JP4667343B2 - 薬品類引出棚装置 - Google Patents
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Description
なお、薬品類には、アンプル・バイアル・造影剤等の注射薬の他、箱・ボトル・袋などに収容された又は未包装の錠剤・散剤・輸液・補液・医療材料などの医薬品や補助薬品も該当する。
しかしながら、個別収納検出式のものを単に前後方向へ複列化したのでは、収納効率は向上しても、薬品類出入時の視認性や作業性が犠牲になってしまう。
そこで、薬品類が棚上で前後左右に並んで区画室ごとに収納され個々に検出されるようになっていても薬品類を手で出し入れするのが容易な薬品類引出棚装置を実現することが技術的な課題となる。
これは、区画室を棚の上面に作り込んだものである。
これは、棚から分離した区画室形成部材を更に前後に分割したものである。
また、区画室が前下がり傾斜の状態で棚上に設けられていて、そこの薬品類も前下がりになっているので、装置の前に居る作業者が引き出した棚を見下ろしたとき、区画室の空き状態も収納薬品類の確認も目視で容易かつ明瞭に行うことができるうえ、手中の薬品類を区画室に置くのも収納薬品類を手で摘み出すのも容易に行うことができる。
このように前後方向への複列化に際して工夫を加味したことにより、個別収納検出式の利点を損なうことなく、収納効率を向上させることができる。
したがって、この発明によれば、薬品類が棚上で前後左右に並んで区画室ごとに収納され個々に検出されるようになっていても薬品類を手で出し入れするのが容易な薬品類引出棚装置を実現することができる。
この場合、後端に端面部材がないので、区画室より長い薬品類でも後部を後方斜め上へ突き出す状態で区画室に収納することができる。後側の薬品類の前部は前側の薬品類の後部の下に収まるので不都合な干渉は生じない。
この場合、後側の薬品類の前部が前側の薬品類の後部の下に収まっていても、後側の薬品類の前部が或る程度は前側の薬品類の間隙から見ることができるので、必要な視認性が確保されている。また、後側の薬品類を取り出すのも容易である。
図1に示した実施例1は、上述した解決手段1(出願当初の請求項1)及び実施形態1,2を具現化したものであり、図2に示した実施例2は、上述した解決手段2(出願当初の請求項2)を具現化したものであり、図3に示した実施例3は、上述した解決手段3(出願当初の請求項3)を具現化したものであり、図4に示した実施例4は、それらの応用例である。
なお、それらの図示に際しては、簡明化等のため、フレームや,ボルト等の締結具,ヒンジ等の連結具,ケーブル等の電気配線などは図示を割愛し、発明の説明に必要なものや関連するものを中心に図示した。
筐体11は、応用目的や使用環境などに応じて床上に設置されたり机上に載置される箱状体からなり、少なくとも一つの棚12を大抵は多段配置で複数個の棚12を水平に且つ引出可能に支持するものである。そのため、筐体11の前面には棚12の引出口が形成され、その後方の内側面には引出部材たとえば固定レール等が前後に延設されていて、棚12を前方へ水平に引き出せるとともに後方へ水平に押し込められるようになっている。
区画室16の傾き具合は、薬品類18が注射アンプルの場合、25゜〜35゜が使い易いが、中でも25゜〜30゜は視認性も作業性も良い。薬品類18が他のものであっても、25゜〜30゜であれば、使い易い。足下に配置された区画室16は、箱物であっても2面から視認できるので、傾き40゜〜45゜のものが使い易いが、目線近くに配置された区画室16は、傾き25゜〜30゜のものが使い易い。
どの形状の区画室16についても(図1(c)〜(e)参照)、区画室16の薬品類収納部位には検出部材17の装着孔16aが形成され、区画室16の前端には端面部材16bが設けられ、区画室16の後端には端面部材が設けられず区画室16の後端は解放されている。
薬品類18が区画室16に手動で収納されると、そこの検出部材17によって薬品類18の有無状態の変化が自動検出され、「無」の状態から「有」の状態へ変化したことが制御装置に通知されて、そこの管理データが自動で更新される。
薬品類18が区画室16から手動で取り出されると、そこの検出部材17によって薬品類18の有無状態の変化が自動検出され、「有」の状態から「無」の状態へ変化したことが制御装置に通知されて、そこの管理データが自動で更新される。
しかも、薬品類引出棚装置10にあっては、多数の薬品類18を平面視では部分的に重なるほど稠密に収納することができる。
この薬品類引出棚装置が上述した実施例1のものと相違するのは、一体形の棚12が分離形の棚22になった点である。
このような薬品類引出棚装置の使用態様や動作は、棚12が棚22になっても区画室16や検出部材17の配置状態が同じなので、繰り返しとなる説明は割愛するが、薬品類引出棚装置10について上述したのと同様である。
この薬品類引出棚装置が上述した実施例2のものと相違するのは、区画室形成部材23が複数の区画室形成部材33に分割された点と、それに伴って支持脚24が後脚34と前脚35とに分かれた点である。
このような薬品類引出棚装置の使用態様や動作も、棚12や棚22が棚32になっても区画室16や検出部材17の配置状態が同じなので、繰り返しとなる説明は割愛するが、薬品類引出棚装置10について上述したのと同様である。
この薬品類引出棚装置40は、上述した実施例1〜3の薬品類引出棚装置をカートに組み込んだものである。
そのような使用状況下で、区画室16における薬品類18の出し入れ即ち有無状態が検出部材17にて検出されると、その検出結果が棚45毎に棚インターフェイス49でデータ収集されて最終的には全てパーソナルコンピュータ46に収集される。そして、例えばキーボード43やマウス48の操作にて表示モードが指定されると、それに応じて、収納中の薬品類18の一覧リストや、使用した薬品類18のリスト、使用を取りやめた薬品類18のリスト等が、ディスプレイ42の画面に表示される。
上記実施例では、区画室16の例としてアール型(半円筒状,図1(d))や角型(角溝状,図1(e))を図示したが、これは例示であり、区画室16はV字型や台形型でも良い。
上記実施例では、区画室形成部材23,33と検出部材17とが分離されていたが、区画室形成部材23,33に検出部材17を取り付けてユニット化するとともに、検出部材17から棚インターフェイス49やパーソナルコンピュータ46に至る配線にコネクタを介在させておくのも良い。その場合、形状等の異なる幾つかの区画室形成部材23,33を予め準備しておき、コネクタを脱着しながら区画室形成部材23,33を取り替えることにより、簡便に、手術内容やその他の状況に応じて区画室形成部材を使い分けることができる。
12…棚、13…棚本体部、14…引出部材、
15…把手、16…区画室、16a…検出部材装着孔、
16b…端面部材、17…検出部材、18…薬品類、
22…棚、23…区画室形成部材、24…支持脚、
32…棚、33…区画室形成部材、34…後脚、35…前脚、
40…薬品類引出棚装置、41…筐体、42…ディスプレイ、
43…キーボード、44…シャッタ、45…棚、
46…パーソナルコンピュータ(CPU)、47…薬剤カセット、
48…マウス、49…棚インターフェイス(I/F)、
51…マイクロプロセッサ(MPU)、52…カセット駆動部
Claims (3)
- 上側解放の区画室が前後左右に並んだ配置状態で上面に設けられている棚と、この棚を引出可能に支持する筐体と、前記区画室それぞれにおける薬品類の有無を検出する検出手段とを備えた薬品類引出棚装置であって、前記区画室がそれぞれ前下がり傾斜しており、前記区画室のうち前後で隣り合うもの同士については前側の区画室の後端の高さより後側の区画室の前端の高さの方が低くなっており、前記区画室のうち前後で隣り合うもの同士については左右の位置がずれていることを特徴とする薬品類引出棚装置。
- 上側解放の区画室が前後左右に並んで形成されている区画室形成部材と、この区画室形成部材が上面に設置された棚と、この棚を引出可能に支持する筐体と、前記区画室形成部材の前記区画室それぞれにおける薬品類の有無を検出する検出手段とを備えた薬品類引出棚装置であって、前記区画室がそれぞれ前下がり傾斜しており、前記区画室のうち前後で隣り合うもの同士については前側の区画室の後端の高さより後側の区画室の前端の高さの方が低くなっており、前記区画室のうち前後で隣り合うもの同士については左右の位置がずれていることを特徴とする薬品類引出棚装置。
- 上側解放の区画室が左右一列に並んでいる区画室形成部材を複数と、これら区画室形成部材が前後に並んだ配置状態で上面に設置された棚と、この棚を引出可能に支持する筐体と、前記区画室それぞれにおける薬品類の有無を検出する検出手段とを備えた薬品類引出棚装置であって、前記区画室形成部材がそれぞれ前下がり傾斜の状態で前記棚上に設けられており、前記区画室形成部材のうち前後で隣り合うもの同士については前側の区画室形成部材の区画室の後端の高さより後側の区画室形成部材の区画室の前端の高さの方が低くなっており、前記区画室のうち前後で隣り合うもの同士については左右の位置がずれていることを特徴とする薬品類引出棚装置。
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