JP2006154091A - 光書込装置および画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 複数のレーザ光源から出射された光ビームを偏向手段および結像手段を介してスポット照射させる光書込装置8であって、スポット照射位置に向けて光ビームをスポット状に結像させる結像手段143をその厚さ方向で層状に重ねて配置し、複数のレーザ光源をこれの支持部においてそれぞれ異なる位置に配置するとともにレーザ光源から偏向手段142に至る光ビームの入射路のうちでビームの反射手段145aを設ける入射路と反射手段を設けない入射路とを設定して偏向手段142に対する主走査方向の入射角を異ならせることにより結像手段143から出射する光ビームを主走査方向で互いに発散させるようにしたことを特徴とする。
【選択図】 図2
Description
従来、この種光書込装置において光ビームは、レンズ光軸面内で平行に入射されるためレンズ透過後も平行に射出され、レンズ通過後に各ビーム毎にミラーを配置して分離している。しかしながら、そのスペースを確保するため積層できる間隔は8〜10mm以上も必要となることがあり、この場合には、特に高さ方向で大型化してしまい、ポリゴンミラーも複数段に積み重ねるか、厚みを増して構成されるため、これによってもモータへの負荷増加やアンバランス量が増大し高速化に不利であった。
また、同期検知を行うための各ビームを別々の反射ミラー及び同期検知にて各ビームの書き出し位置を検出する場合に、偏向器の駆動モータ、いわゆるポリゴンモータ等の発熱によって各同期検知反射ミラー位置及び角度が微小に変化する。又、各々のビームを別の同期検知で測定する場合にもお互いの位置関係が微小に変化し、各ビームレジスト位置変化することがあり、これによって、照射スポット位置がずれてしまう虞がある。
前記光ビームをスポット状に結像させる結像手段をその厚さ方向で層状に重ねて配置し、前記複数のレーザ光源をこれの支持部においてそれぞれ異なる位置に配置するとともに該レーザ光源から前記偏向手段に至る光ビームの入射路として、ビームの反射手段を設ける入射路と反射手段を設けない入射路とを設定して前記偏向手段に対する主走査方向の入射角を異ならせることにより前記結像手段から出射する光ビームを主走査方向で互いに発散させるようにしたことを特徴としている。
図1に示す構成の画像形成装置100は、各感光体ドラム20Y、20C、20M、20Bkに形成された可視像が、各感光体ドラム20Y、20C、20M、20Bkに対峙しながら矢印A1方向に移動可能な無端ベルトが用いられる中間転写体(以下、転写ベルトという)11に対して1次転写行程を実行してそれぞれの画像が重畳転写され、その後、記録シートなどが用いられる転写紙Sに対して2次転写行程を実行することで一括転写されるようになっている。
本実施例における光書込装置8は、光源としての半導体レーザ、カップリングレンズ、fθレンズ、トロイダルレンズ、折り返しミラーおよび偏向手段としての回転多面鏡などを装備しており、各感光体ドラム20Y,20C,20M,20Bkに対して色毎に対応した書き込み光Lb(図1では、便宜上、ブラック画像の画像ステーションのみを対象として符号が付けてあるが、その他の画像ステーションも同様である)を出射して感光体ドラム20Y,20C,20M,20Bkに静電潜像を形成する構成とされている。なお、光書込装置に関する構成については後で詳述する。
筐体本体131a及び蓋カバー131bは、樹脂製であり、安価で軽量な構造とされている。
図3において筐体本体131aの底部中央には、後述する光学部材の一部を保持する保持部131cが凸設されている。
図2において、筐体本体131aの側面には、筐体131を本体のフレームに連結するための連結部135が形成され、この連結部35をフレームに形成された凹部に嵌合させることにより、光書込装置8が本体に連結される。
光学素子保持部材132は、筐体131内に収容され、図示しないネジにより、筐体131に、その同一内側面の2箇所において固定されている。光学素子保持部材132と筐体131との連結位置は、図2において符号135で示す筐体131の連結部近傍とされている。
従って、アパーチャ152、シリンダレンズ153、走査レンズ143、折返しミラー145a、145b、145cは、各ビームが経る各組において、当該ビームを感光体ドラム20Y、20C、20M、20Bkの被走査面に結像させるための光学素子群を形成している。
各折り返しミラー145bは長尺形状のミラーであり、光学素子保持部材132は、側面部132aにおいて、各折り返しミラー145bの各端部を保持している。
同期検知用ミラー144aにおいて反射した光ビームは、結像レンズ144bに入射することにより上側のものが下方に向けて、そして下側のものが上方に向けて屈折され、出射位置に配置されている光電素子144bにおいて同一位置に収束される。これにより、異なる方向の発散された光ビーム同士は、光電素子144bに入射するタイミングが同一時期とされることになる。結像レンズ144bは、光ビーム同士を収束させるだけでなくスポット径も小さくして光電素子144bでの感度低下を防止している。
まず、結像レンズ144bを保持部材144eに装着する構成として、保持部材144eにおける結像レンズ144bの上下位置に対応する位置に、結像レンズ144bのレンズケースの上面を係止するレンズ突き当て突起144hおよび可撓性を有してレンズケースの下面を押圧可能なレンズ固定爪144kがそれぞれ設けられている。結像レンズ144bはレンズ固定爪144kの撓み剛性を利用して上面がレンズ突き当て突起144hに突き当たることで上下方向での動きが規制される。また、レンズ固定爪144kには、その幅方向中央部に位置決め突起144nが設けられており、この位置決め突起144nには、図5に示すように、結像レンズ144bのレンズケースにおける前面下縁に形成された位置決め凹部144mが嵌合できるようになっている。これにより、結像レンズ144bは、上下方向での押圧による固定および位置決め突起144nと位置決め凹部144mとの嵌合による左右方向の位置決がそれぞれほぼ同時に行われることになる。なお凸部と凹部の関係は上述したものに限らないこともちろんである。
20Y、20C、20M、20Bk 感光体ドラム
131 筐体
142 光偏向器
143 結像手段である走査レンズ
145a 折り返しミラー
144 同期検知装置
144a 同期検知用ミラー
144b 結像レンズ
144C 光電素子
100 画像形成装置
Claims (5)
- 複数のレーザ光源から出射された光ビームを偏向手段および結像手段を介してスポット照射させる光書込装置であって、
前記光ビームをスポット状に結像させる結像手段をその厚さ方向で層状に重ねて配置し、前記複数のレーザ光源をこれの支持部においてそれぞれ異なる位置に配置するとともに該レーザ光源から前記偏向手段に至る光ビームの入射路として、ビームの反射手段を設ける入射路と反射手段を設けない入射路とを設定して前記偏向手段に対する主走査方向の入射角を異ならせることにより前記結像手段から出射する光ビームを主走査方向で互いに発散させるようにしたことを特徴とする光書込装置。 - 請求項1記載の光書込装置において、
前記光ビームがスポット状に結像されるスポット照射位置近傍に設けられた照射開始タイミング検知手段を備え、
前記照射開始タイミング検知手段は、前記結像手段から主走査方向で互いに発散される光ビームを同一位置に収束させる収束手段を備え、
前記収束手段には、前記発散された複数の光ビームが入射するビーム検出器と、該ビーム検出器に対して発散された光ビームを導いて収束させる反射部材および結像部材とが備えられていることを特徴とする光書込装置。 - 請求項1または2記載の光書込装置を用いることを特徴とする画像形成装置。
- 請求項3記載の画像形成装置において、
複数の潜像担持体を備え、各潜像担持体がスポット照射位置の対象部とされ、該潜像担持体での書込開始タイミングがスポット照射開始タイミングに相当させてあることにより、複数の色画像を各潜像担持体において形成することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項4記載の画像形成装置において、
前記書込開始タイミングは、各潜像担持体における画像形成領域外に設けられて、結像手段から主走査方向で互いに発散される光ビームを同一位置に収束させる収束手段によって割り出されることを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
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