JP2019205067A - 信号処理装置及び信号処理方法 - Google Patents

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聖司 岡本
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悦史 山崎
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政則 中村
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Yoshiaki Kisaka
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Abstract

【課題】回路規模を大きくしなくても、伝送の効率を向上させることが可能である信号処理装置及び信号処理方法を提供する。【解決手段】信号処理装置は、分配部と、処理性能の異なる複数の訂正部とを備える信号処理装置であって、分配部は、第1の訂正部に第1ビット量のビット系列を分配し、第1の訂正部より処理性能を低くした第2の訂正部に第1ビット量よりも少ない第2ビット量のビット系列を分配し、第1の訂正部は、第1の訂正部に分配された第1ビット量のビット系列の誤り訂正に関する処理を実行し、第2の訂正部は、第2の訂正部に分配された第2ビット量のビット系列の誤り訂正に関する処理を実行する。【選択図】図4

Description

本発明は、信号処理装置及び信号処理方法に関する。
通信システムの信号処理装置は、確率的整形(PS: Probabilistic Shaping)等によって送信信号を符号化する場合がある。信号処理装置は、符号化された送信信号に、前方誤り訂正(FEC: Forward Error Correction)に関する処理を実行する(非特許文献1参照)。信号処理装置を備える光送信機は、誤り訂正に関する処理が実行された送信信号を表す光信号を生成し、生成された光信号を光受信機に送信する。
符号化後の送信信号のスループット(伝送レート)は、符号化前の送信信号のスループットよりも高くなる場合がある。この場合、前方誤り訂正部には、符号化後の送信信号の高いスループットで送信信号の誤り訂正に関する処理を実行することが要求される。
また、信号処理装置は、確率的整形によって送信信号を符号化する場合、符号化された送信信号のスループットを変更する場合がある。この場合、前方誤り訂正部には、変更後のスループットで送信信号の誤り訂正に関する処理を実行することが要求される。
図12は、従来の信号処理装置の構成の例を示す図である。信号処理装置100は、符号化部110を備える。符号化部110は、例えば400Gbpsの送信信号を取得し、取得された送信信号を確率的整形によって符号化する。符号化部110は、確率的整形によって符号化された送信信号を、例えば600Gbpsのスループットで出力する。
信号処理装置100は、複数の前方誤り訂正部として、訂正部120と、訂正部130と、訂正部140とを備える。訂正部120は、600Gbps以下のスループットで送信信号の誤り訂正に関する処理を実行することが可能である。訂正部130は、400Gbps以下のスループットで送信信号の誤り訂正に関する処理を実行することが可能である。訂正部140は、200Gbps以下のスループットで送信信号の誤り訂正に関する処理を実行することが可能である。
訂正部120と訂正部130と訂正部140とは、誤り訂正に関する処理のスループットを柔軟に変更することができない。このため、符号化部110は、600Gbpsの送信信号の出力先として、600Gbps以下のスループットで送信信号の誤り訂正に関する処理を実行することが可能である訂正部120を選択する。符号化部110は、選択された訂正部120に600Gbpsの送信信号を出力する。訂正部120は、600Gbpsのスループットで送信信号の誤り訂正に関する処理を実行する。また、訂正部130及び訂正部140は、選択されていないので使用されない。
Yoshikuni Miyata, Kenya Sugihara, Wataru Matsumoto, et al., "A Triple-Concatenated FEC using Soft-Decision Decoding for 100 Gb/s Optical Transmission", OFC 2010 OThL3
このように、従来の信号処理装置は、高いスループットで送信信号の誤り訂正に関する処理を実行することが可能である前方誤り訂正部を、誤り訂正に関する処理のスループットごとに備える必要がある。このため、従来の信号処理装置は、回路規模を大きくしなければ、伝送の効率を向上させることができないという問題がある。
上記事情に鑑み、本発明は、回路規模を大きくしなくても、伝送の効率を向上させることが可能である信号処理装置及び信号処理方法を提供することを目的としている。
本発明の一態様は、分配部と、処理性能の異なる複数の訂正部とを備える信号処理装置であって、前記分配部は、第1の前記訂正部に第1ビット量のビット系列を分配し、第1の前記訂正部より処理性能を低くした第2の前記訂正部に第1ビット量よりも少ない第2ビット量のビット系列を分配し、第1の前記訂正部は、第1の前記訂正部に分配された第1ビット量のビット系列の誤り訂正に関する処理を実行し、第2の前記訂正部は、第2の前記訂正部に分配された第2ビット量のビット系列の誤り訂正に関する処理を実行する、信号処理装置である。
本発明の一態様は、上記の信号処理装置であって、第1の前記訂正部の動作周波数を第2の前記訂正部の動作周波数よりも高くする制御を実行する制御部を更に備える。
本発明の一態様は、上記の信号処理装置であって、符号化されたビット系列を前記分配部に出力する出力部を更に備え、前記分配部は、前記符号化されたビット系列のビット位置のエラーレートの特性に応じて、前記符号化されたビット系列を複数の前記訂正部に分配する。
本発明の一態様は、分配部と、処理性能の異なる複数の訂正部とを備える信号処理装置が実行する信号処理方法であって、前記分配部は、第1の前記訂正部に第1ビット量のビット系列を分配し、第1の前記訂正部より処理性能を低くした第2の前記訂正部に第1ビット量よりも少ない第2ビット量のビット系列を分配し、第1の前記訂正部は、第1の前記訂正部に分配された第1ビット量のビット系列の誤り訂正に関する処理を実行し、第2の前記訂正部は、第2の前記訂正部に分配された第2ビット量のビット系列の誤り訂正に関する処理を実行する、信号処理方法である。
本発明により、回路規模を大きくしなくても、伝送の効率を向上させることが可能である。
第1実施形態における、通信システムの構成の例を示す図である。 第1実施形態における、光送信装置の構成の例を示す図である。 第1実施形態における、光受信装置の構成の例を示す図である。 第1実施形態における、誤り訂正符号化部の構成の例を示す図である。 第1実施形態における、誤り訂正復号部の構成の例を示す図である。 第1実施形態における、送信処理部の動作の例を示すフローチャートである。 第1実施形態における、受信処理部の動作の例を示すフローチャートである。 第2実施形態における、誤り訂正符号化部の構成の例を示す図である。 第2実施形態における、誤り訂正復号部の構成の例を示す図である。 第3実施形態における、16QAMのシンボルのマッピングの例を示す図である。 第4実施形態における、64QAMのシンボルのマッピングの例を示す図である。 従来の信号処理装置の構成の例を示す図である。
本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
(第1実施形態)
図1は、通信システム1の構成の例を示す図である。通信システム1は、光送信装置2と、光受信装置3とを備える。通信システム1は、光ファイバ4及び増幅部5を伝送路として備える。光送信装置2及び光受信装置3は、伝送路を介して光信号で通信する。
光送信装置2及び光受信装置3は、フラッシュメモリ等の不揮発性の記憶装置(非一時的な記録媒体)に、ソフトウェアプログラムを記憶してもよい。光送信装置2及び光受信装置3の機能の少なくとも一部は、ソフトウェアプログラムによって実現されてもよい。
光送信装置2は、送信装置インタフェース20と、送信処理部21と、ドライバ22と、光送信器23とを備える。送信装置インタフェース20は、ビット系列をクライアント装置(不図示)から取得する。送信処理部21は、取得されたビット系列を符号化する。ドライバ22は、符号化されたビット系列に応じて、光送信器23を駆動する。光送信器23は、ドライバ22による駆動に応じて光信号を生成する。光送信器23は、生成された光信号を、伝送路を介して光受信装置3に送信する。
光受信装置3は、光受信器30と、アンプ31と、受信処理部32と、受信装置インタフェース33とを備える。光受信器30は、光信号を光送信装置2から受信する。アンプ31は、受信された光信号をアナログの受信信号に変換する。受信処理部32は、アナログの受信信号をデジタルの受信信号に変換する。受信処理部32は、デジタルの受信信号に基づいてビット系列を復号する。受信装置インタフェース33は、復号されたビット系列をクライアント装置(不図示)に送信する。
光ファイバ4は光信号を伝送する。増幅部5は、伝送路において、伝送された光信号の光の強度を増幅する。
次に、光送信装置2及び光受信装置3の各構成の例を説明する。
図2は、光送信装置2の構成の例を示す図である。送信処理部21は、フレーマ210と、確率整形符号化部211と、誤り訂正符号化部212aと、変調部213と、デジタル・アナログ変換部214とを備える。
なお、送信処理部21が確率整形符号化部211を備えることは必須ではない。例えば、送信処理部21は、確率整形符号化部211を備える代わりに、光送信装置2によって外部装置から取得されたビット系列のスループットよりも高いスループットのビット系列を出力する機能部を、ビット系列の出力部として備えてもよい。すなわち、送信処理部21は、従来方式よりも高いスループットのビット系列を出力する機能部を備えてもよい。
フレーマ210は、ビット系列を送信装置インタフェース20から取得する。フレーマ210は、取得されたビット系列を、予め定められた形式(フレーム)のビット系列に変換する。
確率整形符号化部211は、予め定められた形式のビット系列をフレーマ210から取得し、取得されたビット系列を符号化する。確率整形符号化部211は、例えば、確率的整形によってビット系列を符号化する。確率整形符号化部211によって符号化されたビット系列のスループットは、フレーマ210が送信装置インタフェース20から取得したビット系列のスループットよりも高い。確率整形符号化部211は、符号化されたビット系列を誤り訂正符号化部212aに出力する。誤り訂正符号化部212aは、符号化されたビット系列に生じた誤りを訂正する。変調部213は、誤りが訂正されたビット系列に変調処理を実行する。
デジタル・アナログ変換部214−1は、互いに直交する第1偏光成分X及び第2偏光成分Yとのうち、第1偏光成分Xの同相(In-phase)信号であるXI信号を、変調部213から取得する。デジタル・アナログ変換部214−1は、デジタル信号のXI信号をアナログ信号のXI信号に変換し、アナログ信号のXI信号をドライバ22に出力する。
デジタル・アナログ変換部214−2は、第1偏光成分Xの直交位相(Quadrature)信号であるXQ信号を、変調部213から取得する。デジタル・アナログ変換部214−2は、デジタル信号のXQ信号をアナログ信号のXQ信号に変換し、アナログ信号のXQ信号をドライバ22に出力する。
デジタル・アナログ変換部214−3は、第2偏光成分Yの同相信号であるYI信号を、変調部213から取得する。デジタル・アナログ変換部214−3は、デジタル信号のYI信号をアナログ信号のYI信号に変換し、アナログ信号のYI信号をドライバ22に出力する。
デジタル・アナログ変換部214−4は、第2偏光成分Yの直交位相信号であるYQ信号を、変調部213から取得する。デジタル・アナログ変換部214−4は、デジタル信号のYQ信号をアナログ信号のYQ信号に変換し、アナログ信号のYQ信号をドライバ22に出力する。
ドライバ22は、変調器ドライバ220−1〜220−4を備える。変調器ドライバ220−1〜220−4は、光送信器23の偏波変調器を駆動する。変調器ドライバ220−1は、アナログ信号のXI信号を光送信器23に出力する。変調器ドライバ220−2は、アナログ信号のXQ信号を光送信器23に出力する。変調器ドライバ220−3は、アナログ信号のYI信号を光送信器23に出力する。変調器ドライバ220−4は、アナログ信号のYQ信号を光送信器23に出力する。
光送信器23は、信号光源230と、偏波変調器231と、偏波ビーム・コンバイナ232(PBC: Polarization Beam Combiner)とを備える。信号光源230は、レーザ光を出力するレーザダイオード(Laser Diode)である。信号光源230は、レーザ光を偏波変調器231−1及び231−2に出力する。
偏波変調器231−1は、XI信号及びXQ信号に応じてレーザ光を変調することによって、第1偏光成分Xの光信号を生成する。偏波変調器231−1は、生成された第1偏光成分Xの光信号を、偏波ビーム・コンバイナ232に出力する。
偏波変調器231−2は、YI信号及びYQ信号に応じてレーザ光を変調することによって、第2偏光成分Yの光信号を生成する。偏波変調器231−2は、生成された第2偏光成分Yの光信号を、偏波ビーム・コンバイナ232に出力する。
偏波ビーム・コンバイナ232は、第1偏光成分Yの光信号と第2偏光成分Yの光信号とを合波する。偏波ビーム・コンバイナ232は、合波された光信号を、伝送路を介して光受信装置3に送信する。
図3は、光受信装置3の構成の例を示す図である。光受信器30は、局発光源300(Local Oscillator)と、90度光ハイブリッド301(90°Optical Hybrid)と、バランス型光検出器302−1〜302−4とを備える。局発光源300は、局発光としてのレーザ光を90度光ハイブリッド301に出力する。
90度光ハイブリッド301は、受信された光信号と局発光とをミキシングすることによって、同相信号と直交位相信号とを検出する機能部である。90度光ハイブリッド301は、偏光ビーム・スプリッタ303を備える。偏光ビーム・スプリッタ303は、局発光源300から出力された光の偏光成分を分離する。
バランス型光検出器302は、90度光ハイブリッド301から出力された光における干渉光を、偏光成分ごとに検出する。ここで、バランス型光検出器302−1は、干渉光におけるXI信号を表す電流信号を、アンプ31に出力する。バランス型光検出器302−2は、干渉光におけるXQ信号を表す電流信号を、アンプ31に出力する。バランス型光検出器302−3は、干渉光におけるYI信号を表す電流信号を、アンプ31に出力する。バランス型光検出器302−4は、干渉光におけるYQ信号を表す電流信号を、アンプ31に出力する。
アンプ31は、トランス・インピーダンス・アンプ310−1〜310−4を備える。トランス・インピーダンス・アンプ310−1は、XI信号を表す電流信号にインピーダンス変換を実行することによって、アナログ信号(電圧信号)のXI信号を受信処理部32に出力する。トランス・インピーダンス・アンプ310−2は、同様にアナログ信号(電圧信号)のXQ信号を受信処理部32に出力する。トランス・インピーダンス・アンプ310−3は、同様にアナログ信号(電圧信号)のYI信号を受信処理部32に出力する。トランス・インピーダンス・アンプ310−4は、同様にアナログ信号(電圧信号)のYQ信号を受信処理部32に出力する。
受信処理部32は、アナログ・デジタル変換部320−1〜320−4と、復調部321と、誤り訂正復号部322aと、確率整形復号部323と、フレーマ324とを備える。アナログ・デジタル変換部320−1は、アナログ信号のXI信号を、デジタル信号のXI信号に変換する。アナログ・デジタル変換部320−2は、アナログ信号のXQ信号を、デジタル信号のXQ信号に変換する。アナログ・デジタル変換部320−3は、アナログ信号のYI信号を、デジタル信号のYI信号に変換する。アナログ・デジタル変換部320−4は、アナログ信号のYQ信号を、デジタル信号のYQ信号に変換する。
復調部321は、デジタル信号のXI信号、XQ信号、YI信号及びYQ信号に、復調処理を実行する。誤り訂正復号部322aは、復調されたビット系列に生じた誤りを訂正する。確率整形復号部323は、誤りが訂正されたビット系列に復号処理を実行する。フレーマ324は、フレーマ324は、復号されたビット系列を、予め定められた形式(フレーム)のビット系列に変換する。フレーマ210は、予め定められた形式のビット系列を、受信装置インタフェース33に出力する。
次に、誤り訂正符号化部212a及び誤り訂正復号部322aの構成の例を説明する。
図4は、誤り訂正符号化部212aの構成の例を示す図である。誤り訂正符号化部212aは、クロック部215と、分周部216−1と、分周部216−2と、分配部217と、第1誤り訂正符号化部218と、第2誤り訂正符号化部219と、結合部221とを備える。誤り訂正符号化部212aは、分周部216と、第1誤り訂正符号化部218等の訂正部とを更に備えてもよい。
誤り訂正の性能(特性)は、符号化利得(NCG: Net Coding Gain)を用いて表される。第1誤り訂正符号化部218の符号化利得は、第2誤り訂正符号化部219の符号化利得よりも高く、例えば、11.8である。第2誤り訂正符号化部219の符号化利得は、例えば、11.3である。クロック部215は、所定の周波数のクロック信号を、各分周部216に出力する。
分周部216−1は、クロック部215から出力されたクロック信号を取得する。分周部216−1は、クロック信号を分周部216−2が分周する場合における分周比よりも小さな分周比で、分周部216−1によってクロック部215から取得されたクロック信号を分周する。分周部216−1は、分周部216−1によって分周されたクロック信号を、第1誤り訂正符号化部218に出力する。これによって、分周部216−1は、各訂正部に分配されるビット系列のビット量に応じて、符号化利得が高い第1誤り訂正符号化部218の動作周波数を、符号化利得が高くない第2誤り訂正符号化部219の動作周波数よりも高くする。
分周部216−2は、クロック部215から出力されたクロック信号を取得する。分周部216−2は、クロック信号を分周部216−1が分周する場合における分周比よりも大きな分周比で、分周部216−2によってクロック部215から取得されたクロック信号を分周する。分周部216−2は、分周部216−2によって分周されたクロック信号を、第2誤り訂正符号化部219に出力する。これによって、分周部216−2は、各訂正部に分配されるビット系列のビット量に応じて、符号化利得が高くない第2誤り訂正符号化部219の動作周波数を、符号化利得が高い第1誤り訂正符号化部218の動作周波数よりも低くする。
誤り訂正符号化部212aが分周部216を更に備えている場合も同様に、分周部216は、符号化利得が高い訂正部の動作周波数を、符号化利得が高くない訂正部の動作周波数よりも高くする。これによって、分周部216は、符号化利得が高い訂正部に多く分配されるビット系列のビット量に応じて、符号化利得が高い訂正部の動作周波数を、符号化利得が高くない訂正部の動作周波数よりも高くする。
分配部217は、確率整形符号化部211から取得されたビット系列を、ビット系列のビット量に応じて第1誤り訂正符号化部218及び第2誤り訂正符号化部219に分配する。分配部217は、第1誤り訂正符号化部218及び第2誤り訂正符号化部219のうちの誤り訂正用の処理性能を低くしていない訂正部(訂正符号化部)を優先して、ビット系列の符号化に使用する。すなわち、誤り訂正符号化部212aは、誤り訂正用の処理性能が相対的に高い訂正部(訂正符号化部)に、多くのビット量のビット系列を分配する。これによって、分配部217は、第1誤り訂正符号化部218及び第2誤り訂正符号化部219を効率よく使用して、送信信号の符号化の特性を向上させることができる。第1誤り訂正符号化部218及び第2誤り訂正符号化部219の素子の性能は同じでもよく、例えば、第2誤り訂正符号化部219の内部処理によって、第2誤り訂正符号化部219の処理性能は意図的に低く設定されてもよい。
第1誤り訂正符号化部218は、分周部216−1から出力されたクロック信号により定まる動作周波数で、第1誤り訂正符号化部218に分配されたビット系列の誤り訂正用の処理を実行する。第1誤り訂正符号化部218は、特定の誤り訂正に限られない誤り訂正用の処理を実行する符号化部であり、例えば、前方誤り訂正部である。第1誤り訂正符号化部218は、第1誤り訂正符号化部218に分配されたビット系列に冗長なビットを追加する。
第2誤り訂正符号化部219は、分周部216−2から出力されたクロック信号により定まる動作周波数で、第2誤り訂正符号化部219に分配されたビット系列の誤り訂正用の処理を実行する。第2誤り訂正符号化部219は、特定の誤り訂正に限られない誤り訂正用の処理を実行する符号化部であり、例えば、前方誤り訂正部である。第2誤り訂正符号化部219は、第2誤り訂正符号化部219に分配されたビット系列に冗長なビットを追加する。
誤り訂正符号化部212aが訂正部を更に備えている場合も同様に、その訂正部は、分周部216から出力されたクロック信号により定まる動作周波数で、訂正部に分配されたビット系列に、誤り訂正用の処理を実行する。
結合部221は、誤り訂正用の処理が実行されたビット系列を、第1誤り訂正符号化部218から取得する。結合部221は、誤り訂正用の処理が実行されたビット系列を、第2誤り訂正符号化部219から取得する。第1誤り訂正符号化部218から取得されたビット系列のビット量は、第2誤り訂正符号化部219から取得されたビット系列のビット量よりも多い。結合部221は、誤り訂正用の処理が実行された各ビット系列を結合する。結合部221は、結合結果であるビット系列を変調部213に出力する。
図5は、誤り訂正復号部322aの構成の例を示す図である。誤り訂正復号部322aは、クロック部325と、分周部326−1と、分周部326−2と、分配部327と、第1誤り訂正復号部328と、第2誤り訂正復号部329と、結合部330とを備える。誤り訂正復号部322aは、分周部326と、第1誤り訂正復号部328等の訂正部とを更に備えてもよい。
第1誤り訂正復号部328の符号化利得は、第2誤り訂正復号部329の符号化利得よりも高く、例えば、11.8である。第2誤り訂正復号部329の符号化利得は、例えば、11.3である。クロック部325は、所定の周波数のクロック信号を、各分周部326に出力する。
分周部326−1は、クロック部325から出力されたクロック信号を取得する。分周部326−1は、クロック信号を分周部326−2が分周する場合における分周比よりも小さな分周比で、分周部326−1によってクロック部325から取得されたクロック信号を分周する。分周部326−1は、分周部326−1によって分周されたクロック信号を、第1誤り訂正復号部328に出力する。これによって、分周部326−1は、各訂正部に分配されるビット系列のビット量に応じて、符号化利得が高い第1誤り訂正復号部328の動作周波数を、符号化利得が相対的に低い第2誤り訂正復号部329の動作周波数よりも高くする。
分周部326−2は、クロック部325から出力されたクロック信号を取得する。分周部326−2は、クロック信号を分周部326−1が分周する場合における分周比よりも大きな分周比で、分周部326−2によってクロック部325から取得されたクロック信号を分周する。分周部326−2は、分周部326−2によって分周されたクロック信号を、第2誤り訂正復号部329に出力する。これによって、分周部326−2は、各訂正部に分配されるビット系列のビット量に応じて、符号化利得が高くない第2誤り訂正復号部329の動作周波数を、符号化利得が高い第1誤り訂正復号部328の動作周波数よりも低くする。
分配部327は、復調部321から取得されたビット系列を、ビット系列のビット量に応じて第1誤り訂正復号部328及び第2誤り訂正復号部329に分配する。分配部327は、第1誤り訂正復号部328及び第2誤り訂正復号部329のうちの誤り訂正の性能が高い訂正部を優先して、ビット系列に生じた誤りの訂正に使用する。すなわち、誤り訂正復号部322aは、誤り訂正の処理性能が相対的に高い訂正部に、多くのビット量のビット系列を分配する。これによって、分配部327は、第1誤り訂正復号部328及び第2誤り訂正復号部329を効率よく使用して、受信信号の誤り訂正の特性を向上させることができる。
第1誤り訂正復号部328は、分周部326−1から出力されたクロック信号により定まる動作周波数で、第1誤り訂正復号部328に分配されたビット系列の誤りを訂正する。第1誤り訂正復号部328は、例えば、前方誤り訂正部である。第1誤り訂正復号部328は、第1誤り訂正復号部328に分配されたビット系列の誤りを、そのビット系列に追加された冗長なビットに基づいて訂正する。
第2誤り訂正復号部329は、分周部326−2から出力されたクロック信号により定まる動作周波数で、第2誤り訂正復号部329に分配されたビット系列の誤りを訂正する。第2誤り訂正復号部329は、例えば、前方誤り訂正部である。第2誤り訂正復号部329は、第2誤り訂正復号部329に分配されたビット系列の誤りを、そのビット系列に追加された冗長なビットに基づいて訂正する。
誤り訂正復号部322aが訂正部を更に備えている場合も同様に、訂正部は、分周部216から出力されたクロック信号により定まる動作周波数で、訂正部に分配されたビット系列の誤りを訂正する。
結合部330は、誤りが訂正されたビット系列を、第1誤り訂正復号部328から取得する。結合部330は、誤りが訂正されたビット系列を、第2誤り訂正復号部329から取得する。第1誤り訂正復号部328から取得されたビット系列のビット量は、第2誤り訂正復号部329から取得されたビット系列のビット量よりも多い。結合部330は、誤りが訂正された各ビット系列を結合する。結合部330は、結合結果であるビット系列を確率整形復号部323に出力する。
次に、送信処理部21及び受信処理部32の動作の例を説明する。
図6は、送信処理部21の動作の例を示すフローチャートである。分配部217は、符号化されたビット系列を、確率整形符号化部211から取得する(ステップS101)。分配部217は、第1誤り訂正符号化部218に、第1ビット量のビット系列を分配する(ステップS102)。分配部217は、第1誤り訂正符号化部218より処理性能を低くした第2誤り訂正符号化部219に、第1ビット量よりも少ない第2ビット量のビット系列を分配する(ステップS103)。第1誤り訂正符号化部218は、第1誤り訂正符号化部218に分配された第1ビット量のビット系列に、誤り訂正符号化処理を実施する(ステップS104)。第2誤り訂正符号化部219は、第2誤り訂正符号化部219に分配された第2ビット量のビット系列に、誤り訂正符号化処理を実施する(ステップS105)。結合部221は、誤り訂正符号化された各ビット系列を結合する(ステップS106)。変調部213は、結合されたビット系列に変調処理を実行する(ステップS107)。
図7は、受信処理部32の動作の例を示すフローチャートである。分配部327は、符号化されたビット系列を、復調部321から取得する(ステップS201)。分配部327は、誤り訂正の性能が高い第1誤り訂正復号部328に、第1ビット量のビット系列を分配する(ステップS202)。分配部327は、誤り訂正の性能が高くない第2誤り訂正復号部329に、第1ビット量よりも少ない第2ビット量のビット系列を分配する(ステップS203)。第1誤り訂正復号部328は、第1誤り訂正復号部328に分配された第1ビット量のビット系列の誤りを訂正する(ステップS204)。第2誤り訂正復号部329は、第2誤り訂正復号部329に分配された第2ビット量のビット系列の誤りを訂正する(ステップS205)。結合部330は、誤りが訂正された各ビット系列を結合する(ステップS206)。確率整形復号部323は、結合されたビット系列に復号処理を実行する(ステップS207)。
以上のように、第1実施形態の誤り訂正符号化部212a(光送信装置2の信号処理装置)は、分配部217と、誤り訂正用の処理性能の異なる複数の訂正部とを備える。分配部217は、第1誤り訂正符号化部218(第1の訂正部)に、第1ビット量のビット系列を分配する。分配部217は、第1誤り訂正符号化部218より処理性能を低くした第2誤り訂正符号化部219(第2の訂正部)に、第1ビット量よりも少ない第2ビット量のビット系列を分配する。第1誤り訂正符号化部218は、第1誤り訂正符号化部218に分配された第1ビット量のビット系列の誤り訂正に関する処理を実行する。第2誤り訂正符号化部219は、第2誤り訂正符号化部219に分配された第2ビット量のビット系列の誤り訂正に関する処理を実行する。
これによって、第1実施形態の誤り訂正符号化部212aは、回路規模を大きくしなくても、伝送の効率を向上させることが可能である。第1実施形態の誤り訂正符号化部212aは、訂正部ごとの誤り訂正用の処理性能に応じた符号化処理を実行することが可能である。
第1実施形態の誤り訂正復号部322a(光受信装置3の信号処理装置)は、分配部327と、誤り訂正の処理性能の異なる複数の訂正部とを備える。分配部327は、第1誤り訂正復号部328(第1の訂正部)に、第1ビット量のビット系列を分配する。分配部327は、第1誤り訂正復号部328より処理性能を低くした第2誤り訂正復号部329(第2の訂正部)に、第1ビット量よりも少ない第2ビット量のビット系列を分配する。第1誤り訂正復号部328は、第1誤り訂正復号部328に分配された第1ビット量のビット系列の誤り訂正に関する処理を実行する。第2誤り訂正復号部329は、第2誤り訂正復号部329に分配された第2ビット量のビット系列の誤り訂正に関する処理を実行する。
これによって、第1実施形態の誤り訂正復号部322aは、回路規模を大きくしなくても、伝送の効率を向上させることが可能である。第1実施形態の誤り訂正復号部322aは、訂正部ごとの誤り訂正の性能に応じた復号処理を実行することが可能である。
(第2実施形態)
第2実施形態では、各訂正部の動作周波数を制御する制御部を信号処理装置が備える点が、第1実施形態と相違する。第2実施形態では、第1実施形態との相違点を説明する。
図8は、誤り訂正符号化部212bの構成の例を示す図である。誤り訂正符号化部212bは、図4に示された誤り訂正符号化部212aと同様に光送信装置2に備えられる。誤り訂正符号化部212bは、クロック部215と、分周部216−1と、分周部216−2と、分配部217と、第1誤り訂正符号化部218と、第2誤り訂正符号化部219と、結合部221と、制御部222とを備える。誤り訂正符号化部212bは、分周部216と、第1誤り訂正符号化部218等の訂正部とを更に備えてもよい。
分配部217は、誤り訂正の性能が高い訂正部に、多くのビット量のビット系列を分配する。図8では、分配部217は、分配部217から出力された例えば600Gbpsのビット系列のうち、例えば500Gbpsのビット系列を第1誤り訂正符号化部218に出力し、残りの100Gbpsのビット系列を第2誤り訂正符号化部219に出力する。
制御部222は、第1誤り訂正符号化部218等の各訂正部の誤り訂正の性能(符号化利得)に応じて、各訂正部の動作周波数を制御する。制御部222は、各訂正部の動作周波数を調整することによって、各訂正部が誤り訂正を実行するビット系列のビット量を調整する。
例えば、制御部222は、クロック信号を分周部216−1が分周する場合における分周比を、分周部216−1に設定する。制御部222は、クロック信号を分周部216−2が分周する場合における分周比を、分周部216−2に設定する。ここで、制御部222は、符号化利得が高い第1誤り訂正符号化部218の動作周波数を、符号化利得が高くない第2誤り訂正符号化部219の動作周波数よりも高くする。すなわち、制御部222は、符号化利得が高い第1誤り訂正符号化部218のクロック信号の分周比を、符号化利得が高くない第2誤り訂正符号化部219ののクロック信号の分周比よりも小さくする。
図9は、誤り訂正復号部322bの構成の例を示す図である。誤り訂正復号部322bは、図5に示された誤り訂正復号部322aと同様に光送信装置2に備えられる。誤り訂正復号部322bは、クロック部325と、分周部326−1と、分周部326−2と、分配部327と、第1誤り訂正復号部328と、第2誤り訂正復号部329と、結合部330と、制御部331とを備える。誤り訂正復号部322bは、分周部326と、第1誤り訂正復号部328等の訂正部とを更に備えてもよい。
分配部327は、誤り訂正の性能が高い訂正部に、多くのビット量のビット系列を分配する。図9では、分配部327は、分配部327から出力される例えば600Gbpsのビット系列のうち、例えば500Gbpsのビット系列を第1誤り訂正復号部328に出力し、残りの100Gbpsのビット系列を第2誤り訂正復号部329に出力する。
制御部331は、第1誤り訂正復号部328等の各訂正部の誤り訂正の性能(符号化利得)に応じて、各訂正部の動作周波数を制御する。制御部331は、各訂正部の動作周波数を調整することによって、各訂正部が誤り訂正を実行するビット系列のビット量を調整する。
例えば、制御部331は、クロック信号を分周部326−1が分周する場合における分周比を、分周部326−1に設定する。制御部331は、クロック信号を分周部326−2が分周する場合における分周比を、分周部326−2に設定する。ここで、制御部331は、符号化利得が高い第1誤り訂正復号部328の動作周波数を、符号化利得が高くない第2誤り訂正復号部329の動作周波数よりも高くする。すなわち、制御部331は、符号化利得が高い第1誤り訂正復号部328のクロック信号の分周比を、符号化利得が高くない第2誤り訂正復号部329ののクロック信号の分周比よりも小さくする。
以上のように、第2実施形態の誤り訂正符号化部212b(光送信装置2の信号処理装置)は、制御部222を更に備える。制御部222は、第1誤り訂正符号化部218の動作周波数を第2誤り訂正符号化部219の動作周波数よりも高くする制御を実行する。
これによって、第2実施形態の誤り訂正符号化部212bは、より多くのビット量のビット系列の誤りを性能が高い訂正部に訂正させることが可能である。第2実施形態の誤り訂正符号化部212bは、回路規模を大きくしなくても、伝送の効率を更に向上させることが可能である。
第2実施形態の誤り訂正復号部322b(光受信装置3の信号処理装置)は、制御部331を更に備える。制御部331は、第1誤り訂正復号部328の動作周波数を第2誤り訂正復号部329の動作周波数よりも高くする制御を実行する。
これによって、第2実施形態の誤り訂正復号部322bは、より多くのビット量のビット系列の誤りを性能が高い訂正部に訂正させることが可能である。第2実施形態の誤り訂正復号部322bは、回路規模を大きくしなくても、伝送の効率を更に向上させることが可能である。
(第3実施形態)
第3実施形態では、多値の直交振幅変調(QAM: Quadrature Amplitude Modulation)のシンボルのコードにおいてエラーレートが高いビットの誤り訂正を、誤り訂正の性能が高い訂正部が実行する点が、第2実施形態と相違する。第3実施形態では、第2実施形態との相違点を説明する。
第1実施形態及び第2実施形態では、誤り訂正の性能が高い訂正部(符号化利得が高い訂正部)は、誤り訂正の性能が高くない訂正部が訂正するビット系列のビット量と比較して、多くのビット量のビット系列における誤り訂正に関する処理を実行している。
第3実施形態では、誤り訂正の性能が高い訂正部は、16QAMのシンボルのコードにおいてエラーレートが高いビット位置のビットの誤り訂正を実行する。すなわち、誤り訂正の性能が高くない訂正部は、シンボルのコードにおいてエラーレートが高いビット位置のビットの誤り訂正に関する処理を実行する。なお、第3実施形態は、第1実施形態及び第2実施形態と組み合わされてもよい。
分配部217は、符号化されたビット系列の特性に応じて、符号化されたビット系列を第1誤り訂正符号化部218及び第2誤り訂正符号化部219に分配する。ビット系列の特性とは、例えば、ビット系列のビット位置のエラーレートの特性である。すなわち、ビット系列の特性とは、例えば、シンボルのコードにおけるビット位置とエラーレートとの関係を表す特性である。
図10は、16QAMのシンボルのマッピング(コンスタレーションマップ)の例を示す図である。16QAMのシンボルのコードのビット長は、4ビットである。コンスタレーションマップにおいてI軸方向の位置に影響を及ぼすビット群は、シンボルのコードにおける上位側の2ビットである。コンスタレーションマップにおいてQ軸方向の位置に影響を及ぼすビット群は、シンボルのコードにおける下位側の2ビットである。
16QAMでは、シンボルのコードにおけるビット位置に応じて、エラーレートが異なる。このため、分配部217は、エラーレートが高いビット位置のビットを、誤り訂正の性能が高い(符号化利得が高い)訂正部に分配することによって、伝送の特性を改善することが可能である。
シンボルのコードの上位側の2ビットにおけるMSB(Most Significant Bit)の値に応じて、シンボルの位置がI軸の正値又は負値のいずれであるかが定まる。同様に、シンボルのコードの下位側の2ビットにおけるMSBの値に応じて、シンボルの位置がQ軸の正値又は負値のいずれであるかが定まる。このように、16QAMでは、シンボルのコードの上位側又は下位側の2ビットにおけるMSBの値に応じて、コンスタレーションマップにおけるシンボルの位置が大きく異なる。したがって、16QAMでは、MSBのエラーレートは高くない。
シンボルのコードの上位側の2ビットにおけるLSB(Least Significant Bit)の値のみが異なるコードのシンボルは、コンスタレーションマップにおいて隣接している。同様に、シンボルのコードの下位側の2ビットにおけるLSBの値のみが異なるコードのシンボルは、コンスタレーションマップにおいて隣接している。このように、16QAMでは、シンボルのコードの上位側又は下位側の2ビットにおけるLSBの値に応じて、コンスタレーションマップにおけるシンボルの位置が大きく異なることがない。したがって、16QAMでは、LBSのエラーレートは高い。
確率整形符号化部211から出力されたビット系列の各ビットがシンボルのコードのどのビット位置に割り当てられるかは既知である。分配部217は、ビット位置を表す情報を確率整形符号化部211から取得する。すなわち、分配部217は、MSB又はLSBを表す情報を、確率整形符号化部211から取得する。
分配部217は、LSBを表す情報を取得した場合、確率整形符号化部211から取得されたビット系列のビットを、第1誤り訂正符号化部218に出力する。分配部217は、MSBを表す情報を取得した場合、確率整形符号化部211から取得されたビット系列のビットを、第1誤り訂正符号化部218より処理性能を低くした第2誤り訂正符号化部219に出力する。
誤り訂正復号部322bの分配部327も同様に動作する。分配部327は、符号化されたビット系列の特性に応じて、符号化されたビット系列を第1誤り訂正復号部328及び第2誤り訂正復号部329に分配する。すなわち、シンボルのコードの上位側又は下位側の2ビットにおけるLSBの値を復調部321から取得した場合、その値を誤り訂正の性能が高い第1誤り訂正復号部328に出力する。分配部217は、シンボルのコードの上位側又は下位側の2ビットにおけるMSBの値を復調部321から取得した場合、その値を誤り訂正の処理性能を低くした第2誤り訂正復号部329に出力する。
以上のように、第3実施形態の誤り訂正符号化部(光送信装置2の信号処理装置)は、確率整形符号化部211(出力部)を更に備える。確率整形符号化部211は、16QAMの確率的整形等によって符号化されたビット系列を、分配部217に出力する。分配部217は、符号化されたビット系列のビット位置のエラーレートの特性に応じて、符号化されたビット系列を複数の訂正部に分配する。
これによって、第3実施形態の誤り訂正符号化部は、回路規模を大きくしなくても、16QAMの多値変調の光信号の伝送の効率を向上させることが可能である。
第3実施形態の復号訂正部(光受信装置3の信号処理装置)は、復調部321(出力部)を更に備える。復調部321は、16QAMの確率的整形等によって符号化されたビット系列を、分配部327に出力する。分配部327は、符号化されたビット系列のビット位置のエラーレートの特性に応じて、符号化されたビット系列を第1誤り訂正復号部328及び第2誤り訂正復号部329に分配する。
これによって、第3実施形態の復号訂正部は、回路規模を大きくしなくても、16QAMの多値変調の光信号の伝送の効率を向上させることが可能である。
なお、LSBの値に応じてコンスタレーションマップにおけるシンボルの位置が大きく異なり、MSBの値に応じてコンスタレーションマップにおけるシンボルの位置が大きく異なることがない場合には、LBSのエラーレートは、MBSのエラーレートと比較して高くない。シンボルのコードにおけるビット位置とエラーレートとに、このような関係がある場合には、分配部217は、ビット系列を逆に分配する。すなわち、分配部217は、MSBを表す情報を取得した場合、確率整形符号化部211から取得されたビット系列のビットを、誤り訂正の性能が高い第1誤り訂正符号化部218に出力する。分配部217は、LSBを表す情報を取得した場合、確率整形符号化部211から取得されたビット系列のビットを、誤り訂正の性能が高くない第2誤り訂正符号化部219に出力する。誤り訂正復号部322bの分配部327も同様に動作する。
(第4実施形態)
第4実施形態では、16QAMに制限されない多値の直交振幅変調のシンボルのコードにおいてエラーレートが高いビットの誤り訂正を、誤り訂正の性能が高い訂正部が実行する点が、第3実施形態と相違する。第4実施形態では、第3実施形態との相違点を説明する。
第4実施形態では、誤り訂正の性能が高い訂正部は、ビット系列の直交振幅変調のシンボルのコードにおいてエラーレートが高いビット位置のビットの誤り訂正を実行する。すなわち、誤り訂正の性能が高くない訂正部は、シンボルのコードにおいてエラーレートが高くないビット位置のビットの誤り訂正を実行する。第3実施形態では、16QAMに制限されない多値の直交振幅変調を、光送信装置2が実行する。なお、第4実施形態は、第1実施形態及び第2実施形態と組み合わされてもよい。
図9は、64QAMのシンボルのマッピング(コンスタレーションマップ)の例を示す図である。64QAMのシンボルのコードのビット長は、6ビットである。コンスタレーションマップにおいてI軸方向の位置に影響を及ぼすビット群は、シンボルのコードにおける上位側の3ビットである。コンスタレーションマップにおいてQ軸方向の位置に影響を及ぼすビット群は、シンボルのコードにおける下位側の3ビットである。
多値の直交振幅変調では、シンボルのコードにおけるビット位置に応じて、エラーレートが異なる。このため、分配部217は、エラーレートが高いビット位置のビットを、誤り訂正の性能が高い(符号化利得が高い)訂正部に分配することによって、伝送の特性を改善することが可能である。
(N=4、8、16…)QAMのシンボルのコードのビット長は、対数を用いて表現されることが可能であり、(2×logN)ビットである。コンスタレーションマップの軸方向の位置に影響を及ぼすビット群は、その軸ごとに、(logN)ビットで構成されるビット群で表現される。この(logN)ビットで構成されるビット群におけるビット位置は、最上位のビットから最下位のビットの順に、第1ビット、…、第(logN)ビットと表現される。
例えば、64(=8)QAMのシンボルのコード(ビット長=6ビット)において、コンスタレーションマップの軸方向の位置に影響を及ぼすビット群は、その軸ごとに、3(=log8)ビットで構成されるビット群で表現される。この3ビットで構成されるビット群におけるビット位置は、最上位のビットから最下位のビットの順に、第1ビット、第2ビット、第3ビットと表現される。
コンスタレーションマップにおいて、シンボルのコードは、第1ビットの値に応じて、I軸又はQ軸に関して線対称に割り当てられている。すなわち、シンボルは、第1ビットの値に応じて、I軸又はQ軸の正値側若しくは負値側にまとまって配置される。
例えば、I軸方向の位置に影響を及ぼす第1ビットの値が0であるシンボルは、I軸の負値側に纏まって配置されている。図11では、I軸方向の位置に影響を及ぼす第1ビットには、I軸の負値側から正値側に向けて、(0,0,0,0,1,1,1,1)が割り当てられている。
例えば、Q軸方向の位置に影響を及ぼす第1ビットの値が0であるシンボルは、Q軸の正値側に纏まって配置されている。図11では、Q軸方向の位置に影響を及ぼす第1ビットには、Q軸の負値側から正値側に向けて、(1,1,1,1,0,0,0,0)が割り当てられている。
このように、コンスタレーションマップにおいて、第1ビットの1の群は、軸の正値側及び負値側に分割されずに、軸の正値側又は負値側にまとまっている。同様に、第1ビットの0の群は、軸の正値側及び負値側に分割されずに、軸の正値側又は負値側にまとまっている。
図11では、I軸方向の位置に影響を及ぼす第2ビットには、I軸の負値側から正値側に向けて、(0,0,1,1,0,0,1,1が割り当てられている。Q軸方向の位置に影響を及ぼす第2ビットには、Q軸の負値側から正値側に向けて、(1,1,0,0,1,1,0,0)が割り当てられている。
このように、コンスタレーションマップにおいて、第2ビットの1の群は、軸の正値側及び負値側に分割されている。同様に、第2ビットの0の群は、軸の正値側及び負値側に分割されている。
図11では、I軸方向の位置に影響を及ぼす第3ビットには、I軸の負値側から正値側に向けて、(0,1,1,0,0,1,1,0)が割り当てられている。Q軸方向の位置に影響を及ぼす第3ビットには、Q軸の負値側から正値側に向けて、(0,1,1,0,0,1,1,0)が割り当てられている。
シンボルのコードの上位側のビット群における第1ビットの値に応じて、シンボルの位置がI軸の正値又は負値のいずれであるかが定まる。同様に、シンボルのコードの下位側のビット群における第1ビットの値に応じて、シンボルの位置がQ軸の正値又は負値のいずれであるかが定まる。このように、多値の直交振幅変調では、シンボルのコードの上位側又は下位側のビット群において上位ビットであるほど、そのビットの値に応じて、コンスタレーションマップにおけるシンボルの位置が大きく異なる。したがって、多値の直交振幅変調では、シンボルのコードの上位側又は下位側のビット群における、第1ビットのエラーレートは高くない。
シンボルのコードの上位側のビット群における第3ビットの値のみが異なるコードのシンボルは、コンスタレーションマップにおいて隣接している。同様に、シンボルのコードの下位側のビット群における第3ビットの値のみが異なるコードのシンボルは、コンスタレーションマップにおいて隣接している。このように、多値の直交振幅変調では、シンボルのコードの上位側又は下位側のビット群において下位ビットであるほど、そのビットの値に応じて、コンスタレーションマップにおけるシンボルの位置が大きく異なることがない。したがって、多値の直交振幅変調では、シンボルのコードの上位側又は下位側のビット群における、第3ビットのエラーレートは高い。
確率整形符号化部211から出力されたビット系列の各ビットがシンボルのコードのどのビット位置に割り当てられるかは既知である。分配部217は、ビット位置を表す情報を確率整形符号化部211から取得する。すなわち、分配部217は、シンボルのコードのビット位置を表す情報を、確率整形符号化部211から取得する。
図11では、分配部217は、(第logN)ビット等の下位ビットを表す情報を取得した場合、下位ビットのエラーレートは高いので、確率整形符号化部211から取得されたビット系列のビットを、誤り訂正の性能が高い第1誤り訂正符号化部218に出力する。分配部217は、第2ビットから第((logN)−1)ビットまでの中位ビットを表す情報を取得した場合、確率整形符号化部211から取得されたビット系列のビットを、第1誤り訂正符号化部218又は第2誤り訂正符号化部219に出力する。第1誤り訂正符号化部218又は第2誤り訂正符号化部219のいずれに出力するかは、例えば、ビット位置ごとに予め定められる。分配部217は、第1ビット等の上位ビットを表す情報を取得した場合、上位ビットのエラーレートは高くないので、確率整形符号化部211から取得されたビット系列のビットを、誤り訂正の性能が高くない第2誤り訂正符号化部219に出力する。
以上のように、第4実施形態の誤り訂正符号化部(光送信装置2の信号処理装置)は、確率整形符号化部211(出力部)を更に備える。確率整形符号化部211は、確率的整形等によって符号化されたビット系列を、分配部217に出力する。分配部217は、符号化されたビット系列のビット位置のエラーレートの特性に応じて、符号化されたビット系列を複数の訂正部に分配する。
これによって、第4実施形態の誤り訂正符号化部は、回路規模を大きくしなくても、多値の変調の光信号の伝送効率を向上させることが可能である。
第4実施形態の復号訂正部(光受信装置3の信号処理装置)は、復調部321(出力部)を更に備える。復調部321は、16QAMの確率的整形等によって符号化されたビット系列を、分配部327に出力する。分配部327は、符号化されたビット系列のビット位置のエラーレートの特性に応じて、符号化されたビット系列を第1誤り訂正復号部328及び第2誤り訂正復号部329に分配する。
これによって、第4実施形態の復号訂正部は、回路規模を大きくしなくても、多値の変調の光信号の伝送効率を向上させることが可能である。
なお、下位ビットの値に応じてコンスタレーションマップにおけるシンボルの位置が大きく異なり、上位ビットの値に応じてコンスタレーションマップにおけるシンボルの位置が大きく異なることがない場合には、下位ビットのエラーレートは、上位ビットのエラーレートと比較して高くない。シンボルのコードにおけるビット位置とエラーレートとに、このような関係がある場合には、分配部217は、ビット系列を逆に分配する。すなわち、分配部217は、上位ビットを表す情報を取得した場合、確率整形符号化部211から取得されたビット系列のビットを、誤り訂正の性能が高い第1誤り訂正符号化部218に出力する。分配部217は、上位ビット及び下位ビットの中間のビットを表す情報を取得した場合、確率整形符号化部211から取得されたビット系列のビットを、第1誤り訂正符号化部218又は第2誤り訂正符号化部219に出力する。分配部217は、下位ビットを表す情報を取得した場合、確率整形符号化部211から取得されたビット系列のビットを、誤り訂正の性能が高くない第2誤り訂正符号化部219に出力する。誤り訂正復号部322bの分配部327も同様に動作する。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
1…通信システム、2…光送信装置、3…光受信装置、4…光ファイバ、5…増幅部、20…送信装置インタフェース、21…送信処理部、22…ドライバ、23…光送信器、30…光受信器、31…アンプ、32…受信処理部、33…受信装置インタフェース、100…信号処理装置、110…符号化部、120…訂正部、130…訂正部、140…訂正部、210…フレーマ、211…確率整形符号化部、212a,212b…誤り訂正符号化部、213…変調部、214…デジタル・アナログ変換部、215…クロック部、216…分周部、217…分配部、218…第1誤り訂正符号化部、219…第2誤り訂正符号化部、220…変調器ドライバ、221…結合部、230…信号光源、231…偏波変調器、232…偏波ビーム・コンバイナ、300…局発光源、301…90度光ハイブリッド、302…バランス型光検出器、303…偏光ビーム・スプリッタ、310…トランス・インピーダンス・アンプ、320…アナログ・デジタル変換部、321…復調部、322a,322b…誤り訂正復号部、323…確率整形復号部、324…フレーマ、325…クロック部、326…分周部、327…分配部、328…第1誤り訂正復号部、329…第2誤り訂正復号部、330…結合部

Claims (4)

  1. 分配部と、処理性能の異なる複数の訂正部とを備える信号処理装置であって、
    前記分配部は、第1の前記訂正部に第1ビット量のビット系列を分配し、第1の前記訂正部より処理性能を低くした第2の前記訂正部に第1ビット量よりも少ない第2ビット量のビット系列を分配し、
    第1の前記訂正部は、第1の前記訂正部に分配された第1ビット量のビット系列の誤り訂正に関する処理を実行し、
    第2の前記訂正部は、第2の前記訂正部に分配された第2ビット量のビット系列の誤り訂正に関する処理を実行する、
    信号処理装置。
  2. 第1の前記訂正部の動作周波数を第2の前記訂正部の動作周波数よりも高くする制御を実行する制御部を更に備える、請求項1に記載の信号処理装置。
  3. 符号化されたビット系列を前記分配部に出力する出力部を更に備え、
    前記分配部は、前記符号化されたビット系列のビット位置のエラーレートの特性に応じて、前記符号化されたビット系列を複数の前記訂正部に分配する、
    請求項1又は請求項2に記載の信号処理装置。
  4. 分配部と、処理性能の異なる複数の訂正部とを備える信号処理装置が実行する信号処理方法であって、
    前記分配部は、第1の前記訂正部に第1ビット量のビット系列を分配し、第1の前記訂正部より処理性能を低くした第2の前記訂正部に第1ビット量よりも少ない第2ビット量のビット系列を分配し、
    第1の前記訂正部は、第1の前記訂正部に分配された第1ビット量のビット系列の誤り訂正に関する処理を実行し、
    第2の前記訂正部は、第2の前記訂正部に分配された第2ビット量のビット系列の誤り訂正に関する処理を実行する、
    信号処理方法。
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