JP5349446B2 - 薬品管理システム - Google Patents
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なお、薬品類には、アンプル・バイアル・造影剤等の注射薬の他、箱・ボトル等に収容された錠剤・散剤等の医薬品や、薬品と一緒に使用される補助薬品も該当する。
しかしながら、撮像方式の薬品管理システムでは、仕切部材挿着用孔が平面視で縦横の二次元配置(マトリクス状)で多数設けられるので、凹み一次元配置の薬品セット装置のように仕切検出部材を凹み毎に設けて仕切を個別に検出するのは実用性に欠ける。
さらに、上述した撮像方式の薬品管理システムでは、薬品類の識別コードを印刷した印刷用紙がトレーと仕切との間に置かれるが、そのままでは仕切をトレーに挿着させるときに印刷用紙が邪魔になるので、識別コードの各区画への付け方も変えることとなる。
そこで、センサが少なくて製造も保守も遣りやすい撮像方式でも区画単位での確実な検出を行える画像が得られるうえ区画分けの自由度まで高い薬品管理システムを実現することが技術的な課題となる。
したがって、この発明によれば、センサが少なくて製造も保守も遣りやすい撮像方式でも区画単位での確実な検出を行える画像が得られるうえ区画分けの自由度まで高い薬品管理システムを実現することができる。
図1〜6に示した実施例1は、上述した解決手段1〜3(出願当初の請求項1〜3)を総て具現化したものである。
そのうち、トレー10と中敷部材11と仕切片20,28(図1(a)参照)は適宜に組み合わせて一体的な仕切済みトレー10(図1(b),図5参照)にして使用されるものであり、撮像装置30と検知装置40は作業用机の上に取り付けられて一体的に纏まった検査ユニット30+40になっている(図1(e)参照)。
中敷部材11は(図1(a),図4参照)、多数の仕切部材挿着用孔12がマトリクス状配置で穿孔形成されている。仕切部材挿着用孔12のマトリクス状配置は平面視で縦横の二次元配置であり、その穿孔ピッチは縦と横とで異なっていても良いが、両ピッチが等しい場合には同じ仕様の仕切片20,28を縦向きにも横向きにも使用できるので、この実施例では縦と横の穿孔ピッチ単位長Pが等しくなっている。
そのうち、縦長部分21と横長部分23は、一体化していて、いわゆるアングル材のような縦断面形状L字状のものとなっている。ここで、縦断面形状L字状は、水平に置いたトレー10の内底に仕切片20が装着されている状態で、縦長部分21と横長部分23を鉛直面で切ったとして、その断面を正面から見たときの形状を意味する。
さらに、横長部分23の上面には、その縦長部分21の画するトレー10の区画のうち横長部分23を内底に収めた又は収めることになる区画に収容すべき薬品類8に係る機械読取用識別コード24と目視読取用薬品名25とが直接印刷あるいは印刷シール貼付などで付されており、このような横長部分23は機械読取用識別コード24を区画の内底に保持するコード保持手段になっている。
目視読取用薬品名25は、薬品類8を特定するための名称であり、明朝体やゴシック体といった目視読取可能な文字で印刷表示されている。
コードデータ42は、機械読取用識別コード24を読み取るのに必要なパターン情報であり、1Dや1.5Dのカラービットコードを規定するデータが予め登録されている。
判定プログラム44は、読取プログラム43の識別コード読取結果に基づいて薬品類8の使用を検知するが、機械読取用識別コード24を読み取れたときには使用済みトレー10から該当の薬品類8が取り出されて使用されたと判定するようになっている。
出力装置46は、薬品類の使用結果を視認可能な状態やデータ管理等の可能な状態で出力できるものであれば足り、検知装置40に付属のディスプレイでも良く、プリンタなどの印刷装置でも良く、電子データを在庫管理システムやピッキングシステム等へ送信する通信ユニットでも良い。
その詳細を作業手順に従い、空のトレー10の内部空間の区画分け、仕切済みトレー10への薬品類8の収容、収容済みトレー10の搬出および使用済みトレー10の搬入、使用済み薬品類8の検知の順で、以下に述べる。
すると(図1(f)参照)、撮像装置30によって使用済みトレー10が上から撮られ、その画像データ41が検知装置40に取り込まれる。画像データ41には、仕切片20,28による区画割り状態と、各区画での薬品類収容状態とが、写っており、薬品類8の取り出された区画では機械読取用識別コード24が現われるが、薬品類8の残っている区画では機械読取用識別コード24が隠されている。
なお、上記実施例では、仕切部材挿着用孔12が中敷部材11に形成されていたが、仕切部材挿着用孔12はトレー10の内底に直に穿孔形成しても良く、そうすることにより中敷部材11を省くことができる。
また、上記実施例では、使用済みトレー10を一つずつ撮影していたが、トレー10が小さくて撮像装置30の撮影範囲に複数並べて置ける場合は、複数のトレー10を纏めて一度に撮影するようにしても良い。
さらに、上記実施例では、検査ユニット30+40が机上に纏めて装備されていたが、検査ユニット30+40は、分散システムで具体化しても良く、既述したトレー内部一括撮像方式の薬品管理システム(特許文献5参照)のようにトレー搬送用カートなどに搭載しても良く、その既述システムと合体させても良い。
10…トレー、11…中敷部材、12…仕切部材挿着用孔、
20…仕切片(縦断面形状L字状)、
21…縦長部分、22…挿抜部、
23…横長部分、24…機械読取用識別コード、
25…薬品名、28…仕切片(縦断面形状I字状)、
30…撮像装置(検査ユニット)、40…検知装置(検査ユニット)、
41…画像データ、42…コードデータ、43…読取プログラム、
44…判定プログラム、45…集計プログラム、46…出力装置
Claims (3)
- 薬品類を収容するためのトレーと、前記トレーの内底に装着されて前記トレーの内部空間を仕切って複数の区画に分割する仕切と、前記区画に収容すべき薬品類の機械読取用識別コードを前記区画の内底に保持するコード保持手段と、前記トレーを上から撮る撮像手段と、その画像から前記機械読取用識別コードを読み取って前記薬品類の使用を検知する検知手段とを備えた薬品管理システムにおいて、前記トレーの内底に直に又は前記トレーの内底に敷かれる平板状の中敷部材に多数の仕切部材挿着用孔がマトリクス状配置で穿孔形成されており、前記仕切が各々は前記仕切部材挿着用孔に対し抜取り可能に挿着されて前記区画の一辺または二辺を画する複数の仕切片に分かれており、前記区画を画する前記仕切片のうち一つは縦断面形状がL字状をしていてそのL字状のうち縦長部分が仕切機能を果たし横長部分の上面が前記コード保持手段になっていることを特徴とする薬品管理システム。
- 縦断面形状L字状の前記仕切片において上面が前記コード保持手段になっている前記横長部分の上面のうち前記機械読取用識別コードの保持部分と前記縦長部分との中間部分に目視読取可能な文字で薬品類の名称が付されていることを特徴とする請求項1記載の薬品管理システム。
- 縦断面形状L字状の前記仕切片には、上面が前記コード保持手段になっている前記横長部分の横幅が前記仕切部材挿着用孔の穿孔ピッチの単位長より長いものが含まれており、前記仕切片の前記横長部分の上面のうち前記縦長部分から前記単位長以上離隔している部分に前記機械読取用識別コードの全部または一部であって該当部分が隠されると機械読取ができなくなる部分が付されていることを特徴とする請求項1又は2に記載された薬品管理システム。
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