JPH0540620Y2 - - Google Patents

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JPH0540620Y2
JPH0540620Y2 JP12592187U JP12592187U JPH0540620Y2 JP H0540620 Y2 JPH0540620 Y2 JP H0540620Y2 JP 12592187 U JP12592187 U JP 12592187U JP 12592187 U JP12592187 U JP 12592187U JP H0540620 Y2 JPH0540620 Y2 JP H0540620Y2
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recording
track
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【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野) 本考案は、磁気デイスクに映像信号、音声信号
等の各種信号を記録する電子スチルカメラに於い
て、磁気デイスクの各信号トラツクが記録済みで
あるか未記録であるかを判別し、その結果を記憶
する回路に関するものである。 (従来の技術) 電子スチルカメラは、信号記録媒体としての磁
気デイスクを高速で回転駆動すると共に、ヘツド
移送装置の動作により磁気ヘツドをデイスク半径
方向に移動せしめ、同心円状の信号トラツクに静
止画信号、時間圧縮音声信号等を記録するもので
あつて、磁気デイスクの仕様及び信号記録フオー
マツトが既に規格化されている(日経マグロウヒ
ル社発行「日経エレクトロニクス」1984年7月2
日号、80〜85頁参照)。電子スチルカメラによれ
ば、磁気デイスクに記録されている不要な映像信
号を消去することにより、同一の信号トラツクに
繰り返し録画が可能である。 磁気デイスクには50本の信号トラツクを設ける
ことが可能であり、フイールド記録の場合は50枚
の静止画を記録出来るが、既に記録が行なわれて
いる信号トラツクを消去することなく、新たな信
号記録を行なう場合は、未記録トラツクを検索す
る必要がある。この為、従来の電子スチルカメラ
に於いては、磁気ヘツドを第1トラツクから第50
トラツクまで1トラツクずつ移動せしめて記録信
号を再生し、映像信号が検出されないトラツク位
置に磁気ヘツドを設定する検索動作が行なわれて
いた。従つて、未記録トラツクの検索に時間がか
かる問題があり、撮影チヤンスを逸することがあ
つた。 そこで出願人は、予め磁気デイスクの全信号ト
ラツクについて記録済みであるか未記録であるか
を判別し、その結果をメモリに格納しておくこと
により、撮影時には該メモリを参照して磁気ヘツ
ドを迅速に未記録トラツク上に設定出来る電子ス
チルカメラを提案している(実開昭62−85069
【H04N5/781】)。 上記電子スチルカメラによれば、シヤツター釦
を操作する度に未記録トラツクの検索を行なつて
いた従来装置に比べて、検索時間は著しく短縮さ
れる。 (解決しようとする問題点) 電子スチルカメラによる撮影に於いては、全ト
ラツクが未記録であることが明らかな新品の磁気
デイスク、或は一部のトラツク(例えば第1トラ
ツク及び第2トラツク)が記録済みであつて記録
済みのトラツク番号が撮影者に判つている磁気デ
イスクを使用して信号記録を行なう場合、従来の
電子スチルカメラによれば、この様な磁気デイス
クに対しても、撮影開始前に全トラツクにつき記
録/未記録の判別が行なわれる。1トラツクの判
別には例えば0.2秒が必要であるから、未記録ト
ラツクが多い場合は、無駄な判別動作により撮影
準備に時間がかかる問題が残されていた。 (問題点を解決する為の手段) 本考案の目的は、未記録トラツクの位置が判明
している磁気デイスクに信号記録を行なう場合に
は、未記録トラツクに対する記録/未記録の判別
動作を必要に応じて省略する為の判別動作解除釦
を具えた電子スチルカメラを提供し、撮影準備に
必要な時間を更に短縮することである。 本考案に係る未記録トラツク記憶回路は、磁気
ヘツド2からの再生信号に基づき各信号トラツク
が記録済みか未記録であるかを判別する記録/未
記録判別回路4と、該判別結果をトラツク毎に記
憶する主メモリ6と、記録/未記録の判別が行な
われた信号トラツクのトラツク番号を記憶する補
助メモリ7と、記録/未記録判別回路4及び両メ
モリ6,7の動作を制御するシステムコントロー
ラ5と、システムコントローラ5に対し前記判別
動作の停止を指令する為の判別解除釦8とから構
成される。 システムコントローラ5には、全信号トラツク
に対する記録/未記録の判別とこれに伴う両メモ
リ6,7へのデータ書込みを指令するを第1制御
部と、判別解除釦8からの操作信号に基づき記
録/未記録判別回路4の動作を停止せしめる共
に、補助メモリ7の内容を参照してメモリ内容よ
り後に続く、記録/未記録の判別が行なわれてい
ない全てのトラツクに対応する主メモリ6の記憶
領域に未記録を表わす信号を書込む第2制御部と
が設けられている。 (作用) 信号トラツクの記録状態が不明な磁気デイスク
に信号記録を行なう場合は、判別解除釦8を操作
することなく、全トラツクについて記録/未記録
の判別を行なう。この場合、システムコントロー
ラ5の第1制御部による制御の下、記録/未記録
判別回路4が動作し、記録/未記録の判別が進む
につれて、主メモリ6には各トラツク毎に判別結
果が書き込まれ、補助メモリ7には判別が行なわ
れた信号トラツクのトラツク番号が書き込まれ
る。電子スチルカメラでは1トラツクの再生に略
0.2秒が必要であるから、全トラツク(50トラツ
ク)の判別は略10秒で完了する。 未記録トラツクの位置が判明している磁気デイ
スクに信号記録を行なう場合は、上記判別動作が
全ての記録済みトラツクについて終了し、未記録
トラツクについての判別に移行する前に、判別解
除釦8を操作する。判別解除釦8を操作すべき時
点は、例えば信号再生中のトラツク番号をモニタ
ー画面或は操作パネルの表示器に表示することに
よつて判断することが可能である。 判別解除釦8が操作されると、前記記録/未記
録判別回路4の判別動作、及び主メモリ6及び補
助メモリ7への書込み動作が停止されると共に、
補助メモリ7からトラツク番号が読み出され、該
トラツク番号に基づいて、記録/未記録の判別が
行なわれていない全ての信号トラツクを検知し、
該トラツクに対応する主メモリ6の記憶領域に未
記録を表わす信号が書き込まれるのである。 (考案の効果) 本考案に係る未記録トラツク記憶回路によれ
ば、判別解除釦8の操作により、未記録であるこ
とが判明しているトラツクに対する無駄な判別動
作を省略出来、これによつて撮影準備時間の短縮
が可能である。 (実施例) 第1図は本考案に係る未記録トラツク記憶回路
の一実施例を示している。 電子スチルカメラの記録再生動作はマイクロコ
ンピユータからなるシステムコントローラ5によ
つて制御されている。 磁気デイスク1の信号面に対向配備した記録再
生用の磁気ヘツド2は、ヘツド移送装置3により
デイスク半径方向に移送される。ヘツド移送装置
3はシステムコントローラ5によつて制御され、
磁気ヘツド2をデイスク信号面の任意のトラツク
上に設定することが可能である。 記録/未記録判別回路4は、磁気ヘツド2の再
生信号のレベルから再生中のトラツクが記録済み
であるか未記録であるかを判別し、その結果をシ
ステムコントローラ5へ供給するものである。 システムコントローラ5には主メモリ6及び補
助メモリ7が接続され、両メモリに対する書込み
及び読出しを制御している。又、システムコント
ローラ5には、信号再生中のトラツク番号と全信
号トラツクについての記録/未記録の判別結果を
刻々、表示する為の表示器10を接続すると共
に、セツトリセツト、フリツプフロツプ9を介し
て、記録/未記録の判別動作の停止を指令する為
の判別解除釦8を接続している。フリツプフロツ
プ9は、判別解除釦8の操作により反転セツト端
子が接地され、システムコントローラ5によつて
リセツトされるまでの期間、システムコントロー
ラ5へ“H”の信号を供給するものである。 主メモリ6は、第1トラツク〜第50トラツクの
夫々に対応して第1〜第50番地の記憶領域を有
し、各番地には第3図bに示す様に記録/未記録
を表わす符号“1”又は“0”が書き込まれる。
一方、補助メモリ7は任意のトラツク番号を書き
込むことの出来る1つの記憶領域を有し、第3図
cに示す様に記録/未記録の判別が終了する度に
判別が行なわれた信号トラツクのトラツク番号が
更新記録される。 システムコントローラ5の第1制御部及び第2
制御部はコンピユータプログラムによつて構成さ
れており、その構成を第2図に基づいて説明す
る。 前記フリツプフロツプ9をリセツトした後、磁
気デイスクの装着に待機12し、磁気デイスクが
装着されると補助メモリを“0”にリセツト13
する。次に、電源投入後に判別解除釦の操作があ
つたか否かをフリツプフロツプ9の出力信号によ
り判断14し、釦操作がなかつたときは磁気ヘツ
ドをデイスクの第1トラツク上に設定15した上
で、該トラツクの記録/未記録の判別16する。
未記録トラツクの場合は主メモリの第1トラツク
に対応する領域(第1番地)に未記録を表わす
“0”を書き込み17、記録済みトラツクの場合
は前記領域(第1番地)に記録済みを表わす
“1”を書き込む18。 その後、補助メモリに現在のトラツク番号、即
ち“1”を書き込む19。 次に現在のトラツク番号が“50”であるか否か
を判断し20、NOであればそれまでに判別解除
釦の操作があつたか否かをフリツプフロツプの出
力信号により判断21し、YESであれば手続き
を終了する。 前記判断21にて釦操作がなかつたことが判明
すると、磁気ヘツドを次のトラツクへ移送24し
た後、前記判別動作16へ戻る。これによつて釦
操作があるまで記録/未記録の判別、及び両メモ
リへの書込みが進められることになる。 前記判断14或は21にて釦操作があつたこと
が判明した場合は、補助メモリの内容を参照し
て、主メモリの残りの領域、即ち記録/未記録の
判別が行なわれていない全てのトラツクに対応す
る番地に“0”を書き込み22、その後、通常の
信号記録再生動作23に移行する。 この結果、操作者は、第1図の表示器10に表
示された主メモリ6の内容を参照することにより
磁気ヘツド2を迅速に未記録トラツク上に設定し
て、撮影を開始することが可能である。 例えば第3図aに示す様に磁気デイスクの第
1、第2、第4、及び第6トラツクが記録済みで
あることが判明している場合、判別解除釦8は第
6トラツクの判別が終了した時点で操作する。こ
の場合、第3図b,cに示す様に、第1トラツク
から第6トラツクまではトラツク毎に記録/未記
録の判別が行なわれ、その判別結果が主メモリの
第1〜第6番地に記憶される。又、補助メモリに
は釦操作の時点で、判別の行なわれた最後の信号
トラツクの番号“6”が格納される。この結果、
システムコントローラ5は、補助メモリ7の内容
を参照することによつて第7〜第50トラツクが未
記録であると判断し、主メモリ6の第7〜第50番
地を強制的に“0”に設定するのである。従つ
て、第7〜第50トラツクについては記録/未記録
判別回路4による判別動作は行なわれない。 尚、全トラツクを判別するには略10秒が必要で
あるから、釦操作のタイミングが多少遅れたとし
ても、十分な時間短縮が図れる。 又、記録済みトラツクが無い新品の磁気デイス
クの場合は、デイスク装着の前に判別解除釦8を
操作することにより、第2図の判断手続き14に
て釦操作が検知され、主メモリの第1〜第50番地
の全てに“0”が書き込まれ、記録/未記録判別
回路4による判別手続きは全く行なわれないこと
になる。 上記回路によれば、未記録が判明しているトラ
ツクについては記録/未記録の判別動作を省略出
来るから、撮影準備時間の短縮及び消費電力の節
減が可能である。 尚、本考案の各部構成は上記実施例に限らず、
実用新案登録請求の範囲に記載の技術的範囲内で
種々の変形が可能であることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る未記録トラツク記憶回路
のブロツク図、第2図は回路動作を表わすフロー
チヤート、第3図は各信号トラツクの記録の有無
と主メモリ及び補助メモリの記憶内容とを対比説
明する図である。 1……磁気デイスク、2……磁気ヘツド、4…
…記録/未記録判別回路、6……主メモリ、7…
…補助メモリ、8……判別解除釦。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 磁気デイスクの同心円状信号トラツクに複数の
    静止画を記録する電子スチルカメラに於いて、磁
    気ヘツド2からの再生信号に基づき各信号トラツ
    クが記録済みか未記録であるかを判別する記録/
    未記録判別回路4と、該判別結果をトラツク毎に
    記憶する主メモリ6と、記録/未記録の判別が行
    なわれた信号トラツクのトラツク番号を記憶する
    補助メモリ7と、記録/未記録判別回路4及び両
    メモリ6,7の動作を制御するシステムコントロ
    ーラ5と、前記判別動作の停止を指令する為の判
    別解除釦8とから構成され、システムコントロー
    ラ5には、全信号トラツクに対する記録/未記録
    の判別とこれに伴う両メモリ6,7へのデータ書
    込みを指令するを第1制御部と、判別解除釦8か
    らの操作信号に基づき記録/未記録判別回路4の
    動作を停止せしめる共に、補助メモリ7の内容を
    参照してメモリ内容より後に続く全てのトラツク
    に対応する主メモリ6の記憶領域に未記録を表わ
    す信号を書込む第2制御部とが設けられているこ
    とを特徴とする電子スチルカメラの未記録トラツ
    ク記憶回路。
JP12592187U 1987-08-19 1987-08-19 Expired - Lifetime JPH0540620Y2 (ja)

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JPS6431587U JPS6431587U (ja) 1989-02-27
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH075574Y2 (ja) * 1989-03-31 1995-02-08 カシオ計算機株式会社 電子スチルプレーヤ
JP5526623B2 (ja) * 2009-06-29 2014-06-18 ぺんてる株式会社 筆記具の軸と軸との連結構造

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