JP4397308B2 - 医材収納管理装置 - Google Patents
医材収納管理装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4397308B2 JP4397308B2 JP2004256926A JP2004256926A JP4397308B2 JP 4397308 B2 JP4397308 B2 JP 4397308B2 JP 2004256926 A JP2004256926 A JP 2004256926A JP 2004256926 A JP2004256926 A JP 2004256926A JP 4397308 B2 JP4397308 B2 JP 4397308B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- medical material
- medical
- partition
- detection
- shelf
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Medical Preparation Storing Or Oral Administration Devices (AREA)
Description
すなわち、公平・公正な情報管理・情報システムが可能となる。再現性が容易に確保できる。コンピュータ管理にて、人手・手間が省かれるとともに、管理の質が向上して、信頼性が高まる。使用量の集計にて適正在庫の確保が可能となり、不良在庫が削減され、病院経営に貢献する。装置内の空間における配置レイアウトの自由度が高いので、取り扱い易く、作業効率が良くなる。管理データの入力・集計が自動化できるので、入力ミスが削減され、運用人件費も削減される。医療現場には好適な人手での作業態様に適合したシンプルな構成なので、保守コストが少なくて済むうえ、使い方を理解しやすくて、深いシステム知識や理解も高い習熟も不要で、誤操作が少ない。
しかしながら、医療材料には消耗品材料や滅菌材料などが含まれ、薬剤や,医療器具,機材を除いても未だ多種多様なものが含まれているため、カセットに整列収納しておく手法は踏襲しづらい。
また、棚上の各区分域に医材検出部材と取出案内部材が配設されているので、医療材料毎に収納の有無を検出して自動管理することや、取出対象の医療材料の収納場所を適切に案内することができる。
さらに、仕切部材が棚から抜き取り可能であり、その挿着部位が凹みに形成されているので、仕切部材を抜き取ったところには大きな医療材料を載せ置くことができる。
また、医療材料を出し入れすると、連結部材を介して医材銘板が上下するとともに、その上下位置を医材検出部材が検出することで医療材料の載置有無が間接的に自動検知されるので、医材銘板が医療材料より手前に在っても医療材料の有無が目視で確認され、医療材料の形状や材質などに起因して底面等を安定に検出するのが難しい医療材料であっても連結部材と医材銘板を介して間接的に検出される。
したがって、この発明によれば、医療材料の出し入れが容易かつ的確に行え而も収納状況の把握が自動で的確になされる医材収納管理装置を提供することができる。
これにより、棚を仕切って医療材料を並べるという簡素な装置であっても、仕切部材の着脱とその情報の設定入力とで簡便に、大小種々のサイズの医療材料を収納して自動管理することができる。
また、本発明の医材収納管理装置にあっては(解決手段5)、一区分に複数の医材検出部材が対応することになったところに関しては検出結果の冗長度を利用して誤り状態が検知されるようにもしたことにより、ハードウェアのコストアップを避けつつ、信頼性を高めることができる。
図1〜5に示した実施例1は、上述した解決手段1〜3,5(出願当初の請求項1〜3,5)を具現化したものであり、図6に示した実施例2は、上述した解決手段4(出願当初の請求項4)を具現化したものであり、図7に示した実施例3や、図8に示した実施例4は、図9〜図10に示した実施例5は、変形例である。
なお、それらの図示に際しては、簡明化等のため、ボルト等の締結具や,ヒンジ等の連結具,ドライバ等の電子回路などは図示を割愛し、発明の説明に必要なものや関連するものを中心に図示した。
また、扉24を開けると視認可能になる棚60の前面には、取出案内部材62と医材検出部材63とが近接して装備されるが、これらの取出案内部材62及び医材検出部材63は、凹み61の列なり方向すなわち棚60の長手方向について凹み61と交互になる配置状態で棚60に列設されている。
取出案内部材62には、取出対象の医療材料10の載置箇所を視覚に訴えて案内するために、点灯/消灯の可能な例えば豆電球や発光ダイオード等が採用されている。
制御装置30には(図2(b)参照)、画面表示用のディスプレイ32と、打鍵入力用のキーボード33と、画面上で指示等を入力するためのマウス34と、識別情報読取用のバーコードリーダ35と、印刷出力用のプリンタ36と、処方オーダーエントリシステム等との通信を担うLAN37(Local Area Network)へのインターフェイスと、二次記憶装置としてのハードディスク38が、装備されている。
仕切状態手動設定ルーチン44は、やはりキーボード33やマウス34の操作に応じて起動され、ディスプレイ32の画面表示で確認しながらマウス34やキーボード33で項目選択および値反転を行ったりして、仕切有無データ48に対し棚60の凹み61への仕切部材65の挿着有無状態を設定入力しうるようになっている。
また、コード“B”を含んだ取出指示等を制御装置30に入力すると、医材情報テーブル47の該当三項目が選出され(図5(c)の上から二段目における“BBB”部分を参照)、更に医材有無データ46の該当三項目がチェックされ、この場合は三項目とも値が“1”で一致しているので、該当箇所で隣り合っている取出案内部材62が三つ纏めて点灯させられる(図5(c)最下段を参照)。そのため、この場合も、作業者は迷うことなく目的の医療材料10を取り出すことができる。
この医材収納管理装置20が上述した実施例1のものと相違するのは、仕切検出部材64が追加された点と、仕切状態手動設定ルーチン44が仕切状態自動設定ルーチン45になった点である。
その以外の使用態様や動作は上述した実施例1と同様である。
この医材収納管理装置20が上述した実施例1〜3のものと相違するのは、収納部の一部に棚60でなく棚70が設置されている点である(図8(a)参照)。
この場合も、基本的な使用態様および動作は上述した各実施例のものと同様であるが、医療材料10の検出方式に関して、棚70は直接検出式であるのに対し、棚60は間接検出式であり、医材収納管理装置20の収納部には両者が混在しているので、異質の医療材料10を収納して何れも的確に自動管理することができる。
また、間接検出式の棚60への収納に好適なものは、丸物形状のハードケースやブリスター包装ケースまたは軟質包装でパックされていて保管時に個々では自立していない比較的不安定な形状ものであって厚みのある物であり、そのような医療材料の具体例としては、フィルター等の呼吸器関係材料や、手術用材料、人工材料などが挙げられる。
この場合、通常動作時には(図9(a)参照)、医材収納管理装置から取り出された医療材料10の情報がリアルタイムで時系列に並べてタッチパネル39に表示される。その画面表示項目のうち任意の項目39aを指でダイレクトに選択すると確認のための詳細表示が行われる他、特定の選択操作に応じて補充時の案内表示も行われる。
その医療材料(例えば袋入りフィルタ)の収納可能位置として登録されている位置の空き数39eが例えば3ヶ所(3袋)になっていると、この例では取出案内部材62が補充先案内部材も兼ねているため、空いている3ヶ所の案内部材62が何れも点灯する(図10(a)参照)。
なお、上記実施例では、制御装置30が電装部21に格納されていたが、制御装置30は筐体22の外に置かれていても良い。制御装置30の入出力手段は、上述したディスプレイ32やキーボード33等に限られず、タッチパネルや携帯情報端末などでも良い。
また、上記実施例では医材検出ルーチン42が医材検出部材63のオン/オフに医療材料10の収納/取出を一対一で対応付けるようになっていたが、取り出した医療材料10を使用せずに戻したことまで自動管理するように拡張するのも容易であり、例えば、短時間に取出と収納とが行われた場合や、制御装置30に動作モードを幾つか導入してその一つの取出限定モード時に収納が行われた場合などに、補充ではなく戻しがあったと判定して、ログデータ49やその他の出力データに戻しの情報を付加すると良い。データの蓄積や出力に止まらず、有効期限の管理や、在庫管理、薬歴リスト作成、さらには検品まで行うようにしても良い。
20…医材収納管理装置、
21…電装部、22…筐体、23…把手、24…扉、
30…制御装置、
31…棚部コントローラ、32…ディスプレイ、33…キーボード、
34…マウス、35…バーコードリーダ、36…プリンタ、
37…LAN(Local Area Network)、38…ハードディスク、
41…取出案内ルーチン、42…医材検出ルーチン、
43…医材情報設定ルーチン、44…仕切状態手動設定ルーチン、
45…仕切状態自動設定ルーチン、46…医材有無データ、
47…医材情報テーブル、48…仕切有無データ、49…ログデータ、
60…棚、
61…凹み(仕切部材挿着用)、62…取出案内部材、
63…医材検出部材、64…仕切検出部材、64a…発光器、
65…仕切部材、
66…挿抜部、67…医材銘板、68…連結部材、69…揺動支軸、
70…棚、
71…凹み(仕切部材挿着用)、72…取出案内部材、
73…医材検出部材、74…仕切検出部材、
75…仕切部材、76…挿抜部
Claims (5)
- 多数の医療材料を各々取出可能に仕切って乗せ置くために仕切部材挿着用凹みが列なって形成されている棚と、前記凹みに対し抜取り可能に挿着される仕切部材と、前記凹みの列なり方向について前記凹みと交互になる配置状態で前記棚に列設され各々が該当箇所における医療材料の載置有無を検出する医材検出部材と、前記凹みの列なり方向について前記凹みと交互になる配置状態で前記棚に列設された視認用の取出案内部材と、前記医材検出部材での検出に基づいて医療材料収納状態の管理処理を行うとともに取出指示の入力に応じて前記取出案内部材の何れかを作動させる制御装置とを備えた医材収納管理装置であって、前記仕切部材に連結部材を介して視認用の医材銘板が付設されており、前記連結部材が、該当箇所の医療材料と干渉することにより医療材料の載置有無に応じて上下するものであり、前記医材銘板が、該当箇所で医療材料取出側に位置して前記連結部材と連動するものであり、前記医材検出部材が、医療材料の載置有無検出を前記医材銘板の上下検出にて間接的に行うものであることを特徴とする医材収納管理装置。
- 前記医材銘板が、該当箇所に医療材料の載置されたことに対応して上昇したときには、前記取出案内部材のうち該当箇所のものより上方に位置し、該当箇所から医療材料の取り出されたことに対応して下降したときには、前記取出案内部材のうち該当箇所のものの視認を妨げるようになっていることを特徴とする請求項1記載の医材収納管理装置。
- 前記制御装置が、前記凹みへの前記仕切部材の挿着有無状態を設定入力可能なものであり且つその設定に基づき前記凹みのうち前記仕切部材の抜き取られている凹みの両側に位置しているとされる前記医材検出部材および前記取出案内部材を一区分のものとして纏めて処理するようになっていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載された医材収納管理装置。
- 前記凹みへの前記仕切部材の挿着有無を検出する仕切検出部材が設けられ、前記制御装置が、前記仕切検出部材での検出に基づき前記凹みのうち前記仕切部材の抜き取られている凹みの両側に位置しているとされる前記医材検出部材および前記取出案内部材を一区分のものとして纏めて処理するようになっていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載された医材収納管理装置。
- 前記制御装置が、前記医材検出部材のうち一区分のものとして纏めて処理する対象となっているものについて、検出結果の不一致状態が継続しているとき、警報を発するようになっていることを特徴とする請求項3又は請求項4に記載された医材収納管理装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004256926A JP4397308B2 (ja) | 2004-09-03 | 2004-09-03 | 医材収納管理装置 |
US11/661,733 US8438067B2 (en) | 2004-09-03 | 2005-08-23 | Medical resource storage and management apparatus and medical supply management system |
PCT/JP2005/015290 WO2006027951A1 (ja) | 2004-09-03 | 2005-08-23 | 医材収納管理装置および医療品管理システム |
US12/888,173 US20110016027A1 (en) | 2004-09-03 | 2010-09-22 | Medical Resource Storage And Management Apparatus And Medical Supply Management System |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004256926A JP4397308B2 (ja) | 2004-09-03 | 2004-09-03 | 医材収納管理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006068359A JP2006068359A (ja) | 2006-03-16 |
JP4397308B2 true JP4397308B2 (ja) | 2010-01-13 |
Family
ID=36149572
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004256926A Expired - Fee Related JP4397308B2 (ja) | 2004-09-03 | 2004-09-03 | 医材収納管理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4397308B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103118956A (zh) * | 2010-07-07 | 2013-05-22 | 曼雷克斯股份有限公司 | 泡罩包装设备中的错误减少 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106994368A (zh) * | 2017-06-01 | 2017-08-01 | 苏州市职业大学 | 化学药品称重管理系统 |
KR102199840B1 (ko) * | 2020-08-12 | 2021-01-07 | (주)태성메디 | 의료 물품 재고 관리 시스템 |
-
2004
- 2004-09-03 JP JP2004256926A patent/JP4397308B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103118956A (zh) * | 2010-07-07 | 2013-05-22 | 曼雷克斯股份有限公司 | 泡罩包装设备中的错误减少 |
CN103118956B (zh) * | 2010-07-07 | 2016-02-03 | 曼雷克斯股份有限公司 | 泡罩包装设备中的错误减少 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2006068359A (ja) | 2006-03-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
WO2006027951A1 (ja) | 医材収納管理装置および医療品管理システム | |
CA2699256C (en) | Automated will call system | |
EP2853252A1 (en) | Drug delivery device, drug delivery method, drug delivery program, and recording medium | |
JP4582846B2 (ja) | 薬品収納装置 | |
JP5472360B2 (ja) | 薬剤払出装置 | |
WO2020004423A1 (ja) | 薬剤払出装置 | |
JP4347166B2 (ja) | 医材収納管理装置 | |
JP2007102396A (ja) | 薬品情報管理装置 | |
JP4397308B2 (ja) | 医材収納管理装置 | |
JP4437429B2 (ja) | 医材収納管理装置 | |
JP2006081602A (ja) | 医材収納管理装置 | |
JP4347167B2 (ja) | 医材収納管理装置 | |
JP4462690B2 (ja) | 薬品収納装置 | |
JP5589047B2 (ja) | 薬剤分包装置 | |
JP4350259B2 (ja) | 医薬品収納装置 | |
JP4371315B2 (ja) | オペ支援記録システム | |
JP2010162374A (ja) | 薬剤分包装置 | |
JP2006109860A (ja) | 調剤システム及び調剤方法 | |
JP2009125487A (ja) | 医材収納管理装置 | |
JP2001258996A (ja) | 医薬品収納装置 | |
JP2002011075A (ja) | 薬品収納装置 | |
JP4997312B2 (ja) | 薬剤分包装置 | |
JP2010155119A (ja) | 薬剤分包装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060720 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20091020 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20091020 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121030 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151030 Year of fee payment: 6 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |