JP4396937B2 - ハイブリッド車両のトラクション制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両の発進時や走行時に駆動輪のスリップを解消するトラクション制御装置に係り、特に、エンジンと駆動モータとが併設されたハイブリッド車両に好適なトラクション制御装置に関する。
従来より、車両が凍結路、雪道あるいは泥濘路のような摩擦係数の低い路面を走行する場合、車両発進時または加速時に生じる駆動輪のスリップを解消して、車両の発進性や加速性を向上させるトラクション制御装置が知られている。駆動輪のスリップは制動力を作用させることにより、あるいは、エンジンの出力を低下させることによって解消される。
スリップ時にエンジンの出力を低下させる技術として、特許文献1には、車輪を駆動するエンジンへの燃料供給を停止させるトラクション制御装置が開示されている。特許文献2には、エンジンの点火時期を遅角させることでエンジン出力を低下させるトラクション制御装置が開示されている。また、ハイブリッド車両に関しては、特許文献3に、前輪がエンジンで駆動され、後輪に駆動モータが連結されたハイブリッド車両において、前輪でスリップが発生するとエンジンで駆動される発電機にエネルギを発生させて前輪の駆動力を低下させると共に、この発電機で発生したエネルギを駆動モータに供給して4輪駆動状態とする技術が開示されている。
特開平10−35329号公報 特開平08−232697号公報 特開2001−63392号公報
ハイブリッド車両には、モータのみを動力とし、エンジンは発電機の発電動力としてのみ使用する「シリーズハイブリッド方式」と、車両の動力としてモータおよびエンジンを併用し、両者を走行条件等に応じて使い分ける「パラレルハイブリッド方式」と、状況に応じて前記シリーズハイブリッド方式と前記パラレルハイブリッド方式とを使い分けたり、あるいは併用する「シリーズ・パラレル方式」とが一般に知られている。
このうち、特にシリーズハイブリッド方式を採用した車両では、エンジンの動力と駆動モータの動力とが同一の駆動軸から駆動輪へ伝達される機構が多いので、上記した特許文献3のように、二輪駆動状態から四輪駆動状態に切り替えることでスリップを解消するが難しい可能性がある。
また、特許文献1に開示されたトラクション制御のように、エンジンへの燃料供給を停止させるためには、燃料遮断バルブを別途に設けなければならず、しかもモータ走行時には利用できないので、モータ走行時用に更に別の構成を設けなければならない。特許文献2に開示されたトラクション制御も同様に、モータ走行時には利用できないので、モータ走行時用に別の構成を設けなければならない。
本発明の目的は、上記した従来技術の課題を解決し、エンジンの動力と駆動モータの動力とが同一の駆動軸を介して駆動輪へ伝達されるハイブリッド車両において、簡単な構成でスリップを解消できるトラクション制御装置を提供することにある。
上記した目的を達成するために、本発明は、エンジンと、前記エンジンの動力を駆動輪に伝達する伝達機構と、前記エンジンの動力で発電する発電機と、前記駆動輪に連結され、前記発電機の出力で動力を発生する駆動モータとを備え、前記エンジンおよび駆動モータの少なくとも一方の動力で走行するハイブリッド車両のトラクション制御装置において、以下の手段を講じた点に特徴がある。
(1)車両のスリップ状態を検知するスリップ検知手段と、所定のスリップ状態が検知されると、前記発電機および駆動モータの少なくとも一方の出力特性を制御する制御手段とを含むことを特徴とする。
(2)駆動モータの動力で走行する第1走行モードと、エンジンの動力で走行する第2走行モードとを備え、前記制御手段は、第1走行モードにおいて所定のスリップ状態が検知されると、駆動モータの出力を減じる制御および駆動モータを発電機として機能させる制御のいずれかを実行することを特徴とする。
(3)駆動モータの動力で走行する第1走行モードと、エンジンの動力で走行する第2走行モードとを備え、前記制御手段は、前記第2走行モードにおいて所定のスリップ状態が検知されると発電機の発電量を増加させることを特徴とする。
(4)前記制御手段は、前記発電機の発電量を増加させてもスリップ状態が解消されないときに、前記駆動モータを発電機として機能させることを特徴とする。
(5)前記スリップ検知手段は、従動輪の回転速度を検知する手段と、前記駆動モータの回転速度を検知する手段と、前記従動輪の回転速度および駆動モータの回転速度に基づいてスリップ量を算出する手段とを含むことを特徴とする。
(6)バッテリの充電状態を監視する手段と、発電機および駆動モータが発電機として機能する際に、前記バッテリの充電残量が十分であると、発電エネルギをバッテリ以外の電気負荷で消費させる充電制限手段とを含むことを特徴とする。
本発明によれば、以下のような効果が達成される。
(1)請求項1の発明によれば、エンジンの動力と駆動モータの動力とが同一の駆動軸を介して駆動輪へ伝達されるハイブリッド車両において、既存の発電機や駆動モータの出力特性を変えることで駆動力を減じるようにしたので、機械的な構成を追加することなく、発電機や駆動モータの制御を変更するだけでトラクション制御が可能になる。
(2)請求項2の発明によれば、発電機が常に発電状態となるために当該発電機をトラクション制御に利用できないシリーズハイブリッド走行時にも、駆動モータを利用することでトラクション制御が可能になる。
(3)請求項3の発明によれば、エンジンの動力で走行中も発電機を利用したトラクション制御が可能になる。
(4)請求項4の発明によれば、エンジンの動力で走行中に発電機を利用したトラクション制御では不十分な場合でも、駆動モータを利用したトラクション制御を併用することで確実なスリップ防止が可能になる。
(5)請求項5の発明によれば、駆動輪に関しては、その回転速度を検知するセンサを別途に設けることなく、駆動モータの回転を検知する既存のセンサを用いて回転速度を求められるようになる。
(6)請求項6の発明によれば、バッテリが満充電状態であっても、発電機や駆動モータの発電エネルギをバッテリ以外の電気負荷で消費できるので、駆動輪に対する回生制動が可能になる。
以下、図面を参照して本発明の好ましい実施の形態について詳細に説明する。図1は、本発明のトラクション制御が適用されるハイブリッド車両の一実施形態の側面図であり、ここではスクータ型二輪車を例にして説明する。
ハイブリッド車両は、車体前方に前輪WFを軸支するフロントフォーク1を有し、このフロントフォーク1はヘッドパイプ2に枢支されており、ハンドル3の操作によって操舵可能とされている。ヘッドパイプ2からは後方かつ下方に向けてダウンパイプ4が取り付けられており、このダウンパイプ4の下端からは中間フレーム5が略水平に延設されている。さらに、中間フレーム5の後端からは、後方かつ上方に向けて後部フレーム6が形成されている。
このように構成された車体フレーム10には、動力源を含むパワーユニット11の一端が枢着されている。パワーユニット11は、その後方の他端側に駆動輪である後輪WRが回転可能に取り付けられると共に、後部フレーム6に取り付けられたリヤクッションにより吊り下げられている。
車体フレーム10の外周は車体カバー13で覆われ、車体カバー13の後方かつ上面には搭乗者が着座するシート14が固定されている。シート14よりも前方には搭乗者が足を置くステップフロア15が形成されている。シート14の下方には、ヘルメットや荷物等を収納するためのユーティリティスペースとして機能する収納ボックス100が設けられている。
図2は、上記したハイブリッド車両のシステム構成を示したブロック図であり、前記パワーユニット11は、エンジン20と、エンジン始動機および発電機として機能する ACGスタータ21aと、クランク軸22に連結されてエンジン20の動力を後輪WRへ伝達する無段変速機(動力伝達手段)23と、前記無段変速機23の変速比を変化させる変速モータ77と、クランク軸22と無段変速機23の入力軸との間の動力伝達を断接させる発進クラッチ40と、電動機または発電機として機能する駆動モータ21bと、前記エンジン20および駆動モータ21bの動力を駆動軸60から後輪WR側へ伝達するが、後輪WRからエンジン20側には動力を伝達しない一方向クラッチ44と、駆動軸60の出力を減速して後輪WRへ伝達する減速機構69とを備えている。エンジン20の動力は、クランク軸22から発進クラッチ40、無段変速機23、一方向クラッチ44、駆動軸60および減速機構69を介して後輪WRに伝達される。他方、駆動モータ21bからの動力は、駆動軸60および減速機構69を介して後輪WRに伝達される。
ACGスタータ21aおよび駆動モータ21bにはバッテリ74が接続されている。このバッテリ74は、駆動モータ21bが電動機として機能する際、およびACGスタータ21aが始動機として機能する際は、これらモータ21a、21bに駆動エネルギを供給し、ACGスタータ21aおよび駆動モータ21bが発電機として機能する際は、これらの発電エネルギが充電されるように構成されている。
エンジン20の吸気管16内には空気量を制御するスロットルバルブ17が回動自在に設けられている。このスロットルバルブ17は、搭乗者が操作するスロットルグリップ(不図示)の操作量に応じて回動する。スロットルバルブ17とエンジン20との間には、燃料を噴射するインジェクタ18と、吸気管内の負圧を検出する負圧センサ19が配設されている。エンジン20の排気管15にはキャタライザ45が装着されている。キャタライザ45には、これを活性化させるためのヒータ12が装着されている。
前輪FWの回転速度は回転速度センサ36で検知される。駆動モータ21bの回転速度は回転速度センサ37で検知される。バッテリ74の端子電圧および/または充放電電流はバッテリセンサ38により検知される。
電子制御ユニット7において、スリップ検知部7dは、前記センサ36により検知された前輪FWの回転速度Nfと、前記センサ37により検知された駆動モータ21bの回転速度および減速機構69の減速比から求まる後輪RWの回転速度Nrとの差分あるいは比率に基づいてスリップ量Rを検知する。バッテリ監視部7aは、前記バッテリセンサ38の検知結果に基づいてバッテリ74の充電残量を監視する。トラクション制御部7bは、前記スリップ量Rの検知結果が所定量を超えると、前記ACGスタータ21aおよび駆動モータ21bを制御してスリップを解消させる。充電制限部7cは、バッテリの充電残量が十分である際に前記ACGスタータ21aあるいは駆動モータ21bから出力される発電エネルギを前記キャタライザヒータ12で消費させる。
図3は、前記パワーユニット11の構成を示した断面図であり、前記と同一の符号は同一または同等部分を表している。
エンジン20は、クランク軸22にコンロッド24を介して連結されたピストン25を備えている。ピストン25は、シリンダブロック26に設けられたシリンダ27内を摺動可能であり、シリンダブロック26はシリンダ27の軸線が略水平になるように配設されている。シリンダブロック26の前面にはシリンダヘッド28が固定され、シリンダヘッド28およびシリンダ27ならびにピストン25で混合気を燃焼させる燃焼室20aが形成されている。
シリンダヘッド28には、燃焼室20aへの混合気の吸気または排気を制御するバルブ(不図示)と、点火プラグ29とが配設されている。バルブの開閉は、シリンダヘッド28に軸支されたカム軸30の回転により制御される。カム軸30は一端側に従動スプロケット31を備え、従動スプロケット31とクランク軸22の一端に設けた駆動スプロケット32との間には無端状のカムチェーン33が掛け渡されている。カム軸30の一端には、エンジン20を冷却するウォータポンプ34が設けられている。ウォータポンプ34は、その回転軸35がカム軸30と一体に回転するように取り付けられている。したがって、カム軸30が回転するとウォータポンプ34を稼動させることができる。
クランク軸22を軸支するクランクケース48の車幅方向右側にはステータケース49が連結されており、その内部にACGスタータ21aが収納されている。このACGスタータ21aは、いわゆるアウタロータ形式のモータであり、そのステータは、ステータケース49に固定されたティース50に導線を巻き掛けたコイル51からなる。一方、アウタロータ52はクランク軸22に固定されており、ステータの外周を覆う略円筒形状を有している。また、アウタロータ52の内周面には、マグネット53が配設されている。前記アウタロータ52には、ACGスタータ21aを冷却するためのファン54aが取り付けられており、このファン54aがクランク軸22に同期して回転すると、ステータケース49のカバー55の側面55aに形成された冷却風取入口39から、冷却用の空気が取り入れられる。
クランクケース48の車幅方向左側には伝動ケース59が連結されており、その内部にはクランク軸22の左端部に固定されたファン54b、発進クラッチ40を介してクランク軸22に駆動側が連結された無段変速機23、無段変速機23の従動側に連結された駆動モータ21bが収納されている。駆動モータ21bの回転速度はセンサ37で検知される。ファン54bは、伝動ケース59内に収容された発進クラッチ40、無段変速機23および駆動モータ21bを冷却するものであり、無段変速機23に対して駆動モータ21bと同側、すなわち、本実施例では共に車幅方向左側に配置されている。
伝動ケース59の車体前側かつ左側には冷却風取入口59aが形成されており、クランク軸22に同期してファン54bが回転すると、該ファン54bの近傍に位置する冷却風取入口59aから伝動ケース59内に外気が取り入れられ、発進クラッチ40、駆動モータ21bおよび無段変速機23が強制的に冷却される。
無段変速機23は、クランクケース48から車幅方向に突出したクランク軸22の左端部に発進クラッチ40を介して装着された駆動側伝動プーリ58と、クランク軸22と平行な軸線を持って伝動ケース59に軸支された駆動軸60に一方向クラッチ44を介して装着された従動側伝動プーリ62との間に、無端状のVベルト(無端ベルト)63を巻き掛けて構成されるベルトコンバータである。
駆動側伝動プーリ58は、図4の要部拡大図に示すように、スリーブ58dを介してクランク軸22に対して周方向への回転自在に装着されており、スリーブ58d上に固着された駆動側固定プーリ半体58aと、スリーブ58dに対して、その軸方向へは摺動可能であるが周方向へは回転不能に取り付けられた駆動側可動プーリ半体58cとを備える。前記駆動側可動プーリ半体58cには、軸受け56を介して変速リング57が回転自在に取り付けられている。
前記変速リング57には、その外周大径部にギヤ61が周方向に沿って形成されると共に、内周には軸方向に沿って台形ネジ65が形成されている。前記台形ネジ65には、軸受け66を介して前記スリーブ58dに対して周方向へは回転自在であるが軸方向へは摺動不能に取り付けられた台形ネジ67が噛合している。前記変速リング57のギヤ61にはウォームホイール75が噛合し、このウォームホイール75には、変速比を制御する変速モータ77の回転軸に連結されたウォームギヤ76が噛合している。そして、駆動側固定プーリ半体58aと駆動側可動プーリ半体58cとの間に形成された断面略V字状のベルト溝に無端状の5ベルト63が巻き掛けられている。
無段変速機23の変速比を変化させる際は、変速モータ77を変速比のアップ/ダウンに応じた方向へ駆動する。変速モータ77の駆動力はウォームギヤ76およびウォームホイール75を介して変速リング57のギヤ61に伝達され、この変速リング57を回転させる。変速リング57は台形ネジ65、67を介してスリーブ58dと噛合しているので、その回転方向がシフトアップ方向であれば、変速リング57はクランク軸22上を図中左方向へ移動し、これに伴って駆動側可動プーリ半体58cが駆動側固定プーリ半体58a側に摺動する。
この摺動した分だけ駆動側可動プーリ半体58cが駆動側固定プーリ半体58aに近接し、駆動側伝動プーリ58の溝幅が減少するので、駆動側伝動プーリ58と5ベルト63との接触位置が駆動側伝動プーリ58の半径方向外側にずれ、5ベルト63の巻き掛け径が増大する。これに伴い、従動側伝動プーリ62では溝幅が増加するので、クランク軸22の回転数に応じて、Vベルト63の巻き掛け径(伝達ピッチ径)が連続的に変化し、変速比が自動的かつ無段階に変化する。
発進クラッチ40は、上記スリーブ58dに固着されたカップ状のアウタケース40aと、クランク軸22の左端部に固着されたアウタプレート40bと、アウタプレート40bの外周部にウェイト40cを介して半径方向外側を向くように取り付けられたシュー40dと、シュー40dを半径方向内側に付勢するためのスプリング40eとを備えて構成されている。
エンジン回転数、すなわちクランク軸22の回転数が所定値(例えば、3000rpm)以下の場合には、クランク軸22と無段変速機23との間の動力伝達は発進クラッチ40により遮断されている。エンジン回転数が上昇し、クランク軸22の回転数が上記所定値を越えると、ウェイト40cに働く遠心力がスプリング40eにより半径方向内側に働く弾性力に抗し、ウェイト40cが半径方向外側に移動することによって、シュー40dがアウタケース40aの内周面を所定値以上の力で押圧される。これにより、クランク軸22の回転がアウタケース40aを介してスリーブ58dに伝達され、該スリーブ58dに固定された駆動側伝動プーリ58が駆動される。
図3へ戻り、駆動モータ21bは、エンジン20の出力をアシストする際に発動機として機能する他に、駆動軸60の回転を電気エネルギに変換し、バッテリ74に回生充電する発電機(ジェネレータ)としても機能する。
減速機構69は、伝動ケース59の後端部右側に連なる伝達室70内に設けられており、駆動軸60および後輪WRの車軸68と平行に軸支された中間軸73を備えると共に、駆動軸60の右端部および中間軸73の中央部にそれぞれ形成された第1の減速ギヤ対71、71と、中間軸73の右端部および車軸68の左端部にそれぞれ形成された第2の減速ギヤ対72、72とを備えて構成されている。このような構成により、駆動軸60の回転は所定の減速比にて減速され、これと平行に軸支された後輪WRの車軸68に伝達される。
以上の構成からなるハイブリッド車両において、エンジン始動時は、クランク軸22上のACGスタータ21aを用いてクランク軸22を回転させる。このとき、発進クラッチ40は接続されておらず、クランク軸22から無段変速機23への動力伝達は遮断されている。
スロットルグリップの操作量に対応して、クランク軸22の回転数が所定値(例えば、3000rpm)を越えると、クランク軸22の回転動力が発進クラッチ40を介して無段変速機23、一方向クラッチ44および減速機構69に伝達され、後輪WRが駆動される。この発進時に、バッテリ74からの給電により駆動モータ21bを稼動させ、エンジン動力による駆動軸60の回転をアシストすることも可能である。
また、エンジン20による発進に代えて、駆動モータ21bのみによる発進も可能である。この場合は、駆動モータ21bによる駆動軸60の回転は、一方向クラッチ44により従動側伝動プーリ62に伝達されないので、無段変速機23を駆動させることはない。これにより、駆動モータ21bのみで後輪WRを駆動して走行する場合には、エネルギー伝達効率が向上する。
エンジン20のみで走行している場合において、加速時や高速時など負荷が大きいときは、駆動モータ21bでエンジン走行をアシストすることもできる。このとき、駆動軸60には、ピストン25の往復運動によるクランク軸22の回転動力が発進クラッチ40、無段変速機23および一方向クラッチ44を介して伝達されると共に、駆動モータ21bからの動力も伝達され、これらの合成動力が減速機構69を介して後輪WRを駆動する。これとは逆に、駆動モータ21bのみで走行している場合に、エンジン20でモータ走行をアシストすることもできる。
一定速度での走行(クルーズ走行)時において、駆動モータ21bのみを動力源として走行している場合、エンジン20を駆動させても発進クラッチ40の接続回転数(上記所定値)以下であれば、無段変速機23を駆動させずに、ACGスタータ21aによる発電を行うことができる。
この一定速度走行時に駆動モータ21bのみを動力源として走行している場合は、駆動モータ21bから後輪WRへの動力伝達が無段変速機23を駆動させることなく行われるので、エネルギー伝達効率に優れる。
減速時において、一方向クラッチ44は、駆動軸60の回転を無段変速機23の従動側伝動プーリ62に伝達しないので、無段変速機23を駆動させずに、車軸68の回転を減速機構69を介して直接、駆動モータ21bへ回生することができる。つまり、後輪WRから駆動モータ21bへの回生動作時に、後輪WRから駆動モータ21bに伝達される動力が無断変速機23の駆動に消費されることがないので、回生時の充電効率が向上する。
図5は、前記トラクション制御部7bで実施されるトラクション制御の手順を示したフローチャートである。
ステップS1では、前記スリップ量検知部7dにおいてスリップ量Rが検知される。ステップS2では、前記検知されたスリップ量Rが許容スリップ量Rfefと比較される。前記許容スリップ量Rfefは、動力が駆動輪から路面へ効率良く伝達される適切な値に予め設定されており、スリップ量Rが許容スリップ量Rfefを超えていれば、スリップ量Rが過大と判定されてステップS3へ進む。ステップS3では、エンジン20でACGスタータ21aを発電させて当該ACGスタータ21aの発電電流で駆動モータ21bを駆動して走行するシリーズ走行中であるか否かが判定される。シリーズ走行中以外、すなわちエンジン20の動力で走行中であればステップS4へ進む。ステップS4では、ACGスタータ21aの発電量を増やしてエンジン20に負荷を与え、これにより駆動力を低下させてスリップを解消するトラクション制御(1)が実施される。
図6は、前記ステップS4で実施されるトラクション制御(1)の手順を示した図であり、ステップS41では、バッテリ74の充電残量Vbatが前記バッテリ監視部7aで検知される。ステップS42では、前記充電残量Vbatが過充電閾値Vrefと比較される。充電残量Vbatが過充電閾値Vrefを超えていれば、発電エネルギをバッテリ充電以外で消費させるためにステップS43へ進む。ステップS43では、前記充電制限部7cにより、前記キャタライザ45を活性化させるためのヒータ12がオンにされる。ステップS44では、ACGスタータ21aの通電タイミングを前記スリップ量Rに応じて一時的に遅角させ、増磁作用を利用してACGスタータ21aの発電量を増加させることでエンジンの負荷を増加させる。前記ACGスタータ21aの発電エネルギは前記キャタライザ45のヒータ12で消費されるので、バッテリ74が満充電状態であってもACGスタータ21aに十分な回生制動力を生じさせることができる。ステップS45では、前記一時的な回生発電の終了に同期して前記ヒータ12がオフにされる。
図9は、前記ステップS4で実施されるトラクション制御(1)のタイミングチャートであり、時刻t1でスリップが始まり、時刻t2でスリップ量Rが許容スリップ量Rfefを超え、これが前記ステップS2で検知されると、前記図6のトラクション制御(1)が開始される。ステップS44において、ACGスタータ21aの通電タイミングが一時的に遅角されてエンジンの負荷が増すと、後輪RWの駆動力が低下してスリップが解消方向へ向かう。
図5へ戻り、ステップS5では改めてスリップ量Rが検知され、ステップS6では、前記と同様にしてスリップ量Rが過大であるか否かが判定される。依然としてスリップ量Rが過大と判定されればステップS7へ進み、駆動モータ21bを利用したトラクション制御(2)が実施される。
図7は、前記ステップS7で実施されるトラクション制御(2)の手順を示した図であり、ステップS71ではバッテリ74の充電残量Vbatが検知され、ステップS72では、駆動モータ21bによるアシスト走行中であるか否かが判定される。アシスト走行中でなければステップS73へ進み、前記充電残量Vbatが過充電閾値Vrefと比較される。充電残量Vbatが過充電閾値Vrefを超えていれば、発電エネルギをバッテリ充電以外で消費させるためにステップS74へ進む。
ステップS74では、キャタライザ45を活性化させるためのヒータ12が付勢される。ステップS75では、駆動モータ21bを一時的に発電機として機能させ、その回生制動力を利用してエンジンの負荷を増加させる。前記回生エネルギは前記キャタライザ45のヒータ12で消費される。ステップS76では、前記一時的な回生発電の終了に同期して前記ヒータ12がオフにされる。これに対して、前記ステップS72においてアシスト走行中と判定されればステップS77へ進み、前記駆動モータ21bのアシスト量が前記スリップ量Rに応じて減ぜられる。
図10は、前記ステップS7で実施されるトラクション制御(2)のタイミングチャートであり、前記時刻t2で最初のトラクション制御(1)が実行されたにもかかわらずスリップが解消されていないと、時刻t3で前記図7のトラクション制御(2)が開始される。ステップS75において前記駆動モータ21bが発電機として機能するか、あるいは前記ステップS77において駆動モータ21bのアシスト量が減ぜられると、後輪RWの駆動力が低下してスリップが解消方向へ向かう。
図5へ戻り、前記ステップS3においてシリーズ走行中と判定されるとステップS8へ進み、駆動モータ21bを利用したトラクション制御(3)が実施される。
図8は、前記ステップS8で実施されるトラクション制御(3)の手順を示した図であり、ステップS81ではバッテリ74の充電残量Vbatが検知され、ステップS82では、駆動モータ21bが駆動力を出力中であるか否かが判定される。駆動モータ21bが駆動力を出力していない惰性走行時あるいは回生制動時であればステップS83へ進み、前記充電残量Vbatが過充電閾値Vrefと比較される。充電残量Vbatが過充電閾値Vrefを超えていれば、発電エネルギをバッテリ充電以外で消費させるためにステップS84へ進む。
ステップS84ではキャタライザ45を活性化させるためのヒータ12が付勢される。ステップS85では、駆動モータ21bの通電タイミングを前記スリップ量Rに応じて一時的に遅角させ、増磁作用を利用して駆動モータ21bの発電量を増加させることでエンジンの負荷を増加させる。前記回生エネルギは前記キャタライザ45のヒータ12で消費される。ステップS86では、前記一時的な回生発電の終了に同期して前記ヒータ12がオフにされる。これに対して、前記ステップS82において駆動力を出力中と判定されればステップS87へ進み、駆動モータ21bの駆動力が前記スリップ量Rに応じて減ぜられる。
図11は、前記ステップS8で実施されるトラクション制御(3)のタイミングチャートであり、時刻t1でスリップが始まり、時刻t2でスリップ量Rが許容スリップ量Rfefを超え、これが前記ステップS2で検知されると、前記図8のトラクション制御(3)が開始される。ステップS85において前記駆動モータ21bが発電機として機能するか、あるいは前記ステップS87において駆動モータ21bの駆動力が減ぜられると、後輪RWの駆動力が低下してスリップが解消方向へ向かう。
本発明のトラクション制御が適用されるハイブリッド車両の側面図である。 ハイブリッド車両のシステム構成を示したブロック図である。 パワーユニット11の構成を示した断面図である。 図3の要部の拡大図である。 トラクション制御の手順を示したフローチャートである。 ACGスタータを利用したトラクション制御のフローチャートである。 駆動モータを利用したトラクション制御のフローチャートである。 シリーズハイブリッド走行時に駆動モータを利用したトラクション制御のフローチャートである。 ACGスタータを利用したトラクション制御のタイミングチャートである。 駆動モータを利用したトラクション制御のタイミングチャートである。 シリーズハイブリッド走行時に駆動モータを利用したトラクション制御のタイミングチャートである。
符号の説明
11…パワーユニット、20…エンジン、21a…ACGスタータ、21b…駆動モータ、23…無段変速機

Claims (4)

  1. エンジンと、
    前記エンジンの動力を駆動輪に伝達する伝達機構と、
    前記エンジンの動力で発電する発電機と、
    前記駆動輪に連結され、前記発電機の出力で動力を発生する駆動モータとを備え、
    前記エンジンおよび駆動モータの少なくとも一方の動力で走行するハイブリッド車両のトラクション制御装置において、
    前記車両は後輪を駆動輪とする二輪車であり、
    前記駆動モータの動力で走行する第1走行モードと、前記エンジンの動力で走行する第2走行モードとを備え、
    車両のスリップ状態を検知するスリップ検知手段と、
    所定のスリップ状態が検知されると、前記発電機および駆動モータの少なくとも一方の出力特性を制御する制御手段とを含み、
    前記制御手段は、スリップ状態を検知した際の走行モードに応じて異なるトラクション制御を実行し、
    前記制御手段は、前記第2走行モードにおいて所定のスリップ状態が検知されると、前記発電機の発電量を増加させ、
    前記制御手段は、前記発電機の発電量を増加させてもスリップ状態が解消されないときに、前記駆動モータを発電機として機能させることを特徴とするハイブリッド車両のトラクション制御装置。
  2. 前記制御手段は、前記第1走行モードにおいて所定のスリップ状態が検知されると、前記駆動モータの出力を減じる制御および前記駆動モータを発電機として機能させる制御のいずれかを実行することを特徴とする請求項1に記載のハイブリッド車両のトラクション制御装置。
  3. 前記スリップ検知手段は、
    従動輪の回転速度を検知する手段と、
    前記駆動モータの回転速度を検知する手段と、
    前記従動輪の回転速度および駆動モータの回転速度に基づいてスリップ量を算出する手段とを含むことを特徴とする請求項1または2に記載のハイブリッド車両のトラクション制御装置。
  4. バッテリの充電状態を監視する手段と、
    前記制御手段により前記発電機および駆動モータが発電機として機能する際に、前記バッテリの充電残量が十分であると、発電エネルギをバッテリ以外の電気負荷で消費させる充電制限手段とを含むことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のハイブリッド車両のトラクション制御装置。
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