JP4381678B2 - 記録装置間でデータを転送するシステムおよび方法 - Google Patents

記録装置間でデータを転送するシステムおよび方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はデータ記録装置に関し、詳しくは、記録装置間でデータを転送するシステム及び方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
半導体記録装置は、映像監視、音声録音、時間ベースのテレメトリ記録装置(例えばフライトデータ・レコーダや地震計など)、及び、その他時間ベースの大量データ記憶処理を含む様々な用途に用いられるようになった。半導体記録装置は、大きくとも限られた記憶容量(数ギガバイト)しか持たないのが通常であり、多くの場合カメラ中継や計測器パッケージなどの特定の位置に専用にされる。従って、半導体「収集媒体」から磁気テープなどの固定の大容量「アーカイブ」媒体にデータを転送する機能が強く望まれている。転送が済めば、さらなる記録に備えて半導体記録装置のデータ記憶メモリを開放することができ、メモリから転送されたデータは、分析、処理し、後で参照するために長期間保管することができる。
【0003】
ある媒体から別の媒体へのデータの転送、すなわち、ある記録装置から別の記録装置へのデータの転送は、不利な場合がある。2台の装置固有の構造、及び、それに関連した2台の装置へのデータの格納及びフォーマットの違いは、各装置のデータのアクセス及び操作を困難にする場合がある。例えば、半導体記録装置は、特定のアプリケーションによって制御される場合があり、そのため、データを特定のファイルフォーマット及び特定のディレクトリ構造(「コンテクスト」)で配置する場合がある。このコンテクストは、その時間基準の中に、重要な記録イベントを示す重要データの様々な基準を含む場合がある。それらの基準は、イベントを観察しているオペレータによって提供される場合もあるし、センサートリガや時間依存性トリガなどの自動的基準に基づくものである場合もある。基準になるイベントは、オペレータによって個別に識別される閲覧可能な特定ディレクトリのうちの一部にすることができる。通常、半導体記録装置で用いられる選択されたファイルフォーマット及びディレクトリ構造は、その半導体記録装置を制御しているアプリケーションによって直ちに認識される。これにより、半導体記録装置データの所望部分が半導体記録装置内にあっても、オペレータは、アプリケーションと協働するグラフィカルユーザインタフェースその他のデバイスを介して、その所望部分を容易に閲覧及び操作することが可能になる。
【0004】
しかしながら、半導体記録装置上のデータをテープドライブに連続転送する場合(例えば、横走査型ハードディスクを回転させる場合)、テープフォーマットが大きく異なるため、ディレクトリ情報が半導体記録装置アプリケーションにとって認識できないものになる場合がある。少なくとも、半導体記録装置からのイベント基準に従ってデータにアクセスすることは難しくなり、新たなテープフォーマットの参照を適切に考慮することはできない。そのため、特定トラック及び特定イベントをテープ上に復元することが難しくなり、ユーザによる様々な重要情報/イベントの手動スキャンが必要になる。
【0005】
従って本発明の目的は、半導体記録媒体のコンテクストを維持しつつある半導体(その他)記録媒体から別の新たな媒体へデータ転送することを可能にし、新たな媒体上に転送されたデータを古い媒体上で作成されたコンテクストに基づいてユーザが容易に閲覧および操作できるようにするシステム及び方法を提供することである。このシステム及び方法は、様々な異なる媒体間でデータの転送を可能にするとともに、そのデータに関連するディレクトリ及びその他識別情報の損失がないフォーマットを実現するものでなければならない。また、このシステム及び方法は、比較的容易に利用できるものであって、新たな媒体に/新たなフォーマットで転送されたデータの迅速な閲覧および操作を可能にするものでなければならない。
【0006】
発明の概要
本発明は、収集記録媒体の元のコンテクストを維持しつつある収集記録媒体から別のアーカイブ媒体へデータ転送することで容易なアクセス及び再生を可能にするシステム及び方法を提供することによって、従来技術の欠点を克服する。ホストコンピュータ上で動作するアプリケーションは、収集記録装置およびアーカイブ記録装置と通信する。このアプリケーションは、収集記録装置上のファイル及びイベント情報を読み出して、その収集記録装置がそのようなものであることを示すリーダーをアーカイブ記録装置上に作成する。次に、ファイルディレクトリデータ及びスペシャルイベントマーカー(SIM)データを作成する。最後に、収集記録装置からのデータで構成された記録データをアーカイブ媒体に書き込む。通常、アプリケーションがファイル及びイベントディレクトリ記述子を理解できるように構成される場合、それらのファイル及びイベントディレクトリ記述子は、収集記録装置フォーマットから得られる。それらの収集ディレクトリ記述子がアプリケーションで利用できない場合、アプリケーションは更に、収集制御インタフェースを介して送信するための適当なファイルディレクトリ記述子を作成するように構成される場合がある。また、アプリケーションは更に、アーカイブ媒体を元の収集コンテクスト/格納構成と同じフォーマットで再生できるように構成される場合もある。
【0007】
記録リソースを温存するため、記録データは非ゼロ長にすることが好ましい。データが非ゼロ長になる原因には、そのデータを元の収集時、すなわちある媒体から別の媒体への転送の際にオペレータ介入によってデータが記録されたかった収集媒体ファイルから取り出すことなどがある。この方法では、ブロックされたデータすなわち転送されないデータに関する識別子が省略されるので、媒体空間が温存される。
【0008】
好ましい実施形態では、収集記録装置は、半導体メモリを有する半導体記録装置(SSR)であり、ホストコンピュータ互換の制御インタフェースを備えている。アーカイブ記録装置は、横走査型デジタルカートリッジテープレコーダ(DCR)であり、同じようにホストコンピュータと通信するように構成された制御インタフェースを備えている。アプリケーションには、それら両方の制御インタフェースを認識してそれらと通信するためのドライバが含まれる。データ転送中、SSRとDCRは、各々のデータポート対のそれぞれを相互接続する8ビットパラレルラインなどのデータラインによって、相互接続される。
【0009】
アーカイブ媒体(テープ)には、特定の収集フォーマットデータの存在を示す情報がその中に含まれる。この情報には2つの部分がある。第1の部分は、指定されたデータに対するプリアンブルとして、そのデータと共に記録されるリーダーである。第2の部分は、媒体上の指定されたデータが記録されるトラックから離れた長手方向のトラックに、指定されたデータと共に同時に記録される。この情報は、アーカイブ再生中、アプリケーションに対して復元モードに入るべきことを促すものである。このモードでは、ホストコンピュータ上で動作するアプリケーションに関連するグラフィカルユーザインタフェースを介したそのアプリケーションによる収集タイムスタンプ、イベント及びその他基準に従った再生がサポートされる。ホストコンピュータは、個別のユニットにすることもできるし、アーカイブ記録装置または収集記録装置に物理的に配置することもできる。
【0010】
本発明の上記その他の目的及び利点は、図面の例示に従って下記の詳細な説明を参照することで明らかになるであろう。
【0011】
【発明の実施の形態】
図1〜図3は、本発明の例示的実施形態による収集、アーカイブ媒体への転送、及び、アーカイブデータの再生を、概略的にそれぞれ示している。本明細書に記載する収集装置およびアーカイブ装置はそれぞれ、半導体記録装置および横走査型回転ヘッドのデジタルテープレコーダである。しかしながら、本明細書に記載する原理が様々な収集装置及びアーカイブ装置に適用可能であることは明らかである。例えば、収集装置を横走査方式の回転ヘッドデジタルテープレコーダにし、アーカイブ装置を光ディスク記録装置やヘリカルスキャンのテープレコーダにすることもできる。
【0012】
概して、この例示的説明は、半導体記録装置(SSR)100を用いた元のデータの収集に関するものである。この説明の目的で、SSRには、カリフォルニア州レッドウッド市にあるAmpex社から市販されているS/TARまたはSSRSユニットを用いることができる。この記録装置には、現在8ギガバイトから100ギガバイトまでの様々なサイズの半導体不揮発性メモリ102が含まれ、これらは着脱可能なメモリカートリッジとして提供されるのが通常である。SSRは、データの大元の発生源であることを示す「収集」記録装置と呼ばれる場合もあり、特定コンテクストでデータを格納する任意の他の種類の記録装置(例えば半導体、テープ、磁気ディスク、光学装置、またはその他)で置き換えることもできる。
【0013】
図1の例は、2つの電荷結合素子(CCD)カメラアセンブリCCD1(103)及びCCD2(104)と相互接続されたSSR100を示すものであり、CCDカメラアセンブリの各々は適当な内部プロセッサ/画像収集ハードウェア及びファームウェア(図示せず)を有している。各カメラは、8ビットパラレルデータライン113及び114のそれぞれを介して、映像データをSSR上のパラレルポート120に配送する。あるいは、様々な他のポートおよび関連データ形態(シリアル及び/又はオプティカル等)を用いることもできる。SSRに関連する他の形態について、適当なインタフェースを設ける。本明細書における例示的データ収集装置は一対のカメラになっているが、音声装置、テレメトリ装置、遠隔センサーなどを含む様々な種類のデータ収集装置を様々な組み合わせで用いることもできると当然考えられる。同様に、個々の装置(カメラ)に関する2つの「ボリューム」のデータの使用も例示的なものである。SSRは、本発明の様々な実施形態に従って、1ボリューム、2ボリューム、またはそれ以上のボリュームの収集データを受信するように構成することができる。
【0014】
制御ポート130(例えばRS232、RS422など)は、内部データ記憶機能及びメモリアクセスを管理するボード上の中央演算処理装置(CPU)140と相互接続されている。また、リモートインタフェースユニットには、一実施形態において、キーボード152及びインタフェース画面154を有し、データライン156を介してポート130と相互接続されたマイクロコンピュータ150が含まれる場合がある。コンピュータ150は、ユーザがSSRを操作してデータを様々に記録および格納できるようにし、ユーザが特別な関心に基づき記録時間に従って特定のイベントにフラグを立てることができるようにするための、制御アプリケーションを実行するように構成される。画面154には、Microsoft Windows(R)形態またはその他許容可能な表示パターンに従って、グラフィカルユーザインタフェースを表示することができる。このようにして、大元の収集データは、オペレータにより半導体メモリ102に記録される。
【0015】
図2を参照すると、SSR100上にデータが記録された後、SSRまたはSSRのメモリ102を含む部分構成要素は、本例示的実施形態に従って、デジタルカートリッジテープレコーダ(DCR)200及びホストコンピュータ202に相互接続される。この実施形態の例示的デジタルカートリッジテープレコーダ210(単に「レコーダ」と呼ぶ場合もある)は、具体的には、同じくカリフォルニア州レッドウッド市にあるAmpex社から市販されているDCRsi(R)デジタルテープカートリッジレコーダである。DCRsi(R)はAmpex社の登録商標であり、その権利はすべて保護されている。DCRsi(R)レコーダは、1インチテープで構成され、概ね0〜30メガバイト/秒のデータ速度を有する横走査型回転ヘッドのデジタルテープカートリッジレコーダである。
【0016】
簡単に言うと、横走査型テープレコーダとは、テープの長手方向(移動方向)に対して平行な回転軸をもつ回転ヘッドを回転させ、テープの長手方向と交差する方向の(テープの長手方向と直交する)一連のトラックを等間隔に配置するテープレコーダである。それらのトラックはテープの中央部分に配置され、その中央部分を取り囲むテープ両端には、別の記録/消去ヘッドによって様々な制御データ及び識別データ(音声、テレメトリなど)が一連の平行な長手方向のストリップに連続的に格納される。
【0017】
DCRは、SSR収集記録装置からのデータの長期アーカイブを適当な媒体に格納するので、「アーカイブ」記録装置と呼ばれる場合もある。収集記録装置には、半導体、テープ、磁気ディスク、光学装置、または、その他記憶媒体を用いたデータ記録装置を含めて、任意の許容可能なデータ記録装置を用いることができる。
【0018】
DCR200は、従来設計のヘッドアセンブリによって書き込まれたテープカートリッジ210が収容される。CPU220は、内部的な読み出し、書き込み及びテープ送り、並びに、その他の機能を制御する。テープから読み出したデータあるいはテープに書き込むデータをバッファリングするため、通常、内部データバッファ(図示せず)が設けられる。SSR100のデータポート120は、8ビットデータライン230を介して、DCRの8ビットデータポート228と相互接続される。各々のCPU140及び220によって、半導体メモリとテープヘッドアセンブリとの間にデータブリッジが形成される。SSRの制御ポート130も同様に、制御ライン250を介してホストコンピュータ202のポートに接続される。DCRの他の制御ポート260(RS232、RS422など)も、他の制御ライン270を介してホストコンピュータ202と相互接続される。
【0019】
ホストコンピュータ202には、キーボード280、表示装置282、及び、ホストコンピュータのホストアプリケーションを操作するためのその他インタフェース(マウス284)が含まれる。画面には、以下で説明する適当なグラフィックユーザインタフェースが表示される。アプリケーションは、DCRsi(R)レコーダ用の既存の制御用アプリケーションに概ね基づくものである。このアプリケーションは、磁気ディスクや光ディスクを利用する適当なオペレーティングシステムを有する標準的なマイクロコンピュータやワークステーションにロードすることも可能である。ホストコンピュータには、規格化されたバス及びインタフェースポート(シリアル又はパラレルのCOMポート)を用いることも既存のバス及びインタフェースポートを用いることもでき、あるいはその両方を用いるように構成することもできる。必要であれば、複数のデータ/制御ポートをもつ特別なインタフェースカードおよびそれに関連するアダプタファームウェアをホストコンピュータ202に設けて、DCR200とインタフェースさせることもできる。
【0020】
図3を手短に参照すると、本発明によるホストコンピュータ202上のアプリケーションを用いると、DCRテープ210上に格納されているアーカイブデータがまるでSSR上にあるかのように、そのアーカイブデータにアクセスしたり及びアーカイブデータを閲覧したりすることが可能になる。ホストコンピュータ202がDCR200と相互接続されたまま、SSRが切断されている。この例の目的で、図2のデータ転送で用いたホストと同じホストを使用する。しかしながら、この実施形態のアーカイブ復元アプリケーションが動作する別のホストや別のDCR、及び、アーカイブテープ210だけを使用するように適当にプログラムされたホストを用いることもできる。換言すると、ホストが元のSSRデータフォーマットを認識するための適当なアプリケーションを有していれば、アーカイブテープを後で使用するために保管したり、別のDCR装置で再生したりすることが可能になる。これについては後で詳しく説明する。アーカイブテープの再生は、ホストの表示装置282や、別のモニタ300(影で示す)で見ることができる。アーカイブテープからのデータは、DCR200と相互接続された8ビットライン304により、ライン302を介してホストを通してそのモニタに配送することができる。あるいは、モニタまたはDCRで適当なドライバを使用することによりアーカイブテープのデータを閲覧可能なフォーマットに変換し、モニタ300とのダイレクトデータリンク310を確立することもできる。各場合において、制御ライン270は、ホストがDCR上のテープデータのアクセス及び再生を制御できるようにする。
【0021】
次に、図4〜図7を参照すると、SSRからDCRへのデータ転送の詳細が記載されている。図4は、Ampex社から市販されているDCRパネルコンピュータアプリケーションによるグラフィカルユーザインタフェースを示すものである。概して、この変更の施されたアプリケーションには、本来制御ライン270を通してDCRのCPUを介してDCRの制御インタフェースを制御及び操作するように設計されているドライバを、SSRからのデータも認識するように適合させた、特別なドライバが含まれる。
【0022】
ホストコンピュータ上のアプリケーションは、本発明の一実施形態によるグラフィカルユーザインタフェースを提供するレコーダインタフェースを生成する。このグラフィカルユーザインタフェースは、通常動作中のDCRの制御を行なうためのものである。このグラフィカルインタフェースには、標準テープドライブのように様々な再生・送り制御ボタン402が含まれる点に注意して欲しい。従って、SSRメモリからDCRカートリッジへのデータ転送を容易に行なうことができる。DCR記録装置およびSSR記録装置は、この記録処理を単純化するため、いくつかの特徴をサポートする。具体的には、このSSR記録装置は、データポートを介したSSRディレクトリ情報の転送をサポートし、SSR記録装置の内部ディレクトリ情報をSSRデータと共にDCRテープドライブに転送できるようになっている。このディレクトリ情報は、収集したデータ集合のコンテクストを定義するものである。言い換えると、このディレクトリ情報は、収集データのタイムスタンプ並びに個々の記録ファイルを表すものである。さらにSSRは、データまたは「スペシャル・インタレスト・マーク」(SIM)のタグ付けをサポートし、SSRディレクトリにスペシャルイベントの位置の書き込みも行なう。DCRカートリッジにディレクトリ及びデータを転送することによって元の収集のコンテクストが維持され、上記のようにデータをそのデータの最初の収集に関して参照することができ、アプリケーションに新たなドライバを設けることで、DCRアプリケーションはSSRの存在を認識するようになる。また、このドライバは、ホストコンピュータとSSR制御インタフェースとの間で制御ライン250を介して制御情報を受け渡すことも可能にする。例えば、修正されたグラフィカルユーザインタフェースには、データ転送ステータスインジケータ404が含まれる場合もある。また、SSRとDCRとの間のデータ転送に関連して、ダビング制御ボタン406が設けられることにも注意して欲しい。
【0023】
図5は、DCRアプリケーションのSSR制御モードに関するグラフィカルユーザインタフェース画面500を示している。このユーザインタフェース画面を用いると、アプリケーションは、あるアドレス(ウィンドウ502)からの記録・再生、SSRのディレクトリ再生、SSRメモリの消去などを含むSSR機能の基本的な制御が可能になる。SSRメモリの消去など、いくつかの特定機能は、画面の上部メニューバー503にあるプルダウンメニューのうちの1つ(例えば「File」など)を用いてアクセスできるようにする場合もある。ディレクトリ情報にアクセスすることにより、アプリケーションは、何らかの時刻コードからの再生、SIMからの再生、ファイル番号による再生など、他の処理が可能になる。この例のSSRは、少なくとも2つの入力ポートを有するように構成されているので、SSRメモリは2つの個別ボリュームに分割され、その一方が各ポートに関連付けられる。ウィンドウ504は、ボリューム1が現在アクティブであることを示している。アプリケーションは、ユーザがボリュームを選択して各ボリュームの再生を個別に制御できるようにする。
【0024】
上記のように、収集記録装置からアーカイブ記録装置へのデータ転送を制御および監視するため、アプリケーショングラフィカルインタフェースには、ダビング制御ウィンドウが付加される。このダビング制御ウィンドウ600を図6に示す。このウィンドウには、選択可能なデータソース装置メニュー602(この例ではSSR記録装置が入っている)と、選択可能なデータ宛先装置メニュー604(この例ではDCR記録装置が入っている)とが含まれる。ボックス606及び608では、分割されたボリュームの選択を行なう。両方のボリュームを選択して同時に転送することもできるし、一方のボリュームだけを選択することもできる。ユーザがDCRテープ上の複製されたデータに大体のタイトルを付けられるようにするため、タイトルボックス610も設けられる。このタイトルは、ユーザログデータとしてDCRテープに書き込むこともできるし、細長いデータとしてテープの長手方向に沿って適当なストリップ部分に書き込むこともできる。ダビング処理を開始したり、必要に応じてその処理をキャンセルしたりできるようにするため、コピーボタン612およびキャンセルボタン614もそれぞれ設けられる。
【0025】
次に、SSR(収集記録装置/媒体)からDCR(アーカイブ記録装置/媒体)へのデータ転送について説明する。通常、SSRからDCRへデータを転送する場合、そのデータは、カートリッジテープ上に固定フォーマットで転送される。8ビットラインを介して転送された生データ(例えば映像、音声など)がホストアプリケーションによって他のフォーマットに変換されることはないという点に注意して欲しい。そうではなく、データはその元のフォーマットが維持される。そのため、モニタ300(図3)などの再生・データ表示装置には、生のデータフォーマットを認識する適当なデータコンバータが含まれる。SSRからのデータを再生及び/又は表示するためのデータコンバータは、DCRからのデータを再生及び/又は表示するためのコンバータとは異なる場合がある。従って、アーカイブデータを再生及び表示する場合、モニタにはSSR用のコンバータが含まれる。アプリケーションは、転送データに対する様々な制御コンテクストをSSRに関連付けて維持することを可能にする。
【0026】
まずテープに短いリーダを書き込み、そのテープがSSR複製を復元可能なテープであることをユーザログデータによって確実に識別できるようにする。次に、各ボリューム(この例では2つのボリューム)に関するディレクトリ情報を、4つの個別のレコードでテープに書き込む。各ボリュームについて、1つのファイルディレクトリレコードと1つのSIMディレクトリレコードがある。これら4つのディレクトリレコードは、テープ上のデータフォーマットの一貫性上を維持するためのリーダーのような、テープ(アーカイブ媒体)上に書き込まれるルールのようなものである。それらのボリュームのうちの1つにディレクトリ情報を持たないものがあった場合、ディレクトリ情報をもたないそのボリュームについては、リーダーはテープに書き込むが、データはテープに書き込まない。次に、ゼロより長いレコード長のファイルの各々を、別々のファイルとしてDCRテープに書き込む。換言すると、テープに書き込まれる各レコードの数は、リーダーについて1つ、ディレクトリデータについて4つ、SSR上の非ゼロ長のファイルの各々について1つになる。ダビング制御ウィンドウ(図6)は、ダビング処理が実行中であっても、その処理の現在の状態を表示する。これは、制御ウィンドウ600のボックス620に表示される。
【0027】
非ゼロ長レコードが指定されていることに注意してほしい。例の中には、所与の記録ファイル及び関連イベント識別子については、データが収集媒体に記録されない場合もある。これは、オペレータが介入して、レコード識別子によって識別されたデータの記録を阻止した場合に生じる場合がある。アーカイブ媒体ボリュームの不要な消費を避けるため、収集媒体からアーカイブ媒体へのデータ転送中、データが記録されていない収集媒体領域に関連するファイル及びイベント識別子は、アーカイブ媒体に記録されない。さらに、収集媒体とアーカイブ媒体との間のデータ転送処理中にオペレータが介入し、選択されたデータの転送およびアーカイブを阻止する場合がある。従って、阻止されたそれらのデータに関する識別子をアーカイブ媒体に記録しないことによって、アーカイブ媒体ボリュームの不要な消費が回避される。
【0028】
さらに具体的には、SSRからDCRへのデータ転送には、3つの基本ステップが含まれる。各ステップは、SSR収集データの重要部分をDCRアーカイブテープに書き込む。第1のステップには、その転送自体を表わす識別子、すなわち、転送するデータのタイプおよびそのデータを転送するフォーマットを表す識別子が含まれる。第2のステップには、元のデータの最初の収集およびSSR上への格納に関する元のデータのディレクトリ記述が含まれる。このディレクトリ記述は、送信される元のデータのコンテクストを定義する。第3のステップには、SSRからDCRへ送信される元のデータが含まれる。
【0029】
図7は、収集記録装置とアーカイブ記録装置との間でデータを転送するための一般的手順700を示すものである。ステップ710に従って、まずSSR(収集記録装置/媒体)から元のデータセットディレクトリを取り出す。このステップには、8ビットラインを介して半導体記録データを再生するように変更を施したアプリケーションのドライバを用いて、従来のアドレス指定処理および伝送処理によりデータを読み出すことが含まれる。元のディレクトリは、転送された収集データセット内での収集データの位置を含む収集データのコンテクストを、そのデータのアドレス、タイムスタンプ、および、何らかのスペシャルイベントまたはスペシャル・インタレスト・マーク(SIM)の位置を用いて定義する。次に、ステップ720に従って、転送されたデータのタイプ(例えば、ディレクトリタイプ、ファイルタイプ、及び/又は、ユーザ指定の記述子又はタイトル)を表わす識別子をアプリケーションによって生成する。これは、収集データセット内の既存の識別子を読み出し、その識別子にアプリケーションで認識される適当な識別子を関連付けることにより行なう。次に、ステップ730で、アプリケーションはDCRアーカイブ記録装置に対して一意のその識別子を書き込む。これは、特定のファイル名またはディレクトリ名にすることができる。この識別子は、テープ上に記録されている元のデータを復元するためアプリケーションアルゴリズムによって使用される。
【0030】
各ディレクトリタイプ(即ちファイルディレクトリ及びSIMディレクトリ)は、DCRテープ識別子レコードに定義されたデータ長に関する特定値を含む識別子など、既知の特性の個別ファイルに書き込まれる。従って、ステップ740に示すように、各ディレクトリセットは連続して送信される。ディレクトリ記述子は、元のSSR媒体から直接転送される場合もあるし、ホストアプリケーション自体によって生成・転送される場合もあることに注意して欲しい。この手順は以下で詳しく説明する。各ディレクトリセットのアーカイブテープ上への転送が完了すると、判断ステップ750はステップ760の方へ分岐する。そうでなければ、最後のディレクトリセットが転送されるまで、ステップ740に従ってディレクトリセットの転送を繰り返し継続する。
【0031】
次にステップ760に従って、各ファイルレコードについてその全体を、収集SSRからアーカイブテープに転送する。配置するデータは、横走査型ヘッドを用いて、典型的には長手方向トラックに沿って、そのデータをトラッキングおよびアドレス/長さ指定することにより、テープ上にレイアウトされる。しかしながら、このレイアウトは、フォーマット及び記録装置が異なる様々なものでよい。長さゼロのレコードは通常、転送されない。すなわち、長さゼロのレコードはアーカイブテープ上に配置されない。最後のファイルレコードが転送されると、判断ステップ770は、この手順の終点780の方へ分岐する。
【0032】
上記のように、ディレクトリ記述子は、元の収集媒体(SSRメモリ)から得られる場合もあるし、ホストアプリケーションによって最初に生成される場合もある。ディレクトリファイルがホストアプリケーションによって生成されるのは、SSRその他の収集記録装置に収集記録装置データインタフェースを介して直接ディレクトリファイルを生成する能力がない場合や、オペレータがSSRからの元のデータのサブセットだけしかアーカイブしないという選択をした場合などである。ホストによってディレクトリ記述子が生成された場合、それらの記述子ファイルは、アーカイブ記録装置(DCR)制御インタフェースを介してテープに書き込まれる。
【0033】
図8は、ディレクトリ記述子がSSR(収集記録装置)データから直接得られたものではない場合に、アプリケーション内でディレクトリ記述子を内部的に処理するための手順800を示している。まずステップ810に従って、各ファイルまたはファイルの一部について、ファイルエントリをDCRテープ(アーカイブ記録装置)に転送する。次にステップ820に従って、元のSSR媒体に関連して転送されたファイルの最初のアドレスと最後のアドレスとを、ファイルディレクトリ記述子エントリに配置する。さらにステップ830に従って、収集媒体(SSR)に関連する元のファイル内の各タイムスタンプについて、アドレスを生成する。次にステップ840に従って、今完成したばかりのファイルディレクトリ記述子を、収集(SSR)制御インタフェースを介して転送する。ステップ850で、元のSSRデータセットに含まれる各イベントマークについて、イベントマークエントリを作成する。ステップ860で、各イベントマーカについてのアドレスをアーカイブテープに転送する。最後に、ステップ870で、イベントマークされたディレクトリ記述子を、収集(SSR)制御インタフェースを介して転送する。このようにして、ファイルディレクトリ記述子情報とイベントマークディレクトリ記述子情報との両方が、ホストアプリケーション自体によってアーカイブテープに直接供給される。このプロセスでは、アーカイブテープおよびそれに関連する再生装置によって理解できるフォーマットのファイルディレクトリ記述子及びイベントマークディレクトリ記述子が生成・格納されるため、元のレコード全体のうちの一部だけをアーカイブ装置に転送することも可能であるということに注意して欲しい。
【0034】
データ転送の詳細な説明を終わりにし、次に、アーカイブデータの再生について説明する。図9は、テープに格納されたアーカイブデータを復元できるようにするためにアプリケーションで使用されるグラフィカルユーザインタフェース画面900を示すものである。DCRアプリケーションは、テープ上の特別な細長いデータを認識し、DCRをSSRコピーとして識別すように構成される。DCRアプリケーションは、このデータを認識すると、インタフェース画面900でSSRアーカイブモードに入るべきことをユーザに促す。DCRアプリケーションは、SSRアーカイブモードに入ると、テープから元のSSRディレクトリデータを復元し、再生制御インタフェースを表示する。この再生制御インタフェースは、元のデータをSSRにおける元のコンテクストに関連して復元することを可能にする。アーカイブモードでは、アプリケーションは、実質的にハイブリッドコントローラとして働き、DCRは普通に制御することができるが、再生処理は元のSSR収集フォーマットに関連して指定するようにする。このアーカイブモードでは、SSR制御装置に通常存在しているすべてのSSR制御インタフェース機能およびディレクトリ処理が、アプリケーションによってサポートされる。さらに、アプリケーションは、スキャンされるテープ内の任意のワード境界(2バイト)からデータ再生するため、DCR記録装置をその開始位置アドレスに導くことができる。従って、SSR構成に関連して特定位置からの再生が指定された場合、その再生はそのバイト位置から開始される。さらに、各ファイルがDCRアーカイブテープ上に個別のファイルとして複製されるので、各ファイルを正しいバイト境界にアドレス指定することができる。例示のDCRsi(R)レコーダの場合、再生が自動的に停止するのは、DCRsi(R)レコーダによるテープスキャンの終了時だけである。従って、特定SSRアドレスを超えて停止させると、4356バイト程度、テープ上でオーバランが発生する場合がある。これは正常である。これが、例示のDCRsiレコーダ内部でテープがスキャンされる通常ブロックサイズである。
【0035】
もっと具体的には、アーカイブ媒体(DCRテープ)からデータを復元するこの手順は、ブロックアドレス、時刻コードおよびイベントマーカ位置で構成される元の収集コンテクストに関連して行なわれる。データの復元は、まず、テープに施されたアーカイブのタイプを表わすアーカイブ識別子を復元することにより行なわれる。次に、元のデータディレクトリ情報を復元する。最後に、その元のディレクトリ情報に基づいて判定アルゴリズムを適用し、アーカイブ媒体上の特定データを見つける。
【0036】
図10は、DCRのアーカイブテープの中からPM1:00にSSRで記録されたデータを復元する例を示すものである。この手順1000はホストアプリケーションによって実施される。ステップ1010に従って、SSRのファイルディレクトリデータを復元する。次に、アーカイブ識別子100を復元する。この識別子は、既知の長さを持ち、SSRディレクトリ情報を収集するためにいくつの固定長レコードを使用できるかを識別するものである。そのようなデータにより、ホストアプリケーションはデータが1:00PMに記録されたか否かを判断することができる。
【0038】
次にステップ1030に従って、アプリケーションはPM1:00に記録されたデータについての元のファイルディレクトリアドレスを判定する。そうであれば、アプリケーションはステップ1040に進み、そこでSSRアドレスをDCRワードアドレスに変換する。アーカイブ識別子で識別された番号及び長さを持つSSRアドレスは、具体的にはSSRディレクトリレコードの最後からの固定オフセットに変換される。DCRは任意のワード(2バイト)境界にアドレス指定することができ、SSRアドレス指定可能ブロックが偶数バイトであるので、PM1:00にそのSSRアドレスに記録されたデータを一意に識別することができる。
【0039】
最後にステップ1050に従って、アーカイブ媒体内の計算上のDCRワード境界からデータの再生を開始する。データインタフェースの最初の1バイトの出力は、元の要求(例えばPM1:00からの再生)が同じデータセットを有するSSRに発行されたかのように、同じバイトになる。
【0040】
収集データの所与の集合を格納するために一台のDCRテープを使用することや他のアーカイブ媒体を使用することは、例示的なものである。本明細書に記載するシステムおよび方法は、1つのデータ集合について複数(2以上)の個別のアーカイブテープ媒体を用いることもできる。各テープ/データ集合に対するリーダー部分識別子は、そのアーカイブデータがアーカイブ集合全体のうちのサブセットであることを示すフラグとしてホストアプリケーションによって認識されるフラグを含むように修正することもできる。アプリケーションは、データ集合全体のサイズを測定し、それをアーカイブ媒体の利用可能なサイズと比較することができる。アプリケーションは、収集データサイズがアーカイブ媒体のサイズよりも大きい場合、何本のアーカイブテープ(媒体)が必要であるかを判定し、適当なサブセット識別子(例えば、「1/2」、「4/4」、「7/9」など)をリーダーに配置することができる。アプリケーションは、再生/操作するために所与のデータアドレスを要求された場合、適当なテープ挿入を促すことができる。
【0041】
また、当業者であれば、本明細書に記載した汎用手順を用いて収集データの転送およびアーカイブデータの再生を任意の2台の記録装置に関して行なうことができ、その場合、判断アルゴリズムを用いることにより元の収集データのコンテクストを維持するようにしてデータ及び関連ディレクトリの転送を行なうことができるということは、明らかであろう。
【0042】
以上が本発明の好ましい実施形態の詳細な説明である。本発明の思想および範囲を外れることなく様々な変更および追加を行なうことができる。例えば、記載したイベント識別子およびディレクトリ識別子に加えて、別なタイプのディレクトリ情報を用いることも可能である。さらに、本明細書に記載した手順および機能は、ハードウェアでも「ファームウェア」でもソフトウェアでも実施することができ、ソフトウェアにはコンピュータ上でコンピュータプログラムステップまたはそれらのステップの組み合わせを実行するプログラム命令を有するコンピュータ読み取り可能な媒体も含まれる。最後に、データ転送はSSRとDCRとの間で実施されているが、本発明で実施される方法およびコンピュータ読み取り可能媒体は、別のタイプの媒体プラットフォームに適用することも可能である。例えば、光媒体から半導体媒体への転送や、テープ媒体からハードディスクベースの媒体への転送などが可能である。従って、「DCR」および「SSR」という用語は、記録用の特定フォーマットは異なる場合があっても基礎的なコンテクストは望ましく維持された様々な代替記録媒体をも含むように広く解釈しなければならない。従って、説明は、単に例として考えるべきものであり、そこに本発明の範囲を制限する意図はない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の例示的実施形態に従った収集半導体記録装置(SSR)による映像データの収集及び記録を示す略斜視図である。
【図2】 例示的実施形態に従って収集SSRからアーカイブ媒体テープレコーダへデータ転送するための基本的なセットアップを示す略斜視図である。
【図3】 例示的実施形態に従ったテープレコーダからのアーカイブデータの制御及び再生を示す略斜視図である。
【図4】 好ましい実施形態によるホストデータ転送アプリケーションのグラフィカルユーザインタフェース画面を示す平面図である。
【図5】 好ましい実施形態に従ってホストコンピュータアプリケーションによるSSRの制御を可能にするためのグラフィカルユーザインタフェースを示す平面図である。
【図6】 好ましい実施形態に従ってSSRからテープレコーダへのダビングを指示するためのホストコンピュータ用のグラフィカルユーザインタフェースを示す平面図である。
【図7】 好ましい実施形態によるホストコンピュータ用の汎用制御手順を示すフロー図である。
【図8】 好ましい実施形態に従ってホストコンピュータアプリケーションと共に使用するためのディレクトリ記述子の生成を示すフロー図である。
【図9】 元のSSRファイル手段に従ってアーカイブデータの再生を制御するためのグラフィカルユーザインタフェース画面を示す平面図である。
【図10】 好ましい実施形態によるアーカイブ再生手順を示すフロー図である。

Claims (12)

  1. 順番に取り込まれたデータを記録する方法であって、
    1のデータフォーマットを有する第1の記録媒体データのシーケンスを記録するステップと、
    記データのシーケンスのコンテクストを第1のディレクトリに記録するステップであって前記コンテクストは、前記データのシーケンス中の種々のポイントを前記第1の記録媒体上の場所に関連付け、前記データのシーケンス中の種々のポイントを前記第1の記録媒体上でアクセスできるようにするディレクトリ情報を含む、前記データのシーケンスのコンテクストを第1のディレクトリに記録するステップと、
    前記ディレクトリ情報の前記コンテクストを維持しつつ、前記データシーケンス、及び前記ディレクトリ情報を前記第1の記録媒体から第2のデータフォーマットを有する第2の記録媒体へ転送するステップと、
    前記ディレクトリ情報を前記第2のデータフォーマットに従って変換し、前記データのシーケンス中の前記種々のポイントを前記第2の記録媒体上の場所に関連付け、前記データのシーケンス中の前記種々のポイントを維持された前記コンテクストに従って前記第2の記録媒体上でアクセスできるようにするステップと
    からなる方法。
  2. 前記データシーケンスは、前記第1の記録媒体上のファイルに記録され、
    前記ファイルは、前記第2の記録媒体へ転送される、請求項1に記載の方法。
  3. 前記ディレクトリ情報を前記コンテクストに従って参照するユーザインタフェースを使用し前記第1の記録媒体上の前記データシーケンス中の前記種々のポイントをアクセスするステップと、
    変換された前記ディレクトリを維持された前記コンテクストに従って参照する同じ前記ユーザインタフェースを使用し前記第2の記録媒体上の前記データシーケンス中の前記種々のポイントをアクセスするステップと
    を含む、請求項1に記載の方法。
  4. 第1のデータフォーマット、及び第1のディレクトリを有する第1の記録媒体上に置かれたファイルに格納され、記録されたデータのシーケンスをアクセスする方法であって、前記データが、前記第1の記録媒体上の種々の場所に記録され、前記データ中の種々のポイントが、ユーザインタフェースを使用して前記第1の記録媒体からアクセスできるように構成され、前記データ中の前記種々のポイントが、前記第1の記録媒体上の場所に関連付けられるものにおいて、
    前記第1の記録媒体の前記第1のデータフォーマットとは異なる第2の記録媒体の第2のデータフォーマットに従ってコンテクストに従って、前記データ中の前記種々のポイントの前記第1の記録媒体上の場所を識別するステップと、
    前記ユーザインタフェースを通して前記第1の記録媒体上の前記データ中の前記種々のポイントを前記コンテクストに従ってアクセスし、それによって、前記データ中の前記種々のポイントを恰も前記第2の記録媒体上に置かれているかのようにアクセスするステップと
    を含む方法。
  5. 順番に取り込まれたデータを記録するシステムであって、
    1のデータフォーマットを有する第1の記録媒体と、
    前記データを前記第1の記録媒体上のファイルに記憶し且つ、記前データ中の種々のポイントを前記第1の記録媒体上の場所に関連付け、前記データ中の前記種々のポイントを前記第1の記録媒体上でアクセスできるようにするディレクトリ情報を含むコンテクストを記憶する手段と、
    前記第1の記録媒体上の前記データを前記コンテクストに従ってアクセスする手段と、
    第2のデータフォーマットを有する第2の記録媒体と、
    前記ディレクトリ情報前記コンテクストを維持しつつ前記ファイル、及び前記ディレクトリ情報を前記第1の記録媒体から前記第2の記録媒体へ転送する手段と
    前記ディレクトリ情報を変換し、前記データのシーケンス中の前記種々のポイントを前記第2の記録媒体上の場所に関連付け、前記データのシーケンス中の前記種々のポイントを前記維持されたコンテクストに従って前記第2の記録媒体上でアクセスできるようにする手段と
    からなるシステム。
  6. 前記第2の記録媒体が逐次記録媒体であり、前記転送する手段は、前記ディレクトリ情報を前記第2の記録媒体上に転送されデータの末尾に記録する、請求項5に記載のシステム。
  7. 前記第2の記録媒体は、磁気テープである、請求項1に記載の方法。
  8. 前記第2の記録媒体は、磁気テープである、請求項5に記載のシステム。
  9. 前記第1の記録媒体上に格納される前記データ中の種々のポイントは、前記ディレクトリ情報を前記コンテクストに従って参照するユーザインタフェースを通してアクセスされる、請求項5に記載のシステム。
  10. 前記第2の記録媒体上に格納される前記データ中の種々のポイントは、変換された前記ディレクトリ情報を維持された前記コンテクストに従って参照するユーザインタフェースを通してアクセスされる、請求項5に記載のシステム。
  11. 第1のデータフォーマットを有する第1の記録媒体に記憶されたデータ、及び前記第1の記憶媒体に記憶された前記データのコンテクストを有する第1のディレクトリをアクセスするシステムであって、前記コンテクストが、前記データ中の種々のポイントを前記第1の記録媒体上の場所に関連付け、それによって前記データ中の種々のポイントを前記コンテクストに従って前記第1の記録媒体においてアクセスできるようにするディレクトリ情報を含むものにおいて、
    第2のデータフォーマットを有する第2の記録媒体を含むレコーダと、
    前記ディレクトリ情報の前記コンテクストを維持しつつ、前記第1の記録媒体に記憶された前記データ、及び前記ディレクトリ情報を前記レコーダへ転送する手段であって、前記レコーダへ転送される前記データが、前記第2の記録媒体に記憶される、転送する手段と、
    前記ディレクトリ情報を変換し、前記データ中の前記種々のポイントを前記第2の記録媒体上の場所に関連付け、前記第2の記録媒体上に記憶された前記データ中の前記種々のポイントを維持された前記コンテクストに従ってアクセスできるようにする、変換手段と
    を含むシステム。
  12. 変換された前記ディレクトリ情報を維持された前記コンテクストに従って参照するユーザインタフェースを通じて、前記第2の記録媒体に記憶された前記データをアクセスする手段を更に含む、請求項11に記載のシステム。
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