JP4035198B2 - ヨウ素化造影剤の合成に有用な中間体の製造方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ヨウ素化造影剤の合成に有用な中間体の製造方法に関し、より詳細には、(S)−N,N’−ビス[2−ヒドロキシ−1−(ヒドロキシメチル)エチル]−5−(2−アセトキシプロピオニルアミノ)−2,4,6−トリヨードイソフタルアミド(以下、化合物Aと示す場合がある)の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
化合物Aは、英国特許第1,472,050号(Savac AG)に記載されており、国際一般的名称イオパミドールとして良く知られている非イオン性X線造影剤、(S)−N,N’−ビス[2−ヒドロキシ−(1−ヒドロキシ−1−(ヒドロキシメチル)エチル]−5−(2−ヒドロキシプロピオニルアミノ)−2,4,6−トリヨードイソフタルアミドの合成中間体である。
【0003】
本発明者らの知る限り、化合物Aの工業的合成は未だに英国特許第1,472,050号に記載されている合成方法に従っており、とりわけ次の各工程を含むものである。
1. 5−アミノイソフタル酸のヨウ素化による5−アミノ−2,4,6−トリヨードイソフタル酸の製造する工程;
2. 5−アミノ−2,4,6−トリヨードイソフタロイル・ジクロリドの製造する工程;
3. 5−アミノ−2,4,6−トリヨードイソフタロイル・ジクロリドをL−2−アセトキシプロピオニル・クロリドと反応させ、L−5−(2−アセトキシプロピオニルアミノ)−2,4,6−トリヨードイソフタロイル・ジクロリド(化合物B)を得る工程;
4. ジメチルアセトアミド中、塩基の存在下で、化合物Bを2−アミノー1,3−プロパンジオール(セリノール)と反応させ、化合物Aを得る工程。
【0004】
別の合成経路として、例えば工程3と4とを逆にしたもの、すなわち、まず5−アミノ−2,4,6−トリヨードイソフタロイル・ジクロリドをセリノールと反応させ、次いで、得られたN,N’−ビス[2−ヒドロキシ−1−(ヒドロキシメチル)エチル]−5−アミノ−2,4,6−トリヨードイソフタルアミドをL−2−アセトキシプロピオニル・クロリドと反応させて、化合物Aを得る方法も記載されている。しかしながら、本発明者らの知る限り、これらの方法は工業的には利用されなかった。
【0005】
工程4の反応は、上記英国特許の実施例1aに記載されている。
このような反応は、セリノールのジメチルアセトアミド(DMA)溶液を、L−5−(2−アセトキシプロピオニルアミノ)−2,4,6−トリヨードイソフタロイル・ジクロリドとトリブチルアミンとのDMA溶液に加えることにより行われている。L−5−(2−アセトキシプロピオニルアミノ)−2,4,6−トリヨードイソフタロイル・ジクロリド(化合物B)、セリノール、及び塩基(トリブチルアミン)の三者の当量比は1:2.5:2である。反応は50℃で行われ、数時間後に目的化合物を収率92%で得る。
セリノールを4当量を超える量で用いて同様の反応を行うこともでき、この場合、セリノールは、トリブチルアミンの代わりに塩酸の塩基アクセプターとしても機能する(国際特許出願WO92/14539−Bracco S.p.A./Tecnofarmaci S.p.A.)。
【0006】
上記国際特許出願から明白なように、化合物Bとセリノールとの反応をDMAを溶媒として用い、トリブチルアミン等の異なる塩基の存在下あるいは非存在下で行って得られる粗生成物は、非常に純度が低いものである。なぜなら、この粗生成物は、用いた塩基(トリブチルアミンあるいはセリノール塩酸塩)に由来する相応の塩酸塩とともに反応副生成物を含有し、これらは化合物Aやイオパミドールに非常に構造が類似しているため、分離するのが困難であるからである。
通常、加水分解によって粗化合物Aから直接的に得られる粗イオパミドール中には、実質的にこれらと同じ不純物像が存在する。
【0007】
全てのヨウ素化造影剤に共通する問題であるが、イオパミドールについてもその純度の問題は非常に重要である。なぜなら、診断薬としての機能をとって考えてみても、製品は薬学的に不活性でなければならないからである。さらに、薬学上の不活性は、通常使用される用量、すなわち、数グラムに匹敵する用量でも達成されなければならない。
このような理由から、イタリア薬局方(FU IX)では、イオパミドールの不純物含量は0.25%未満と規定している。
【0008】
イオパミドールに関するモノグラフ(Pharmeuropa、Vol.6、No.4、1994年12月、第343〜345頁)に記載されている不純物は7種ある。これらの1つはN−[2−ヒドロキシ−(1−ヒドロキシメチル)エチ ル]−N’−ジメチル−5−(2−ヒドロキシプロピオニルアミノ)−2,4,6−トリヨードイソフタルアミド(以下、不純物Iと示す)として表されるものであり、これはDMAからジメチルアミンが放出されるために生成される可能性が高い。
DMAの代わりに、ジメチルアミンを放出しない他の溶媒を用いれば、不純物Iを無くすことができることは明白である。
【0009】
しかしながら、解決すべき技術上の問題は、DMAを他のものに代えて不純物Iを単に無くすることではなく、DMA以外の溶媒を用いて、少なくとも同様の収率で、不純物像が改善されかつ他の不純物が形成されないで目的化合物を得ることである。
この目的に関して、本発明者らはジメチルホルムアミド、塩化メチレン、あるいはジメトキシエタンを溶媒として用いて試みたが、すべて成功しなかった。実際、これらの反応では、目的化合物が得られなかったり、目的の化合物が得られても極端に低収率で多量の副産物との混合物としてであった。
【0010】
収率と全体的な純度に関する満足すべき結果は、本出願人によるイタリア特許出願第MI92A002451号に記載されているように、溶媒としてアセトン又は低級アルコールを用いることにより達成された。
しかしながら、許容しうる純度レベルを保持しているにもかかわらず、得られたイオパミドールは、不純物Iの代わりに他の不純物を含有するものであった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
従って、本発明の目的は、不純物Iを含有することなく高純度で化合物A及びイオパミドールを製造する方法を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
かかる実情において、本発明者らは鋭意研究を行った結果、DMAの代わりに溶媒としてN−メチルピロリドン(NMP)を用いれば、不純物Iの生成が完全になくなるとともに、他の不純物像には実質的変化はなく、従って得られる化合物A及びイオパミドールの全体としての純度が顕著に向上することを見出し、本発明を完成した。
【0013】
すなわち、本発明は、L−5−(2−アセトキシプロピオニルアミノ)−2,4,6−トリヨードイソフタロイル・ジクロリドと2−アミノー1,3−プロパンジオールとを溶媒中、塩基の存在下で反応させて、(S)−N,N’−ビス[2−ヒドロキシ−1−(ヒドロキシメチル)エチル]−5−(2−アセトキシプロピオニルアミノ)−2,4,6−トリヨードイソフタルアミドを製造する方法において、溶媒としてN−メチルピロリドンを用いることを特徴とする(S)−N,N’−ビス[2−ヒドロキシ−1−(ヒドロキシメチル)エチル]−5−(2−アセトキシプロピオニルアミノ)−2,4,6−トリヨードイソフタルアミドの製造方法を提供するものである。
【0014】
【発明の実施の形態】
N−メチルピロリドンは、工業的に通常用いられる溶媒である。
N−メチルピロリドンを用いることにより、文献記載のDMAの利用に比べ、いくつかの利点を得ることができる。まず、実際的見地からは、収率は実質的に等価で、反応は室温でも実施可能である。
N−メチルピロリドンを溶媒として使用することにより不純物Iは生成されず、同時に、化合物Aあるいはイオパミドール中に新たな不純物が形成されることも無い。このことがイオパミドール中に存在する全不純物量を大幅に減少させ、顕著な工業的利点をもたらすものである。
【0015】
本発明方法において用いられる塩基は、アミン等の有機塩基であることができる。
これらのアミンは、好ましくは化合物Bに対して過剰モル、より好ましくは化合物Bに対して2.1〜2.5モルのモル比で使用する。
使用しうるアミンとしては、DMAとの反応に関する文献に記載されているような、トリブチルアミンおよびセリノールが挙げられる他、経済的及び工業的観点からより有利な他のアミン、例えばトリエチルアミンなどが挙げられる。
塩基としてトリエチルアミンを用いる場合、塩化アシルで精製したものを用いるのがより好適である。この精製は、少量の塩化アシルを公知の方法に従って反応系に添加することより、in situで行うこともできる(OrganicSolvents、第III版、Riddick & Bunger、第825〜826頁)。
【0016】
上記の利点の他、L−5−(2−アセトキシプロピオニルアミノ)−2,4,6−トリヨードイソフタロイル・ジクロリドと2−アミノ−1,3−プロパンジオールとの反応においてN−メチルピロリドンを溶媒として用いると、塩基として、アミン以外に無機塩基を用いることも可能である。
本発明における、この特徴は、使用可能な塩基を工業的見地から見て大幅に経済的で有利なもの、例えば炭酸ナトリウム等とすることができるため、非常に重要である。
炭酸ナトリウム等の無機塩基を使用することが、公知の方法に比べて如何に大きな利点をもたらすものであるかは明白であろう。実際、有機塩基を塩酸アクセプターとして用いると、この有機塩基は粗反応物中に多量に残存し(塩酸塩の形態)、その除去が必要となる。塩基がセリノールの場合、これを粗反応物あるいはイオパミドールから不純物として除去することが必要であるばかりか、これが高価格の反応試薬であるため回収することが必要となる。
【0017】
従って、本発明方法においては、塩基としてアルカリ金属炭酸塩等の無機塩基を使用するのがより好ましい。この無機塩基としては、特に炭酸ナトリウムが好ましく、通常、L−5−(2−アセトキシプロピオニルアミノ)−2,4,6−トリヨードイソフタロイル・ジクロリドの当量よりもわずかに過剰に用いる。
炭酸ナトリウムは低価格の試薬であり、回収の必要がなく、しかも粗反応物の通常の操作中に容易に除去できるため、工業的見地から炭酸ナトリウムの使用が有利である。
【0018】
さらに、本発明方法において、無機塩基を用いた場合、不純物像が変化することがなく、前述の如くイオパミドールは溶媒としてN−メチルピロリドンを使用した場合の高純度特性を維持する。
また、本発明において、塩基として無機塩基を使用できることは、他にも驚くべき効果をもたらす。すなわち、従来のようにDMAを溶媒として用いた場合には、炭酸ナトリウムの存在下でのL−5−(2−アセトキシプロピオニルアミノ)−2,4,6−トリヨードイソフタロイル・ジクロリドとセリノールとの反応は、化合物Aと共に多量の不純物を含む許容しえない不純物像を産生するからである。
【0019】
得られた化合物Aを加水分解及び精製する操作は、例えば本出願人による英国特許第2287024号に記載の方法に従って行うことができる。
【0020】
本発明方法の好ましい態様を以下に例示する。
N−メチルピロリドン中に精製トリエチルアミンとセリノールとを溶解して得た溶液に、化合物Bを添加し、得られる混合物を室温で数時間維持する。
反応混合液を冷却し、水で希釈した後、この溶液を一連のカラム、すなわち強カチオン性樹脂、弱アニオン性樹脂、強アニオン性樹脂、及びより弱いアニオン性樹脂をそれぞれ充填した各カラムに直接通し、化合物Aを脱塩、加水分解して、粗イオパミドールから加水分解反応の副生成物を除去する。
次いでこの様にして得られた高純度のイオパミドールを、好ましくはsec−ブタノールから結晶化する。
【0021】
本発明方法のより好ましい実施態様を以下に示す。
セリノールのN−メチルピロリドン溶液に、化合物B及び炭酸ナトリウムとを添加し、得られる反応混合物を室温で数時間維持する。
水で希釈し、反応混合液を冷却した後、この溶液を酸性化し、脱気し、一連のカラム、すなわち強カチオン性樹脂、弱アニオン性樹脂、強アニオン性樹脂、及びより弱いアニオン性樹脂をそれぞれ充填した各カラムに通し、化合物Aを脱塩、加水分解して、粗イオパミドールから加水分解反応の副生成物を除去する。
次いでこの様にして得られた高純度のイオパミドールを、好ましくはsec−ブタノールから結晶化する。
【0022】
【発明の効果】
本発明によれば、不純物Iが生成することなく、化合物A及びイオパミドールを高純度でしかも工業的に有利に製造することができる。
【0023】
【実施例】
次に、実施例を挙げて本発明を説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
【0024】
実施例1
N−メチルピロリドンとセリノールを用いた化合物Aの製造:
機械式攪拌機を備えた250ml丸底フラスコに、窒素雰囲気下でN−メチルピロリドン(34g)とセリノール(12.4g;136.2ミリモル)を加えた。
この溶液を氷と水の浴で7℃に冷却し、温度を8〜12℃に維持しながらL−5−(2−アセトキシプロピオニルアミノ)−2,4,6−トリヨードイソフタロイル・ジクロリド(22.2g;31.2ミリモル)を60分間で少量ずつ加えた。
反応混合液を25℃で16時間攪拌し、8〜10℃に冷却し、温度を15℃未満に保ちながら水(68g)を約30分間かけて添加した。
この溶液をセリットで濾過し、不溶性粒状物を除去し、フィルターを水(10g)で洗浄した。
得られた溶液をIMAC HP111E(55ml)を充填したカラムに通した。
溶出液をIMAC HP661(90ml)を充填したカラムに吸着させた。
溶出液をIMAC HP551(180ml)を充填したカラムに吸着させた。
N−メチルピロリドンが全てIMAC HP551を充填したカラムの底から溶出するまで、上記3本のカラムに水を通し続けた。化合物Aからイオパミドールへの加水分解を完了させるために、35℃に維持した水を1時間、IMACHP551カラムに通した。
1時間の中断の後、通水を更に35℃で1時間、20℃で10分間継続した。
次いで、5%の酢酸を加えた(203g)。
溶出液をIMAC HP661(90ml)を詰めたカラムに通した。
酢酸を中止し、水の添加を続け、イオパミドールを含有する画分群を回収してまとめ、真空下で濃縮した(20mmHg、浴温70℃)。
残渣をsec−ブタノール(90g)から結晶化し、真空下50℃で乾燥した後、精製イオパミドール(20g)を得た。HPLC分析の結果、このイオパミドールは不純物Iを痕跡量も有しないことが判明した。
不純物合計<0.25%(HPLC)。
【0025】
実施例2
N−メチルピロリドンとトリエチルアミンを用いた化合物Aの製造:
機械式攪拌機を備えた500ml丸底フラスコに、窒素雰囲気下で精製トリエチルアミン(15.7g;155.3ミリモル)を加えた。
混合物を25℃で2時間攪拌し、N−メチルピロリドン(80g)とセリノール(14.2g;156.1ミリモル)を加えた。
溶液を氷と水の浴で7℃に冷却し、温度を8〜12℃に維持しながらL−5−(2−アセトキシプロピオニルアミノ)−2,4,6−トリヨードイソフタロイル・ジクロリド(50g;70.4ミリモル)を60分間で少量ずつ加えた。
反応混合液を25℃で16時間攪拌し、8〜10℃に冷却し、温度を15℃未満に保ちながら水(186g)を約30分間かけて添加した。
この溶液をセリットで濾過し、不溶性粒状物を除去し、フィルターを水(20g)で洗浄した。
得られた溶液をIMAC HP111E(110ml)を充填したカラムに通した。
溶出液をIMAC HP661(180ml)を充填したカラムに吸着させた。
溶出液をIMAC HP551(360ml)を充填したカラムに吸着させた。
N−メチルピロリドンが全てIMAC HP551を充填したカラムの底から溶出するまで、上記3本のカラムに水を通し続けた。化合物Aからイオパミドールへの加水分解を完了させるために、35℃に維持した水を1時間、IMACHP551カラムに通した。
1時間の中断の後、通水を更に35℃で1時間、20℃で10分間継続した。
次いで、5%の酢酸を加えた(465g)。
溶出液をIMAC HP661(180ml)を詰めたカラムに通した。
酢酸を中止し、水の添加を続け、イオパミドールを含有する画分群を回収してまとめ、真空下で濃縮した(20mmHg、浴温70℃)。
残渣をsec−ブタノール(190g)から結晶化し、真空下50℃で乾燥した後、精製イオパミドール(44.8g)を得た。HPLC分析の結果、このイオパミドールは不純物Iを痕跡量も有しないことが判明した。
不純物合計<0.25%(HPLC)。
【0026】
実施例3
N−メチルピロリドンと炭酸ナトリウムを用いた化合物Aの製造:
機械式攪拌機を備えた250ml丸底フラスコに、窒素雰囲気下でN−メチルピロリドン(40g)、セリノール(7.1g;78.1ミリモル)、及び炭酸ナトリウム(5.6g;52.8ミリモル)を加えた。
溶液を氷と水の浴で7℃に冷却し、温度を8〜12℃に維持しながらL−5−(2−アセトキシプロピオニルアミノ)−2,4,6−トリヨードイソフタロイル・ジクロリド(25g;35.2ミリモル)を60分間で少量ずつ加えた。
反応混合液を25℃で16時間攪拌し、8〜10℃に冷却し、温度を15℃未満に保ちながら水(93g)を約30分間かけて添加した。
1Nの塩酸を加えてpHを5〜5.5の値とし、溶液を減圧下(30mmHg)で30分間攪拌した。
この溶液をセリットで濾過し、不溶性粒状物を除去し、フィルターを水(10g)で洗浄した。
得られた溶液をIMAC HP111E(55ml)を充填したカラムに通した。
溶出液をIMAC HP661(90ml)を充填したカラムに吸着させた。
溶出液をIMAC HP551(180ml)を充填したカラムに吸着させた。
N−メチルピロリドンが全てIMAC HP551を充填したカラムの底から溶出するまで、上記3本のカラムに水を通し続けた。化合物Aからイオパミドールへの加水分解を完了させるために、35℃に維持した水を1時間、IMACHP551カラムに通した。
1時間の中断の後、通水を更に35℃で1時間、20℃で10分間継続した。
次いで、5%の酢酸を加えた(235g)。
溶出液をIMAC HP661(90ml)を詰めたカラムに通した。
酢酸を中止し、水の添加を続け、イオパミドールを含有する画分群を回収してまとめ、真空下で濃縮した(20mmHg、浴温70℃)。
残渣をsec−ブタノール(95g)から結晶化し、真空下50℃で乾燥した後、精製イオパミドール(22.1g)を得た。HPLC分析の結果、このイオパミドールは不純物Iを痕跡量も有しないことが判明した。
不純物合計<0.25%(HPLC)。
【0027】
実施例4
N−メチルピロリドンとトリエチルアミンを用いた化合物Aの製造:
機械式攪拌機を備えた250ml反応器に、窒素雰囲気下で精製トリエチルアミン(8.3g;82.2ミリモル)を加えた。
混合物を25℃で2時間攪拌し、N−メチルピロリドン(40g)とセリノール(7.2g;79.1ミリモル)を加えた。
水冷ジャケットで温度を25〜30℃に維持しながら、L−5−(2−アセトキシプロピオニルアミノ)−2,4,6−トリヨードイソフタロイル・ジクロリド(25g;35.2ミリモル)を60分間で少量ずつ加えた。
反応混合液を50℃で5時間攪拌し、8〜10℃に冷却し、温度を15℃未満に保ちながら水(93g)を約30分間かけて添加した。
この溶液をセリットで濾過し、不溶性粒状物を除去し、フィルターを水(10g)で洗浄した。
得られた溶液をIMAC HP111E(55ml)を充填したカラムに通した。
溶出液をIMAC HP661(90ml)を充填したカラムに吸着させた。
溶出液をIMAC HP551(180ml)を充填したカラムに吸着させた。
N−メチルピロリドンが全てIMAC HP551を充填したカラムの底から溶出するまで、上記3本のカラムに水を通し続けた。化合物Aからイオパミドールへの加水分解を完了させるために、35℃に維持した水を1時間、IMACHP551カラムに通した。
1時間の中断の後、通水を更に35℃で1時間、20℃で10分間継続した。
次いで、5%の酢酸を加えた(235g)。
溶出液をIMAC HP661(90ml)を詰めたカラムに通した。
酢酸を中止し、水の添加を続け、イオパミドールを含有する画分群を回収してまとめ、真空下で濃縮した(20mmHg、浴温70℃)。
残渣をsec−ブタノール(95g)から結晶化し、真空下50℃で乾燥した後、精製イオパミドール(22g)を得た。HPLC分析の結果、このイオパミドールは不純物Iを痕跡量も有しないことが判明した。
不純物合計<0.25%(HPLC)。
【0028】
実施例5
N−メチルピロリドンと炭酸ナトリウムを用いた化合物Aの製造:
機械式攪拌機を備えた250ml反応器に、窒素雰囲気下でN−メチルピロリドン(40g)、セリノール(7.2g;79.1ミリモル)、及び炭酸ナトリウム(5.6g;52.8ミリモル)を加えた。
水冷ジャケットで温度を25〜30℃に維持しながら、L−5−(2−アセトキシプロピオニルアミノ)−2,4,6−トリヨードイソフタロイル・ジクロリド(25g;35.2ミリモル)を60分間で少量ずつ加えた。
反応混合液を50℃で5時間攪拌し、8〜10℃に冷却し、温度を15℃未満に保ちながら水(93g)を約30分間かけて添加した。
1Nの塩酸を加えてpHを5〜5.5の値とし、溶液を減圧下(30mmHg)で30分間攪拌した。
この溶液をセリットで濾過し、不溶性粒状物を除去し、フィルターを水(10g)で洗浄した。
得られた溶液をIMAC HP111E(55ml)を充填したカラムに通した。
溶出液をIMAC HP661(90ml)を充填したカラムに吸着させた。
溶出液をIMAC HP551(180ml)を充填したカラムに吸着させた。
N−メチルピロリドンが全てIMAC HP551を充填したカラムの底から溶出するまで、上記3本のカラムに水を通し続けた。化合物Aからイオパミドールへの加水分解を完了させるために、35℃に維持した水を1時間、IMACHP551カラムに通した。
1時間の中断の後、通水を更に35℃で1時間、20℃で10分間継続した。次いで、5%の酢酸を加えた(235g)。
溶出液をIMAC HP661(90ml)を詰めたカラムに通した。
酢酸を中止し、水の添加を続け、イオパミドールを含有する画分群を回収してまとめ、真空下で濃縮した(20mmHg、浴温70℃)。
残渣をsec−ブタノール(95g)から結晶化し、真空下50℃で乾燥した後、精製イオパミドール(22.1g)を得た。HPLC分析の結果、このイオパミドールは不純物Iを痕跡量も有しないことが判明した。
不純物合計<0.25%(HPLC)。
【0029】
比較例1
ジメチルホルムアミドとセリノールを用いた化合物Aの製造:
機械式攪拌機を備えた250ml丸底フラスコに、窒素雰囲気下でジメチルホルムアミド(40g)とセリノール(14g;154ミリモル)を加えた。
溶液を氷と水の浴で7℃に冷却し、温度を8〜12℃に維持しながらL−5−(2−アセトキシプロピオニルアミノ)−2,4,6−トリヨードイソフタロイル・ジクロリド(25g;35.2ミリモル)を60分間で少量ずつ加えた。
反応混合液を25℃で16時間攪拌し、8〜10℃に冷却し、温度を15℃未満に保ちながら水(93g)を約30分間かけて添加した。
この溶液を、前記実施例1〜5と同様にして処理した。
得られた残渣をsec−ブタノールから結晶化し、真空下50℃で乾燥した後、イオパミドール(22g)を得たが、このイオパミドールは0.5%を超える量の不純物Iを含有していた(HPLC分析)。
【0030】
比較例2
ジメチルアセトアミドとトリエチルアミンを用いた化合物Aの製造:
機械式攪拌機を備えた250ml丸底フラスコに、窒素雰囲気下、25℃で精製トリエチルアミン(6.8g;67.2ミリモル)、ジメチルホルムアミド(32g)、及びセリノール(6.2g;68.1ミリモル)を加えた。
溶液を氷と水の浴で7℃に冷却し、温度を8〜12℃に維持しながらL−5−(2−アセトキシプロピオニルアミノ)−2,4,6−トリヨードイソフタロイル・ジクロリド(20g;28.1ミリモル)を60分間で少量ずつ加えた。
反応混合液を25℃で16時間攪拌し、8〜10℃に冷却し、温度を15℃未満に保ちながら水(74.4g)を約30分間かけて添加した。
この溶液を、前記実施例1〜5と同様にして処理した。
残渣をsec−ブタノールから結晶化し、真空下50℃で乾燥した後、イオパミドール(17.8g)を得たが、このイオパミドールは、HPLC分析により、0.08%を超える量の不純物Iを含有していることが判明した。

Claims (7)

  1. L−5−(2−アセトキシプロピオニルアミノ)−2,4,6−トリヨードイソフタロイル・ジクロリドと2−アミノー1,3−プロパンジオールとを溶媒中、塩基の存在下で反応させて、(S)−N,N’−ビス[2−ヒドロキシ−1−(ヒドロキシメチル)エチル]−5−(2−アセトキシプロピオニルアミノ)−2,4,6−トリヨードイソフタルアミドを製造する方法において、溶媒としてN−メチルピロリドンを用いることを特徴とする(S)−N,N’−ビス[2−ヒドロキシ−1−(ヒドロキシメチル)エチル]−5−(2−アセトキシプロピオニルアミノ)−2,4,6−トリヨードイソフタルアミドの製造方法。
  2. 塩基がアミンである請求項1記載の製造方法。
  3. アミンがトリブチルアミン、セリノール及びトリエチルアミンから選択されるものである請求項2記載の製造方法。
  4. アミンがトリエチルアミンである請求項3記載の製造方法。
  5. 塩基がアルカリ金属炭酸塩である請求項1記載の製造方法。
  6. 塩基が炭酸ナトリウムである請求項5記載の製造方法。
  7. 請求項1記載の(S)−N,N’−ビス[2−ヒドロキシ−1−(ヒドロキシメチル)エチル]−5−(2−アセトキシプロピオニルアミノ)−2,4,6−トリヨードイソフタルアミドの製造方法を包含する、(S)−N,N’−ビス[2−ヒドロキシ−1−(ヒドロキシメチル)エチル]−5−(2−ヒドロキシプロピオニルアミノ)−2,4,6−トリヨードイソフタルアミドの製造方法。
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