JP4451338B2 - 樹脂封止金型、それを用いた樹脂封止装置、および、樹脂封止方法 - Google Patents
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Description
特に、高密度に集積された複数の半導体チップ、あるいは、電気・電子部品を一括で樹脂封止するMAP工法に用いる樹脂封止金型、それを用いた樹脂封止装置、樹脂封止方法に関する。
また、本発明によれば、第2金型の対向辺の対向面のうち、その内側縁部だけを研削すれば、サブエアーベントを形成できるので、加工しやすい。
さらに、本発明によれば、第2金型によって基板を押さえる受圧面積を左右均等にしてあるので、理想的な型締めが可能となり、溶融樹脂を充填した場合の樹脂漏れをより確実に防止できるという効果がある。
本実施形態によれば、サブエアーベントとメインエアーベントとが同一深さであるので、通気障害がなく、通気性が向上するとともに、天井面が面一となるので、同一の研磨加工で形成でき、加工精度が向上する。
一般に、同一外形を有する基板であっても、搭載する半導体チップの個数が異なる場合には、基板の種類を自動的に識別すべく、異なる位置に位置決め孔を設けることがある。そして、前記基板の位置決め孔がメインエアーベントと重なり合った場合には、前記位置決め孔から溶融樹脂が漏れるおそれがあるので、第2金型全体を交換する必要を生じる場合がある。しかし、本実施形態によれば、第2金型を部分的に分割して交換できるので、第2金型全体を交換する必要がなく、コストダウンできる。
本実施形態によれば、型締め圧力が負荷されても、金型が撓みにくく、高い精度で基板を挟持でき、成形性が良い。特に、巾寸法が小さいので、万一、微量の溶融樹脂がサブエアーベントに滲み出して固化しても、目立たず、成形品の外観は美麗である。
本実施形態によれば、ゲートから流入した溶融樹脂がサブゲートを介してキャビティに一様に流入する。このため、基板に実装した半導体チップの配列が変わっても、溶融樹脂の流れがより一層良くなり、ボイド等の発生を防止できる。
図1および図2に示すように、本実施形態にかかる樹脂封止装置100は、上固定プラテン101と下固定プラテン102とが4隅に配置した4本のタイバー103(支柱)を介して相互に連結されている。そして、前記上固定プラテン101と下固定プラテン102との間を、前記タイバー103を介して可動プラテン104が上下動可能に配置されている。
また、サブ,メインエアーベント208,209の深さは必ずしも同一である必要はなく、メインエアーベント209による内部空気の排出を容易にするため、サブエアーベント208をメインエアーベント209よりも深くしてもよい。
まず、手作業あるいは図示しないローダーユニットで型開きした上金型200および下金型300の間に基板122を挿入し、下キャビティブロック303の所定の位置に前記基板122を位置決めするとともに、センターブロック302のポット304内に樹脂材料120を挿入する。
すなわち、半導体チップ123の種類に応じて基板122の位置決め孔124の位置が変わり、前記メインエアーベント209と前記位置決め孔124とが重なり合うことにより、溶融樹脂が漏れるおそれがある。しかし、上キャビティブロック203の一部をM−M線に沿って部分的に切り離し、メインエアーベント209を含むパーツだけを交換すれば、上キャビティブロック203全体を交換することなく樹脂漏れを防止でき、生産コストを低減できる。
本実施形態によれば、半導体チップ123の種類に応じて基板122に設けた位置決め孔124の位置が変化しても、前記位置決め孔124がメインエアーベント209と重ならないように、メインエアーベント209を含むパーツだけを交換すればよい。この結果、上キャビティブロック203全体を交換する必要がなくなり、樹脂漏れを防止できるので、生産コストをより一層低減できる。
本実施形態によれば、溶融樹脂の流れがより一層良くなり、ボイド等の発生を防止できるという利点がある。
101:上固定プラテン
102:下固定プラテン
103:タイバー
104:可動プラテン
105:上型モールドベース
112:トグル機構
113:下型モールドベース
116:ボールネジ
117:プランジャ
120:樹脂材料
121:溶融樹脂
122:基板
123:半導体チップ
124:位置決め孔
201:上ホルダーブロック
202:カルブロック
203:キャビティブロック
204:カル部
205:キャビティ
206:ランナー
207:ゲート
207a:サブゲート
208:サブエアーベント
209:メインエアーベント
301:下ホルダーブロック
302:センターブロック
303:下キャビティブロック
304:ポット
Claims (7)
- 第1金型と対向面にキャビティとなる凹部を備えた第2金型とで基板の周辺縁部を挟持するとともに、前記キャビティを形成する前記第2金型の4辺のうち、その1辺の対向面に前記キャビティに連通する複数のゲートを設ける一方、少なくとも前記ゲートを設けた1辺に対向する対向辺の対向面に複数のメインエアーベントを設け、前記ゲートから前記キャビティに充填した溶融樹脂で内部空気を前記メインエアーベントから排出しつつ、前記基板の片面に実装した複数の半導体チップを一括で樹脂封止するMAP工法にて被覆して樹脂封止する樹脂封止金型であって、
前記第2金型の4辺の対向面のうち、少なくとも前記ゲートを設けた1辺と対向する対向辺の対向面の内側縁部に、前記キャビティおよび前記メインエアーベントに連通するサブエアーベントを前記対向辺に沿って設けるとともに、前記サブエアーベントを、キャビティを形成する第2金型の内側面に交差して跨ぐように形成する一方、第2金型のゲートを形成した1辺の対向面の面積と、メインエアーベントを形成した1辺の対向面の面積とを同一にしたことを特徴とする樹脂封止金型。 - サブエアーベントの深さを、メインエアーベントの深さと同一にしたことを特徴とする請求項1に記載の樹脂封止金型。
- 第2金型のうち、メインエアーベントを形成した部分を前記サブエアーベントに沿って平行に分割し、かつ、交換可能としたことを特徴とする請求項1または2に記載の樹脂封止金型。
- サブエアーベントの巾寸法を0.5〜2.0mmとしたことを特徴する請求項1ないし3のいずれか1項に記載の樹脂封止金型。
- 第2金型のゲートを設けた1辺の内側縁部に、ゲートとキャビティとに連通するサブゲートを前記1辺に沿って設けたことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の樹脂封止金型。
- 請求項1ないし5のいずれか1項に記載の樹脂封止金型と、前記第2金型および第1金型のうち、いずれか一方の金型を駆動し、残る他方の金型に押し付けて基板を挟持するとともに、キャビティを形成するプレス装置と、プランジャを駆動してポット内の樹脂材料をカル部で溶融し、得られた溶融樹脂をランナーおよびゲートを介して前記キャビティに充填するプランジャ駆動装置と、からなることを特徴とする樹脂封止装置。
- 第1金型と対向面にキャビティとなる凹部を備えた第2金型とで基板の周辺縁部を挟持するとともに、前記キャビティを形成する前記第2金型の4辺のうち、その1辺の対向面に前記キャビティに連通する複数のゲートを設ける一方、少なくとも前記ゲートを設けた1辺に対向する対向辺の対向面に複数のメインエアーベントを設けるとともに、少なくとも前記対向辺の対向面の内側縁部に、前記キャビティおよび前記メインエアーベントに連通するサブエアーベントを前記対向辺に沿って設け、さらに、前記サブエアーベントを、キャビティを形成する第2金型の内側面に交差して跨ぐように形成する一方、第2金型のゲートを形成した1辺の対向面の面積と、メインエアーベントを形成した1辺の対向面の面積とを同一にし、前記ゲートから前記キャビティに充填した溶融樹脂で内部空気を前記サブエアーベントおよび前記メインエアーベントから排出しつつ、前記基板の片面に実装した複数の半導体チップを一括で樹脂封止するMAP工法にて被覆して樹脂封止することを特徴とする樹脂封止方法。
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