JP4390951B2 - 金属化粧板の転写による製造方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、金属サイディング等として使用する金属化粧板の製造方法に関する。特に、意匠性が高い金属化粧板の製造が可能な上、生産性にも優れた製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、金属基板を化粧した金属化粧板が金属サイディング等として使用されている。また、例えば金属サイディングでは、金属化粧板の形状は単なる平板では無く、目地溝と見立てる部分等を窪ませた凹凸面とする事で意匠性を高める事ができる。この様な、表面に凹凸を有する金属化粧板を製造する方法としては、樹脂シートに絵柄印刷と目地溝等のエンボス加工を施した化粧シート(特公昭58−14312号公報等参照)を、金属基板に接着剤でラミネ−トする方法もあるが、これでは、金属基板は平板のままであり、その表面に積層された樹脂シートの厚み以上の深いエンボス加工は不可能で、凹凸感に基づく意匠性は低い。そこで、金属基板自体にエンボス加工を施した金属化粧板の製造方法として、(1)平板の金属基板を塗装で着色した着色基板とした後、この着色基板に対してエンボス加工を施して、所望の凹凸を形成する方法があった。(2)或いは、金属基板にエンボス加工を施した後、目地部等の凹部を除いた凸部上を、ロールコート法等によって選択的に塗工して着色加工を施していた。すなわち、図4の断面図で示す従来の金属化粧板Daの如く、金属基板11には凹部21と凸部22とがエンボス加工で施されており、この凸部22上にのみ着色層19が塗工形成された様な構成である。なお、同図の金属化粧板Daは金属基板11の裏側に発泡樹脂層17も有する。(3)或いは、絵柄と凹凸との両方を有する金属化粧板を得る製造方法として、特開平9−60254号公報に開示の如く、先ず金属基板が平坦の状態に於いて、転写印刷によって、煉瓦調等の絵柄模様を形成し、而る後に、該絵柄模様と位置同調した凹凸模様をエンボス加工する方法も存在した。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記(1)の製造方法では、化粧は全面が均一な単色のみの意匠表現しか出来ず、ましてや絵柄の表現は出来なかった。しかも、目地部等の凹部も、それ以外の凸部も全て同色となってしまい、色の違いから凹部とした目地部分を実際の目地部に見立てて際立たせる事も出来なかった。
一方、上記(2)の製造方法では、(1)の場合と同様に単色の意匠表現しか出来ないが、目地部の凹部と、天面の凸部とを同一色とはせずに別の色にする事は出来る。従って、色の違いにより目地部に見立てた凹部を際立たせる事は出来る。しかし、凸部の部分を塗工する際に、着色塗液が凹部にまで流れ落ちて塗液が凸部の外周にはみ出し、図4で示す如くニジミ(滲み)Eが発生する事があり、この為に歩留りが落ち、生産性が悪かった。また、上記(3)の製造方法では、金属基板の熱膨張、エンボス時の変形によって、絵柄模様と凹凸模様との位置がズレ易い。その上、金属基板は硬い為、樹脂シートの多色印刷時の見当合わせ(絵柄の位置同調)の様に、基材に張力を加えて、基材を伸縮させたり、走行基材の転写ユニットとエンボスユニットとの間のパス長を可変させたりして、位置ズレを修正することも困難であった。
【0004】
そこで、本発明の課題は、金属サイディング等として使用する金属化粧板の製造方法について、高意匠が可能な上、生産性にも優れた製造方法とする事である。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明の金属化粧板の製造方法は、つぎのようにした。
【0006】
金属化粧板の製造方法において、金属基板に目地溝状の凹部と天面の凸部とからなる凹凸模様のエンボス加工を施した後に、該エンボス加工後の金属基板の非転写面側を発泡樹脂層の積層により裏打ちを行い、而る後に、転写により該金属基板の凸部上を絵付けする様にした。
【0007】
記方法の様に、エンボス加工後の金属基板に対して、転写法によって絵付する事で、全面均一な単色表現では無く、絵柄による意匠表現が可能となる。また、予めエンボス加工した金属基板の凹凸面に対して転写法で絵付けしている為、エンボス加工で賦形された凹凸のうち目地部とする凹部は除いて凸部の天面みを位置ズレ(見当ズレ)無く確実に絵付する事が可能となる。従って、凹凸の意匠感は金属基板になされるエンボス加工による為により高意匠となり、また表面化粧の意匠感は転写による絵付けによって絵柄表現も可能な為により高意匠が可能となる。そして、これらの凹凸の意匠感と、絵付けによる意匠感とによって、従来では不可能であった様な高意匠が可能となる。しかも、絵付けは転写法による為に、凸部のみをロールコート法等で塗工着色した場合に起きた、着色塗液が凹部へはみ出すニジミによる歩留り低下も無く、生産性にも優れた製造方法となる。また、発泡樹脂層の積層後に絵付する形態では、転写圧が大きく且つ金属基板が薄い場合に、転写圧で金属基板が変形するのを該発泡樹脂層で防げる。
【0008】
また、本発明の金属化粧板の製造方法は、上記いずれかの製造方法に於いて、転写による絵付けを行う際に、転写圧に固体粒子の衝突圧を用いる様にした。
この様に、転写圧に固体粒子衝突圧を利用することで、弾性体ローラによる転写圧を利用する従来のローラ転写法等では転写不可能であった様な複雑な凹凸や深い微細凹凸に対しても転写によって絵付けする事が出来、より高意匠の金属化粧板を製造できる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の金属化粧板の製造方法について、図面を参照しながら実施の形態を説明する。
【0010】
概要:
先ず、図1は本発明の金属化粧板の製造方法をその一形態で例示する概念図である。同図の方法では、金属基板11は連続帯状で供給し、これに先ずエンボスローラ1a及び1bの押圧によるエンボス加工を施して、金属基板11に図2〜図4の断面図で例示する如き目地溝状の凹部21、及び天面となる凸部22とからなる凹凸模様を形成した後、ローラ塗工等による接着剤塗工装置2によって転写用の接着剤を塗工して接着剤層を少なくとも金属基板の天面上に形成し、次いで、転写シートSの転写層を転写ローラ3によって、エンボス加工後の金属基板の天面である凸部22上に押圧することによって転写して絵付けを行い、而る後、発泡樹脂層積層装置5によって発泡樹脂層を積層する。
なお、同図に例示の方法では、この後更に、切断装置6でシート(枚葉)状に切断して、金属化粧板Dとする。また、同図に例示の方法では、転写絵付と発泡樹脂積層との間に上塗り装置4で上塗り層を塗工できる様にしてある他、更に、エンボスローラ1a及び1bと接着剤塗工装置2との間に、アキュームレータを設けて、エンボス加工では金属基板を連続送りで搬送して加工する事と、転写、上塗り塗工、発泡樹脂層積層、及び切断等の接着剤塗工以降では金属基板を間欠送りで搬送して加工する事とを、インラインで出来る様にしてある。
【0011】
なお、図1に例示の方法で行う接着剤塗工、及び上塗り塗工は必要に応じて適宜行う工程であり、不要な場合には省略しても良い。またアキュームレータも同様である。但し、切断装置6による切断は通常は行う。或いはまた、それぞれの工程は、それぞれ分離独立したオフライン、或いは適宜前後の工程を連結したインラインで行っても良い。
【0012】
以下、更に本発明の金属化粧板の転写による製造方法を詳述する。
【0013】
金属基板:
先ず、使用する金属基板11としては、例えば、アルミニウム板、ジュラルミン板等のアルミニウム合金の板、軟鋼板、ステンレス鋼板等の鉄乃至は鉄合金の板、銅板、真鍮板、チタン板や、それらに亜鉛、スズ、鉛、アルミニウム、銅、クロム、ニッケル等の1種又は2種以上をメッキしたもの等の金属製の基板が用いられる。基材の厚さは、用途により適宜厚さとすれば良いが、通常0.2〜2mm程度である。金属基板は、通常、生産性の点で図1に例示の如く連続帯状のものを使用するが、シート(枚葉)状にカットしたものを最初のエンボス加工から使用しても良い。金属基板の具体例としては、例えば厚さ1mmのアルミニウム板を連続帯状で使用し、最終的には切断し枚葉の金属化粧板とする。
【0014】
なお、金属基板11には、必要に応じ適宜、転写加工に先立って、その絵付面側、或いは非絵付面側、或いは表裏両面に樹脂層を設けても良い。この樹脂層は、金属基板の腐食防止等の表面保護、転写時の転写層の密着性向上等の為に設ける。樹脂層は、樹脂シートをそれ自体の融着或いは接着剤で接着したり、或いは樹脂を含む塗液を塗工したりして設ける。樹脂層は通常はエンボス加工前に設けるが、特に樹脂層を塗工形成する場合等ではエンボス加工後でも良い。
樹脂層の樹脂としては、例えば、ポリエステル樹脂、アクリル樹脂、塩化ビニル樹脂、ポリオレフィン系樹脂等を1種又は2種以上の混合物として用いる。また、樹脂シートを接着する場合の接着剤としては、樹脂層の樹脂に応じて、例えば、ウレタン樹脂、エポキシ樹脂、ポリオレフィン系樹脂等を用いれば良い。
【0015】
エンボス加工:
エンボス加工は、図1で例示の形態では輪転式エンボス法で行い、金属基板11を表裏からエンボスローラ1a及び1bで加圧して、金属基板自体に凹凸模様を賦形する。エンボスローラ1a及び1bには、それぞれのローラ表面の凹凸形状が互いに雄型と雌型の関係にあるローラを用いる。エンボスローラ1a及び1bには、両方とも鉄乃至は鉄合金等からなる金属製のものを用いる。なお、エンボスローラ1a及び1bは、金属製の硬質のものが好ましいが、耐久性、機械的強度等を満たせば、セラミックス製でも使用可能である。なお、エンボス加工は、この他、平プレス式エンボス法等の公知の加工法によって行っても良い。
【0016】
エンボス加工で金属基板に賦形する凹凸模様は、基本的には任意であり特に制限は無い。例えば、例えば、サイディング、煉瓦積、羽目板等による目地溝の凹凸模様、スタッコ調、リシン調等の吹き付け塗装面の凹凸模様、花崗岩の劈開面やトラバーチン大理石板等の石材表面の凹凸等を有する石目調凹凸模様、或いは皮絞、布目、文字、幾何学模様等である。特に、本発明の製造方法では、樹脂シートからなるエンボス済みの化粧シートを金属基板にラミネートする形態での金属化粧板とは異なり、エンボス加工による凹凸は、より深い凹凸も可能な為、凹凸による意匠感はより高意匠が可能となる。
但し、凹凸模様の本発明に於ける好適な具体例としては、図3の断面図で例示する金属化粧板Dで説明すれば、凹部21は金属サイディング等の目地溝とするものである。例えば、目地幅7mm、目地深さ2mm程度の目地溝である。目地溝状の凹部の平面視形状としては、図5(A)の如く1方向に走る平行線状のもの、図5(B)の如く縦・横2方向に走るものが代表的なものである。図5(A)の形状のものは、羽目板状の外観を再現するものであり、また図5(B)の形状のものは煉瓦積みやタイル貼りの外観を再現するものである。なお、目地溝等を設ける場合、更に目地溝以外の凸部22は天面となり、該凸部22には、図6の如く更に吹き付け塗装面のスタッコ調、リシン調等の凹凸模様や、砂目、花崗岩劈開面等の石目調凹凸模様、導管溝等の木目調凹凸模様等の微細凹凸模様23を設けても良い。
【0017】
転写による絵付:
転写加工による絵付け工程では、通常は、転写シートSからその転写層を、エンボス加工後の金属基板11の凸部22上に転写移行させる。図1に例示の形態では転写加工は、弾性体ローラを用いたローラ転写法で行う。もちろん、転写方法(転写圧の加圧方法)はローラ転写法以外の方法でも良く、特に制限は無く、金属基板の凹凸形状、金属基板の転写領域と非転写領域の形状等に応じて、後述する如き公知の方法を適宜採用すれば良い。
また、転写加工は、図2の如く、エンボス加工された金属基板11単体の状態で行っても良いが、特に金属基板が薄い場合、或いは転写時の転写圧が大きい場合には、転写圧による金属基板の変形を防止する為に、図6の如く、金属基板11の裏面側(非転写面側)に予め発泡樹脂層17等の裏打材を積層した後で転写加工するか、或いは裏打材を用いない場合は、エンボス加工された金属基板11の裏面と嵌合し得る形状を有し、且つ転写圧で変形し無い剛性を有する材料(炭素鋼等)から成る置台B(図示は図6と兼用)上に、エンボス加工した金属基板11を載置し、嵌合させた状態で転写圧を加えるようにすることが好ましい。
なお、転写には、昇華転写の場合の様に、転写層全体は、金属基板側に移行せず、該転写層中の昇華性染料等の転写移行物質のみが金属基板側に移行する転写もある。
【0018】
〔転写方法〕
図2の断面図は、このローラ転写法として特に転写時に凸部のみに選択的に転写する様子を概念的に示す概念図である。すなわち、支持体シート12と転写層13とからなる転写シートSから、転写ローラ3の加圧による転写圧によって、非転写領域とする凹部21には転写層13を転写させずに、転写領域とする凸部22のみに転写層13を接触させて選択的に転写移行させる事が出来る様子を示した図である。なお、同図の場合では、金属基板11の凸部22にのみ、予めローラ塗工等によって接着剤を施して接着剤層15を選択的に形成し、この接着剤層15の熱融着等によって転写層13を金属基板11に接着させて、凸部22のみに選択的に転写させる様にしてある。
【0019】
〔転写シート〕
使用する転写シートSとしては、特に制限は無く、用途に応じて公知のものを使用すれば良い。
【0020】
例えば、転写シートSの支持体シート12には、転写層13に対して離型性を有するシートを用いる。この様な支持体シートとしては、例えば、樹脂シート、紙、金属箔等が挙げられる。なかでも、樹脂シートは代表的である。また、樹脂シートは、転写圧に固体粒子衝突圧を用いる様な転写シートを成形しながら転写する場合にも、十分に転写シートに成形性を付与できる支持体シートとして使用する事もできる。なお、樹脂シートとしては、例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、エチレン・イソフタレート・テレフタレート共重合体、ポリエステル系熱可塑性エラストマー等の熱可塑性ポリエステル、ポリプロピレン、ポリエチレン、エチレン−プロピレン共重合体、オレフィン系熱可塑性エラストマー等のポリオレフィン系樹脂、ナイロン等のポリアミド樹脂、塩化ビニル樹脂等の樹脂の単層体又は積層体が使用される。なお、支持体シートの厚さは特に制限は無いが、通常20〜100μm程度である。具体的な支持体シートの例としては、厚さ25μmのポリエチレンテレフタレートフィルム等である。また、環境問題等を考慮すると、ポリオレフィン系樹脂シート(厚さは例えば100μm)等も好適である。
【0021】
なお、上記の樹脂シートや紙等で転写層との離型性が不足する場合には、更にその転写層側に離型層を設けた構成の支持体シートとしても良い。離型層としては、例えば、フッ素系樹脂、ワックス、シリコーン等の離型剤を、アクリル系樹脂、繊維素系樹脂、ビニル系樹脂等からなる公知のビヒクルに添加した塗料で塗工形成したり、離型性の樹脂、例えばフッ素系樹脂、シリコーン、メラミン系樹脂、ポリオレフィン樹脂、電離放射線架橋型の多官能のアクリレート、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂等の樹脂を塗工、或いは熔融押出塗工等で塗工形成したもの等を用いれば良い。なお、この離型層は、支持体シートの構成要素であり、支持体シート剥離時は支持体シートの一部として転写層から剥離する。
【0022】
一方、転写層13としては、絵柄表現の為の装飾層、或いは、接着剤層、剥離層、その他、機能性付与の為の機能性層等を適宜設けた層とする。
【0023】
例えば、装飾層はグラビア印刷、シルクスクリーン印刷、オフセット印刷、グラビアオフセット印刷、インキジェットプリント等の従来公知の方法、材料で絵柄等を印刷した絵柄層、アルミニウム、クロム、金、銀等の金属を公知の蒸着法等を用いて部分的或いは全面に形成した金属薄膜層等であり、用途に合わせたものを用いる。絵柄は、例えば、木目模様、石目模様、皮絞模様、布目模様、タイル貼り模様、煉瓦積層模様、文字、幾何学模様、抽象模様、全面ベタ等である。
【0024】
なお、絵柄層用インキは、樹脂バインダー等からなるビヒクル、顔料や染料等の着色剤、これに適宜加える各種添加剤からなるが、樹脂バインダーとする樹脂としては、例えば、アクリル樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ポリエステル樹脂、セルロース系樹脂、ウレタン樹脂、等の単体又はこれらの混合物が用いられる。また、着色剤としては、チタン白、カーボンブラック、弁柄、黄鉛、群青等の無機顔料、アニリンブラック、キナクリドンイエロー、イソインドリノンレッド、フタロシアニンブルー等の有機顔料、アルミニウム箔粉、二酸化チタン被覆雲母箔粉等の光輝性顔料、或いはその他染料等が用いられる。
【0025】
また、転写層としては、剥離層を、支持体シートと転写層との剥離性調整、転写後の転写層の表面保護や後塗工適性向上の為等に、支持体シートに接する層として設ける事もある。剥離層には、例えば、上記絵柄層用インキのバインダーに用いる樹脂等が用いられる。なお、この剥離層は転写層の構成要素であり、転写時に転写層の一部として、通常剥離層は金属基板側に転写移行する。
【0026】
また、機能性層は、抗菌層、防黴層、導電層等である。例えば、抗菌層には銀イオン担持ゼオライト粉末等の公知の抗菌剤をバインダー樹脂中に含有させた層とする。
【0027】
ここで転写層の具体例を挙げれば、支持体シートがポリエチレンテレフタレートの樹脂シートの場合に、アクリル樹脂からなる剥離層、バインダーの樹脂にアクリル樹脂と塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体との8対2質量比の混合物を用いた絵柄層(柄パターン層と隠蔽層)の組み合わせ等である。
【0028】
〔接着剤〕
接着剤は、必要に応じ、転写シートの転写層を構成する接着剤層としてや、金属基板上の接着剤層として施す。例えば、図1に例示の形態では、金属基板側に施す。これによって、転写層側の接着剤層は省略する事もできる。一方、転写層に於ける接着剤層は、該接着剤層無しでは転写層が金属基板に接着し転移し難い場合に設ける。従って、金属基板側に接着剤層を設ける場合や、転写層の最裏面となる層(装飾層等)が接着剤層の機能を有する場合等では、転写層としての接着剤層は省略する事もできる。なお、図1では、転写圧加圧の直前にインラインで接着剤を接着剤塗工装置2によって塗工する例であったが、転写圧加圧と、接着剤塗工とは、オフライン工程としても良い。使用する接着剤には、用途、要求物性等により適宜選択すれば良い。
【0029】
また、図2で説明した様に、接着剤を施す面を、金属基板の凹部21は除いた凸部22のみと選択的に施すことでも、転写層を凹部を除いた凸部のみに選択的に転写できる。なお、この様な選択的転写は、金属基板側に接着剤層を予め形成せずに、転写層として接着剤層を形成した転写シートを用いても、行う事ができる。但し、この場合、金属基板の凹凸形状、採用する転写圧加圧方法、転写圧の強弱、転写シートの成形性等の転写条件次第では、転写圧によって転写シートが凹部内部にまで入り込んだ時に、凸部から凹部に至る側面に転写シートが接触してしまうと、そこにも転写層が転写される事もあるので、接着剤層の形成対象は、凹凸形状や転写条件によって適宜使い分けると良い。
【0030】
使用する接着剤としては、用途に応じて従来公知の樹脂を用いれば良い。例えば、熱可塑性ウレタン樹脂、熱可塑性ポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂、アクリル樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体等の熱可塑性樹脂、熱硬化性ウレタン樹脂、メラミン樹脂、エポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂、湿気硬化型ウレタン樹脂等の1液型硬化性樹脂、或いは、ゴム系やアクリル系等の粘着剤からなる接着剤を使用する。接着剤は、上記樹脂等からなる接着剤の塗液(或いはインキ)をロールコート等の公知の塗工法(或いは印刷法)等で形成すれば良い。なお、金属基板の凹凸が深く且つ凹凸面全面に形成するには、スプレー塗工、カーテンコート、軟質ゴムロールやスポンジロール等を使用したロールコート等の塗工法が良い。接着剤層の厚さは、通常1〜100μm程度である。例えば、湿気硬化型ウレタン樹脂の接着剤をロールコートして、(乾燥時)厚さ40μm程度の接着剤層を形成する。
【0031】
〔転写圧の加圧方法:転写方法〕
なお、転写圧の加圧方法としては、特に制限は無く、金属基板及び転写領域部分の形状、用途等に応じて、例えば次の様な従来公知の転写方法を採用すれば良い。
【0032】
(1)ローラ転写法:これは図1で例示した転写方法である。ローラ転写法は、例えば、特開平6−99550号公報、特開平8−286599号公報等に記載されている様に、慣用的な転写方法である。ローラ転写法では、転写ローラとして通常弾性体ローラを使用する。弾性体ローラには、通常、鉄等の剛体の軸芯の周囲を弾性体で被覆したローラを用いる。弾性体としては、シリコーンゴム、フッ素ゴム、バイトンゴム、ブタジエンゴム、天然ゴム等を用いる。弾性体ローラのゴム硬度は、被転写面である天面の凸部上に賦形されている微細凹凸模様23の凹部まで転写シートを追従させるには、ゴム硬度を65°以下とすると良い。弾性体ローラの直径は、通常、5〜20cm程度である。また、通常、弾性体ローラは内部の電熱ヒータや外部の赤外線輻射ヒータ等の加熱源により加熱して加熱ローラとしても使用する。
【0033】
(2)固体粒子衝突圧を利用する転写方法:特許第2844524号公報、特開平10−193893号公報等に開示された新規な転写方法である。すなわち、図6の如く、被転写体(金属基板11)の被転写面側に、支持体シート12と転写層13とからなる転写シートSの転写層側を対向させ、該転写シートの支持体シート側に多数の固体粒子Pを衝突させ、その衝突圧を利用して、被転写体の被転写面への転写シートの圧接を行う。そして、転写層を被転写体側に移行させて転写する場合は、転写層が被転写体に接着後、転写シートの支持体シートを剥離除去すれば、転写が完了する。この転写方法は、ローラ転写法等では不可能な複雑、或いは深い微細凹凸模様23の表面に転写する場合に特に好適である。
なお、固体粒子Pとしては、セラミックビーズ、ガラスビーズ等の非金属無機粒子、亜鉛、鉄等の金属粒子、ナイロンビーズや架橋ゴムビーズ等の樹脂ビーズ等の有機粒子等を使用する。粒径は通常10〜1000μm程度である。
固体粒子は噴出器から転写シートに向かって噴出させ、転写シートに衝突したその衝突圧が転写圧となる。噴出器には、代表的には羽根車や吹出ノズルを用いる。羽根車はその回転により固体粒子を加速し、吹出ノズルは高速の流体流で固体粒子を加速する。羽根車や吹出ノズルには、サンドブラスト或いはショットブラスト、ショットピーニング等とブラスト分野にて使用されているものを流用できる。例えば羽根車には遠心式ブラスト装置、吹出ノズルには加圧式や吸引式ブラスト装置、ウェットブラスト装置等である。遠心式ブラスト装置は羽根車の回転力で固体粒子を加速し噴出する。加圧式ブラスト装置は、圧縮空気に混合しておいて固体粒子を、空気と共に噴出する。吸引式ブラスト装置は、圧縮空気の高速流で生ずる負圧部に固体粒子を吸い込み、空気と共に噴出する。ウェットブラスト装置は、固体粒子を液体と混合して噴出する。
【0034】
(3)ラッピング転写方法:特公昭61−5895号公報、特開平5−330013号公報等に記載されるように、円柱、多角柱等の柱状の被転写面を有する被転写体(金属基板)の長軸方向に、転写シートを供給しつつ、複数の向きの異なるローラーにより、被転写体を構成する複数の側面に順次転写シートを加圧接着して転写層を転写してゆく、所謂ラッピング加工方法による転写方法。なお、この方法では、エンボス加工の前又は後に、平板の金属基板は柱状に折り曲げる折曲げ加工を行う。曲げ加工は公知の加工法で行えば良い。
【0035】
(4)真空成形転写方法:特公昭56−45768号公報(オーバーレイ法)、特公昭60−58014号公報(真空プレス法)等に記載されるように、被転写面が凹凸面の被転写体(金属基板)上に転写シートを対向又は載置し、少なくとも被転写体側からの真空吸引による圧力差により転写シートの転写層を基材に転写する、所謂真空成形積層法を利用した転写方法。なお、この方法は、減圧室内で行うのでバッチ式加工となる為、少なくとも転写圧加圧時には、金属基板は枚葉の状態に切断しておく。例えば、エンボス加工後に切断しておく。
【0036】
〔エンボス加工と転写加工との連携〕
なお、エンボス加工と、転写加工による絵付とは、連携させて図1の様に連続工程としてインラインで行っても良いが、連携させずに各々を分離して、オフラインで行っても良い。
【0037】
裏面処理工程(発泡樹脂層積層等):
裏面処理工程として、例えば、発泡樹脂層や硝子繊維不織布を裏打材として積層しても良い。本発明では、少なくとも発泡樹脂層の積層を行う。例えば、エンボスと転写による絵付とが終了済みの金属化粧板に対して、更に、その金属化粧板の裏側となる金属基板11側に、発泡樹脂液を塗工し、更に、塗工された樹脂液が未発泡状態の時に更にその上に裏打紙として硝子繊維不織布をラミネ−トローラ等でラミネ−ト後、加熱発泡させて、発泡樹脂液を発泡樹脂層とする等である。例えば、図1に例示の場合で言えば、裏面処理は上塗り塗工後、切断前に発泡樹脂層積層装置5で塗工する等して発泡樹脂層を積層する。この様に切断前に行う場合、上塗り塗工後の金属基板が連続帯状であるときは、金属基板の搬送方向が逆方向になる様に回転させて裏側が上側となる様に裏返した後、上側となった裏側に発泡樹脂液を塗工する。もちろん、切断後に裏返しても良い。また、裏面処理後に上塗り塗工を行っても良い。
なお、発泡樹脂層積層装置5は、例えば、ロールコート、カーテンフローコート等の塗工法にて発泡樹脂液を塗布後、加熱炉で発泡樹脂を加熱発泡させる。
【0038】
ちなみに、図3の断面図に例示の金属化粧板Dは、裏面処理として発泡樹脂層の積層の他に更に硝子繊維不織布の積層を行った例である。すなわち、金属基板11に絵付けの為の転写層13が、凹部21を除いて凸部22のみに接着剤層15を介して積層された構成であり、更に、金属基板11の裏側には、発泡樹脂層17と硝子繊維不織布18がこの順に積層された構成の金属化粧板である。
【0039】
なお、発泡樹脂層17は、金属化粧板に断熱性や遮音性等を付与する為、また金属基板の裏面からの腐食を防止する等の為に設ける。また、前記の如く、転写圧による金属基板の変形を防止する目的で設けられる場合もある。発泡樹脂層としては、公知のポリウレタンフォーム等を使用できる。ポリウレタンフォームとしては、例えば、主剤のポリエーテルポリオールに硬化剤としてトリレンジイソシアネートを用い、更に低沸点溶媒の発泡剤を用いた発泡樹脂液を塗工後、加熱し硬化及び発泡をさせた硬質ウレタンフォーム等を使用すれば良い。発泡樹脂層の厚みは特に制限は無いが、エンボスで賦形された凹凸の裏面側を平坦化する程度以上とする。
【0040】
また、硝子繊維不織布18は発泡樹脂層17の表面を被覆して保護する為等の目的で設ける。硝子繊維不織布の厚さは特に制限は無いが、例えば坪量80g/m2 程度の不織布を用いれる。また、裏打紙としては、硝子繊維不織布以外に、ポリエステル系等の樹脂繊維不織布、紙、樹脂シート等を用いても良い。なお、上記の様に塗工後硬化発泡させるポリウレタンフォームを使用する場合には、裏打紙は、硬化発泡前に積層しておくと接着も良い。
【0041】
その他の工程
本発明の金属化粧板の転写による製造方法では、上記のエンボス加工と、転写加工による絵付工程と、発泡樹脂層の積層工程とを少なくとも含む製造方法であるが、例えば下記する表面処理工程、曲げ加工工程を行う等、必要に応じ適宜その他の工程を行っても良い。
【0042】
〔表面処理工程〕
表面処理工程として、転写後の転写層表面に、図1で例示の如く上塗り装置4等によって透明保護層等の上塗り層16(図3参照)等を形成しても良い。上塗り層は、耐擦傷性、耐摩耗性、耐候性等の耐久性や艶消等の意匠感等を付与する為に設ける。この様な上塗り層は、用途、要求物性に応じた層とすれば良い。上塗り層には、フッ素樹脂、アクリル樹脂等の熱可塑性樹脂の他、ポリエステル樹脂、硬化性ウレタン樹脂、シリコーン樹脂、硬化性アクリル樹脂、紫外線や電子線等で硬化する電離放射線硬化性樹脂等の硬化性樹脂等を用いると良い。上塗り層は、これら樹脂の1種又は2種以上を有し、必要に応じその他添加剤を含む塗液(又はインキ)を公知の塗工法等で形成すれば良い。なお、添加剤としては、ベンゾトリアゾール、超微粒子酸化セリウム等の紫外線吸収剤、ヒンダードアミン系ラジカル捕捉剤等の光安定剤、シリカ、球状α−アルミナ、鱗片状α−アルミナ等の粒子からなる減摩剤、ワックス等の滑剤、着色顔料、体質顔料等が用いられる。塗工は、表面の凹凸形状等に応じて、スプレー塗工、カーテンコート、軟質ゴムロールやスポンジロール等を使用したロールコート等の公知の方法で行えば良い。なお、上塗り層の厚さは1〜100μm程度である。例えば、2液硬化型の熱硬化性ウレタン樹脂で、厚さ10μm程度にスプレーコートすれば良い。上塗り層16は図3の如く、金属基板11の凹部21、凸部22を含む全面に形成しても良く、或いは凸部22上のみ(図示略)に形成しても良い。
【0043】
〔曲げ加工〕
曲げ加工としては、例えば金属基板の外周側面を裏側に折り曲げる加工がある。特に、上記した発泡樹脂層を設ける場合には、発泡樹脂液を受け止める堰を、この曲げ加工によって作る事もできる。また、曲げ加工によって、外壁等に金属化粧板を施工する際に、金属化粧板同士を嵌合させたりする接合部(ホゾ、サネ等)を作る事もできる。曲げ加工で曲げる外周は、通常は対向する2辺(連続帯状の場合には幅方向両側)だが、任意の1辺以上、全外周辺でも良い。なお、曲げ加工は、複数のローラで段階的に折り曲げていく等の公知の方法によれば良い。図3の金属化粧板Dの右端の部分が、曲げ加工した部分の一例である。
【0044】
金属化粧板の用途:
本発明の製造方法で得られる金属化粧板の用途は、特に制限は無いが、例えば、壁、天井等の建築物の内装材、サイディング材、屋根材等の建築物の外装材、自動車、電車、船舶、航空機等の乗物の内装材、扉等の建具、窓枠、扉枠、幅木、廻縁等の造作部材、間仕切り等に利用される。
【0045】
【発明の効果】
▲1▼本発明の金属化粧板の製造方法によれば、高意匠な金属化粧板が得られる上、生産性にも優れる。
▲2▼すなわち、凹凸による意匠感はエンボスが金属基板になされる為に、エンボス済みの化粧シートをラミネートする場合よりも、より深い凹凸が可能となり、高意匠となる。しかも、金属基板に対する化粧法は、この様なエンボス加工と共に、転写法にる絵付けである為に、全面均一な単色表現では無く、絵柄による高意匠の意匠表現が可能となる。しかも、絵付法は転写法である為に、エンボス加工で賦形された後の凹凸のうち目地部等とする凹部は除いて凸部のみを絵付する事ができる。従って、金属基板自体へのエンボス加工による意匠感と、転写での絵付けによる意匠感とによって、従来では不可能であった様な高意匠が可能となる。しかも、絵付けは転写法による為に、凸部のみをロールコート法等で塗工着色した場合に起きた、着色塗液が凹部へはみ出すニジミによる歩留り低下も無く、生産性にも優れた製造方法となる。
▲3▼また、発泡樹脂層の積層後に絵付する形態では、転写圧が大きく且つ金属基板が薄い場合に、転写圧によって金属基板が変形するのを、該発泡樹脂層で防げる。
▲4▼また、絵付け時の転写圧に固体粒子衝突圧を利用すれば、弾性体ローラによる転写圧を利用する従来のローラ転写法等では転写不可能であった様な複雑な凹凸や深い微細凹凸に対しても転写によって絵付けが出来る様になり、より高意匠の金属化粧板を製造できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の金属化粧板の製造方法をその一形態で説明する概念図。
【図2】本発明の製造方法のうち、転写による絵付工程をその一形態で示す概念図。
【図3】本発明で得られる金属化粧板の一例を示す断面図。
【図4】従来の製造方法で得られる金属化粧板の一例及びその不具合を示す断面図。
【図5】目地溝状の凹部の平面視形状の幾つかを例示する平面図。
【図6】固体粒子衝突圧による転写法と、転写圧による金属基板の変形防止策を概念的に示す断面図。
【符号の説明】
1a エンボスローラ
1b エンボスローラ
2 接着剤塗工装置
3 転写ローラ
4 上塗り装置
5 発泡樹脂層積層装置
6 切断装置
11 金属基板
12 支持体シート
13 転写層(絵柄層等)
15 接着剤層
16 上塗り層
17 発泡樹脂層
18 硝子繊維不織布
19 着色層
21 凹部
22 凸部
23 微細凹凸模様
B 置台
D 金属化粧板
Da 従来の金属化粧板
E ニジミ(滲み)

Claims (2)

  1. 金属化粧板の製造方法において、
    金属基板に目地溝状の凹部と天面の凸部とからなる凹凸模様のエンボス加工を施した後に、該エンボス加工後の金属基板の非転写面側を発泡樹脂層の積層により裏打ちを行い、而る後に、転写により該金属基板の凸部上を絵付けする、金属化粧板の転写による製造方法。
  2. 転写による絵付けを行う際に、転写圧に固体粒子の衝突圧を用いる、請求項1記載の金属化粧板の転写による製造方法。
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