JP4388789B2 - 半導体装置の樹脂封止装置及び樹脂封止方法 - Google Patents
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Description
カル部のアンカーホールをプランジャーが進退動作するポットとすることで、1つのホールで樹脂注入と離型時のアンカーという2つの役割を担うことが出来、金型を小型簡略化出来る。
2 製品部キャビティ
3 カル部
4 ダミーキャビティ
5 下金型
6 ポット
7 プランジャー
8 エジェクターピン
9 吸着孔
10 インターポーザ
11 エジェクター孔
Claims (8)
- 対面する一対の金型のうち一方の金型に樹脂封止部となるキャビティを有し、前記一対の金型のうち少なくともどちらかの金型に、前記キャビティへ樹脂を注入するためのカル部と、前記キャビティから流出した樹脂の樹脂たまり部となるダミーキャビティとを備え、前記キャビティに樹脂を充填することにより半導体素子を搭載した基板の片面のみを樹脂封止するための半導体装置の樹脂封止装置であって、
前記キャビティを有しない他方の金型には、対面する前記一方の金型の前記キャビティを間にして対向する側に、前記カル部に通じるポットと前記ダミーキャビティに通じるエジェクター孔がそれぞれアンカーホールとして設けられていることを特徴とする半導体装置の樹脂封止装置。 - 請求項1記載の半導体装置の樹脂封止装置において、
該樹脂封止装置は、
離間した状態の前記一対の金型に、前記半導体素子の搭載面が前記キャビティ側に向くように前記基板をセットした後、該基板を前記一対の金型で挟持する手段と、
樹脂を前期カル部から前期キャビティと前期ダミーキャビティと前期アンカーホールとに充填する手段とが設けられ、
前記カル部に通じるポットと前記ダミーキャビティに通じるエジェクター孔としてそれぞれ設けられた前記アンカーホールは、
前記充填した樹脂を硬化した後、前記一方の金型を離型する際に、前記充填した樹脂及び前記基板が前記他方の金型に固着している状態を保つことが出来るだけのアンカー効果を有する所定の体積の樹脂が充填される開口部面積と深さを備えていることを特徴とする半導体装置の樹脂封止装置。 - 請求項1又は請求項2いずれか記載の半導体装置の樹脂封止装置において、
前記アンカーホールには、該アンカーホール内を進退動作する樹脂押し出し機構が設けられていることを特徴とする半導体装置の樹脂封止装置。 - 請求項2又は請求項3いずれか記載の半導体装置の樹脂封止装置において、
該樹脂封止装置の前記他方の金型側には、前記カル部への樹脂圧入用のプランジャーと該プランジャーが進退動作する前記カル部に通じる前記アンカーホールとなるポット、及び前記ダミーキャビティに通じる前記アンカーホールとなるエジェクター孔と、該エジェクター孔内外を進退動作するエジェクターピンとが設けられ、
前記ポット内の樹脂を前記プランジャーで圧入して前記カル部から前記キャビティ及び前記ダミーキャビティに充填する際、前記プランジャーの頭頂部を前記ポット内の所定の位置に停止させ前記ポット内に前記所定の体積の樹脂を残すとともに、前記エジェクターピンの頭頂部を前記エジェクター孔内で停止させ前記エジェクター孔内にも前記所定の体積の樹脂を充填する手段と、
前記カル部と前記キャビティと前記ダミーキャビティと前記ポットと前記エジャクター孔とに充填した樹脂を硬化させた後、前記一方の金型を離型する際に、少なくとも前記他方の金型に設けられた前記ポット内及び前記エジェクター孔内に充填した樹脂が前記ポット内及び前記エジェクター孔内に留まることにより、前記カル部と前記キャビティと前記ダミーキャビティとに充填した樹脂及び前記基板が前記他方の金型に固着している状態を保ち、前記一方の金型のみを離す手段と、
前記プランジャー及び前記エジェクターピンが、それぞれ前記ポット内及び前記エジェクター孔内に充填した樹脂を前記他方の金型から押し出す動作をすることで、該他方の金型から、前記カル部と前記ダミーキャビティと前記アンカーホールとに充填した樹脂及び前記基板を離す手段とを含むことを特徴とする半導体装置の樹脂封止装置。 - 対面する一対の金型のうち一方の金型に樹脂封止部となるキャビティを有し、前記一対の金型のうち少なくともどちらかの金型に、前記キャビティへ樹脂を注入するためのカル部と、前記キャビティから流出した樹脂の樹脂たまり部となるダミーキャビティとを備えた樹脂封止装置を用い、半導体素子を搭載した基板の片面のみを樹脂封止する半導体装置の樹脂封止方法であって、
離間した状態の前記一対の金型に、前記半導体素子の搭載面が前記キャビティ側に向くように前記基板をセットした後、該基板を前記一対の金型で挟持する工程と、
樹脂を前記カル部から前記キャビティ及び前記ダミーキャビティに充填するとともに、前記キャビティを有しない他方の金型に設けられ、対面する前記一方の金型の前記キャビティを間にして対向する側に配設された前記カル部に通じるポットと前記ダミーキャビティに通じるエジェクター孔としてそれぞれ設けられた前記アンカーホールにも所定の体積の前記樹脂を充填する工程と、
前記カル部と前記キャビティと前記ダミーキャビティと前記アンカーホールとに充填した樹脂を硬化した後、前記一方の金型を離型する際に、少なくとも前記他方の金型に設けられた前記アンカーホールに充填した樹脂が該アンカーホール内に留まることにより、前記カル部と前記キャビティと前記ダミーキャビティとに充填した樹脂及び前記基板が前記他方の金型に固着している状態を保ち、前記一方の金型のみを離す工程と、
前記他方の金型から、前記カル部と前記ダミーキャビティと前記アンカーホールとに充填した樹脂及び前記基板を離す工程とを含むことを特徴とする半導体装置の樹脂封止方法。 - 請求項5記載の半導体装置の樹脂封止方法において、
前記アンカーホールには、該アンカーホール内を進退動作する樹脂押し出し機構が設けられ、
前記樹脂押し出し機構により、前記アンカーホールに充填した樹脂を前記他方の金型から押し出すことで、該他方の金型から、前記カル部と前記ダミーキャビティと前記アンカーホールとに充填した樹脂及び前記基板を離す工程を含むことを特徴とする半導体装置の樹脂封止方法。 - 請求項5又は請求項6いずれか記載の半導体装置の樹脂封止方法において、
前記樹脂封止装置の前記他方の金型側には、前記カル部への樹脂圧入用のプランジャーと該プランジャーが進退動作する前記カル部に通じる前記アンカーホールとなるポット、及び前記ダミーキャビティに通じる前記アンカーホールとなるエジェクター孔と、該エジェクター孔内外を進退動作するエジェクターピンとが設けられ、
前記ポット内の樹脂を前記プランジャーで圧入して前記カル部から前記キャビティ及び前記ダミーキャビティに充填する際、前記プランジャーの頭頂部を前記ポット内の所定の位置に停止させ前記ポット内に前記所定の体積の樹脂を残すとともに、前記エジェクターピンの頭頂部を前記エジェクター孔内で停止させ前記エジェクター孔内にも前記所定の体積の樹脂を充填する工程と、
前記カル部と前記キャビティと前記ダミーキャビティと前記アンカーホールとに充填した樹脂を硬化させた後、前記一方の金型を離型する際に、少なくとも前記他方の金型に設けられた前記ポット内及び前記エジェクター孔内に充填した樹脂が前記ポット内及び前記エジェクター孔内に留まることにより、前記カル部と前記キャビティと前記ダミーキャビティとに充填した樹脂及び前記基板が前記他方の金型に固着している状態を保ち、前記一方の金型のみを離す工程と、
前記プランジャー及びエジェクターピンの動作により、前記ポット内及び前記エジェクター孔内に充填した樹脂を前記他方の金型から押し出すことで、該他方の金型から、前記カル部と前記ダミーキャビティと前記アンカーホールとに充填した樹脂及び前記基板を離す工程とを含むことを特徴とする半導体装置の樹脂封止方法。 - 請求項5乃至請求項7のいずれか一項に記載の半導体装置の樹脂封止方法において、
樹脂封止する前記基板は、複数の半導体装置を形成する集合基板であり、1つの前記キャビティで前記集合基板上の前記複数の半導体装置を一括封止することを特徴とする半導体装置の樹脂封止方法。
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