JP4390389B2 - S−n,n′−ビス〔2−ヒドロキシ−1−(ヒドロキシメチル)エチル〕−5−〔(2−ヒドロキシ−1−オキソプロピル)アミノ〕−2,4,6−トリヨード−1,3−ベンゼンジカルボキシアミドを製造する方法 - Google Patents

S−n,n′−ビス〔2−ヒドロキシ−1−(ヒドロキシメチル)エチル〕−5−〔(2−ヒドロキシ−1−オキソプロピル)アミノ〕−2,4,6−トリヨード−1,3−ベンゼンジカルボキシアミドを製造する方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4390389B2
JP4390389B2 JP2000548298A JP2000548298A JP4390389B2 JP 4390389 B2 JP4390389 B2 JP 4390389B2 JP 2000548298 A JP2000548298 A JP 2000548298A JP 2000548298 A JP2000548298 A JP 2000548298A JP 4390389 B2 JP4390389 B2 JP 4390389B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
solvent
amino
triiodo
oxopropyl
hydroxy
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2000548298A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002517381A (ja
JP2002517381A5 (ja
Inventor
デサンティス,ニコラ
インカンデラ,サルヴァトーレ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dibra SpA
Original Assignee
Dibra SpA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dibra SpA filed Critical Dibra SpA
Publication of JP2002517381A publication Critical patent/JP2002517381A/ja
Publication of JP2002517381A5 publication Critical patent/JP2002517381A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4390389B2 publication Critical patent/JP4390389B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C231/00Preparation of carboxylic acid amides
    • C07C231/02Preparation of carboxylic acid amides from carboxylic acids or from esters, anhydrides, or halides thereof by reaction with ammonia or amines
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C231/00Preparation of carboxylic acid amides
    • C07C231/16Preparation of optical isomers
    • C07C231/18Preparation of optical isomers by stereospecific synthesis

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
  • Epoxy Compounds (AREA)

Description

【0001】
本発明は、より一般的にはイオパミドール(Iopamidol)として知られ、最も広く市場で売られている、ヨウ素化された造影剤である、式(I)のS−N,N′−ビス〔2−ヒドロキシ−1−(ヒドロキシメチル)エチル〕−5−〔(2−ヒドロキシ−1−オキソプロピル)アミノ〕−2,4,6−トリヨード−1,3−ベンゼンジカルボキシアミドを製造する、式(II)の中間体S−N,N′−ビス〔2−ヒドロキシ−1−(ヒドロキシメチル)エチル〕−5−〔〔2−(アセチルオキシ)−1−オキソプロピル〕アミノ〕−2,4,6−トリヨード−1,3−ベンゼンジカルボキシアミドの合成のための、新規な工程を含む方法に関する。
【0002】
【化1】
Figure 0004390389
【0003】
Iopamidolの合成は、最初にGB1,472,050に記載され、下記の反応式:
【0004】
【化2】
Figure 0004390389
【0005】
に示され、そして正確には、ジメチルアセトアミド(DMAC)に溶解した式(III)のS−(−)−5−〔〔2−(アセチルオキシ)−1−オキソプロピル〕アミノ〕−2,4,6−トリヨード−1,3−ベンゼンジカルボン酸ジクロリドの、同様にジメチルアセトアミドに溶解した、僅かに過剰の2−アミノ−1,3−プロパンジオール(一般にセリノール(Serinol)といわれる)との、トリブチルアミンの存在における反応が、式(II)のS−N,N′−ビス〔2−ヒドロキシ−1−(ヒドロキシメチル)エチル〕−5−〔〔2−(アセチルオキシ)−1−オキソプロピル〕アミノ〕−2,4,6−トリヨード−1,3−ベンゼンジカルボキシアミドを与える工程を含む。
【0006】
化合物(III)、セリノールおよびトリブチルアミンの比率は、当量で示して、1:2.5:2である。反応は50℃で実施され、数時間後に、希望する生成物を収率92%で得る。
【0007】
引用された特許に記載された反応混合物の処理は、ジメチルアセトアミドを揮発させて、油状の残留物を塩化メチレンに懸濁させ、熱塩化メチレンで沈殿を繰返し溶解させることを含む。
【0008】
得られた残留物は、ついでNaOHで加水分解してIopamidolとし、得られた溶液を、続いてカチオン性およびアニオン性樹脂で処理することにより、エチルアルコールから再結晶される前に、塩から精製することを可能にする。
【0009】
この方法の主要な問題点は、次のとおりである。
【0010】
−反応の終りに、減圧下に溶媒を蒸留することは、DMACが高沸点(165℃)なので、工業的な見地からはまったく面倒である。
【0011】
−DMACの使用は、Pharmeuropa,6巻、4号(1994.12月)343-345に記載されたIopamidolの7種の不純物の1種で、反応の処理の間に、DMACによってジメチルアミンが精製することに基本的に起因する、N−〔2−ヒドロキシ−1−(ヒドロキシメチル)エチル〕−N′−ジメチル−5−〔(2−ヒドロキシオキソプロピル)アミノ〕−2,4,6−トリヨード−1,3−ベンゼンジカルボキシアミド
【0012】
【化3】
Figure 0004390389
【0013】
(以後、不純物Iという)の発生をもたらす。
【0014】
−さらに、このような高沸点溶媒の使用は、まったく面倒で困難であるため、溶媒の痕跡が、回収された個体生成物に残存するが、痕跡は、650ppm(USPのIopamidolについての限界値)を越えることはない。
【0015】
DMACを置き換える最初の試みは、GB2,272,218(優先権1992.10.27)でなされ、そこでは、DMACとは異なる溶媒、すなわちアセトンまたは低級(C1〜C4)アルコールを用いた、塩基、好ましくはトリブチルアミンの存在下における、単なる化合物(II)の製造が記載されている。
【0016】
本発明者によって承知されているように、次に刊行された特許で、下記が論議されたGB出願2,311,524に、中間体(II)から得られるIopamidolは、受け入れられ得る純度の品質を有しながら、不純物Iの代わりに他の不純物を有する。
【0017】
医師、および医薬の市場取引の認可を与える当局は、患者に対しての、包含する副作用または毒性効果のリスクを最小限にするために、非常に低い不純物のレベルを規定している。
【0018】
ヨウ化された造影剤に関するかぎり、このような規定は、投与される生成物の、他の薬剤よりはなはだ多い全量による。例として、造影剤の注射量は、150gを越える量に達することもある。
【0019】
事実、Iopamidolは、最近になって、その薬局方の規定の変更(イタリア薬局方IX、3版、1994;米国薬局方XXIII、5版、1996.11.15)を受け、それは現在、不純物の含有量が、最大0.25%になっている。
【0020】
最近刊行されたGB出願2,311,524(優先権1996.3.29)には、このような純度特性のIopamidolを得るための、代わりの取組み方を開示している。
【0021】
GB2,311,524には、Iopamidolの最終純度に反映する、得られる化合物(II)のより高い純度を求めて、反応溶媒としてN−メチルピロリドンを用いる、塩基の存在下、好ましくはセリノール、トリブチルアミン、トリエチルアミンまたは無機炭酸塩の存在下における、化合物(I)の製造を記載している。
【0022】
好ましい方法は、N−メチルピロリドン中の、あらかじめ精製したトリエチルアミンまたは炭酸ナトリウムの存在下における、化合物(III)のセリノールとの反応を含む。得られた粗生成物を、続いてイオン交換樹脂の組合せ(GB2,287,024に記載されているように、強カチオン性、弱アニオン性、強アニオン性、弱アニオン性)による処理で、改正された薬局方の規定によって公示された純度をもつ最終化合物Iopamidolが得られる。
【0023】
したがって、先行技術の検討から、下記を推進することの緊急性は、明らかである。
【0024】
−DMACの存在を避け、それによってまたIopamidol中に存在する不純物の全体像を改良しつつ、工業的方法を実施すること。
【0025】
−反応溶媒を容易に除去すること。N−メチルピロリドンは、事実、DMACと同じ種類の双極性非プロトン溶媒に属し、同様の高い沸点を有し、それゆえ、完全に除去することは難しい。
【0026】
本発明者らは、予期しなかったことに、薬局方の規定を満たすIopamidolが、下記を含む方法によって製造できることを見出した。
−化合物(II)を製造する新規な方法;
−得られた化合物(II)を、塩基性加水分解および複雑なクロマトグラフ的処理を含まない、Iopamidolへの容易な転換。
【0027】
それゆえ、本発明の目的は、化合物(III)を、低級アルコールおよびアルキルセロソルブ類の種類であるグリコールモノアルキルエーテル類、ならびに環状、直鎖状または分岐状アルキルエーテル類から選ばれる溶媒中で、油状セリノールと反応させる、化合物(II)の形成を含む、化合物(I)の製造である。
【0028】
「低級アルコール」とは、直鎖状または分岐状のC2〜C5アルコール、特に第二級アルコールを意味する。特に好ましいものは、t−ブタノールおよびs−ブタノールである。
【0029】
グリコール類は、好ましくはC3〜C7を含み、エトキシエタノールおよびメトキシエタノールが特に好ましい。
【0030】
環状、直鎖状または分岐状のアルキルエーテル類は、C4〜C10であり、それらは、好ましくはジオキサン、ジグリムおよびメチルt−ブチルエーテルからなる群より選ばれる。
【0031】
本発明者らは、予期しなかったことに、塩基、特に先行技術のようにトリブチルアミンを添加せずに、そしてアルコール性またはエーテル溶媒中で実施された反応が、DMACの存在に関しての上記の問題を効果的に克服することを可能にし、同時に、純度特性が現在の薬局方の規定に合致するか、それ以上でさえある最終生成物を提供することを見出した。
【0032】
すでにGB特許出願2,311,524について論じたように(WO9214539における記述と同様に)、反応が、塩基の使用なしに、反応自体の間に形成される塩酸の受容体として働く、4当量を越えるセリノールを使用して実施できることは、先行技術にすでに知られている。しかしながら、該反応は、DMAC中で実施され、したがって前述のような問題を包含している。
【0033】
GB2,311,524自身は、塩基として、過剰量のセリノールを使用する可能性をもくろんだ(実施例1参照、セリノール/化合物(II)のモル比=4.36:1)ものであるが、溶媒は、いずれにしてもN−メチルピロリドンであって、すべての記載された実施例で、反応は、工業的に再現するのが容易ではない条件である窒素雰囲気下で実施され、続くIopamidolへの加水分解は、異なるイオン交換樹脂のカラムを通す、面倒な工程を含んでいる。
【0034】
本発明者らは、予期しなかったことに、セリノールを、化合物(III)に対するモル比が6〜25の範囲、好ましくは8〜15の範囲で添加するときに、続く化合物(II)のIopamidolへの加水分解で、塩基の添加がもはや必要でないことを見出した。
【0035】
反応温度は、−10℃〜100℃、好ましくは48〜85℃の範囲であることができ、この最後の範囲で、反応時間は、予期しなかったことに、1〜6時間に短縮された。
【0036】
セリノールと化合物(III)の間の反応の終点は、HPLC分析によって確認し、溶媒を、乾燥するまで、10〜20mbarの圧力下に、40〜100℃で留去し、そのようにして反応を完結させる。その後、酢酸基を、水の添加によって、好ましくは、過剰のセリノールの存在によりすでに塩基性の溶液になっている化合物(III)1モル当たり2〜4kgの量の水によって、加水分解する。
【0037】
ついで、溶液を50〜70℃、好ましくは55〜65℃にし、その温度に4〜8時間、好ましくは5〜7時間保つ。最後に、HClの添加によって、溶液を中和する。
【0038】
本発明の方法による操作によって、最終反応混合物は、化合物(I)のほかに、セリノール、セリノール塩化水素塩およびセリノール酢酸塩のみを含有する。
【0039】
この方法によって、存在するカチオンはセリノールのみであり、それゆえ、Iopamidolの精製と同様に、脱塩工程が改良される。
【0040】
最終溶液において、先行技術においては逆に常に存在している双極性非プロトン溶媒が存在しないことは、予備脱塩およびDMACの除去(WO9214539を参照)のためのナノろ過装置、またはN−メチルピロリドンのための前述のカラムの組合せ(GB2,311,524を参照)のような、より高価な工業的装置の使用なしに、化合物(I)の精製を実施することを可能にする。
【0041】
本発明の方法は、マクロ多孔性で高度に架橋したスチレン樹脂、好ましくはAmberlite(登録商標)XAD 1600、1600 Tおよび16(Rohm & Haas)、または他の製造業者によって市販されている同等品からなる群より選ばれる固体相を含む通常のカラムで、クロマトグラフィー的に精製することを包含する。
【0042】
溶離は、水とともに実施し、UV分析によって化合物の消失が確認されるまで、洗浄する。
【0043】
水相を濃縮した後、酸型に再生されたスルホン酸タイプの強カチオン性樹脂、およびOH-型に再生された第二級アミン型の弱アニオン性樹脂の組合せ(直列または混合床で)の手段によって、脱塩を遂行する。
【0044】
好ましいカチオン性樹脂は、Dowex C 350、Amberjet 1200、amberlite 1200からなる群より選ばれる。好ましいアニオン性樹脂は、Relite MG 1である。
【0045】
脱塩された溶液を濃縮し、すでに文献(GB1,472,050、GB2,708,601、US5,689,002、WO97/02235およびEP747344)に知られている適切な溶媒から、結晶化によって精製する。
【0046】
セリノールを、単に、上記のカチオン性樹脂から、4%アンモニア溶液とともに置き換えることによって回収する。アンモニア溶離液を、真空下に濃縮して水を除き、ついでイタリア特許出願MI96A002546に記載された手順に従って結晶化する。
【0047】
回収された生成物は、本発明の方法(実験の部を参照)に用いられるような品質を有する。
【0048】
本発明の方法によって得られるIopamidolは、薬局方(前記を参照)に記載されているように、HPLC分析によって0.25%を越えない不純物含有量を有する。先の化合物(III)の製造工程からのDMACや、他の残留溶媒(他の合成工程からの)は検出されず、反応溶媒の痕跡は、医薬中の残留溶媒の存在に関して、ICH(調和に関する国際会議、International Conference on Harmonization)によって確立された規定より高くない量で存在している。
【0049】
DMACや、他の双極性非プロトン溶媒が存在しないことは、双極性非プロトン溶媒が溶媒を保持することがないので、先行技術と比較して、結晶化溶媒の存在を約1/3に減少させる。
【0050】
そのうえ、セリノールを塩基として用いることは、不純物Iの除去に加えて、式(IV):
【0051】
【化4】
Figure 0004390389
【0052】
のS−N,N′−ビス〔2−ヒドロキシ−1−(ヒドロキシメチル)エチル〕−5−アミノ−2,4,6−トリヨード−1,3−ベンゼンジカルボキシアミドの形成の危険性もまた減少させる。それには遊離アミノ基が存在し、したがってそのような化合物は、有害な芳香族アミンの分類に属し、そして、いったんそれが形勢されると、化合物(I)から分離することは、非常に困難である。本発明の方法におけるこの副生物の減少は、乳酸によるアミドの5−位の追加の加水分解反応において、セリノールのより低い塩基性によるものであろう。
【0053】
以下の実施例は、本発明の方法を実施する最良の実験条件を説明する。
【0054】
実験の部
実施例1 化合物(II)の形成反応にs−ブタノールを用いるIopamidolの製造
化合物(III)(US5,672,735によって製造された)127.5g(0.179mol)を、機械的攪拌のもとに、反応器中のs−ブタノール593gに分散させた。混合物を、温度55℃に加熱し、セリノール136g(1.49mol)を添加し、この温度に3時間保った。上記の時間の後、減圧で溶媒を留去した。水400gを添加し、55℃に6時間加熱して、けん化を完成させた。34%HClによる中和の後、水溶液を、XAD 1600(500ml)上で、生成物が消失するまで水で溶離した。溶離液を、体積約1Lまで濃縮し、ついで溶液をカチオン性樹脂(Dowex C350、1.2L、H+型に再生された)上およびアニオン性樹脂(Relite MG 1、1L、OH-型に再生された)上で溶離した。
【0055】
最後に、真空下に水を留去し、残留物をs−ブタノールから結晶化して、目的生成物128g(0.16mol)を得た。
収率:92%
HPLC純度:99.88%(面積%)
HPLCの方法:US薬局方 XXIII、5版、15/11/1996参照
残存溶媒:s−ブタノール0.009%
GCの方法:US薬局方 XXIII、「有機揮発性不純物」の章、Method IV (head space)参照
【0056】
実施例2 化合物(II)の形成反応にt−ブタノールを用いるIopamidolの製造
化合物(III)127.5g(0.179mol)を、機械的攪拌のもとに、反応器中のt−ブタノール593gに分散させた。混合物を、温度20℃に加熱し、セリノール136g(1.49mol)を添加し、この温度に4時間保った。上記の時間の後、減圧で溶媒を留去した。水400gを添加し、55℃に6時間加熱して、けん化を完成させた。34%HClによる中和の後、水溶液を、XAD 1600(500ml)上で、生成物が消失するまで水で溶離した。溶離液を、体積約1Lまで濃縮し、ついで溶液をカチオン性樹脂(Dowex C350、1.2L、H+型に再生された)上およびアニオン性樹脂(Relite MG 1、1L、OH-型に再生された)上で溶離した。
【0057】
最後に、真空下に水を留去し、残留物をs−ブタノールから結晶化して、目的生成物104g(0.13mol)を得た。
収率:75%
HPLC純度:99.75%(面積%)
残存溶媒:t−ブタノール0.01%
【0058】
実施例3 化合物(II)の形成反応にイソプロパノールを用いるIopamidolの製造
化合物(III)127.5g(0.179mol)を、機械的攪拌のもとに、反応器中のイソプロパノール593gに分散させた。混合物を、温度50℃に加熱し、セリノール136g(1.49mol)を添加し、この温度に4時間保った。上記の時間の後、減圧で溶媒を留去した。水400gを添加し、55℃に6時間加熱して、けん化を完成させた。34%HClによる中和の後、水溶液を、XAD 1600(500ml)上で、生成物が消失するまで水で溶離した。溶離液を、体積約1Lまで濃縮し、ついで溶液をカチオン性樹脂(Dowex C350、1.2L、H+型に再生された)上およびアニオン性樹脂(Relite MG 1、1L、OH-型に再生された)上で溶離した。
【0059】
最後に、真空下に水を留去し、残留物をs−ブタノールから結晶化して、目的生成物122.4g(0.157mol)を得た。
収率:88%
HPLC純度:99.82%(面積%)
残存溶媒:イソプロパノール0.009%
【0060】
実施例4 化合物(II)の形成反応にジオキサンを用いるIopamidolの製造
化合物(III)127.5g(0.179mol)を、機械的攪拌のもとに、反応器中のジオキサン593gに分散させた。混合物を、温度30℃に加熱し、セリノール136g(1.49mol)を添加し、この温度に5時間保った。上記の時間の後、減圧で溶媒を留去した。水400gを添加し、55℃に6時間加熱して、けん化を完成させた。34%HClによる中和の後、水溶液を、XAD 1600(500ml)上で、生成物が消失するまで水で溶離した。溶離液を、体積約1Lまで濃縮し、ついで溶液をカチオン性樹脂(Dowex C350、1.2L、H+型に再生された)上およびアニオン性樹脂(Relite MG 1、1L、OH-型に再生された)上で溶離した。
【0061】
最後に、真空下に水を留去し、残留物をs−ブタノールから結晶化して、目的生成物97.4g(0.125mol)を得た。
収率:70%
HPLC純度:99.77%(面積%)
残存溶媒:ジオキサン0.01%
【0062】
実施例5 化合物(II)の形成反応にメチルt−ブチルエーテルを用いるIopamidolの製造
化合物(III)127.5g(0.179mol)を、機械的攪拌のもとに、反応器中のメチルt−ブチルエーテル593gに分散させた。混合物を、温度30℃に加熱し、セリノール136g(1.49mol)を添加し、この温度に5時間保った。上記の時間の後、減圧で溶媒を留去した。水400gを添加し、55℃に6時間加熱して、けん化を完成させた。34%HClによる中和の後、水溶液を、XAD 1600(500ml)上で、生成物が消失するまで水で溶離した。溶離液を、体積約1Lまで濃縮し、ついで溶液をカチオン性樹脂(Dowex C350、1.2L、H+型に再生された)上およびアニオン性樹脂(Relite MG 1、1L、OH-型に再生された)上で溶離した。
【0063】
最後に、真空下に水を留去し、残留物をs−ブタノールから結晶化して、目的生成物116.8g(0.15mol)を得た。
収率:84%
HPLC純度:99.78%(面積%)
残存溶媒:メチルt−ブチルエーテル0.01%
【0064】
実施例6 化合物(II)の形成反応に2−メトキシエタノールを用いるIopamidolの製造
化合物(III)38.8g(0.054mol)を、機械的攪拌のもとに、反応器中の2−メトキシエタノール180gに分散させた。混合物を、温度55℃に加熱し、セリノール41.4g(0.45mol)を添加し、この温度に3時間保った。上記の時間の後、減圧で溶媒を留去した。水120gを添加し、55℃に6時間加熱して、けん化を完成させた。34%HClによる中和の後、水溶液を、XAD 1600(150ml)上で、生成物が消失するまで水で溶離した。溶離液を、体積約1Lまで濃縮し、ついで溶液をカチオン性樹脂(Dowex C350、0.4L、H+型に再生された)上およびアニオン性樹脂(Relite MG 1、0.33L、OH-型に再生された)上で溶離した。
【0065】
最後に、真空下に水を留去し、残留物を2−メトキシエタノールから結晶化して、目的生成物37.3g(0.048mol)を得た。
収率:89%
HPLC純度:99.8%(面積%)
残存溶媒:2−メトキシエタノール0.0045%
【0066】
実施例7 化合物(II)の形成反応に2−エトキシエタノールを用いるIopamidolの製造
化合物(III)38.8g(0.054mol)を、機械的攪拌のもとに、反応器中の2−エトキシエタノール180gに分散させた。混合物を、温度55℃に加熱し、セリノール41.4g(0.45mol)を添加し、この温度に3時間保った。上記の時間の後、減圧で溶媒を留去した。水120gを添加し、55℃に6時間加熱して、けん化を完成させた。34%HClによる中和の後、水溶液を、XAD 1600(150ml)上で、生成物が消失するまで水で溶離した。溶離液を、体積約0.5Lまで濃縮し、ついで溶液をカチオン性樹脂(Dowex C350、0.4L、H+型に再生された)上およびアニオン性樹脂(Relite MG 1、0.33L、OH-型に再生された)上で溶離した。
【0067】
最後に、真空下に水を留去し、残留物を2−メトキシエタノールから結晶化して、目的生成物38.2g(0.049mol)を得た。
収率:91%
HPLC純度:99.83%(面積%)
残存溶媒:2−エトキシエタノール0.009%
【0068】
実施例8 実施例1で用いたセリノールの回収
実施例1に記載したようにして得られた生成物の溶液を、樹脂(Dowex C350、1.2L、H+型に再生された)上で溶離した後、セリノールをアンモニア4重量%溶液750gで置き換え、続いて脱イオン水で、pHが中性になるまで洗浄した。得られた溶液を、1.6kPa{12Torr}において、50〜60℃の温度で、残留物が約5〜10%の残存水を含有するまで濃縮して、アンモニアを除去した。乾燥2−ブタノールを加え、5℃に3時間冷却した。
【0069】
ついで混合物をろ過し、窒素気流下に、30℃で乾燥して、良品質のセリノール85gを得て(GC純度:99.9%、F. Uggeriら,Journal of Chromatography, 432, 1988に記載の方法による)、Iopamidolの合成に再循環することができた。

Claims (12)

  1. 下記の工程:
    a)S−(−)−5−〔〔2−(アセチルオキシ)−1−オキソプロピル〕アミノ〕−2,4,6−トリヨード−1,3−ベンゼンジカルボン酸ジクロリド(III)と2−アミノ1,3−プロパンジオールから出発して、C2〜C5アルコール類、グリコールモノアルキルエーテル類、および環状、直鎖状または分岐状のアルキルエーテル類からなる群より選ばれる溶媒中で、S−N,N′−ビス〔2−ヒドロキシ−1−(ヒドロキシメチル)エチル〕−5−〔〔2−(アセチルオキシ)−1−オキソプロピル〕アミノ〕−2,4,6−トリヨード−1,3−ベンゼンジカルボキシアミド(II)の形成;および
    b)水を添加して、溶液温度を50〜70℃の範囲に4〜8時間保つことによる、化合物(II)のアセチル基の加水分解
    を含む、S−N,N′−ビス〔2−ヒドロキシ−1−(ヒドロキシメチル)エチル〕−5−〔(2−ヒドロキシ−1−オキソプロピル)アミノ〕−2,4,6−トリヨード−1,3−ベンゼンジカルボキシアミド(I)を製造する方法において、
    2−アミノ1,3−プロパンジオールのS−(−)−5−〔〔2−(アセチルオキシ)−1−オキソプロピル〕アミノ〕−2,4,6−トリヨード−1,3−ベンゼンジカルボン酸ジクロリドに対するモル比が、6〜25の範囲であり、工程b)の反応混合物に、さらなる塩基を添加しないことを特徴とする方法。
  2. 2−アミノ1,3−プロパンジオールのS−(−)−5−〔〔2−(アセチルオキシ)−1−オキソプロピル〕アミノ〕−2,4,6−トリヨード−1,3−ベンゼンジカルボン酸ジクロリドに対するモル比が、8〜15の範囲である、請求項1記載の方法。
  3. 溶媒が、直鎖状または分岐状のC2〜C5アルコールである、請求項1または2記載の方法。
  4. 溶媒が、C2〜C5第二級アルコールからなる群より選ばれる、請求項3記載の方法。
  5. 溶媒が、イソプロパノール、s−ブタノールおよびt−ブタノールからなる群より選ばれる、請求項2記載の方法。
  6. 溶媒が、C3〜C7のグリコールモノアルキルエーテルである、請求項1または2記載の方法。
  7. 溶媒が、2−メトキシエタノールおよび2−エトキシエタノールからなる群より選ばれる、請求項6記載の方法。
  8. 溶媒が、C4〜C10の環状、直鎖状または分岐状のアルキルエーテルである、請求項1または2記載の方法。
  9. 溶媒が、ジオキサン、ジグリムまたはメチルt−ブチルエーテルから選ばれる、請求項1または2記載の方法。
  10. 化合物(II)を製造する反応温度が、48〜85℃の範囲であり、反応時間が、2〜6時間の範囲である、請求項1〜9のいずれか1項記載の方法。
  11. さらに、(b)から得られた溶液を、HClの添加により中和し、続いて濃縮して、マクロ多孔性で高度に架橋したスチレン樹脂上で、次に酸型に再生したスルホン酸型の強カチオン性樹脂上で、そしてOH-型に再生した第二級アミン型の弱アニオン性樹脂上で、溶離により精製することを含む、請求項1〜10のいずれか1項記載の方法。
  12. 工程(b)の加水分解を、55〜65℃の温度および5〜7時間で実施する、請求項1〜11のいずれか1項記載の方法。
JP2000548298A 1998-05-08 1999-04-26 S−n,n′−ビス〔2−ヒドロキシ−1−(ヒドロキシメチル)エチル〕−5−〔(2−ヒドロキシ−1−オキソプロピル)アミノ〕−2,4,6−トリヨード−1,3−ベンゼンジカルボキシアミドを製造する方法 Expired - Lifetime JP4390389B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
IT98A001005 1998-05-08
IT98MI001005A IT1299202B1 (it) 1998-05-08 1998-05-08 Processo per la preparazione della s-n,n'-bis (2-idrossi-1- (idrossimetil)etil) -5-((2-idrossi-1-ossopropil)ammino)-2,4,6-triiodo
PCT/EP1999/002804 WO1999058494A2 (en) 1998-05-08 1999-04-26 Process for the preparation of s- n,n'- bis[2- hydroxy-1- (hydroxymethyl) ethyl]-5- [(2- hydroxy-1- oxopropyl)- amino]- 2,4,6- triiodo- 1,3- benzenedicarboxamide

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2002517381A JP2002517381A (ja) 2002-06-18
JP2002517381A5 JP2002517381A5 (ja) 2006-06-15
JP4390389B2 true JP4390389B2 (ja) 2009-12-24

Family

ID=11379983

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000548298A Expired - Lifetime JP4390389B2 (ja) 1998-05-08 1999-04-26 S−n,n′−ビス〔2−ヒドロキシ−1−(ヒドロキシメチル)エチル〕−5−〔(2−ヒドロキシ−1−オキソプロピル)アミノ〕−2,4,6−トリヨード−1,3−ベンゼンジカルボキシアミドを製造する方法

Country Status (15)

Country Link
EP (1) EP1075462B1 (ja)
JP (1) JP4390389B2 (ja)
KR (1) KR100612480B1 (ja)
CN (1) CN100336800C (ja)
AT (1) ATE243676T1 (ja)
AU (1) AU749785B2 (ja)
CA (1) CA2331660C (ja)
CZ (1) CZ293801B6 (ja)
DE (1) DE69909078T2 (ja)
DK (1) DK1075462T3 (ja)
ES (1) ES2201719T3 (ja)
IT (1) IT1299202B1 (ja)
NO (1) NO326203B1 (ja)
PT (1) PT1075462E (ja)
WO (1) WO1999058494A2 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8624061B2 (en) 2008-11-18 2014-01-07 Bracco Imaging S.P.A. Process for the preparation of iodinated contrast agent
EP2230227A1 (en) 2009-03-20 2010-09-22 Bracco Imaging S.p.A Process for the preparation of triiodinated carboxylic aromatic derivatives
EP2931696B1 (en) 2012-12-11 2018-08-22 Bracco Imaging S.p.A Continuous process for the preparation of (s)-2-acetyloxypropionic acid
LT3066071T (lt) 2013-11-05 2018-09-10 Bracco Imaging S.P.A. Jopamidolio gamybos būdas
CA2949433C (en) 2014-06-10 2022-05-03 Bracco Imaging Spa Method for the preparation of (s)-2-acetyloxypropionic acid and derivatives thereof
CN105272899B (zh) * 2015-11-17 2017-09-22 浙江海洲制药有限公司 一种化合物及其用于合成碘帕醇杂质d、杂质f、杂质g和杂质j的方法
WO2018104228A1 (en) 2016-12-05 2018-06-14 Bracco Imaging Spa Mechanochemical synthesis of radiographic agents intermediates
CN110687226B (zh) * 2019-10-18 2022-10-25 上海明捷医药科技有限公司 一种测定碘帕醇中2-氯丙酸含量的方法
WO2023117667A1 (en) 2021-12-20 2023-06-29 Bracco Imaging Spa Process for the preparation of 2,4,6-triiodoisophthalic bisamides

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CH608189A5 (ja) * 1974-12-13 1978-12-29 Savac Ag
DE2628517C2 (de) * 1976-06-23 1985-02-21 Schering AG, 1000 Berlin und 4709 Bergkamen Dicarbonsäure-bis(3,5-dicarbamoyl-2,4,6-trijodanilid)-Verbindungen, Verfahren zu ihrer Herstellung und Röntgenkontrastmittel
DE2928417A1 (de) * 1979-07-12 1981-01-29 Schering Ag Trijodierte basen
IT1256163B (it) * 1992-10-27 1995-11-29 Zambon Spa Processo per la preparazione di un intermedio della sintesi organica
IT1283319B1 (it) * 1996-03-29 1998-04-16 Zambon Spa Processo per la preparazione di un intermedio utile nella sintesi di mezzi di contrasto iodurati
IT1288114B1 (it) * 1996-06-13 1998-09-10 Fructamine Spa Processo per la purificazione di un intermedio

Also Published As

Publication number Publication date
CA2331660A1 (en) 1999-11-18
PT1075462E (pt) 2003-10-31
WO1999058494A2 (en) 1999-11-18
AU749785B2 (en) 2002-07-04
JP2002517381A (ja) 2002-06-18
CN1302288A (zh) 2001-07-04
CA2331660C (en) 2008-07-08
IT1299202B1 (it) 2000-02-29
CZ20004124A3 (cs) 2002-03-13
NO20005616L (no) 2000-11-07
CN100336800C (zh) 2007-09-12
AU4135699A (en) 1999-11-29
DE69909078D1 (de) 2003-07-31
ATE243676T1 (de) 2003-07-15
ITMI981005A1 (it) 1999-11-08
KR100612480B1 (ko) 2006-08-16
DE69909078T2 (de) 2003-12-18
CZ293801B6 (cs) 2004-08-18
NO326203B1 (no) 2008-10-20
EP1075462A2 (en) 2001-02-14
WO1999058494A3 (en) 2000-01-20
DK1075462T3 (da) 2003-10-13
NO20005616D0 (no) 2000-11-07
ES2201719T3 (es) 2004-03-16
EP1075462B1 (en) 2003-06-25
KR20010071221A (ko) 2001-07-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4390389B2 (ja) S−n,n′−ビス〔2−ヒドロキシ−1−(ヒドロキシメチル)エチル〕−5−〔(2−ヒドロキシ−1−オキソプロピル)アミノ〕−2,4,6−トリヨード−1,3−ベンゼンジカルボキシアミドを製造する方法
JP5536087B2 (ja) ヨウ化造影剤の製造方法
JP4219409B2 (ja) 5―アミノ―2,4,6―トリヨード―1,3―ベンゼンジカルボン酸誘導体を製造する方法
JP4035198B2 (ja) ヨウ素化造影剤の合成に有用な中間体の製造方法
JP4536925B2 (ja) S−n,n′−ビス〔2−ヒドロキシ−1−(ヒドロキシメチル)エチル〕−5−〔(2−ヒドロキシ−1−オキソプロピル)アミノ〕−2,4,6−トリヨード−1,3−ベンゼンジカルボキサミドの製造方法
EP2450343A1 (en) Method for producing threo-3-(3,4-dihydroxyphenyl)-l-serine
RU2481325C2 (ru) Способ селективной кристаллизации z-изомера иопромида
EP0973723B1 (en) A process for the preparation of an aminoalcohol
JP4190288B2 (ja) (1rs,2rs)−2−[(ジメチルアミノ)メチル]−1−(3−メトキシフェニル)シクロヘキサノールを単離および精製する方法
US6262303B1 (en) Process for the preparation of S-N,N′-bis[2-hydroxy-1-(hydroxymethyl)ethyl]-5-[(2-hydroxy-1-oxopropyl)-amino]-2,4,6-triiodo-1,3-benzenedicarboxamide
EP0883597B1 (en) Process for the purification of an aminoalcohol
WO2001058848A1 (en) A process for the purification of 3-amino-1,2-propanediol and 2-amino-1,3-propanediol

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060425

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060425

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090217

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20090514

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20090521

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20090616

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20090623

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20090716

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20090724

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090814

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090908

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091006

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121016

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131016

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term