JP4396185B2 - 組成物 - Google Patents

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Description

本発明は、特に高分子凝集剤として有用な組成物に関するもので、前記用途関連技術に属するものである。
従来から、水溶性重合体、特に高分子量の水溶性重合体は、高分子凝集剤、歩留まり向上剤、紙力増強剤、さらには増粘剤等として種々の技術分野で利用されている。
かかる水溶性重合体として、例えば、(メタ)アクリル酸塩等のアニオン性単量体を必須とするアニオン性重合体、ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート4級塩等のカチオン性単量体を必須とするアニオン性重合体、及び(メタ)アクリルアミド等のノニオン性単量体を必須とするノニオン性重合体や、カチオン性単量体及びアニオン性単量体を共重合した両性重合体等といったイオン性を有する重合体が知られている。
前記の通り、都市下水や工場廃水等で生ずる汚泥の凝集脱水の用途には、これら水溶性重合体が高分子凝集剤として使用されている。
例えば、無機凝集剤としてポリ硫酸鉄を用い、これにノニオン性、アニオン性、又はカチオン性高分子凝集剤のいずれかを添加してフロックを形成し、脱水する方法(例えば、特許文献1参照)、無機凝集剤と、両性高分子凝集剤を用いる汚泥の脱水方法(例えば、特許文献2参照)及び無機凝集剤を添加後、pHを5〜8に調節し、これに両性高分子凝集剤を添加する方法(例えば、特許文献3参照)等がある。
又、前記した重合体を改良して、高分子凝集剤に適用した例もある。
例えば、繰り返し数が1〜5のアルキレンオキサイド骨格を有する末端(メタ)アクリレート型ポリアルキレンオキサイドオリゴマーと、(メタ)アクリルアミド及びカチオン性単量体単位からなる重合体を使用した例(特許文献4参照)、及びカチオン性単量体、アニオン性単量体及び水溶性ノニオン性単量体と、例えば炭素数8以上の(メタ)アクリル酸アルキルエステルといった、水への溶解度が1g以下の疎水性のアクリル酸誘導体を必須成分とする両性共重合体を使用した例(特許文献5参照)等がある。
特開昭58−51998号公報(特許請求の範囲) 特開昭59−16599号公報(特許請求の範囲) 特開昭63−158200号公報(特許請求の範囲) 特開平4−96913号公報(特許請求の範囲) 特開平11−156400号公報(特許請求の範囲)
しかしながら、前記公報で開示された、凝集剤や汚泥脱水剤として良好とされている重合体は、それらの単量体を重合する過程に問題のあるもので、例えば、重合過程でゲル化を起こし易く、特に高分子量の重合体製造する際には、系全体がゲル化することがあり、それを避けようとすると分子量が低いものしか得られないとか、各々の単量体の共重合性比が大きく異なり、各単量体の仕込み割合通りの共重合体が得られ難いという問題を有するもので、その結果として、目的とする性能改良効果が得られず、また、目的とする共重合体が得られたとしても、処理の対象とする汚泥の種類によっては、十分な効果を発揮し得ないという問題を有している。
さらに、凝集剤や汚泥脱水剤に対しては、最近の生活環境の変化による、都市下水や工場廃水で生ずる汚泥の増加に伴い問題となっている、凝集剤や脱水剤の使用量の増加を抑えるもの、すなわち、より少量の使用で効率的に凝集・脱水が行える、より優れた性能を有するものが強く求められている。
本発明者らは、かかる現状に鑑み、安定に製造することができ、高分子凝集剤として使用した場合、汚泥の脱水において、フロック強度、濾過速度及び含水率のバランス性に優れたフロックが得られる重合体を得るべく研究を行い、先に、アゾ基を有するポリアルキレンオキサイド基を有する化合物の存在下に水溶性単量体を重合して得られるブロック共重合体について提案し(特許文献6参照)、さらに、特許文献6記載の発明で問題となった、使用される汚泥の種類に拘泥されず、又造粒性により優れているものを求めて研究を行いエチレン性不飽和基含有ポリアルキレンオキサイドオリゴマーと水溶性単量体を重合して得られる共重合体からなる高分子凝集剤について提案した(特許文献7参照)。
本発明者らが提案した、特許文献7記載の発明は、前記課題を解決する優れたものであったが、特定の汚泥に対しては、不十分であることがあった。
即ち、最近においては、排水処理後のCOD値をより低いものとする要求があるため、排水に対する活性汚泥処理の比率が従来より高くなっており、汚泥脱処理を行う汚泥は、余剰汚泥を多く含むものとなり、特に原汚泥に余剰汚泥を混合した混合汚泥に適用した場合、性能が不十分となる場合があった。
本発明者らは、高分子凝集剤として使用した場合、種々の汚泥に対して、特に余剰汚泥を多く含む汚泥に対しても、優れた汚泥脱水効果、即ちフロック造粒性、含水率及び濾過速度等に優れたフロックを得ることができる組成物を見出すため鋭意検討を行ったのである。
特開2002−097236号公報(特許請求の範囲) 特願2002−058765号明細書(特許請求の範囲)
本発明者らは、上記課題を解決すべく種々の検討を行った結果、カチオン性単量体にアルキレンオキサイド単位の繰り返し数が5以上のポリアルキレンオキサイド基を有する単量体をグラフト重合させた水溶性重合体及びアミジン系カチオン重合体を併用した組成物が、前記課題を解決できることを見出し、本発明を完成した。
以下、本発明を詳細に説明する。
尚、本明細書においては、アクリル又はメタクリルを、(メタ)アクリルと表し、アクリレート又はメタクリレートを(メタ)アクリレートと表す。
1.(A)水溶性重合体
本発明の(A)成分は、カチオン性単量体にアルキレンオキサイド単位の繰り返し数が5以上のポリアルキレンオキサイド基を有する単量体をグラフト重合させた水溶性重合体である。
リアルキレンオキサイド基を構成するアルキレンオキサイドとしては、エチレンオ
キサイド、プロピレンオキサイド及びブチレンオキサイド等が挙げられ、具体的には、
ポリエチレンオキサイド基、ポリプロピレンオキサイド基及びポリブチレンオキサイド
基等が挙げられる。
又、ポリアルキレンオキサイド基としては、2種以上のポリアルキレンオキサイド単
位をブロック状に有するもの、例えば、ポリエチレンオキサイド/ポリプロピレンオキ
サイドブロック共重合体が挙げられる。
これらの中でも、ポリプロピレンオキサイド単位を有するものが好ましい。
ポリアルキレンオキサイド基において、アルキレンオキサイドの繰り返し単位数は5以上のものが好ましく、より好ましくは5〜80のものである。その数が5に満たないものは、凝集剤あるいは脱水剤として使用した場合に、十分な脱水性能が発揮されないおそれがある。又、80を超えた場合も、未重合物が多くなると共に、凝集剤あるいは脱水剤として使用した場合に、同様に、十分な脱水性能が発揮されないおそれがある。
又、ポリアルキレンオキサイド基の末端については、その構造は必ずしも制限されるものではないが、メトキシ基、エトキシ基、ブトキシ基等の炭素数1〜8のアルコキシ基であるものが、重合時にゲル化することなく、重合体が安定に製造できるので、本発明の目的達成のために好ましい。
アルキレンオキサイド単位の繰り返し数が5以上のポリアルキレンオキサイド基を有する単量体としては、前記ポリアルキレンオキサイド基を有しエチレン性不飽和基を有する化合物であれば良い。
重合体におけるアルキレンオキサイド単位の繰り返し数が5以上のポリアルキレンオキサイド基を有する単量体単位の割合としては、アルキレンオキサイド単位の繰り返し数が5以上のポリアルキレンオキサイド基を有する単量体単位を除く全構成単量体単位の合計量に対して0.05〜10モル%有するものが好ましい。
この割合が0.05モル%に満たない場合は、アルキレンオキサイド単位の繰り返し数が5以上のポリアルキレンオキサイド基を有することよる凝集力改善効果が認められない場合があり、10モル%を越えると、得られる重合体が水に不溶性になることがある。
重合体としては、カチオン性単量体及びアルキレンオキサイド単位の繰り返し数が5以上のポリアルキレンオキサイド基を有する単量体を有し、アルキレンオキサイド単位の繰り返し数が5以上のポリアルキレンオキサイド基を有する単量体をグラフト状に有するものであれば種々の重合体が使用でき、好ましくは、エチレン性不飽和基を片末端に有するポリアルキレンオキサイドオリゴマー(以下PROオリゴマーという)と水溶性単量体を共重合して得られるものが、製造が容易である点で好ましい。
以下、PROオリゴマーについて説明する。
1-1.PROオリゴマー
PROオリゴマーとしては、下記一般式(1)で表わされるエチレン性不飽和基を有するものが好ましい。これ以外のエチレン性不飽和基、例えば(メタ)アクリロイル基である場合、重合体製造の際に、ゲル化を起し易く、ゲル化を起さなかった場合でも、得られる重合体が水溶性のものとはならないことがある。
1CH=C(R2)−X− ・・・・(1)
〔上記式中、R1及びR2は、水素又は炭素数1〜3のアルキル基、Xは−R3O−、−O−又は−R4NHCOO−であり、R3及びR4は、炭素数1〜4のアルキレン基、又は−Ph−若しくは−Ph−R5−であり、Phは、置換基を有していても良いフェニレン基であり、R5は、炭素数1〜4のアルキレン基である。〕
1及びR2の炭素数1〜3のアルキル基としては、メチル基が好ましい。
Xは−R3O−、−O−又は−R4NHCOO−であり、Xが、これら以外の例えばエステル結合である場合、重合体製造の際に、ゲル化を起し易く、ゲル化を起さなかった場合でも、得られる重合体が水溶性のものとはならない。Xとしては、−R3O−又は−O−が好ましい。
前記R3及びR4は、炭素数1〜4のアルキレン基又は−Ph−若しくは−Ph−R5−であり、Phは、置換基を有していても良いフェニレン基であり、R5は、炭素数1〜4のアルキレン基である。
3及びR4のアルキレン基としては、直鎖状であっても、分枝状であってもよく、置換基を有していても良いフェニレン基としては、具体的に、p−フェニレン基、m−フェニレン基、及びこれらの混合物等があり、好ましくはp−フェニレン基である。フェニレン基への置換基としてはアルキル基及びアルキルエステル基等が挙げられる。
5のアルキレン基としては、直鎖状であっても、分枝状であってもよい。
3及びR4としては、メチレン基又はフェニレン基が特に好ましい。
上記一般式(1)で表わされるエチレン性不飽和基は、具体的には、アリルオキシ、メタリルオキシ、アリルエトキシ、アリルプロポキシ、アリルブトキシ、プロペニルオキシ基、ビニルベンジルオキシ基等が挙げられる。これらの中でも反応性に優れ、入手が容易である点で、アリルオキシ基、メタリルオキシ基及びプロペニルオキシ基が好ましい。
PROオリゴマーの主鎖を構成するアルキレンオキサイドとしては、エチレンオキサイド、プロピレンオキサイド及びブチレンオキサイド等が挙げられ、具体的には、ポリエチレンオキサイドオリゴマー、ポリプロピレンオキサイドオリゴマー及びポリブチレンオキサイドオリゴマー等が挙げられる。
又、2種以上のポリアルキレンオキサイド単位をブロック状に有するもの、例えば、ポリエチレンオキサイド/ポリプロピレンオキサイドブロックオリゴマーが挙げられる。
これらの中でも、ポリプロピレンオキサイド単位を有するものが好ましい。
PROオリゴマーにおいて、アルキレンオキサイドの繰り返し単位数は、前記と同様の理由で、5以上のものが好ましく、より好ましくは5〜80のものである。
又、PROの他の末端については、その構造は必ずしも制限されるものではないが、メトキシ基、エトキシ基、ブトキシ基等の炭素数1〜8のアルコキシ基であるものが、前記と同様の理由で好ましい。
これらのPROオリゴマーは、通常のポリアルキレンオキサイドオリゴマーとアルコール、イソシアネオート化合物とのエステル化、エーテル化、ウレタン化反応等により調製されるが、市販されているものもあり、本発明においては、それら市販品を使用することもできる。
PROオリゴマーと単量体の共重合割合としては、前記と同様の理由で、PROオリゴマーを除く全単量体の合計量に対して、PROオリゴマーを0.05〜10モル%とするのが好ましい。
PROオリゴマーと共重合される水溶性単量体としては、工業的に使用されているカチオン性単量体、アニオン性単量体及びノニオン性単量体を挙げることができ、この発明にとり好ましいのは、カチオン性単量体又はカチオン性単量体とアニオン性単量体の混合体である。
カチオン性単量体としては、ラジカル重合性を有するものであれば、使用に制限は無く、具体的には、ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート、ジエチルアミノエチル(メタ)アクリレート及びジエチルアミノ-2-ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート等のジアルキルアミノアルキル(メタ)アクリレートの塩酸塩及び硫酸塩等の3級塩、ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリルアミド等のジアルキルアミノアルキル(メタ)アクリルアミドの塩酸塩及び硫酸塩等の3級塩、ジアルキルアミノアルキル(メタ)アクリレートの塩化メチル付加物等のハロゲン化アルキル付加物及び塩化ベンジル付加物等のハロゲン化アリール付加物等の4級塩、並びにジアルキルアミノアルキル(メタ)アクリルアミドの塩化メチル付加物等のハロゲン化アルキル付加物及び塩化ベンジル付加物等のハロゲン化アリール付加物等の4級塩等が挙げられる。
カチオン性単量体としては、ジアルキルアミノアルキル(メタ)アクリレートの4級塩が好ましく、さらにジアルキルアミノアルキル(メタ)アクリレートのハロゲン化アルキル付加物がより好ましい。
アニオン性単量体としてもラジカル重合性を有するものであれば、使用に制限は無く、具体的には、不飽和カルボン酸及びその塩が挙げられ、より具体的にはアクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸、イタコン酸及びマレイン酸等が挙げられる。アニオン性単量体としては、アクリル酸及びメタクリル酸が好ましい。
前記不飽和カルボン酸の塩としては、アンモニウム塩、ナトリウム及びカリウム等のアルカリ金属塩が挙げられる。
ノニオン性単量体としては、(メタ)アクリルアミド、ジメチル(メタ)アクリルアミド、ジエチル(メタ)アクリルアミド及びヒドロキシエチル(メタ)アクリレート等が挙げられる。ノニオン性単量体としては、(メタ)アクリルアミドが好ましい。
(A)成分としては、(A)成分の水溶性を損なわない範囲内で、必要に応じて水溶性単量体以外の単量体を共重合しても良い。具体的には、例えば、メトキシエチル(メタ)アクリレート、ブトキシエチル(メタ)アクリレート、エチルカルビトール(メタ)アクリレート、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、ブチル(メタ)アクリレート、(メタ)アクリロニトリル及びビニルアセテート等が挙げられる。
これらの単量体は、単独でも、2種以上を混合して使用することもできる。
本発明では、水溶性単量体として、カチオン性単量体単独を必須の構成とするもの、又はカチオン性単量体とアニオン性単量体を必須の構成とするものが好ましい。
カチオン性単量体を使用する場合、又はカチオン性単量体とアニオン性単量体を使用する場合においては、水溶性単量体とオリゴマーとの共重合性を改善でき、得られる重合体の特性を調整できる点で、ノニオン性単量体として(メタ)アクリルアミドを併用することが好ましい。
この場合、(メタ)アクリルアミドの割合としては、カチオン性単量体と併用する場合は、水溶性単量体全体の1〜90モル%が好ましく、カチオン性単量体とアニオン性単量体を使用する場合は、5〜80モル%が好ましい。
PROオリゴマーと水溶性単量体の共重合割合としては、前記と同様の理由で、PROオリゴマーが、全単量体を基準として0.05〜10モル%とするのが好ましい。
水溶性単量体として、カチオン性単量体とアニオン性単量体を併用する場合の各単量体の割合としては、カチオン性単量体が水溶性単量体全体の1〜85モル%であることが好ましく、より好ましくは5〜50モル%であり、アニオン性単量体が水溶性単量体全体の1〜40モル%であることが好ましく、より好ましくは1〜30モル%である。
1-2.製造方法
重合体の製造方法としては、水溶性単量体と親水性単量体を、好ましくは水溶性単量体とPROオリゴマーを、さらにはこれらと必要に応じて併用するその他の重合性単量体との混合物を使用して、水溶性重合体を得る方法として一般的な重合方法により重合して製造すれば良く、中でも水性媒体中で重合する方法が好ましい。
かかる水性媒体中での重合方法の具体的な一例として、水溶液重合の例を説明すれば、単量体濃度が10〜80質量%、好ましくは25〜60質量%の単量体水溶液を酸素の非存在下に、重合開始剤を用いて、重合開始温度0〜35℃、重合温度100℃以下で、0.1〜10時間重合させて重合体とする方法である。
この場合の重合開始剤としては、具体的に、過硫酸ナトリウム及び過硫酸カリウム等の過硫酸塩、ベンゾイルパーオキシド等の有機過酸化物、2,2'−アゾビス−(アミジノプロパン)ハイドロクロライド、アゾビスシアノバレリン酸、2,2'−アゾビスイソブチロニトリル及び2,2'−アゾビス[2−メチル−N−(2−ヒドロキシエチル)−プロピオンアミド]等のアゾ系化合物、並びに過酸化水素、過硫酸ナトリウムと重亜硫酸ナトリウム、硫酸第一鉄等の組み合わせからなるレドックス触媒等が挙げられる。
又、重合は紫外線照射により行うこともでき、例えばケタール型、アセトフェノン型等の光重合開始剤を用いて重合することもできる。
重合開始剤の使用量としては、目的とする重合体の重合度及び粘度等に応じて定めれば良く、通常、全単量体及び重合開始剤の合計量を基準にして10〜2万ppm用いることが好ましい。
重合体の分子量は、使用する単量体及び重合開始剤の種類及び割合の他、さらに連鎖移動剤を併用して、この種類及び割合を変えることにより調整することもできる。
この場合の連鎖移動剤としては、メルカプトエタノール、メルカプトプロピオン酸等のチオール化合物や、亜硫酸ナトリウム、重亜硫酸水素ナトリウム及び次亜リン酸ナトリウム等の還元性無機塩類等が挙げられる。
連鎖移動剤の添加量としては、水溶液中に10〜2000ppmが好ましい。
重合体の好ましい分子量は、平均分子量が数百万〜千数百万の重合体が好ましく、特に、下記の測定方法で測定した0.5%塩粘度が5〜200mPa.s、0.1%不溶解分量が洗浄後で5ml以下のものが好ましい。
0.1%不溶解分量:
重合体を純水に溶解し、400mlの0.1質量%(固形分換算)溶液を調製する。この溶液全量を直径20cm、83メッシュの篩で濾過し、篩上に残った不溶解分を集めてその容量を測定する。
0.5%塩粘度:
重合体を4質量%の塩化ナトリウム水溶液に溶解し、0.5質量%重合体溶液を調製する。B型粘度計を用いて、温度25℃、60rpm、5分後の重合体溶液の粘度を測定する。
水溶液重合により得られた重合体は、通常ゲル状で、公知の方法で細断し、バンド式乾燥機、遠赤外線式乾燥機等で温度60〜150℃程度で乾燥し、ロール式粉砕機等で粉砕して粉末状の重合体とされ、粒度調整され、あるいは添加剤等が加えられて使用される。
2.(B)アミジン単位を有するカチオン性重合体
(B)成分としては、アミジン単位及びカチオン性を有する重合体であれば種々の化合物が使用できる。
好ましい(B)成分しては、(メタ)アクリロニトリルと1級アミノ基を形成し得るビニル系単量体とを共重合させ共重合体を製造し、当該共重合体中に1級アミノ基を生成させた後、当該共重合体中の1級アミノ基とニトリル基の閉環反応によりアミジン単位を形成したもの等が挙げられる。
1級アミノ基を形成し得るビニル系単量体としては、N−ビニルホルムアミド、N−ビニルアセトアミド、N−ビニルフタルイミド、N−ビニルスクシイミド及びN−ビニルウレタン等のN−ビニルアミド等が挙げられる。
共重合体から1級アミノ基を生成する方法としては、N−ビニルアミドの共重合体の場合、酸塩基による加水分解反応、アルコーリシス、アンモノリシス等の加溶媒分解反応等が挙げられる。
アミノ基とニトリル基の閉環反応は、常法に従えば良く、酸性条件下で、80〜150℃、好ましくは90〜120℃の条件である。
前記の方法で得られるアミジン単位は、下記式(2)及び/又は式(3)で表される。(B)成分におけるアミジン単位の割合は、30〜90モル%が好ましく、より好ましくは40〜80モル%である。
(B)成分のカチオン当量としては、5.0〜7.0meq/gが好ましく、より好ましくは5.5〜6.5meq/gである。尚、本発明において、カチオン当量とは、コロイド滴定法により測定された値を意味する。
Figure 0004396185
Figure 0004396185
〔前記式(2)及び式(3)において、R6及びR7は、いずれも水素原子又はメチル基を表し、Xは陰イオンを表す。〕
Xの陰イオンとしては、塩素イオン、臭素イオン及びヨウ素イオン等のハロゲンイオン、NO3 -及びCH3COO-等が挙げられ、塩素イオン好ましい。
(B)成分としては、前記した式(2)及び式(3)の単位の他に、下記の式(4)〜(6)の単位を含むものであっても良い。
Figure 0004396185
Figure 0004396185
Figure 0004396185
上記式(4)〜(6)において、R6、R7、Xは前記と同様の基を表し、R8は、水素原子又は炭素数1〜4のアルキル基を表す。
(B)成分の分子量としては、0.5%塩粘度が0.1〜50mPa・sのものが好ましく、より好ましくは1〜30mPa・sである。
3.組成物
本発明の組成物は、前記(A)成分及び(B)成分を混合することにより製造することができる。又、後記する汚泥の脱水においては、それぞれの成分を別々に添加することもできる。
組成物における(A)成分及び(B)成分の割合としては、目的に応じて適宜設定すれば良い。好ましい割合としては、(A)成分が40〜99質量%及び(B)成分が1〜60質量%の範囲であり、より好ましくは(A)成分が50〜95質量%及び(B)成分が5〜50質量%の範囲である。
本発明の組成物は水溶液の形態で使用することが好ましい。この場合、水溶液の濃度としては、水溶液中に(A)成分及び(B)成分合計量として0.05〜0.5質量%が好ましい。(A)成分及び(B)成分を別々に使用する場合においても、それぞれを水溶液の形態で使用することが好ましく、前記と同様の水溶液濃度が好ましい。
4.用途
本発明の組成物は、種々の用途に応用することが可能である。例えば、高分子凝集剤及び塗料用等の増粘剤等が挙げられる。高分子凝集剤としては、汚泥脱水剤、及び歩留向上剤等の製紙工程における抄紙用薬剤等が挙げられる。
本発明で得られる組成物は、高分子凝集剤として有用なものであり、特に汚泥脱水剤として有用なものである。
以下、汚泥脱水剤について説明する。
○汚泥脱水剤及び汚泥の脱水方法
本発明の組成物は、特に汚泥脱水剤として有用なものである。
本発明の組成物を汚泥脱水剤として使用する場合は、組成物に、硫酸水素ナトリウム、硫酸ナトリウム及びスルファミン酸等、脱水処理に悪影響がでないかぎり公知の添加剤と混合して使用しても良い。
本発明の汚泥脱水剤(以下高分子凝集剤ということもある)は、種々の汚泥に適用可能であり、下水、し尿、並びに食品工業、化学工業及びパルプ又は製紙工業汚泥等の一般産業排水で生じる有機性汚泥及び凝集沈降汚泥を含む混合汚泥等を挙げることができる。
本発明の汚泥脱水剤は、特に繊維分が少ない汚泥や余剰比率の高い汚泥に好ましく適用できるものである。具体的には、余剰比率が10SS%以上の汚泥に好ましく適用でき、より好ましくは20〜80SS%の汚泥に適用できる。又、繊維分が10%以下の汚泥に好ましく適用できる。
本発明の汚泥脱水剤を使用する脱水方法は、具体的には、汚泥に汚泥脱水剤を添加した後、これにより汚泥フロックを形成させるものである。フロックの形成方法は、公知の方法に従えば良い。
又、必要に応じて、無機凝集剤、有機カチオン性化合物、カチオン性高分子凝集剤、アニオン性高分子凝集剤及び両性高分子凝集剤を併用することができる。
無機凝集剤としては、硫酸アルミニウム、ポリ塩化アルミニウム、塩化第二鉄及び硫酸第一鉄及びポリ硫酸鉄等を例示できる。
有機カチオン性化合物としては、ポリマーポリアミン、ポリアミジン及びカチオン性界面活性剤等を例示できる。
無機凝集剤又は有機カチオン性化合物を添加した場合においては、pHを4〜8とすることが、より効果的に汚泥の処理を行うことができるため好ましい。
pHの調整方法としては、無機凝集剤又は有機カチオン性化合物を添加した後、当該pH値を満たす場合は、特にpH調整の必要はないが、本発明で限定する範囲を満たさない場合は、酸又はアルカリを添加して調整する。
酸としては、塩酸、硫酸、酢酸及びスルファミン酸等を挙げることができる。又、アルカリとしては、苛性ソーダ、苛性カリ、消石灰及びアンモニア等が挙げられる。
カチオン性高分子凝集剤としては、前記したカチオン性単量体の単独重合体及び前記したカチオン性単量体及びノニオン性単量体の共重合体等を挙げることができる。
アニオン性高分子凝集剤としては、前記したアニオン性単量体の単独重合体及び前記したアニオン性単量体及びノニオン性単量体の共重合体等を挙げることができる。
両性高分子凝集剤としては、前記したカチオン性単量体及びアニオン性単量体の重合体、並びに前記したカチオン性単量体、アニオン性単量体及びノニオン性単量体の共重合体等を挙げることができる。
高分子凝集剤の汚泥に対する添加割合としては、高分子凝集剤の固形分として5〜500ppmが好ましく、SSに対しては0.05〜1質量%が好ましい。高分子凝集剤とその他の高分子凝集剤を併用する場合は、全高分子凝集剤の合計量が前記添加割合を満たすことが好ましい。
汚泥脱水剤、その他凝集剤の添加量、攪拌速度、攪拌時間等は、従来行われている脱水条件に従えば良い。
このようにして形成したフロックは、公知の手段を用いて脱水し、脱水ケーキとする。
脱水装置としては、スクリュープレス型脱水機、ベルトプレス型脱水機、フィルタープレス型脱水機及びスクリューデカンター等を例示することが出来る。
又、本発明の汚泥脱水剤は、濾過部を有する造粒濃縮槽を使用する脱水方法にも適用可能である。
具体的には、汚泥に、無機凝集剤を添加し、さらに汚泥脱水剤を添加した後、又は汚泥脱水剤と共に、該汚泥を濾過部を有する造粒濃縮槽に導入し、該濾過部からろ液を取り出すと共に造粒し、この造粒物を脱水機で脱水処理する方法等が挙げられる。
本発明の組成物は、濾過速度及び含水率等の脱水性及びフロック造粒性に優れるため、高分子凝集剤として有用であり、特に汚泥脱水剤として有用なものである。
本発明の組成物は、前記(A)成分及び(B)成分を必須とすれば良いが、(A)成分として、以下に示すものが好ましい。
即ち、(A)成分における長鎖状親水性基として、アルキレンオキサイド基の繰り返し数が5以上の重合体が好ましく、又、(A)成分が、片末端が前記一般式(1)で表わされるエチレン性不飽和基を有するPROオリゴマーとカチオン性単量体を重合して得られる重合体が好ましい。この場合、PROオリゴマーの他の末端としては炭素数1〜8のアルコキシル基を有するものが好ましい。
又、本発明の組成物の用途としては、高分子凝集剤として有用であり、特に特に汚泥脱水剤として有用なものである。
以下に、実施例及び比較例を挙げ、本発明をより具体的に説明する。
尚、以下において、「部」とは、質量部を意味する。
○製造例1〔(A)成分の製造〕
ステンレス製容器に、アリルオキシポリエチレンオキサイドモノメチルエーテル〔アルキレンオキサイドの繰り返し数=9、商品名PKA−5010、分子量=1500、日本油脂(株)製、以下PKA−5010と言う〕、ジメチルアミノエチルアクリレート塩化メチル4級塩(以下DACという)水溶液、アクリルアミド(以下AMという)水溶液を入れ、それぞれが5.0、60.0、35.0モル%の組成で、全重量が1Kg、全単量体濃度が40質量%になる様に蒸留水を加えた。続いて窒素ガスを60分間溶液に吹き込みながら溶液温度を20℃に調節し、これにより重合用単量体混合物水溶液を得た。
次いで、全単量体重量を基準として、アゾビスアミジノプロパン塩酸塩(以下V−50という)及び硫酸水素ナトリウムをそれぞれ1000ppm、20ppmとなる様に加えて、反応器の上方から、100Wブラックライトを用いて6.0mW/cm2の照射強度で60分間照射して重合を行った。その後得られた含水ゲル状の水溶性共重合体をデュワー瓶から取り出し細断した。これを80℃で5時間乾燥後粉砕して、(A)成分の重合体を得た。これをA1という。
A1について、0.1%不溶解分量と0.5%塩粘度を測定した。それらの結果を表1に示す。
○製造例2(重合体の製造)
単量体、重合開始剤等を、下記表1に変更する以外は、実施例1と同様の方法により重合を行い、(A)成分と異なる重合体を得た。これをC1という。
Figure 0004396185
○実施例1〜2及び比較例1〜4
都市下水の混合生汚泥(SS:9300mg/L、VSS:7500mg/L、繊維分:9%SS)200mlを300mlのビーカーに採取し、表2記載の高分子凝集剤(2種類の場合は各々の水溶液を予め良く混合したもの。水溶液濃度は0.2質量%)のいずれかを添加後、攪拌機を用いて200rpmで90秒間攪拌して汚泥フロックを生成させ、その粒径を測定した。
その後、80メッシュの網をフィルターとして用いて、前記汚泥フロック分散液を重力濾過した。10秒後の濾液容量を測定しこれを濾過速度として示した。得られたケーキをミニベルトプレス機にて圧搾脱水(面圧0.5kg/cm2、3段)し含水量を測定した。これらの測定結果を、表2に示す。尚、表中のCV−300はポリアミジン〔東亞合成(株)製アロンフロックCV−300、カチオン当量6.1meq/g〕を意味する。
実施例と比較例から明らかな様に、本発明の高分子凝集剤組成物は濾過速度に優れ、フロック含水率も減少している。
Figure 0004396185
本発明の組成物は、高分子凝集剤として好ましく利用でき、特に汚泥脱水剤としてより好ましく利用できる。

Claims (6)

  1. (A)カチオン性単量体にアルキレンオキサイド単位の繰り返し数が5以上のポリアルキレンオキサイド基を有する単量体をグラフト重合させた水溶性重合体及び(B)アミジン単位を有するカチオン性重合体からなる組成物。
  2. 前記アルキレンオキサイド単位の繰り返し数が5以上のポリアルキレンオキサイド基を有する単量体の片末端が下記一般式(1)で表わされるエチレン性不飽和基であるポリアルキレンオキサイドオリゴマーであることを特徴とする請求項に記載の組成物。
    1CH=C(R2)−X− ・・・・(1)
    〔上記式中、R1及びR2は、水素又は炭素数1〜3のアルキル基、Xは−R3O−、−O−又は−R4NHCOO−であり、R3及びR4は、炭素数1〜4のアルキレン基、又は−Ph−若しくは−Ph−R5−であり、Phは、置換基を有していても良いフェニレン基であり、R5は、炭素数1〜4のアルキレン基である。〕
  3. 前記ポリアルキレンオキサイドオリゴマーが、他の末端として炭素数1〜8のアルコキシル基を有するものであることを特徴とする請求項に記載の組成物。
  4. 前記カチオン性単量体がジメチルアミノエチルアクリレート塩化メチル4級塩であり、アルキレンオキサイド単位の繰り返し数が5以上のポリアルキレンオキサイド基を有する単量体がアリルオキシポリエチレンオキサイドモノメチルエーテルである請求項1に記載の組成物。
  5. 前記請求項1〜4のいずれかに記載の組成物からなることを特徴とする高分子凝集剤。
  6. 汚泥に、請求項5記載の高分子凝集剤を添加して脱水処理することを特徴とする汚泥の脱水方法。
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