JP4396418B2 - 充填装置 - Google Patents

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本発明は、アイソレータなど無菌雰囲気が維持された空間内で、上方からラミナフローを吹き付けながら充填を行う充填装置に係り、特に、その充填ノズルの形状に関するものである。
従来の充填装置に設けられた充填ノズルは一般に、容器を搬送する搬送経路の真上に、垂直に配置されている。例えば、特許文献1に示す構成では、アンプルを移送するための移送装置の上方に配置した針保持具が複数本(この例では6本)の針(本発明の充填ノズルに相当する)を収容している。それぞれの針は、管状針部分と針アタッチメントとを有している。針保持具は、前記複数の針部分を収容する平行なV字形の溝を備えた保持プレートを有しており、各針をV字状の溝内にそれぞれ配置し、一本ずつ締め付けプレートで押さえて、蝶ナットによって固定している。
前記充填装置の針(充填ノズル)は、容器を搬送する搬送経路の真上に、垂直に配置されている。つまり、アンプル(容器)内に内容物を充填する管状針部分の吐出口が容器の軸線に一致して配置されるとともに、その上部を固定する針保持具がその吐出口の真上に位置している。
特開2003−300598号公報(第3頁、図1)
前記従来の充填装置では、針(充填ノズル)が直線状であり、容器の真上に固定用のナットなどの異物を発生させる可能性のある部材が配置してあるため、容器内に異物が入り込むおそれがある。また、アイソレータなどの無菌空間内で充填を行う際に、上方からラミナフローを行い、塵などが舞い上がらないように押さえ込むようにしているが、容器の真上にナット等の充填ノズルの固定具があるため、ラミナフローの流れの妨げとなり、塵などが充填位置付近に浮遊するおそれがある。
本発明は、容器を充填位置に供給する容器供給手段と、充填位置に設けられ、容器内に充填する充填物を吐出する吐出口を有する充填ノズルとを備え、上方から下方へ向けてエアを吹き付けるラミナフローが行われる雰囲気下の室内に設置される充填装置において、前記充填ノズルの取付部が係合する溝を有するノズルホルダと、このノズルホルダの溝に充填ノズルを係合させて固定する固定手段とを備え、充填ノズルの取付部を前記ノズルホルダの溝に合致する形状とし、前記充填ノズルを湾曲させ、前記取付部を水平な状態で前記ノズルホルダの溝内に保持させるとともに、前記充填ノズルの吐出口を充填位置に供給される容器の軸心と一致させて配置したことを特徴とするものである。
本発明の充填装置は、充填ノズルの吐出口を充填位置の容器の軸心にほぼ一致させるとともに、この充填ノズルを湾曲させているため、充填ノズルの取付部が前記充填位置の容器の真上からずれているので、充填位置に供給された容器の上方で微小な異物が発生する可能性を除き、かつ、ラミナフローによる空気の流れを妨げることなく、充填位置の容器の周囲に塵等が浮遊することを防止できる。
充填ノズルの充填物を吐出する吐出口を、充填位置に供給された容器の軸心に一致させるとともに、この充填ノズルを湾曲させ、充填ノズルの取付部を容器の真上から外れた位置に配置するという構成で、ラミナフローを妨げることなく、塵等が容器の周囲を浮遊しないようにするという目的を達成する。
以下、図面に示す実施例により本発明を説明する。図1は、本発明の一実施例に係る充填装置の全体の構成を示す断面図である。この充填装置は、アイソレータ2内に設置されており、無菌雰囲気内で充填を行うようになっている。アイソレータ2内に設置されたベース4上に直線状のレール6が配置され、このレール6上に載せられた容器8が搬送手段10によって一列で搬送され、以下に説明する充填ノズル12が配置された充填位置Aに供給される。前記レール6および搬送手段10によって、請求項1の容器供給手段が構成されている。
前記アイソレータ2の天井2aには、ラミナフロー発生手段14が設けられており、上方から下方へ向けて無菌エアを吹き出し(図1の矢印B参照)、充填位置A付近で塵等が舞い上がって容器8内に侵入することを防止するようになっている。
前記ベース4上には、複数の充填ノズル12を取り付けるノズル支持台16が直立して固定されている。このノズル支持台16は、直線状に配置されたレール6と平行して複数の充填ノズル12を支持するように(図2参照)、レール6と平行に固定されている。ノズル支持台16の上端に、充填ノズル12を保持するノズル取付手段18が設けられている。このノズル取付手段18は、充填ノズル12の下側を支持するノズルホルダ20と、充填ノズル12の上側を抑えて固定する固定手段22から成っている。固定手段22は、一端部側が連結された支点24aを中心にして回動可能な押さえレバー24と、この押さえレバー24の回動端24bをノズルホルダ20の端部に締結する固定ボルト26aを有するクランプ26とを備えている。
ノズルホルダ20の上面には、等間隔で複数個所(この実施例では8個所)のV字状の溝20aが形成されている。一方、このV字状の溝20a内に保持される充填ノズル12は、図1に示すように、充填ノズル取付手段18に保持される取付部12aと、容器8内に充填を行う吐出口12bを有する先端部12c側とがほぼ90度の角度で折り曲げられており、前記取付部12aを水平な状態でノズル取付手段18のV字状の溝20a内に保持させるようになっている。このように充填ノズル12の取付部12aを水平な状態で保持すると、吐出口12bを有する先端部12c側が鉛直方向を向くようになっている。
充填ノズル12の取付部12aは、前記ノズルホルダ20のV字状の溝20aに合致する角形状に形成されており、この取付部12aをノズルホルダ20のV字状溝20aに嵌合させると、この充填ノズル12の吐出口12bを有する先端部12c側を正確に位置決めすることができる。従って、充填ノズル12の吐出口12bを充填位置Aに供給された容器8の軸線に一致させることが可能になる。
充填ノズル取付手段18に充填ノズル12を取り付ける場合には、ノズルホルダ20の8個所のV字状の溝20a内にそれぞれ充填ノズル12の取付部12aを嵌合させ、その上面側に弾性を有するシリコンゴム28を配置するようになっている。この実施例では、シリコンゴム28が前記固定手段22の押さえレバー24に取り付けられており、押さえレバー24を回転させてこのシリコンゴム28を充填ノズル12の取付部12aとノズルホルダ20上に載せ、クランプ26により締結することによって8本の充填ノズル12を正確に位置決めして固定することができる。また、充填ノズル12を交換する場合にも、クランプ26をゆるめて押さえレバー24を回転させて立ち上げる(図2の想像線参照)ことによりすべての充填ノズル12を同時に交換することが可能であり、極めて作業性がよい。
前記充填ノズル12は、取付部12aの上流側に開閉バルブ30を有する給液パイプ32が接続され、図示しないタンクから供給された充填液を、前記先端部12cの吐出口12bから容器8内に充填する。
この実施例では、充填ノズル12の吐出口12bを有する先端部12c側と、充填ノズル取付手段18に保持される取付部12aとをほぼ90度の角度に折り曲げてあり、先端部12c側を鉛直に配置するとともに、取付部12aを水平な状態でノズル取付手段18に保持させている。従って、充填位置Aに供給された容器8の真上には、吐出口12bを有する充填ノズル12の先端部12cだけが位置して、取付部12a等は容器8の真上から外れた位置に配置されているので、ラミナフローの下降気流Bがノズル取付手段18等によって阻害されることがなく、内容物が充填される容器8の周囲に塵等の異物が浮遊することがない。また、ノズル取付手段18のボルト26a等から発生する微小な異物が容器8上に落下するおそれもない。さらに、前記充填ノズル取付手段18のノズルホルダ20と、固定手段22の押さえレバー24の間にシリコンゴム28等の弾性部材を介在させているので、充填ノズル12の先端部12c側に、容器搬送方向の衝撃があった場合でも、シリコンゴム28の弾性分だけ充填ノズル12が逃げることができるため、充填ノズル12の損傷を防止することができる。また、複数の充填ノズル12を、ノズルホルダ20と固定手段22の押さえレバー24とで挟持し、一つのクランプ26で固定しているので、交換する場合にも、一個所のクランプ26を緩めるだけで、一度に全ての充填ノズル12を取り外し、別の充填ノズルを取り付けることができる。
図4は、第2の実施例に係る充填装置の要部(充填ノズル取付手段118に取り付けられた充填ノズル112)を示す図である。前記第1実施例では、充填ノズル12の吐出口12bを有する先端部12c側と、充填ノズル取付手段18に保持される取付部12aとがほぼ90度の角度に折り曲げられ、先端部12c側が鉛直方向を向き、取付部12aは水平状態でノズルホルダ20に保持されていたが、この第2実施例では、充填ノズル112の吐出口112bを有する先端部112c側が鉛直方向を向き、その上部112dがほぼ90度の角度に折り曲げられて水平部を構成し、さらにその上部側に設けられた取付部112aがほぼ90度の角度に折り曲げられて鉛直方向を向いている。
従って、この実施例の充填ノズル112は、縦方向を向いた取付部112aが、横向きに配置された充填ノズル取付手段118に保持されるようになっている。この充填ノズル取付手段118は、ノズルホルダ120の上面ではなく、側面にV字状の溝(図示せず)が形成され、横方向に回動するレバー124によって前記充填ノズル112の取付部112aを保持するようになっている。この実施例でも、前記第1実施例と同様に、充填ノズル112の吐出口112bが充填位置Aの容器8の軸心に一致するように配置すると、充填ノズル112の取付部112a等は容器8の真上から外れるので、第1実施例と同様の効果を奏することができる。なお、充填ノズル112の吐出口112bを有する先端部112c側とその上部側112dとを必ずしも90度の角度に折り曲げる必要はなく、先端部112c側と上部とを湾曲させて吐出口112bの真上に取付部112aおよび充填ノズル取付手段118等が位置しないようにすればよい。
アイソレータ内に配置された充填装置の全体の構成を示す断面図である。(実施例1) 充填ノズル取付手段の正面図である。 充填ノズル取付手段の固定部を示す拡大して示す図である。 第2の実施例の要部を示す図である。(実施例2)
符号の説明
A 充填位置
6 容器供給手段(レール)
8 容器
10 容器供給手段(搬送手段)
12 充填ノズル
12b 充填ノズルの吐出口

Claims (4)

  1. 容器を充填位置に供給する容器供給手段と、充填位置に設けられ、容器内に充填する充填物を吐出する吐出口を有する充填ノズルとを備え、上方から下方へ向けてエアを吹き付けるラミナフローが行われる雰囲気下の室内に設置される充填装置において、
    前記充填ノズルの取付部が係合する溝を有するノズルホルダと、このノズルホルダの溝に充填ノズルを係合させて固定する固定手段とを備え、充填ノズルの取付部を前記ノズルホルダの溝に合致する形状とし、前記充填ノズルを湾曲させ、前記取付部を水平な状態で前記ノズルホルダの溝内に保持させるとともに、前記充填ノズルの吐出口を充填位置に供給される容器の軸心と一致させて配置したことを特徴とする充填装置。
  2. 前記ノズルホルダの溝をV字状にするとともに、前記充填ノズルの取付部をこのV字状溝に合致する形状にしたことを特徴とする請求項1に記載の充填装置。
  3. 前記固定手段を、一端を支点として回動可能なレバーと、このレバーの回動端を固定する固定ボルトから構成し、充填ノズルを前記ノズルホルダとレバーとで挟み込んで固定することを特徴とする請求項2に記載の充填装置。
  4. 前記レバーと充填ノズルとの間に弾性部材を介在させたことを特徴とする請求項3に記載の充填装置。
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