JP3443304B2 - 動画像記録装置 - Google Patents

動画像記録装置

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JP3443304B2
JP3443304B2 JP02088898A JP2088898A JP3443304B2 JP 3443304 B2 JP3443304 B2 JP 3443304B2 JP 02088898 A JP02088898 A JP 02088898A JP 2088898 A JP2088898 A JP 2088898A JP 3443304 B2 JP3443304 B2 JP 3443304B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は動画像記録装置に関
し、特に例えば動画像データをハードディスクのような
記録媒体に記録する、動画像記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ハードディスクのような記録媒体にデー
タを記録する方法としては、MS−DOSフォーマット
のFAT(File Allocation Table)方式がよく知られて
いる。このFAT方式では、データがクラスタ単位で離
散的に記録されるため、データを効率的に記録媒体に記
録することができる。また、関連するクラスタはチェー
ンによって互いに結合されているため、データを適切に
再生することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようなF
AT方式では、アクセス速度に限界があるため、動画像
データの記録には適していない。一方、動画像データを
FAT方式と異なる方式で記録するようにすれば、FA
T方式を採用するパーソナルコンピュータではその動画
像データを再生することができない。
【0004】それゆえに、この発明の主たる目的は、動
画像を適切に記録でき、かつ記録された動画像を所望の
再生装置で再生できる、動画像記録装置を提供すること
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に従う動画像記
録装置、第1のデータ記録領域および第2のデータ記
録領域を有する記録媒体に動画像データを記録する動画
像記録装置において、リアルタイムで入力される動画像
データを第1のデータ記録領域に第1の方式で記録する
第1記録手段、および第1のデータ記録領域に記録され
た動画像データを第2のデータ記録領域に第2の方式で
記録する第2記録手段を備え、第1の方式はデータを位
置的に連続する記録を強制する方式であり、第2の方式
はデータを所定サイズ毎の離散的な記録を許容する方式
であることを特徴とする。
【0006】
【作用】記録ボタンが押されると、リアルタイムで入力
される動画像データが、ハードディスクに形成されたシ
ーケンシャルデータ記録領域に、位置的に連続して記録
される。つまり、この動画像データはまず、基準クロッ
クレートでバッファメモリに書き込まれ、その後、バッ
ファメモリから高速クロックレートで読み出される。そ
して、ハードディスクドライブによってシーケンシャル
データ記録領域に記録される。なお、バッファメモリ内
のデータ量が所定値をこえたとき、読み出しが開始され
る。
【0007】記録完了後コピーボタンが押されると、シ
ーケンシャルデータ記録領域から動画像データが読み出
され、同じハードディスクに形成されたFATデータ記
録領域にFAT方式で記録される。このとき、動画像デ
ータは、バッファメモリを介してFATデータ記録領域
に記録される。
【0008】
【発明の効果】この発明によれば、リアルタイムの動画
像データを第1のデータ記録領域に連続して記録するよ
うにしたため、動画像を適切に記録できる。また、記録
された動画像データを第2のデータ記録領域に所望の方
式で記録するようにしたため、同じ方式を採用する再生
装置によって再生できる。
【0009】この発明の上述の目的,その他の目的,特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明から一層明らかとなろう。
【0010】
【実施例】図1を参照して、この実施例の動画像記録再
生装置10は、動画像データおよび音声データをそれぞ
れ入力する入力端子S1およびS2を含む。入力された
動画像データおよび音声データはMPEGコーデック1
2によって圧縮され、圧縮された動画像データおよび音
声データ(以下、まとめて圧縮動画像データという。)
が、MPEGコーデック12から出力される。この圧縮
動画像データは、メモリ制御回路16によって、基準ク
ロックレートでかつDMA(Direct MemoryAccess)
で、バッファメモリ14に書き込まれる。つまり、メモ
リ制御回路16がシステムコントローラ22に対してバ
ス13の開放要求を出力し、システムコントローラ22
がバス13の開放を許容すると、圧縮動画像データがバ
ッファメモリ14に書き込まれる。なお、バッファメモ
リ14は、FIFOのデュアルポートメモリによって構
成され、データの書き込みおよび読み出しを同時に行な
うことができる。
【0011】システムコントローラ22はバッファメモ
リ14内のデータ量を常に監視し、データ量が所定値つ
まりメモリ容量の2分の1を越えた時点で、ハードディ
スクドライブ(HDD)20に対して、ハードディスク
28への書き込み要求を出力する。HDD20が書き込
み許可をシステムコントローラ22に返すと、システム
コントローラ22は、基準クロックレートの2倍の高速
クロックレートで、バッファメモリ14から圧縮動画像
データを読み出す。このため、バッファメモリ14がオ
ーバフローすることはない。読み出された圧縮動画像デ
ータは、インターフェース18を介してHDD20に入
力され、HDD20によってハードディスク28に記録
される。
【0012】ハードディスク28には、図2に示すよう
にシーケンシャルデータ記録領域30およびFATデー
タ記録領域32が形成されている。具体的には、シーケ
ンシャルデータ記録領域30はハードディスク28の径
方向内側に形成され、FATデータ記録領域32はハー
ドディスク28の径方向外側に形成される。リアルタイ
ムの圧縮動画像データつまり入力端子S1およびS2か
ら入力されMPEG圧縮を施された動画像データおよび
音声データは、シーケンシャルデータ記録領域30に位
置的に連続して記録される。つまり、HDD20に設け
られたヘッド(図示せず)は、記録時にハードディスク
28のトラックを跨ぐことなく、このトラックに沿って
圧縮動画像データを記録する。なお、このようなシーケ
ンシャルデータ記録領域30への記録処理は、リモコン
送信機26に設けられた記録ボタン26aの操作に応答
して開始される。
【0013】シーケンシャルデータ記録領域30に記録
された圧縮動画像データは、再生ボタン26bの操作に
基づいて、HDD20によって所定量ずつ再生される。
再生された圧縮動画像データは、インターフェース18
を介してバッファメモリ14に書き込まれる。このと
き、HDD20は高速クロックレートで圧縮動画像デー
タを再生し、システムコントローラ20もまた、高速ク
ロックレートで圧縮動画像データをバッファメモリ14
に書き込む。メモリ制御回路16は、システムコントロ
ーラ20からのバス許容信号に応答して、基準クロック
レートでバッファメモリ14から圧縮動画像データを読
み出す。バッファメモリ14のデータ量が所定値を下回
ると、システムコントローラ22はHDD20に対して
読出要求を出力する。HDD20は、この読出要求に応
答して、所定量の圧縮動画像データをハードディスク2
8から再生する。つまり、圧縮動画像データは、高速ク
ロックレートで所定量ずつ読み出され、バッファメモリ
14に書き込まれる。そして、バッファメモリ14に書
き込まれた圧縮動画像データが、基準クロックレートで
連続して読み出される。このため、バッファメモリ14
がアンダフローすることはない。
【0014】このようにしてバッファメモリ14から読
み出された圧縮動画像データは、MPEGコーデック1
2によって伸長される。そして、伸長された音声データ
は直接テレビモニタ36に出力され、伸長された動画像
データは、加算器34を介してテレビモニタ36に出力
される。なお、加算器34は、伸長された動画像データ
に文字データを加算するために設けられ、具体的にはデ
ィジタルスイッチによって構成される。
【0015】シーケンシャルデータ記録領域30に記録
された圧縮動画像データはまた、コピーボタン26cの
操作に応じて再生される。ただし、再生された圧縮動画
像データは、FAT方式でFATデータ領域32に記録
される。具体的には、まずHDD20が圧縮動画像デー
タを所定量づつ読み出し、システムコントローラ22
が、読み出された圧縮動画像データをバッファメモリ1
4に一時的に格納する。バッファメモリ14に格納され
た圧縮動画像データは、その後システムコントローラ2
2によって読み出され、HDD20によってFATデー
タ領域32に記録される。このとき、HDD20はFA
T方式で記録を行う。このため、ハードディスク28に
は、位置的に連続して記録された圧縮動画像データなら
びにFAT方式で記録された圧縮動画像データが得られ
る。
【0016】確認(verify) ボタン26eが押される
と、ハードディスク28に記録された圧縮動画像データ
が1エラーチェック単位(1セクタ)毎に再生され、セ
クタエラー検査回路24によってCRCエラーの検出処
理が行なわれる。エラーが検出されると、次のセクタ番
号が繰り上げられる。この処理については後述する。ハ
ードディスク26の記録領域の分割には、MS−DOS
で使用されているパーティションテーブルが用いられ
る。MS−DOSフォーマットでは、通常、FDISK
という命令によりこのパーティションテーブルが作成さ
れる。最上位階層のパーティションテーブルはマスタパ
ーティションテーブルと呼ばれる。この実施例では、図
2に示すように、マスタパーティションテーブル32c
はハードディスク28の先頭セクタに記録される。
【0017】図3(A)にマスタパーティションテーブ
ル32cの内容を示す。マスタパーティションテーブル
32cは、基本パーティションの内容を示す欄、拡張パ
ーティション用のパーティションテーブルが記録されて
いる位置(エントリと呼ばれる)を示す欄からなる。マ
スタパーティションテーブルには、MS−DOS以外の
OSで使うパーティションの記述を扱う欄が設けられる
こともある。
【0018】ハードディスクに1つのドライブ領域しか
形成しない場合は、基本パーティションのみが存在する
ことになる。いわゆるDOS/Vパソコンでは、基本パ
ーティションは通常、Cドライブ領域を形成する。拡張
パーティションは、1つのハードディスクを複数のドラ
イブ領域に分割するときに設定される。この実施例のハ
ードディスク28は2つのドライブ領域に分割され、シ
ーケンシャルデータ記録領域30が拡張パーティション
となる。そして、図2に示すように、シーケンシャルデ
ータ記録領域30の先頭に拡張パーティションテーブル
30cが記録される。
【0019】図3には、基本パーティションと拡張パー
ティションとが1つづつ設定される場合を示している。
ブートインディケータ(BI)は、MS−DOSフォー
マットのデータが注目するドライブ領域にブートされて
いるかどうかを示すもので、ブートされている場合は8
0H、ブートされていない場合は00Hとなる。この実
施例では、基本パーティションのBIが80Hであるた
め、MS−DOSのシステムファイル(データ)はFA
Tデータ記録領域32に記録されることになる。システ
ムインディケータ(SI)は、対応するパーティション
が基本パーティションか拡張パーティションかまたは他
のOSで使う領域か等を表示するために用いられる。S
H,SSおよびSCはそれぞれ、対応するパーティショ
ンの開始ヘッド番号,開始セクタ番号および開始シリン
ダ番号を示し、EH,ESおよびECはそれぞれ、対応
するパーティションの終了ヘッド番号,終了セクタ番号
および終了シリンダ番号を示す。そして、PSNは、対
応するパーティションの前に存在するセクタの数を示
し、SNは、対応するパーティションが占めるセクタの
数を示す。
【0020】図3(A)では、基本パーティションが、
ヘッド番号01H、セクタ番号01H、シリンダ番号0
01Hで始まり、ヘッド番号01H、セクタ番号01
H、シリンダ番号F03Hで終わり、基本パーティショ
ンの前に30Hセクタがあり、基本パーティションが1
E06Hセクタの容量を持つことが示されている。な
お、セクタ番号はセクタ番号領域の下位6ビットであら
わされ、実際のシリンダ番号はセクタ番号領域の上位2
ビットとシリンダ番号領域の8ビットの計10ビットで
あらわされる。PSN領域とSN領域の4バイトは下位
バイトから順に記録される。また、この実施例では、1
シリンダが63セクタで論理的なヘッド数が64である
HDDを想定し、1セクタは512バイトとする。
【0021】図3(A)はまた、拡張パーティションの
エントリのヘッド番号が001Hで、セクタ番号が01
Hで、シリンダ番号が100Hであることを示してい
る。つまり、この場所に拡張パーティションに関する情
報である拡張パーティションテーブル30cが書かれて
いる。図3(B)に拡張パーティションテーブル30c
の内容を示す。書式はマスタパーティションテーブル3
0bと同じである。この図3(B)によれば、拡張パー
ティションに割り当てられているドライブ領域は1つだ
けであり、このパーティションがヘッド番号01H、セ
クタ番号01H、シリンダ番号1F3Hで終わり、この
パーティションの前に30Hセクタがあり、このパーテ
ィションが1E06Hセクタの容量を持つ。もし2つの
ドライブ領域が割り当てられる場合は、この拡張パーテ
ィションテーブル30cに、もう1つのドライブ領域に
関連するテーブルのエントリ情報が存在し、そのエント
リ情報が示すエントリにそのドライブ領域に関連するテ
ーブルが存在する。
【0022】FDISKの命令によってパーティション
が作成されると、Cドライブ領域に対しMS−DOSに
よるフォーマットが行われる。MS−DOS上では、F
ORMATという命令を行うと、システム予約領域,F
AT領域1,FAT領域2,ディレクトリ領域およびデ
ータ領域が作成される。つまり、FATデータ記録領域
32が作成され、FAT方式によってデータを管理でき
るようになる。なお、FAT領域1およびFAT領域2
には、データ保障のために同じデータが記録される。
【0023】編集作業等のリアルタイム性があまり必要
でない作業には、FATデータ記録領域32が使用され
る。つまり、シーケンシャルデータ記録領域30のデ−
タファイルがFATデータ記録領域32にコピーされ、
コピーされたデ−タファイルを用いて上述の作業が行わ
れる。また、フロッピーディスク等のリムーバブルメデ
ィアでは、記録したデータを他のコンピュータへ持って
いき、そのコンピュータ上で作業できることが重要であ
る。このような場合においても、FATデータ記録領域
32に目的のファイルを移すことにより実現することが
できる。
【0024】シーケンシャルデータ記録領域30には、
図2に示すようにデータ管理領域30aおよびデータ領
域30bが形成され、データ管理領域30aは図4に示
すように構成される。つまり、データ管理領域30aに
は4セクタ(2048バイト)が割り当てられ、先頭の
1バイトはファイル数表示領域であり、その1バイトの
うち6ビット領域に、データ領域30bに記録されてい
るファイル数が記録される。残りの2ビットは予約領域
とされる。予約領域は将来の機能が拡張されたときのた
めに使用する目的で確保する領域で、現時点では用途を
特定していない。
【0025】ファイル数表示領域につづいて、圧縮動画
像データが収納された複数のデータファイル1〜Nの情
報が書き込まれる。各ファイル情報には40バイトが割
り当てられ、最初の32バイトはファイル名表示領域と
なる。ここにはファイル名がアスキーコードで記載され
るほか、ファイルの種類、属性、ファイル作成年月日が
記載される。次に4バイトのファイル開始アドレス領
域、ファイル終了アドレス領域が続く。ファイル名表示
領域からファイル終了アドレス領域までの40バイト
が、ファイル数表示領域で表示されたファイル分だけ繰
り返される。データ管理領域30aは2048バイトで
あるから、2048/40=最大51ファイルを取り扱
う事ができる。なお、2048バイトの領域(4セクタ
を一つの固まりとしたものでクラスタと呼ばれる)が、
1つのアドレスで指定される。ファイル開始アドレス領
域およびファイル終了アドレス領域は32ビット幅であ
るので、1つのクラスタで2の3乗*2048=約8.
8テラビットの記録領域を表現できる。
【0026】このようにデータ管理領域30aの後にデ
ータ記録領域30bがつづき、データ記録領域30bに
圧縮動画像データがファイル別に記録される。データ領
域30bには、アドレスが一つずつ増加するクラスタ順
に圧縮動画像データが記録される。このため一連のデー
タは、隣接するクラスタに記録されることになり、ヘッ
ドアクセスは最小限に抑えられる。リアルタイム性が必
要な通常の記録再生を行う場合は、シーケンシャルデー
タ記録領域30が使用される。
【0027】またこの実施例では、エラーのあるセクタ
に対する代替処理も行なわれる。1シリンダが63セク
タからなるHDDを想定すると上述したが、このうち3
セクタが代替処理の予備セクタとされる。512バイト
領域にCRC誤り符号をつけてデータを記録し、再生時
にCRCエラーが検出されると、当該セクタが不良とみ
なされる。そして、次のセクタ番号が一つ繰り上げられ
る。1シリンダあたり3セクタの不良まで許容される。
ここで、496バイトのデータに対して16バイトのC
RC符号が付加される。CRC符号の生成、検査方法は
公知であり、たとえばトランジスタ技術SPECIAL
No.27の21ページに、CRC符号発生回路が示
されている。この実施例では、このCRC符号発生回路
を使用する。
【0028】このような代替エラーセクタを設けること
により、エラー耐性をもたせることができる。しかも代
替セクタが同一シリンダにあるためヘッドアクセスのス
トロークが長くなることもない。システムコントローラ
22は、具体的には図6〜図10に示すフロー図を処理
する。つまり、記録ボタン26aが押されると、システ
ムコントローラ22はまず図6のステップS1で、デー
タ管理領域30aを参照して空きデータ領域を検出す
る。次に、ステップS3でHDD20に書込要求を出力
し、HDD20が書込許可を返すと、ステップS5で
“YES”と判断する。そして、ステップS7で、バッ
ファメモリ14から所定量の圧縮動画像データを読み出
し、HDD20に出力する。リモコン送信機26に設け
られた停止ボタン26dが操作されない間は、ステップ
S9で“NO”と判断し、ステップS11でバッファメ
モリ14のデータ量が所定値(しきい値)をこえたかど
うか判断する。そして、“YES”であれば、ステップ
S3に戻り、上述の処理を繰り返す。一方、停止ボタン
26dが押されると、ステップS9で“YES”と判断
し、ステップS13でデータ管理領域30aを更新して
リターンする。なお、記録ボタン26aが押されてから
停止ボタン26dが押されるまでに得られる圧縮動画像
データが、1つのファイルに収納される。
【0029】再生ボタン26bが押されると、システム
コントローラ22は、図7のステップS21でデータ管
理領域30aを参照して、全てのファイル名を検出す
る。そして、ステップS23でファイル名をテレビモニ
タ36に表示する。このとき、システムコントローラ2
2はファイル名を示す文字データを加算器34に出力す
る。次にステップS25でいずれかのファイル名がオペ
レータによって選択されたかどうかを判断し、“YE
S”であれば、ステップS27でデータ管理領域30a
を参照して、データ領域30bから所望のファイルを検
出する。その後、ステップS29でHDD20に読出要
求を出力する。HDD20から読出許可が与えられる
と、ステップS31で“YES”と判断し、ステップS
33で、HDD20によって読み出された圧縮動画像デ
ータを、バッファメモリ14に書き込む。その後、ステ
ップS35で停止ボタン26dが押されたかどうか判断
し、“NO”であればステップS37で、バッファメモ
リ14のデータ量がしきい値を下回ったかどうか判断す
る。ここで“YES”であれば、ステップS29に戻
り、上述の処理を繰り返す。停止ボタン26dが押され
ると、ステップS35で“YES”と判断してリターン
する。
【0030】コピーボタン26cが押されると、システ
ムコントローラ22は、図8および図9に示すフロー図
を処理するが、ステップS41〜S53の処理は、図7
に示すステップS21〜S33と同様であるため重複し
た説明を省略する。ステップS53の処理を終えると、
システムコントローラ20には、ステップS55でFA
T領域を参照して空きクラスタを検出し、ステップS5
7でHDD20に書込要求を出力する。HDD20が書
込許可を返すと、システムコントローラ22はステップ
S59で“YES”と判断し、ステップS61で、バッ
ファメモリ14から圧縮動画像データを読み出し、HD
D20に出力する。したがって、HDD20によって、
この圧縮動画像データがFAT方式でFATデータ記録
領域30に記録される。その後、ステップS63で所望
のファイルのコピーが終了したかどうか判断し、“N
O”であればステップS49に戻り上述の処理を繰り返
すが、“YES”であれば、ステップS65でFAT領
域を更新し、リターンする。
【0031】確認ボタン26eが押されると、システム
コントローラ22は、図10に示すステップS31で、
HDD20に1エラーチェック単位分の読出要求を出力
する。これに対して読出許可がHDD20から返される
と、システムコントローラ22はステップS73で“Y
ES”と判断し、ステップS75で、HDD20によっ
て読み出された圧縮動画像データをバッファメモリ14
に書き込む。そして、ステップS77でセクタエラー検
査回路24によってセクタエラーを検査する。ここでエ
ラーが検出されると、ステップS79で“YES”と判
断し、ステップS81で代替セクタ処理を実行する。一
方、セクタエラーが検出されなければ、ステップS79
で“NO”と判断し、直接ステップS83に移行する。
ステップS83では、ハードディスク28に記録された
全てのファイルについて処理が終了したかどうか判断
し、“NO”であればステップS71に戻るが、““Y
ES”であればリターンする。
【0032】この実施例によれば、リアルタイムの動画
像をシーケンシャルデータ記録領域に連続して記録する
ようにしたため、動画像を適切に記録できる。また、記
録された動画像データをFATデータ記録領域にFAT
方式で記録するようにしたため、同じ方式を採用するた
とえばパソコンによって動画像を再生できる。なお、こ
の実施例では、2つのデータ記録領域が形成されたハー
ドディスクを用いて説明したが、ハードディスクに2つ
以上のデータ記録領域を形成し、それぞれのデータ記録
領域に異なる方式で動画像を記録するようにしてもよ
い。また、記録された圧縮動画像データをFAT方式で
別のデータ記録領域に記録するようにしたが、圧縮動画
像データをたとえばMacOSのフォーマットで記録し
てもよい。また、圧縮動画像データをハードディスクに
記録するようにしたが、ハードディスクの代わりにフロ
ッピーディスクなどの外付けの記録媒体を用いてもよ
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】ハードディスクを示す図解図である。
【図3】(A)はマスタパーティションテーブルを示す
図解図であり、(B)は拡張パーティションテーブルを
示す図解図である。
【図4】シーケンシャルデータ管理領域を示す図解図で
ある。
【図5】エラーセクタの代替処理の動作を示す図解図で
ある。
【図6】図1実施例の動作の一部を示すフロー図であ
る。
【図7】図1実施例の動作の他の一部を示すフロー図で
ある。
【図8】図1実施例の動作のその他の一部を示すフロー
図である。
【図9】図1実施例の動作のさらにその他の一部を示す
フロー図である。
【図10】図1実施例の動作の他の一部を示すフロー図
である。
【符号の説明】
10 … 動画像記録再生装置 12 … MPEGコーデック 14 … バッファメモリ 20 … HDD 22 … システムコントローラ 24 … セクタエラー検査回路 28 … ハードディスク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/76 - 5/956 G11B 20/10 - 20/12

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1のデータ記録領域および第2のデータ
    記録領域を有する記録媒体に動画像データを記録する動
    画像記録装置において、 リアルタイムで入力される動画像データを前記第1のデ
    ータ記録領域に第1の方式で記録する第1記録手段、お
    よび前記第1のデータ記録領域に記録された動画像デー
    タを前記第2のデータ記録領域に第2の方式で記録する
    第2記録手段を備え 前記第1の方式はデータを位置的に連続する記録を強制
    する方式であり、 前記第2の方式はデータを所定サイズ毎の離散的な記録
    を許容する方式であ ることを特徴とする、動画像記録装
    置。
  2. 【請求項2】前記動画像データを一時的に保持するバッ
    ファメモリをさらに備える、請求項1記載の動画像記録
    装置。
  3. 【請求項3】前記リアルタイムで入力される動画像デー
    タは第1のクロックレートで前記バッファメモリに書き
    込まれ、 前記第1記録手段は前記バッファメモリに書き込まれ
    画像データを前記第1のクロックレートよりも速い第
    2のクロックレートで読み出す読出手段を含む、請求項
    2記載の動画像記録装置。
  4. 【請求項4】前記読出手段は前記バッファメモリ内のデ
    ータ量が所定値をえたとき読み出しを開始する、請求
    項3記載の動画像記録装置。
  5. 【請求項5】前記第2記録手段は前記第1のデータ記録
    領域に記録された動画像データを前記バッファメモリを
    介して前記第2のデータ記録領域に記録する、請求項1
    ないし4のいずれかに記載の動画像記録装置。
  6. 【請求項6】前記第2の方式はFAT方式である、請求
    項1ないし5のいずれかに記載の動画像記録装置。
  7. 【請求項7】前記記録媒体に記録された動画像データの
    エラーを所定セクタ毎に検査する検査手段、および前記
    検査手段の検査結果に応じて代替セクタ処理を行なう処
    理手段をさらに備える、請求項1ないし6のいずれかに
    記載の動画像記録装置。
JP02088898A 1998-02-02 1998-02-02 動画像記録装置 Expired - Fee Related JP3443304B2 (ja)

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