して、より高精度に溶断狭小部を形成することが可能であり、溶断特性と内部抵抗値のばらつきを抑えるとともに、高い製造分留まりを得ることができる。
以下、図1及び図2を参照して本発明の実施の形態について説明するが、本発明は下記の実施形態に限定されるものではない。
図1(a)はトリミング工程後のチップ型ヒューズ10の表面を示した図であり、このチップ型ヒューズ10には、基板11の両端に電極12が設けられ、これらの電極12を接続するようにヒューズ膜13が形成され、このヒューズ膜13にはL字形状の第1トリミング溝T1と第2トリミング溝T2とが刻まれ、これにより溶断狭小部14が形成されている。なお、本発明の方法は、図1(a)に示したようなパターンのトリミング溝を有するチップ型ヒューズに限定して適用されるものではなく、例えば、図1(b)に示したようなパターンのトリミング溝を有するチップ型ヒューズにも適用し得るものである。
本発明の方法では、トリミングに際し、チップ型ヒューズの基板サイズと定格電流値に対応するトリミングプログラムをトリミング機の記憶手段から読み出す。それぞれのトリミングプログラムは、定格電流値に対応して設定されるデータ、すなわち、目標抵抗値、初期抵抗値により複数に区分するための偏差幅の閾値、ヒューズ膜13の側縁部に直交する方向の第1及び第2トリミング溝T1,T2の長さT1a,T2aをデータとして有している。またトリミングプログラムは、初期抵抗値の偏差による複数の区分に対応するように設定されたデータ、すなわち、第1及び第2トリミング溝T1,T2の開始位置T1s,T2s、ヒューズ膜13の側縁部に平行な方向の第1トリミング溝T1の長さT1b、ヒューズ膜13の側縁部に平行な方向の第2トリミング溝T2の最大許容長さT2bをデータとして有している。
次に、図2(a)に示したように、トリミング溝を形成する前のチップ型ヒューズ10の初期抵抗値をトリミング機により測定し、この初期抵抗値をトリミング機の記憶手段に格納する。予めトリミング機の記憶手段に格納されている閾値により複数の偏差幅が設定され、測定した初期抵抗値を、図2(b)に示したように、複数の偏差幅に区分し、区分結果をトリミング機の記憶手段に格納する。偏差幅は、定格電流値に応じてLop、偏差幅1、偏差幅2・・・・偏差幅n、Hopと定められるものであるが、図2(b)〜(c)では偏差幅は4区分で例示した。またLop、Hopと区分されたものはトリミング不可と判断し、引き続き行われるトリミング工程でオープンカットされるものである。
各偏差幅で区分した後、図2(c)に示したように、区分された偏差幅にそれぞれ対応する第1トリミング溝T1を形成する。この第1トリミング溝T1の開始位置T1sは、溶断狭小部14がヒューズ膜13のほぼ中央になるように設定され、直交方向の長さT1aは、定格電流値に対応して予め定められている溶断狭小部幅14Wを形成し得る長さに設定される。また平行方向の長さT1bは、偏差幅による区分に応じて定められた溶断狭小部長さ14Lを形成し得る長さに設定される。
第1トリミング溝T1を形成した後、図2(d)に示したように、偏差幅による区分にに対応する第2トリミング溝T2を形成する。この第2トリミング溝T2の開始位置T2sは、溶断狭小部14がヒューズ膜13のほぼ中央になるように設定され、直交方向の長さT2aは、定格電流値に対応して予め定められている溶断狭小部幅14Wを形成し得る長さに設定される。この直交方向の長さT2a部分を形成した後に、トリミング機により抵抗値を測定しながら、所望の目標抵抗値に達するまでトリミング溝をヒューズ膜13の側縁部に平行な方向に延長する。ここで、第2トリミング溝T2の最大許容長さT2bは、区分された偏差幅に応じて溶断狭小部長さ14Lを形成し得る最大長さとして設定されたものであり、第2トリミング溝T2の平行方向部分は、これ以上にならないように形成される。
以上のように第1トリミング溝T1と第2トリミング溝T2を形成して、トリミング工程が終了すると、チップ型ヒューズ10の抵抗値が許容範囲内に納まるように溶断狭小部14が形成される。
次に、以上のように形成された溶断狭小部14を有するチップ型ヒューズの他の構成について簡略に説明する。上述したような工程により第1トリミング溝T1と第2トリミング溝T2が形成されたら、ヒューズ膜13を覆うように少なくとも一層の保護層が形成される。そして、必要に応じて、基板11の裏面両端には裏面電極が形成され、この裏面電極と表面の電極12とを電気的に接続するように端面電極が設けられる。さらに、表面の電極12、端面電極、裏面電極の露出した部分にめっき膜が形成されると、チップ型ヒューズは完成する。なお、上記各構成の材料に関しては、規格に応じて適宜定め得るものであるため、これに関する更なる説明は省略する。
(a)は本発明におけるトリミング工程後のチップ型ヒューズを示した図であり、(b)は(a)とは異なるパターンのトリミング溝を有するチップ型ヒューズの図である。 本発明における各工程を説明するための図である。 従来方法を説明するためのチップ型ヒューズの斜視図である。 従来方法における各工程を説明するための図である。
符号の説明
10 チップ型ヒューズ
11 基板
12 電極
13 ヒューズ膜
14 溶断狭小部
T1 第1トリミング溝
T1a 第1トリミング溝の直交方向の長さ
T1b 第1トリミング溝の平行方向の長さ
T1s 第1トリミング溝のトリミング開始位置
T2 第2トリミング溝
T2a 第2トリミング溝の直交方向の長さ
T2b 第2トリミング溝の平行方向の最大長さ
T2s 第2トリミング溝のトリミング開始位置

Claims (2)

  1. 絶縁基板(11)上に設けられた両端の電極(12)間に矩形のヒューズ膜(13)を接続し、そのヒューズ膜の一側縁部から直交する方向に第1トリミング溝(T1)の直交方向トリミング溝を形成した後、該トリミング溝に連続して前記ヒューズ膜(13)の長さ方向に平行な第1トリミング溝(T1)の平行方向トリミング溝を形成して第1のトリミング溝(T1)をL字形状に形成すると共に、前記ヒューズ膜(13)の他側縁部から直行する方向に第2トリミング溝(T2)の直交方向トリミング溝を形成した後、該トリミング溝に連続して前記ヒューズ膜(13)の長さ方向に平行な第2トリミング溝(T2)の平行方向トリミング溝を形成して第2のトリミング溝(T2)をL字形状に形成することにより、前記第1と第2のL字形状間の溶断狭小部が前記ヒューズ膜のほぼ中央部になるように形成されたチップ型ヒューズの溶断狭小部(14)の形成方法であって、
    前記第2のトリミング溝(T2)の平行方向トリミング溝の長さ(T2b)を、前記第1のトリミング溝(T1)の平行方向トリミング溝の長さ(T1b)より短くする工程を含むチップ型ヒューズの溶断狭小部の形成方法。
  2. 絶縁基板上に設けられた両端の電極(12)とその間に接続する矩形のヒューズ膜(13)に、その両側縁部から直交する方向に第1トリミング溝(T1)の直交方向トリミング溝と第2トリミング溝(T2)の直交トリミング溝を形成し、それらに連続してヒューズ膜の長さ方向に平行な第1トリミング溝(T1)の平行方向トリミング溝と第2トリミング溝(T2)の平行方向トリミング溝とにより第1と第2のL字形状のトリミング溝(T1),(T2)を形成するチップ型ヒューズの溶断狭小部(14)の形成方法であって、
    ヒューズ膜(13)の初期抵抗値を測定し、該初期抵抗値を予め設定されている複数の偏差幅により区分し、定格電流値に応じて予め設定された長さで前記第1トリミング溝(T1)の直交方向トリミング溝を形成する第1の工程の後に、前記初期抵抗値偏差による区分に応じて設定された長さで前記第1トリミング溝(T1)の平行方向トリミング溝を形成する第2の工程と、次いで、定格電流値に応じて予め設定された長さで前記第2トリミング溝(T2)の直交方向トリミング溝を形成する第3の工程の後に、ヒューズ膜(13)の抵抗値を測定しながら所望の抵抗値に達するまで、前記初期抵抗値偏差による区分に応じて設定された長さの範囲内で前記第2トリミング溝(T2)の平行方向トリミング溝を形成する第4の工程と、
    前記第4の工程における平行方向トリミング溝の長さ(T2b)を、前記第2の工程における平行方向トリミング溝の長さ(T1b)より短くする工程とを含むチップ型ヒューズの溶断狭小部の形成方法。
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