JP4387740B2 - 定着装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えばプリンタやファクシミリ、複写機又はこれらの機能をあわせ持つ複合機等の画像形成装置の定着装置に関する。
例えば、複写機・プリンタ・ファクシミリ等の画像形成装置において、電子写真方式・静電記録方式・磁気記録方式等の適宜の作像プロセス機構により記録材(転写材・感光紙・静電記録紙・印刷紙等の紙葉体)に転写方式(間接方式)または直接方式で目的の画像情報に対応させて形成担持させた未定着トナー像を熱定着する装置が広く使われている。
近年においては、このような画像形成装置においても所謂コピー紙だけではなく多種多様の記録材マテリアルに対する対応が望まれている。その1つとして厚紙(150g/m以上)が挙げられるが、熱容量の大きい厚紙を定着するためには、記録材に与える熱量と同様に定着ローラの加圧力も重要な条件であり、加圧力を上げることが必要となってくる。
しかしながら、加圧力を上げる弊害として、厚紙の先端が定着ローラのニップに挟持される瞬間に、駆動負荷の増大が激しくなる。その結果、モータ自体の回転変動や、定着ローラまでの駆動伝達経路が長い場合は駆動系各部の微小な撓みや変形の積み重ねによって定着ローラの回転変動が生じやすくなる。図18は定着ローラ4aの回転変動を表すグラフで、横軸に時間t、縦軸に定着ローラ4aの周速Vをとっており、A部が定着ローラ4aに厚紙が挟持したときの回転変動を示している。図のように負荷が急激に上がることにより周速は一旦下がる。定着ローラ4aが先端を乗り越えると負荷は下がるが、負荷増大時に撓んでいた駆動系の反動で定常速度より周速が上がる。その後回転変動は減衰して定常速度に戻る。その際以下のような課題を生じる。
特開平08−241008号公報では転写材が定着装置に突入したときに、該転写材の後端は転写帯電器上を抜けておらず、このため、転写材Pが定着装置に突入したときに該転写材がその衝撃で振動し、転写材の後端部において転写ズレが発生してしまうことがある。これに対し、定着駆動の駆動系にフライホイールを設け、定着ローラの回転変動を軽減する提案がなされている。
特開平08−241008号公報
フライホイールを設けるだけでは回転ムラの発生しない薄い紙を定着する高速回転時においてもフライホイールを回転させなければならないので、フライホイールの偏芯や重量のバラツキで振動が発生し、バンディングが悪化することがある。特に転写―定着の距離が近い小型の装置では、振動伝播が枠体を介してエンジン周りにも影響を及ぼしやすい。フライホイールや駆動伝達系を高精度に製作すれば振動は減少させることができるが、調整を要する組立も含めコストがかなり高くなるという欠点がある。また、高速回転が選択されたときの立ち上げ時には慣性負荷が大きいため、特に駆動源にステッピングモータを使用した場合、必要以上の大型のモータの使用を余儀なくされることがある。
また、フルカラーの画像形成装置では、転写剤の定着手段からの離型性を向上させジャムを防止するために定着手段である定着ローラ上に離型材としてシリコンオイルを塗布する装置がある。このような装置については、上記の定着ローラの回転変動が生じる際、オイル塗布ローラ40も定着ローラ4aと同じ駆動源より駆動伝達されているため、オイル塗布ローラ40も同様に回転変動が起きている。また、定着ローラ4a表面からオイル塗布ローラ40へ直接変動が伝達される場合もある。その際オイルムラが生じ、画像に光沢ムラやスジが発生する問題が生じることがある。以下にこのような装置の例について説明する。
図15において、ニップ部にて記録材を加圧搬送しながら定着を行なう定着ローラ4a、加圧ローラ4bはアルミ製の芯金の表層にシリコンゴムを固着しており、各々の芯金の内側には加熱源であるハロゲンヒータ45a、45bが配置され、シリコンゴムの表層に接触している各々のサーミスタ46より表層の温度を検知する。本体のコントローラ部は各サーミスタの温度と予め設定されている温度を比較し、設定温度より低ければ各ハロゲンヒータ45a、45bをACドライバを介してそれぞれ点燈し、高ければ点燈しないように制御しているので、定着ローラ4a、加圧ローラ4bの温度は一定に保たれている。
図の装置において、オイルパン65内のオイルOに離型剤汲み上げ手段たる第1汲み上げローラ43の一部が浸漬されており、もう一方の離型剤汲み上げ手段たる第2汲み上げローラ42は上記第1汲み上げローラ43に隣接して回転している。また、第3汲み上げローラ41は第2汲み上げローラ42に隣接している。上記第2汲み上げローラ42には駆動源によって回転駆動が与えられ、そこから第3汲み上げローラ41、第1汲み上げローラ43を介して離型剤塗布手段たる塗布ローラ40に駆動を伝達している。また、第2汲み上げローラは塗布ローラ40を定着ローラ4aに塗布ローラ40を加圧バネ38によって負勢するための回転中心も兼ねている。このようにして、塗布ローラ40は各汲み上げローラによって順次汲み上げられたオイルOを定着ローラ4aの表面に塗布している。また、塗布ローラ40に対して常に一定の圧が保たれるようにバネ49によって付勢されたフッ素ゴム等の弾性体からなる離型剤規制手段たるメタリングブレード44が接触していて、塗布ローラ40上のオイルの量を所定値に規定している。規制された塗布ローラ40上のオイルは定着ローラ4aに転移するが、そこで塗布ローラ40上に残留しているオイルはクリーニングブレード39によって、定着ローラ4a上に付着していたトナーや紙粉と共にオイルパン65外へ除去される。このオイルはオイルタンクにフィルタを通して回収され、再び再利用されるべく循環している。
以下図15〜17を用いて説明する。上述したようにオイルパン65から汲み上げローラ43から41に受け渡されたオイルはオイル塗布ローラ40上でメタリングブレード44にて規制されるが、規制されたオイルはメタリングブレード44のエッジ部とオイル塗布ローラ40の間に定常回転時には(長手全域に渡って)微小なオイル溜りDを形成している。このオイル溜りDはメタリングブレード44からすり抜けてくるオイル量、表面張力、オイル粘度、重力などの影響でバランスを保って形成されているが、上記のような回転ムラなどの振動が加わるとそのバランスが崩れ、オイル溜りDが吐き出される。(図16)吐き出されたオイルは定着ローラ4a介して記録材上にスジ上に転写され、その位置は記録材の先端から計ってメタリングブレード44から定着ローラ4aニップまでの長さLに相当する。このオイルスジは量が少なければ画像上問題ないが、量が多くなると光沢ムラや色ムラとして画像に現れてしまい、ほぼ、回転変動などの振動に比例して悪くなる。
このような、回転変動を抑えるには、上記と同様に定着ローラ4aの慣性力を上げるためにフライホイールを駆動系列上に設ける方法がある。駆動系の撓みの影響を受けないためには定着ローラ近傍にフライホイールを取り付けないと効果が得られない。しかし、通常高速回転しているモータから減速して定着ローラを駆動しているため、定着ローラ近傍は駆動列の減速機構により回転速度が遅いため、非常に大きなフライホイールが必要になってしまい、結果大きなスペースが必要となる欠点がある。また、定着ローラ自体はジャム時などに迅速に停止させないと装置の破損に繋がってしまうため、ローラを止めるためのブレーキ手段が必要になってしまい、コストも増大してしまう弊害がある。あるいは、駆動系自体を撓みが生じないように強化する方法もあるが、やはりかなりのコストアップや装置の大型化および組み立て性の犠牲を払う必要がある。
回転可能な定着部材と、前記定着部材との間でニップを形成する加圧部材と、前記定着部材を回転駆動する駆動手段と、前記駆動手段の駆動列に連結されるフライホイールと、前記フライホイールを前記駆動列と連結及び連結解除させる電磁クラッチと、画像を形成する記録材の厚みに応じて、前記電磁クラッチの動作と前記駆動手段が前記定着部材を回転させる速度を制御する制御する制御部と、を有し、前記制御部は、厚い記録材に画像を定着するモードのときは前記駆動列に前記フライホイールを連結するように前記電磁クラッチを制御し、前記定着部材が第一の速度で回転するように前記駆動手段を制御し、薄い記録材に画像を定着するモードのときは前記駆動列から前記フライホイールが連結解除するように前記電磁クラッチを制御し、前記定着部材が前記第一の速度よりも速い第二の速度で回転するように前記駆動手段を制御することを特徴とする。
以上のように、本発明では、プリンタやファクシミリ、複写機又はこれらの機能をあわせ持つ複合機等の画像形成装置の定着装置において、厚い記録材に画像を定着するモードのときは前記電磁クラッチによって前記慣性手段を前記駆動列に連結させた状態とし、薄い記録材に画像を定着するモードのときは前記電磁クラッチによって前記慣性手段を前記駆動列から連結解除させた状態とし、かつ、前記定着部材を厚い記録材に画像を定着する速度よりも速い速度で回転駆動させるこれにより、慣性手段を連結させた定着部材を薄い記録材に画像を定着する速度で回すために駆動手段が必要とするエネルギーを抑えることができる。
以下に、実施例を挙げて、本発明をより具体的に説明する。なお、これら実施例は、本発明における最良の実施の形態の一例ではあるものの、本発明はこれら実施例により限定されるものではない。
以下、上記手段を用いた記録材搬送装置を電子写真方式の複写機に用いた例を説明する。図2は本実施例の複写機の概略構成を示す断面図である。
まず図2を参照して複写機の概略構成について説明する。複写機は走査光学系を有するリーダー部1で読み取った画像情報を光電変換して画像形成部2に転送し給紙部3によって給送された記録材Sに画像形成部2において画像形成が行われる。画像形成後の記録材Sは定着装置4に搬送され熱および圧力を印加されて転写画像が定着される。一連の電子写真プロセス工程については公知であるので詳細説明は省略する。
(リーダー部)
原稿台ガラス11に載置された原稿Dは、光源及び反射ミラー郡を有する走査光学系12により光照射され、その反射光は縮小レンズ13を介してCCD14に結像され光電変換がなされ、A/D変換された後この画像情報はメモリーへ転送される。最大原稿サイズはLTR、またはA3としている。
(給送部)
複写機の下部には記録材Sを積載収納した給紙カセット31が着脱可能に装着されている。ピックアップローラ32に連結されたソレノイド(不図示)が待機時にはONしてピックアップローラ32は記録材面上から離間している。次に記録材を給送する時には、ソレノイドがOFFしピックアップローラ32は記録材面上に接する。そして、回転駆動を受けているピックアップローラ32によって一枚目の記録材の給送を行なう。ピックアップローラ32の駆動は搬送ローラ33よりタイミングベルトを介して伝達される。
ピックアップされた記録材は搬送ローラ33及びリタードローラ34によって挟持搬送される。搬送ローラ33は記録材搬送方向に回転駆動を受けており、リタードローラ34はトルクリミッタ(不図示)を介して搬送方向とは逆方向に回転駆動されている。よって、一枚目の先端側は両ローラ間に一枚しかないので、記録材とローラの摩擦力にトルクリミッタが負けてリタードローラ34は搬送方向に回転する。次に、記録材が重なった場合両ローラの挟持部に達すると、1枚目と2枚目の記録材の摩擦力はトルクリミッタに負けてリタードローラ34は搬送方向に対して逆転するため、最上側の1枚のみが先行して分離給送される。仮に複数枚の記録材Sをピックアップしてしまった場合でも同様な動作で最上側の1枚のみが先行して分離給送される。
以上のような給紙動作により、積載された記録材を一枚ずつ給送することを可能としている。
(搬送部)
給紙部3により給送された記録材はレジストローラ22で先端を一旦止められ、画像形成部2によって形成された画像に合わせて再び給送されて転写部にて画像の転写が行われる。レジストローラ22の回転駆動は不図示のステッピングモータにより行われ、その制御は本体のコントローラにより制御されている。
(画像形成部)
上記リーダー部1によって読み取られた画像情報を、レーザードライバによりレーザー発光部21はレーザー光を発光する。そして、ポリゴンミラー22の回転によって感光ドラム23の母線方向に走査させて、予め帯電器24によって帯電させてあるドラム面に潜像を形成する。この潜像は感光ドラム23の周囲に設けた現像機25によって現像され、記録材Sに転写帯電器26によってトナー像が転写される。画像転写後にドラム面に残留するトナーはクリーニング器27によって除去される。
本装置は同一の画像形成部をシアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの4つを連続的に配置して各々読み込まれた画像を各色に色分解し、多重転写することでカラー画像を形成するものである。
(定着部)
画像形成部2においてトナー像を転写された記録材Sは、搬送ベルト8によって定着装置4に導かれ、定着部材としての定着ローラ4a、加圧部材としての加圧ローラ4bを通過する際に熱および圧力が印加されてトナー像を記録材Sに融着させる。
以下に詳細を図1に基づいて説明する。図2は本発明の第1の実施例を示す定着装置の断面図である。
図1において、ニップ部にて記録材を加圧搬送して定着を行なう定着ローラ4a、加圧ローラ4bはアルミ製の芯金の表層に弾性層であるシリコンゴムを固着しており、各々の芯金の内側には加熱源であるハロゲンヒータ45a、45bが配置され、シリコンゴムの表層に接触している各々の温度検知体としてのサーミスタ46,47より表層の温度を検知する。本体のコントローラ部は各サーミスタの温度と予め設定されている温度を比較し、設定温度より低ければ各ハロゲンヒータ45a、45bをACドライバを介してそれぞれ点燈し、高ければ点燈しないようにハロゲンヒータへの通電を制御しているので、定着ローラ4a、加圧ローラ4b の温度は一定に保たれている。
図2の装置において、オイルパン65内の離型剤であるオイルOに離型剤汲み上げ手段たる第1汲み上げローラ43の一部が浸漬されており、もう一方の離型剤汲み上げ手段たる第2汲み上げローラ42は上記第1汲み上げローラ43に隣接して回転している。また、第3汲み上げローラ41は第2汲み上げローラ42に隣接している。上記第2汲み上げローラ42には駆動源によって回転駆動が与えられ、そこから第3汲み上げローラ41、第1汲み上げローラ43を介して離型剤塗布手段たる塗布ローラ40に駆動を伝達している。また、第2汲み上げローラは塗布ローラ40を定着ローラ4aに塗布ローラ40加圧バネ38によって負勢するための回転中心も兼ねている。このようにして、塗布ローラ40は各汲み上げローラによって順次汲み上げられたオイルOを定着ローラ4aの表面に塗布している。また、上記塗布ローラ40に対して常に一定の圧が保たれるようにバネ49によって付勢されたフッ素ゴム等の弾性体からなる離型剤規制手段であるメタリングブレード44が接触していて、塗布ローラ40上のオイルの量を所定値に規定している。規制された塗布ローラ40上のオイルは定着ローラ4aに転移するが、そこで塗布ローラ40上に残留しているオイルはクリーニングブレード39によって、定着ローラ4a上に付着していたトナーや紙粉と共にオイルパン65外へ除去される。このオイルは後述するオイルタンク51にフィルタを通して回収され、再び再利用されるべく循環している。
オイル塗布部について詳細に説明する。第1汲み上げローラ43によって汲み上げられたオイルOは、第2汲み上げローラ42とのギャップ部によってオイルの通過量がある程度まで規制される。通常、これらの汲み上げローラ1、2間は、所定のギャップ(0.1mm〜0.3mm程度)を有しており、このギャップによってオイルの通過量が決定され、ここを通過したシリコンオイルOが第3汲み上げローラ41と第2汲み上げローラ42とのニップ部へと汲み上げられる。ここで、第2汲み上げローラ42は表面に深さ0.1程度の溝を切っており、その溝にたまったオイルOを第3汲み上げローラ41に受け渡している。第3汲み上げローラ41は塗布ローラ40に若干侵入するように接しており、表層がシリコンゴムである塗布ローラ40を傷つけないように、第3汲み上げローラ41の表面は表面粗さをRa3.2と小さくしている。ここで、各汲み上げローラの材質は金属としている。次に、第3汲み上げローラ41から転移したオイルOは塗布ローラ40周上を離型剤規制手段たるメタリングブレード44へと運ばれる。また、オイル塗布ローラ40は上記のように表層をシリコンゴム、その内側を発泡シリコンスポンジで構成し、金属芯金に固着してある。
該メタリングブレード44は回転中心軸を中心に回動可能であり、ブレード付勢バネ49によって一定圧にて塗布ローラ40に対して付勢されている。従って、塗布ローラ40上のオイルは、メタリングブレード44との接触部分を通過することにより、その通過量が所望の一定量に規制され、最適量のオイル膜厚とし、ここを通過後、定着ローラ4aとのニップ部を介して定着ローラ4a上に塗布される。
各ローラの長さは、第1汲み上げローラ43の両端のギャップ保証用フランジ部43aより第2汲み上げローラ42の方が長く、第3汲み上げローラ41のほうが第2汲み上げローラ42より短い。第3汲み上げローラ41はオイル塗布ローラ40より短く、オイル塗布ローラ40の表層ゴムを傷つけないように端部をテーパー形状にしている。オイル塗布ローラ40は最大用紙サイズのA3の巾297mmに用紙の位置のばらつきを±2mm分考慮して301mmとしている。メタリングブレード44はオイル塗布ローラ40より長くして全面を規制できるようにしている。
オイル中にはサーミスタ48が配置され、コントローラによってオイル温度を検知し、設定温度に対して一定になるように面状ヒータHにACドライバを介して通電している。よって、機械立ち上げ時の定着性の確保やオイル粘度によってオイル塗布量が変化するために生じるグロス変化を防止することが可能となっている。
図4はオイルパン65部を側面から見たところであるが、オイルパン65内のオイルOにはフロート50が浮いている。フロート50は軸51中心に回動可能に支持され、オイルOの液面高さに応じて上下し、フロート50の対向面に配置されたフラッグ52も同時に回動する。よって、オイルOが消費され量が少なくなると、センサ53がフラッグ52を検知できなくなり、その信号を本体のコントローラによって検知し、オイル汲み上げポンプ54を動作させる。その際、オイル汲み上げポンプ54は下部に配置したオイルタンク55よりオイルをオイルパン65へと汲み上げ、センサ53がフラッグ52を検知すると、オイル汲み上げポンプの動作を止めて、オイルパン65内のオイルOの液面を一定に保つ。上記のようにクリーニングブレードによって掻き落されたオフセットトナーや紙紛を含むオイルは回収パン60に落下する。回収されたオイルは、フィルタ61により汚れが除去され、再びオイルタンク55内に戻り、循環されて使用される。
図1は本発明の実施例の駆動系を表す図である。本体側の駆動ユニット9はモータ部90とギアボックス91から成る駆動モータユニット、ギアボックス91からの出力軸から減速ギア列を介してカップリング92にて駆動を出力するように構成されている。定着器はジャム処理やメンテナンスのため本体手前側(↑方向)に引き出し可能な構成となっており、本体駆動ユニット9との連結はカップリング93を介して行なっている。カップリングから伝えられた駆動はギア94、95を介し定着ローラ4aに伝えられている。また、ギア94には逆転防止ワンウェイギア96が、噛み合っており、ユーザー等の外的な力によって定着ローラ4aが搬送方向とは逆方向に回転させないためのものである。加圧ローラ4bは基本的には定着ローラ4aに対して従動であり、ローラ間で滑りが生じた場合に備えて定着ローラ4aより若干遅い周速となるように駆動を伝達されている。両者の速度差による回転不良の防止のために、駆動方向にロックするワンウェイギア97を用いることで定着ローラ4aの従動状態ではワンウェイギア97が空転することにより速度差を吸収している。定着ローラ4aには手回しノブ98が連結され、ジャム処理などで使用する。また、ギア94からオイル塗布ユニット側へ駆動は受け渡され、オイル塗布ローラ40が駆動される。
一方、ギア100及びギア101を介してフライホイール103が駆動され、途中に配置された電磁クラッチ102により連結と解除を、本体のコントローラによって制御を行う。ギア100に対しギア101は小歯数になっており、増速駆動されている。フライホイールの慣性エネルギーは角速度に対し二乗で効くため、フライホイールの小型化が可能となっている。
以下に本実施例の制御手段及び制御方法について説明する。
図8は、画像処理部170の内部構成、及び画像メモリ部130に接続される装置を示すブロック図である。
まずスキャンした画像をプリントする際の処理の流れを説明すると、レンズ13を介しCCD14に結像された原稿画像は、CCD14によりアナログ電気信号に変換される。変換された画像情報は、アナログ信号処理部300に入力されてサンプル&ホールド、ダークレベルの補正等が行われた後、A/D・SH処理部301でアナログ・デジタル変換(A/D変換)され、更に、デジタル化された信号に対してシェーディング補正が行われる。シェーディング補正では、CCD14が持つ画素ごとのばらつきに対する補正、及び原稿照明ランプ13の配光特性に基づく位置による光量のばらつきに対する補正を行う。
その後、RGBライン間補正部302においてRGBライン間補正を行う。ある時点でCCDセンサ109のRGB各受光部に入力した光は、原稿上ではRGB各受光部の位置関係に応じてずれているために、ここでRGB信号間の同期をとる。
その後、入力マスキング部303で入力マスキング処理を行い、輝度データから濃度データへの変換を行う。CCD14から出力されたままのRGB値はCCD14に取り付けられた色フィルタの影響を受けているため、その影響を補正して純粋なRGB値に変換する。
その後、画像は変倍部304において所望の変倍率で変倍処理され、変倍された画像データは画像メモリ部130に送られて、画像蓄積される。
また、画像メモリ部130には外部I/F処理部140から、コンピュータからの画像データも入力される。
蓄積した画像をプリントする際には、まず画像データを画像メモリ部130からγ補正部305に送る。γ補正部305では、操作部203で設定された濃度値に応じた出力にするために、プリンタの特性を考慮したルックアップテーブル(LUT)に基づいて、元の濃度データから所望の出力濃度対応した濃度データに変換する。
その後、濃度データは二値化部306に送られる。二値化部306では多値の濃度データの二値化を行う。多値の濃度データ、例えば8ビットの濃度データであれば、濃度値は「0」から「255」の間のいずれかの値を取るが、二値化することにより、濃度値は例えば「0」あるいは「255」の2つだけとなる。つまりある画素の濃度を表すために8ビットのデータが必要だったのに対し、二値化することにより1ビットのデータ量で済むようになる。これにより画像データを格納するためのメモリ容量は縮小される。ただしその一方で、画像の階調性は元の256階調から2階調へと変化するため、写真画像のような中間調の多い画像データでは、画像の二値化により、その画質は一般には著しく劣化するといわれる。
そこで二値化データによる疑似的な中間調の表現が重要となる。ここでは二値のデータで疑似的に中間調表現を行う手法として誤差拡散法を用いる。この方法では、ある画像の濃度がある閾値より大きい場合には「255」の濃度データであるとし、ある閾値以下である場合には「0」の濃度データであるとして二値化した後、実際の濃度データと二値化された濃度データとの差分を誤差信号として求め、周辺の画素に配分する。誤差の配分は、予め定められたマトリクス上の重み係数を、二値化によって生じる誤差に対して掛け合わせ、周辺の画素に加算することによって行う。これによって、画像全体での濃度平均値は保存され、中間調を疑似的に二値で表現することができる。
二値化された濃度データはプリンタ部2にあるスムージング部307に送られる。スムージング部307では、二値化した画像の線の端部が滑らかになるようにデータの補完を行い、補完が行われた画像データは露光制御部120へ出力される。露光制御部120は各色の感光体23上にレーザー21の照射タイミングを制御し、画像データの静電潜像を形成する。
外部I/F処理部140は、ネットワークを経由して所望のコンピュータに画像メモリ部130の画像データを転送するインターフェイス部である。
図7は、画像メモリ部130の内部構成及び周辺装置を示すブロック図である。
画像メモリ部130は、ページメモリ401、メモリコントローラ部402、圧縮/伸長部403、ハードディスク404から構成される。
外部I/F処理部140及び画像処理部170から画像メモリ部130に送られてきた画像データは、メモリコントローラ部402によりページメモリ401に書き込まれ、その後、画像処理部170を介してプリンタ部2に送られるか、あるいは、ハードディスク404に蓄積される。ハードディスク404に画像データを蓄積する際には、画像データは、圧縮/伸長部403においてデータ圧縮され、圧縮データとしてハードディスク404に書き込まれる。メモリコントローラ402はまた、ハードディスク404に格納されている画像データのページメモリ401への読み出しも行う。その際には、ハードディスク404から読み出した圧縮データを圧縮/伸長部403を介して伸長し、復元した画像データをページメモリ401に書き込む。またメモリコントローラ部402は、ページメモリ401へ送るDRAMリフレッシュ信号の発生を行う。また、外部I/F処理部140、画像処理部170、ハードディスク404からページメモリ401へのアクセスの調停を行う。更に、CPU201の指示に従い、ページメモリ401への書き込みアドレス、ページメモリ401からの読み出しアドレス、読み出し方向などの決定制御を行う。これらの処理により、CPU201は、ページメモリ401において複数の原稿画像を並べてレイアウトを行ったうえで、画像処理部170を介してプリンタ部2に出力する機能や、画像の一部分のみ切り出して出力する機能や、画像回転を行う機能を制御することが可能となる。
また、例えばソートモードに関しては、ある原稿束に対して画像メモリ部130に記録された順で画像を読み出しプリントする制御を複数回繰り返して実行する。このような制御を行うことより、少数のビンしか持たないフィニッシャにおいても、ビンが多数あるソータと同じ役割を果たすことができる。
図8は、外部I/F処理部140の内部構造及び周辺装置を示すブロック図である。外部I/F処理部140は、画像メモリ部130を介して、リーダ部1からの画像データを取り込み、ネットワークあるいは電話回線を介して外部コンピュータや外部のファクシミリに画像データを送る。また、外部のコンピュータあるいはファクシミリからネットワークあるいは電話回線を介して送られてきた画像データを、画像メモリ部130(と画像処理部170)を介して、プリンタ部へ出力して画像形成を行う。
外部I/F処理部140は、コア部506、ファクシミリ部501、ファクシミリ部501の通信画像データを保存するハードディスク502、外部コンピュータ190と接続するコンピュータインターフェイス部503、フォーマッタ部504、イメージメモリ部505から構成される。
ファクシミリ部501はモデム(不図示)を介して公衆回線へと接続しており、公衆回線からのファクシミリ通信データの受信と、公衆回線へのファクシミリ通信データの送信を行う。ファクシミリ部501では、指定された時間にファクス送信を行うことや、あるいは相手からの指定パスワードによる問い合わせに応じて画像データを送信するなどのファクシミリ機能を、ハードディスク502に保存されたファクス用の画像を利用して実現する。
これにより、一度リーダ部1から画像メモリ部130を介してファクシミリ部501に画像を送り、ファクシミリ用のハードディスク502へ画像を保存した後は、リーダ部1、画像メモリ部130をファクシミリ機能に使うことなしに、ファクス送信を行うことができる。
コンピュータインターフェイス部503は、外部コンピュータ11とのデータ通信を行うインターフェイス部であり、ローカルエリアネットワーク(LAN)、シリアルI/F、SCSI−I/F、プリンタのデータ入力用のセントロI/Fなどを持つ。このコンピュータインターフェイス部503を介して、プリンタ部2、リーダ部1の状態を外部コンピュータ190に通知を行う。あるいは外部コンピュータ190からの指示で、リーダ部1で読み取った画像の外部コンピュータ190への転送を行う。
コンピュータインターフェイス部503はまた、外部コンピュータ190からプリント画像データを受け取る。その際には、外部コンピュータ190から通知されるプリント画像データは専用のプリンタコードで記述されているため、フォーマッタ部504において、通知されたデータコードを、プリンタ部2で画像形成を行うことができるラスタイメージデータに変換する。変換されたラスタイメージデータはフォーマッタ部504によりイメージメモリ部505に展開される。一方でコンピュータインターフェイス部503を介して外部コンピュータ190に画像データを送信する際には、画像フォーマッタ部504は、画像メモリ部130から送られてきたプリント画像データに対して、イメージメモリ部505において、濃度変換、外部コンピュータ190で認識可能な画像フォーマットへの変換を行う。
イメージメモリ部505は、このようにフォーマッタ部504のラスタイメージデータを展開するメモリとして使用されるほか、リーダ部1からの画像データを外部コンピュータ11に送る(ネットワークスキャナ機能)場合にも使用される。すなわち、リーダ部1からの画像をコンピュータインターフェイス部503経由で外部コンピュータ190に送る場合には、画像メモリ部130から送られる画像データをイメージメモリ部505に一度展開し、ここで外部コンピュータ190に送るデータの形式に変換したうえで、コンピュータインターフェイス部503から外部コンピュータ190に送出する。
コア部506は、ファクシミリ部501、コンピュータインターフェイス部503、フォーマッタ部504、イメージメモリ部505、画像メモリ部130の相互間で行われるそれぞれのデータ転送を制御管理する。これにより、外部I/F処理部140に複数の画像出力部が接続されていても、また画像メモリ部130への画像転送路が一つであっても、コア部506の管理のもと排他制御、優先度制御が行われるため、画像出力は適切に行われる。
図9は、画像形成装置の操作部203の構成を示す概略図である。同図において、3001は表示部であり、装置の動作状態やユーザーへの作業指示といった各種メッセージ、作業手順等が表示される。また、表示部3001の表面はタッチパネルにより構成されており、表面に触れることにより選択キーとして働く。3002はテンキーであり、数字を入力するためのキーである。3003はスタートキーであり、このキーを押すことによりコピー動作を開始する。
また、本操作部よりユーザーは使用する記録材の紙種、紙厚の設定や濃度の調整を指定することができる。プリンタ出力の場合は、外部コンピュータ190から紙種、紙厚の設定や濃度の調整を指定することが可能である。
図10は本画像形成装置の動作制御部のブロック図である。201は、画像形成装置の基本制御を行うCPUであり、制御プログラムが書き込まれたROM206、処理を行うためのワークRAM205、および入出力ポート204が、アドレスバス、データバスにより接続されている。RAM205の一部の領域は電源OFFされてもデータが消去されないバックアップRAMとなっている。入出力ポート204には、画像形成装置が制御するモータ、クラッチ等の各種負荷装置や、紙の位置を検知するセンサ等の画像形成装置100への入力装置が接続されている。
CPU201は、ROM206の制御プログラムの内容にしたがって、入出力ポート204を介して順次入出力の制御を行い、画像形成処理を実行する。
また、CPU201には操作部203が接続されており、CPU201は操作部203の表示手段、キー入力手段を制御する。上記のように使用者はキー入力手段を通して、画像形成動作モードや、表示の切り替えをCPU201に指示し、CPU201は操作部203の表示手段に対して、画像形成装置100の動作状態や、キー入力によって設定された動作モードの表示を行う。
入出力ポート204には、上記のように画像データからドラム上の潜像形成するためのレーザー21の点燈制御を行う露光制御部、帯電器24、転写帯電器26等の高圧の出力制御を行う高圧制御部、記録材の給紙や搬送などステッピングモータの制御を行うためのステッピングモータ制御部、DCモータ、電磁クラッチ、ソレノイド、フォトインタラプタなどのセンサを制御する各種I/O制御部が接続されている。また、温度センサや湿度センサなどの各種AD信号のデータのやり取りを行い、例えば、そのデータに応じて帯電器の高圧出力を制御したりしている。
次に慣性手段であるフライホイール103の電磁クラッチ102の連結制御について説明する。図11は本実施例の制御フローチャートである。
ページプリントスタートすると、定着モータ90は速度設定テーブルより前回転速度の1/4速で駆動開始する。また、ユーザーの操作部203からの入力や自動検知により、記録材の種類または記録材の厚みからマ記録材を特定し、帯電器などの出力を画像形成条件を最適に設定したり、フライホイールの連結状態の決定を行う。図12はフライホイール設定テーブルであり、画像濃度と紙種によってフライホイール連結を設定している。画像濃度は各色ベタで100%とし、4色あるため最大400%までであり、上記の画像処理部170からCPU201へ濃度データの受け渡しをしている。図5は定着ローラの回転変動を表す図であり、横軸に時間、縦軸に定着速度を示している。HYはフライホイールが連結されていないときの最厚紙が定着ローラに噛み込んだときに定着速度の変動を表しており、NLは普通紙の挙動を示している。Ln、Lhは噛み込み時のショックが画像に現れる限度であり、普通紙ではフライホールを連結せずとも画像欠陥は生じない。よって、定着速度が速く、定着ローラ噛み込み時のショックが小さい薄紙及び普通紙は全画像濃度域でフライホイールは解除し、定着速度が遅く、ローラ噛み込み時のショックが最も大きな最厚紙は全画像濃度域でフライホイールを連結する。中間の厚紙は高濃度画像のみショックが目立つので、100%以上の濃度でフライホイールを連結するようにした。また、OHPは全画像濃度域でフライホイールは解除している。フライホイール設定テーブルによりフライホイールを連結する場合は、電磁クラッチ102をONしてから各定着速度への変更を行う。低速の前回転時にフライホイールの連結をおこなうことで、連結時の衝撃による駆動系への負荷を軽減している。定着速度は定着性を確保するために普通紙、薄紙の通常回転速度をVとしたとき、厚紙は2/3V、最厚紙は1/2V、OHPは1/3Vとし、前回転及び後回転は1/4Vとしている。
プリント排出が終了すると、定着モータ90は速度設定テーブルにより後回転速度の速度に変更され、その後に電磁クラッチ102をOFFしフライホイールは解除される。後回転が終了すると一連のページプリント制御は終了する。
プリント中にエラーやジャムなど異常事態が発生した場合には、フライホイールを解除し、解除後に定着モータ90を停止させることにより、定着ローラの停止時間を短くし本体の破損を回避している。なお、定着モータの停止と同時にフライホイールの解除を行うと、更に停止時間を短くできる点で有効である。また、本実施例の定着モータ90は回転数をモニタしフィードバック制御を行い必要な回転数を得るDCモータを使用しており、所定の回転数から外れるとエラー信号を出す構成になっているが、フライホイールの連結及び解除時には、本体のコントローラ側でエラーを2秒間無視することで、エラー誤検知を防止している。このようにすることで、連結時及び解除時の回転数の多少のばらつきをエラー検知されることなく、継続して動作する。
本実施例ではカラー画像を形成するプリンタの例について説明したが、もちろんモノクロのプリンタでも本発明を適用することは可能であり、特に画像形成部と定着手段の距離が小さいものについて、効果がある。
本実施例は定着ローラギアに隣接してフライホールを設けた例である。ユニット上にフライホールを設置するスペースの余裕がある場合、本実施例のほうが駆動列が少なく、撓みやガタの影響が小さいのでショックによる回転ムラに対し有利な構成である。同一番号は同一機能を持つ。
定着ローラギア95に隣接して小歯数のギア104が噛み合っており、フライホイール103を増速駆動する。上記実施例同様に電磁クラッチ102を連結制御可能としている。フライホイールは上記実施例よりも回転数が低いため、同様の効果を得るため大径のものを使用している。
なお、制御に関しては上記実施例1と同様である。
本実施例は定着ローラギアに隣接してフライホールを設けた他の例である。ユニット上にフライホール及びモータを設置するスペースの余裕がある場合、本実施例のほうが駆動列が少なく、更に撓みやガタの影響が小さいのでショックによる回転ムラに対し有利な構成である。定着同一番号は同一機能である。
定着ローラギア95に隣接した小歯数の駆動ギア94が噛み合っており、フライホイール103が駆動ギア94の駆動軸105上に配置されている。上記実施例同様に電磁クラッチ102によりフライホイール103の連結制御可能とし、連結時に駆動軸105にフライホイールの慣性負荷が加わる。フライホイールは第1実施例よりも回転数が低いため、同様の効果を得るため大径のものを使用している。
本発明の定着装置の駆動図 本発明の装置全体を表す正面図 本発明の定着装置の正面図 本発明の定着装置のオイル循環を表す図 定着ローラの回転変動を表す図 本発明の画像処理部を表す図 画像メモリ部と周辺装置を示すブロック図 外部I/F処理部と周辺装置を示すブロック図 操作部を表す図 動作制御部のブロック図 フライホイール連結制御のフローチャート フライホイール、定着速度設定テーブル 他の実施例を表す図 他の実施例を表す図 従来例を表す図 従来例を表す図 従来例を表す図 従来例のフライホイールがない場合の定着ローラの周速の回転変動を示す図
符号の説明
1 リーダー部1
2 画像形成部2
3 給紙部3
4 定着装置4
8 搬送ベルト
4a 定着ローラ
4b 加圧ローラ
45a、45b ハロゲンヒータ
46、47 サーミスタ
65 オイルパン
0 シリコンオイル
39 クリーニングブレード
40 塗布ローラ
43 第1汲み上げローラ
42 第2汲み上げローラ
41 第3汲み上げローラ
44 メタリングブレード
55 オイルタンク
90 モータ部
91 ギアボックス
92 カップリング
93 カップリング
96 逆転防止ワンウェイギア
97 ワンウェイギア
98 ジャム処理ノブ
102 電磁クラッチ
103 フライホイール
130 画像メモリ部
140 外部I/F処理部
170 画像処理部
190 外部コンピュータ
203 操作部
S 記録材

Claims (1)

  1. 回転可能な定着部材と、
    前記定着部材との間でニップを形成する加圧部材と、
    前記定着部材を回転駆動する駆動手段と、
    前記駆動手段の駆動列に連結されるフライホイールと、
    前記フライホイールを前記駆動列と連結及び連結解除させる電磁クラッチと、
    画像を形成する記録材の厚みに応じて、前記電磁クラッチの動作と前記駆動手段が前記定着部材を回転させる速度を制御する制御する制御部と、を有し、
    前記制御部は、厚い記録材に画像を定着するモードのときは前記駆動列に前記フライホイールを連結するように前記電磁クラッチを制御し、前記定着部材が第一の速度で回転するように前記駆動手段を制御し、
    薄い記録材に画像を定着するモードのときは前記駆動列から前記フライホイールが連結解除するように前記電磁クラッチを制御し、前記定着部材が前記第一の速度よりも速い第二の速度で回転するように前記駆動手段を制御することを特徴とする定着装置。
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