JP3531438B2 - データ管理装置、データ管理方法、データ管理システム及び外部記憶装置 - Google Patents

データ管理装置、データ管理方法、データ管理システム及び外部記憶装置

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JP3531438B2
JP3531438B2 JP26717697A JP26717697A JP3531438B2 JP 3531438 B2 JP3531438 B2 JP 3531438B2 JP 26717697 A JP26717697 A JP 26717697A JP 26717697 A JP26717697 A JP 26717697A JP 3531438 B2 JP3531438 B2 JP 3531438B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディレクトリを用
いた階層構造によってファイルデータを管理するデータ
管理装置等に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えばパーソナルコンピュー
タ(以下、「PC」という。)においては、ディレクト
リによって種々のファイルデータを管理している。ディ
レクトリは、ファイルの場所や作成日付等からなる属性
情報を備え、主に階層構造になって形成されている。そ
して、各ファイルは、通常、階層構造の末端に位置して
効率的に分類されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、現在、静止
画像や音声等の様々な種類のファイルデータを記憶する
外部記憶装置が提案されている。このような外部記憶装
置は、通常のPCのオペレーションシステム(OS)と
の互換性に乏しく、記憶している静止画像や音声のファ
イルデータをそのままPCに送信することができない。
すなわち、上記外部記憶装置は、静止画像等のファイル
データをPC用のフォーマットに変換してから、変換さ
れたファイルデータをPCに送信している。
【0004】しかし、ファイルに必要な属性情報を移動
させたり、PCに送信したりすると、かかる属性情報が
欠落したり他の属性情報と入れ替わったりすることがあ
り、従来の管理方法ではファイルを十分に管理すること
ができなくなる問題が生じた。
【0005】また、ファイルを管理することができなく
なる場合を想定してディレクトリ,管理ファイル,各デ
ータファイル等の複数の箇所にそれぞれ属性情報を持た
せることが考えられるが、この場合それぞれの属性情報
の整合性をとることが非常に困難であり、実用的でな
い。
【0006】本発明は、このような実情に鑑みて提案さ
れたものであり、ファイルデータをPCに送信したりP
Cからファイルデータを受信した場合であってもファイ
ルデータの管理を容易にすることができるデータ管理装
置及びデータ管理方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、本発明に係るデータ管理装置は、外部記憶装置か
らファイルデータを受信するデータ管理装置において、
データを記憶する記憶手段と、データ部と、このデータ
部を管理するためのそれぞれ規格の異なる第1の属性情
報及び第2の属性情報とを備えるファイルデータを外部
記憶装置から受信する受信手段と、受信手段で受信した
ファイルデータを記憶手段に書き込む制御を行い、記憶
手段に記憶されたファイルデータを管理する管理手段と
を備える。そして、管理手段は、外部記憶装置から受信
したファイルデータから第2の属性情報のみを削除し、
第2の属性情報を削除することによって、ファイルデー
タは、外部記憶装置のフォーマットに対応するデータか
ら記憶手段のフォーマットに対応するデータに変換さ
れ、この第2の属性情報が削除されたファイルデータの
データ部と第1の属性情報とを変更せずに記憶手段に書
き込む制御を行い、第1の属性情報に基づいて記憶手段
に記憶されたファイルデータを管理する。
【0008】本発明に係るデータ管理方法は、外部記憶
装置からファイルデータを受信するデータ管理方法にお
いて、データ部と、このデータ部を管理するためのそれ
ぞれ規格の異なる第1の属性情報及び第2の属性情報と
を備えるファイルデータを外部記憶装置から受信し、受
信したファイルデータを記憶するとき、外部記憶装置か
ら受信したファイルデータから第2の属性情報のみを削
除し、第2の属性情報を削除することによって、ファイ
ルデータは、外部記憶装置のフォーマットに対応するデ
ータから記憶手段のフォーマットに対応するデータに変
換され、この第2の属性情報が削除されたファイルデー
タのデータ部と第1の属性情報とを変更せずに記憶手段
に書き込み、第1の属性情報に基づいて記憶しているフ
ァイルデータを管理する。
【0009】本発明に係るデータ管理システムは、外部
記憶装置と、この外部記憶装置から送信されたファイル
データを受信するデータ管理装置とを備えるデータ管理
システムにおいて、外部記憶装置は、データ部とこのデ
ータ部を管理するためのそれぞれ規格の異なる第1の属
性情報及び第2の属性情報とを備えるファイルデータを
記憶する第1の記憶手段と、この第1の記憶手段に記憶
しているファイルデータをデータ管理装置に送信する送
信手段とを有し、データ管理装置は、データを記憶する
第2の記憶手段と、外部記憶装置の送信手段から送信さ
れたファイルデータを受信する受信手段と、受信手段で
受信したファイルデータを第2の記憶手段に書き込む制
御を行い、第2の記憶手段に記憶されたファイルデータ
を管理する管理手段とを有し、データ管理装置の管理手
段は、外部記憶装置から受信したファイルデータから第
2の属性情報のみを削除し、第2の属性情報を削除する
ことによって、ファイルデータは、外部記憶装置のフォ
ーマットに対応するデータから第2の記憶手段のフォー
マットに対応するデータに変換され、この第2の属性情
報が削除されたファイルデータのデータ部と第1の属性
情報とを変更せずに第2の記憶手段に書き込む制御を行
い、第1の属性情報に基づいて第2の記憶手段に記憶さ
れたファイルデータを管理する。
【0010】本発明に係るデータ管理装置は、外部記憶
装置にファイルデータを送信するデータ管理装置におい
て、データ部とこのデータ部を管理するための第1の属
性情報とを有するファイルデータを記憶する記憶手段
と、第1の属性情報に基づいてファイルデータを管理す
る管理手段と、ファイルデータを送信する送信手段とを
備える。そして、管理手段は、記憶手段からファイルデ
ータを読み出し、この読み出されたファイルデータに第
2の属性情報をデータ部と第1の属性情報を変更するこ
となく付加し、第2の属性情報を付加することによっ
て、ファイルデータは、記憶手段のフォーマットに対応
するデータから外部記憶装置のフォーマットに対応する
データに変換され、送信手段は、第2の属性情報の付加
されたファイルデータを外部記憶装置に送信する。
【0011】本発明に係るデータ管理方法は、データ管
理装置から外部記憶装置にファイルデータを送信するデ
ータ管理方法において、データ管理装置に記憶されてい
データ部とこのデータ部を管理するための第1の属性
情報とを有するファイルデータを読み出し、この読み出
されたファイルデータに第2の属性情報をデータ部と第
1の属性情報を変更することなく付加し、第2の属性情
報を付加することによって、ファイルデータは、記憶さ
れているデータ管理装置のフォーマットに対応するデー
タから外部記憶装置のフォーマットに対応するデータに
変換され、第2の属性情報の付加されたファイルデータ
を外部記憶装置に送信する。
【0012】本発明に係るデータ管理システムは、外部
記憶装置と、この外部記憶装置へファイルデータを送信
するデータ管理装置とを備えるデータ管理システムにお
いて、データ管理装置は、データ部とこのデータ部を管
理するための第1の属性情報を有するファイルデータを
記憶する第1の記憶手段と、第1の属性情報に基づいて
ファイルデータを管理する第1の管理手段と、ファイル
データを送信する送信手段とを有し、第1の管理手段
は、第1の記憶手段からファイルデータを読み出し、読
み出されたファイルデータに第2の属性情報をデータ部
と第1の属性情報を変更することなく付加し、第2の属
性情報を付加することによって、ファイルデータは、第
1の記憶手段のフォーマットに対応するデータから外部
記憶装置のフォーマットに対応するデータに変換され、
送信手段は、第2の属性情報の付加されたファイルデー
タを外部記憶装置に送信し、外部記憶装置は、データ管
理装置からファイルデータを受信する受信手段と、受信
手段で受信したファイルデータを記憶する第2の記憶手
段と、受信手段で受信したファイルデータを第2の記憶
手段に書き込み、第2の記憶手段に記憶されたファイル
データを第2の属性情報に基づいて管理する第2の管理
手段とを有する。
【0013】本発明に係る外部記憶装置は、データ管理
装置から送信されたファイルデータを受信する外部記憶
装置において、データ管理装置が第1の属性情報及びデ
ータ部とからなるファイルデータに対してデータ部と第
1の属性情報とを変更することなく第2の属性情報を付
加し、第2の属性情報を付加することによって、ファイ
ルデータは、データ管理装置のフォーマットに対応する
データから外部記憶装置のフォーマットに対応するデー
タに変換されたファイルデータを受信する受信手段と、
受信手段で受信したファイルデータを記憶する記憶手段
と、記憶手段に記憶されたファイルデータをデータ管理
装置に送信する送信手段と、データ管理装置の指示に従
って受信手段で受信したファイルデータを記憶手段に書
き込むと共に、記憶手段に記憶されたファイルデータを
読出す制御を行なう制御手段とを有する。
【0014】
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら説明する。
【0016】本発明は、図1に示す構成のメモリカード
システム1に適用される。メモリカードシステム1は、
ホストコンピュータ10とメモリカード20により構成
される。
【0017】上記ホストコンピュータ1は、具体的には
図1に示すように、静止画像や音声等の様々なファイル
データやディレクトリデータ等を記憶するハードディス
ク11と、ハードディスク11等からのファイルデータ
等を一旦記憶して読み出すRAM(Random Access Memo
ry)12と、3本のラインを介してメモリカード20と
のデータの送受信を行う第1のシリアルインターフェー
ス(以下、「第1のシリアルI/F」という。)13
と、各回路を制御するCPU(Central Processing Uni
t)14とを備え、例えばハードディスク11に記憶さ
れている画像や音声等のファイルデータをディレクトリ
を用いた階層構造によって管理することができる。
【0018】RAM12は、例えばハードディスク11
に記憶されているファイルデータを一旦記憶し、必要に
応じてこのファイルデータをバスを介して第1のシリア
ルI/F13に供給する。
【0019】第1のシリアルI/F13は、3本のライ
ンを介して、メモリカード20にデータを送信したり、
メモリカード20に記憶されているデータを受信する。
具体的には、第1のシリアルI/F13は、第1のライ
ンを介して、上記制御データやファイルデータの送信の
際のシリアルクロックSCKを送信する。第1のシリア
ルI/F13は、第2のラインを介して、第1のライン
でのファイルデータ又は制御データ等のシリアルデータ
の切り換えに応じて、そのときの状態を示すチップセレ
クト信号CSを出力する。さらに、第1のシリアルI/
F13は、第3のラインを介して、メモリカード20に
書き込むためのファイルデータや制御データを送信した
り、メモリカード20から読み出されたファイルデータ
を受信する。
【0020】CPU14は、RAM12やハードディス
ク11のファイルデータを読み出したり、RAM12等
にファイルデータを書き込むことを制御したり、メモリ
カード20とファイルデータ等の送受信の制御も行う。
例えば、CPU14は、メモリカード20の図示しない
誤消去防止スイッチのライトプロテクトがオンになって
いるかを判定するためのレジスタ命令を発行したり、メ
モリカード20に対してアドレスを指定して所定のファ
イルデータの書込み命令を発行する。
【0021】ここで、メモリカード20は、図2に示す
ように、上記ホストコンピュータ1からのファイルデー
タや制御データをシリアルで送受信する第2のシリアル
I/F21と、ファイルデータを記憶するフラッシュメ
モリ22と、フラッシュメモリ22に記憶されているフ
ァイルデータの読出し又は書込みを制御するコントロー
ラ23とを備える。
【0022】上記フラッシュメモリ22は、例えばNA
ND型のものであり、図2に示すように、ホストコンピ
ュータ1から送信されたファイルデータが消去単位とな
るブロック毎に分割して記憶される。各ブロック0,
1,2,・・・,nは、ファイルデータ等を512バイ
ト記憶するデータエリアと16バイトの冗長エリアとに
よってなる1ページ(=512バイト+16バイト)が
集合して構成される。上記冗長エリアには、当該ブロッ
クのデータエリアにあるデータを分散して管理する分散
管理情報が記憶されている。分散管理情報は、例えば、
データの書き込み状況を示すブロックフラグや複数のブ
ロックが連結して1つのファイルを構成しているときの
他のブロックとの連結先を示す連結情報や、データエリ
アにデータが反転されて書き込まれたかを示す反転フラ
グ等を有するものである。かかる分散管理情報は、ホス
トコンピュータ1に読み出されることによって、データ
の読み出し/書き込みの際のフラッシュメモリ22の状
態判定に用いられる。
【0023】ここで、ファイルデータは、画像や音声等
のユーザファイル形式のものと、システム管理のための
システムファイル形式のものとがあり、フラッシュメモ
リ22の1以上のブロックのデータエリアにおいて記憶
される。
【0024】ユーザファイル形式のファイルデータは、
図3に示すように、属性情報である512バイトのヘッ
ダ部と主情報であるデータ部によって構成される。ヘッ
ダ部は、当該ファイルデータをメモリカード20内で管
理するための情報である128バイトのOSヘッダと、
汎用的で必要不可欠な管理情報である240バイトのフ
ァイルヘッダと、144バイトのエントリエリアとから
なる。
【0025】上記OSヘッダは、具体的には図4に示す
ように、ファイルID,ファイルバージョン,ファイル
サイズ,使用ブロック数,リンク数,日付,メーカー/
機種コード,初期登録ディレクトリ番号,検索キーワー
ド,ファイル名,個別データを有する。
【0026】ファイルIDは、ファイルの種別を表すも
のであり、ファイルヘッダにも同様のものがある。ファ
イルバージョンは、いわゆるバージョンナンバーを示す
ものであり、ホストコンピュータ10やメモリカード2
0においてこのファイルデータを処理することができる
かを判定するために用いられる。ファイルサイズは、ヘ
ッダ部及びデータ部からなる当該ファイルデータの全体
の大きさをバイト数で示すものである。使用ブロック数
は、フラッシュメモリ22で当該ファイルデータを使用
しているブロック数を示すものである。リンク数は、フ
ァイルデータと他のファイルデータ等が参照関係にある
(リンクされている)ときのリンク数を示すものであ
る。なお、他のファイルデータとリンクされていないと
きは、リンク数は1になっている。日付は、ファイルデ
ータを作成した日付又は更新した日付を示すものであ
る。メーカー/種別コードは、メモリカード20にファ
イルデータを書き込んだ機器のメーカー名及びその機種
を示すものである。初期登録ディレクトリ番号は、最初
に登録したディレクトリ番号を示すものであり、ファイ
ルデータが別のディレクトリに移った場合でも更新され
るものではない。キーワード登録数は、登録されたキー
ワードの数を示すものである。キーワード文字コード
は、キーワードの文字コードを示したものである。キー
ワード文字列は、キーワード,セパレータを決めて複数
指定をすることもできるものである。ファイル名は、P
C10でファイルデータを管理するときに用いられるフ
ァイル名であり、メモリカード20内では特に使用され
ない。0リセットリザーブは、書換えの際に必ず0にし
ておくものである。個別データは、ファイルID毎に管
理するためのものであり、利用者が自由に用いることが
できるものである。
【0027】上記ファイルヘッダは、具体的には図5に
示すように、「規格識別データ」,「ファイル規格識別
データ」,「ファイルID」,「ファイルバージョ
ン」,「アプリケーション作成日付」,「アプリケーシ
ョン更新日付」,「作成メーカー/機種コード」,「更
新メーカー/機種コード」,「0リセットリザーブ」,
「データエントリ数」,「テーブル数」,「文字コー
ド」,「タイトル文字列」を有する。
【0028】「規格識別データ」は、当該フラッシュメ
モリ22が所定の規格に沿ってファイルデータを記憶し
ていることを示すものである。「ファイル規格識別デー
タ」は、当該ファイルデータが上記所定の規格に沿って
作成されたことを示すものである。「ファイルID」
は、ファイルの種別を表すものであり、OSヘッダにも
同様のものがある。「ファイルバージョン」は、バージ
ョンナンバーを示すものである。「アプリケーション作
成日付」は、アプリケーションを作成した日付を示すも
のであり、「アプリケーション更新日付」は、それを更
新した日付を示すものである。「作成メーカー/種別コ
ード」は、ファイルデータを作成したメーカー及びその
機種名を示すものであり、「更新メーカー/種別コー
ド」は、そのファイルデータを更新したメーカー及びそ
の機種名を示すものである。「データエントリ数」は、
後述のエントリデータの数を示すものである。「テーブ
ル数」は、テーブルデータ領域のデータ数を示すもので
ある。「文字コード」は、入力文字を所定のコード番号
で示したものである。「タイトル文字列」は、タイトル
文字を示したものである。
【0029】エントリエリアは、データ部において記憶
された主となるデータ(エントリデータ)を管理するた
めのデータが記憶される。なお、データ部は、4つまで
のエントリデータを格納することができる。すなわち、
ヘッダ部とデータ部とからなるファイルデータは、最大
で4つのエントリデータから構成される。なお、図3で
は、エントリデータとして、インデックス,画像デー
タ,2つの補助データを例に挙げたが、特に限定される
ものではなく、その他音声データ等であってもよい。し
たがって、エントリエリアは、上記4つのエントリデー
タを管理するために各エントリデータ毎に、開始アドレ
スと、サイズと、種別IDと、個別データとが記憶され
る。
【0030】また、システムファイル形式のファイルデ
ータは、例えばディレクトリファイルが該当し、ユーザ
ファイル形式のものと比べて、ヘッダ部の構成が異な
る。
【0031】上記ディレクトリファイルのヘッダ部は、
図6に示すように、OSヘッダと、ファイルヘッダと、
システムエントリリストと、システムインフォメーショ
ンとを有する。なお、OSヘッダとファイルヘッダは、
上述したユーザファイル形式のものと同様である。
【0032】また、上記ディレクトリファイルのデータ
部は、96バイトのディレクトリインフォメーション
と、グループインフォメーションと、ディレクトリエン
トリのリストとを有する。
【0033】ディレクトリインフォメーションは、図7
に示すように、2バイトの「ディレクトリID」,1バ
イトの「対象ファイルID」,1バイトの「グループ
数」,2バイトの「親ディレクトリ」,2バイトの「デ
ィレクトリ数」,2バイトの「ファイル数(全ファイ
ル)」,2バイトの「対象ファイル数」,2バイトの
「アクセスポイント」,2バイトの「ディレクトリエン
トリ数」,2バイトの「システム用ディレクトリエント
リ数」,2バイトの「使用システムディレクトリエント
リ数」,2バイトの「確保ブロック数」,2バイトの
「使用ブロック数」のデータがあり、さらに72バイト
の未使用領域とを有する。
【0034】このとき、「ディレクトリID」はディレ
クトリの種別を表し、「対象ファイル」は対象とするフ
ァイルのIDを示すものである。「グループ数」は登録
されたグループの数であり、「親ディレクトリ」は親デ
ィレクトリのファイル番号を示すものである。「ディレ
クトリ数」は含まれるディレクトリの総数を示し、「フ
ァイル数(全ファイル)」は当該ディレクトリに含まれ
る全ファイルの数を示す。「対象ファイル数」は含まれ
る対象ファイル数を示し、「アクセスポイント」はアク
セス開始ディレクトリエントリを示すものである。「デ
ィレクトリエントリ数」は使用ユーザディレクトリエン
トリ数を示し、「システム用ディレクトリエントリ数」
は確保システム用のディレクトリエントリ数を示す。
「使用システムディレクトリエントリ数」システム用の
ディレクトリエントリ数を示し、「確保ブロック数」は
アプリケーションで確保したいフラッシュメモリ22の
ブロック数を示し、「使用ブロック数」はアプリケーシ
ョンで使用したブロック数を示す。
【0035】グループインフォメーションは、図8に示
すように、1バイトの「グループ番号」,1バイトの
「グループインフォメーションサイズ」,2バイトの
「ディレクトリID」,1バイトの「0リセットリザー
ブ」,3バイトの「リザーブ」,8バイトの「日付」,
8バイトの「個別情報」,任意のバイト数の「タイト
ル」とを有する。「グループインフォメーションサイ
ズ」は、グループインフォメーションの大きさを示すも
のであり、固定長24バイト+「タイトル」の任意バイ
ト数の大きさになる。「ディレクトリID」はディレク
トリ種別毎に付けられるIDであり、「0リセットリザ
ーブ」は修正する場合は必ず0に設定するものである。
「リザーブ」は当該ファイル作成時に0に設定するもの
である。「日付」は当該ファイルの作成日付を示し、こ
れは使用者により変更可能である。「個別情報」は特に
定められたものでなく、「タイトル」はディレクトリフ
ァイルのタイトルを示すものである。
【0036】ディレクトリエントリのリストは、ユーザ
ファイル形式のファイルデータの一部の属性情報を管理
するディレクトリエントリが複数集合して構成される。
なお、1つのディレクトリエントリは4バイトである。
【0037】1ディレクトリエントリは、図9に示すよ
うに、2バイトの「ファイル番号」と、「属性情報」
と、「グループ番号」とで構成される。
【0038】ファイル番号は、図10に示すように、2
バイト中の最初のビットには「0」があり、残りの15
ビットにおいてファイル又はディレクトリの先頭論理ア
ドレスが示されている。なお、「0xffff」が示さ
れている時は、未使用を意味する。
【0039】属性情報は、図11に示すように、「ディ
レクトリ/ファイル」と、「対象フラグ」と、「マーク
1」と、「マーク2」と、「連続記録」の情報を有す
る。「ディレクトリ/ファイル」では、1のときは当該
ディレクトリの下にさらにディレクトリがあることを示
し、0のときはファイルがあることを示す。「対象フラ
グ」では、1のときは上述のディレクトリインフォメー
ションで指定した対象ファイルIDのファイルであるこ
とを示し、0のときはそれ以外のファイルデータである
ことを示す。「マーク1」では、1のときはマーク1指
定のがあることを示し、0のときはかかる指定がないこ
とを示す。「マーク2」については、「マーク1」と同
様である。なお、「マーク1」及び「マーク2」は、利
用者が指定できるマーキングフラグである。「連続記
録」では、00のときは通常のファイル,11のときは
先頭の連続ファイル,10のときは連続指定されたファ
イルであることを示す。
【0040】「グループ番号」は、図12に示すよう
に、8ビットで示され、1階層の疑似階層を示すグルー
プ番号である。
【0041】以上のように構成されたメモリカードシス
テム1において、例えば利用者がフラッシュメモリ20
に記憶されている画像を見たい場合、利用者が図示しな
い操作部を操作して所定の画像ファイルデータを選択す
ると、ホストコンピュータ10のCPU14は、図13
に示すステップS1〜ステップS7の処理に従って画像
ファイルデータの読み込みを行う。
【0042】ステップS1において、CPU14は、フ
ラッシュメモリ22からファイル番号で指定されたファ
イルデータを読み出して、先頭ブロックから順にファイ
ルの先頭512バイトのヘッダ部を読み込み、ステップ
S2に進む。
【0043】ステップS2において、CPU14は、上
記ヘッダ部のOSヘッダのファイルID,バージョン等
を確認して、ステップS3に進む。
【0044】ステップS3において、CPU14は、フ
ァイルデータの種別やバージョンによっては処理できな
いことがあるので、OSヘッダの内容に問題がないかを
判定する。そして、問題がないと判定したときはステッ
プS4に進み、問題があると判定したときはかかるファ
イルデータの読み込みを中止する。
【0045】ステップS4において、CPU14は、上
記ヘッダ部のファイルヘッダのデータエントリ数,テー
ブル数を読み出してステップS5に進む。
【0046】ステップS5において、CPU14は、上
記ヘッダ部のエントリリストの画像エントリ,個別デー
タを読み出して、ステップS6に進む。
【0047】ステップS6において、CPU14は、フ
ァイルヘッダの内容及びエントリリストの内容に問題が
ないかを判定し、問題がないと判定したときはステップ
S7に進み、問題があると判定したときはかかるファイ
ルデータの読み込みを中止する。
【0048】ステップS7において、CPU14は、エ
ントリで示されるデータエリアサイズの画像ファイルデ
ータをメモリカード20から読み込んで、この画像ファ
イルデータに基づく画像を図示しない表示部に表示させ
て、終了する。
【0049】このようにして表示された画像の画像ファ
イルデータを例えばホストコンピュータにコピーすると
きは、CPU14は、図14に示すステップS11〜ス
テップS14の処理を行う。
【0050】ステップS11において、CPU14は、
フラッシュメモリ22からファイル番号で指定されたフ
ァイルデータを読み出して、先頭ブロックから順にファ
イルの先頭512バイトのヘッダ部を読み込み、ステッ
プS12に進む。
【0051】ステップS12において、CPU14は、
上記ヘッダ部のOSヘッダのファイルID,バージョン
等を確認して、ステップS13に進む。
【0052】ステップS13において、CPU14は、
OSヘッダの内容に問題がないかを判定し、問題がない
と判定したときはステップS14に進み、問題があると
判定したときはかかるファイルデータの読み込みを中止
する。
【0053】ステップS14において、CPU14は、
先頭128バイト分のOSヘッダを取り除いて、ファイ
ルヘッダ及びエントリリストからなるヘッダ部を有する
ファイルデータを例えばハードディスク13に書き込
む。
【0054】こうして、メモリカード20のフラッシュ
メモリ22に記憶されているファイルデータは、第2の
シリアルI/F21,第1のシリアルI/F13を介し
て、ホストコンピュータ10のハードディスク11に書
き込まれる。
【0055】なお、CPU14は、メモリカード20か
らディレクトリファイルを読み出すことによって、PC
10のハードディスク11に記憶された画像ファイルデ
ータを容易に管理することができる。このとき、ディレ
クトリファイルは、上述のように、複数のファイル番号
及びファイルの種別を示すデータを有するものであるた
め、自身が有するファイル番号に該当するファイルデー
タをひとまとまりのものとして管理することができ、こ
れらのファイルデータの属性情報をそのヘッダ部から得
ることができる。
【0056】例えば、CPU14は、一のディレクトリ
ファイルにおけるディレクトリエントリのリストに示さ
れているファイル又はディレクトリの先頭論理アドレス
に基づいて、当該一のディレクトリの1つ下の階層に上
記ファイル又はディレクトリを配置する。また、この1
つ下の階層のディレクトリのディレクトリファイルに基
づいて、さらなる階層構造を構築することができる。
【0057】そして、ハードディスク13に書き込まれ
たファイルデータは、当該ファイルデータの属性情報で
あるファイルヘッダを備えている。したがって、ホスト
コンピュータ10は、従来のようにディレクトリにその
ディレクトリに属するファイルデータの作成日やメーカ
ー/機種コード等の属性情報を持つ必要がなくなる。す
なわち、ディレクトリにはそのディレクトリに属するフ
ァイルデータのファイル番号が備えられていれば、その
ファイルデータのファイルヘッダに基づいて所望の属性
情報を認識することができる。
【0058】これにより、例えばあるディレクトリが破
壊された場合においても、破壊されたディレクトリに属
していたファイルデータのヘッダ情報に基づいて再度デ
ィレクトリを作ることができ、そのファイルデータが使
用不可能になることを回避することができる。例えば、
CPU14は、ファイルヘッダのファイルIDに基づい
て同種類のファイルデータを探し出したり、アプリケー
ション更新日付や更新メーカー/機種コードが同じファ
イルデータを探し出して、探し出したファイルデータを
1つのディレクトリにまとめることができる。
【0059】また、メモリカード20に記憶されている
ファイルデータをホストコンピュータ10に送信する際
に、ファイルデータを所定のフォーマットに変換する手
間を省略することができる。
【0060】さらに、ディレクトリには少なくともファ
イル番号と1バイトの属性情報があればよいので、ディ
レクトリに必要なデータは従来に比べて非常に少なくす
ることができ、また、必要な属性情報はファイルヘッダ
にあるのでファイルデータを単独で移動しても属性情報
の欠落が生じなくなる。
【0061】つぎに、ホストコンピュータ10からメモ
リカード20にファイルデータをコピーする場合におけ
るCPU14の処理について、図15を用いて説明す
る。
【0062】ステップS21において、CPU14は、
例えばハードディスク13からファイルデータを読み出
してRAM12に格納し、かかるファイルデータの先頭
384バイトを読み込んで、ステップS22に進む。
【0063】ステップS22において、CPU14は、
ファイルヘッダのファイルバージョン及びファイルID
を確認して、ステップS23に進む。
【0064】ステップS23において、CPU14は、
かかるファイルデータが対象外のものかを判定し、対象
外でないと判定したときはステップS24に進む、対象
外であると判定したときは上記ファイルデータをメモリ
カード20に送信することを中止する。
【0065】ステップS24において、CPU14は、
ファイルIDに応じたフラッシュメモリ22内の格納場
所を選択し、さらにファイルヘッダに基づいてOSヘッ
ダを作成し、これをファイルデータに付加してメモリカ
ード20に送信して、処理を終了する。
【0066】すなわち、CPU14は、メモリカード2
0内で用いるのに必要な情報であるOSヘッダをファイ
ルデータに付加することによって、上記ファイルデータ
をメモリカード20に対応するフォーマットになるよう
にわざわざ変換する手間を省くことができる。
【0067】一方、メモリカード20において、コント
ローラ23は、ホストコンピュータ10からのファイル
データをそのOSヘッダに基づいてフラッシュメモリ2
2に書き込む。具体的には、コントローラ23は、OS
ヘッダの「ファイルサイズ」,「使用ブロック数」等に
基づいて、OSヘッダを含む当該ファイルデータの領域
を確保して書き込む制御を行う。
【0068】以上のように、本発明は、ホストコンピュ
ータ10とメモリカード20との間でファイルデータを
送受信する際に、単にOSヘッダを付加したり削除した
りすることによって、ファイルデータを互いのフォーマ
ットに対応するように変換する手間を省略することがで
きる。
【0069】また、各ファイルデータはホストコンピュ
ータ10,メモリカード20にそれぞれ対応する属性情
報を有しているので、ファイルデータが単独で移動して
も属性情報に欠如が生じるのを防止することができる。
【0070】なお、本発明は、本実施の形態に示したよ
うなメモリカード20とのデータの送受信に限定される
ものではなく、汎用的なコンピュータのデータの送受信
についても適用することができるのは勿論である。
【0071】
【発明の効果】本発明によれば、受信したファイルデー
タから上記第1の属性情報を削除して、上記第2の属性
情報に基づいてファイルデータを管理することによっ
て、ファイルデータの変換にかかる手間を省き、また、
ファイルデータを移動しても第2の属性情報が欠如する
ことがない。
【0072】
【0073】本発明によれば、読み出されたファイルデ
ータに第2の属性情報を付加してこのファイルデータを
送信することにより、送信する際にファイルデータを変
換する必要がなくなり、また、ファイルデータ単独で移
動させても第2の属性情報が欠如するのを防止すること
ができる。
【0074】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したメモリカードシステムの構成
を示すブロック図である。
【図2】上記メモリカードシステムのメモリカード内の
フラッシュメモリに格納されるデータの構成を説明する
ための図である。
【図3】上記フラッシュメモリに格納されるファイルデ
ータの構成を説明するための図である。
【図4】上記ファイルデータのOSヘッダの構成を説明
するための図である。
【図5】上記ファイルデータのファイルヘッダ及びエン
トリエリアの構成を説明するための図である。
【図6】ディレクトリファイルの構成を説明するための
図である。
【図7】上記ディレクトリファイルのディレクトリイン
フォメーションの構成を説明するための図である。
【図8】上記ディレクトリファイルのグループインフォ
メーションの構成を説明するための図である。
【図9】上記ディレクトリファイルのディレクトリエン
トリの構成を説明するための図である。
【図10】上記ディレクトリエントリのファイル番号を
説明するための図である。
【図11】上記ディレクトリエントリの属性情報を説明
するための図である。
【図12】上記ディレクトリエントリのグループ番号を
説明するための図である。
【図13】メモリカードに記憶されている画像ファイル
データを読み出してホストコンピュータで画像を表示す
るときのCPUの動作を説明するフローチャートであ
る。
【図14】画像ファイルデータをメモリカードからホス
トコンピュータにコピーするときのCPUの動作を説明
するフローチャートである。
【図15】画像ファイルデータをホストコンピュータか
らメモリカードにコピーするときのCPUの動作を説明
するフローチャートである。
【符号の説明】
1 メモリカードシステム、10 ホストコンピュー
タ、11 ハードディスク、12 RAM、13 第1
のシリアルI/F、14 CPU、20 メモリカー
ド、21 第2のシリアルI/F、22 フラッシュメ
モリ、23 コントローラ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−244928(JP,A) 特開 平11−110272(JP,A) 特開 平9−251722(JP,A) 特開 平9−146801(JP,A) 特開 平5−325500(JP,A) 特開 平6−350886(JP,A) 特開 平9−149361(JP,A) ソニー、フォーマット固定のフラッシ ュ・メモリ・カードを開発,日経エレク トロニクス,日本,1997年 8月18日, no.696,pp.13−14 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 12/00 G11C 16/02

Claims (35)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部記憶装置からファイルデータを受信
    するデータ管理装置において、データを記憶する記憶手
    段と、データ部と、このデータ部を管理するためのそれ
    ぞれ規格の異なる第1の属性情報及び第2の属性情報と
    を備えるファイルデータを上記外部記憶装置から受信す
    る受信手段と、上記受信手段で受信した上記ファイルデ
    ータを上記記憶手段に書き込む制御を行い、上記記憶手
    段に記憶されたファイルデータを管理する管理手段とを
    備え、上記管理手段は、上記外部記憶装置から受信した
    上記ファイルデータから上記第2の属性情報のみを削除
    し、上記第2の属性情報を削除することによって、上記
    ファイルデータは、上記外部記憶装置のフォーマットに
    対応するデータから上記記憶手段のフォーマットに対応
    するデータに変換され、この第2の属性情報が削除され
    たファイルデータの上記データ部と上記第1の属性情報
    とを変更せずに上記記憶手段に書き込む制御を行い、上
    記第1の属性情報に基づいて上記記憶手段に記憶された
    ファイルデータを管理することを特徴とするデータ管理
    装置。
  2. 【請求項2】 上記記憶手段は、ファイルデータの属す
    るディレクトリを示すディレクトリファイルを記憶し、
    上記管理手段は、上記ディレクトリファイル及び上記第
    1の属性情報に基づいて、ディレクトリの階層構造によ
    るファイルデータの所属を管理することを特徴とする請
    求項1記載のデータ管理装置。
  3. 【請求項3】 上記記憶手段に記憶されたディレクトリ
    ファイルが破壊された場合において、上記管理手段は、
    上記第1の属性情報に基づいて、上記ディレクトリの階
    層構造を再構築することを特徴とする請求項2記載のデ
    ータ管理装置。
  4. 【請求項4】 上記第2の属性情報は、上記ファイルデ
    ータのファイルの種別を示す情報を有することを特徴と
    する請求項1記載のデータ管理装置。
  5. 【請求項5】 上記第2の属性情報は、上記ファイルデ
    ータが使用している外部記憶装置のブロック数を示す情
    報を有することを特徴とする請求項1記載のデータ管理
    装置。
  6. 【請求項6】 外部記憶装置からファイルデータを受信
    するデータ管理方法において、データ部と、このデータ
    部を管理するためのそれぞれ規格の異なる第1の属性情
    報及び第2の属性情報とを備えるファイルデータを上記
    外部記憶装置から受信し、上記受信したファイルデータ
    を記憶するとき、上記外部記憶装置から受信した上記フ
    ァイルデータから上記第2の属性情報のみを削除し、上
    記第2の属性情報を削除することによって、上記ファイ
    ルデータは、上記外部記憶装置のフォーマットに対応す
    るデータから記憶手段のフォーマットに対応するデータ
    に変換され、この第2の属性情報が削除されたファイル
    データの上記データ部と上記第1の属性情報とを変更せ
    ずに上記記憶手段に書き込み、上記第1の属性情報に基
    づいて記憶しているファイルデータを管理することを特
    徴とするデータ管理方法。
  7. 【請求項7】 ファイルデータの属するディレクトリを
    示すディレクトリファイルを記憶し、上記ディレクトリ
    ファイル及び上記第1の属性情報に基づいて、ディレク
    トリの階層構造によるファイルデータの所属を管理する
    ことを特徴とする請求項6記載のデータ管理方法。
  8. 【請求項8】 上記記憶されたディレクトリファイルが
    破壊された場合において、上記第1の属性情報に基づい
    て、上記ディレクトリの階層構造を再構築することを特
    徴とする請求項7記載のデータ管理方法。
  9. 【請求項9】 上記第2の属性情報は、上記ファイルデ
    ータのファイルの種別を示す情報を有することを特徴と
    する請求項6記載のデータ管理方法。
  10. 【請求項10】 上記第2の属性情報は、上記ファイル
    データが使用している外部記憶装置のブロック数を示す
    情報を有することを特徴とする請求項6記載のデータ管
    理方法。
  11. 【請求項11】 外部記憶装置と、この外部記憶装置か
    ら送信されたファイルデータを受信するデータ管理装置
    とを備えるデータ管理システムにおいて、 上記外部記憶装置は、データ部とこのデータ部を管理す
    るためのそれぞれ規格の異なる第1の属性情報及び第2
    の属性情報とを備えるファイルデータを記憶する第1の
    記憶手段と、この第1の記憶手段に記憶している上記フ
    ァイルデータを上記データ管理装置に送信する送信手段
    とを有し、 上記データ管理装置は、データを記憶する第2の記憶手
    段と、上記外部記憶装置の送信手段から送信されたファ
    イルデータを受信する受信手段と、上記受信手段で受信
    した上記ファイルデータを上記第2の記憶手段に書き込
    む制御を行い、上記第2の記憶手段に記憶されたファイ
    ルデータを管理する管理手段とを有し、 上記データ管理装置の管理手段は、上記外部記憶装置か
    ら受信した上記ファイルデータから上記第2の属性情報
    のみを削除し、上記第2の属性情報を削除することによ
    って、上記ファイルデータは、上記外部記憶装置のフォ
    ーマットに対応するデータから上記第2の記憶手段のフ
    ォーマットに対応するデータに変換され、この第2の属
    性情報が削除されたファイルデータの上記データ部と上
    記第1の属性情報とを変更せずに上記第2の記憶手段に
    書き込む制御を行い、上記第1の属性情報に基づいて上
    記第2の記憶手段に記憶されたファイルデータを管理す
    ることを特徴とするデータ管理システム。
  12. 【請求項12】 上記外部記憶装置の送信手段は、上記
    ファイルデータの属するディレクトリを示すディレクト
    リファイルを送信し、 上記データ管理装置の第2の記憶手段は、上記ディレク
    トリファイルを記憶し、上記管理手段は、上記ディレク
    トリファイル及び上記第の属性情報に基づいて、ディ
    レクトリの階層構造によるファイルデータの所属を管理
    することを特徴とする請求項11記載のデータ管理シス
    テム。
  13. 【請求項13】 上記データ管理装置の第2の記憶手段
    に記憶されたディレクトリファイルが破壊された場合に
    おいて、 上記データ管理装置の管理手段は、上記第の属性情報
    に基づいて、上記ディレクトリの階層構造を再構築する
    ことを特徴とする請求項12記載のデータ管理システ
    ム。
  14. 【請求項14】 上記第2の属性情報は、上記ファイル
    データのファイルの種別を示す情報を有することを特徴
    とする請求項11記載のデータ管理システム。
  15. 【請求項15】 上記第2の属性情報は、上記ファイル
    データが使用している外部記憶装置のブロック数を示す
    情報を有することを特徴とする請求項11記載のデータ
    管理システム。
  16. 【請求項16】 外部記憶装置にファイルデータを送信
    するデータ管理装置において、 データ部とこのデータ部を管理するための第1の属性情
    報とを有するファイルデータを記憶する記憶手段と、 上記第1の属性情報に基づいて上記ファイルデータを管
    理する管理手段と、 上記ファイルデータを送信する送信手段とを備え、 上記管理手段は、上記記憶手段から上記ファイルデータ
    を読み出し、この読み出されたファイルデータに第2の
    属性情報を上記データ部と第1の属性情報を変更するこ
    となく付加し、上記第2の属性情報を付加することによ
    って、上記ファイルデータは、上記記憶手段のフォーマ
    ットに対応するデータから上記外部記憶装置のフォーマ
    ットに対応するデータに変換され、 上記送信手段は、上記第2の属性情報の付加されたファ
    イルデータを上記外部記憶装置に送信することを特徴と
    するデータ管理装置。
  17. 【請求項17】 上記管理手段は、上記第1の属性情報
    に基づいて所定の規格に対応する第2の属性情報を生成
    し、読み出されたファイルデータにこの第2の属性情報
    を付加することを特徴とする請求項16記載のデータ管
    理装置。
  18. 【請求項18】 上記記憶手段に記憶されたファイルデ
    ータのデータ量を示すデータ領域情報を、第2の属性情
    報としてファイルデータに付加し、 上記第2の属性情報に基づいて上記外部記憶装置のデー
    タ領域を確保して上記ファイルデータを送信することを
    特徴とする請求項16記載のデータ管理装置。
  19. 【請求項19】 上記第2の属性情報は、上記ファイル
    データのファイルの種別を示す情報を有することを特徴
    とする請求項16記載のデータ管理装置。
  20. 【請求項20】 上記第2の属性情報は、上記ファイル
    データが使用している外部記憶装置のブロック数を示す
    情報を有することを特徴とする請求項16記載のデータ
    管理装置。
  21. 【請求項21】 データ管理装置から外部記憶装置にフ
    ァイルデータを送信するデータ管理方法において、上記データ管理装置に記憶されている データ部とこのデ
    ータ部を管理するための第1の属性情報とを有するファ
    イルデータを読み出し、この読み出されたファイルデー
    タに第2の属性情報を上記データ部と第1の属性情報を
    変更することなく付加し、上記第2の属性情報を付加す
    ることによって、上記ファイルデータは、記憶されてい
    データ管理装置のフォーマットに対応するデータから
    上記外部記憶装置のフォーマットに対応するデータに変
    換され、 上記第2の属性情報の付加されたファイルデータを上記
    外部記憶装置に送信することを特徴とするデータ管理方
    法。
  22. 【請求項22】 上記第1の属性情報に基づいて所定の
    規格に合致する第2の属性情報を生成し、読み出された
    ファイルデータにこの第2の属性情報を付加することを
    特徴とする請求項21載のデータ管理方法。
  23. 【請求項23】 上記データ管理装置に記憶されたファ
    イルデータのデータ量を示すデータ領域情報を、第2の
    属性情報としてファイルデータに付加し、 上記第2の属性情報に基づいて上記外部記憶装置のデー
    タ領域を確保して上記ファイルデータを送信することを
    特徴とする請求項21記載のデータ管理方法。
  24. 【請求項24】 上記第2の属性情報は、上記ファイル
    データのファイルの種別を示す情報を有することを特徴
    とする請求項21記載のデータ管理方法。
  25. 【請求項25】 上記第2の属性情報は、上記ファイル
    データが使用している上記外部記憶装置のブロック数を
    示す情報を有することを特徴とする請求項21記載のデ
    ータ管理方法。
  26. 【請求項26】 外部記憶装置と、この外部記憶装置へ
    ファイルデータを送信するデータ管理装置とを備えるデ
    ータ管理システムにおいて、 上記データ管理装置は、データ部とこのデータ部を管理
    するための第1の属性情報を有するファイルデータを記
    憶する第1の記憶手段と、上記第1の属性情報に基づい
    て上記ファイルデータを管理する第1の管理手段と、上
    記ファイルデータを送信する送信手段とを有し、上記第
    1の管理手段は、上記第1の記憶手段から上記ファイル
    データを読み出し、読み出されたファイルデータに第2
    の属性情報を上記データ部と第1の属性情報を変更する
    ことなく付加し、上記第2の属性情報を付加することに
    よって、上記ファイルデータは、上記第1の記憶手段の
    フォーマットに対応するデータから上記外部記憶装置の
    フォーマットに対応するデータに変換され、上記送信手
    段は、上記第2の属性情報の付加されたファイルデータ
    を上記外部記憶装置に送信し、 上記外部記憶装置は、上記データ管理装置からファイル
    データを受信する受信手段と、上記受信手段で受信した
    ファイルデータを記憶する第2の記憶手段と、上記受信
    手段で受信したファイルデータを上記第2の記憶手段に
    書き込み、上記第2の記憶手段に記憶されたファイルデ
    ータを上記第2の属性情報に基づいて管理する第2の管
    理手段とを有することを特徴とするデータ管理システ
    ム。
  27. 【請求項27】 上記データ管理装置の第1の管理手段
    は、上記第1の属性情報に基づいて所定の規格に合致す
    る第2の属性情報を生成し、読み出されたファイルデー
    タにこの第2の属性情報を付加することを特徴とする請
    求項26記載のデータ管理システム。
  28. 【請求項28】 上記データ管理装置の第1の管理手段
    は、上記第1の記憶手段に記憶されたファイルデータの
    データ量を示すデータ領域情報を、上記第2の属性情報
    としてファイルデータに付加する制御を行い、 上記外部記憶装置の第2の管理手段は、上記第2の属性
    情報に基づいて上記第2の記憶手段のデータ領域を確保
    して上記ファイルデータを書き込むことを特徴とする請
    求項26記載のデータ管理システム。
  29. 【請求項29】 上記第2の属性情報は、上記ファイル
    データのファイルの種別を示す情報を有することを特徴
    とする請求項26記載のデータ管理システム。
  30. 【請求項30】 上記第2の属性情報は、上記ファイル
    データが使用している外部記憶装置のブロック数を示す
    情報を有することを特徴とする請求項26記載のデータ
    管理システム。
  31. 【請求項31】 データ管理装置から送信されたファイ
    ルデータを受信する外部記憶装置において、 上記データ管理装置が第1の属性情報及びデータ部とか
    らなるファイルデータに対して上記データ部と第1の属
    性情報とを変更することなく第2の属性情報を付加し、
    上記第2の属性情報を付加することによって、上記ファ
    イルデータは、上記データ管理装置のフォーマットに対
    応するデータから上記外部記憶装置のフォーマットに対
    応するデータに変換されたファイルデータを受信する受
    信手段と、 上記受信手段で受信したファイルデータを記憶する記憶
    手段と、 上記記憶手段に記憶されたファイルデータを上記データ
    管理装置に送信する送信手段と、 上記データ管理装置の指示に従って上記受信手段で受信
    したファイルデータを上記記憶手段に書き込むと共に、
    上記記憶手段に記憶されたファイルデータを読出す制御
    を行なう制御手段とを有することを特徴とする外部記憶
    装置。
  32. 【請求項32】 上記記憶手段に記憶される第2の属性
    情報は、上記第1の属性情報とは異なる所定の規格に合
    致することを特徴とする請求項31記載の外部記憶装
    置。
  33. 【請求項33】 上記記憶手段に記憶される第2の属性
    情報は、上記ファイルデータのデータ量を示すデータ領
    域情報を含み、上記制御手段は、上記第2の属性情報に
    基づいて、上記記憶手段の領域を確保し書き込む制御を
    行なうことを特徴とする請求項31記載の外部記憶装
    置。
  34. 【請求項34】 上記第2の属性情報は、上記ファイル
    データのファイルの種別を示す情報を有することを特徴
    とする請求項31記載の外部記憶装置。
  35. 【請求項35】 上記第2の属性情報は、上記ファイル
    データが使用している外部記憶装置のブロック数を示す
    情報を有することを特徴とする請求項31記載の外部記
    憶装置。
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