JP4396114B2 - 光走査装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は光走査装置に係り、特に1パスでカラー画像を再生するタンデム方式のデジタルカラー複写機及び、カラーレーザプリンタ等の光走査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、電荷を帯びた感光体上に画像情報に応じて変調された光ビームを走査露光して静電潜像を形成し、現像、転写、定着という電子写真プロセスにより画像を得るデジタル複写機、プリンタが広く用いられている。
【0003】
同様に、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)に対応する画像信号に応じて感光体上に静電潜像を形成し、帯電、露光、現像を行いこれらを重ね合わせて転写することでフルカラー画像を形成するフルカラー複写機、カラープリンタも広く用いられている。
【0004】
このようなフルカラー画像形成装置の多くは、複数色(Y、M、C、K)に対応する複数個の現像器をロータリー式の現像装置に収め、各色の画像形成プロセス毎に現像装置を回転させて異なる色の画像を形成し、それらを重ね合わせて転写してフルカラー画像とする方式(以下、「4サイクル方式」という)を採用している。
【0005】
しかし、この4サイクル方式では、フルカラー画像を得るために4回のプロセスを繰り返すので、生産性は単色(モノクロ)の画像形成に比べ1/4以下に低下する欠点がある。そこで、各色に対応する画像形成装置を直列に配置し、転写像を逐次重ね合わせて1パスでフルカラー画像を形成する、いわゆるタンデム方式の画像形成装置が考案されている。
【0006】
タンデム型画像形成装置における、複数光の同期を単一のセンサで検出する方法は、次のような技術が開示されている。
【0007】
特許文献1には、独立した複数光源を持つ単一光走査装置であって、偏向器前の光学系に少なくとも1枚以上のミラーを持ち、少なくともFθレンズのうちの1枚を通過した光線群を全色同期検出するものが記載されている。具体的には、ビームと同数のSOSミラー(同期検出用ピックアップミラー、SOSはSTART OF SCANの略)を有し、これらのミラーの角度と方向はそれぞれ異なる構成を持つものである。
【0008】
これは、独立した複数の光源を持つ単一の光走査装置における、偏向器前の光学系に少なくとも1枚以上のミラー、少なくともFθレンズ1枚を通過した光線群の一部を全色同期検出の構成要素が必要不可欠であり、実質的にはビームと同数のSOSミラーと角度と方向がそれぞれ異なるミラー構成がないと検出できない。つまり光線群とは光線束が分離する前の状態を指しており、この束の状態で独立した反射面を他のビームに干渉せず配置することは極めて困難である。
【0009】
図15(A)、(B)及び(C)には特許文献1に記載された光走査装置及び該光走査装置に適用されるSOSミラーブロックの構成がそれぞれ示されている。図15(A)に示される光走査装置500には、Y,M,C及びKのLD光源502Y〜502Kにそれぞれ対応する走査光学系504Y〜504K、ポリゴンミラー506、Y,M,C及びKに共通の光学系508及びSOSミラーブロック510(512)及びSOSセンサー522が配置されている。
【0010】
図15(B)に示されるSOSミラーブロック510は、例えば、ガラス入りPC (ポリカーボネイト) などにより成型され、各ミラー512(Y,M,C及びB) は、所定の角度で成型されたブロック512Aの対応する位置に、例えば、アルミニウムなどの金属が蒸着されて形成されている。また、図15(C)に示されるSOSミラーブロック512は、中間ベース512Aの所定の位置に一体的に形成された固定部材512Bに、4枚のミラー514Y,514M,514C及び514Kが順に貼り合わせられて構成されている。
【0011】
図15(B)及び(C)に示されるSOSミラーブロック510,512を見る限り、高級なミラー構成となることは必至である。特に、光ビームの束の全幅は実施例から判断して20mm以上になることは考え難い。仮に、全幅21mmあったとして端まで使って均等間隔なら7mmであるが近接した7mm幅のミラーを所定の角度に設置するのは至難の業である。つまり、実装は極めて達成困難な構成であると言う問題点がある。
【0012】
また、光ビームの束の全幅が20mm以上とするなら、偏向器の反射面高さ方向幅も同様に増加することを意味し、回転体のバランスがとりにくくなり振動を増加させることは必至である。
【0013】
また、特許文献2には、偏向器における同一の反射面で走査した複数本の光ビームを同一のセンサで検出する技術が開示されている。しかし、特許文献2には、タイミングチャートなどの記載はあるが、具体的構成の記載がなく達成が不可能である。すなわち、特許文献2には概念のみが開示されているにすぎず、従来技術により、レンズ母線に導く構成にすると、ビームピッチ分をカバーする大きなサイズのシリンダレンズが必要となると言う問題点がある。
【0014】
【特許文献1】
特開平7−256926号公報
【特許文献2】
特開平5−19586号公報
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、上記事実を考慮して、タンデム型の画像形成装置に適用される光走査装置における同期ビーム導入のためのレンズサイズを拡大することなく、複数本の光ビームを1個の同期検出用センサに導くことで、この同期検出用センサの設置数を減らすことができる光走査装置を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】
上記課題を達成するために、請求項1記載の光走査装置は、複数個の感光体に複数本の光ビームをそれぞれ照射して感光体に画像を形成する光走査装置において、複数本の光ビームを検出する1個の同期検出用センサと、副走査方向にずれた複数本の光ビームが入射して前記同期検出センサへ複数本の光ビームを導く主走査方向にパワーを持たないシリンダアレー状レンズと、前記シリンダアレー状レンズに設けられ、1本の光ビームが入射するシリンダレンズと、を備え、前記シリンダレンズの光軸と前記シリンダレンズへ入射する光ビームの中心とのずれ量が、主走査方向から見て前記シリンダアレー状レンズの外側に向うにつれて大きくなるように前記シリンダレンズが設けられることを特徴とする。
【0017】
請求項1記載の光走査装置では、一筐体タイプで束なったビーム部分での一枚のミラーによるピックアップにも対応できるし、レンズを大型化しなくてもセンサへの導入を可能とする。つまり、特許文献1に示されたようなSOSミラー構成において各ビームが副走査方向にずれが発生した場合でも良好な検出が可能である。
【0018】
ここで、タンデム型画像形成装置の露光方式は、4筐体光走査装置、対向スプレータンデム、Q‐BeT式光走査装置などのいずれでも良い。なお、対抗スプレータンデムとは、1個の偏向器を介して対向する両側に走査光学系を有する1筐体の光走査装置であり、Q‐BeT式タンデムとは、1個の偏向器に対して1個の走査光学系を有する1筐体の光走査装置を指す。Q‐BeT式の詳細には、ビームを合成するもの、1パッケージ複数光源のものが知られている。
【0019】
請求項2記載の光走査装置は、複数個の感光体に複数本の光ビームをそれぞれ照射して感光体に画像を形成する光走査装置において、複数本の光ビームを検出する1個の同期検出用センサと、副走査方向にずれた複数本の光ビームが入射して前記同期検出センサへ複数本の光ビームを導く主走査方向にパワーを持たないシリンダアレー状レンズと、前記シリンダアレー状レンズに設けられ、1本の光ビームが入射するシリンダレンズと、を備え、前記シリンダレンズの光軸と前記シリンダレンズへ入射する光ビームの中心との成す角度が、主走査方向から見て前記シリンダアレー状レンズの外側に向うにつれて大きくなるように前記シリンダレンズが設けられることを特徴とする。
【0020】
請求項2記載の光走査装置では、一筐体タイプで束なったビーム部分での一枚のミラーによるピックアップにも対応できるし、レンズを大型化しなくてもセンサへの導入を可能とする。つまり、特許文献1に示されたようなSOSミラー構成において各ビームが副走査方向にずれが発生した場合でも良好な検出が可能である。
【0021】
請求項3記載の光走査装置は、請求項1又は2記載の光走査装置において、前記複数本の光ビームの同期検出時には、該複数本の光ビームを最終光学素子の後に配置された折返しミラーにより偏向して前記シリンダアレー状レンズに入射させ、該シリンダアレー状レンズにより前記1個の同期検出用センサに導くことを特徴とする。
【0022】
請求項3記載の光走査装置によれば、開口部材を除く最終光学素子後反射により、より感光体走査に近いビーム変動を検出することが可能であるので、より感光体書き込み像情報に近い情報が得られるメリットがある。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態に係る光走査装置について図面を参照して説明する。
【0027】
(第1の実施形態)
図1には本発明の第1の実施形態に係る光走査装置が示され、図2には本実施形態に係る光走査装置が適用されたタンデム型の画像形成装置が示されている。なお、画像形成装置12はフルカラー画像が形成可能なものであり、この画像形成装置12における光走査装置10では、通常、イエロー=Y、マゼンタ=M、シアン=Cおよびブラック=Kの各色成分ごとに色分解された4種類の画像データと、Y,M,CおよびKのそれぞれに対応して各色成分ごとに画像を形成するさまざまな装置が4組利用されることから、各参照符号後にY,M,CおよびKを付記することで、色成分ごとの画像データとそれぞれに対応する装置の部分を識別する。
【0028】
また、本実施形態に係る光走査装置10は、所謂、スプレータンデム型のものであり、同期検出用センサの設置数を従来の4個から2個に減少するために、1つの同期検出用センサに対して2色の光ビームを入射させている。具体的には、同一方向走査の2本の光ビームを1個の同期検出用センサに入射させている。
【0029】
図1に示されるように、光走査装置10では、単発光源14Yから発光された第1の光ビーム(ここで、第1の光ビームはイエローの光ビームLYとする。)が、光ビームを緩やかな発散光とするための第1レンズ(図示省略)を通過し、走査端部での光量低下を防ぐためのH形の開口を有する開口部材(図示省略)を通過し、副走査方向にのみパワーを持ち、副走査方向に収束させる凸平のシリンダレンズ16YMを通過した後、第1折返しミラー18YMにより主走査方向に反射され、第2折返しミラー20YMにより主走査方向かつ微小な副走査方向に反射され、第2走査結像レンズであるシリンダレンズ24YMに入射する。このシリンダレンズ24YMは、走査方向にのみパワーを持つ平凸のシリンダレンズである。そして、第1走査結像レンズであるシリンダレンズ22YMに入射する。このシリンダレンズ22YMは、主走査方向にのみパワーを持つ凹平のシリンダレンズである。
【0030】
一対のシリンダレンズ22,24YMから出射された光ビームLYは、4色(Y,M,C,K)共通の偏向器であるポリゴンミラー26に入射する。この光ビームLYは、主走査方向に反射面を包含すると共に副走査方向へは結像しており、反射後の走査光軸に対し1.25°傾いた入射角を有している。ポリゴンミラー26により反射された光ビームLYは、再びシリンダレンズ22YM、シリンダレンズ24YMを通過した後、第3折返しミラー28YMに入射する。
【0031】
第3折返しミラー28により反射された光ビームLYは、第4折返しミラー30Yに入射後、第5折返しミラー32Yに入射する。その後、第6折返しミラーであるSOSミラー34Yにより、同期光が反射され、副走査方向の位置ずれを補正するSOSレンズ36YMを通過し、同期検出用センサ(以下、「SOSセンサ」という)38YMに導かれる。
【0032】
また、光走査装置10では、ポリゴンミラー26を介して単発光源14Yと同じ走査方向側に配置された単発光源14Mから発光された第2の光ビーム(ここで、第2の光ビームはマゼンタの光ビームLMとする。)が、光ビームを緩やかな発散光とするための第1レンズ(図示省略)、H形開口を有する開口部材(図示省略)、副走査方向にのみパワーを持つシリンダレンズ16Mを通過した後、光ビームLYと共通の第1折返しミラー18YMに副走査方向角度をつけて入射し、光ビームLYと共通の第2折返しミラー20YMにより反射される。この光ビームLMは、光ビームLYと共通のシリンダレンズ24YM及びシリンダレンズ22YMを通過し、ポリゴンミラー26に入射する。このとき、光ビームLMは、光ビームLYと走査光軸対称な入射角となっている。
【0033】
ポリゴンミラー26により反射された光ビームLMは、再び、シリンダレンズ22YM及びシリンダレンズ24YMをそれぞれ通過した後、光ビームLYと共通の第3折返しミラー28YMに入射し、独立して設けられた第4折返しミラー30M、第5折返しミラー32Mに入射する。また、第6折返しミラーであるSOSミラー34Mにより光ビームLMが同期光として反射され、副走査方向の位置ずれを補正する共通のSOSレンズ36YMを通過し、共通のSOSセンサ38YMに導かれる。
【0034】
ここで、第5折返しミラー32Y及び第5折返しミラー32Mは、それぞれ副走査方向にのみパワーを持つシリンダミラーであり、感光体46Y及び感光体46M上で光ビームLY及び光ビームLMを副走査方向に結像する機能を持っている。これらの折返しミラー32Y,32Mと感光体46Y,46Mとの間には、それぞれ防塵のために透過平面ガラス48Y,48Mが配置されているが、本発明で言うところの最終光学素子は、第5折返しミラー42Y,42Mを指している。ここで、第5折返しミラー32Y,32MとSOSセンサ38YMとは共役の関係になっている。
【0035】
図3に示されるように、SOSミラー34は、不図示の筐体体の側壁にネジにより締結固定される樹脂ホルダ50により位置決めされ、この樹脂ホルダ50に紫外線硬化型接着剤により固定されている。樹脂ホルダ50は、独立した第4折返しミラー30も保持している。また、SOSミラー34により反射される光ビームLは走査内側へ向いており、これは、光走査装置10の筐体の小形化にも寄与している。
【0036】
図4に示されるように、副走査方向の位置ずれを補正するSOSレンズ36とSOSセンサ38は、金属板が加工されて形成された板金ホルダ52にネジ54によりそれぞれ締結固定されている。SOSセンサ38の表面端部には、センサエッジ面による反射を防ぐ遮光部材が張付けられている。2本の光ビームLY及び光ビームLMのポリゴンミラー26への入射角は走査光軸に対しそれぞれ1.25°傾いており、相対的には2.5°の差がある。この角度差が、光ビームLYと光ビームLMの入射時差となる。本実施形態の場合、感光体46の位置に換算して約28mmの時差となる。
【0037】
以上、光走査装置10における光ビームLY及び光ビームLMに対応する部分の構成について説明したが、これらの部分とポリゴンミラー26を介して反対側に配置された第3の光ビームである光ビームLC及び光ビームLKに対応する部分についても、ポリゴンミラー26の回転軸に対して対称的に配置されている点を除いて光ビームLY及び光ビームLMに対応する部分と共通の構成とされている。
【0038】
図5には、本発明の実施形態に係るSOSレンズとして用いられる4シリンダアレー状レンズと従来のSOSレンズとして用いられるアレーレンズとがそれぞれ示されている。ここで、図5(A)及び(B)には従来のSOSレンズとして用いられるアレーレンズ530の断面形状が示され、図5(C)には本発明の実施形態に係るSOSレンズとして用いられる4シリンダアレー状レンズの断面形状の一例が示されている。また図6及び図7には、それぞれ本発明の実施形態に係るSOSレンズとして適用可能な各種のシリンダアレー状レンズの例が示されている。
【0039】
図5(A)に示される従来のアレーレンズ530は、アクリルを素材として成形されており、シリンダ面の形状が厚さ5.5mm、半径14.5mmとされている。このアレーレンズ530をSOSレンズとして用い、アレーレンズ530により4本の光ビームLを偏向して1個のSOSセンサ38により検出しようとすると、副走査方向光路変動に対しては、レンズの補正力が不足しているため、SOSセンサ38が所望の公差内で製造されていても、光ビームLがセンサ受光部から外れる現象が生じ得る。このアレーレンズ530をSOSレンズとして用いた場合には、図5(A)に示されるように、4本の光ビームLを検出するためのSOSセンサ38としては、その幅がSOSレンズ530の幅と同程度のものを用いる必要がある。
【0040】
また、図5(B)に示されるように、4本の光ビームLをアレーレンズ530の各母線から外して入射させた場合には、4本の光ビームLを図5(A)の場合よりも狭い範囲に集めることができるが、後述する2素子シリコンPINフォトダイオードをSOSセンサ38として用いた場合には、4本の光ビームLを更に狭い範囲に集める必要がある。
【0041】
一方、図5(C)に示される本発明に係る4シリンダアレー状レンズ83をSOSレンズとして用いた場合には、アレーレンズ530をSOSレンズとして用いた場合と比較し、4本の光ビームLを十分に狭い範囲に集めることができる。
【0042】
また、本実施形態に係る光走査装置10では、SOSレンズ36として、図6(A)〜(C)にそれぞれ示される2シリンダアレー状レンズ84,86,88の何れかを用いることができる。2シリンダアレー状レンズ84,86,88は、母線ピッチ4mm、厚さ6.5mm、半径6.5mmとされており、2シリンダアレー状レンズ84,86,88の何れかをSOSレンズ36として用いることで、2本の光ビームLの光路変動がレンズ入射位置に対し所望の公差内であれば(レンズ前で副走査方向ずれが±2.5mm以内)、SOSセンサ38を外れないようにすることができる。本実施形態のSOSセンサ38としては、2素子シリコンPINフォトダイオードが用いられるが、この2素子シリコンPINフォトダイオードは長手方向のサイズが2.4mm程度であり、この範囲内に2本の光ビームを確実に入射させる必要がある。なお、シリンダアレー状レンズのSOSレンズ36に対する光ビームの入射条件は、レンズ法線に対して平行でなく入射させることが必要となる。
【0043】
図8には、本発明に係る2シリンダアレー状レンズ84,86,88をSOSレンズ36として用いて2本の光ビームLをSOSセンサ38に導いた場合と従来のシリンダレンズ530をSOSレンズとして用いて2本の光ビームLをSOSセンサ38に導いた場合とが示されている。図8では従来のシリンダレンズ530が2点鎖線により示され、また本発明に係る2シリンダアレー状レンズ84,86,88が実線により示されている。
【0044】
図8から明らかなように、従来のシリンダレンズ530によりシリンダアレー状レンズ84,86,88と同等の性能を得るためには、シリンダレンズ530とSOSセンサ38とレンズの距離を延長する必要があり、これに相まって、シリンダレンズ530の幅を、その設置位置における2本の光ビームL間隔分以上の長さにする必要があるので、シリンダレンズ530のレンズサイズも必然的に大きくなる。これにより、シリンダレンズ530の走査光に対する干渉、他の部品に対する干渉を避けることが困難になると共に、成形性の悪化や、材料費によるコストアップが懸念される。
【0045】
また、図9(A)に示されるように、SOSセンサ38のセンサ面38Aに対してシリンダレンズ530をシリンダアレー状レンズ84,86,88と同一位置に配置した場合には、2本の光ビームLをセンサ面38Aの範囲内に導くことが困難になる。一方、図9(B)に示されるように、本発明に係る2シリンダアレー状レンズ84,86,88によれば、2本の光ビームLをセンサ面38A上の十分に狭いの範囲に導ける。
【0046】
また、図1に示されるような対向スプレータンデム型の光走査装置10の場合には、ポリゴンミラー26を介して対向する光ビームLは、感光体46に対して逆方向に走査するため、温度などによるずれが生じることがわかっている。このズレは、少なくとも片側のEOS(END OF SCANの略)位置にセンサ(EOSセンサ)64を設置し、同期をモニタすることにより、制御的に補正可能になる。すなわち、逆走査となる光ビームLのEOSセンサ64の検出タイミングと順方向となる光ビームLのSOSセンサ38の検出タイミングとの時間差の変化により、そのずれを補正することが可能になる。この場合、光走査装置10には、2個のSOSセンサ38と、1個のEOSセンサ64を配置する必要がある。
【0047】
また、本実施形態に係る画像形成装置12には、図2に示されるように、光走査装置10の筐体70に対向して4個の感光体46Y〜46Kが配置されると共に、感光体46Y,6M及び感光体46C,46Kに接するように中間転写ドラム72YM及び中間転写ドラム72CKが配置されている。各感光体46Y〜46Kに近接して現像器76Y〜76Kが配置されている。また2個の中間転写ドラム72には1個の転写ドラム74が接している。
【0048】
画像形成装置12では、光走査装置10から出射される光ビームLY〜LKにより4個の感光体46Y〜46Kがそれぞれ走査されることにより、各感光体46Y〜46Kには、それぞれY、M,C、Kに対応する静電潜像が形成される。これらの静電潜像は現像器76Y〜76Kによりトナー像に現像される。この後、Y及びMのトナー像は中間転写ドラム72YMに転写されて重畳され、C及びKのトナー像は中間転写ドラム72CKに転写されて重畳される。中間転写ドラム72YM上のトナー像及び中間転写ドラム72CK上のトナー像は、更に転写ドラム74上で重畳されてフルカラー画像を構成する。この転写ドラム74上のカラー画像は転写器78によりトレー80から給紙された記録紙に転写され、定着器82により記録紙上に熱定着される。
【0049】
(第2の実施形態)
図10には本発明の第2の実施形態に係る光走査装置の一例が適用されたタンデム型の画像形成装置が示されている。本実施形態の光走査装置110は、4個の独立した筐体114Y〜114Kを有する4筐体型のものであり、各筐体114Y〜114Kには、それぞれ光ビームLの単発光源、光学系等が配置されている。
【0050】
通常、4筐体型の光走査装置110では、個々に筐体114内部にSOSセンサ等の同期センサを保有している。1筐体型が光走査装置では、筐体の外部に同期センサを保有するものも知られているのが、本実施形態の光走査装置110は1個のSOSセンサ116に4本の光ビームLY〜LKを入射させることで、SOSセンサ116の設置数を減らすものである。
【0051】
なお、4個の筐体114Y〜114Kにそれぞれ配置される走査光学系は、基本的には互いに共通の構成を有しているので、Y、M、C、Kの何れに対応するものを区別する必要がある場合には、参照符合の末尾にY、M、C、K何れかの記号を付するものとする。
【0052】
光走査装置110の各筐体114内では、単発光源から発光された光ビームLが、略コリメート光とする第1レンズを通過し、開口部材を通過し、副走査方向にのみパワーを持ち、副走査方向に収束させるシリンダレンズを通過した後、偏向器であるポリゴンミラーに入射する。このとき、光ビームLは、主走査方向にはポリゴンミラーにおける反射面に内包され、副走査方向へは結像している。ポリゴンミラーにより反射された光ビームLは、結像レンズを通過した後、防塵用透過部材を通して筐体114の外部へ出射される。
【0053】
筐体114の外部へ出射された光ビームLは感光体46上を走査(主走査)し、感光体46に対する走査範囲外にSOS位置に設置されたSOSミラー120により同期光として反射され、副走査方向の位置ずれを補正するSOSレンズ122を通過し、SOSセンサ116に導かれる。Y〜Kにそれぞれ対応する4個のSOSミラー120Y〜120Kは、それぞれ筐体114Y〜114Kの外部に配置されており、筐体114Y〜114K又は、各筐体114Y〜114Kを支持する本体フレーム(図示省略)により保持されている。
【0054】
各SOSミラー120Y〜120Kは、それぞれ主走査方向に沿って異なる反射角を有しており、各筐体114Y〜114Kから出射された光ビームLY〜LKのSOSセンサ116への入射タイミングが僅かずつずれる設定とされている。SOSレンズ122及びSOSセンサ116は、筐体114Mと筐体114Kの間に配置されている。
【0055】
SOSレンズ122としては、図7(A)〜(F)それぞれに示されるように、4シリンダアレー状レンズ90〜100の何れかを用いることができる。光走査装置110では、例えば、SOSレンズ92を用いて4本の光ビームLY〜LKを1個のSOSセンサ116に導いている
また、図11には本発明の第2の実施形態に係る光走査装置の変形例が適用されたタンデム型の画像形成装置132が示されている。図11に示される光走査装置130も、4個の独立した筐体134Y〜134Kを有する4筐体型のものであり、各筐体134Y〜134Kには、それぞれ光ビームLの単発光源、光学系等が配置されている。
【0056】
この光走査装置130では、筐体134Yと筐体134Mとの間にSOSレンズ136YM及びSOSセンサ138YMが配置されると共に、筐体134Cと筐体134Kとの間にSOSレンズ136YM及びSOSセンサ138YMが配置されている。各筐体134Y〜134K内でにおける光走査系の構成は、図10に示される光走査装置と共通のなので説明を省略する。
【0057】
光走査装置130では、筐体134Yから出射された光ビームLYがSOSミラー140Yにより反射されてSOSレンズ136YMへ入射し、このSOSレンズ136YMによりSOSセンサ138YMへ導かれる。また筐体134Mから出射された光ビームLMはSOSミラー140Yにより反射されてSOSレンズ136YMに入射し、このSOSレンズ136YMによりSOSセンサ138YMへ導かれる。従って、筐体134Y及び筐体134Mからそれぞれ出射された2本の光ビームLY及び光ビームLMは、共通のSOSレンズ136YMによりSOSセンサ138YMに導かれる。このとき、SOSミラー140Y及びSOSミラー140Mは、それぞれ主走査方向に沿って異なる反射角を有しており、筐体134Y及び筐体134Mから出射された光ビームLY及び光ビームLMのSOSセンサ138への入射タイミングが僅かずつずれる設定とされている。
【0058】
筐体134Y及び筐体134Mから出射された光ビームLY及び光ビームLMの場合と同様に、筐体134C及び筐体134Kからそれぞれ出射された2本の光ビームLC及び光ビームLKは、共通のSOSレンズ136CKによりSOSセンサ138CKに導かれ、それぞれ僅かに異なるタイミングSOSセンサ138CKに入射する。
【0059】
ここで、SOSレンズ136YM及びSOSレンズ136CKとしては、図6(A)〜(C)にそれぞれ示される2シリンダアレー状レンズ84〜88を用いることができる。
【0060】
(第3の実施形態)
図12には、本発明の第3の実施形態に係る光走査装置の一例が適用された画像形成装置が示されている。また図13には、図12に示される光走査装置における走査光学系の構成が示されている。本実施形態に係る光走査装置150は、4ビーム同一偏向面走査型のものであって、フルカラー画像の形成が可能なタンデム型の画像形成装置152に適用される。
【0061】
図13に示されるように、光走査装置150は、光源としてY、M、C、Kの画像情報をそれぞれ含む4本の光ビームLを出射する1チップの半導体レーザーアレイ154を備えている。半導体レーザーアレイ154の出射方向には発散光を平行光とするコリメータレンズ156が配置されている。コリメータレンズ156により弱い発散光とされた光ビームLは、開口部がH型をした開口部材158により、走査端部の光量が均一となるように補正される。このH型の開口部はオーバーフィルド光学系と組合せた時に特に有効である。なお、オーバーフィルド光学系とは、ポリゴンミラー160の反射面の全幅より広い光ビームが入射するものをいう。また、図に示す光ビームのラインは、実際は光束として一定の幅を持っているが、光学部品の配置を明確に示すために、主光線だけを表示している。
【0062】
シリンダレンズ162を通過した光ビームLは、第1折返しミラー164に入射する。この第1折返しミラー164で反射された光ビームLは、第2折返しミラー166に入射する。この第2折返しミラー166には副走査方向に角度がついており、反射した光ビームLをfθレンズを構成するシリンダレンズ168,170の正面(光学系の光軸方向)を副走査方向に傾斜して透過させ、偏向器であるポリゴンミラー160の反射面に入射させる。
【0063】
ポリゴンミラー160に入射するビームの主走査方向の幅は、走査に対応した回転角分の幅と同期検出のための走査角を含めた偏向面の全幅よりも広いビームであり、シリンダレンズ162により副走査方向に略結像されたビームとなっている。このポリゴンミラー160で偏向された光ビームLは、再びシリンダレンズ168,170を透過して平面ミラー172,174へ入射する。
【0064】
また、平面ミラー172,174は、中央部がほぼ光学系の光軸上に位置するように(ポリゴンミラー160の径方向上に)配設されている。そして、平面ミラー172の長辺部の頂部と平面ミラー174の長辺部の頂部を突き合わせるような恰好で、反射面がポリゴンミラー160側に角度を持って向き合っている。
【0065】
この構成では、平面ミラー172,174で囲い込まれた空間に4本の光ビームLY〜LKがそれぞれ入射し、反射面で反射された光ビームLが交差して分離される。なお、4本の光ビームLは略等角度で平面ミラー172、174へそれぞれ2本づつが、光学系の光軸に対して対称の位置となる光路で入射するように、コリメータレンズ156やシリンダレンズ162が調整されている。
【0066】
平面ミラー172によって反射された光ビームLは、平面ミラー176で内側へ反射され、平面ミラー176よりもポリゴンミラー160側へ配置された第1シリンダーミラー178へ向かう。平面ミラー172によって反射された光ビームLは、第1シリンダーミラー178より外側へ配置された第2シリンダーミラー180へ向かう。
【0067】
また、平面ミラー174によって反射された光ビームLは、平面ミラー182で内側へ反射され、平面ミラー182よりもポリゴンミラー160側へ配置された第3シリンダーミラー184へ向かう。平面ミラー174によって反射された光ビームLは、第3シリンダーミラー184より外側へ配置された第4シリンダーミラー186へ向かう。
【0068】
そして、第1〜第4のシリンダーミラー178、180、184、186で反射された光ビームLは、図12に示されるように、筐体190から外部へ出射されて感光体46Y〜46Kへそれぞれ入射して、その表面に静電潜像を形成する。
【0069】
また、図12に示されるように、筐体190内には、光ビームLの出射側の端部に4個のSOSミラー192Y〜192Kが光ビームLY〜LKの走査領域の外側の位置(SOS位置)に配置されている。これらのSOSミラー192Y〜192Kは、光ビームLY〜LKをそれぞれ反射して平面ミラー172,174よりもポリゴンミラー160側に配置されたSOSレンズ194に入射させる。このSOSレンズ194としては、図7に示される4シリンダアレー状レンズ90〜100の何れかを用いることができる。SOSレンズ194は、光ビームLY〜LKを1個のSOSセンサ196に導く。このとき、SOSセンサ196はそれぞれ光ビームLY〜LKに対して異なる反射角が設定されており、光ビームLY〜LKをそれぞれ僅かずつ異なるタイミングでSOSセンサ196に入射させる。
【0070】
図14には、本発明の第3の実施形態に係る光走査装置の変形例が適用された画像形成装置が示されている。この変形例に係る光走査装置200は、図12に示される光走査装置150とは走査光学系の構成が異なっている。具体的には、光走査装置150では、光ビームLを分離するための2枚の平面ミラー172,174を用いていたが、これらの平面ミラーに代えて、光走査装置200では、断面が矩形状のミラーブロック204を用いて光ビームLを分離している。これ以外の点は、光走査装置200は、光走査装置150と同様に、筐体202内に配置された4個のSOSミラー192Y〜192Kにより光ビームLY〜LKをSOSレンズ194に導き、このSOSレンズ194により4本の光ビームLY〜LKをそれぞれ僅かずつ異なるタイミングでSOSセンサ196に入射させる。
【0071】
【発明の効果】
以上説明したように本発明に係る光走査装置によれば、タンデム型の画像形成装置に適用される光走査装置における同期ビーム導入のためのSOSセンサのサイズを拡大することなく、複数本の光ビームを1個の同期検出用センサに導くことで、この同期検出用センサの設置数を減らすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態に係る光走査装置の構成を示す斜視図である。
【図2】 本発明の第1の実施形態に係る光走査装置が適用された画像形成装置の構成を示す側面図である。
【図3】 図1に示される光走査装置におけるSOSミラーを保持する樹脂ホルダの構成を示す斜視図である。
【図4】 図1に示される光走査装置におけるSOSレンズ及びSOSセンサをそれぞれ保持する板金ホルダの構成を示す側面図である。
【図5】 本発明の実施形態に係るSOSレンズとして用いられる4シリンダアレー状レンズの断面形状と従来のSOSレンズとして用いられるアレーレンズの断面形状とをそれぞれ示す側面図である。
【図6】 本発明の実施形態に係るSOSレンズとして適用可能な2シリンダアレー状レンズの断面形状を示す側面図である。
【図7】 本発明の実施形態に係るSOSレンズとして適用可能な4シリンダアレー状レンズの断面形状を示す側面図である。
【図8】 本発明に係る2シリンダアレー状レンズをSOSレンズとして用いて2本の光ビームをSOSセンサに導いた場合と従来のシリンダレンズ0をSOSレンズとして用いて2本の光ビームをSOSセンサ38に導いた場合との比較を示す平面図である。
【図9】 本発明に係る2シリンダアレー状レンズをSOSレンズとして用いて2本の光ビームをSOSセンサに導いた場合と従来のシリンダレンズ0をSOSレンズとして用いて2本の光ビームをSOSセンサ38に導いた場合との比較を示す側面図である。
【図10】 本発明の第2の実施形態に係る光走査装置の一例が適用された画像形成装置の構成を示す側面図である。
【図11】 本発明の第2の実施形態に係る光走査装置の変形例が適用された画像形成装置の構成を示す側面図である。
【図12】 本発明の第3の実施形態に係る光走査装置の一例が適用された画像形成装置の構成を示す側面図である。
【図13】 図12に示される光走査装置における走査光学系の構成を示す斜視図である。
【図14】 本発明の第3の実施形態に係る光走査装置の変形例が適用された画像形成装置の構成を示す側面図である。
【図15】 特開平7−256926号公報に記載された光走査装置及び該光走査装置に適用されるSOSミラーブロックの構成をそれぞれ示す平面図及び斜視図である。
【符号の説明】
10 光走査装置
26 ポリゴンミラー
36 SOSレンズ
38 SOSセンサ
40,42 折返しミラー(最終光学素子)
46 感光体
64 EOSセンサ
83 シリンダアレー状レンズ
84、86、88 シリンダアレー状レンズ
90、92、94、96、98、100 シリンダアレー状レンズ
110 光走査装置
116 SOSセンサ
120 SOSミラー
130 光走査装置
136 SOSレンズ
138 SOSセンサ
140 SOSミラー
150 光走査装置
192 SOSミラー
194 SOSレンズ
196 SOSセンサ
200 光走査装置

Claims (3)

  1. 複数個の感光体に複数本の光ビームをそれぞれ照射して感光体に画像を形成する光走査装置において、
    複数本の光ビームを検出する1個の同期検出用センサと、
    副走査方向にずれた光ビームが入射して前記同期検出センサへ光ビームを導く主走査方向にパワーを持たないシリンダレンズがアレー状に設けられたシリンダアレー状レンズと、を備え、
    前記シリンダレンズの光軸と前記シリンダレンズへ入射する光ビームの中心とのずれ量が、主走査方向から見て前記シリンダアレー状レンズの外側に向うにつれて大きくなるように前記シリンダレンズが設けられる光走査装置。
  2. 複数個の感光体に複数本の光ビームをそれぞれ照射して感光体に画像を形成する光走査装置において、
    複数本の光ビームを検出する1個の同期検出用センサと、
    副走査方向にずれた光ビームが入射して前記同期検出センサへ光ビームを導く主走査方向にパワーを持たないシリンダレンズがアレー状に設けられたシリンダアレー状レンズと、を備え、
    前記シリンダレンズの光軸と前記シリンダレンズへ入射する光ビームの中心との成す角度が、主走査方向から見て前記シリンダアレー状レンズの外側に向うにつれて大きくなるように前記シリンダレンズが設けられる光走査装置。
  3. 前記複数本の光ビームの同期検出時には、該複数本の光ビームを最終光学素子の後に配置された折返しミラーにより偏向して前記シリンダアレー状レンズに入射させ、該シリンダアレー状レンズにより前記1個の同期検出用センサに導くことを特徴とする請求項1又は2記載の光走査装置。
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