JP4390532B2 - 線材入りラベル連続体の製造方法およびその製造装置 - Google Patents

線材入りラベル連続体の製造方法およびその製造装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4390532B2
JP4390532B2 JP2003390141A JP2003390141A JP4390532B2 JP 4390532 B2 JP4390532 B2 JP 4390532B2 JP 2003390141 A JP2003390141 A JP 2003390141A JP 2003390141 A JP2003390141 A JP 2003390141A JP 4390532 B2 JP4390532 B2 JP 4390532B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wire
label
magnetic sensitive
drum
adhesive layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003390141A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005145023A (ja
Inventor
勝巳 奥田
昌博 松前
恭史 立田
紀之 入江
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Osaka Sealing Printing Co Ltd
Original Assignee
Osaka Sealing Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Osaka Sealing Printing Co Ltd filed Critical Osaka Sealing Printing Co Ltd
Priority to JP2003390141A priority Critical patent/JP4390532B2/ja
Publication of JP2005145023A publication Critical patent/JP2005145023A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4390532B2 publication Critical patent/JP4390532B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Making Paper Articles (AREA)
  • Burglar Alarm Systems (AREA)

Description

この発明は、線材入りラベル連続体の製造方法およびその製造装置に関し、特にたとえば、外部磁界によって磁化状態が変化する感磁性線材を有するラベルが帯状に保持された線材入りラベル連続体の製造方法およびその製造装置に関する。
図17は、従来の線材入りラベル連続体の一例を示す分解斜視図である。線材入りラベル連続体1は、帯状の剥離性基材2を含み、その上に複数の線材入りラベル3が仮着されている。線材入りラベル3は、粘着剤層2N1,2N2が形成されたベースフィルム4と、粘着剤層3Nが形成されたカバーフィルム5と、これらの間に挟み込まれた感磁性線材6とを含む。ここで、感磁性線材6は、剥離性基材2の長手方向に延びるように配置される。線材入りラベル3は、物品などに貼着される。そして、物品が持ち出されようとすると、検知領域において、線材入りラベル3に所定の変化をする外部磁界が印加される。外部磁界が印加されることにより、線材入りラベル3の感磁性線材6の磁化状態が変化し、その磁化状態の変化に対応して、感磁性線材6から発せられる磁界が変化する。そして、この磁界の変化が検出されたときに、警報が発せられる。したがって、線材入りラベル3が貼着された物品を無断で持ち出そうとすると、警報により不法な持ち出しを見つけることができる。
このような線材入りラベル連続体1を製造するために、図18に示すように、帯状の剥離性基材2上に帯状のベースフィルム4を積層した積層材が引き出される。このとき、ベースフィルム4には剥離紙4aが仮着されており、この剥離紙4aが剥離されて巻き取られる。剥離紙4aが除去されたベースフィルム4の長手方向に沿って、連続する感磁性線材6が貼着される。感磁性線材6が貼着されたベースフィルム4は、第1の打ち抜き装置7で打ち抜かれ、不要な部分が剥離されて巻き取られる。さらに、ベースフィルム4および感磁性線材6上に帯状のカバーフィルム5が貼着される。そして、カバーフィルム5は、第2の打ち抜き装置8で打ち抜かれて、不要な部分が剥離されて巻き取られる。このようにして、線材入りラベル連続体1が形成されて巻き取られる(たとえば、特許文献1参照)。
特開2002−245559号公報
しかしながら、このような従来の製造方法で製造した線材入りラベル連続体では、帯状の剥離性基材の長手方向に感磁性線材が延びるように配置された構造であり、線材入りラベル連続体を巻き取ったときに、感磁性線材が湾曲してしまう。このように、感磁性線材が湾曲すると、線材入りラベルを物品に貼着するのが困難となる。また、線材入りラベル連続体を製造するとき、品質の揃った線材入りラベル連続体を効率よく製造できることが好ましい。
それゆえに、この発明の主たる目的は、品質の揃った線材入りラベル連続体を効率的に製造することができ、さらにはラベル連続体を巻き取ったときに感磁性線材が湾曲しない線材入りラベル連続体を得ることができる線材入りラベル連続体の製造方法および製造装置を提供することである。
この発明は、EASシステム(電子的物品監視システム)で監視される物品に取り付けられる感磁性線材入りラベルが帯状に保持された線材入りラベル連続体の製造方法であって、接着層が形成された帯状の基材を準備する工程と、円柱状のドラムを準備する工程と、基材の長手方向とドラムの中心軸方向とが一致するようにして、接着層が外側に露出するように複数の基材をドラムの外面に配置する工程と、複数の基材を長手方向の一方に移動させながら複数の基材上に感磁性線材を巻き付ける工程と、複数の基材間の感磁性線材を切断して除去する工程とを含む、線材入りラベル連続体の製造方法である。
円柱状のドラムの外面に複数の基材を配置し、基材を一方に移動させながら基材上に感磁性線材を巻き付けることにより、複数の基材上の接着層に感磁性線材が均一な圧力で押し付けられて貼着される。さらに、基材間の感磁性線材を切断して除去することにより、それぞれの基材の幅方向に延びるように、感磁性線材が配置される。そのため、複数の基材上に貼着された感磁性線材の貼着状態は均一なものとなり、線材入りラベル連続体を巻き取っても感磁性線材が湾曲せず、品質の整った線材入りラベル連続体を得ることができる。また、複数の線材入りラベル連続体を同時に製造することができ、効率的な製造が可能となる。
また、この発明は、EASシステム(電子的物品監視システム)で監視される物品に取り付けられる感磁性線材入りラベルが帯状に保持された線材入りラベル連続体の製造方法であって、接着層が形成された帯状の剥離紙を準備する工程と、円柱状のドラムを準備する工程と、剥離紙の長手方向とドラムの中心軸方向とが一致するようにして、接着層が外側に露出するように複数の剥離紙を前記ドラムの外面に配置する工程と、複数の剥離紙を長手方向の一方に移動させながら複数の剥離紙上に感磁性線材を巻き付ける工程と、複数の剥離紙間の感磁性線材を切断して除去する工程と、接着層および感磁性線材の上に基材を貼着する工程とを含む、線材入りラベル連続体の製造方法である。
このように、接着層が形成された帯状の剥離紙を使用し、接着層に感磁性線材を貼着したのち、接着層および感磁性線材の上に基材を貼着してもよい。
また、この発明は、EASシステム(電子的物品監視システム)で監視される物品に取り付けられる感磁性線材入りラベルが帯状に保持された線材入りラベル連続体を製造するための線材入りラベル連続体の製造装置であって、接着層が形成された帯状の基材または剥離紙を接着層が外側に露出するようにして複数保持するための円柱状のドラムと、ドラムの中心軸方向と基材または剥離紙の長手方向とが一致するようにしてドラムの外面に配置された複数の基材または剥離紙を一方向に引っ張るための引張り手段と、ドラムの外面側において、引張り手段で引っ張られて移動する基材または剥離紙の上に感磁性線材を巻き付けるための巻き付け手段と、複数の基材間または複数の剥離紙間の感磁性線材を切断して除去するための切断手段とを含む、線材入りラベル連続体の製造装置である。
このような製造装置を用いることにより、上述のような製造方法で線材入りラベル連続体を製造することができ、線材入りラベル連続体を巻き取っても感磁性線材が湾曲せず、品質の揃った線材入りラベル連続体を効率的に製造することができる。
このような製造装置において、ドラムの外面に、感磁性線材が巻き付けられる部分における基材または剥離紙の位置ずれを防止するための平面部が形成されてもよい。
このような平面部を形成することにより、平面部において基材または剥離紙を安定して保持することができ、感磁性線材を巻き付ける円柱部分における基材または剥離紙の位置ずれを防止することができる。
また、巻き付け手段は、感磁性線材を巻回したボビンと、ボビンから引き出された感磁性線材を支持してドラムの一定の位置で周回する支持具とで構成することができる。
ボビンから引き出された感磁性線材が、支持具によってドラムの一定の位置で基材または剥離紙に巻き付けられるため、基材または剥離紙を一方に移動させることにより、基材または剥離紙の上に一定間隔で感磁性線材を貼着することができる。
このような製造方法で製造された線材入りラベル連続体は、基材の幅方向に延びるように感磁性線材が配置されるため、線材入りラベル連続体を巻き取っても感磁性線材が湾曲せず、品質の揃った線材入りラベル連続体を製造することができる。そのため、線材入りラベルを容易に物品に貼着することができる。
この発明によれば、品質の揃った線材入りラベル連続体を効率的に製造することができる。しかも、得られた線材入りラベル連続体が巻き取られても、感磁性線材が湾曲しないため、線材入りラベルを物品に容易に貼着することができる。
この発明の上述の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照して行う以下の発明を実施するための最良の形態の説明から一層明らかとなろう。
図1および図2は、この発明の線材入りラベル連続体の一例を示す図解図である。線材入りラベル連続体10は、帯状の剥離紙12を含む。剥離紙12上には、複数の線材入りラベル14が仮着される。線材入りラベル14は、表面紙16を含み、その一方主面には、接着層18が形成される。また、表面紙16の他方主面には、たとえば文字や図形などを印刷することができる。表面紙16としては、たとえば、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート、ナイロン、ポリ塩化ビニルなどのフィルム、あるいはシート、アート紙、クラフト紙、上質紙、コート紙、樹脂含浸紙などの紙および合成紙などを用いることができる。また、接着層18は、例えば、表面紙の一方主面に感圧性接着剤などを塗布することにより、あるいは表面紙16の一方主面に剥離紙上に形成された感圧性接着剤層を転移させることにより形成される。この接着層18を介して表面紙16が、剥離紙12上に仮着される。
接着層18には、感磁性線材20が貼着されている。感磁性線材20は、剥離紙12の幅方向に延びるように配置される。感磁性線材20としては、たとえば、パーマロイ、センダストなどの高透磁率材料、Co−B系、Co−Fe−B系、Co−Fe−Ni−B系、Fe−Ni−Mo−B系、Fe−Ni−P−B系、Fe−Ni−B系、Fe−B系、Fe−Mo−B系、Co−Fe−Mo−B−Si系などの非晶質金属材料、Fe−Si系、Ni−Fe系などの大バルクハウゼンジャンプを示す金属材料、ソフトフェライトなどの酸化物材料などの比較的弱い外部磁界の変化で磁化状態が変化する、いわゆる軟磁性の各種磁性材料を用いることができる。
この線材入りラベル14を用いる際には、線材入りラベル14が剥離紙12から剥離され、接着層18によって、物品に貼着される。そして、その物品が検知領域を通過するとき、感磁性線材20に、所定の変化をする磁界、たとえば交番磁界が印加される。このような磁界が印加されることにより、感磁性線材20の磁化状態が変化し、その磁化状態の変化に対応して、感磁性線材20から発せられる磁界が変化する。そして、この磁界の変化が検出されたときに、警報が発せられる。
線材入りラベル連続体10を製造するために、たとえば図3〜図7に示すような製造装置が用いられる。この製造装置30は、図3に示すように、たとえば2つの板状の基板32,34を含む。これらの基板32,34は、複数の棒状の連結部材36で連結される。一方の基板32の中央部に、図4に示すように、円形の貫通孔38が形成され、この貫通孔38に挿通されるように、円柱状のドラム40が配置される。なお、ドラム40としては、その外面形状が円柱状であればよく、図3に示すように、円筒状のドラム40を用いて軽量化を図ってもよい。ドラム40は、図7に示すように、基板32,34の間において、たとえば円筒から突き出るように形成された脚部を有する固定具40aなどによって基板32に固定されている。そして、このドラム40は、基板32の貫通孔38に挿通され、基板32の貫通孔38に接しないように、ドラム40と基板32の貫通孔38との間に隙間が形成される。
ドラム40の外面には、図3に示すように、複数の平面部42が形成される。平面部42は、基板32の外側において、例えば矩形状に形成される。矩形状の平面部42の相対する2辺は、ドラム40の軸方向と平行となるようにドラム40の外周面に複数並んで形成される。また、ドラム40の外周側において、板状のリング板44が回転可能に取り付けられる。リング板44は、たとえば基板32の外側面に貫通孔38を取り囲むように取り付けられた筒状体33の周囲を回転できるように、筒状体33の周囲に支持される。
リング板44には、ボビン46および支持具48が取り付けられる。ボビン46および支持具48は、リング板44に回転可能に軸支される。ボビン46は脱着可能に構成されており、ボビン46には、線状の感磁性線材20が巻回され、この感磁性線材20が引き出されて支持具48に導かれる。支持具48は、その外周部に感磁性線材20を支持するための溝が形成される。支持具48は、ドラム40の平面部42よりリング板44側に配置され、ドラム40の円柱状部分で、後述の基材に感磁性線材20を巻き付けることができる。これらのボビン46および支持具48によって、基材に感磁性線材20を巻き付けるための巻き付け手段が構成される。
大歯車50は、図4に示すように、リング板44の基板32側の面に固定される。したがって、大歯車50を回転させることにより、リング板44を回転させることができる。さらに、大歯車50に噛み合わされるようにして、大歯車50の周囲に複数の小歯車52が配置される。これらの小歯車52には、それぞれシャフト54が取り付けられ、シャフト54が2つの基板32,34間に掛け渡される。そして、これらのシャフト54によって、小歯車52が回転可能に基板32,34に軸支される。
基板32から基板34側に突き出したドラム40の外周面側には、図5および図6に示すように、カッター56が形成される。カッター56は円柱状に形成され、その外周側両端部に刃が形成される。カッター56は、ホルダー58に回転可能に軸支される。また、ホルダー58は、基板32の内側面に固着された固定具60にスライド可能に取り付けられる。固定具60には、ホルダー58のスライド方向に向かって取り付けられる雄螺子62が取り付けられ、雄螺子62によってカッター56がドラム40の外周面に向かって押し付けられている。ドラム40の外周面には、カッター56を受けるための受け部64が形成され、この受け部64にカッター56が押し当てられる。したがって、受け部64上に被切断物をのせて、カッター56で被切断物を押さえ付け、被切断物を引っ張ることにより、カッター56の幅で被切断物が切断される。これらのカッター56および受け部64は、ドラム40の平面部42に対応する位置(平面部42におけるドラム40の軸方向と平行な相対する2辺が基板34側に延長された位置で、ドラム40の外周面近傍の位置)に配置される。これらのカッター56および受け部64によって、後述の基材および感磁性線材20を切断するための切断手段が構成される。
さらに、カッター56および受け部64に対応する位置において、基板34には、窓66が形成される。窓66が形成された部分において、図7に示すように、基板34の外側面に、2つのローラ68,70が取り付けられる。ローラ68,70は、基板34の外側面に固着された保持部材72に回転可能に軸支される。保持部材72の一方の外側において、ローラ68,70の軸に歯車68a,70aが取り付けられ、これらの歯車68a,70aが噛み合わされる。また、保持部材72の他方の外側において、一方のローラ68の軸にウォームホイール74が取り付けられる。ウォームホイール74の近傍には、小歯車52から延びるシャフト54が突き出すように配置され、このシャフト54にウォーム76が取り付けられる。そして、ウォーム76とウォームホイール74とが噛み合わされて、ウォームギアが形成される。
この製造装置30では、基板34側において、複数のシャフト54のうちの1つにハンドル78がウォームギアを介して取り付けられ、ハンドル78を回転させることにより、回転させたシャフト54に取り付けられた小歯車52が回転する。なお、図7は試作機を示すものであり、実際の製造にあたっては、ハンドル78に変えて、モータなどの駆動装置が接続される。小歯車52が回転すると、小歯車52に噛み合わされた大歯車50も回転し、大歯車50が取り付けられたリング板44が回転する。さらに、大歯車50に噛み合わされた他の小歯車52も回転し、これらの小歯車52を軸支するシャフト54も回転する。したがって、1つのシャフト54を回転させることにより、リング板44および他のシャフト54を回転させることができる。
シャフト54が回転することにより、ウォームギアによってローラ68が回転する。ローラ68とローラ70に取り付けられた歯車68a,70aは噛み合わされているため、ローラ68が回転することにより、ローラ70はローラ68と逆向きに回転する。したがって、ローラ68,70の間に挟まれたシート状物は、ローラ68,70が回転することによって、基板34の外側に向かって引っ張られる。これらのローラ68,70によって、後述の基材を引っ張るための引張り手段が構成される。
この製造装置30を用いて線材入りラベル連続体10を製造するために、表面紙16の材料となる帯状の基材80が準備される。基材80の一方主面上には、接着層18が形成され、接着層18には剥離紙が仮着されている。そして、複数の基材80の剥離紙が剥離され、図8および図9に示すように、接着層18を外面側に露出するようにして、複数の基材80がドラム40の外周面に沿って並べられる。これらの基材80は、その長手方向がドラム40の中心軸方向と一致するように配置され、ドラム40の平面部42を通して、カッター56と受け部64との間に導かれる。このとき、平面部42においては、留め具82により、基材80が幅方向に動かないように保持される。カッター56と受け部64との間を通った基材80は、窓66を通して、ローラ68,70の間に導かれる。
このように、基材80が製造装置30に装填され、シャフト54の1つが回転させられる。それにより、リング板44が回転し、ボビン46から引き出された感磁性線材20が、支持具48を介して基材80の幅方向に延びるように巻き付けられる。このとき、ボビン46のどの位置から感磁性線材20が引き出されても、支持具48の溝を通すことにより、リング板44から一定の距離において、ドラム40の円柱状部分で感磁性線材20を基材80上に巻き付けることができる。また、ドラム40の円柱状部分において感磁性線材20が均一な張力で基材80上に巻き付けられるため、複数の基材80上に均一な圧力で感磁性線材20を押し付けることができる。基材80上に押し付けられた感磁性線材20は、接着層18に貼着される。このとき、接着層18を厚くしておくことにより、感磁性線材20を完全に接着層18に埋め込むことができる。
また、シャフト54の1つを回転させることにより、他のシャフト54も回転し、ローラ68,70も回転する。それにより、基材80がローラ68,70で引っ張られる。したがって、ドラム40において、基材80が一定速度でローラ68,70側に移動しながら、基材80上に感磁性線材20が巻き付けられる。それにより、基材80には、その長手方向に一定間隔で感磁性線材20が貼着される。このとき、基材80がドラム40の平面部42で止め具82により保持されることにより、基材80が幅方向にずれることが防止され、全ての基材80上に同じ状態で感磁性線材20が貼着される。
感磁性線材20が巻き付けられた複数の基材80は、カッター56と受け部64との間に導かれて、カッター56の幅に切断される。なお、基材80の幅をカッター56の幅より若干大きくしておくことにより、全ての基材80をカッター56の幅に切断することができる。このとき、隣接する基材80間の感磁性線材20も切断されて除去される。したがって、感磁性線材20で連結されていた基材80が、カッター56で切断されることにより、それぞれ独立した帯状の基材80となる。これらの基材80には、上述したように、長手方向に一定間隔で、幅方向に延びる感磁性線材20が貼着されている。
ローラ68,70から送り出された基材80の接着層18上には、帯状の剥離紙12が仮着される。さらに、ダイカットなどによって、剥離紙12上の基材80が隣接する感磁性線材20間で接着層18も含めて切断され、複数の表面紙16が形成される。それにより、剥離紙12上に、感磁性線材20を有する複数の線材入りラベル14が形成される。このようにして得られた線材入りラベル連続体10は、ロール状に巻き取られる。
なお、図1に示す線材入りラベル連続体10に用いられる帯状の剥離紙12として、製造装置30に基材80を装填する際に、基材80から剥離された剥離紙を用いることができる。このような剥離紙を用いれば、省資源化の観点から望ましい。また、カッター56で切断された基材80の幅に比べて、剥離紙の幅のほうがカッター56で切断されていない分だけ広いので、ロール状の線材入りラベル連続体10において、感磁性線材20の切り口が剥離紙12の端部より内側に位置することになり、感磁性線材20の切り口で手などが傷付けられることが少なくなる。
また、基材80に変えて、接着層18が形成された剥離紙を使用し、製造装置30を用いて接着層18に線材20を巻き付けて貼着した後、剥離紙をカッター56の幅に切断してもよい。この場合、剥離紙上に接着層18を介して帯状の基材80を仮着し、基材80をダイカットなどによって切断することにより、複数の表面紙16が形成される。この際、基材80としてカッター56の幅よりすこし広めのものを用いれば、感磁性線材20の切り口が基材80で覆われ、切り口で手などが傷付けられることがない。また、剥離紙上に感磁性線材20を貼着してから基材80を貼着すると、基材80と接着層18との間に感磁性線材20がしっかりと固定される効果がある。
このようにして得られた線材入りラベル連続体10では、帯状の剥離紙12の幅方向に延びるように感磁性線材20が配置されているため、線材入りラベル連続体10を巻回したときに、感磁性線材20が湾曲しない。そのため、線材入りラベル14を物品に貼着することが容易である。さらに、複数の基材80に感磁性線材20を貼着させることができ、複数の線材入りラベル連続体10を同時に製造することができ、効率的な製造が可能である。また、ドラム40の円柱状部分に配置された基材80に、均一な圧力で感磁性線材20が貼着されるため、全ての線材入りラベル14の感磁性線材18の貼着状態を均一にすることができ、品質の揃った線材入りラベル連続体10を得ることができる。
なお、ハンドラベラーなどに装填して用いられる線材入りラベル連続体10として、ラベル送り用の孔を形成したものを製造することができる。このような線材入りラベル連続体10を製造するために、図10および図11に示すように、2つの帯状の剥離紙84,86の間に接着層18が形成され、剥離紙84,86の幅方向の中央部に等間隔で貫通孔88を形成したものが準備される。そして、一方の剥離紙84(剥離紙84は剥離紙86よりも接着層18から剥離しやすく形成されている)を剥離して、他方の剥離紙86上に接着層18が形成されたものが製造装置30に装填され、貫通孔88の間に感磁性線材20が巻き付けられて貼着される。そののち、図12に示すように、接着層18上に表面紙16となる帯状の基材80が貼着され、剥離紙86に形成された貫通孔88に対応する位置に、貫通孔88と同等か、貫通孔88より若干大きい孔90が形成される。そして、孔90が形成された部分において、基材80に接着層18とともにその幅方向に延びる切れ目を形成することにより、図13および図14に示すように、ハンドラベラーなどに装填して用いられる線材入りラベル連続体10を形成することができる。
さらに、図15に示すように、表面紙16の下に、中間紙92を貼着し、中間紙92と剥離紙12との間に形成された接着層94に感磁性線材20を貼着した線材入りラベル連続体10を形成することもできる。ここで、中間紙92としては、表面紙16に使用できる材料の中から選択した材料を用いることができる。このように、二重構造とすることにより、感磁性線材20による表面紙16表面の凹凸を小さくすることができ、表面紙16上に文字や図形を印刷しやすくすることができる。
図15に示すような線材入りラベル連続体10を製造するには、表面紙16となる帯状の基材80と中間紙92となる帯状の基材とが接着層18を介して積層された積層体が製造装置30に装填される。そして、中間紙92となる帯状の基材に形成された接着層94に、感磁性線材20が巻き付けられて貼着されたのち、剥離紙12が仮着される。さらに、表面紙16となる帯状の基材80および中間紙92となる帯状の基材に接着層18および接着層94とともに切れ目を形成することにより、図15に示す線材入りラベル連続体10が形成される。また、中間紙92となる帯状の基材に形成された接着層94に、製造装置30によって感磁性線材20が巻き付けられて貼着されてもよい。そして、感磁性線材20が貼着された中間紙92となる帯状の基材上に、接着層18を介して表面紙16となる帯状の基材80が積層される。さらに、中間紙92となる帯状の基材に形成された接着層94に剥離紙12を仮着し、表面紙16となる帯状の基材80および中間紙92となる帯状の基材に接着層18および接着層94とともに切れ目を形成することにより、図15に示す線材入りラベル連続体10が形成される。
また、図16に示すように、接着層18および感磁性線材20と剥離紙12との間に、下面紙96が貼着されてもよい。この場合、下面紙96と剥離紙12との間に接着層98が形成され、この接着層98によって剥離紙12上に下面紙96が仮着される。ここで、下面紙96としては、表面紙16に使用できる材料の中から選択した材料を用いることができる。図16に示すような線材入りラベル連続体10を製造するには、製造装置30によって、表面紙16となる帯状の基材80に形成された接着層18に感磁性線材20が巻き付けられて貼着される。そして、接着層18を介して基材80に下面紙96となる帯状の基材が積層され、下面紙96となる帯状の基材に形成された接着層98に剥離紙12が仮着される。さらに、表面紙16となる帯状の基材80および下面紙96となる帯状の基材に接着層18および接着層98とともに切れ目を形成することにより、図16に示すような線材入りラベル連続体10が形成される。また、下面紙96となる帯状の基材に形成された接着層98を介して剥離紙12を仮着し、製造装置30で感磁性線材20が巻き付けられて貼着された基材80に、接着層18を介して下面紙96となる帯状の基材と剥離紙12との積層体を積層してもよい。そして、表面紙16となる帯状の基材80および下面紙96となる帯状の基材に接着層18および接着層98とともに切れ目を形成することにより、図16に示すような線材入りラベル連続体10が形成される。さらに、このような下面紙96が設けられた線材入りラベル連続体10において、図15に示すように、表面紙16の下に中間紙92が設けられてもよい。
なお、これらの線材入りラベル連続体10において、それぞれの線材入りラベル14に、複数の感磁性線材20が形成されてもよい。この場合、複数の感磁性線材20は、互いに接していてもよいし、互いに適宜の間隔を隔てて形成されてもよい。このような線材入りラベル連続体10を製造するには、たとえば、製造装置30のボビン46および支持具48が複数リング板44に設けられる。そして、複数の感磁性線材20が、互いに接するように、または互いに間隔を隔てて、基材80上に巻き付けられる。そして、基材80に切れ目を形成するときに、複数の感磁性線材20が1つの線材入りラベル14に含まれるように切れ目を形成することにより、このような線材入りラベル連続体10が形成される。また、ボビン46および支持具48をそれぞれ1つずつリング板44に設けて、一定間隔で感磁性線材20を巻き付ける。そして、基材80に切れ目を形成するときに、複数の感磁性線材20が1つの線材入りラベル14に含まれるように切れ目を形成することにより、このような線材入りラベル連続体10が形成される。また、ボビン46および支持具48をそれぞれ1つずつリング板44に設け、製造装置30に基材80を複数回通すことにより、それぞれの通しにおいて一定間隔で感磁性線材20を巻きつけてもよい。そして、基材80に切れ目を形成するときに、複数の感磁性線材20が1つの線材入りラベル14に含まれるように切れ目を形成することにより、このような線材入りラベル連続体10が形成される。さらに、感磁性線材20の巻き付け時間を短縮するために、1つの感磁性線材入りラベルが帯状に保持された線材入りラベル連続体を製造する際、ボビン46および支持具48を複数リング板44に設け、感磁性線材20が一定間隔となるように巻き付けて、各線材間において切れ目を形成してもよい。
このように、この製造装置30を用いて線材入りラベル連続体10を製造する場合、任意の構造の基材80を用いることができる。そして、基材80の構造を変えることにより、種々の構造の線材入りラベル連続体10を得ることができる。したがって、線材入りラベル連続体10の用途に応じて、基材80の構造を自由に選ぶことができ、線材の数も自由に選択できる。また、感磁性線材20としては、断面円形のものに限らず、断面楕円形や断面矩形などのものであってもよいし、帯状のものであってもよい。また、この発明の製造方法および製造装置は、感磁性線材以外の線材を基材や剥離紙上に形成する場合にも用いることができる。
この発明の線材入りラベル連続体の一例を示す図解図である。 図1に示す線材入りラベル連続体を側面からみた図解図である。 この発明の線材入りラベル連続体を製造するための製造装置を示す図解図である。 図3に示す製造装置に用いられる歯車の組み合わせを示す図解図である。 図3に示す製造装置に用いられるカッター周辺を示す図解図である。 図5に示すカッター周辺を示す側面図である。 図3に示す製造装置を他方面側からみた図解図である。 図3に示す製造装置に基材を装填した状態を示す図解図である。 図8に示す基材を装填した製造装置を他方面側からみた図解図である。 この発明の別の線材入りラベルを製造するために用いられる積層体を示す図解図である。 図10に示す積層体の断面図である。 図10に示す積層体を用いて感磁性線材と表面紙を貼着した状態を示す断面図である。 図12に示す表面紙に切れ目を形成して製造された線材入りラベル連続体を示す断面図である。 図13に示す線材入りラベル連続体の断面図である。 この発明の線材入りラベル連続体のさらに他の例を示す断面図である。 この発明の線材入りラベル連続体の別の例を示す断面図である。 従来の線材入りラベル連続体を示す分解斜視図である。 図17に示す従来の線材入りラベル連続体を製造するための製造装置を示す図解図である。
符号の説明
10 線材入りラベル連続体
12 剥離紙
14 線材入りラベル
16 表面紙
18 接着層
20 感磁性線材
30 製造装置
40 ドラム
42 平面部
44 リング板
46 ボビン
48 支持具
56 カッター
64 受け部
68,70 ローラ
80 基材

Claims (5)

  1. EASシステム(電子的物品監視システム)で監視される物品に取り付けられる感磁性線材入りラベルが帯状に保持された線材入りラベル連続体の製造方法であって、
    接着層が形成された帯状の基材を準備する工程、
    円柱状のドラムを準備する工程、
    前記基材の長手方向と前記ドラムの中心軸方向とが一致するようにして、前記接着層が外側に露出するように複数の前記基材を前記ドラムの外面に配置する工程、
    複数の前記基材を長手方向の一方に移動させながら複数の前記基材上に感磁性線材を巻き付ける工程、および
    複数の前記基材間の前記感磁性線材を切断して除去する工程を含む、線材入りラベル連続体の製造方法。
  2. EASシステム(電子的物品監視システム)で監視される物品に取り付けられる感磁性線材入りラベルが帯状に保持された線材入りラベル連続体の製造方法であって、
    接着層が形成された帯状の剥離紙を準備する工程、
    円柱状のドラムを準備する工程、
    前記剥離紙の長手方向と前記ドラムの中心軸方向とが一致するようにして、前記接着層が外側に露出するように複数の前記剥離紙を前記ドラムの外面に配置する工程、
    複数の前記剥離紙を長手方向の一方に移動させながら複数の前記剥離紙上に感磁性線材を巻き付ける工程、
    複数の前記剥離紙間の前記感磁性線材を切断して除去する工程、および
    前記接着層および前記感磁性線材の上に基材を貼着する工程を含む、線材入りラベル連続体の製造方法。
  3. EASシステム(電子的物品監視システム)で監視される物品に取り付けられる感磁性線材入りラベルが帯状に保持された線材入りラベル連続体を製造するための線材入りラベル連続体の製造装置であって、
    接着層が形成された帯状の基材または剥離紙を前記接着層が外側に露出するようにして複数保持するための円柱状のドラム、
    前記ドラムの中心軸方向と前記基材または前記剥離紙の長手方向とが一致するようにして前記ドラムの外面に配置された複数の前記基材または前記剥離紙を一方向に引っ張るための引張り手段、
    前記ドラムの外面側において、前記引張り手段で引っ張られて移動する前記基材または前記剥離紙の上に感磁性線材を巻き付けるための巻き付け手段、および
    複数の前記基材間または複数の前記剥離紙間の前記感磁性線材を切断して除去するための切断手段を含む、線材入りラベル連続体の製造装置。
  4. 前記ドラムの外面に、前記感磁性線材が巻き付けられる部分における前記基材または前記剥離紙の位置ずれを防止するための平面部が形成される、請求項3に記載の線材入りラベル連続体の製造装置。
  5. 前記巻き付け手段は、前記感磁性線材を巻回したボビンと、前記ボビンから引き出された前記感磁性線材を支持して前記ドラムの一定の位置で周回する支持具とで構成される、請求項3または請求項4に記載の線材入りラベル連続体の製造装置。
JP2003390141A 2003-11-20 2003-11-20 線材入りラベル連続体の製造方法およびその製造装置 Expired - Fee Related JP4390532B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003390141A JP4390532B2 (ja) 2003-11-20 2003-11-20 線材入りラベル連続体の製造方法およびその製造装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003390141A JP4390532B2 (ja) 2003-11-20 2003-11-20 線材入りラベル連続体の製造方法およびその製造装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005145023A JP2005145023A (ja) 2005-06-09
JP4390532B2 true JP4390532B2 (ja) 2009-12-24

Family

ID=34696622

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003390141A Expired - Fee Related JP4390532B2 (ja) 2003-11-20 2003-11-20 線材入りラベル連続体の製造方法およびその製造装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4390532B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101093601A (zh) * 2007-07-06 2007-12-26 李扬德 超市视频监控系统
JP5768493B2 (ja) 2011-05-18 2015-08-26 富士ゼロックス株式会社 ラベル

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005145023A (ja) 2005-06-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7533455B2 (en) Method of making RFID devices
JP2009230500A (ja) タグテープ、タグテープロール、無線タグカートリッジ、無線タグラベル
JPS59162047A (ja) 防衛用細長片を製造する為の方法並びに装置
EP1754210B1 (en) Adhesive label, adhesive label roll, photosensitive web unit, and apparatus for and method of manufacturing photosensitive laminated body
JP4390532B2 (ja) 線材入りラベル連続体の製造方法およびその製造装置
JP3789941B2 (ja) Easマーカーアッセンブリ
AU744229B1 (en) Process for manufacturing a multi-layered adhesive tape
EP3788114B1 (en) Adhesive tape roll
WO2000059799A1 (fr) Bande de connexion pour ruban de type support a perforations carrees, et procede de fabrication correspondant
JP2009157030A (ja) ラベル連続体、その剥離方法および剥離装置
JP2004050795A (ja) 多重ラベルの製造方法およびその装置
JP5662071B2 (ja) ラベル貼付装置
JP2006027050A (ja) ラベル連続体の製造方法および製造装置
JP2002245559A (ja) 感磁性ワイヤ入りラベルとその製造方法
TWI756972B (zh) 薄膜製品之製造方法、及其製造裝置
JP2002245561A (ja) 磁性マーカーおよびその製造方法
JP2005067040A (ja) 複合ラベルの製造方法と製造装置および複合ラベル
TWI666292B (zh) 黏著片及黏著片的製造方法
JP2003053862A (ja) 多重ラベルの製造方法およびその装置
JP5512453B2 (ja) 広告用ステッカーの製造方法
JP2674924B2 (ja) Icカード製造装置及びそれに供される接着片の供給ロールの製造方法
JP2010030318A (ja) 複合ラベルの製造方法および製造装置
JP2000202927A (ja) 物品監視用ラベルの製造方法
JP2000135750A (ja) 粘着ラベル重畳体の製造装置及び製造方法
JP2004196506A (ja) 両面粘着シート及び帯状材料と巻芯の接合方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061115

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090820

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090908

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091006

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121016

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4390532

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121016

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151016

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees