JP4784389B2 - リニアソレノイドバルブの制御装置 - Google Patents

リニアソレノイドバルブの制御装置 Download PDF

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Description

本発明は、リニアソレノイドバルブの制御装置に関し、特に、電磁コイルにより発生する力が作用して第1の方向に移動するスプールと、第1の方向とは反対側の第2の方向にスプールを付勢するスプリングとを有するリニアソレノイドバルブを制御する技術に関する。
従来より、車両の走行状態に応じて変速を自動で行なう自動変速機が知られている。この自動変速機においては、たとえばクラッチやブレーキ等の摩擦係合要素を任意の組み合わせで係合することにより所望のギヤ段を形成する。摩擦係合要素は油圧により作動する。摩擦係合要素の係合力、すなわち摩擦係合要素に供給される油圧は、リニアソレノイドバルブにより調圧される。このリニアソレノイドバルブは、電磁コイルに通電することにより発生する吸引力を用いてスプールを移動させて、スプールのストローク(位置)に応じた油圧を出力する。リニアソレノイドバルブのスプールには、電磁コイルによる吸引力の他、スプリングによる付勢力および出力油圧をフィードバックしたフィードバック圧が作用する。したがって、スプールのストロークは、電磁コイルによる吸引力、スプリングによる付勢力およびフィードバック圧のバランスにより定まる。
このリニアソレノイドバルブの電磁コイルには、所望の油圧指令値に対応した電流が通電される。このようなリニアソレノイドバルブは、出力される作動油の流量が多いほど、油圧指令値に対して実際の出力油圧が低くなる特性を有する。このような特性をオーバーライド特性という。また、リニアソレノイドバルブは、出力油圧をステップ的に低下するように制御した際、油圧指令値に対して低い油圧を一時的に出力する特性を有する。このような特性をアンダーシュート特性という。
ここで、出力油圧、すなわちフィードバック圧をPn(nは自然数)、スプールにおいてフィードバック圧が有効に(スプールを移動させるために)作用する面積をA、電磁コイルの吸引力をFCn(nは自然数)、スプリングによる付勢力をFSn(nは自然数)とおく。
電磁コイルへの通電を停止した場合に出力される油圧が「0」になるノーマルクローズタイプのリニアソレノイドバルブの場合、
n=(FCn−FSn)/A・・・(1)
が成り立つ。
したがって、オーバーライド特性やアンダーシュート特性により油圧指令値P1に対して、実際の出力油圧がP2に低下したとすれば、その低下量ΔPは、
ΔP=P1−P2=((FC1−FC2)−(FS1−FS2))/A・・・(2)
となる。
一方、電磁コイルへの通電を停止した場合に出力される油圧が最大になるノーマルオープンタイプのリニアソレノイドバルブの場合、
n=(FSn−FCn)/A・・・(3)
が成り立つ。
したがって、オーバーライド特性やアンダーシュート特性により油圧指令値P1に対して、実際の出力油圧がP2に低下したとすれば、その低下量ΔPは、
ΔP=P1−P2=((FS1−FS2)−(FC1−FC2))/A・・・(4)
となる。
式(2)および式(4)より、ノーマルクローズタイプおよびノーマルオープンタイプのどちらのタイプのリニアソレノイドバルブであっても、電磁コイルにより作用する力の変化量(FC1−FC2)とスプリングの付勢力の変化量(FS1−FS2)との差を小さくすることにより、油圧の低下量を小さくすることができることがわかる。
特開2000−39083号公報(特許文献1)は、電磁コイルによる吸引力の変化特性とスプリングによる付勢力の変化特性とを略同じにして、制御圧(リニアソレノイドバルブの出力油圧)の変動を抑制することができる電磁弁(リニアソレノイドバルブ)を開示する。特許文献1に記載の電磁弁は、電磁コイルと、この電磁コイルに印加される制御電流に応じて軸線方向にストロークされるプランジャと、電磁コイルに対し固定的に設けられた筒状で軸線方向に間をおいて供給ポートと制御ポートとドレンポートが順に形成された弁スリーブと、この弁スリーブの内孔に摺動自在に嵌合され供給ポートと制御ポートの間の連通を制御する供給側ランド部及び制御ポートとドレンポートの間の連通を制御する排出側ランド部を有するスプールと、スプールを軸線方向に押圧してプランジャまたはこれと共にストロークする部材に当接させるスプリングとを含む。プランジャの内端部に形成されたテーパ部のテーパ角を調整することにより、通常よく使われる制御電流の範囲において、電磁コイルによりプランジャに作用する吸引力の変化特性と、スプリングがスプールを押圧する押圧力の変化特性とが略同じにされる。
この公報に記載の電磁弁によれば、プランジャがスプールに加える吸引力の変化量と、スプリングがスプールに与える押圧力の変化量とは、ほぼ相殺されるので、制御圧が変動することが少なくなる。
特開2000−39083号公報
しかしながら、特開2000−39083号公報に記載の電磁弁においては、電磁弁自体の構造により、限られた電流の範囲で吸引力の変化特性とスプリングの付勢力の変化特性とを同じにしているにすぎない。そのため、電磁弁の構造上の特性により、吸引力が狙いの変化特性を有さない状態もあり得る。この状態では、吸引力の変化特性とスプリングの付勢力の変化特性とが同じにならない。したがって、油圧の精度を向上させるという観点においては、さらなる改善の余地がある。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであって、その目的は、油圧を精度よく制御することができるリニアソレノイドバルブの制御装置を提供することである。
第1の発明に係るリニアソレノイドバルブの制御装置は、電磁コイルと、電磁コイルにより発生する力が作用して第1の方向に移動するスプールと、第1の方向とは反対側の第2の方向にスプールを付勢するスプリングとを有し、電磁コイルに通電される電流値に応じた油圧を出力するリニアソレノイドバルブを制御する。この制御装置は、スプールの位置を検知するための検知手段と、スプールが移動する際において、電磁コイルによりスプールに作用する力の変化量およびスプリングの付勢力の変化量の差を抑制するように、スプールの位置に応じて、電磁コイルに通電される電流値を制御するための制御手段とを含む。
第1の発明によると、検知手段により、スプールの位置が検知される。スプールが移動する際において、電磁コイルによりスプールに作用する力の変化量およびスプリングの付勢力の変化量の差を抑制するように、スプールの位置に応じて、電磁コイルに通電される電流値が制御される。これにより、リニアソレノイドバルブの構造上の特性に合わせて電磁コイルに通電される電流値自体を制御して、電磁コイルによりスプールに作用する力の変化量およびスプリングの付勢力の変化量の差を抑制することができる。そのため、電磁コイルによりスプールに作用する力の変化量およびスプリングの付勢力の変化量の差を、広範囲で抑制することができる。その結果、オーバーライド特性およびアンダーシュート特性による油圧の低下を抑制して、油圧を精度よく制御することができるリニアソレノイドバルブの制御装置を提供することができる。
第2の発明に係るリニアソレノイドバルブの制御装置においては、第1の発明の構成に加え、制御手段は、スプールが移動する際において、電磁コイルによりスプールに作用する力の変化量およびスプリングの付勢力の変化量が一致するように、スプールの位置に応じて、電磁コイルに通電される電流値を制御するための手段を含む。
第2の発明によると、電磁コイルによりスプールに作用する力の変化量およびスプリングの付勢力の変化量が一致するように、スプールの位置に応じて、電磁コイルに通電される電流値が制御される。これにより、オーバーライド特性およびアンダーシュート特性による油圧の低下をより抑制して、油圧を精度よく制御することができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同一である。したがって、それらについての詳細な説明は繰返さない。
<第1の実施の形態>
図1を参照して、本発明の第1の実施の形態に係る制御装置を搭載した車両について説明する。この車両は、FF(Front engine Front drive)車両である。なお、FF以外の車両であってもよい。
車両は、エンジン1000と、オートマチックトランスミッション2000と、オートマチックトランスミッション2000の一部を構成するプラネタリギヤユニット3000と、オートマチックトランスミッション2000の一部を構成する油圧回路4000と、ディファレンシャルギヤ5000と、ドライブシャフト6000と、前輪7000と、ECU(Electronic Control Unit)8000とを含む。
エンジン1000は、インジェクタ(図示せず)から噴射された燃料と空気との混合気を、シリンダの燃焼室内で燃焼させる内燃機関である。燃焼によりシリンダ内のピストンが押し下げられて、クランクシャフトが回転させられる。
オートマチックトランスミッション2000は、トルクコンバータ3200を介してエンジン1000に連結される。オートマチックトランスミッション2000は、所望のギヤ段を形成することにより、クランクシャフトの回転数を所望の回転数に変速する。なお、ギヤ段を形成するオートマチックトランスミッションの代わりに、変速比を無段階に変更するCVT(Continuously Variable Transmission)を搭載するようにしてもよい。さらに、油圧アクチュエータにより変速される常時噛合式歯車からなる自動変速機を搭載するようにしてもよい。
オートマチックトランスミッション2000の出力ギヤは、ディファレンシャルギヤ5000と噛合っている。ディファレンシャルギヤ5000にはドライブシャフト6000がスプライン嵌合などによって連結される。ドライブシャフト6000を介して、左右の前輪7000に動力が伝達される。
ECU8000には、車速センサ8002と、シフトレバー8004のポジションスイッチ8006と、アクセルペダル8008のアクセル開度センサ8010と、ブレーキペダル8012のストロークセンサ8014と、電子スロットルバルブ8016のスロットル開度センサ8018と、エンジン回転数センサ8020と、入力軸回転数センサ8022と、出力軸回転数センサ8024と、油温センサ8026とがハーネスなどを介して接続されている。
車速センサ8002は、ドライブシャフト6000の回転数から車両の速度を検知し、検知結果を表す信号をECU8000に送信する。シフトレバー8004の位置は、ポジションスイッチ8006により検知され、検知結果を表す信号がECU8000に送信される。シフトレバー8004の位置に対応して、オートマチックトランスミッション2000のギヤ段が自動で形成される。また、運転者の操作に応じて、運転者が任意のギヤ段を選択できるマニュアルシフトモードを選択できるように構成してもよい。
アクセル開度センサ8010は、アクセルペダル8008の開度を検知し、検知結果を表す信号をECU8000に送信する。ストロークセンサ8014は、ブレーキペダル8012のストローク量を検知し、検知結果を表す信号をECU8000に送信する。
スロットル開度センサ8018は、アクチュエータにより開度が調整される電子スロットルバルブ8016の開度を検知し、検知結果を表す信号をECU8000に送信する。電子スロットルバルブ8016により、エンジン1000に吸入される空気量(エンジン1000の出力)が調整される。
エンジン回転数センサ8020は、エンジン1000の出力軸(クランクシャフト)の回転数を検知し、検知結果を表す信号をECU8000に送信する。入力軸回転数センサ8022は、オートマチックトランスミッション2000の入力軸回転数NIを検知し、検知結果を表す信号をECU8000に送信する。出力軸回転数センサ8024は、オートマチックトランスミッション2000の出力軸回転数NOを検知し、検知結果を表す信号をECU8000に送信する。
油温センサ8026は、オートマチックトランスミッション2000の作動や潤滑に用いられるオイル(ATF:Automatic Transmission Fluid)の温度(油温)を検知し、検知結果を表す信号をECU8000に送信する。
ECU8000は、車速センサ8002、ポジションスイッチ8006、アクセル開度センサ8010、ストロークセンサ8014、スロットル開度センサ8018、エンジン回転数センサ8020、入力軸回転数センサ8022、出力軸回転数センサ8024、油温センサ8026などから送られてきた信号、ROM(Read Only Memory)に記憶されたマップおよびプログラムに基づいて、車両が所望の走行状態となるように、機器類を制御する。
本実施の形態において、ECU8000は、シフトレバー8004がD(ドライブ)ポジションであることにより、オートマチックトランスミッション2000のシフトレンジにD(ドライブ)レンジが選択された場合、1速〜6速ギヤ段のうちのいずれかのギヤ段が形成されるように、オートマチックトランスミッション2000を制御する。1速〜6速ギヤ段のうちのいずれかのギヤ段が形成されることにより、オートマチックトランスミッション2000は前輪7000に駆動力を伝達し得る。なおDレンジにおいて、6速ギヤ段よりも高速のギヤ段、すなわち7速ギヤ段や8速ギヤ段を形成可能であるようにしてもよい。形成するギヤ段は、車速とアクセル開度とをパラメータとして予め作成された変速線図に基づいて決定される。
図2を参照して、プラネタリギヤユニット3000について説明する。プラネタリギヤユニット3000は、クランクシャフトに連結された入力軸3100を有するトルクコンバータ3200に接続されている。プラネタリギヤユニット3000は、遊星歯車機構の第1セット3300と、遊星歯車機構の第2セット3400と、出力ギヤ3500と、ギヤケース3600に固定されたB1ブレーキ3610、B2ブレーキ3620およびB3ブレーキ3630と、C1クラッチ3640およびC2クラッチ3650と、ワンウェイクラッチF3660とを含む。
第1セット3300は、シングルピニオン型の遊星歯車機構である。第1セット3300は、サンギヤS(UD)3310と、ピニオンギヤ3320と、リングギヤR(UD)3330と、キャリアC(UD)3340とを含む。
サンギヤS(UD)3310は、トルクコンバータ3200の出力軸3210に連結されている。ピニオンギヤ3320は、キャリアC(UD)3340に回転自在に支持されている。ピニオンギヤ3320は、サンギヤS(UD)3310およびリングギヤR(UD)3330と噛合している。
リングギヤR(UD)3330は、B3ブレーキ3630によりギヤケース3600に固定される。キャリアC(UD)3340は、B1ブレーキ3610によりギヤケース3600に固定される。
第2セット3400は、ラビニヨ型の遊星歯車機構である。第2セット3400は、サンギヤS(D)3410と、ショートピニオンギヤ3420と、キャリアC(1)3422と、ロングピニオンギヤ3430と、キャリアC(2)3432と、サンギヤS(S)3440と、リングギヤR(1)(R(2))3450とを含む。
サンギヤS(D)3410は、キャリアC(UD)3340に連結されている。ショートピニオンギヤ3420は、キャリアC(1)3422に回転自在に支持されている。ショートピニオンギヤ3420は、サンギヤS(D)3410およびロングピニオンギヤ3430と噛合している。キャリアC(1)3422は、出力ギヤ3500に連結されている。
ロングピニオンギヤ3430は、キャリアC(2)3432に回転自在に支持されている。ロングピニオンギヤ3430は、ショートピニオンギヤ3420、サンギヤS(S)3440およびリングギヤR(1)(R(2))3450と噛合している。キャリアC(2)3432は、出力ギヤ3500に連結されている。
サンギヤS(S)3440は、C1クラッチ3640によりトルクコンバータ3200の出力軸3210に連結される。リングギヤR(1)(R(2))3450は、B2ブレーキ3620により、ギヤケース3600に固定され、C2クラッチ3650によりトルクコンバータ3200の出力軸3210に連結される。また、リングギヤR(1)(R(2))3450は、ワンウェイクラッチF3660に連結されており、1速ギヤ段の駆動時に回転不能となる。
図3に、各変速ギヤ段と、各クラッチおよび各ブレーキの作動状態との関係を表した作動表を示す。この作動表に示された組み合わせで各ブレーキおよび各クラッチを作動させることにより、1速〜6速の前進ギヤ段と、後進ギヤ段が形成される。
図4を参照して、油圧回路4000の要部について説明する。なお、油圧回路4000は、以下に説明するものに限られない。
油圧回路4000は、オイルポンプ4004と、プライマリレギュレータバルブ4006と、マニュアルバルブ4100と、ソレノイドモジュレータバルブ4200と、SL1リニアソレノイド(以下、SL(1)と記載する)4210と、SL2リニアソレノイド(以下、SL(2)と記載する)4220と、SL3リニアソレノイド(以下、SL(3)と記載する)4230と、SL4リニアソレノイド(以下、SL(4)と記載する)4240と、SLTリニアソレノイド(以下、SLTと記載する)4300と、B2コントロールバルブ4500とを含む。
オイルポンプ4004は、エンジン1000のクランクシャフトに連結されている。クランクシャフトが回転することにより、オイルポンプ4004が駆動し、油圧を発生する。オイルポンプ4004で発生した油圧は、プライマリレギュレータバルブ4006により調圧され、ライン圧が生成される。
プライマリレギュレータバルブ4006は、SLT4300により調圧されたスロットル圧をパイロット圧として作動する。ライン圧は、ライン圧油路4010を介してマニュアルバルブ4100に供給される。
マニュアルバルブ4100は、ドレンポート4105を含む。ドレンポート4105から、Dレンジ圧油路4102およびRレンジ圧油路4104の油圧が排出される。マニュアルバルブ4100のスプールがDポジションにある場合、ライン圧油路4010とDレンジ圧油路4102とが連通させられ、Dレンジ圧油路4102に油圧が供給される。このとき、Rレンジ圧油路4104とドレンポート4105とが連通させられ、Rレンジ圧油路4104のRレンジ圧がドレンポート4105から排出される。
マニュアルバルブ4100のスプールがRポジションにある場合、ライン圧油路4010とRレンジ圧油路4104とが連通させられ、Rレンジ圧油路4104に油圧が供給される。このとき、Dレンジ圧油路4102とドレンポート4105とが連通させられ、Dレンジ圧油路4102のDレンジ圧がドレンポート4105から排出される。
マニュアルバルブ4100のスプールがNポジションにある場合、Dレンジ圧油路4102およびRレンジ圧油路4104の両方と、ドレンポート4105とが連通させられ、Dレンジ圧油路4102のDレンジ圧およびRレンジ圧油路4104のRレンジ圧がドレンポート4105から排出される。
Dレンジ圧油路4102に供給された油圧は、最終的には、B1ブレーキ3610、B2ブレーキ3620、C1クラッチ3640およびC2クラッチ3650に供給される。Rレンジ圧油路4104に供給された油圧は、最終的には、B2ブレーキ3620に供給される。
ソレノイドモジュレータバルブ4200は、ライン圧を元圧とし、SLT4300に供給する油圧(ソレノイドモジュレータ圧)を一定の圧力に調圧する。
SL(1)4210は、C1クラッチ3640に供給される油圧を調圧する。SL(2)4220は、C2クラッチ3650に供給される油圧を調圧する。SL(3)4230は、B1ブレーキ3610に供給される油圧を調圧する。SL(4)4240は、B3ブレーキ3630に供給される油圧を調圧する。
SLT4300は、アクセル開度センサ8010により検知されたアクセル開度に基づいたECU8000からの制御信号に応じて、ソレノイドモジュレータ圧を調圧し、スロットル圧を生成する。スロットル圧は、SLT油路4302を介して、プライマリレギュレータバルブ4006に供給される。スロットル圧は、プライマリレギュレータバルブ4006のパイロット圧として利用される。
SL(1)4210、SL(2)4220、SL(3)4230、SL(4)4240、およびSLT4300は、ECU8000から送信される制御信号により制御される。本実施の形態において、SL(1)4210、SL(2)4220、SL(3)4230、SL(4)4240は、非通電時に出力油圧が「0」になるノーマルクローズタイプのリニアソレノイドバルブとして構成される。SLT4300は、非通電時に出力油圧が最大になるノーマルオープンタイプのリニアソレノイドバルブとして構成される。
SL(1)4210、SL(2)4220、SL(3)4230、SL(4)4240は、油圧指令値と同じ油圧を出力するように、ECU8000により制御される。具体的には、油圧指令値に応じた電流値で、各リニアソレノイドバルブの電磁コイルが通電される。
B2コントロールバルブ4500は、Dレンジ圧油路4102およびRレンジ圧油路4104のいずれか一方からの油圧を選択的に、B2ブレーキ3620に供給する。B2コントロールバルブ4500に、Dレンジ圧油路4102およびRレンジ圧油路4104が接続されている。B2コントロールバルブ4500は、SLソレノイドバルブ(図示せず)およびSLUソレノイドバルブ(図示せず)から供給された油圧とスプリングの付勢力とにより制御される。
SLソレノイドバルブがオフで、SLUソレノイドバルブがオンの場合、B2コントロールバルブ4500は、図4において左側の状態となる。この場合、B2ブレーキ3620には、SLUソレノイドバルブから供給された油圧をパイロット圧として、Dレンジ圧を調圧した油圧が供給される。
SLソレノイドバルブがオンで、SLUソレノイドバルブがオフの場合、B2コントロールバルブ4500は、図4において右側の状態となる。この場合、B2ブレーキ3620には、Rレンジ圧が供給される。
図5を参照して、SL(1)4210、SL(2)4220、SL(3)4230、SL(4)4240等のノーマルクローズタイプのリニアソレノイドバルブ9000について説明する。なお、図5に示すノーマルクローズタイプのリニアソレノイドバルブ9000は一例であって、これに限らない。
リニアソレノイドバルブ9000は、電磁コイル9002と、プランジャ9004と、スプール9006と、スプリング9008と、入力ポート9010と、出力ポート9012と、フィードバックポート9014と、ドレンポート9016とを含む。
電磁コイル9002に通電することにより、磁界が発生する。電磁コイル9002により磁界が発生すると、プランジャ9004が図5において下方向に吸引され、スプール9006とともに移動する。スプリング9008は、スプール9006を図5において上方向に付勢するように設けられる。
電磁コイル9002の非通電時において、スプール9006は、スプリング9008の付勢力により、入力ポート9010と出力ポート9012とを遮断し、出力ポート9012とドレンポート9016とを連通する状態にされる。したがって、出力ポート9012から出力される油圧は「0」になる。
電磁コイル9002に通電することにより、スプール9006が図5において下方向に移動すると、入力ポート9010と出力ポート9012とが連通され、出力ポート9012とドレンポート9016とが遮断される。これにより、入力ポート9010から入力された油圧が調圧されて、出力ポート9012から出力される。出力ポート9012から出力された油圧は、フィードバックポート9014に供給される。
スプール9006のストローク(位置)は、ギャップセンサ9018により検知され、検知結果を表わす信号がECU8000に送信される。
出力油圧、すなわちフィードバック圧をPn(nは自然数)、スプール9006においてフィードバック圧が有効に(スプールを移動させるために)作用する面積をA、電磁コイル9002の吸引力をFCn(nは自然数)、スプリング9008による付勢力をFSn(nは自然数)とおくと、
n=(FCn−FSn)/A・・・(5)
が成り立つ。
このようなリニアソレノイドバルブ9000において、電磁コイル9002による吸引力FCnは、図6において実線で示すように、電磁コイル9002の電流値に応じた大きさとなる。また、電磁コイル9002の電流値が一定であっても、スプール9006のストローク(位置)に応じて変化する。
図6において一点鎖線で示すように、スプリング9008による付勢力FSnは、スプール9006のストローク、すなわちスプリング9008の縮み量に応じて変化する。このとき、付勢力FSnの変化量、すなわち傾きは、スプリング9008のバネ定数Kと同じである。
なお、図6において二点鎖線で示す曲線は、リニアソレノイドバルブ9000から流出する作動油の流量Qが「0」である状態、すなわち、フィードバック圧Pnと、電磁コイル9002による吸引力FCnと、スプリングによる付勢力FSnとがつり合い、スプールが静止した状態における電磁コイルの吸引力FCnを示す。
このリニアソレノイドバルブ9000は、油圧指示値が一定である場合、すなわち電磁コイル9002の電流値が一定であっても、図7に示すように、出力される作動油の流量Qが多いほど、油圧指示値に対して実際に出力される油圧が低くなるというオーバーライド特性を有する。
また、図8に示すように、油圧指示値がステップ的に低下した場合、すなわち電磁コイル9002の電流値がステップ的に低下した場合に、出力油圧が油圧指示値よりも一時的に低くなるというアンダーシュート特性を有する。
ここで、油圧指示値がP1であるのに対して、オーバーライド特性やアンダーシュート特性により実際に出力される油圧がP2に低下したとすれば、式(5)から、その低下量ΔPは、
ΔP=P1−P2=((FC1−FC2)−(FS1−FS2))/A・・・(6)
となる。
式(6)から、油圧の低下量を抑制するためには、電磁コイル9002による吸引力の変化量(FC1−FC2)とスプリング9008の付勢力の変化量(FS1−FS2)との差を小さくすればよい。言い換えると、スプール9006のストロークに対する吸引力の変化率と付勢力の変化率との差を小さくすればよい。
そこで、本実施の形態においては、図9において破線で示すように、スプール9006のストロークの変化量に対する電磁コイル9002の吸引力の変化量(傾き)と、スプール9006のストロークの変化量に対するスプリング9008の付勢力の変化量(傾き)とが一致するように、電磁コイル9002の電流値が制御される。具体的には、図10のマップに示すように、油圧指示値に対応して定められた各電流値が、スプール9006のストロークに応じて補正される。
これにより、スプール9006が移動した際において、電磁コイル9002による吸引力の変化量とスプリング9008の付勢力の変化量との差を抑制することができる。そのため、図11において破線で示すように、オーバーライド特性による油圧の低下を抑制することができる。また、図12において破線で示すように、アンダーシュート特性による油圧の低下を抑制することができる。
以上のように、本実施の形態の制御装置であるECUによれば、電磁コイルの吸引力の変化量とスプリングの付勢力の変化量とが一致するように、電磁コイルの電流値が補正される。これにより、オーバーライド特性およびアンダーシュート特性による出力油圧の低下を抑制することができる。
なお、本実施の形態においては、ギャップセンサ9018を用いてスプール9006のストロークを検知していたが、実験やシミュレーション等により予め作成したマップを用いて、電磁コイル9002の電流値からストロークを推定するようにしてもよい。すなわち、電磁コイル9002の電流値を決定し、その電流値で電磁コイル9002への通電を行なった後、通電された電流値に基づいてスプール9006のストロークを推定して、推定されたストロークに基づいて電流値を補正するようにしてもよい。
<第2の実施の形態>
以下、本発明の第2の実施の形態について説明する。本実施の形態は、ノーマルオープンタイプのリニアソレノイドバルブにおいて、電磁コイルの吸引力の変化量とスプリングの付勢力の変化量とが同じになるように電磁コイルの電流値を補正する点で、前述の第1の実施の形態と相違する。その他の構造については、前述の第1の実施の形態と同じである。それらについての機能も同じである。したがって、ここではその詳細な説明は繰返さない。
図13を参照して、SLT4300等のノーマルオープンタイプのリニアソレノイドバルブ9100について説明する。なお、図13に示すノーマルクローズタイプのリニアソレノイドバルブ9100は一例であって、これに限らない。
リニアソレノイドバルブ9100は、電磁コイル9102と、プランジャ9104と、スプール9106と、スプリング9108と、入力ポート9110と、出力ポート9112と、フィードバックポート9114と、ドレンポート9116とを含む。
電磁コイル9102に通電することにより、磁界が発生する。電磁コイル9102により磁界が発生すると、プランジャ9104が図13において下方向に吸引され、スプール9106とともに移動する。スプリング9108は、スプール9106を図13において上方向に付勢するように設けられる。
電磁コイル9102の非通電時において、スプール9106は、スプリング9108の付勢力により、入力ポート9110と出力ポート9112とを連通し、出力ポート9112とドレンポート9116とを遮断する状態になる。この場合、出力ポート9112から出力される油圧は最大になる。
電磁コイル9102に通電することにより、スプール9106が図13において下方向に移動すると、入力ポート9110と出力ポート9112との連通度合が小さくなる。これにより、出力ポート9112から出力される油圧が調圧される。
入力ポート9110と出力ポート9112とを遮断し、出力ポート9112とドレンポート9116とを連通する位置までスプール9106が移動すると、出力ポート9112から出力される油圧は「0」になる。
ノーマルクローズタイプのリニアソレノイドバルブと同様に、出力油圧、すなわちフィードバック圧をPn、スプール9106においてフィードバック圧が有効に作用する面積をA、電磁コイル9102による吸引力をFCn、スプリング9108による付勢力をFSnとおくと、
n=(FSn−FCn)/A・・・(7)
が成り立つ。
したがって、油圧指示値がP1であるのに対して、オーバーライド特性やアンダーシュート特性により実際に出力される油圧がP2に低下したとすれば、その低下量ΔPは、
ΔP=P1−P2=((FS1−FS2)−(FC1−FC2))/A・・・(8)
となる。
したがって、ノーマルクローズタイプのリニアソレノイドバルブと同様に、油圧の低下量を抑制するためには、電磁コイル9102により作用する力の変化量(FC1−FC2)とスプリング9108の付勢力の変化量(FS1−FS2)との差を小さくすればよい。
したがって、前述の第1の実施の形態と同様に、ノーマルオープンタイプのリニアソレノイドバルブ9100において、スプール9106のストロークの変化量に対する電磁コイル9102の吸引力の変化量(傾き)と、スプール9106のストロークの変化量に対するスプリング9108の付勢力の変化量(傾き)とが一致するように、電磁コイル9102の電流値をスプール9106のストロークに応じて補正するようにしてもよい。このようにしても、前述の第1の実施の形態と同様の効果を奏することができる。
今回開示された実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の第1の実施の形態に係る制御装置であるECUにより制御されるパワートレーンを示す概略構成図である。 オートマチックトランスミッションにおけるギヤトレーンを示すスケルトン図である。 オートマチックトランスミッションの作動表を示す図である。 オートマチックトランスミッションにおける油圧回路の要部を示す図である。 ノーマルクローズタイプのリニアソレノイドバルブを示す図である。 スプールのストロークと電磁コイルによりスプールに作用する力との関係を示す図(その1)である。 オーバーライド特性を示す図(その1)である。 アンダーシュート特性を示す図(その1)である。 スプールのストロークと電磁コイルによりスプールに作用する力との関係を示す図(その2)である。 電磁コイルの電流値を規定したマップを示す図である。 オーバーライド特性を示す図(その2)である。 アンダーシュート特性を示す図(その2)である。 ノーマルオープンタイプのリニアソレノイドバルブを示す図である。
符号の説明
1000 エンジン、2000 オートマチックトランスミッション、3000 プラネタリギヤユニット、3200 トルクコンバータ、4000 油圧回路、5000 ディファレンシャルギヤ、6000 ドライブシャフト、7000 前輪、8000 ECU、9000,9100 リニアソレノイドバルブ、9002,9102 電磁コイル、9004,9104 プランジャ、9006,9106 スプール、9008,9108 スプリング、9010,9110 入力ポート、9012,9112 出力ポート、9014,9114 フィードバックポート、9016,9116 ドレンポート、9018 ギャップセンサ。

Claims (2)

  1. 電磁コイルと、前記電磁コイルにより発生する力が作用して第1の方向に移動するスプールと、前記第1の方向とは反対側の第2の方向に前記スプールを付勢するスプリングとを有し、前記電磁コイルに通電される電流値に応じた油圧を出力するリニアソレノイドバルブの制御装置であって、
    前記スプールの位置を検知するための検知手段と、
    前記スプールが移動する際において、前記電磁コイルにより前記スプールに作用する力の変化量および前記スプリングの付勢力の変化量の差を抑制するように、前記スプールの位置に応じて、前記電磁コイルに通電される電流値を制御するための制御手段とを含む、リニアソレノイドバルブの制御装置。
  2. 前記制御手段は、前記スプールが移動する際において、前記電磁コイルにより前記スプールに作用する力の変化量および前記スプリングの付勢力の変化量が一致するように、前記スプールの位置に応じて、前記電磁コイルに通電される電流値を制御するための手段を含む、請求項1に記載のリニアソレノイドバルブの制御装置。
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