JP4385472B2 - 運転席用エアバッグ装置 - Google Patents

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Air Bags (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車のステアリングに設置される運転席用エアバッグ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の運転席用エアバッグ装置の一例について第23図を参照して説明する。第23図(a)はこの従来例に係る運転席用エアバッグ装置の平面図、同(b)は同(a)のB−B線に沿う断面図、第24図はモジュールカバーを裏側から示す斜視図である。
【0003】
リテーナ110はエアバッグ112が取り付けられる平板部114と、該平板部114の縁部から乗員と反対方向に起立する起立片116よりなるモジュールカバー取付部とを有している。エアバッグ112は折畳まれた状態にてモジュールカバー118に被われている。モジュールカバー118は、乗員に対向する主板面118Aと、主板面の側部から乗員と反対方向に起立された起立片118Bとを有している。この起立片118Bは、前記リテーナ110の起立片116に対しリベット120等により固着されている。122は当て金である。
【0004】
インフレータ124は、前記平板部114に穿設された開口126からエアバッグ112内に上端側が入り込むようにしてリテーナ110に固着されている。128はリングと称されるエアバッグ取付部材であり、該リング128と平板部114の開口124の縁部との間でエアバッグ112の開口縁部を挟持し、これによってエアバッグ112がリテーナ110に固定されている。図示はしないが、該リング128にはボルトが固着されており、このボルトが、エアバッグ112の開口縁部、リテーナ平板部114及びインフレータ124のフランジ124aに設けられたボルト挿通孔に挿通され、ナットが該ボルトに締め込まれている。
【0005】
このモジュールカバー118の主板面118Aの裏面には、この主板面118Aを開裂させるための線状の脆弱部として浅い溝よりなるテアライン130,132,134が設けられている。テアライン130,132は第23図(a)において左辺側及び右辺側の脚片部118Bに沿って第23図(a)の上下方向に延在している。テアライン134は、該テアライン130,132同士をつなぐように主板面118Aの略中央側を第23図(a)の左右方向に延在している。
【0006】
このテアライン130,132,134で囲まれることにより、モジュールカバー主板面118Aは2つの領域(フラップ140,142)に区画されている。インフレータ124がガス噴出作動してエアバッグ112が膨張する場合、モジュールカバー118はテアライン130,132,134の部分が断裂し、フラップ140,142が舌片状に外方に向って開きうるように構成されている。
【0007】
車両の衝突時に伴なってインフレータ124が作動すると、多量のガスが急速に該インフレータ124から噴出され、エアバッグ112が展開を開始する。そして、エアバッグ112の展開に伴なってモジュールカバー118がテアライン130,132,134に沿って開裂し、フラップ140,142が舌片状に開き出し、エアバッグ112は車両室内に急速に展開し、乗員の保護を行う。
【0008】
この運転席用エアバッグ装置は3個のスポーク部151,152,153を有しているが、運転席用エアバッグ装置としては2本又は4本のスポーク部を有したものも広く用いられている。
【0009】
第25図は4本のスポーク部161,162,163,164を有した運転席用エアバッグ装置160を備えたステアリングホイール165の斜視図である。この運転席用エアバッグ装置160のモジュールカバー166にもテアライン167が設けられている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の運転席用エアバッグ装置のモジュールカバー118,166は、いずれも中央部と、該中央部から略放射方向に延出するスポーク部とを有し、この中央部でのみエアバッグを覆うものとなっている。
【0011】
このようにモジュールカバー118,166の中央部でのみエアバッグを覆うようにした運転席用エアバッグ装置においては、モジュールカバー及びエアバッグ装置は、エアバッグを覆うためにかなり大型のものとなっていた。
【0012】
本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたものであって、比較的小型でかつスリムな外観を有する運転席用エアバッグ装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明(請求項1)の運転席用エアバッグ装置は、リテーナと、該リテーナに取り付けられたエアバッグと、該エアバッグを膨張させるためのガス発生器と、該エアバッグを覆うモジュールカバーとを備え、ステアリングホイールの略中央付近に配置される中央部と、該中央部から延出したスポーク部とを有し、該モジュールカバーは該中央部から該スポーク部まで延在している運転席用エアバッグ装置において、該エアバッグは、該中央部から該スポーク部まで延在するように配置されており、前記モジュールカバーは、開裂開始用の線状の脆弱部を有しており、該脆弱部は該中央部から該スポーク部まで延在している運転席用エアバッグ装置であって、前記ステアリングホイール(100)は、3本の前記スポーク部(3a,3b,3c)を有しており、前記エアバッグ(10)は、中央部から3本の腕状部(16a,16b,16c)が延出した略Y字形状の折り畳み体となるように折り畳まれており、該エアバッグ(10)の折り畳み体は、該中央部が前記ステアリングホイール(100)の前記中央部(2)に配置され、該腕状部(16a,16b,16c)がそれぞれ前記スポーク部(3a,3b,3c)の前面に沿って延在するように配置されており、該モジュールカバー(4)は、中央部(5)と、該中央部(5)から外方に向かって延出する3本のスポーク部(6a,6b,6c)とを有しており、該モジュールカバー(4)は、該中央部(5)及び各スポーク部(6a,6b,6c)がそれぞれ前記ステアリングホイール(100)の前記中央部(2)及び各スポーク部(3a,3b,3c)の前面側に延在するように配置されて前記エアバッグ(10)を覆っており、該モジュールカバー(4)には、3本の前記脆弱部(7a,7b,7c)が設けられており、各脆弱部(7a,7b,7c)は、該モジュールカバー(4)の該中央部(5)から各スポーク部(6a,6b,6c)まで延在していることを特徴とするものである。
請求項2の運転席用エアバッグ装置は、請求項1において、前記エアバッグ(10)を折り畳むにあたっては、該エアバッグ(10)を平らに伸ばした状態から、該エアバッグ(10)の上側及び左右の斜め下側の各縁部を該エアバッグ(10)の求心方向へ寄せるように折り畳むことにより、中央部から3本の前記腕状部(16a,16b,16c)が延出した略Y字形状の該エアバッグ(10)の折り畳み体を形成することを特徴とするものである。
請求項3の運転席用エアバッグ装置は、請求項1において、前記エアバッグ(71)を折り畳むにあたっては、該エアバッグ(71)を平らに伸ばした状態から、該エアバッグ(71)の上側及び左右の斜め下側の各縁部を該エアバッグ(71)の求心方向に向かって押し込み、これにより、前記ステアリングホイール(100)の各スポーク部(3a,3b,3c)の略延出方向に沿って放射状に延在した3枚の花弁状部(74a,74b,74c)を形成し、次いで、各花弁状部(74a,74b,74c)のうち該エアバッグ(71)の略放射方向に沿って延在する両縁部を、該エアバッグ(71)の前面側において、それぞれ該花弁状部(74a,74b,74c)の中央付近に向かってロール状に巻き込んで3本の前記腕状部(75a,75b,75c)とすることにより、略Y字形状の該エアバッグ(10)の折り畳み体を形成することを特徴とするものである。
本発明(請求項4)の運転席用エアバッグ装置は、リテーナと、該リテーナに取り付けられたエアバッグと、該エアバッグを膨張させるためのガス発生器と、該エアバッグを覆うモジュールカバーとを備え、ステアリングホイールの略中央付近に配置される中央部と、該中央部から延出したスポーク部とを有し、該モジュールカバーは該中央部から該スポーク部まで延在している運転席用エアバッグ装置において、該エアバッグは、該中央部から該スポーク部まで延在するように配置されており、前記モジュールカバーは、開裂開始用の線状の脆弱部を有しており、該脆弱部は該中央部から該スポーク部まで延在している運転席用エアバッグ装置であって、前記ステアリングホイール(102)は、4本の前記スポーク部(23a,23b,23c,23d)を有しており、前記エアバッグ(30)は、中央部から4本の腕状部(36a,36b,36c,36d)が延出した略X字形状の折り畳み体となるように折り畳まれており、該エアバッグ(30)の折り畳み体は、該中央部が前記ステアリングホイール(102)の前記中央部(22)に配置され、該腕状部(36a,36b,36c,36d)がそれぞれ前記スポーク部(23a,23b,23c,23d)の前面に沿って延在するように配置されており、該モジュールカバー(24)は、中央部(25)と、該中央部(25)から外方に向かって延出する4本のスポーク部(26a,26b,26c,26d)とを有しており、該モジュールカバー(24)は、該中央部(25)及び各スポーク部(26a,26b,26c,26d)がそれぞれ前記ステアリングホイール(102)の前記中央部(22)及び各スポーク部(23a,23b,23c,23d)の前面側に延在するように配置されて前記エアバッグ(30)を覆っており、該モジュールカバー(24)には、4本の前記脆弱部(27a,27b,27c,27d)が設けられており、各脆弱部(27a,27b,27c,27d)は、該モジュールカバー(24)の該中央部(25)から各スポーク部(26a,26b,26c,26d)まで延在していることを特徴とするものである。
請求項5の運転席用エアバッグ装置は、請求項4において、前記エアバッグ(30)を折り畳むにあたっては、該エアバッグ(30)を平らに伸ばした状態から、該エアバッグ(30)の上下及び左右の各縁部を該エアバッグ(30)の求心方向へ寄せるように折り畳むことにより、中央部から4本の前記腕状部(36a,36b,36c,36d)が延出した略X字形状の該エアバッグ(30)の折り畳み体を形成することを特徴とするものである。
請求項6の運転席用エアバッグ装置は、請求項4において、前記エアバッグ(76)を折り畳むにあたっては、該エアバッグ(76)を平らに伸ばした状態から、該エアバッグ(76)の上下及び左右の各縁部を該エアバッグ(76)の求心方向に向かって押し込み、これにより、前記ステアリングホイール(102)の各スポーク部(23a,23b,23c,23d)の略延出方向に沿って放射状に延在した4枚の花弁状部(79a,79b,79c,79d)を形成し、次いで、各花弁状部(79a,79b,79c,79d)のうち該エアバッグ(76)の略放射方向に沿って延在する両縁部を、該エアバッグ(76)の前面側において、それぞれ該花弁状部(79a,79b,79c,79d)の中央付近に向かってロール状に巻き込んで4本の前記腕状部(80a,80b,80c,80d)とすることにより、略X字形状の該エアバッグ(76)の折り畳み体を形成することを特徴とするものである
【0014】
かかる本発明の運転席用エアバッグ装置は、ステアリングホイールに設けられており、このステアリングホイールの略中央付近に設けられた中央部と、この中央部から延出してステアリングホイールに連なるスポーク部を有している。この運転席用エアバッグ装置に設置されるエアバッグは、この中央部及びスポーク部に重なるような形状に折り畳まれており、該中央部からスポーク部まで延在するように配置されている。また、このエアバッグは、中央部からスポーク部まで延在するモジュールカバーによって覆われている。
【0015】
このように、エアバッグの収納部分を運転席用エアバッグ装置の中央部及びスポーク部に分布させたことにより、運転席用エアバッグ装置の中央部を比較的小さく構成することができ、これにより、この運転席用エアバッグ装置を備えたステアリングホイールにおいて、中央部が小さく、かつスポーク部が細長いスリムなデザインのものとすることが可能となる。
【0016】
本発明の運転席用エアバッグ装置は、モジュールカバーは開裂開始用の線状の脆弱部を有しており、該脆弱部は該中央部から該スポーク部まで延在している。
【0017】
このように構成したことにより、ガス発生器がガス噴出作動してエアバッグが膨張した場合、エアバッグはモジュールカバーを押圧し、この押圧力によって脆弱部に応力が集中して脆弱部が断裂し、モジュールカバーをその中央部からスポーク部まで容易に開裂させる。これにより、モジュールカバーは運転席用エアバッグ装置の中央部からスポーク部まで延在したエアバッグの膨張を妨げることなく確実にその中央部からスポーク部まで開裂し、速やかにエアバッグを車両室内に向かって展開させることが可能となる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。第1図は本発明の実施の形態に係る運転席用エアバッグ装置を備えたステアリングホイールを示す斜視図、第2図及び第3図はエアバッグの収納状態及び折り畳み方法を示す説明図である。
【0019】
この運転席用エアバッグ装置1は、ステアリングホイール100に設けられており、ステアリングホイール100の略中央付近に設けられた中央部2と、この中央部2から延出してステアリングホイール100に連なる3本のスポーク部3a,3b及び3cと、中央部2から各スポーク部3a〜3cまで延在するように配置されたエアバッグ10と、このエアバッグ10を覆い、かつ中央部2及び各スポーク部3a〜3cの前面に沿って延在するモジュールカバー4とを備えている。また、図示はしないが、この運転席用エアバッグ装置1は、前述の従来の運転席用エアバッグ装置140と同様に、エアバッグ10が取り付けられるリテーナと、エアバッグ10を膨張させるためのインフレータと、モジュールカバー取付部材を備えている。
【0020】
モジュールカバー4は、中央部5と、中央部5から外方に向かって延出する3本のスポーク部6a,6b及び6cを有している。これらの中央部5及び各スポーク部6a〜6cは、それぞれ前述の中央部2及びスポーク部3a〜3cの前面側に延在するように配置されてエアバッグ10を覆っている。
【0021】
モジュールカバー4の裏面には、このモジュールカバー4を開裂させるための3本のテアライン(線状の脆弱部)7a〜7cが設けられている。このテアライン7a〜7cは、第1図に示すように、モジュールカバー4の中央部5から、モジュールカバー4の各スポーク部6a〜6cの延出方向に沿って、それぞれスポーク部6a〜6cまで延在している。
【0022】
このモジュールカバー4は前述の図示しない取付部材を介して運転席用エアバッグ装置1の前面側に取り付けられており、インフレータがガス噴出作動してエアバッグ10が膨張する場合、テアライン7a〜7cがそれぞれ断裂し、モジュールカバー4は中央部5から各スポーク部6a〜6cまで開裂してモジュールカバー4の各部分が舌片状に外方に向かって開きうるように構成されている。
【0023】
エアバッグ10は、前面を構成する布(フロントパネル)10aと後面を構成する布(リヤパネル)10bとを重ね合わせ、それらの周縁部をミシンで縫着してバッグ状としたものである。
【0024】
このエアバッグ10は、折り畳み前の状態にあっては、第3図(A)に示す如く、平たい円形形状のものであり、後面(リヤパネル10b)の中央には、インフレータの先端側を受け入れるための開口12が設けられている。また、このエアバッグ10は、エアバッグ10が展開するときに空気を吸い込んだり、或いは展開し終ったエアバッグ10に人体が当ってきたときに、エアバッグ内のガスを逃がして衝撃吸収を図るためのベントホール14が設けられている。
【0025】
インフレータはリテーナに設けられた開口(図示略)からエアバッグ10内に上端が入り込むようにしてリテーナに固着されている。エアバッグ10は、その後面に設けられた開口12の周縁部が前記リテーナの開口周縁部と重なるように配置され、このリテーナの開口周縁部とリング状の取付部材(図示略)とで挟持されることによりリテーナに固定されている。リテーナは中央部2に設置されている。
【0026】
また、このエアバッグ10は、第2図に示すように、中央部2から各スポーク部3a〜3cまで延在する略Y字形状に折り畳まれた状態でモジュールカバー4に覆われている。
【0027】
以下、第3図を参照してこのエアバッグ10の折り畳み方法について説明する。第3図において、(A)〜(C)図はエアバッグ10の折り畳み方法を示す説明図、(D)図はエアバッグ10の折り畳み体の配置を示す平面図、(E)図は(C)図のE−E線に沿う断面図である。
【0028】
エアバッグ10を折り畳むにあたっては、まず、エアバッグ10を平らに伸ばす((A)図)。次いで、中央部2及び各スポーク部3a〜3cの辺縁部の略延在方向に沿う折り返し線Lに沿ってエアバッグ10の上側及び左右の斜め下側の各縁部を蛇腹状に折り返し、これらの縁部をエアバッグの求心方向へ寄せるように折り畳む((B)図)。これにより、中央部から3本の腕状部16a,16b及び16cが延出した略Y字形状のエアバッグ10の折り畳み体が形成される((C)図)。
【0029】
このように折り畳まれたエアバッグ10は、腕状部16a〜16cがそれぞれスポーク部a〜cの前面に沿って延在するように配置される。なお、エアバッグ10は、この折り畳みよりも前に中央部がリテーナに固定されている。さらにこのエアバッグ10がモジュールカバー4によって覆われることにより、第1図に示した運転席用エアバッグ装置1が構成される。この運転席用エアバッグ装置1が第1図及び第3図(D)の如くステアリングホイール100に装着される。
【0030】
このように構成された運転席用エアバッグ装置1において、インフレータがガス噴出作動すると、エアバッグ10が膨張してモジュールカバー4を押圧し、テアライン7a〜7cを断裂させてモジュールカバー4を中央部5から各スポーク部6a〜6cまで開裂させ、モジュールカバー4を外方へ押し開く。その後、エアバッグ10は急速に車両室内へ向かって展開して乗員を受け止め、衝撃を吸収する。
【0031】
この運転席用エアバッグ装置1にあっては、エアバッグ10を中央部2及び3本のスポーク部3a〜3cと重なる略Y字形状に折り畳み、このエアバッグ10の折り畳み体を中央部2から各スポーク部3a〜3cまで延在するように配置したことにより、中央部2を比較的小型のものとすることができる。この結果、ステアリングホイールを、中央部が小さくかつスポーク部が細長いスリムなデザインを有するものとすることが可能となる。
【0032】
また、モジュールカバー4の裏面に、モジュールカバー4の中央部15から3本のスポーク部16a〜16cまで延在するテアライン7a〜7cを設けたことにより、モジュールカバー4を中央部15から各スポーク部16a〜16cまで確実に開裂させることができ、前記中央部2からスポーク部3a〜3cまで延在するように配置されたエアバッグ10の膨張を妨げることなく速やかにエアバッグ10を車両室内に展開することが可能となる。
【0033】
なお、この運転席用エアバッグ装置1は3本のスポーク部3a〜3cを有しているが、これに限られるものではない。また、テアラインはエアバッグの膨張を妨げない範囲内においてモジュールカバーの中央部から各スポーク部まで延在しているものであれば良い。
【0034】
以下に、第4図を参照して別の実施の形態に係る運転席用エアバッグ装置について具体的に説明する。
【0035】
第4図は本発明の別の実施の形態に係る運転席用エアバッグ装置を示す説明図であり、(A)〜(C)図はこの運転席用エアバッグ装置のエアバッグの折り畳み方法を示す説明図、(D)図はこの運転席用エアバッグ装置の構成を示す説明図、(E)図は(C)図のE−E線に沿う断面図である。
【0036】
この運転席用エアバッグ装置20は、ステアリングホイール102に設けられており、ステアリングホイール102の略中央付近に設けられた中央部22と、この中央部22から延出してステアリングホイール102に連なる4本のスポーク部23a,23b,23c,23dと、中央部22から各スポーク部23a〜23dまで延在するように配置されたエアバッグ30と、このエアバッグ30を覆い、かつ中央部22及び各スポーク部23a〜23dの前面に沿って延在するモジュールカバー24とを備えている。また、図示はしないが、この運転席用エアバッグ装置20は、前述の運転席用エアバッグ装置1と同様に、エアバッグ30が取り付けられるリテーナと、エアバッグ30を膨張させるためのインフレータと、モジュールカバー取付部材を備えている。
【0037】
モジュールカバー24は、中央部25と、中央部25から外方に向かって延出する4本のスポーク部26a,26b,26c及び26dを有している。これらの中央部25及びスポーク部26a〜26dは、それぞれ前述の中央部22及びスポーク部23a〜23dの前面側に配置されてエアバッグ20を覆っている。
【0038】
モジュールカバー24の裏面には、このモジュールカバーを開裂させるためのテアライン27a〜27eが設けられている。テアライン27a〜27dは、モジュールカバー24の中央部25から、各スポーク部26a〜26dの延出方向に沿って、それぞれスポーク部26a〜26dまで延在している。テアライン27eは、中央部25において各テアライン27a〜27dを結ぶように設けられている。
【0039】
このモジュールカバー24は前述の図示しない取付部材を介して運転席用エアバッグ装置20の前面側に取り付けられており、インフレータがガス噴出作動してエアバッグ20が膨張する場合、テアライン27a〜27eがそれぞれ断裂し、モジュールカバー24は中央部25から各スポーク部26a〜26dまで開裂してモジュールカバー24の各部分が舌片状に外方に向かって開きうるように構成されている。
【0040】
エアバッグ30は、前面を構成する布(フロントパネル)30aと後面を構成する布(リヤパネル)30bとを重ね合わせ、それらの周縁部をミシンで縫着してバッグ状としたものである。
【0041】
このエアバッグ30は、折り畳み前の状態にあっては、第4図(A)に示す如く、平たい円形形状のものであり、後面(リヤパネル30b)の中央には、インフレータの先端側を受け入れるための開口32が設けられている。また、このエアバッグ30は、エアバッグ30が展開するときに空気を吸い込んだり、或いは展開し終ったエアバッグ30に人体が当ってきたときに、エアバッグ内のガスを逃がして衝撃吸収を図るためのベントホール34が設けられている。
【0042】
インフレータはリテーナに設けられた開口(図示略)からエアバッグ30内に上端が入り込むようにしてリテーナに固着されている。エアバッグ30は、その後面に設けられた開口32の周縁部が前記リテーナの開口周縁部と重なるように配置され、このリテーナの開口周縁部とリング状の取付部材(図示略)とで挟持されることによりリテーナに固定されている。リテーナは中央部22に設置されている。
【0043】
また、このエアバッグ30は、第4図(D)に示すように、中央部22から各スポーク部23a〜23dまで延在する略X字形状に折り畳まれた状態でモジュールカバー24に覆われている。
【0044】
エアバッグ30を折り畳むにあたっては、まず、エアバッグ30を平らに伸ばす((A)図)。次いで、中央部22及び各スポーク部23a〜23dの辺縁部の略延在方向に沿う折り返し線Lに沿ってエアバッグ30の上下及び左右両側の各縁部を蛇腹状に折り返し、これらの縁部をエアバッグの求心方向へ寄せるように折り畳む((B)図)。これにより、中央部から4本の腕状部36a,36b,36c及び36dが延出した略X字形状のエアバッグ30の折り畳み体が形成される((C)図)。
【0045】
このように折り畳まれたエアバッグ30は、腕状部36a〜36dがそれぞれスポーク部2a〜2dの前面に沿って延在するように配置される。なお、エアバッグ30は、この折り畳みよりも前に中央部がリテーナに固定されている。さらにこのエアバッグ30がモジュールカバー24によって覆われることにより、運転席用エアバッグ装置20が構成される。この運転席用エアバッグ装置20が第4図(D)に示す如くステアリングホイール102に装着される。
【0046】
このように構成された運転席用エアバッグ装置20において、インフレータがガス噴出作動すると、エアバッグ30が膨張してモジュールカバー24を押圧し、テアライン27a〜27dを断裂させてモジュールカバー24を中央部25から各スポーク部26a〜26dまで開裂させ、モジュールカバー24を外方へ押し開く。その後、エアバッグ30は急速に車両室内へ向かって展開して乗員を受け止め、衝撃を吸収する。
【0047】
この運転席用エアバッグ装置20にあっては、エアバッグ30を中央部22及び4本のスポーク部23a〜23dと重なる略X字形状に折り畳み、このエアバッグ30の折り畳み体を中央部22から各スポーク部23a〜23dまで延在するように配置し、かつ、モジュールカバー24を、中央部22から各スポーク部23a〜23dまで延在してエアバッグ30を覆うように構成したことにより、前述の運転席用エアバッグ装置1と同様に、中央部22を比較的小型のものとすることができる。この結果、この運転席用エアバッグ装置20にあっても、中央部が小型でかつスポーク部が細長いスリムなデザインを有するステアリングホイールを構成することが可能となる。
【0048】
また、モジュールカバー24の裏面に、モジュールカバー24の中央部25から4本のスポーク部26a〜26まで延在するテアライン27a〜27eを設けたことにより、モジュールカバー24は中央部25から各スポーク部26a〜26dまで容易に開裂することができ、前述の運転席用エアバッグ装置1と同様に、前記中央部22からスポーク部23a〜23まで延在するように配置されたエアバッグ30の膨張を妨げることなく速やかにエアバッグ30を車両室内に展開することが可能となる。
【0049】
第5図は参考例に係る運転席用エアバッグ装置を示す説明図であり、(A)〜(C)図はこの運転席用エアバッグ装置のエアバッグの折り畳み方法を示す説明図、(D)図はこの運転席用エアバッグ装置の構成を示す説明図、(E)図は(C)図のE−E線に沿う断面図である。
【0050】
この運転席用エアバッグ装置40は、ステアリングホイール104に設けられており、ステアリングホイール104の略中央付近に設けられた中央部42と、この中央部42から延出してステアリングホイール104に連なる2本のスポーク部43a及び43bと、中央部42から各スポーク部43a及び43bまで延在するように配置されたエアバッグ50と、このエアバッグ50を覆い、かつ中央部42及び各スポーク部43a,43bの前面に沿って延在するモジュールカバー44とを備えている。また、図示はしないが、この運転席用エアバッグ装置50は、前述の運転席用エアバッグ装置1,20と同様に、エアバッグ40が取り付けられるリテーナと、エアバッグ50を膨張させるためのインフレータと、モジュールカバー取付部材を備えている。
【0051】
モジュールカバー44は、中央部45と、中央部45から外方に向かって延出する2本のスポーク部46a及び46bを有している。これらの中央部45及び各スポーク部46a,46bは、それぞれ前述の中央部42及びスポーク部43a,43bの前面側に配置されてエアバッグ50を覆っている。
【0052】
モジュールカバー44の裏面には、このモジュールカバー44を開裂させるためのテアライン(線状の脆弱部)47が設けられている。このテアライン47は、第5図(D)に示すように、モジュールカバー44の中央部45から、モジュールカバー44の各スポーク部46a,46bの延出方向に沿って、スポーク部46a及び46bまで延在している。
【0053】
このモジュールカバー44は前述の図示しない取付部材を介して運転席用エアバッグ装置40の前面側に取り付けられており、インフレータがガス噴出作動してエアバッグ50が膨張する場合、テアライン47が断裂し、モジュールカバー44は中央部45から各スポーク部46a,46bまで開裂してモジュールカバー44の各部分が舌片状に外方に向かって開きうるように構成されている。
【0054】
エアバッグ50は、前面を構成する布(フロントパネル)50aと後面を構成する布(リヤパネル)50bとを重ね合わせ、それらの周縁部をミシンで縫着してバッグ状としたものである。
【0055】
このエアバッグ50は、折り畳み前の状態にあっては、第5図(A)に示す如く、平たい円形形状のものであり、後面(リヤパネル50b)の中央には、インフレータの先端側を受け入れるための開口52が設けられている。また、このエアバッグ50は、エアバッグ50が展開するときに空気を吸い込んだり、或いは展開し終ったエアバッグ50に人体が当ってきたときに、エアバッグ内のガスを逃がして衝撃吸収を図るためのベントホール54が設けられている。
【0056】
インフレータはリテーナに設けられた開口(図示略)からエアバッグ50内に上端が入り込むようにしてリテーナに固着されている。エアバッグ50は、その後面に設けられた開口52の周縁部が前記リテーナの開口周縁部と重なるように配置され、このリテーナの開口周縁部とリング状の取付部材(図示略)とで挟持されることにより、リテーナに固定されている。リテーナは中央部42に設置されている。
【0057】
また、このエアバッグ50は、第5図(D)に示すように、中央部42から各スポーク部43a,43bまで延在する略一字形状に折り畳まれた状態でモジュールカバー44に覆われている。
【0058】
エアバッグ50を折り畳むにあたっては、まず、エアバッグ50を平らに伸ばす((A)図)。次いで、中央部42及び各スポーク部43a,43bの辺縁部の略延在方向に沿う折り返し線Lに沿ってエアバッグ50の上側及び下側の各縁部を蛇腹状に折り返し、折り畳む((B)図)。これにより、中央部から2本の腕状部56a及び56bが延出した略一字形状のエアバッグ50の折り畳み体が形成される((C)図)。
【0059】
このように折り畳まれたエアバッグ50は、腕状部56a及び56bがそれぞれスポーク部43a及び43bの前面に沿って延在するように配置される。なお、エアバッグ50は、この折り畳みよりも前に中央部がリテーナに固定されている。さらにこのエアバッグ50がモジュールカバー44によって覆われることにより、第5図(D)に示した運転席用エアバッグ装置40が構成される。この運転席用エアバッグ装置40が第5図(D)に示す如くステアリングホイール104に装着される。
【0060】
このように構成された運転席用エアバッグ装置40において、インフレータがガス噴出作動すると、エアバッグ50が膨張してモジュールカバー44を押圧し、テアライン47を断裂させてモジュールカバー44を中央部45から各スポーク部46a及び46bまで開裂させ、モジュールカバー44を外方へ押し開く。その後、エアバッグ50は急速に車両室内へ向かって展開して乗員を受け止め、衝撃を吸収する。
【0061】
この運転席用エアバッグ装置40にあっては、エアバッグ50を中央部42及び2本のスポーク部43a,43bと重なる略一字形状に折り畳み、このエアバッグ50の折り畳み体を中央部42から各スポーク部43a,43bまで延在するように配置し、かつ、モジュールカバー44を、中央部42から各スポーク部43a及び43bまで延在してエアバッグ50を覆うように構成したことにより、前述の運転席用エアバッグ装置1,運転席用エアバッグ装置20と同様に、中央部42を比較的小型のものとすることができる。この結果、この運転席用エアバッグ装置40にあっても、中央部が小型でかつスポーク部が細長いスリムなデザインを有するステアリングホイールを構成することが可能となる。
【0062】
また、モジュールカバー44の裏面に、モジュールカバー44の中央部45から2本のスポーク部46a,46bまで延在するテアライン47を設けたことにより、モジュールカバー44は中央部45から各スポーク部46a,46bまで容易に開裂することができ、前記中央部42からスポーク部43a及び43bまで延在するように配置されたエアバッグ50の膨張を妨げることなく速やかにエアバッグ50を車両室内に展開することが可能となる。
【0063】
一字形状に折り畳んだエアバッグを備えた運転席用エアバッグ装置においては、運転席用エアバッグ装置は3本以上のスポーク部を有していても良い。例えば、第6,7図に示すように、運転席用エアバッグ装置60は中央部62から延出する3本のスポーク部63a,63b及び63cを有している。
【0064】
エアバッグ70は、略一字形状に折り畳まれており、リテーナ(図示略)を介して中央部62に固定設置されている。エアバッグ70の折り畳み体の腕状部76a及び76bが、それぞれ、左右の互いに離反する方に延出したスポーク部63a及び63bに沿って延在するように配置されている。
【0065】
エアバッグ70は、中央部62から各スポーク部63a及び63bの前面側に延在するように配置されたモジュールカバー64に覆われている。モジュールカバー64の裏面にはモジュールカバー64の中央部65から各スポーク部6a及び6bまで延在するテアライン67が設けられている。
【0066】
この運転席用エアバッグ装置60にあってはインフレータがガス噴出作動してエアバッグ70が膨張する場合、テアライン76が断裂してモジュールカバー64は中央部65から各スポーク部6a及び6bまで開裂し、モジュールカバー64の各部位が舌片状に外方に向かって開き、エアバッグ70は膨張を妨げられることなく急速に車両室内に向かって展開して乗員を受けとめ、衝撃を吸収する。
【0067】
このように、略一字形状に折り畳まれたエアバッグ70は、運転席用エアバッグ装置60の中央部62から、互いに離反する方向に延出した一組のスポーク部63a及び63bまで延在するように配置されるため、他の残りのスポーク部の構成を何ら制限するものではない。この結果、エアバッグを略一字形状に折り畳んで運転席用エアバッグ装置に設置する場合、スポーク部の本数及び構成等、ステアリングホイールのデザインの自由度をより高めることが可能となる。
【0068】
なお、前述の実施の形態にあっては、エアバッグは、運転席用エアバッグ装置の中央部及びスポーク部の辺縁部の略延在方向に沿う折り返し線Lに沿って蛇腹状に折り返され、運転席用エアバッグ装置の中央部から各スポーク部まで延在する形状に折り畳まれているが、エアバッグの折り畳み方法はこれに限られるものではなく、エアバッグは、他の方法によって折り畳まれていてもよい。以下に、具体的に例を挙げてエアバッグの他の折り畳み方法を説明する。
【0069】
第8図において(A)〜(C)図はエアバッグを略Y字形状に折り畳むための第2の折り畳み方法を示す説明図であり、(D)図は(C)図のD−D線に沿う断面図である。
【0070】
エアバッグ70は、前述の実施の形態のエアバッグと同様の構成を有しており、後面側に開口72及びベントホール73を備えている。エアバッグ71は、第1図に示したものと同様の、3本のスポーク部を有する運転席用エアバッグ装置(図示略)に設置される。
【0071】
エアバッグ71を折り畳むにあたっては、まず、インフレータ71の上側及び左右の斜め下側の各縁部をエアバッグ71の求心方向に向かって押し込み、エアバッグ71が設置される運転席用エアバッグ装置のスポーク部(図示略)の略延出方向に沿って放射状に延在した3枚の花弁状部74a,74b及び74cを形成する((B)図)。次いで、各花弁状部74a〜74cの、エアバッグ71の略放射方向に沿って延在する両縁部を、エアバッグ71の前面側においてそれぞれ花弁状部の中央付近に向かってロール状に巻き込んで3本の腕状部75a,75b及び75cとし、略Y字形状のエアバッグ71の折り畳み体を形成する((C)図)。
【0072】
なお、図示はしないが、前述の実施の形態と同様に、このエアバッグ71は、開口72の周縁部がリテーナに固定されている。エアバッグ71の折り畳み体の中央部は運転席用エアバッグ装置の中央部に配置され、各腕状部75a〜75cが、各スポーク部の延出方向に沿って、該中央部から各スポーク部までそれぞれ延在するように配置される。さらにこのエアバッグ71を覆うモジュールカバーが装着され、運転席用エアバッグ装置が構成される。この運転席用エアバッグ装置のその他の構成及び作用は第1図〜第3図に示した運転席用エアバッグ装置1と同様のものである。
【0073】
第9図(A)〜(C)はエアバッグを略X字形状に折り畳むための第2の折り畳み方法を示す説明図であり、第9図(D)は第9図(C)のD−D線に沿う断面図である。
【0074】
エアバッグ76は、前述の実施の形態のエアバッグと同様の構成を有しており、後面側に開口77及びベントホール78を備えている。エアバッグ76は、第3図(D)に示したものと同様の、4本のスポーク部を有する運転席用エアバッグ装置(図示略)に設置される。
【0075】
エアバッグ76を折り畳むにあたっては、まず、エアバッグ76の上下及び左右両側の各縁部をエアバッグ76の求心方向に向かって押し込み、エアバッグ76が設置される運転席用エアバッグ装置のスポーク部(図示略)の略延出方向に沿って放射状に延在した4枚の花弁状部79a,79b,79c及び79dを形成する((B)図)。次いで、各花弁状部79a〜79dの、エアバッグ76の略放射方向に沿って延在する両縁部を、エアバッグ76の前面側においてそれぞれ花弁状部の中央付近に向かってロール状に巻き込んで4本の腕状部80a,80b,80c及び80dとし、略X字形状のエアバッグ76の折り畳み体を形成する((C)図)。
【0076】
なお、図示はしないが、前述の実施の形態と同様に、このエアバッグ76は、開口77の周縁部がリテーナに固定されている。エアバッグ76の折り畳み体の中央部は運転席用エアバッグ装置の中央部に配置され、各腕状部80a〜80dが該中央部から各スポーク部までそれぞれ延在するように配置される。さらにこのエアバッグ76を覆うモジュールカバーが装着されて運転席用エアバッグ装置が構成される。この運転席用エアバッグ装置のその他の構成及び作用は第4図(D)に示した運転席用エアバッグ装置20と同様のものである。
【0077】
第10〜13図は、エアバッグを略一字形状に折り畳むための折り畳み方法の参考例を示す説明図である。各図において、(A)図はエアバッグの平面図、(B)図は(A)図のB−B線に沿う断面図である。
【0078】
エアバッグ81は前述の実施の形態のエアバッグと同様の構成を有しており、後面側に開口82及びベントホール83が設けられている。エアバッグ81は、第6,7図に示すような3本以上のスポーク部を有する運転席用エアバッグ装置(図示略)に設置される。
【0079】
エアバッグ81を折り畳むにあたっては、まず、第11図に示すように、エアバッグ81の上側及び下側の両縁部を折り返し線Lに沿って葛(つづら)折り状に折り返し、細長い長方形状とする。次いで、第12図に示すように、この長方形状のエアバッグ81の四隅付近の各縁部を折り返し線Lに沿ってエアバッグ81の前面側に折り返し、さらにこれらの縁部を折り返し線Lに沿って折り返すことにより、第13図に示すような、両端側にテーパ状の腕状部84a及び84bを有する細長い略菱形のエアバッグ81の折り畳み体とする。
【0080】
なお、図示はしないが、前述の実施の形態と同様に、このエアバッグ81は、開口82の周縁部がリテーナに固定されている。エアバッグ81の折り畳み体の中央部は運転席用エアバッグ装置の中央部に配置され、各腕状部84a及び84bが、各スポーク部の延出方向に沿って、該中央部から各スポーク部までそれぞれ延在するように配置される。さらにこのエアバッグ81を覆うモジュールカバーが装着され、運転席用エアバッグ装置が構成される。この運転席用エアバッグ装置のその他の構成及び作用は第5図(D)に示した運転席用エアバッグ装置40或いは第6,7図に示した運転席用エアバッグ装置60等と同様のものである。
【0081】
第14〜16図は、エアバッグを略一字形状に折り畳むための折り畳み方法の別の参考例を示す説明図である。各図において、(A)図はエアバッグの平面図、(B)図は(A)図のB−B線に沿う断面図である。
【0082】
エアバッグ85は前述の実施の形態のエアバッグと同様の構成を有しており、後面側に開口86及びベントホール87が設けられている。エアバッグ85は、第5図(D)に示したものと同様の、2本のスポーク部を有する運転席用エアバッグ装置(図示略)、或いは、第6,7図に示すような3本以上のスポーク部を有する運転席用エアバッグ装置(図示略)に設置される。
【0083】
エアバッグ85を折り畳むにあたっては、第15図に示すように、エアバッグ85の上側及び下側の両縁部を、エアバッグ85の前面側においてエアバッグ85の中央付近に向かってロール状に巻き込む。これにより、第16図に示すような、両端側に腕状部88a及び88bを有する細長い略長方形状のエアバッグ85の折り畳み体が形成される。
【0084】
なお、図示はしないが、前述の実施の形態と同様に、このエアバッグ85は、開口86の周縁部がリテーナに固定されている。エアバッグ85の折り畳み体の中央部は運転席用エアバッグ装置の中央部に配置され、各腕状部88a及び88bが、各スポーク部の延出方向に沿って、該中央部から各スポーク部までそれぞれ延在するように配置される。さらにこのエアバッグ85を覆うモジュールカバーが装着され、運転席用エアバッグ装置が構成される。この運転席用エアバッグ装置のその他の構成及び作用は第5図(D)に示した運転席用エアバッグ装置40或いは第6,7図に示した運転席用エアバッグ装置60等と同様のものである。
【0085】
第17〜19図は、エアバッグを略一字形状に折り畳むための折り畳み方法のさらに別の参考例を示す説明図である。各図において、(A)図はエアバッグの平面図、(B)図は(A)図のB−B線に沿う断面図である。
【0086】
エアバッグ89は前述の実施の形態のエアバッグと同様の構成を有しており、後面側に開口90及びベントホール91が設けられている。エアバッグ89は、第5図(D)に示したものと同様の、2本のスポーク部を有する運転席用エアバッグ装置(図示略)、或いは、第6,7図に示すような3本以上のスポーク部を有する運転席用エアバッグ装置(図示略)に設置される。
【0087】
エアバッグ89を折り畳むにあたっては、まず、エアバッグ89の上側及び下側の両縁部を、第18図に示すように、エアバッグ89の前面側に折り返し線Lに沿って葛折り状に折り返して略長方形状とする。次いで、このように折り畳まれたエアバッグ89の上側及び下側の縁部を折り返し線Lに沿ってエアバッグ89の前面側に折り返す。これにより、第19図に示すような、両端側に腕状部92a及び92bを有する細長い略長方形状のエアバッグ89の折り畳み体が形成される。
【0088】
なお、図示はしないが、前述の実施の形態と同様に、このエアバッグ89は、開口90の周縁部がリテーナに固定されている。エアバッグ89の折り畳み体の中央部は運転席用エアバッグ装置の中央部に配置され、各腕状部92a及び92bが、各スポーク部の延出方向に沿って、該中央部から各スポーク部までそれぞれ延在するように配置される。さらにこのエアバッグ89を覆うモジュールカバーが装着され、運転席用エアバッグ装置が構成される。この運転席用エアバッグ装置のその他の構成及び作用は第5図(D)に示した運転席用エアバッグ装置40或いは第6,7図に示した運転席用エアバッグ装置60等と同様のものである。
【0089】
第20〜22図は、エアバッグを略一字形状に折り畳むための折り畳み方法のさらに別の参考例を示す説明図である。各図において、(A)図はエアバッグの平面図、(B)図は(A)図のB−B線に沿う断面図である。
【0090】
エアバッグ93は前述の実施の形態のエアバッグと同様の構成を有しており、後面側に開口94及びベントホール95が設けられている。エアバッグ93は、第5図(D)に示したものと同様の2本のスポーク部を有する運転席用エアバッグ装置(図示略)、或いは、第6,7図に示すような3本以上のスポーク部を有する運転席用エアバッグ装置(図示略)に設置される。
【0091】
エアバッグ93を折り畳むにあたっては、まず、エアバッグ93の上半側及び下半側の縁部を、第21図に示すように折り返し線Lに沿って蛇腹状に折り返し、略だ円形状とする。次いで、エアバッグ93の中央付近を第22図(B)に示すように折り返し線L10,L11に沿ってエアバッグ93の前面側に葛折り状に折り返し、両端側に腕状部96a及び96bを有する細長い略一字形状のエアバッグ93の折り畳み体を形成する。
【0092】
なお、図示はしないが、前述の実施の形態と同様に、このエアバッグ93は、開口94の周縁部がリテーナに固定されている。エアバッグ93の折り畳み体の中央部は運転席用エアバッグ装置の中央部に配置され、各腕状部96a及び96bが、各スポーク部の延出方向に沿って、該中央部から各スポーク部までそれぞれ延在するように配置される。さらにこのエアバッグ93を覆うモジュールカバーが装着され、運転席用エアバッグ装置が構成される。この運転席用エアバッグ装置のその他の構成及び作用は第5図(D)に示した運転席用エアバッグ装置40或いは第6,7図に示した運転席用エアバッグ装置60等と同様のものである。
【0093】
【発明の効果】
以上詳述した通り、本発明の運転席用エアバッグ装置によると、エアバッグを運転席用エアバッグ装置の中央部からスポーク部まで延在するように配置し、このエアバッグを、中央部からスポーク部まで延在するモジュールカバーにて覆ったことにより、運転席用エアバッグ装置の中央部は比較的小型のものとすることができ、これにより、この運転席用エアバッグ装置を備えたステアリングホイールにおいて、中央部が小さくかつスポーク部が細長いスリムなデザインを有するステアリングホイールを構成することが可能となる。
【0094】
また、モジュールカバーの裏面に、モジュールカバーの中央部からスポーク部まで延在するテアラインを設けることにより、モジュールカバーをその中央部からスポーク部まで確実に開裂させるように構成することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係る運転席用エアバッグ装置を備えたステアリングホイールを示す斜視図である。
【図2】 図1の運転席用エアバッグ装置のエアバッグの収納状態を示す透視斜視図である。
【図3】 図1の運転席用エアバッグ装置のエアバッグの折り畳み方法及び配置を示す説明図である。
【図4】 本発明の別の実施の形態に係る運転席用エアバッグ装置を示す説明図である。
【図5】 参考例に係る運転席用エアバッグ装置を示す説明図である。
【図6】 参考例に係る運転席用エアバッグ装置の斜視図である。
【図7】 図6の運転席用エアバッグ装置のエアバッグの収納状態を示す透視斜視図である。
【図8】 第2のエアバッグ折り畳み方法の第1の態様を示す説明図である。
【図9】 第2のエアバッグ折り畳み方法の第2の態様を示す説明図である。
【図10】 アバッグ折り畳み方法の参考例を示す説明図である。
【図11】 アバッグ折り畳み方法の参考例を示す説明図である。
【図12】 アバッグ折り畳み方法の参考例を示す説明図である。
【図13】 アバッグ折り畳み方法の参考例を示す説明図である。
【図14】 アバッグ折り畳み方法の参考例を示す説明図である。
【図15】 アバッグ折り畳み方法の参考例を示す説明図である。
【図16】 アバッグ折り畳み方法の参考例を示す説明図である。
【図17】 アバッグ折り畳み方法の参考例を示す説明図である。
【図18】 アバッグ折り畳み方法の参考例を示す説明図である。
【図19】 アバッグ折り畳み方法の参考例を示す説明図である。
【図20】 アバッグ折り畳み方法の参考例を示す説明図である。
【図21】 アバッグ折り畳み方法の参考例を示す説明図である。
【図22】 アバッグ折り畳み方法の参考例を示す説明図である。
【図23】 従来例に係る運転席用エアバッグ装置を示す説明図である。
【図24】 図23の運転席用エアバッグ装置のモジュールカバーの裏面からの斜視図である。
【図25】 別の従来例に係る運転席用エアバッグ装置を示す説明図である。

Claims (6)

  1. リテーナと、該リテーナに取り付けられたエアバッグと、該エアバッグを膨張させるためのガス発生器と、該エアバッグを覆うモジュールカバーとを備え、
    ステアリングホイールの略中央付近に配置される中央部と、該中央部から延出したスポーク部とを有し、
    該モジュールカバーは該中央部から該スポーク部まで延在している運転席用エアバッグ装置において、
    該エアバッグは、該中央部から該スポーク部まで延在するように配置されており、
    前記モジュールカバーは、開裂開始用の線状の脆弱部を有しており、該脆弱部は該中央部から該スポーク部まで延在している運転席用エアバッグ装置であって、
    前記ステアリングホイール(100)は、3本の前記スポーク部(3a,3b,3c)を有しており、
    前記エアバッグ(10)は、中央部から3本の腕状部(16a,16b,16c)が延出した略Y字形状の折り畳み体となるように折り畳まれており、
    該エアバッグ(10)の折り畳み体は、該中央部が前記ステアリングホイール(100)の前記中央部(2)に配置され、該腕状部(16a,16b,16c)がそれぞれ前記スポーク部(3a,3b,3c)の前面に沿って延在するように配置されており、
    該モジュールカバー(4)は、中央部(5)と、該中央部(5)から外方に向かって延出する3本のスポーク部(6a,6b,6c)とを有しており、
    該モジュールカバー(4)は、該中央部(5)及び各スポーク部(6a,6b,6c)がそれぞれ前記ステアリングホイール(100)の前記中央部(2)及び各スポーク部(3a,3b,3c)の前面側に延在するように配置されて前記エアバッグ(10)を覆っており、
    該モジュールカバー(4)には、3本の前記脆弱部(7a,7b,7c)が設けられており、各脆弱部(7a,7b,7c)は、該モジュールカバー(4)の該中央部(5)から各スポーク部(6a,6b,6c)まで延在していることを特徴とする運転席用エアバッグ装置。
  2. 請求項1において、前記エアバッグ(10)を折り畳むにあたっては、
    該エアバッグ(10)を平らに伸ばした状態から、該エアバッグ(10)の上側及び左右の斜め下側の各縁部を該エアバッグ(10)の求心方向へ寄せるように折り畳むことにより、中央部から3本の前記腕状部(16a,16b,16c)が延出した略Y字形状の該エアバッグ(10)の折り畳み体を形成することを特徴とする運転席用エアバッグ装置。
  3. 請求項1において、前記エアバッグ(71)を折り畳むにあたっては、
    該エアバッグ(71)を平らに伸ばした状態から、該エアバッグ(71)の上側及び左右の斜め下側の各縁部を該エアバッグ(71)の求心方向に向かって押し込み、これにより、前記ステアリングホイール(100)の各スポーク部(3a,3b,3c)の略延出方向に沿って放射状に延在した3枚の花弁状部(74a,74b,74c)を形成し、
    次いで、各花弁状部(74a,74b,74c)のうち該エアバッグ(71)の略放射方向に沿って延在する両縁部を、該エアバッグ(71)の前面側において、それぞれ該花弁状部(74a,74b,74c)の中央付近に向かってロール状に巻き込んで3本の前記腕状部(75a,75b,75c)とすることにより、略Y字形状の該エアバッグ(10)の折り畳み体を形成することを特徴とする運転席用エアバッグ装置。
  4. リテーナと、該リテーナに取り付けられたエアバッグと、該エアバッグを膨張させるためのガス発生器と、該エアバッグを覆うモジュールカバーとを備え、
    ステアリングホイールの略中央付近に配置される中央部と、該中央部から延出したスポーク部とを有し、
    該モジュールカバーは該中央部から該スポーク部まで延在している運転席用エアバッグ装置において、
    該エアバッグは、該中央部から該スポーク部まで延在するように配置されており、
    前記モジュールカバーは、開裂開始用の線状の脆弱部を有しており、該脆弱部は該中央部から該スポーク部まで延在している運転席用エアバッグ装置であって、
    前記ステアリングホイール(102)は、4本の前記スポーク部(23a,23b,23c,23d)を有しており、
    前記エアバッグ(30)は、中央部から4本の腕状部(36a,36b,36c,36d)が延出した略X字形状の折り畳み体となるように折り畳まれており、
    該エアバッグ(30)の折り畳み体は、該中央部が前記ステアリングホイール(102)の前記中央部(22)に配置され、該腕状部(36a,36b,36c,36d)がそれぞれ前記スポーク部(23a,23b,23c,23d)の前面に沿って延在するように配置されており、
    該モジュールカバー(24)は、中央部(25)と、該中央部(25)から外方に向かって延出する4本のスポーク部(26a,26b,26c,26d)とを有しており、
    該モジュールカバー(24)は、該中央部(25)及び各スポーク部(26a,26b,26c,26d)がそれぞれ前記ステアリングホイール(102)の前記中央部(22)及び各スポーク部(23a,23b,23c,23d)の前面側に延在するように配置されて前記エアバッグ(30)を覆っており、
    該モジュールカバー(24)には、4本の前記脆弱部(27a,27b,27c,27d)が設けられており、各脆弱部(27a,27b,27c,27d)は、該モジュールカバー(24)の該中央部(25)から各スポーク部(26a,26b,26c,26d)まで延在していることを特徴とする運転席用エアバッグ装置。
  5. 請求項4において、前記エアバッグ(30)を折り畳むにあたっては、
    該エアバッグ(30)を平らに伸ばした状態から、該エアバッグ(30)の上下及び左右の各縁部を該エアバッグ(30)の求心方向へ寄せるように折り畳むことにより、中央部から4本の前記腕状部(36a,36b,36c,36d)が延出した略X字形状の該エアバッグ(30)の折り畳み体を形成することを特徴とする運転席用エアバッグ装置。
  6. 請求項4において、前記エアバッグ(76)を折り畳むにあたっては、
    該エアバッグ(76)を平らに伸ばした状態から、該エアバッグ(76)の上下及び左右の各縁部を該エアバッグ(76)の求心方向に向かって押し込み、これにより、前記ステアリングホイール(102)の各スポーク部(23a,23b,23c,23d)の略延出方向に沿って放射状に延在した4枚の花弁状部(79a,79b,79c,79d)を形成し、
    次いで、各花弁状部(79a,79b,79c,79d)のうち該エアバッグ(76)の略放射方向に沿って延在する両縁部を、該エアバッグ(76)の前面側において、それぞれ該花弁状部(79a,79b,79c,79d)の中央付近に向かってロール状に巻き込んで4本の前記腕状部(80a,80b,80c,80d)とすることにより、略X字形状の該エアバッグ(76)の折り畳み体を形成することを特徴とする運転席用エアバッグ装置。
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