JP5477086B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
例えば、特許文献1には、検知した用紙の紙種(紙厚)に応じてステッピングモータの駆動電流を変化させ、そのステッピングモータの出力トルクを制御することにより、記録用紙の送り動作を最適化する構成について開示されている。
また、特許文献2には、紙厚や紙種を検出し、排紙装置での指定処理ができない用紙であると判断した場合に、紙種に応じた排紙搬送制御を行う構成について開示されている。
あるいは、上記媒体上の厚みの異なる領域を判定するための閾値を記憶する記憶手段を設け、上記画像形成位置調整手段が、上記厚み領域判定手段によって上記媒体上の厚みの異なる領域を判定する際に、上記媒体の最も薄い部分に対して上記閾値以上の厚みの部分を上記厚みの異なる領域として特定してもよい。
さらに、上記画像形成位置調整手段による調整を有効にするかどうかを設定する有効要否設定手段と、それによる設定に基づいて、上記画像形成位置調整手段による調整の有効/無効を切り替える有効/無効切替手段とを設けることが望ましい。
図1は、この発明による画像形成装置の一実施形態であるデジタル複写機の機構部の構成例を示す全体図である。以下の説明においては、「画像形成」を「印刷」と称している。
書き込みユニット2内のLD(レーザダイオード)ユニットは、画像データに応じて変調駆動され、対応するレーザ光が射出される。そのレーザ光が、感光体ベルト3の表面に照射されることで、その表面に各色毎の静電潜像が形成される。
なお、K等の単色での印刷(画像形成)を行う場合には、その単色のトナーを使用して現像を行う現像ユニット5のみが動作するが、C,M,Y,Kのうちの複数色での印刷を行う場合には、その各色のトナーをそれぞれ使用して現像を行う各現像ユニット5が順次動作することになる。
そして、給紙された用紙は、印刷位置に達する手前で、メディアセンサ8によって厚さが測定(検知)される。
中間転写ベルト10の表面に転写された単色又は複数色のトナー像は、第1給紙トレイ6又は第2給紙トレイ7から選択的に給紙された用紙上に2次転写ローラ11を用いて転写される。
そして、定着ユニット12によってトナー像が熱定着された用紙は、排紙ユニット15によって排紙されることにより、コピー像が得られる。
感光体ベルト3や中間転写ベルト10に転写されずに残ったトナーは、感光体クリーニングユニット16や中間転写ベルトクリーニングユニット17によりクリーニングされ、それぞれ感光体廃トナーボトル18および中間転写廃トナーボトル19に廃トナーとして蓄積される。
各現像ユニット5へ供給するトナーは、それぞれ対応するトナーカートリッジ21に収容されている。
このデジタル複写機は、コントローラ100,オペレーションパネル300,およびエンジン200から構成される。
オペレーションパネル300は、複写機の状態を示す表示部と、複写機のモードやフォント等を切り替えるスイッチ部とを備える。
図4は、図3のステップS5の印刷位置決定処理のサブルーチンの一例を示すフローチャートである。
CPU205は、コピー開始の指示により、図3に示す印刷制御を開始し、まずステップS1において給紙動作を開始し、ステップS2にて印刷位置の自動調整を設定する(有効にする)印刷位置自動設定モードか否かを判定する。
そして、その出力の値をステップS4にて閾値(用紙上の厚みの異なる領域を判定するための値)と比較して用紙の厚みのある部分か否かの厚さ領域判定を行う。つまり、この判定(判断)により、用紙上の厚みの異なる領域を判定する。
この実施形態では、X1,Y1は用紙厚みが異なる領域の最小の座標とし、X2,Y2は用紙厚みが異なる領域の最大の座標として、矩形領域にて厚さ領域を判定する例を示す。
図3に戻り、次にステップS5にて判定した領域(用紙上の厚みの異なる領域)に合わせた印刷位置を決定(調整)する処理を行う。
図3に戻り、最後のステップS6では、ステップS5で決定された印刷位置に合わせて、図1の書き込みユニット2での主走査方向Xおよび副走査方向Yの書き込み位置を調整して印刷動作を行い、印刷制御を終了する。
この実施形態では、以下に示すように印刷位置が調整される。
(1)境界部印刷の場合には、例えば図6の(a)に501で示すように、画像データによる印刷画像の中心が用紙上の厚みの異なる境界線上に重なるように印刷位置が調整される。
(2)添付領域外印刷の場合には、例えば図6の(b)に502で示すように、印刷画像の主走査方向Xの印刷開始位置が用紙の印刷開始位置、副走査方向Yの印刷開始位置がY2+αとなるように印刷位置が調整される。
ここで、αは用紙の厚みの異なる境界上の印刷を避けるために事前に設定されている調整値である。
(a)判定した領域に合わせた印刷位置を、用紙上の厚みの異なる領域の境界にまたがる位置に調整することにより、自動で厚みの異なる領域にまたがるように印刷することができる。
(b)判定した領域に合わせた印刷位置を、用紙上の厚みのある領域を避けた位置に調整することにより、自動で厚みのある領域外に印刷することができる。
(d)厚みが異なる領域をもつ用紙に印刷を行う際に、判定した領域(厚みが異なる領域)に合わせた印刷位置を、用紙上の厚みの異なる領域の境界にまたがる位置、用紙上の厚みのある領域を避けた位置、および用紙上の厚みのある領域の位置のうち、どの位置にするか設定し、その設定に基づいて、特定した領域に合わせた印刷位置の調整を行うことにより、ユーザの意図した位置に印刷することができるため、ユーザの利便性を向上することができる。
(f)用紙上の厚みの異なる領域を判定するための閾値を持ち、用紙上の厚みの異なる領域を判定する際に、用紙の最も薄い部分に対して上記閾値以上の厚みの部分を厚みの異なる領域として判定することにより、基準となる用紙の厚さのみが異なる場合に、上記閾値を変更する必要がなく、同じ閾値を使用することができるため、ユーザの利便性を向上することができる。
(h)判定した領域に合わせた印刷位置の調整を有効にするかどうかを設定し、その設定に基づいて、印刷位置の調整の有効/無効を切り替えることにより、用途に合わせてそのままの印刷と自動位置調整を行う印刷とを切り替えることができるため、ユーザの利便性を向上することができる。
8:メディアセンサ 100:コントローラ 200:エンジン
201:ASIC 202:NVRAM 203:FROM 204:RAM
205:CPU 300:オペレーションパネル
Claims (6)
- 画像形成に使用する媒体を画像形成位置に搬送する媒体搬送手段を有する画像形成装置であって、
前記媒体搬送手段によって搬送された媒体が前記画像形成位置に達する手前で、該媒体の厚さを検知するため、該媒体の搬送方向に直交する方向にアレイ状に厚さ検知センサが複数配置された厚さ検知手段と、
該厚さ検知手段による検知の結果に基づいて、前記媒体上の厚みの異なる領域を判定する厚み領域判定手段と、
該厚み領域判定手段の判定結果に基づき、前記媒体上の厚みのある領域を避けた位置に前記画像形成位置の調整を行う画像形成位置調整手段と、
を設けたことを特徴とする画像形成装置。 - 画像形成に使用する媒体を画像形成位置に搬送する媒体搬送手段を有する画像形成装置であって、
前記媒体搬送手段によって搬送された媒体が前記画像形成位置に達する手前で、該媒体の厚さを検知するため、該媒体の搬送方向に直交する方向にアレイ状に厚さ検知センサが複数配置された厚さ検知手段と、
該厚さ検知手段による検知の結果に基づいて、前記媒体の上の厚みの異なる領域を判定する厚み領域判定手段と、
前記画像形成位置を、前記媒体上の厚みの異なる領域の境界にまたがる位置、前記媒体上の厚みのある領域を避けた位置、および前記媒体上の厚みのある領域の位置のうち、どの位置にするか設定する画像形成位置設定手段と、
前記厚み領域判定手段の判定結果と前記画像形成位置設定手段の設定とに基づいて、前記設定した位置に前記画像形成位置の調整を行う画像形成位置調整手段と、
を設けたことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1又は2に記載の画像形成装置において、
前記媒体上の厚みの異なる領域を判定するための閾値を記憶する記憶手段を設け、
前記画像形成位置調整手段は、前記厚み領域判定手段によって前記媒体上の厚みの異なる領域を判定する際に、前記閾値以上と以下とで領域を区別することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の画像形成装置において、
前記媒体上の厚みの異なる領域を判定するための閾値を記憶する記憶手段を設け、
前記画像形成位置調整手段は、前記厚み領域判定手段によって前記媒体上の厚みの異なる領域を判定する際に、前記媒体の最も薄い部分に対して前記閾値以上の厚みの部分を前記厚みの異なる領域として判定することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項3又は4に記載の画像形成装置において、
前記閾値を可変設定する閾値設定手段を設けたことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至5のいずれか一項に記載の画像形成装置において、
前記画像形成位置調整手段による調整を有効にするかどうかを設定する有効要否設定手段と、
該有効要否設定手段による設定に基づいて、前記画像形成位置調整手段による調整の有効/無効を切り替える有効/無効切替手段とを設けたことを特徴とする画像形成装置。
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