JPH09232117A - 半導体装置 - Google Patents
半導体装置Info
- Publication number
- JPH09232117A JPH09232117A JP8041053A JP4105396A JPH09232117A JP H09232117 A JPH09232117 A JP H09232117A JP 8041053 A JP8041053 A JP 8041053A JP 4105396 A JP4105396 A JP 4105396A JP H09232117 A JPH09232117 A JP H09232117A
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- JP
- Japan
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- resistance
- thin film
- layers
- resistance value
- layer
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- Apparatuses And Processes For Manufacturing Resistors (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 抵抗体が温度上昇することなく、かつ、トリ
ミングによる抵抗体における過度の電流集中やマイクロ
クラックが発生することがなく抵抗値の調整を行うこと
のできる半導体装置を提供する。 【解決手段】 絶縁膜1上に、2つの長方形状の薄膜抵
抗層2a,2bが形成され、2つの薄膜抵抗層2a,2
bの対向する部分同士が、複数の導体層3により結合さ
れている。そして、2つの薄膜抵抗層2a,2bの長手
方向の端末部の一方には配線層4が形成されることによ
り抵抗素子が製造される。そして、抵抗素子の抵抗値を
測定しながら、導体層をトリミングして順次導体層3を
切断していって抵抗値を増加させることにより所望の抵
抗値に調整する。
ミングによる抵抗体における過度の電流集中やマイクロ
クラックが発生することがなく抵抗値の調整を行うこと
のできる半導体装置を提供する。 【解決手段】 絶縁膜1上に、2つの長方形状の薄膜抵
抗層2a,2bが形成され、2つの薄膜抵抗層2a,2
bの対向する部分同士が、複数の導体層3により結合さ
れている。そして、2つの薄膜抵抗層2a,2bの長手
方向の端末部の一方には配線層4が形成されることによ
り抵抗素子が製造される。そして、抵抗素子の抵抗値を
測定しながら、導体層をトリミングして順次導体層3を
切断していって抵抗値を増加させることにより所望の抵
抗値に調整する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、抵抗素子を有して
成る半導体装置に関し、特に抵抗素子の抵抗値の調整方
法に関するものである。
成る半導体装置に関し、特に抵抗素子の抵抗値の調整方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来例に係る抵抗素子を示す模
式図であり、(a)は抵抗値調整前の上面から見た状態
を示す略平面図であり、(b)は抵抗値調整後の上面か
ら見た状態を示す略平面図であり、(c)はA−Bでの
略断面図である。抵抗素子は、シリコン酸化膜等の絶縁
膜1上に薄膜抵抗層2が形成され、薄膜抵抗層2の両端
に配線層4が形成されて構成されている。このような抵
抗素子において、抵抗値は2つの配線層4間の薄膜抵抗
層2の抵抗率や形状により決定される。上述の抵抗素子
の抵抗値の調整方法としては、薄膜抵抗層2にレーザー
を使って切り込み部6を形成(トリミング)し、電流経
路を変調することにより抵抗値を所望の値に調整する。
式図であり、(a)は抵抗値調整前の上面から見た状態
を示す略平面図であり、(b)は抵抗値調整後の上面か
ら見た状態を示す略平面図であり、(c)はA−Bでの
略断面図である。抵抗素子は、シリコン酸化膜等の絶縁
膜1上に薄膜抵抗層2が形成され、薄膜抵抗層2の両端
に配線層4が形成されて構成されている。このような抵
抗素子において、抵抗値は2つの配線層4間の薄膜抵抗
層2の抵抗率や形状により決定される。上述の抵抗素子
の抵抗値の調整方法としては、薄膜抵抗層2にレーザー
を使って切り込み部6を形成(トリミング)し、電流経
路を変調することにより抵抗値を所望の値に調整する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述のよう
にレーザーを使ってトリミングを行った場合、レーザー
を照射するため薄膜抵抗層2自体に発熱が発生し、その
温度上昇により抵抗値の調整後に抵抗素子の抵抗値が変
化するとともに、抵抗体のトリミングを行った箇所で過
度の電流集中が起こったり、マイクロクラックが発生す
るといった問題があった。
にレーザーを使ってトリミングを行った場合、レーザー
を照射するため薄膜抵抗層2自体に発熱が発生し、その
温度上昇により抵抗値の調整後に抵抗素子の抵抗値が変
化するとともに、抵抗体のトリミングを行った箇所で過
度の電流集中が起こったり、マイクロクラックが発生す
るといった問題があった。
【0004】本発明は、上記の点に鑑みて成されたもの
であり、その目的とするところは、抵抗体が温度上昇す
ることなく、かつ、トリミングによる抵抗体における過
度の電流集中やマイクロクラックが発生することがなく
抵抗値の調整を行うことのできる半導体装置を提供する
ことにある。
であり、その目的とするところは、抵抗体が温度上昇す
ることなく、かつ、トリミングによる抵抗体における過
度の電流集中やマイクロクラックが発生することがなく
抵抗値の調整を行うことのできる半導体装置を提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
絶縁膜と、該絶縁膜上に形成された複数の薄膜抵抗層
と、該複数の薄膜抵抗層を結合する導体層とを有して成
り、前記複数の薄膜抵抗層は前記導体層により結合され
ることにより1つの抵抗体層を構成し、該抵抗体層の端
末部に配線層を形成することにより構成された半導体装
置であって、前記導体層をトリミングすることで抵抗値
を調整するようにしたことを特徴とするものである。
絶縁膜と、該絶縁膜上に形成された複数の薄膜抵抗層
と、該複数の薄膜抵抗層を結合する導体層とを有して成
り、前記複数の薄膜抵抗層は前記導体層により結合され
ることにより1つの抵抗体層を構成し、該抵抗体層の端
末部に配線層を形成することにより構成された半導体装
置であって、前記導体層をトリミングすることで抵抗値
を調整するようにしたことを特徴とするものである。
【0006】請求項2記載の発明は、請求項1記載の半
導体装置において、前記複数の薄膜抵抗体層として、そ
れぞれ所望の抵抗値のものを用いたことを特徴とするも
のである。
導体装置において、前記複数の薄膜抵抗体層として、そ
れぞれ所望の抵抗値のものを用いたことを特徴とするも
のである。
【0007】請求項3記載の発明は、請求項1または請
求項2記載の半導体装置において、前記複数の薄膜抵抗
層間の内、少なくとも1つを複数の前記導体層により結
合し、前記導体層を順次切断することにより抵抗値を調
整するようにしたことを特徴とするものである。
求項2記載の半導体装置において、前記複数の薄膜抵抗
層間の内、少なくとも1つを複数の前記導体層により結
合し、前記導体層を順次切断することにより抵抗値を調
整するようにしたことを特徴とするものである。
【0008】請求項4記載の発明は、請求項1または請
求項2記載の半導体装置において、前記導体層を幅広く
形成し、前記幅広く形成した導体層の長手方向にトリミ
ングして幅を短くして抵抗値を調整するようにしたこと
を特徴とするものである。
求項2記載の半導体装置において、前記導体層を幅広く
形成し、前記幅広く形成した導体層の長手方向にトリミ
ングして幅を短くして抵抗値を調整するようにしたこと
を特徴とするものである。
【0009】請求項5記載の発明は、請求項1または請
求項3若しくは請求項4記載の半導体装置において、前
記複数の薄膜抵抗層の内、少なくとも1つを抵抗分布を
持って形成したことを特徴とするものである。
求項3若しくは請求項4記載の半導体装置において、前
記複数の薄膜抵抗層の内、少なくとも1つを抵抗分布を
持って形成したことを特徴とするものである。
【0010】請求項6記載の発明は、請求項1乃至請求
項5記載の半導体装置において、前記複数の薄膜抵抗層
の内、少なくとも1つを蛇行状に形成したことを特徴と
するものである。
項5記載の半導体装置において、前記複数の薄膜抵抗層
の内、少なくとも1つを蛇行状に形成したことを特徴と
するものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て図面に基づき説明する。図1は、本発明の一実施形態
に係る抵抗素子を示す模式図であり、(a)は抵抗値調
整前の上面から見た略平面図であり、(b)は抵抗値調
整後の上面から見た略平面図である。本実施形態に係る
抵抗素子は、図1(a)に示すように、シリコン酸化膜
等の絶縁膜1上に2つの長方形状の薄膜抵抗層2a,2
bが形成され、2つの薄膜抵抗層2a,2bの対向する
部分同士が、複数の導体層3により結合されている。そ
して、2つの薄膜抵抗層2a,2bの長手方向の端末部
の一方には配線層4が形成されて抵抗素子が製造され
る。ここで、抵抗素子は所望の抵抗値よりも若干低抵抗
となるように設計されている。なお、導体層3と配線層
4とは同じ材料を用いても良い。
て図面に基づき説明する。図1は、本発明の一実施形態
に係る抵抗素子を示す模式図であり、(a)は抵抗値調
整前の上面から見た略平面図であり、(b)は抵抗値調
整後の上面から見た略平面図である。本実施形態に係る
抵抗素子は、図1(a)に示すように、シリコン酸化膜
等の絶縁膜1上に2つの長方形状の薄膜抵抗層2a,2
bが形成され、2つの薄膜抵抗層2a,2bの対向する
部分同士が、複数の導体層3により結合されている。そ
して、2つの薄膜抵抗層2a,2bの長手方向の端末部
の一方には配線層4が形成されて抵抗素子が製造され
る。ここで、抵抗素子は所望の抵抗値よりも若干低抵抗
となるように設計されている。なお、導体層3と配線層
4とは同じ材料を用いても良い。
【0012】ここで、本実施形態においては、抵抗値を
測定しながら導体層3をトリミングして順次導体層3を
切断していき、抵抗値を増加させて所望の抵抗値に調整
する。つまり、導体層3がトリミングされると、抵抗の
電流経路が制限されるため抵抗素子として高抵抗とな
り、所望の抵抗値が得られる。
測定しながら導体層3をトリミングして順次導体層3を
切断していき、抵抗値を増加させて所望の抵抗値に調整
する。つまり、導体層3がトリミングされると、抵抗の
電流経路が制限されるため抵抗素子として高抵抗とな
り、所望の抵抗値が得られる。
【0013】従って、本実施形態においては、薄膜抵抗
層2a,2b自体をトリミングすることなく2つの薄膜
抵抗層2a,2bを結合する複数の導体層3をトリミン
グするようにしたので、抵抗値調整時における薄膜抵抗
層2a,2bの温度上昇による抵抗値の変化がなく、ま
た、トリミングによる薄膜抵抗層2a,2b内での過度
の電流集中やマイクロクラックの発生等がなくなる。
層2a,2b自体をトリミングすることなく2つの薄膜
抵抗層2a,2bを結合する複数の導体層3をトリミン
グするようにしたので、抵抗値調整時における薄膜抵抗
層2a,2bの温度上昇による抵抗値の変化がなく、ま
た、トリミングによる薄膜抵抗層2a,2b内での過度
の電流集中やマイクロクラックの発生等がなくなる。
【0014】なお、本実施形態においては、2つの薄膜
抵抗層2a,2bのシート抵抗が同じものを用いたが、
これに限定される必要はなく、例えば、薄膜抵抗層2a
のシート抵抗を薄膜抵抗層2bのシート抵抗よりも高く
し、抵抗値を調整する場合において、抵抗値の調整の粗
調に対しては、低抵抗層側である薄膜抵抗層2bの電流
経路を制限するように薄膜抵抗層2bの配線層4から遠
い位置の導体層3をトリミングし、また、抵抗値の調整
の微調に対しては、高抵抗層側である薄膜抵抗層2aの
電流経路を制限するように薄膜抵抗層2aの配線層4か
ら遠い位置の導体層3をトリミングするようにすれば精
度良く抵抗値の調整を行うことができる。ここで、薄膜
抵抗層2aのシート抵抗を薄膜抵抗層2bのシート抵抗
よりも高くする方法としては、薄膜材料を高抵抗材料に
変えたり、また、膜厚を薄膜抵抗層2bよりも薄くする
等により可能である。
抵抗層2a,2bのシート抵抗が同じものを用いたが、
これに限定される必要はなく、例えば、薄膜抵抗層2a
のシート抵抗を薄膜抵抗層2bのシート抵抗よりも高く
し、抵抗値を調整する場合において、抵抗値の調整の粗
調に対しては、低抵抗層側である薄膜抵抗層2bの電流
経路を制限するように薄膜抵抗層2bの配線層4から遠
い位置の導体層3をトリミングし、また、抵抗値の調整
の微調に対しては、高抵抗層側である薄膜抵抗層2aの
電流経路を制限するように薄膜抵抗層2aの配線層4か
ら遠い位置の導体層3をトリミングするようにすれば精
度良く抵抗値の調整を行うことができる。ここで、薄膜
抵抗層2aのシート抵抗を薄膜抵抗層2bのシート抵抗
よりも高くする方法としては、薄膜材料を高抵抗材料に
変えたり、また、膜厚を薄膜抵抗層2bよりも薄くする
等により可能である。
【0015】また、本実施形態においては、2つの薄膜
抵抗層2a,2bを複数の導体層3により結合したが、
これに限定される必要はなく、例えば、図2に示すよう
に、1つの幅広い長方形状の導体層5を形成し、導体層
5の幅広い部分の端末部を薄膜抵抗層2a,2bの幅広
い部分の端末部に結合するようにして、導体層5の長手
方向にトリミングを行うようにすれば、抵抗値の調整
を、上述の実施形態のように段階的ではなく、線形性良
く調整することができる。
抵抗層2a,2bを複数の導体層3により結合したが、
これに限定される必要はなく、例えば、図2に示すよう
に、1つの幅広い長方形状の導体層5を形成し、導体層
5の幅広い部分の端末部を薄膜抵抗層2a,2bの幅広
い部分の端末部に結合するようにして、導体層5の長手
方向にトリミングを行うようにすれば、抵抗値の調整
を、上述の実施形態のように段階的ではなく、線形性良
く調整することができる。
【0016】また、本実施形態においては、薄膜抵抗層
2a,2bとして抵抗値が一定のものを用いたが、これ
に限定される必要はなく、例えば、図3に示すように、
薄膜抵抗層2aに抵抗分布を持たせ、それぞれの抵抗分
布領域において導体層5により薄膜抵抗層2bと結合さ
せるようにすれば、抵抗値の調整度合いに応じたトリミ
ングが可能であり、精度の良い抵抗値調整が行える。
2a,2bとして抵抗値が一定のものを用いたが、これ
に限定される必要はなく、例えば、図3に示すように、
薄膜抵抗層2aに抵抗分布を持たせ、それぞれの抵抗分
布領域において導体層5により薄膜抵抗層2bと結合さ
せるようにすれば、抵抗値の調整度合いに応じたトリミ
ングが可能であり、精度の良い抵抗値調整が行える。
【0017】更に、本実施形態においては、薄膜抵抗層
2a,2bとして長方形状のものを用いたが、これに限
定される必要はなく、例えば、図4に示すように、薄膜
抵抗層2aを蛇行状に形成することにより、薄膜抵抗層
2aのシート抵抗を薄膜抵抗層2bのシート抵抗よりも
高くするようにして導体層3をトリミングするようにす
れば、抵抗値の調整を精度良く行うことができる。
2a,2bとして長方形状のものを用いたが、これに限
定される必要はなく、例えば、図4に示すように、薄膜
抵抗層2aを蛇行状に形成することにより、薄膜抵抗層
2aのシート抵抗を薄膜抵抗層2bのシート抵抗よりも
高くするようにして導体層3をトリミングするようにす
れば、抵抗値の調整を精度良く行うことができる。
【0018】更に、本実施形態においては、2つの薄膜
抵抗層2a,2bを用いた場合について説明したが、こ
れに限定される必要はなく、3つ以上の薄膜抵抗層を用
いた場合も同じ効果が得られる。
抵抗層2a,2bを用いた場合について説明したが、こ
れに限定される必要はなく、3つ以上の薄膜抵抗層を用
いた場合も同じ効果が得られる。
【0019】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、絶縁膜と、絶縁
膜上に形成された複数の薄膜抵抗層と、複数の薄膜抵抗
層を結合する導体層とを有して成り、複数の薄膜抵抗層
は導体層により結合されることにより1つの抵抗体層を
構成し、抵抗体層の端末部に配線層を形成することによ
り構成された半導体装置であって、導体層をトリミング
することで抵抗値を調整するようにしたので、抵抗体層
を直接トリミングする必要はなくなり、抵抗体が温度上
昇することなく、かつ、トリミングによる抵抗体におけ
る過度の電流集中やマイクロクラックが発生することが
なく抵抗値の調整を行うことのできる半導体装置を提供
することができた。
膜上に形成された複数の薄膜抵抗層と、複数の薄膜抵抗
層を結合する導体層とを有して成り、複数の薄膜抵抗層
は導体層により結合されることにより1つの抵抗体層を
構成し、抵抗体層の端末部に配線層を形成することによ
り構成された半導体装置であって、導体層をトリミング
することで抵抗値を調整するようにしたので、抵抗体層
を直接トリミングする必要はなくなり、抵抗体が温度上
昇することなく、かつ、トリミングによる抵抗体におけ
る過度の電流集中やマイクロクラックが発生することが
なく抵抗値の調整を行うことのできる半導体装置を提供
することができた。
【0020】請求項2記載の発明は、請求項1記載の半
導体装置において、複数の薄膜抵抗体層として、それぞ
れ所望の抵抗値のものを用いたので、例えば、導体層の
トリミングする部分により抵抗値の調整の粗調,微調が
でき、精度良く抵抗値の調整を行うことができる。
導体装置において、複数の薄膜抵抗体層として、それぞ
れ所望の抵抗値のものを用いたので、例えば、導体層の
トリミングする部分により抵抗値の調整の粗調,微調が
でき、精度良く抵抗値の調整を行うことができる。
【0021】請求項3記載の発明は、請求項1または請
求項2記載の半導体装置において、複数の薄膜抵抗層間
の内、少なくとも1つを複数の導体層により結合し、導
体層を順次切断することにより抵抗値を調整するように
したので、抵抗値を段階的に調整することができる。
求項2記載の半導体装置において、複数の薄膜抵抗層間
の内、少なくとも1つを複数の導体層により結合し、導
体層を順次切断することにより抵抗値を調整するように
したので、抵抗値を段階的に調整することができる。
【0022】請求項4記載の発明は、請求項1または請
求項2記載の半導体装置において、導体層を幅広く形成
し、幅広く形成した導体層の長手方向にトリミングして
幅を短くして抵抗値を調整するようにしたので、抵抗値
を線形性良く調整することができ、更に精度良く抵抗値
の調整を行うことができる。
求項2記載の半導体装置において、導体層を幅広く形成
し、幅広く形成した導体層の長手方向にトリミングして
幅を短くして抵抗値を調整するようにしたので、抵抗値
を線形性良く調整することができ、更に精度良く抵抗値
の調整を行うことができる。
【0023】請求項5記載の発明は、請求項1または請
求項3若しくは請求項4記載の半導体装置において、複
数の薄膜抵抗層の内、少なくとも1つを抵抗分布を持っ
て形成したので、精度良く抵抗値の調整を行うことがで
きる。
求項3若しくは請求項4記載の半導体装置において、複
数の薄膜抵抗層の内、少なくとも1つを抵抗分布を持っ
て形成したので、精度良く抵抗値の調整を行うことがで
きる。
【0024】請求項6記載の発明は、請求項1乃至請求
項5記載の半導体装置において、複数の薄膜抵抗層の
内、少なくとも1つを蛇行状に形成したので、精度良く
抵抗値の調整を行うことができる。
項5記載の半導体装置において、複数の薄膜抵抗層の
内、少なくとも1つを蛇行状に形成したので、精度良く
抵抗値の調整を行うことができる。
【図1】本発明の一実施形態に係る抵抗素子を示す模式
図であり、(a)は抵抗値調整前の上面から見た略平面
図であり、(b)は抵抗値調整後の上面から見た略平面
図である。
図であり、(a)は抵抗値調整前の上面から見た略平面
図であり、(b)は抵抗値調整後の上面から見た略平面
図である。
【図2】本発明の他の実施形態に係る抵抗素子を示す模
式図であり、(a)は抵抗値調整前の上面から見た略平
面図であり、(b)は抵抗値調整後の上面から見た略平
面図である。
式図であり、(a)は抵抗値調整前の上面から見た略平
面図であり、(b)は抵抗値調整後の上面から見た略平
面図である。
【図3】本発明の他の実施形態に係る抵抗素子を示す模
式図であり、(a)は抵抗値調整前の上面から見た略平
面図であり、(b)は抵抗値調整後の上面から見た略平
面図である。
式図であり、(a)は抵抗値調整前の上面から見た略平
面図であり、(b)は抵抗値調整後の上面から見た略平
面図である。
【図4】本発明の他の実施形態に係る抵抗素子を示す模
式図であり、(a)は抵抗値調整前の上面から見た略平
面図であり、(b)は抵抗値調整後の上面から見た略平
面図である。
式図であり、(a)は抵抗値調整前の上面から見た略平
面図であり、(b)は抵抗値調整後の上面から見た略平
面図である。
【図5】従来例に係る抵抗素子を示す模式図であり、
(a)は抵抗値調整前の上面から見た状態を示す略平面
図であり、(b)は抵抗値調整後の上面から見た状態を
示す略平面図であり、(c)はA−Bでの略断面図であ
る。
(a)は抵抗値調整前の上面から見た状態を示す略平面
図であり、(b)は抵抗値調整後の上面から見た状態を
示す略平面図であり、(c)はA−Bでの略断面図であ
る。
1 絶縁膜 2,2a,2b 薄膜抵抗層 3 導体層 4 配線層 5 導体層 6 切り込み部
Claims (6)
- 【請求項1】 絶縁膜と、該絶縁膜上に形成された複数
の薄膜抵抗層と、該複数の薄膜抵抗層を結合する導体層
とを有して成り、前記複数の薄膜抵抗層は前記導体層に
より結合されることにより1つの抵抗体層を構成し、該
抵抗体層の端末部に配線層を形成することにより構成さ
れた半導体装置であって、前記導体層をトリミングする
ことで抵抗値を調整するようにしたことを特徴とする半
導体装置。 - 【請求項2】 前記複数の薄膜抵抗体層として、それぞ
れ所望の抵抗値のものを用いたことを特徴とする請求項
1記載の半導体装置。 - 【請求項3】 前記複数の薄膜抵抗層間の内、少なくと
も1つを複数の前記導体層により結合し、前記導体層を
順次切断することにより抵抗値を調整するようにしたこ
とを特徴とする請求項1または請求項2記載の半導体装
置。 - 【請求項4】 前記導体層を幅広く形成し、前記幅広く
形成した導体層の長手方向にトリミングして幅を短くし
て抵抗値を調整するようにしたことを特徴とする請求項
1または請求項2記載の半導体装置。 - 【請求項5】 前記複数の薄膜抵抗層の内、少なくとも
1つを抵抗分布を持って形成したことを特徴とする請求
項1または請求項3若しくは請求項4記載の半導体装
置。 - 【請求項6】 前記複数の薄膜抵抗層の内、少なくとも
1つを蛇行状に形成したことを特徴とする請求項1乃至
請求項5記載の半導体装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8041053A JPH09232117A (ja) | 1996-02-28 | 1996-02-28 | 半導体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8041053A JPH09232117A (ja) | 1996-02-28 | 1996-02-28 | 半導体装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09232117A true JPH09232117A (ja) | 1997-09-05 |
Family
ID=12597672
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8041053A Pending JPH09232117A (ja) | 1996-02-28 | 1996-02-28 | 半導体装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09232117A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007096174A (ja) * | 2005-09-30 | 2007-04-12 | Ricoh Co Ltd | 半導体装置 |
JP2019195073A (ja) * | 2012-01-27 | 2019-11-07 | ローム株式会社 | チップ抵抗器 |
-
1996
- 1996-02-28 JP JP8041053A patent/JPH09232117A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007096174A (ja) * | 2005-09-30 | 2007-04-12 | Ricoh Co Ltd | 半導体装置 |
JP2019195073A (ja) * | 2012-01-27 | 2019-11-07 | ローム株式会社 | チップ抵抗器 |
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