JP4382124B2 - 誤り訂正符号化装置及び誤り訂正復号装置 - Google Patents

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Description

この発明は、誤り訂正符号化及び復号技術に係るものであり、特にブロック符号を用いた誤り訂正符号化/復号方法及びその装置に関する。
従来のFEC(Forward Error Correction)では、誤り訂正符号の1シンボルあたりのビット数mが誤り訂正符号化処理時の並列数nの因数になるように構成していた(例えば、非特許文献1)。
このようなFEC方式では、一般に符号化率固定で誤り訂正符号の1シンボルあたりのビット数mを大きくすると、符号長Nを長くすることが可能となり、誤り訂正能力が向上する。したがって、誤り訂正符号の1シンボルあたりのビット数mを誤り訂正符号化処理時の並列数nの因数から選択する条件を満たしつつ誤り訂正能力を向上するには、誤り訂正符号の1シンボルあたりのビット数としてnの因数のうちなるべく大きな因数を選択すればよいことになる。
ITU−T勧告G.975
しかし、回路規模の観点からすると、別の因数を選択することが困難な場合も生じる。例えばn=128で考えた場合、RS(Reed−Solomon)符号の一つのRS(255,239)を採用すると、誤り訂正符号の1シンボルあたりのビット数を8とするが、さらに誤り訂正能力を向上するために128の因数で8の次に大きい16を採用しようとすると、ブロック符号の符号化回路および復号回路の回路規模が膨大になってしまう。
この発明は、かかる課題を解決するためになされたものであって、フレームフォーマットの制約条件に左右されずに、柔軟な誤り訂正符号化フレームを構成して、ランダムエラーおよびバーストエラーの訂正能力を向上することを目的とする。
この発明に係る誤り訂正符号化装置は、所定のフレーム単位で誤り訂正符号化を図る誤り訂正符号化装置において、n(nは任意の自然数)個のサブフレームにおける送信情報系列をn1(n1はn未満の自然数)個のサブフレームとn2(n2はn1+n2=nを満たす自然数)個のサブフレームとに分割するサブフレーム分割手段と、上記n1個のサブフレームをm1(m1はn1の因数)個のサブフレーム毎にブロック符号化して第1の誤り訂正符号を生成するとともに、生成された第1の誤り訂正符号を冗長情報として付加する第1の誤り訂正符号生成手段と、上記n2個のサブフレームをさらにm2(m2はn2の因数)個のサブフレーム毎にブロック符号化して第2の誤り訂正符号を生成し、生成された第2の誤り訂正符号を冗長情報として付加する第2の誤り訂正符号生成手段と、を備えたものである。
またこの発明に係る誤り訂正復号装置は、所定のフレーム単位で誤り訂正復号を図る誤り訂正復号装置において、n(nは任意の自然数)個のサブフレームにおける受信系列をn1(n1はn未満の自然数)個のサブフレームとn2(n2はn1+n2=nを満たす自然数)個のサブフレームとに分割するサブフレーム分割手段と、上記n1個のサブフレームをm1(m1はn1の因数)個のサブフレーム毎に復号して復号した結果を第1の推定符号語系列を出力する第1の誤り訂正復号手段と、上記n2個のサブフレームをさらにm2(m2はn2の因数)個のサブフレーム毎にブロック符号による復号を行い、復号した結果を第2の推定符号語系列を出力する第2の誤り訂正復号手段と、を備えたものである。
このように、この発明に係る誤り訂正符号化/復号装置は、n(nは任意の自然数)個のサブフレームにおける送信情報系列を、n1+n2=nを満たすn1個のサブフレームとn2個のサブフレームとに分割して誤り訂正符号化を行うこととしたので、誤り訂正符号の1シンボルあたりのビット数をnの因数以外からも自由に選択することが可能となるので、回路規模を抑制したまま訂正能力を向上することが可能となる。
この発明の実施の形態1による誤り訂正符号化/復号システムの構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態1によるFEC多重化回路の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態1による作業用記憶領域の構成図である。 この発明の実施の形態1によるFEC多重分離回路の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態1の送信情報系列における情報の並びを示す図である。 この発明の実施の形態1の順序入れ替え後の情報系列における情報の並びを示す図である。 この発明の実施の形態1による作業用記憶領域の他の構成図である。
以下、この発明をより詳細に説明するために、この発明を実施するための最良の形態について、添付の図面に従って説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1による誤り訂正符号化システムと誤り訂正復号システムとの構成を示すブロック図である。図の誤り訂正符号化/復号システムは、光通信で一般的に利用されているITU−T勧告G.709準拠のフレームフォーマットに基づいてITU−T勧告G.975と同一の符号化率で伝送するものである。従来技術では、誤り訂正符号の符号化を単一のFECフレーム単位で実施していたが、図の誤り訂正符号化/復号システムでは、符号化の処理単位を複数のFECフレーム単位で実施する点に特徴を有している。
図1において、第1の光受信器21はSTM−16、STM−64、またはSTM−256などの光信号を受信して、光信号を電気信号に変換する回路であり、FEC多重化回路22は第1の光受信器21からの電気信号を多重分離し、オーバーヘッド情報の挿入、および誤り訂正符号化等を行った後で再び多重化を行い、FECフレームを構成する回路である。第1の光送信器23はFECフレームを光信号に変換する回路であって、光伝送路24は光信号のFECフレームを伝送する光伝送路である。第2の光受信器25は光伝送路24によって伝送されたFECフレームを光信号から電気信号に変換する回路であって、FEC多重分離回路26は第2の光受信器25からの電気信号を多重分離し、FECフレームのフレーム同期、誤り訂正符号の復号およびオーバーヘッド情報の分離等の処理を行った後で、再び多重化を行う回路である。最後に、第2の光送信器27はFEC多重分離回路26からの電気信号を光信号に変換してSTM−16、STM−64、またはSTM−256などの光信号を出力する回路である。
<FEC多重化回路22の詳細な構成>
また図2は、図1に示したFEC多重化回路22の詳細な構成例を示したブロック図である。このFEC多重化回路22は、情報の並びを変更して複数の訂正符号を付加することで、単一の符号では訂正することのできない誤りを訂正することを目的としている。
図において、第1の多重分離回路111は、第1の光受信器21から直列の順序で入力される送信情報系列を、並列の情報系列に変換して出力する回路である。なお以下において、並列数nの例としてn=128として説明することとする。
第1の速度変換回路112は、第1の多重分離回路111が出力したn並列の情報系列に加えて、オーバーヘッド領域およびパリティ系列領域を確保し、そこにダミー系列を付加して、それら冗長領域を付加した分だけ伝送速度を上昇させる回路である。その結果、第1の速度変換回路112からは入力情報系列とダミー系列とからなる系列が並列に出力される。
オーバーヘッド挿入回路113は、第1の速度変換回路112によって構成されたn並列の入力情報系列とダミー系列に含まれる、オーバーヘッド領域の中にオーバーヘッドを挿入する回路である。その結果、オーバーヘッド挿入回路113は入力情報系列とオーバーヘッド、ダミー系列とからなる系列が並列に出力される。
第1のインタリーブ回路114は、請求項1に記載の発明におけるサブフレーム分割手段の例であって、オーバーヘッド挿入回路113が出力する入力情報系列とオーバーヘッド、ダミー系列とからなる系列をn1並列の系列とn2並列の系列とに分割して、次に述べる第1のFEC符号化回路115−1及び第2のFEC符号化回路115−2とに出力する回路である。なお、n1とn2はn=n1+n2を満たすような自然数である。
第1のFEC符号化回路115−1は、請求項1に記載の発明における第1の誤り訂正符号化手段の例であって、それぞれ入力された系列に対して、所定の符号長NR、情報長KR、ガロア体GF(2m1)(ただしm1はn1の因数)上のブロック符号誤り訂正符号化を行う回路である。この結果、第1のFEC符号化回路115−1からは第1の符号語系列がn1並列で出力される。
また第2のFEC符号化回路115−2は、請求項1に記載の発明における第2の誤り訂正符号化手段の例であって、所定の符号長NR、情報長KR、ガロア体GF(2m2)(ただしm2はn2の因数)上のブロック符号誤り訂正符号化を行う回路である。この結果、第2のFEC符号化回路115−2からは第2の符号語系列がn2並列で出力される。
第1のデインタリーブ回路116は、第1のFEC符号化回路115−1及び第2のFEC符号化回路115−2によって出力されたn1並列の第1の符号語系列およびn2並列の第2の符号語系列をn並列にまとめるとともに、第1のインタリーブ回路114に入力される前の順序に入れ替えてその結果を第3の符号語系列として出力する回路である。
第3のFEC符号化回路117は、第1のデインタリーブ回路116によって出力されたn並列の第3の符号語系列を、縦nb並列、横NB時点を一つの単位でグループ分けして、そのグループごとに、符号長NB×nb/mb、情報長KB×nb/mb、ガロア体GF(2mb)上の元を符号シンボルとする第2のブロック符号で符号化する回路である。その結果、第4の符号語系列が並列で出力される。
第1の多重化回路118は、第3のFEC符号化回路117から並列で出力された第4の符号語系列を直列による第5の符号語系列に変換する回路であって、直列による第5の符号語系列は第1の光送信器23に出力されるようになっている。
なお、FEC多重化回路22の構成要素である各回路(第1の多重分離回路111から第1の多重化回路118までの各構成要素)間で伝達される情報(データ)は、各回路間を接続するバスを経由するパイプライン方式で受け渡されるように構成してもよいし、隣接する前後の回路から参照可能な作業用記憶領域を設ける構成をとってもよい。以下においては、理解を容易にするために、これら隣接する前後の回路から参照可能な作業用記憶領域を有するものとして説明することとする。
そこで次に、このような作業用記憶領域の構成について説明する。図3は、単一FECフレームを4個組み合わせて(この組み合わせをOTUフレームと呼ぶ)、組み合わせたFECフレームをひとまとめで送信制御およびフレーム同期制御を行う場合の作業用記憶領域の構成図である。この組み合わせたFECフレームをOTUkフレームと呼ぶ。ただし、kには伝送速度に応じて1,2,3の整数が割り振られる。以下の説明では、簡略化のためにkを省略して記載することとする。また図3に示した作業用記憶領域のことを便宜的にOTUフレームバッファと呼ぶ。
図3のOTUフレームバッファにおいては、縦n(n=128)ビット、横NB(NB=1020)ビットの枠内に、上→下、右へ1列ずらし、上→下、という順序で情報が格納される。また、0列目をFECフレーム#0のオーバーヘッドを割り当てるためのオーバーヘッド領域とする。さらに、1列目からKR−1(=955)列目までを、入力される2元の送信情報系列を割り当てるための情報系列領域とする。KR(=956)列目からKB−1(=979)列目に第1および第2のFEC符号化処理で生成したパリティシンボルを割り当てるための第1のパリティ系列領域とし、KB(=980)列目からNB−1(=1019)列目に第3のFEC符号化処理で生成したパリティシンボルを割り当てるための第2のパリティ系列領域とする。なお、図には示していないが、情報系列領域内にFECフレーム#1〜#3のオーバーヘッド領域が含まれる。
以上が、FEC多重化回路22の詳細な構成である。
<FEC多重分離回路26の詳細な構成>
引き続き、FEC多重分離回路26の詳細な構成について説明する。この多重分離回路は、FEC多重符号化回路22に対応するもので、FEC多重符号化回路22が付加した複数種類の誤り訂正符号をそれぞれ独立して復号する能力を有している。これによって、単独の誤り訂正符号を復号するのみでは訂正不可能な誤りを訂正することが可能なように構成されている。
図4はFEC多重分離回路26の詳細な構成を示すブロック図である。なお、受信側では、光通信路を通って雑音の混入した直列の順序の受信系列を、復調およびアナログ/ディジタル変換し、量子化受信系列を生成する。ここで、送信1シンボル当りqビットに量子化することを想定する。q=1の場合を硬判定、q>1の場合を軟判定と呼ぶこととする。
第2の多重分離回路121は、量子化受信系列を、n’(n’=n×q)並列の量子化受信系列に変換する回路である。なお、送信1シンボル当りqビットの量子化受信系列は、qビットを一単位として取り扱うことができるので、以降、受信側の説明においてはn’(=n×q)並列のものを、「n並列」と記すこととする。
フレーム同期回路122は、n並列の量子化受信系列に付加されているオーバーヘッド情報を検出してフレームの先頭位置を特定する回路である。
第3のFEC復号回路123は、n並列の量子化受信系列にフレーム同期信号を付加して出力されたn並列の量子化受信系列に対して第4の符号語系列の復号処理(第3のFEC符号化回路117によって符号化された訂正符号の復号処理)を実施する回路である。その結果、第1のFEC復号回路出力結果系列が並列に出力される。
第2のインタリーブ回路124は、請求項4に記載の発明におけるサブフレーム分割手段の例であって、並列に入力された第1のFEC復号回路出力結果系列を後続する第1のFEC復号回路125−1及び第2のFEC復号回路125−2とに分岐して出力する回路である。なおこの結果、第2のFEC復号回路出力結果系列として第1のFEC復号回路125−1へは第1のFEC符号化回路115−1が出力する第1の符号語系列の並列数n1の系列が入力される。また第2のFEC復号回路125−2へは、第3のFEC復号回路出力結果系列として、第2のFEC符号化回路115−2が出力する第2の符号語系列の並列数n2の系列が入力されるようになっている。
第1のFEC復号回路125−1は、請求項4に記載の発明における第1の誤り訂正復号手段の例であって、第1のFEC符号化回路115−1が符号化した誤り訂正符号を復号する回路であり、第1の推定符号語系列を出力するようになっている。
また、第2のFEC復号回路125−2は、請求項4に記載の発明における第2の誤り訂正復号手段の例であって、第2のFEC符号化回路115−2が符号化した誤り訂正符号を復号する回路であり、第2の推定符号語系列を出力するようになっている。
第2のデインタリーブ回路126は、第1のFEC復号回路125−1及び第2のFEC復号回路125−2によって出力された第1の推定符号語系列および第2の推定符号語系列をまとめるとともに、第2のインタリーブ回路124に入力される前の順序に組み直してn並列の推定符号語系列として出力する回路である。
オーバーヘッド分離回路127は、第2のデインターリーブ回路126から出力された推定符号語系列からオーバーヘッド信号に対応するビットを除去する回路である。その結果として、オーバーヘッド信号のない推定符号語系列が並列に出力されるようになっている。
第2の速度変換回路128は、送信側での第1の速度変換回路112により確保されたパリティ系列領域に対応するビットを分離・除去し、n並列の系列の逆速度変換を実施する回路である。その結果として、推定情報系列が並列に出力されるようになっている。
最後に、第2の多重化回路129は、並列の推定情報系列を直列の推定情報系列に変換して第2の光送信器27に出力する回路である。
なお、FEC多重分離回路26内の構成要素間の情報(データ)の受け渡しについても、FEC多重化回路22と同様であってパイプライン方式によるバス転送で行うようにしてもよいし、図3に示すようなOTUフレームバッファを用いる方式としてもよいが、以下においては理解を容易にするために、OTUフレームバッファを用いる方式を採用したものとして説明することとする。以上が、FEC多重分離回路26の詳細な構成である。
<送信側の動作>
続いて、この発明の実施の形態1による誤り訂正符号化/復号システムの動作について、図を用いて説明する。第1の光受信器21において光信号から変換された電気信号は、FEC多重化回路22に直列に入力されて、第1の多重分離回路111によりn(n=128)並列の情報系列となる。第1の速度変換回路112は、そのn並列の情報系列に基づいて、オーバーヘッド領域、第1および第2のパリティ系列領域に対応した速度変換(NB/(KR−f)倍)を実施する。ここで、fは、OTUフレームに含まれるFECフレーム数で、f=4としている。
この速度変換処理は、入力されたn並列の情報系列を、図3に示す情報系列領域に展開しオーバーヘッド領域、さらには第1および第2の誤り訂正符号のパリティシンボルを格納するために用いられる第1のパリティ系列領域と、第3の誤り訂正符号のパリティシンボルを格納するために第2のパリティ系列領域を確保して、出力側の速度を上昇させる処理である。なお、この場合において、オーバーヘッド領域、第1および第2のパリティ系列領域にはダミーデータ(例えば全ゼロ)が挿入される。
その後、オーバーヘッド挿入回路113によって、オーバーヘッド領域にオーバーヘッドが挿入される。オーバーヘッドは、フレーム同期や伝送制御などに必要な信号で構成されている。
第1のインタリーブ回路114は、オーバーヘッド挿入回路113が出力する入力情報系列とオーバーヘッド、ダミー系列とからなる系列を分岐させて、第1のFEC符号化回路115−1及び第2のFEC符号化回路115−2とにそれぞれ出力する。第1のインタリーブ回路114は、n並列の送信情報系列の分岐を行うにあたって、この情報系列の情報の順序を入れ替えてから分岐を行う。次に、情報の順序を入れ替える具体的方法の例を図を用いて説明する。
図5は、第1のインタリーブ回路114が順序を入れ替える前の送信情報系列における情報の並びを示す図である。図において0−0や1−0のように「r−c」の形式で示されているのはOTUフレームバッファにおける情報の位置を示す符号であって、rは行番号、cは列番号である。第1のインタリーブ回路114は、n並列の送信情報系列の入力時点(OTUフレームバッファの各列に対応)の順序については入れ替えずに、入力時点毎に(列ごとに)閉じて順序を入れ替える。この列毎順序入れ替え方法は様々な手法が考えられるが、一例としては列毎に異なるビットシフトを行う方法が挙げられる。具体的には、例えばOTUフレームバッファの列番号iに対して,i×s mod n ビットだけ下から上へとシフトする。なお、sは任意であるが、具体例としてはs=10が好適である。図6は、このようにして順序を入れ替えたOTUフレームバッファの情報の並びを示した図である。
OTUフレームバッファの情報の順序を入れ替えた後、第1のインタリーブ回路114は、OTUフレームバッファのn並列の送信情報系列をn1並列データとn2並列データとに分割する。なお、n1とn2はn=n1+n2を満たすような自然数であって、さらにn1は因数m1を有するように選択し、n2は因数m2を有するように選択するものとする。
このようにすることで、因数m1と因数m2とを、n1並列データとn2並列データそれぞれにおける誤り訂正符号の1シンボルあたりのビット数として用いることができるようになる。特にm1とm2はnの因数でない数から選択する構成も採用できるので、m1とm2としてnの因数mよりもやや大きな値を選択可能となる。これにより、nの因数mを誤り訂正符号の1シンボルあたりのビット数として用いた場合に比べて回路規模はほとんど変わらないにもかかわらず、訂正能力を高めることが可能となるのである。
n=128の場合に、このようなn1、m1、n2、m2の具体例を挙げると、例えばn1=40、n2=88、m1=10、m2=11がある。このようなm1とm2の選択方法としてはm1とm2の少なくとも一方がnの因数とはならないように選択すれば、この発明の効果が発揮される。すなわち、上述の例でいえば、n1=40、n2=88の場合に、m1のみを10とし、m2に関しては8(従来技術と同じ誤り訂正符号の1シンボルのビット数)に設定すれば十分であることが理解されよう。ただしこの場合は、2m2<NRとなるので、第2のブロック符号の符号長NR2を、2m2>NR2となるように別途設定する必要がある。
さらには、回路規模の観点からすれば、後述する第1のFEC符号化回路115−1と第2のFEC符号化回路115−2において行われるブロック符号化の符号長NRについて、2mr>NRを満たす最小のmrをm1あるいはm2のいずれか設定する。
こうすることで、回路規模が膨れ上がることなく、誤り訂正能力を向上させることができるという優れた効果を発揮するのである。
このようにして第1のインタリーブ回路114で順序を入れ替えられ、かつ複数の系統並列データに分割した送信情報系列に対して、第1のFEC符号化回路115−1と第2のFEC符号化回路115−2において誤り訂正符号化を行う。第1のFEC符号化回路115−1では、符号長NR、情報長KR、ガロア体GF(2m1)上のブロック符号で符号化する。一方、第2のFEC符号化回路115−2では、符号長NR、情報長KR、ガロア体GF(2m2)上のブロック符号で符号化する。これらの符号化処理は、それぞれn1/m1並列およびn2/m2並列で実施される。図3のようなOTUフレームバッファを用いる構成の場合、NR=980、KR=956、n1/m1=4、n2/m2=8となる。またブロック符号の例としてはRS(Reed−Solomon)符号がある。
このようにして符号化処理により生成したパリティシンボルは、OTUフレームバッファの第1のパリティ系列領域に保存される。以上のような処理を実施した後、第1のFEC符号化回路115−1と第2のFEC符号化回路115−2は、符号化結果をそれぞれn1並列の第1の符号語系列およびn2並列の第2の符号語系列として出力する。
続いて、第1のデインタリーブ回路116は、第1のFEC符号化回路115−1と第2のFEC符号化回路115−2が出力したn1並列の第1の符号語系列およびn2並列の第2の符号語系列を、n並列の第3の符号語系列としてまとめた上で、OTUフレームバッファの情報の並びを第1のインタリーブ回路114に入力される前の順序に入れ替える。そのためには、第1のインタリーブ回路114において、i×s mod n ビットだけ下から上へとシフトする方法で情報の並びを入れ替えたのであれば、その逆演算、すなわちi×s mod n ビットだけ上から下へとシフトすればよい。
第3のFEC符号化回路117は、第1のデインタリーブ回路116が情報の順序を元に戻したn並列の第3の符号語系列に対し、縦nb並列、横NB時点を一つの単位でグループ分けして、そのグループごとに、符号長NB×nb/mb、情報長KB×nb/mb、ガロア体GF(2mb)上の元を符号シンボルとするブロック符号で符号化する。この符号化処理は、n/nb並列で実施される。図3に示したOTUフレームバッファの構成の場合、NB=1020、KB=980、mb=1、n=128、nb=1、n/nb=128とすることができる。またブロック符号の例としてはBCH(Bose−Chaudhuri−Hocquenghem)符号を用いる。
第3のFEC符号化回路117は、このようにして生成したパリティシンボルをOTUフレームバッファの第2のパリティ系列の領域に格納する。以上のような処理を実施した後、その結果をn並列の第4の符号語系列として出力する。
第1の多重化回路118は、第3のFEC符号化回路117が出力したn並列の第4の符号語系列を直列に変換して第5の符号語系列として第1の光送信器23に送信する。第1の光送信器23はこの信号を変調して光通信路に送信する。
以上のように、このFEC多重化回路22では、第1のインターリーブ回路114を設けることにより、n並列の情報系列を所望の誤り訂正能力を達成するために要求される誤り訂正符号の1シンボルあたりのビット数を因数として持つ複数の並列情報系列に分割し、それぞれの並列情報系列に対して個別のFEC符号化回路を用いて最適な1シンボルあたりのビット数による誤り訂正符号化を行うこととしたので、従来よりも高い誤り訂正能力を達成することが可能となる。
さらにはこのような構成により、所望の誤り訂正能力を達成しうる誤り訂正符号化の1シンボルあたりのビット数の選択幅が広がる。その結果として、所望の誤り訂正能力を達成しうる範囲で最小となる誤り訂正符号の1シンボルあたりのビット数を因数に持つ並列数に情報系列を分割することも可能となるので、少ない回路規模のままで十分に信頼性の高い信号を光伝送路に送信することのできる誤り訂正符号化装置を提供するのである。
<受信側の動作>
受信側において、第2の光受信器25が受信した量子化受信系列を第2の多重分離回路121はn’(n’=n×q)並列の量子化受信系列に変換し、この第2の多重分離回路121が出力するn並列の量子化受信系列を、フレーム同期回路122は、n並列の量子化受信系列に付加されているオーバーヘッド情報を検出してOTUフレームの先頭位置を特定する。フレーム同期回路122は、検出したOTUフレーム先頭位置を後続の回路に伝達するために、n並列の量子化受信系列にフレーム同期信号を付加して出力する。
第3のFEC復号回路123は、フレーム同期回路122が出力したn並列の量子化受信系列を、フレーム同期信号を手掛かりに、送信側の第3のFEC符号化回路117におけるFEC符号化処理に合わせて複数のグループに分割し、復号する。
なお、送信1シンボルあたりの量子化ビット幅は、復号の方法によって異なる。量子化ビット幅q=1の場合は硬判定復号を実施する。よって、送信1シンボルあたりの量子化ビット幅は1となる。一方、q>1の場合で軟判定復号を実施する場合、入力のビット幅はqとなり、出力のビット幅はq’(具体的な復号方法に依存する)となる。以上のような処理を実施した後、その結果をn並列(軟判定復号の場合には実際はn×q’)の第1のFEC復号回路出力結果系列として出力する。
第2のインタリーブ回路124は、n並列(軟判定復号の場合には実際はn×q’)の第3のFEC復号回路123が出力した第1のFEC復号回路出力結果系列の中の情報の順序を第1のインタリーブ回路114と同様の方法で入れ替える。さらに第2のインタリーブ回路124は、第1のインタリーブ回路114と同じようにn1並列データとn2並列データに分割して、第1のFEC復号回路125−1と第2のFEC復号回路125−2にそれぞれ出力する。
第1のFEC復号回路125−1は第1のFEC符号化回路115−1と同様にn1並列の系列を誤り訂正符号の1シンボルあたりのビット数m1で復号し、第2のFEC復号回路125−2は第2のFEC符号化回路115−2と同様にn2並列の系列を誤り訂正符号の1シンボルあたりのビット数m2で復号する。ただし、送信1シンボルあたりの量子化ビット幅は、復号の方法によって異なる。入力系列の送信1シンボルあたりの量子化ビット幅q’=1の場合は硬判定復号を実施する。よって、送信1シンボルあたりのビット幅は1となり、符号語1シンボルあたりのビット数はm1またはm2となる。
第2のデインタリーブ回路126は、第1のFEC復号回路125−1と第2のFEC復号回路125−2にて復号処理を行って得た第1の推定符号語系列および第2の推定符号語系列を、n並列の推定符号語系列としてまとめ、さらに、系列内の情報の並びを、第2のインタリーブ回路124に入力される前の順序に入れ替えた上で、その結果を第3の推定符号語系列として出力する。なお、第1および第2のFEC復号回路125にて、軟判定復号を実施していた場合は、ビット幅q’’ごとに数値の正負を判定をして、n並列の2元の推定符号語シンボルの系列へ変換して、その結果を第3の推定符号語系列として出力する。
続いてオーバーヘッド分離回路は、第2のデインタリーブ回路126が出力する推定符号語系列からオーバーヘッド信号に対応するビットを除去し、その後第2の速度変換回路128は、送信側での第1の速度変換回路により確保された領域(オーバーヘッド領域、第1および第2のパリティ系列領域)に対応するビットを分離・除去し、n並列の系列の逆速度変換((KR−f/NB)倍)を行って、n並列の推定情報系列を出力する。
最後に、第2の多重化回路129は、第2の速度変換回路128が出力したn並列の推定情報系列を直列の推定情報系列に変換して第2の光送信器27に出力する。
以上のように、このFEC多重分離回路26では、第2のインターリーブ回路124を設けることにより、n並列の情報系列を所望の誤り訂正能力を達成するために要求される誤り訂正符号の1シンボルあたりのビット数を因数として持つ複数の並列情報系列に分割し、それぞれの並列情報系列に対して個別のFEC符号化回路を用いて最適な1シンボルあたりのビット数による誤り訂正符号化を行うこととしたので、従来よりも高い誤り訂正能力を達成することが可能となる。
さらにはこのような構成により、所望の誤り訂正能力を達成しうる誤り訂正符号化の1シンボルあたりのビット数の選択幅が広がる。その結果として、所望の誤り訂正能力を達成しうる範囲で最小となる誤り訂正符号の1シンボルあたりのビット数を因数に持つ並列数に情報系列を分割することも可能となるので、少ない回路規模のままで光伝送路を経由して送信されてくる信号の誤り訂正能力を高くすることのできる誤り訂正復号装置を提供するのである。
以上から明らかなように、この発明の実施の形態1の誤り訂正符号化システムと誤り訂正復号システムによれば、誤り訂正符号の1シンボルあたりのビット数を柔軟に選択可能としたので、符号化処理および送信処理が特定のフレームフォーマットで制約されていても、その制約条件に左右されずに、複数FECフレームにわたって誤り訂正符号化処理およびインタリーブをかける誤り訂正符号化フレームを柔軟に構成して、ランダムエラーおよびバーストエラーの訂正能力を向上することができる。
なお、以上の構成においては、並列数nの実例としてn=128の場合について説明したが、その他の並列数を採用する場合であっても、この誤り訂正符号化システムと誤り訂正復号システムの構成を用いれば、誤り訂正符号の1シンボルあたりのビット数を柔軟に選択することが可能なことは明らかである。
さらに、この誤り訂正符号化システムと誤り訂正復号システムの構成では、n並列の入力情報系列をn=n1+n2を満たすような自然数n1とn2を用いて2つの並列情報系列に分割したが、さらに多数の並列情報系列に分割するようにしてもよい。
また、上述の構成においては理解を容易にするためにOTUフレームバッファのような作業用記憶領域を設けて説明したが、バス転送を用いればそのような作業用記憶領域は不要であることは前述のとおりである。また図3に示したOTUフレームバッファの構造のFECフレームに対してもこの誤り訂正符号化システムと誤り訂正復号システムの構成が適用可能なことは明らかである。すなわち、図3に示す実施の形態1のOTUフレームバッファの具体例では、OTUフレームバッファ内部での領域割り当てを、FECフレーム単位では異なるようにしている。しかし、通信システムの制約で、FECフレーム単位での領域割り当てを等しくすることを要求する場合が想定される。そのような要求を満たすようなフレームフォーマットの一例として、FECフレームに対して、図3に示したOTUフレームバッファの構造を適用する際に、例えば、図3における第1のパリティ系列領域および第2のパリティ系列領域を4分割にして、それぞれをFECフレームの右側に割り当てるようにしてもよく、このようなFECフレームに対してもこの誤り訂正符号化システムと誤り訂正復号システムの構成が適用可能なことは明らかである。図7に、第1のパリティ系列領域および第2のパリティ系列領域を4分割にして、それぞれをFECフレームの右側に割り当てた場合のフレームフォーマットの一例を示す。
なお、図4のFEC多重分離回路26では、第1のFEC復号回路125−1および第2のFEC復号回路125−2で復号した結果の第1および第2の推定符号語系列から生成される推定情報系列を出力する。その改良方法として、第1および第2の推定符号語系列の順序を並べ直した第3の推定符号語系列を再び第3のFEC復号回路123に入力して、第3のFEC復号→第1および第2のFEC復号と処理を繰り返し実施する。このような繰り返し復号により、図4の構成では訂正できなかった受信系列が訂正できる可能性が出てくる。したがって、復号誤り特性を向上することができる。この改良方法では、第3のFEC復号回路へ受け渡す第3の推定符号語系列のビット幅q’’’は、第3のFEC復号回路で再び実施する復号方法に応じて変更できる。硬判定復号の場合はq’’’=1として、軟判定復号の場合はq’’’>1とする。
なお、この発明の実施の形態1では、光伝送システムを例にとってこの発明の誤り訂正符号化/復号方法の特徴を示したが、かかる特徴を発揮するためには光伝送システムのような構成を必須とするものではなく、ブロック符号を用いた誤り訂正符号全般にこの技術的思想が適用できることは容易に理解されよう。
実施の形態2.
この発明の実施の形態2では、この発明の実施の形態1による誤り訂正復号処理において、前段の復号結果を後段の復号回路に受け渡す際、前段の復号回で誤り訂正不可と判定された符号語に対応するビット(以下、誤り検出ビットと記載)を含む、後段の多元符号のシンボルに誤り検出フラグを立て、後段の復号回路でその誤り検出フラグを利用して消失訂正を実施する。
また、上記の方法の改良方法として、誤り検出フラグの立てる方法として,多元符号のシンボルに含まれる誤り検出ビット数が所定のbビット以上であった場合にのみ誤り検出フラグを立てるようにする。これは、フレームの各列に含まれる同一2元符号ビット数(8ビット)と、多元符号1シンボル当りビット数が割り切れないための処置である。
実施の形態2では、以上のように、多重分離された受信系列に対し、多重分離された系列を所定の単位でグループ分けして、そのグループごとに誤り訂正復号を並列に処理する際に、多重分離された系列のグループ分けにおける所定の割り当て単位が少なくとも2通り以上に異なり、その割り当て単位の違いに応じて異なる誤り訂正復号処理を並列に処理する構成になっているため、かつ複数のFEC復号を繰り返し実施するため、かつ前段の復号処理手段にて誤り検出したシンボルに対応する後段の復号処理におけるシンボルに誤り検出フラグを立て、後段の復号処理で消失訂正を実行するため、受信処理および復号処理が特定のフレームフォーマットで制約されていても、その制約条件に左右されずに、複数FECフレームにわたって誤り訂正復号処理およびインタリーブをかけることで、ランダムエラーおよびバーストエラーの訂正能力を向上することができる。
以上のように、この発明に係る誤り訂正符号化/復号装置は、フレームフォーマットの制約条件に左右されずに、柔軟な誤り訂正符号化フレームを構成して、ランダムエラーおよびバーストエラーの訂正能力を向上させることができ、例えば誤り訂正符号を用いる有線伝送装置に適している。

Claims (6)

  1. 所定のフレーム単位で誤り訂正符号化を図る誤り訂正符号化装置において、
    n(nは任意の自然数)個のサブフレームにおける送信情報系列をn1(n1はn未満の自然数)個のサブフレームとn2(n2はn1+n2=nを満たす自然数)個のサブフレームとに分割するサブフレーム分割手段と、
    上記n1個のサブフレームをm1(m1はn1の因数)個のサブフレーム毎にブロック符号化して第1の誤り訂正符号を生成するとともに、生成された第1の誤り訂正符号を冗長情報として付加する第1の誤り訂正符号生成手段と、
    上記n2個のサブフレームをさらにm2(m2はn2の因数)個のサブフレーム毎にブロック符号化して第2の誤り訂正符号を生成し、生成された第2の誤り訂正符号を冗長情報として付加する第2の誤り訂正符号生成手段と、
    を備えたことを特徴とする誤り訂正符号化装置。
  2. m1とm2の少なくとも一方を、nの因数でない自然数とすることを特徴とする請求項1に記載の誤り訂正符号化装置。
  3. 第1の誤り訂正符号生成手段と第2の誤り訂正符号生成手段におけるブロック符号の符号長をNとして、2mr>Nを満たす最小の自然数mrをm1とm2のいずれか少なくとも一方に設定することを特徴とする請求項1に記載の誤り訂正符号化装置。
  4. 所定のフレーム単位で誤り訂正復号を図る誤り訂正復号装置において、
    n(nは任意の自然数)個のサブフレームにおける受信系列をn1(n1はn未満の自然数)個のサブフレームとn2(n2はn1+n2=nを満たす自然数)個のサブフレームとに分割するサブフレーム分割手段と、
    上記n1個のサブフレームをm1(m1はn1の因数)個のサブフレーム毎に復号して復号した結果を第1の推定符号語系列を出力する第1の誤り訂正復号手段と、
    上記n2個のサブフレームをさらにm2(m2はn2の因数)個のサブフレーム毎にブロック符号による復号を行い、復号した結果を第2の推定符号語系列を出力する第2の誤り訂正復号手段と、
    を備えたことを特徴とする誤り訂正復号装置。
  5. m1とm2の少なくとも一方を、nの因数でない自然数とすることを特徴とする請求項4に記載の誤り訂正復号装置。
  6. 第1の誤り訂正符号生成手段と第2の誤り訂正符号生成手段におけるブロック符号の符号長をNとして、2mr>Nを満たす最小の自然数mrをm1とm2のいずれか少なくとも一方に設定することを特徴とする請求項4に記載の誤り訂正復号装置。
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