JP4347166B2 - 医材収納管理装置 - Google Patents
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すなわち、公平・公正な情報管理・情報システムが可能となる。再現性が容易に確保できる。コンピュータ管理にて、人手・手間が省かれるとともに、管理の質が向上して、信頼性が高まる。使用量の集計にて適正在庫の確保が可能となり、不良在庫が削減され、病院経営に貢献する。装置内の空間における配置レイアウトの自由度が高いので、取り扱い易く、作業効率が良くなる。管理データの入力・集計が自動化できるので、入力ミスが削減され、運用人件費も削減される。医療現場には好適な人手での作業態様に適合したシンプルな構成なので、保守コストが少なくて済むうえ、使い方を理解しやすくて、深いシステム知識や理解も高い習熟も不要で、誤操作が少ない。
しかしながら、医療材料には消耗品材料や滅菌材料などが含まれ、薬剤や,医療器具,機材を除いても未だ多種多様なものが含まれているため、カセットに整列収納しておく手法は踏襲しづらい。
また、棚上の各区分域に医材検出部材と取出案内部材が配設されているので、医療材料毎に収納の有無を検出して自動管理することや、取出対象の医療材料の収納場所を適切に案内することができる。
さらに、仕切部材が棚から抜き取り可能であり、その挿着部位が凹みに形成されているので、仕切部材を抜き取ったところには大きな医療材料を載せ置くことができる。
これにより、棚を仕切って医療材料を並べるという簡素な装置であっても、仕切部材の着脱とその情報の設定入力とで簡便に、大小種々のサイズの医療材料を収納して自動管理することができる。
したがって、この発明によれば、医療材料の出し入れが容易かつ的確に行え而も収納状況の把握が自動で的確になされる医材収納管理装置を提供することができる。
したがって、この発明によれば、医療材料の出し入れが容易かつ的確に行え而も収納状況の把握ばかりか仕切状態の把握までも自動で的確になされる医材収納管理装置を提供することができる。
図1〜5に示した実施例1は、上述した解決手段1,3(出願当初の請求項1,3)を具現化したものであり、図6に示した実施例2は、上述した解決手段2(出願当初の請求項2)を具現化したものであり、図7(a)〜(c)に示した実施例3や、図8〜図9に示した実施例4は、変形例である。
なお、それらの図示に際しては、簡明化等のため、ボルト等の締結具や,ヒンジ等の連結具,ドライバ等の電子回路などは図示を割愛し、発明の説明に必要なものや関連するものを中心に図示した。
取出案内部材72には、取出対象の医療材料10の載置箇所を視覚に訴えて案内するために、点灯/消灯の可能な例えば豆電球や発光ダイオード等が採用されている。
制御装置30には(図2(b)参照)、画面表示用のディスプレイ32と、打鍵入力用のキーボード33と、画面上で指示等を入力するためのマウス34と、識別情報読取用のバーコードリーダ35と、印刷出力用のプリンタ36と、処方オーダーエントリシステム等との通信を担うLAN37(Local Area Network)へのインターフェイスと、二次記憶装置としてのハードディスク38が、装備されている。
仕切状態手動設定ルーチン44は、やはりキーボード33やマウス34の操作に応じて起動され、ディスプレイ32の画面表示で確認しながらマウス34やキーボード33で項目選択および値反転を行ったりして、仕切有無データ48に対し棚70の凹み71への仕切部材75の挿着有無状態を設定入力しうるようになっている。
また、コード“B”を含んだ取出指示等を制御装置30に入力すると、医材情報テーブル47の該当三項目が選出され(図5(c)の上から二段目における“BBB”部分を参照)、更に医材有無データ46の該当三項目がチェックされ、この場合は三項目とも値が“1”で一致しているので、該当箇所で隣り合っている取出案内部材72が三つ纏めて点灯させられる(図5(c)最下段を参照)。そのため、この場合も、作業者は迷うことなく目的の医療材料10を取り出すことができる。
なお、医材検出部材73が故障した場合、適切な医療材料10を収納しても、同様の不一致が継続発現して、同じアラームが発せられるが、この場合は医療材料10の横幅が取出案内部材72の点灯範囲より広いので装置異常が判明する。
この医材収納管理装置20が上述した実施例1のものと相違するのは、仕切検出部材74が追加された点と、仕切状態手動設定ルーチン44が仕切状態自動設定ルーチン45になった点である。
その以外の使用態様や動作は上述した実施例1と同様である。
この場合、通常動作時には(図8(a)参照)、医材収納管理装置から取り出された医療材料10の情報がリアルタイムで時系列に並べてタッチパネル39に表示される。その画面表示項目のうち任意の項目39aを指でダイレクトに選択すると確認のための詳細表示が行われる他、特定の選択操作に応じて補充時の案内表示も行われる。
その医療材料(例えばケース入りチューブ)の収納可能位置として登録されている位置の空き数39eが例えば3ヶ所(3本)になっていると、この例では取出案内部材72が補充先案内部材も兼ねているため、空いている3ヶ所の案内部材72が何れも点灯する(図9(a)参照)。
医療材料10は、包装や結束されていても良く、ケースや容器に入れられていても良いが、本発明の医材収納管理装置20への収納に好適なものは、CDケース状の容器や角箱などに入れられていて保管時に個々で自立している比較的安定な形状ものであり、そのような医療材料の具体例としては、注射輸液用のチューブセットや、小形短尺のカテーテル類、そのセット物などが挙げられる。
また、上記実施例では、制御装置30が電装部21に格納されていたが、制御装置30は筐体22の外に置かれていても良い。制御装置30の入出力手段は、上述したディスプレイ32やキーボード33等に限られず、タッチパネルや携帯情報端末などでも良い。
20…医材収納管理装置、
21…電装部、22…筐体、23…把手、24…扉、
30…制御装置、
31…棚部コントローラ、32…ディスプレイ、33…キーボード、
34…マウス、35…バーコードリーダ、36…プリンタ、
37…LAN(Local Area Network)、38…ハードディスク、
41…取出案内ルーチン、42…医材検出ルーチン、
43…医材情報設定ルーチン、44…仕切状態手動設定ルーチン、
45…仕切状態自動設定ルーチン、46…医材有無データ、
47…医材情報テーブル、48…仕切有無データ、49…ログデータ、
70…棚、
71…凹み(仕切部材挿着用)、72…取出案内部材、
73…医材検出部材、74…仕切検出部材、74a…発光器、
75…仕切部材、76…挿抜部、
Claims (3)
- 多数の医療材料を各々取出可能に仕切って乗せ置くために仕切部材挿着用凹みが列なって形成されている棚と、前記凹みに対し抜取り可能に挿着される仕切部材と、前記凹みの列なり方向について前記凹みと交互になる配置状態で前記棚に列設され各々が該当箇所における医療材料の載置有無を検出する医材検出部材と、前記凹みの列なり方向について前記凹みと交互になる配置状態で前記棚に列設された視認用の取出案内部材と、前記医材検出部材での検出に基づいて医療材料収納状態の管理処理を行うとともに取出指示の入力に応じて前記取出案内部材の何れかを作動させる制御装置とを備えた医材収納管理装置であって、前記制御装置が、前記凹みへの前記仕切部材の挿着有無状態を設定入力可能なものであり且つその設定に基づき前記凹みのうち前記仕切部材の抜き取られている凹みの両側に位置しているとされる前記医材検出部材および前記取出案内部材を一区分のものとして纏めて処理するようになっていることを特徴とする医材収納管理装置。
- 多数の医療材料を各々取出可能に仕切って乗せ置くために仕切部材挿着用凹みが列なって形成されている棚と、前記凹みに対し抜取り可能に挿着される仕切部材と、前記凹みの列なり方向について前記凹みと交互になる配置状態で前記棚に列設され各々が該当箇所における医療材料の載置有無を検出する医材検出部材と、前記凹みの列なり方向について前記凹みと交互になる配置状態で前記棚に列設された視認用の取出案内部材と、前記医材検出部材での検出に基づいて医療材料収納状態の管理処理を行うとともに取出指示の入力に応じて前記取出案内部材の何れかを作動させる制御装置とを備えた医材収納管理装置であって、前記凹みへの前記仕切部材の挿着有無を検出する仕切検出部材が設けられ、前記制御装置が、前記仕切検出部材での検出に基づき前記凹みのうち前記仕切部材の抜き取られている凹みの両側に位置しているとされる前記医材検出部材および前記取出案内部材を一区分のものとして纏めて処理するようになっていることを特徴とする医材収納管理装置。
- 前記制御装置が、前記医材検出部材のうち一区分のものとして纏めて処理する対象となっているものについて、検出結果の不一致状態が継続しているとき、警報を発するようになっていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載された医材収納管理装置。
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