JP4396350B2 - 自動変速機の油圧制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、自動変速機の油圧制御装置に関し、特に、摩擦係合要素から排出される油圧を制御する自動変速機の油圧制御装置に関する。
従来より、DポジションからNポジションのセレクト操作時におけるセレクトショックを低減する技術が提案されている。
特開平7−19326号公報(特許文献1)の図4には、摩擦係合要素に供給されていた油圧をゆっくりと低下させ、セレクトショックを低減する自動変速機の油圧制御装置が記載されている。特許文献1に記載の自動変速機の油圧制御装置は、Dポジションへのセレクト操作によりライン圧油路からのライン圧をDレンジ圧油路に導き、DポジションからNポジションへのセレクト操作によりDンジ圧油路への供給圧をDレンジ圧ドレン油路を介してドレンするマニュアルバルブと、外部からの制御指令によりDレンジ圧油路からのDレンジ圧を調圧して摩擦係合要素への制御圧油路に導く電子油圧制御弁と、Dレンジ圧ドレン油路に設けられたオリフィスとを含む。
この公報に記載の自動変速機の油圧制御装置によると、DポジションからNポジションへのセレクト操作時には、オリフィスによりDレンジ圧のドレン流量が規制されることで、Dレンジ圧を徐々に低下させ、セレクトショックを低減することができる。
特開平7−19326号公報
しかしながら、上述の公報に記載の油圧制御装置においては、オリフィスによりDレンジ圧のドレン流量を規制しているために、たとえば、油温が低い場合などにおいては、Dレンジ圧が完全にドレンされず、摩擦係合要素がトルク容量を持ってしまい、Nポジションにも関わらず摩擦係合要素が解放されないおそれがあるという問題点があった。また、たとえばDポジションからRポジションまたはRポジションからDポジションへのセレクト操作時(ガレージシフト時)には、タイアップ防止のため、摩擦係合要素を速やかに解放させる必要がある。しかしながら、Dレンジ圧のドレン流量がオリフィスにより規制されているため、摩擦係合要素を速やかに解放させることができないという問題点があった。
本発明は、上述の問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、セレクトショックの低減と摩擦係合要素の速やかな解放とを両立することができる自動変速機の油圧制御装置を提供することである。
第1の発明に係る油圧制御装置は、自動変速機に供給される油圧を制御する。自動変速機には、油圧により作動する摩擦係合要素が設けられている。油圧制御装置は、摩擦係合要素に接続されたレンジ圧油路と、レンジ圧油路に接続されたマニュアルバルブと、マニュアルバルブに設けられ、レンジ圧油路の油圧を排出するドレンポートと、ドレンポートに接続されたドレン油路と、ドレン油路に接続され、ドレン油路のドレン圧の低下率を変更するように制御するためのドレン圧制御手段とを含む。
第1の発明によると、レンジ圧油路が、摩擦係合要素に接続されており、マニュアルバルブがレンジ圧油路に接続されている。マニュアルバルブには、レンジ圧油路から油圧を排出するドレンポートが設けられており、このドレンポートにドレン油路が接続されている。このドレン油路に接続されたドレン圧制御手段は、ドレン油路のドレン圧の低下率を変更するように制御する。これにより、たとえばDポジションからNポジションにセレクト操作する場合およびRレンジからNレンジにセレクト操作する場合は、ドレン圧の低下率を小さくし、Dレンジ圧およびRレンジ圧のいずれか一方を徐々に低下させて、ゆっくりと摩擦係合要素を解放することができる。そのため、セレクトショックを抑制することができる。たとえば油温が低い場合に、Nポジションにセレクト操作した場合は、ドレン圧の低下率を大きくし、Dレンジ圧およびRレンジ圧のいずれか一方を速やかに低下させて、摩擦係合要素を速やかに解放することができる。DポジションからRポジションにセレクト操作する場合およびRポジションからDポジションにセレクト操作する場合(ガレージシフト)は、ドレン圧の低下率を大きくし、Dレンジ圧およびRレンジ圧を速やかに低下させて、摩擦係合要素を速やかに解放することができる。その結果、セレクトショックの低減と摩擦係合要素の速やかな解放とを両立することができる自動変速機の油圧制御装置を提供することができる。
第2の発明に係る油圧制御装置は、第1の発明の構成に加え、油圧を発生するオイルポンプと、オイルポンプに接続されたライン圧油路と、ライン圧油路に接続され、ライン圧油路のライン圧を調整して、パイロット圧を生成するためのパイロット圧生成手段と、ドレン圧制御手段とパイロット圧生成手段とに接続されたパイロット圧油路とを含む。ドレン圧制御手段は、パイロット圧に応じて、ドレン油路のドレン圧の低下率を変更するように作動する。
第2の発明によると、オイルポンプは油圧を発生する。オイルポンプにはライン圧油路が接続されている。パイロット圧生成手段が、ライン圧油路に接続され、パイロット圧油路が、ドレン圧制御手段とパイロット圧生成手段とに接続されている。ドレン圧制御手段は、パイロット圧に応じて、ドレン油路のドレン圧の低下率を変更するように作動する。これにより、たとえばNポジションにセレクト操作し、Dレンジ圧油路およびRレンジ圧油路から油圧が排出される場合であっても、オイルポンプから供給されたライン圧を調整した油圧を用いて、ドレン圧制御手段を制御することができる。そのため、たとえばDポジションからNポジションにセレクト操作した場合およびRポジションからNポジションにセレクト操作した場合に、ドレン圧の低下率を小さくし、Dレンジ圧およびRレンジ圧のいずれか一方を徐々に低下させてセレクトショックを抑制することができる。たとえば油温が低い場合にNポジションにセレクト操作した場合は、ドレン圧の低下率を大きくし、Dレンジ圧およびRレンジ圧を速やかに低下させて、摩擦係合要素を速やかに解放することができる。
第3の発明に係る油圧制御装置においては、第2の発明の構成に加え、パイロット圧生成手段は、アクセルペダルのアクセル開度に応じてライン圧を調整するためのパイロット圧を生成するバルブである。
第3の発明によると、パイロット圧生成手段は、アクセル開度に応じてライン圧を調整するためのパイロット圧を生成するバルブである。自動変速機においては、ライン圧を調整するパイロット圧として、アクセル開度に応じて調整されたスロットル圧が用いられる。このスロットル圧を生成するバルブとドレン圧制御手段とを、パイロット圧油路により接続することで、スロットル圧をパイロット圧として、ドレン圧制御手段を制御することができる。これにより、別途、ドレン圧制御手段を制御するための専用のバルブを設けることなく、ドレン圧の低下率を制御することができる。
第4の発明に係る油圧制御装置においては、第2の発明の構成に加え、自動変速機には、ライン圧油路のライン圧を元圧として調整した係合圧により作動する摩擦係合要素が設けられている。パイロット圧生成手段は、ライン圧を元圧として調整した係合圧により作動する摩擦係合要素に接続され、係合圧を調整するバルブである。
第4の発明によると、ライン圧を元圧として調整して係合圧を調整するバルブとドレン圧制御手段とを、パイロット圧油路により接続することで、ドレン圧制御手段を制御することができる。これにより、別途、ドレン圧制御手段を制御するための専用のバルブを設けることなく、ドレン圧の低下率を制御することができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同一である。したがって、それらについての詳細な説明は繰返さない。
<第1の実施の形態>
図1を参照して、本発明の第1の実施の形態に係る自動変速機の油圧制御装置を搭載した車両について説明する。この車両は、FF(Front engine Front drive)車両である。なお、本実施の形態に係る自動変速機の制御装置を搭載した車両は、FF以外の車両であってもよい。
車両は、エンジン1000と、トランスミッション2000と、トランスミッション2000の一部を構成するプラネタリーギヤユニット3000と、トランスミッション2000の一部を構成する油圧回路4000と、ディファレンシャルギヤ5000と、ドライブシャフト6000と、前輪7000と、ECU(Electronic Control Unit)8000とを含む。
エンジン1000は、インジェクタ(図示せず)から噴射された燃料と空気との混合気を、シリンダの燃焼室内で燃焼させる内燃機関である。燃焼によりシリンダ内のピストンが押し下げられて、クランクシャフトが回転させられる。なお、内燃機関の代わりに外燃機関を用いても良い。また、エンジン1000の代わりに回転電機などを用いてもよい。
トランスミッション2000は、所望のギヤ段を形成することにより、クランクシャフトの回転数を所望の回転数に変速する。トランスミッション2000の出力ギヤは、ディファレンシャルギヤ5000と噛合っている。プラネタリーギヤユニット3000および油圧回路4000については、後で詳述する。
ディファレンシャルギヤ5000にはドライブシャフト6000がスプライン嵌合などによって連結されている。ドライブシャフト6000を介して、左右の前輪7000に動力が伝達される。
ECU8000には、車速センサ8002と、シフトレバー8004のポジションスイッチ8005と、アクセルペダル8006のアクセル開度センサ8007と、ブレーキペダル8008に設けられたストップランプスイッチ8009と、油温センサ8010とがハーネスなどを介して接続されている。
車速センサ8002は、ドライブシャフト6000の回転数から車両の車速を検出し、検出結果を表す信号をECU8000に送信する。シフトレバー8004の位置は、ポジションスイッチ8005により検出され、検出結果を表す信号がECU8000に送信される。シフトレバー8004の位置に対応して、トランスミッション2000のギヤ段が自動で形成される。また、運転者の操作に応じて、運転者が任意のギヤ段を選択できるマニュアルシフトモードを選択できるように構成してもよい。
アクセル開度センサ8007は、アクセルペダル8006の開度を検出し、検出結果を表す信号をECU8000に送信する。ストップランプスイッチ8009は、ブレーキペダル8008のオン/オフ状態を検出し、検出結果を表す信号をECU8000に送信する。なお、ストップランプスイッチ8009の代わりに、ブレーキペダル8008のストローク量を検出するストロークセンサを設けてもよい。油温センサ8010は、トランスミッション2000のATF(Automatic Transmission Fluid)の温度を検出し、検出結果を表す信号をECU8000に送信する。
ECU8000は、車速センサ8002、ポジションスイッチ8005およびアクセル開度センサ8007、ストップランプスイッチ8009、油温センサ8010などから送られてきた信号、ROM(Read Only Memory)に記憶されたマップおよびプログラムに基づいて、車両が所望の走行状態となるように、機器類を制御する。
図2を参照して、プラネタリーギヤユニット3000について説明する。プラネタリーギヤユニット3000は、クランクシャフトに連結された入力軸3100を有するトルクコンバータ3200に接続されている。プラネタリーギヤユニット3000は、遊星歯車機構の第1セット3300と、遊星歯車機構の第2セット3400と、出力ギヤ3500と、ギヤケース3600に固定されたB1ブレーキ3610、B2ブレーキ3620およびB3ブレーキ3630と、C1クラッチ3640およびC2クラッチ3650と、ワンウェイクラッチF3660とを含む。
第1セット3300は、シングルピニオン型の遊星歯車機構である。第1セット3300は、サンギヤS(UD)3310と、ピニオンギヤ3320と、リングギヤR(UD)3330と、キャリアC(UD)3340とを含む。
サンギヤS(UD)3310は、トルクコンバータ3200の出力軸3210に連結されている。ピ二オンギヤ3320は、キャリアC(UD)3340に回転自在に支持されている。ピ二オンギヤ3320は、サンギヤS(UD)3310およびリングギヤR(UD)3330と係合している。
リングギヤR(UD)3330は、B3ブレーキ3630によりギヤケース3600に固定される。キャリアC(UD)3340は、B1ブレーキ3610によりギヤケース3600に固定される。
第2セット3400は、ラビニヨ型の遊星歯車機構である。第2セット3400は、サンギヤS(D)3410と、ショートピニオンギヤ3420と、キャリアC(1)3422と、ロングピ二オンギヤ3430と、キャリアC(2)3432と、サンギヤS(S)3440と、リングギヤR(1)(R(2))3450とを含む。
サンギヤS(D)3410は、キャリアC(UD)3340に連結されている。ショートピニオンギヤ3420は、キャリアC(1)3422に回転自在に支持されている。ショートピニオンギヤ3420は、サンギヤS(D)3410およびロングピ二オンギヤ3430と係合している。キャリアC(1)3422は、出力ギヤ3500に連結されている。
ロングピ二オンギヤ3430は、キャリアC(2)3432に回転自在に支持されている。ロングピ二オンギヤ3430は、ショートピニオンギヤ3420、サンギヤS(S)3440およびリングギヤR(1)(R(2))3450と係合している。キャリアC(2)3432は、出力ギヤ3500に連結されている。
サンギヤS(S)3440は、C1クラッチ3640によりトルクコンバータ3200の出力軸3210に連結される。リングギヤR(1)(R(2))3450は、B2ブレーキ3620により、ギヤケース3600に固定され、C2クラッチ3650によりトルクコンバータ3200の出力軸3210に連結される。また、リングギヤR(1)(R(2))3450は、ワンウェイクラッチF3660に連結されており、1速ギヤ段の駆動時に回転不能となる。
図3に、各変速ギヤ段と、各クラッチおよび各ブレーキの作動状態との関係を表した作動表を示す。「○」は係合を表している。「×」は解放を表している。「◎」はエンジンブレーキ時のみの係合を表している。「△」は駆動時のみの係合を表している。この作動表に示された組合わせで各ブレーキおよび各クラッチを作動させることにより、1速〜6速の前進ギヤ段と、後進ギヤ段が形成される。
B2ブレーキ3620と並列にワンウェイクラッチF3660が設けられているため、作動表に「◎」で示されているように、1速ギヤ段(1ST)形成時のエンジン側からの駆動状態(加速時)にはB2ブレーキ3620を係合させる必要は無い。本実施の形態において、ワンウェイクラッチF3660は、1速ギヤ段の駆動時には、リングギヤR(1)(R(2))3450の回転を防止する。エンジンブレーキを利かせる場合、ワンウェイクラッチF3660は、リングギヤR(1)(R(2))3450の回転を防止しない。
図4を参照して、油圧回路4000について説明する。なお、図4には、油圧回路4000のうち、本発明に関連する一部のみを示す。油圧回路4000は、オイルポンプ4004と、プライマリレギュレータバルブ4006と、マニュアルバルブ4100と、ソレノイドモジュレータバルブ4200と、SLTソレノイドバルブ(以下、SLTと記載する)4300と、エギゾーストバルブ4400と、B2コントロールバルブ4500とを含む。
オイルポンプ4004は、エンジン1000のクランクシャフトに連結されている。クランクシャフトが回転することにより、オイルポンプ4004が駆動し、油圧を発生する。オイルポンプ4004で発生した油圧は、プライマリレギュレータバルブ4006により調整され、ライン圧が生成される。プライマリレギュレータバルブ4006は、SLT4300により調整されたスロットル圧をパイロット圧として作動する。
ライン圧は、ライン圧油路4010を介してマニュアルバルブ4100に供給される。また、ライン圧は、ソレノイドバルブ(図示せず)により調整されて、B3ブレーキ3630に供給される。
マニュアルバルブ4100は、ドレンポート4105を含む。ドレンポート4105から、Dレンジ圧油路4102およびRレンジ圧油路4104の油圧が排出される。マニュアルバルブ4100のスプールがDポジションにある場合、ライン圧油路4010とDレンジ圧油路4102とが連通させられ、Dレンジ圧油路4102に油圧が供給される。このとき、Rレンジ圧油路4104とドレンポート4105とが連通させられ、Rレンジ圧油路4104のRレンジ圧がドレンポート4105から排出される。
マニュアルバルブ4100のスプールがRポジションにある場合、ライン圧油路4010とRレンジ圧油路4104とが連通させられ、Rレンジ圧油路4104に油圧が供給される。このとき、Dレンジ圧油路4102とドレンポート4105とが連通させられ、Dレンジ圧油路4102のDレンジ圧がドレンポート4105から排出される。
マニュアルバルブ4100のスプールがNポジションにある場合、Dレンジ圧油路4102およびRレンジ圧油路4104の両方と、ドレンポート4105とが連通させられ、Dレンジ圧油路4102のDレンジ圧およびRレンジ圧油路4104のRレンジ圧がドレンポート4105から排出される。
Dレンジ圧油路4102に供給された油圧は、最終的には、B1ブレーキ3610、B2ブレーキ3620、C1クラッチ3640およびC2クラッチ3650に供給される。Rレンジ圧油路4104に供給された油圧は、最終的には、B2ブレーキ3620に供給される。
ソレノイドモジュレータバルブ4200は、ライン圧を一定の圧力に調整する。ソレノイドモジュレータバルブ4200により調整された油圧(ソレノイドモジュレータ圧)は、SLT4300に供給される。
SLT4300は、アクセル開度センサ8007により検出されたアクセル開度に基づいたECU8000からの制御信号に応じて、ソレノイドモジュレータ圧を調整し、スロットル圧を生成する。スロットル圧は、SLT油路4302を介して、プライマリレギュレータバルブ4006およびエギゾーストバルブ4400に供給される。スロットル圧は、プライマリレギュレータバルブ4006およびエギゾーストバルブ4400のパイロット圧として利用される。
DポジションまたはRポジションからNポジションにセレクト操作された場合およびガレージシフト時において、SLT4300は、アクセル開度センサ8007により検出されたアクセル開度およびアクセル開度の変化速度、ストップランプセンサ8009により検出されたブレーキペダル8008の状態および油温センサ8010により検出されたATFの油温などに基づいたECU8000からの制御信号に応じて、スロットル圧を制御する。
エギゾーストバルブ4400は、ドレン油路4402を介してマニュアルバルブ4100に接続されている。エギゾーストバルブ4400は、SLTポート4410と、第1ポート4420と、第2ポート4422と、第1ドレンポート4424と、第2ドレンポート4426とを含む。
SLTポート4410とSLT4300とは、SLT油路4302により接続されている。第1ポート4420および第2ポート4422に、ドレン油路4402が接続されている。
SLTポート4410に供給されるスロットル圧により、エギゾーストバルブ4400のスプールを図4において下方に動かす力が発生する。第2ポート4422に供給されたドレン圧とスプリングの付勢力とにより、エギゾーストバルブ4400のスプールを図4において上方に動かす力が発生する。
ドレン油路4402のドレン圧は、オリフィス4404を介して排出される経路と、エギゾーストバルブ4400の第1ドレンポート4424および第2ドレンポート4426から排出される経路とに分かれる。
エギゾーストバルブ4400のスプールが、図4において左側の状態にある場合、ドレン圧は、オリフィス4404、エギゾーストバルブ4400の第1ドレンポート4424および第2ドレンポート4426を介して排出される。
エギゾーストバルブ4400のスプールが、図4において左側の状態から右側の状態に近づくにつれて、第2ドレンポート4426から排出されるドレン圧の排出量が低下する。
エギゾーストバルブ4400のスプールが、図4において右側の状態となると、ドレン圧は、オリフィス4404のみを介して排出され、エギゾーストバルブ4400の第1ドレンポート4424および第2ドレンポート4426からはドレン圧が排出されない。
エギゾーストバルブ4400の状態に関わらず、ドレン油路4402のドレン圧はオリフィス4404を介して排出される。これにより、たとえば電気的なフェールが発生し、エギゾーストバルブ4400が、図4において右側の状態に固定された場合でも、ドレン圧をオリフィス4404を介して確実に排出することができる。
ECU8000からの制御信号に基づいて、SLT4300が、エギゾーストバルブ4400のSLTポート4410に供給する油圧(スロットル圧)を低くすることにより、ドレン圧の低下率を小さくすることができる。
エギゾーストバルブ4400のスプールが、図4において左側の状態にある場合に、スロットル圧が低下させられると、エギゾーストバルブ4400のスプールが、図4において上方に移動し、第2ドレンポート4426からのドレン圧の排出量が低下する。これにより、ドレン圧の低下率を、スロットル圧により調整することができる。
なお、本実施の形態において、エギゾーストバルブ4400は、ドレン圧の1次圧によりスプールを制御するリリーフ弁として構成されているが、ドレン圧の2次圧によりスプールを制御する減圧弁として構成してもよい。
B2コントロールバルブ4500は、Dレンジ圧油路4102およびRレンジ圧油路4104のいずれか一方からの油圧を選択的に、B2ブレーキ3620に供給する。B2コントロールバルブ4500に、Dレンジ圧油路4102およびRレンジ圧油路4104が接続されている。B2コントロールバルブ4500は、SLソレノイドバルブ(図示せず)およびSLUソレノイドバルブ(図示せず)から供給された油圧とスプリングの付勢力とにより制御される。
SLソレノイドバルブがオフで、SLUソレノイドバルブがオンの場合、B2コントロールバルブ4500は、図4において左側の状態となる。この場合、B2ブレーキ3620には、SLUソレノイドバルブから供給された油圧をパイロット圧として、Dレンジ圧を調整した油圧が供給される。
SLソレノイドバルブがオンで、SLUソレノイドバルブがオフの場合、B2コントロールバルブ4500は、図4において右側の状態となる。この場合、B2ブレーキ3620には、Rレンジ圧が供給される。
このような構成として本実施の形態に係る自動変速機の油圧制御装置は、以下のような特徴を有する。
[D→N、R→N操作時]
運転者がシフトレバー8004を操作し、DポジションまたはRポジションからNポジションへのセレクト操作を行なった場合、マニュアルバルブ4100のスプールがDポジションまたはRポジションからNポジションに移動させられる。そのため、Dレンジ圧油路4102およびRレンジ圧油路4104がドレンポート4105と連通させられる。したがって、Dレンジ圧およびRレンジ圧がドレンポート4105から排出され、B3ブレーキ3630を除くクラッチまたはブレーキは全て解放される。なお、B3ブレーキ3630に供給されていた油圧は、B3ブレーキ3630に接続されたソレノイドバルブ(図示せず)のドレンポートから排出される。
係合していたクラッチまたはブレーキが一気に解放し、トランスミッション2000から出力されていたトルクが一気になくなると、セレクトショックが発生してしまうおそれがある。
セレクトショックを抑制するため、エギゾーストバルブ4400によりドレン圧の低下率を調整する。エギゾーストバルブ4400のスプールが、図4において右側の状態になると、第1ドレンポート4424および第2ドレンポート4426からはドレン圧が排出されず、ドレン圧は、オリフィス4404のみを介して、ドレン油路4402から排出される。これにより、ドレン油路4402のドレン圧の低下率を小さくし、Dレンジ圧およびRレンジ圧をゆっくりと低下させることができる。そのため、クラッチまたはブレーキを緩やかに解放してセレクトショックを抑制することができる。
[油温が低い時の操作]
油温が低い場合にドレン圧をゆっくりと低下させると、ドレン圧が排出されるのに時間がかかり、クラッチまたはブレーキがトルク容量を持ってしまうおそれがある。クラッチまたはブレーキがトルク容量を持つことを抑制するために、油温が低い場合は、高い場合に比べて、SLT4300からエギゾーストバルブ4400のSLTポート4410に供給される油圧を高くするように、ECU8000がSLT4300を制御する。これにより、第1ドレンポート4424および第2ドレンポート4426からのドレン圧の排出量を多くし、ドレン圧の低下率を大きくする。そのため、ドレン圧が速やかに低下して、クラッチまたはブレーキを速やかに解放することができる。
[ガレージシフト時]
DポジションからRポジションまたはRポジションからDポジションへのガレージシフトが行なわれた場合、係合されていたクラッチまたはブレーキを速やかに解放しなければ、タイアップが発生するおそれがある。タイアップの発生を抑制するため、ドレン圧の低下率を大きくし、Dレンジ圧またはRレンジ圧の低下率を大きくする。Dレンジ圧またはRレンジ圧の低下率を大きくするために、ECU8000からの制御信号に基づいて、SLT4300は、エギゾーストバルブ4400のSLTポート4410に供給する油圧を高くする。これにより、第1ドレンポート4424および第2ドレンポート4426からのドレン圧の排出量が大きくなる。そのため、ドレン油路4402のドレン圧を速やかに低下させ、クラッチまたはブレーキを速やかに解放してタイアップの発生を抑制することができる。
なお、たとえばアクセル開度が大きい場合は、小さい場合に比べてSLT4300からエギゾーストバルブ4400のSLTポート4410に供給される油圧を高くして、ドレン圧の低下率を大きくしてもよい。また、クリープによる車両の走行を抑制するため、ブレーキペダル8008が踏まれていない場合は、踏まれている場合に比べてSLT4300からエギゾーストバルブ4400のSLTポート4410に供給される油圧を高くして、ドレン圧の低下率を大きくしてもよい。
また、本実施の形態においては、エギゾーストバルブ4400のパイロット圧として、SLT4300から供給された油圧を用いていたが、SLT4300の代わりにエギゾーストバルブ4400を制御するための専用のソレノイドバルブを設けてもよい。
以上のように、本実施の形態に係る自動変速機の油圧制御装置は、ドレンポートを有するマニュアルバルブと、マニュアルバルブのドレンポートに接続されたドレン油路と、ドレン油路に接続され、ドレン圧の低下率を変更するように制御するエギゾーストバルブとを含む。これにより、DポジションまたはRポジションからNポジションにセレクト操作された場合は、ドレン圧を緩やかに低下させ、セレクトショックを抑制することができる。また、油温が低い場合は、ドレン圧を速やかに低下させ、タイアップの発生を抑制することができる。エギゾーストバルブは、ドレン油路に接続されているため、Dレンジ圧油路およびRレンジ圧油路の油路抵抗とはならず、クラッチまたはブレーキに供給される油圧を調整する際に、悪影響を及ぼすことがない。
<第2の実施の形態>
図5を参照して、本発明の第2の実施の形態について説明する。前述の第1の実施の形態においては、エギゾーストバルブをスプール弁により構成していたが、本実施の形態においては、エギゾーストバルブをポペット弁により構成するようにしてもよい。さらに、前述の第1の実施の形態においては、ソレノイドモジュレータ圧をSLTで調整した油圧を用いてエギゾーストバルブを制御していたが、本実施の形態においては、ライン圧をソレノイドバルブで調整した係合圧を用いてエギゾーストバルブを制御する。その他の構成については、前述の第1の実施の形態と同じである。それらについての機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明はここでは繰返さない。
図5に示すように、油圧回路4000は、エギゾーストバルブ4600とソレノイドバルブ4610とを含む。エギゾーストバルブ4600は、ポペット弁である。ドレン油路4604が、エギゾーストバルブ4600のポート4602とマニュアルバルブ4100のドレンポート4105とに接続されている。ドレン油路4604のドレン圧は、エギゾーストバルブ4600から排出される。
ソレノイドバルブ4610は、ライン圧油路4010に接続されている。ソレノイドバルブ4610により調整された係合圧は、B3油路4612を介して、B3ブレーキ3630およびエギゾーストバルブ4600に供給される。
エギゾーストバルブ4600は、ソレノイドバルブ4610から供給された油圧により作動する。クラッチまたはブレーキを緩やかに解放する場合は、ソレノイドバルブ4610からエギゾーストバルブ4600に供給される油圧を緩やかに低下させ、ドレン油路4604のドレン圧の低下率を小さくする。
クラッチまたはブレーキを速やかに解放する場合は、ソレノイドバルブ4610からエギゾーストバルブ4600に供給される油圧を速やかに低下させ、ドレン油路4604のドレン圧の低下率を大きくする。このように構成しても、前述の第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
<第3の実施の形態>
図6を参照して、本発明の第3の実施の形態について説明する。前述の第1の実施の形態においては、エギゾーストバルブをスプール弁により構成していたが、本実施の形態においては、エギゾーストバルブをオリフィス切換弁により構成している。その他の構成については、前述の第1の実施の形態と同じである。それらについての機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明はここでは繰返さない。
図6に示すように、油圧回路4000は、エギゾーストバルブ4700を含む。エギゾーストバルブ4700は、オリフィス切換弁である。エギゾーストバルブ4700は、SLTポート4702と、第1ポート4704と、第2ポート4706と、ドレンポート4708とを含む。
SLTポート4702は、SLT油路4302に接続されている。SLTポート4702に、SLT4300で調整された油圧が供給される。第1ポート4704、第2ポート4706およびマニュアルバルブ4100のドレンポート4105に、ドレン油路4710が接続されている。エギゾーストバルブ4700のスプールは、SLTポート4702に供給された油圧、第2ポート4706に供給された油圧およびスプリングの付勢力により作動する。
ドレン油路4710のドレン圧は、小オリフィス4712を介して排出される経路と、ドレンポート4708および大オリフィス4714を介して排出される経路とに分けられる。小オリフィス4712の直径D(1)は、大オリフィス4714の直径D(2)よりも小さい。
クラッチまたはブレーキを緩やかに解放する場合は、SLT4300からエギゾーストバルブ4700に供給されるスロットル圧を低くし、エギゾーストバルブ4700を図6において右側の状態に切換える。これにより、ドレン圧は小オリフィス4712を介して緩やかに排出される。そのため、Dレンジ圧またはRレンジ圧がゆっくりと低下し、クラッチまたはブレーキが緩やかに解放される。
クラッチまたはブレーキを速やかに解放する場合は、SLT4300から供給する油圧を高くし、エギゾーストバルブ4700を図6において左側の状態に切換える。これにより、ドレン圧は小オリフィス4712および大オリフィス4714の両方を介して速やかに排出される。そのため、Dレンジ圧またはRレンジ圧が速やかに低下し、クラッチまたはブレーキが速やかに解放される。このように構成しても、前述の第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
今回開示された実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の第1の実施の形態に係る油圧制御装置を搭載した車両を示す制御ブロック図である。 プラネタリギヤユニットを示すスケルトン図である。 各ギヤ段と、各ブレーキおよび各クラッチの対応を表した作動表を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における油圧回路の一部を示す図である。 本発明の第2の実施の形態における油圧回路の一部を示す図である。 本発明の第3の実施の形態における油圧回路の一部を示す図である。
符号の説明
2000 トランスミッション、3610 B1ブレーキ、3620 B2ブレーキ、3630 B3ブレーキ、3640 C1クラッチ、3650 C2クラッチ、4000 油圧回路、4004 オイルポンプ、4010 ライン圧油路、4100 マニュアルバルブ、4105 ドレンポート、4102 Dレンジ圧油路、4104 Rレンジ圧油路、4300 SLTソレノイドバルブ、4302 SLT油路、4400 エギゾーストバルブ、4402 ドレン油路、4404 オリフィス、4410 SLTポート、4420 第1ポート、4422 第2ポート、4424 第1ドレンポート、4426 第2ドレンポート、4600 エギゾーストバルブ、4602 ポート、4604 ドレン油路、4610 ソレノイドバルブ、4612 B3油路、4700 エギゾーストバルブ、4702 SLTポート、4704 第1ポート、4706 第2ポート、4708 ドレンポート、4710 ドレン油路、4712 小オリフィス、4714 大オリフィス。

Claims (7)

  1. 自動変速機の油圧制御装置であって、前記自動変速機には、油圧により作動する摩擦係合要素が設けられ、
    前記摩擦係合要素に接続されたレンジ圧油路と、
    前記レンジ圧油路に接続されたマニュアルバルブと、
    前記マニュアルバルブに設けられ、前記レンジ圧油路の油圧を排出するドレンポートと、
    前記ドレンポートに接続されたドレン油路と、
    前記ドレン油路に接続され、前記ドレン油路のドレン圧の低下率を可変に制御するためのドレン圧制御手段とを含む、自動変速機の油圧制御装置。
  2. 前記ドレン油路は、オリフィスを介して油圧を排出する第1の油路と、第1のドレンポートと第2のドレンポートとを有するエキゾーストバルブを介して油圧を排出する第2の油路とを含み、
    前記ドレン圧制御手段は、前記第1の油路を介して油圧を排出する第1の排出状態と、前記第1の油路と前記第2の油路とを介して油圧を排出する第2の排出状態との間で排出状態を切換えることにより前記ドレン油路のドレン圧の低下率を可変に制御する、請求項1に記載の自動変速機の油圧制御装置。
  3. 前記ドレン油路は、供給される油圧に応じて排出量を変更するポペット弁を介して油圧を排出する油路を含み、
    前記ドレン圧制御手段は、前記ポペット弁に対して供給される油圧を変更することにより前記ドレン油路のドレン圧の低下率を可変に制御する、請求項1に記載の自動変速機の油圧制御装置。
  4. 前記ドレン油路は、第1の直径を有する第1のオリフィスを介して油圧を排出する第1の油路と、前記第1の直径よりも大きい第2の直径を有する第2のオリフィスを介して油圧を排出する第2の油路とを含み、
    前記ドレン圧制御手段は、前記第1の油路を介して油圧を排出する第1の排出状態と、前記第1の油路と前記第2の油路とを介して油圧を排出する第2の排出状態との間で排出状態を切換えることにより前記ドレン油路のドレン圧の低下率を可変に制御する、請求項1に記載の自動変速機の油圧制御装置。
  5. 前記油圧制御装置は、
    油圧を発生するオイルポンプと、
    前記オイルポンプに接続されたライン圧油路と、
    前記ライン圧油路に接続され、前記ライン圧油路のライン圧を調整してパイロット圧を生成するためのパイロット圧生成手段と、
    前記ドレン圧制御手段と前記パイロット圧生成手段とに接続されたパイロット圧油路とを含み、
    前記ドレン圧制御手段は、前記パイロット圧に応じて、前記ドレン油路のドレン圧の低下率を変更するように作動する、請求項1〜4のいずれかに記載の自動変速機の油圧制御装置。
  6. 前記パイロット圧生成手段は、アクセルペダルのアクセル開度に応じて前記ライン圧を調整するためのパイロット圧を生成するバルブである、請求項5に記載の自動変速機の油圧制御装置。
  7. 前記自動変速機には、前記ライン圧油路のライン圧を元圧として調整した係合圧により作動する摩擦係合要素が設けられ、
    前記パイロット圧生成手段は、前記ライン圧を元圧として調整した係合圧により作動する摩擦係合要素に接続され、前記係合圧を調整するバルブである、請求項5に記載の自動変速機の油圧制御装置。
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