JP4394947B2 - 過給機付き内燃機関における過給制御装置 - Google Patents

過給機付き内燃機関における過給制御装置 Download PDF

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Description

本発明は、複数の過給機から送り出される吸気を合流して供給する過給機付き内燃機関における過給制御装置に関するものである。
内燃機関の吸気効率を高める過給機として、排気流の流勢を利用して過給を行う排気駆動式の過給機(ターボチャージャ)が多用されている(例えば、特許文献1,2参照)。ターボチャージャには、タービン側に設けたベーンを開閉して排気ガスの流速を調整し、この流速調整によって過給圧を調整可能にした可変容量型ターボチャージャがある。
ターボチャージャにおけるコンプレッサの上流側と下流側との圧力比が高くなり過ぎると、吸入空気が逆流するというサージングが発生する。可変容量型ターボチャージャを用いた特許文献1に開示の発明では、コンプレッサの上流側と下流側との圧力比と、コンプレッサを通過する空気流量とを検出し、これらの検出情報を基にして、圧力比と空気流量とがサージングラインを超えないように圧力比を制御している。
特許文献1では、単一の過給機についての過給制御が開示されているが、特許文献2では、複数の過給機から送り出される空気を合流して供給する場合における過給制御が開示されている。
特開2001−342840号公報 特開平2−305322号公報
複数の過給機から送り出される空気を合流して供給する場合、複数の過給機における過給能力にばらつきがあるとすると、過給能力が低い過給機(つまり、空気供給流量が少ない過給機)においてサージングが生じやすい。これは、複数の過給機における過給能力にばらつきがある場合でも、各過給機における圧力比がほぼ同じになるためである。即ち、過給能力が高くて空気供給流量が多い過給機に比べ、同じ圧力比である場合でも過給能力が低くて空気供給流量が少ない過給機では、圧力比と空気流量との組で表される過給状態がサージングラインを超えやすい。そのため、複数の過給機から送り出される吸気を合流して供給する場合には、複数の過給機における過給能力のばらつきのために、圧力比を高めて空気供給流量を増やす上で限界があった。
本発明は、複数の過給機から送り出される空気を合流して供給する場合における空気供給流量の限界を上げることを目的とする。
そのために請求項1及び請求項の発明は、複数の過給機から送り出される空気を合流して供給する過給機付き内燃機関における過給制御装置を対象とし、請求項1の発明では、前記複数の過給機の吸気上流側と吸気下流側との圧力比を検出する圧力比検出手段と、前記複数の過給機を通過する空気流量について、前記複数の過給機の個々の空気流量を検出する複数の空気流量検出手段と、前記圧力比検出手段によって検出された圧力比と、前記複数の空気流量検出手段によって検出された空気流量とによって表される過給状態が予め設定されたサージング領域に入ったか否かの判定を前記複数の過給機それぞれについて行なう判定手段と、過給状態が前記サージング領域に入ったとの判定が前記判定手段によって前記複数の過給機のうちの一部についてのみ行なわれ、過給状態が前記サージング領域に入っていないとの判定が前記判定手段によって前記複数の過給機のうちの他部について行われた場合には、過給状態が前記サージング領域に入ったとの判定が前記判定手段によって行われた過給機における空気流量を増やす制御を行なうとともに、前記サージング領域に入っていないとの判定が行われた過給機における空気流量を減らす制御を行なう制御手段とを備えた過給制御装置を構成した。
圧力比と空気流量との組で表される過給状態がサージング領域に入ったとの判定が行なわれた過給機における空気流量を増やしてゆくと、前記判定が行われた過給機における過給状態がサージング領域側から非サージング領域側へと移行する。空気流量を増やして過給状態をサージング領域側から非サージング領域側へ移行させる制御は、過給能力の低い過給機における圧力比の上限を高めて空気供給流量の上限を上げることを可能にする。
また、過給状態がサージング領域に入ったとの判定が行われた過給機における空気流量は増加され、かつ過給状態がサージング領域に入っていないとの判定が行なわれた過給機における空気流量は減らされる。そのため、過給状態がサージング領域に入ったとの判定が行われた過給機における過給状態がサージング領域側から非サージング領域側へと移行する。この場合には、過給状態がサージング領域に入ったとの判定が行われた過給機における空気流量を増加するのみの場合に比べて、圧力比の増加が少なくなる。
請求項の発明では、前記複数の過給機の吸気上流側と吸気下流側との圧力比を検出する圧力比検出手段と、前記複数の過給機を通過する空気流量について、前記複数の過給機の個々の空気流量を検出する複数の空気流量検出手段と、前記複数の過給機の個々の回転数を検出する複数の回転数検出手段との前記の3つの検出手段の内、少なくとも2つ検出手段を備え、前記2つの検出手段の検出結果より、過給状態が予め設定されたサージング領域に入ったか否かの判定を前記複数の過給機それぞれについて行なう判定手段と、過給状態が前記サージング領域に入ったとの判定が前記判定手段によって前記複数の過給機のうちの一部についてのみ行なわれ、過給状態が前記サージング領域に入っていないとの判定が前記判定手段によって前記複数の過給機のうちの他部について行われた場合には、前記サージング領域に入ったとの判定が行われた過給機における空気流量を増やす制御を行なうとともに、前記サージング領域に入っていないとの判定が行われた過給機における空気流量を減らす制御を行なう制御手段とを備えた過給制御装置を構成した。
過給機の回転数と空気流量、または、過給機の回転数と圧力比、の組合せを使用しても、サージング領域及び非サージング領域の判定を行うことが出来る
本発明は、複数の過給機から送り出される空気を合流して供給する場合における空気供給流量の限界を上げることができるという優れた効果を奏する。
以下、本発明を具体化した第1の実施形態を図1〜図3に基づいて説明する。
図1に示すように、内燃機関11は、複数の気筒12A,12Bを備えており、複数の気筒12A,12Bは2群に分けられている。一方の群の気筒12Aに対応するシリンダヘッド13Aには気筒12A毎に燃料噴射弁14Aが取り付けられており、他方の群の気筒12Bに対応するシリンダヘッド13Bには気筒12B毎に燃料噴射弁14Bが取り付けられている。燃料噴射弁14A,14Bは、各気筒12A,12B内に燃料を噴射する。
シリンダヘッド13A,13Bにはインテークマニホールド15が接続されている。インテークマニホールド15は、分岐吸気通路16A,16Bに接続されている。分岐吸気通路16Aの途中には第1の過給機19Aのコンプレッサ部191が介在されており、分岐吸気通路16Bの途中には第2の過給機19Bのコンプレッサ部191が介在されている。第1,2の過給機19A,19Bは、排気流によって作動される公知の可変ノズル式ターボチャージャーである。
分岐吸気通路16A,16Bは、基幹吸気通路21に接続されている。基幹吸気通路21に吸入された空気は、分岐吸気通路16A,16Bに分流し、分岐吸気通路16A,16Bを流れる空気は、インテークマニホールド15内で合流する。つまり、第1及び第2の過給機19A,19Bのコンプレッサ部191から送り出される吸気は、インテークマニホールド15内で合流して気筒12A,12Bに供給される。
シリンダヘッド13Aにはエキゾーストマニホールド18Aが接続されており、シリンダヘッド13Bにはエキゾーストマニホールド18Bが接続されている。エキゾーストマニホールド18Aは、第1の過給機19Aのタービン部192を介して排気通路20Aに接続されている。エキゾーストマニホールド18Bは、第2の過給機19Bのタービン部192を介して排気通路20Bに接続されている。
第1の過給機19Aのコンプレッサ部191より上流(吸気上流)の分岐吸気通路16Aにはエアフローメータ23Aが配設されている。第2の過給機19Bのコンプレッサ部191より上流(吸気上流)の分岐吸気通路16Bにはエアフローメータ23Bが配設されている。空気流量検出手段としてのエアフローメータ23Aは、分岐吸気通路16A内における空気流量を検出し、空気流量検出手段としてのエアフローメータ23Bは、分岐吸気通路16B内における空気流量を検出する。
インテークマニホールド15には圧力検出器24が配設されている。圧力検出手段としての圧力検出器24は、インテークマニホールド15内(過給機19A,19Bの吸入下流)の圧力(過給圧)を検出する。
エアフローメータ23Aによって検出された第1の空気流量F1の情報、エアフローメータ23Bによって検出された第2の空気流量F2の情報、及び圧力検出器24によって検出された過給圧P1の情報は、制御コンピュータ25に送られる。さらに、制御コンピュータ25には大気圧検出手段としての大気圧検出器26によって検出された大気圧Poの情報が送られる。
制御コンピュータ25は、図3にフローチャートで示すサージング発生防止制御プログラムに基づいて過給機19A,19Bのタービン部192におけるベーン開度を制御する。以下、図3のフローチャートに基づいてサージング発生防止制御を説明する。フローチャートで示すサージング発生防止制御プログラムは、所定の制御周期で繰り返し遂行される。
制御コンピュータ25は、過給圧P1、大気圧Po、第1の空気流量F1及び第2の空気流量F2の各情報を所定の制御周期で取り込んでいる(ステップS1)。制御コンピュータ25は、取り込んだ過給圧P1と大気圧Poとの情報から圧力比Px=P1/Poを算出する(ステップS2)。制御コンピュータ25は、算出した圧力比Px=P1/Poと第1の空気流量F1との組(Px,F1)で表される過給状態がサージング領域E内にあるか否かを判定する(ステップS3)。以下においては、組(Px,F1)のことを過給状態(Px,F1)と表すこともある。
図2は、圧力比Px=P1/Poと空気流量(過給機19A又は過給機19Bから供給される空気流量)とを変数としてサージング領域Eを表したグラフである。横軸が空気流量を表し、縦軸が圧力比Px=P1/Poを表す。L1で示すサージングラインL1は、サージング領域Eに含まれる。ラインLoより上の領域は、サージングが実際に発生する領域であり、ラインLoとサージングラインL1との間の領域は、サージング発生を回避するための緩衝領域である。サージングラインL1より下側の領域は、非サージング領域Gである。
ステップS3においてYESの場合〔過給状態(Px,F1)がサージング領域E内にある場合〕、制御コンピュータ25は、圧力比Px=P1/Poと第2の空気流量F2との組(Px,F2)で表される過給状態がサージング領域E内にあるか否かを判定する(ステップS4)。以下においては、組(Px,F2)のことを過給状態(Px,F2)と表すこともある。
ステップS4においてYESの場合〔過給状態(Px,F1)及び過給状態(Px,F2)のいずれもがサージング領域E内にある場合〕、制御コンピュータ25は、第1の過給機19A及び第2の過給機19Bにおけるそれぞれのベーン開度を増大させる(ステップS5)。ベーン開度の増大は、タービン回転速度の低下をもたらす。第1の過給機19Aにおけるベーン開度が増大すると、第1の過給機19Aにおける空気流量が減り、第2の過給機19Bにおけるベーン開度が増大すると、第2の過給機19Bにおける空気流量が減る。第1及び第2の過給機19A,19Bにおける空気流量の減少は、過給状態(Px、F1)及び過給状態(Px,F1)をサージング領域E内から非サージング領域Gに向けて移行させる。
ステップS4においてNOの場合〔過給状態(Px,F1)がサージング領域E内にあり、かつ過給状態(Px,F2)がサージング領域E内にない場合〕、制御コンピュータ25は、第1の過給機19Aにおけるベーン開度を減少させ、かつ第2の過給機19Bにおけるベーン開度を増大させる(ステップS6)。ベーン開度の減少は、タービン回転速度の増大をもたらし、空気流量が増大する。第1の過給機19Aにおける空気流量の増大は、過給状態(Px,F1)をサージング領域E内から非サージング領域Gに向けて移行させ、第2の過給機19Bにおける空気流量の減少は、過給状態(Px,F2)をサージング領域Eへ近づける。
ステップS3においてNOの場合〔過給状態(Px,F1)がサージング領域E内にない場合〕、制御コンピュータ25は、過給状態(Px,F2)がサージング領域E内にあるか否かを判定する(ステップS7)。ステップS7においてYESの場合〔過給状態(Px,F1)がサージング領域E内になく、かつ過給状態(Px,F2)がサージング領域E内にある場合〕、制御コンピュータ25は、第1の過給機19Aにおけるベーン開度を増大させると共に、第2の過給機19Bにおけるベーン開度を減少させる(ステップS8)。第1の過給機19Aにおけるベーン開度の増大は、第1の過給機19Aにおける空気流量の減少をもたらし、第2の過給機19Bにおけるベーン開度の減少は、第2の過給機19Bにおける空気流量の増大をもたらす。第1の過給機19Aにおける空気流量の減少は、過給状態(Px,F1)をサージング領域Eへ近づけ、第2の過給機19Bにおける空気流量の増大は、過給状態(Px,F2)をサージング領域E内から非サージング領域Gに向けて移行させる。
ステップS7においてNOの場合〔過給状態(Px、F1)がサージング領域E内になく、かつ過給状態(Px,F2)がサージング領域E内にない場合〕、制御コンピュータ25は、ステップS1へ移行する。又、制御コンピュータ25は、ステップS5,S6,S8の処理後にステップS1へ移行する。
制御コンピュータ25は、大気圧検出手段により検出された大気圧と、圧力検出手段により検出された圧力との比を算出する圧力比算出手段である。圧力検出器24、大気圧検出器26及び制御コンピュータ25は、過給機の吸気上流側と吸気下流側との圧力比を検出する圧力比検出手段を構成する。制御コンピュータ25は、圧力比検出手段によって検出された圧力比と、複数の空気流量検出手段によって検出された空気流量とによって表される過給状態が予め設定されたサージング領域Eに入ったか否かの判定を行なう判定手段である。制御コンピュータ25は、過給状態がサージング領域Eに入ったとの判定が複数の過給機19A,19Bのうちの一部についてのみ行なわれた場合には、過給状態がサージング領域Eに入ったとの判定が行われた過給機における空気流量を増やす制御を行なう制御手段である。
第1の実施形態では以下の効果が得られる。
(1−1)圧力比と空気流量との組で表される過給状態がサージング領域Eに入ったとの判定が行なわれた過給機における空気流量を増やしてゆくと、前記判定が行われた過給機における過給状態がサージング領域E側から非サージング領域G側へと移行してゆく。
図2のグラフにおける曲線C1は、或るエンジン回転数(例えば、3000rpm)のときの第1の過給機19Aにおける過給状態(Px,F1)の変化の一例を表す。曲線C2は、前記したエンジン回転数(3000rpm)のときの第2の過給機19Bにおける過給状態(Px,F2)の変化の一例を表す。曲線C1は、第1の過給機19Aの過給能力を反映しており、曲線C2は、第2の過給機19Bの過給能力を反映している。図示の例では、第1の過給機19Aにおける過給能力が第2の過給機19Bにおける過給能力よりも劣っている場合を示している。図示の例では、第1の過給機19Aに対応する曲線C1は、圧力比Pxが上昇しても空気流量が増えない状態があって、曲線C2に比べてかなり低い圧力比Peでサージング領域Eに入ってしまうことを示している。このような状態の発生は、第1の過給機19Aよりも過給能力の高い第2の過給機19Bが存在するためである。
図示の例では圧力比PxがPe以上のときには、第1の過給機19Aにおける過給状態(Px,F1)がサージング領域E内にある。この状態になると、制御コンピュータ25は、図3のステップS6の処理(第1の過給機19Aにおけるベーン開度を減少させると共に、第2の過給機19Bにおけるベーン開度を増大させる処理)を遂行する。第1の過給機19Aにおけるベーン開度を減少させ、かつ第2の過給機19Bにおけるベーン開度を増大させる処理は、圧力比をあまり増減させることなく、第1の過給機19Aにおける空気流量を増大させる。つまり、サージング領域E内にある過給状態(Px,F1)は、図3のステップS6の処理によってサージング領域E側から非サージング領域G側へと移行し、かつこの移行は、主として図2のグラフにおける横軸の方向に向けて行われる。このような移行が可能な理由は、第1及び第2の過給機19A,19Bから送り出される空気をインテークマニホールド15内で合流させる構成(第1及び第2の過給機19A,19Bより下流の分岐吸気通路16A,16Bをインテークマニホールド15を介して連通させた構成)となっていることによる。
空気流量を増やして過給状態(Px,F1)をサージング領域E側から非サージング領域G側へ移行してやれば、過給能力の低い過給機19Aにおける圧力比の上限を圧力比Peよりも高くすることができる。つまり、過給状態(Px,F1)がサージング領域E内に入ったことを検出した結果に基づいて過給能力の低い過給機19Aにおける空気流量を増やす制御は、過給能力の低い過給機19Aにおける圧力比の上限を高めて空気供給流量の上限を上げることを可能にする。これは、内燃機関11における出力・排気の性能の向上をもたらす。
なお、逆に、図2における曲線C1が第2の過給機19Bの過給能力を反映し、曲線C2が第1の過給機19Aの過給能力を反映している場合には、図3のステップS8の処理(第2の過給機19Bにおけるベーン開度を減少させ、かつ第1の過給機19Aにおけるベーン開度を増大させる処理)が遂行される。第2の過給機19Bにおけるベーン開度を減少させ、かつ第1の過給機19Aにおけるベーン開度を増大させる処理は、圧力比をあまり増減させることなく、第2の過給機19Bにおける空気流量を増大させる。つまり、サージング領域E内にある過給状態(Px,F2)は、図3のステップS8の処理によってサージング領域E側から非サージング領域G側へと移行し、かつこの移行は、主として図2のグラフにおける横軸の方向に向けて行われる。
(1−2)圧力比Pxが変わると空燃比が変わるが、空燃比が大きく変わるのは好ましくない。過給状態(Px,F1)がサージング領域E内にあるとの判定が行われた場合には、過給機19Aにおける空気流量が増加され、かつ他の過給機19Bにおける空気流量が減らされる。このような空気流量の増減制御は、前記判定が行われた過給機19Aにおける空気流量を増加するのみの場合に比べて、圧力比Pxの増加が少なくなる。つまり、圧力比Pxの変動を少なくして空燃比の変動を抑制することができる。
次に、図4(a),(b)の第2の実施形態を説明する。第1の実施形態と同じ構成部には同じ符号が用いてある。
第2の実施形態における制御コンピュータ25Cは、図4(b)にフローチャートで示すサージング発生防止制御プログラムに基づいて過給機19A,19Bのタービン部192におけるベーン開度を制御する。
第2の実施形態におけるサージング発生防止制御プログラムでは、第1の実施形態におけるサージング発生防止制御プログラムにおけるステップS6,S8の代わりに、ステップS9,S10を遂行する点のみが第1の実施形態と異なる。以下においては、この異なるステップS9,S10についてのみ説明する。
ステップS4においてNOの場合〔過給状態過給状態(Px,F1)がサージング領域E内にあり、かつ過給状態(Px,F2)がサージング領域E内にない場合〕、制御コンピュータ25Cは、第1の過給機19Aにおけるベーン開度を減少させる(ステップS9)。第1の過給機19Aにおけるベーン開度の減少は、第1の過給機19Aにおける空気流量を増大させる。第1の過給機19Aにおける空気流量の増大は、過給状態(Px,F1)をサージング領域E内から非サージング領域Gに向けて移行させる。
ステップS7においてYESの場合〔過給状態(Px,F1)がサージング領域E内になく、かつ過給状態(Px,F2)がサージング領域E内にある場合〕、制御コンピュータ25Cは、第2の過給機19Bにおけるベーン開度を減少させる(ステップS10)。第2の過給機19Bにおけるベーン開度の減少は、第2の過給機19Bにおける空気流量の増大をもたらす。第2の過給機19Bにおける空気流量の増大は、過給状態(Px,F2)をサージング領域E内から非サージング領域Gに向けて移行させる。
ステップS7においてNOの場合〔過給状態(Px,F1)がサージング領域E内になく、かつ過給状態(Px,F2)がサージング領域E内にない場合〕、制御コンピュータ25Cは、ステップS1へ移行する。又、制御コンピュータ25Cは、ステップS5,S9,S10の処理後にステップS1へ移行する。
制御コンピュータ25Cは、過給状態がサージング領域Eに入ったとの判定が行なわれた過給機における空気流量を増やす制御を行なう制御手段である。
本実施形態では、過給機19Aにおける過給状態(Px,F1)のみがサージング領域E内にある場合には、過給機19Aにおける空気流量を増やす制御のみを行なって、過給状態(Px,F1)をサージング領域E側から非サージング領域G側へ移行させる。同様に、過給機19Bにおける過給状態(Px,F2)のみがサージング領域E内にある場合には、過給機19Bにおける空気流量を増やす制御のみを行なって、過給状態(Px,F2)をサージング領域E側から非サージング領域G側へ移行させる。
このような制御においては、圧力比Pxが上昇するが、過給能力の低い過給機(例えば19A)における圧力比の上限を圧力比Pe(図2参照)よりも高くすることができる。つまり、過給状態がサージング領域E内に入ったことを検出した結果に基づいて過給能力の低い過給機(例えば19A)における空気流量を増やす制御は、過給能力の低い過給機における圧力比の上限を高めて空気供給流量の上限を上げることを可能にする。
次に、図5(a),(b)の第3の実施形態を説明する。第1の実施形態と同じ構成部には同じ符号が用いてある。
第3の実施形態における制御コンピュータ25Dは、図5(b)にフローチャートで示すサージング発生防止制御プログラムに基づいて過給機19A,19Bのタービン部192におけるベーン開度を制御する。
第3の実施形態におけるサージング発生防止制御プログラムでは、第1の実施形態におけるサージング発生防止制御プログラムにおけるステップS6,S8の代わりに、ステップS11,S12を遂行する点のみが第1の実施形態と異なる。以下においては、この異なるステップS11,S12についてのみ説明する。
ステップS4においてNOの場合〔過給状態過給状態(Px,F1)がサージング領域E内にあり、かつ過給状態(Px,F2)がサージング領域E内にない場合〕、制御コンピュータ25Dは、第2の過給機19Bにおけるベーン開度を増大させる(ステップS11)。第2の過給機19Bにおけるベーン開度の増大は、第2の過給機19Bにおける空気流量を減少させる。第2の過給機19Bにおける空気流量の減少は、過給状態(Px,F2)をサージング領域Eに近づけると共に、圧力比Pxを低下させる。圧力比Pxの低下は、第1の過給機19Aにおける過給状態(Px,F1)をサージング領域E内から非サージング領域Gに向けて移行させる。
ステップS7においてYESの場合〔過給状態(Px,F1)がサージング領域E内になく、かつ過給状態(Px,F2)がサージング領域E内にある場合〕、制御コンピュータ25Dは、第1の過給機19Aにおけるベーン開度を増大させる(ステップS12)。第1の過給機19Aにおけるベーン開度の増大は、第1の過給機19Aにおける空気流量を減少させる。第1の過給機19Aにおける空気流量の減少は、過給状態(Px,F1)をサージング領域Eに近づけると共に、圧力比Pxを低下させる。圧力比Pxの低下は、第2の過給機19Bにおける過給状態(Px,F2)をサージング領域E内から非サージング領域Gに向けて移行させる。
ステップS7においてNOの場合〔過給状態(Px,F1)がサージング領域E内になく、かつ過給状態(Px,F2)がサージング領域E内にない場合〕、制御コンピュータ25Dは、ステップS1へ移行する。又、制御コンピュータ25Dは、ステップS5,S9,S10の処理後にステップS1へ移行する。
制御コンピュータ25Dは、サージング領域Eに入ったとの判定が行なわれた過給機以外の過給機における空気流量を減らす制御を行なう制御手段である。
本実施形態では、過給機19Aにおける過給状態(Px,F1)のみがサージング領域E内にある場合には、過給機19Bにおける空気流量を減らす制御のみを行なって、過給状態(Px,F1)をサージング領域E側から非サージング領域G側へ移行させる。同様に、過給機19Bにおける過給状態(Px,F2)のみがサージング領域E内にある場合には、過給機19Aにおける空気流量を減らす制御のみを行なって、過給状態(Px,F2)をサージング領域E側から非サージング領域G側へ移行させる。
過給状態がサージング領域E内にある過給機以外の過給機における空気流量を減らして圧力比Pxを低下させる制御においても、過給能力の低い過給機(例えば19A)における圧力比の上限を圧力比Pe(図2参照)よりも高くすることができる。つまり、過給状態がサージング領域E内に入ったことを検出した結果に基づいて過給能力の高い過給機(例えば19B)における空気流量を減らす制御は、過給能力の低い過給機における圧力比の上限を高めて空気供給流量の上限を上げることを可能にする。
本発明では以下のような実施形態も可能である。
(1)第1の実施形態において、過給能力の低い過給機におけるベーン開度を減少させる場合には、この過給機における空気流量の増大分を相殺するように、過給能力の高い過給機におけるベーン開度を増大させるようにしてもよい。このようにすれば、圧力比の変動がほとんど無くなる。
(2)第1の実施形態において、第1の過給機19Aより下流の分岐吸気通路16A内の圧力と、第2の過給機19Bより下流の分岐吸気通路16B内の圧力とを別々の圧力検出器で検出するようにしてもよい。
(3)大気圧の情報として予め設定された一定値の大気圧値を採用してもよい。この場合、大気圧検出器が不要になる。
(4)3つ以上の過給機を備えた内燃機関における過給制御装置に本発明を適用してもよい。
(5)第1の実施形態において、大気圧と過給機の吸気下流側の圧力とより、圧力比を算出したが、大気圧の代わりに、過給機の吸気上流側直前の通路内圧力を検出し、圧力比を算出してもよい。内燃機関によっては、エアクリーナ直後の基幹通路に絞り弁を設けることもあり、この場合は、大気圧を用いては、絞り弁全開時を除きサージング領域を判定することは出来ない。例えば、コンプレッサ部より上流側の分岐吸気通路内の圧力を測定し用いるならば、前記絞り弁の有無に関わらず、サージング領域を判定できる圧力比を算出することが出来る。
(6)第1から第3の実施形態では、空気流量と圧力比により、サージング領域及び非サージング領域の判定を行なっていたが、他の情報を利用して、この領域の判定を行なってもよい。具体的には、個々の過給機の回転数を検出する手段(回転数検出手段)を設けた場合、この回転数を利用することが可能である。つまり、過給機の回転数と空気流量、または、過給機の回転数と圧力比、の組合せを使用しても、サージング領域及び非サージング領域の判定を行うことが出来る。
前記した実施形態から把握できる技術的思想について以下に記載する。
〔1〕前記圧力比検出手段は、大気圧検出手段と、過給機より下流の吸気経路における圧力を検出する圧力検出手段と、前記大気圧検出手段により検出された大気圧と、前記圧力検出手段により検出された圧力との比を算出する圧力比算出手段とからなる過給機付き内燃機関における過給制御装置。
なお、過給機より下流の吸気経路とは、実施形態では、インテークマニホールド15内、又は過給機より下流の分岐吸気通路16A,16B内のことである。
〔2〕前記過給機は、排気流によって作動される可変ノズル式の過給機である過給機付き内燃機関における過給制御装置。
第1の実施形態を示す過給制御装置の全体構成図。 過給制御を説明するためのグラフ。 サージング発生防止制御プログラムを示すフローチャート。 第2の実施形態を示し、(a)は、過給制御装置の全体構成図。(b)は、サージング発生防止制御プログラムを示すフローチャート。 第3の実施形態を示し、(a)は、過給制御装置の全体構成図。(b)は、サージング発生防止制御プログラムを示すフローチャート。
符号の説明
11…内燃機関。19A,19B…過給機。23A,23B…空気流量検出手段としてのエアフローメータ。24…圧力検出手段としての圧力検出器。25,25C,25D…圧力比算出手段、判定手段及び制御手段としての制御コンピュータ。26…大気圧検出手段としての大気圧検出器。E…サージング領域。G…非サージング領域。Px…圧力比。

Claims (2)

  1. 複数の過給機から送り出される空気を合流して供給する過給機付き内燃機関における過給制御装置において、
    前記複数の過給機の吸気上流側と吸気下流側との圧力比を検出する圧力比検出手段と、
    前記複数の過給機を通過する空気流量について、前記複数の過給機の個々の空気流量を検出する複数の空気流量検出手段と、
    前記圧力比検出手段によって検出された圧力比と、前記複数の空気流量検出手段によって検出された空気流量とによって表される過給状態が予め設定されたサージング領域に入ったか否かの判定を前記複数の過給機それぞれについて行なう判定手段と、
    過給状態が前記サージング領域に入ったとの判定が前記判定手段によって前記複数の過給機のうちの一部についてのみ行なわれ、過給状態が前記サージング領域に入っていないとの判定が前記判定手段によって前記複数の過給機のうちの他部について行われた場合には、前記サージング領域に入ったとの判定が行われた過給機における空気流量を増やす制御を行なうとともに、前記サージング領域に入っていないとの判定が行われた過給機における空気流量を減らす制御を行なう制御手段とを備えた内燃機関における過給制御装置。
  2. 複数の過給機から送り出される空気を合流して供給する過給機付き内燃機関における過給制御装置において、
    前記複数の過給機の吸気上流側と吸気下流側との圧力比を検出する圧力比検出手段と、
    前記複数の過給機を通過する空気流量について、前記複数の過給機の個々の空気流量を検出する複数の空気流量検出手段と、
    前記複数の過給機の個々の回転数を検出する複数の回転数検出手段と、
    の前記の3つの検出手段の内、少なくとも2つ検出手段を備え、
    前記2つの検出手段の検出結果より、過給状態が予め設定されたサージング領域に入ったか否かの判定を前記複数の過給機それぞれについて行なう判定手段と、
    過給状態が前記サージング領域に入ったとの判定が前記判定手段によって前記複数の過給機のうちの一部についてのみ行なわれ、過給状態が前記サージング領域に入っていないとの判定が前記判定手段によって前記複数の過給機のうちの他部について行われた場合には、前記サージング領域に入ったとの判定が行われた過給機における空気流量を増やす制御を行なうとともに、前記サージング領域に入っていないとの判定が行われた過給機における空気流量を減らす制御を行なう制御手段とを備えた内燃機関における過給制御装置
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