JP2001325134A - ディレクトリ設定方法、記録装置 - Google Patents

ディレクトリ設定方法、記録装置

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JP2001325134A
JP2001325134A JP2000147479A JP2000147479A JP2001325134A JP 2001325134 A JP2001325134 A JP 2001325134A JP 2000147479 A JP2000147479 A JP 2000147479A JP 2000147479 A JP2000147479 A JP 2000147479A JP 2001325134 A JP2001325134 A JP 2001325134A
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Yoko Matsuura
陽子 松浦
Tomotaka Yamazaki
友敬 山崎
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディレクトリの名称として固有かつシステム
からみて適切な名称を設定でき、かつユーザーにわかり
やすい名称を提示できるようにする。 【解決手段】 或るアプリケーションソフトウエアから
発生される1又は複数のファイルを、1つのディレクト
リの下のファイルとして記録媒体に記録すると共に、ア
プリケーションソフトウエアに固有に付されているアプ
リケーションIDをディレクトリ名称として用い、さら
に、ディレクトリ名称とユーザ提示用名称の対応づけを
行うようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理装置で用
いるアプリケーションプログラムに関わる情報の記録の
際のディレクトリ設定方法、及び記録装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータやPDA(Pers
onal Digital Assistants:携帯情報機器)などの情報
処理装置においては、HDD(Hard Disc Drive)、光
ディスク、光磁気ディスク、磁気ディスク、メモリカー
ドなどの各種の記録媒体に対するファイル等の記録につ
いて、ディレクトリによるツリー構造をとることができ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ディレクト
リの名称は、他のディレクトリと重複しない固有の名称
が要求され、その一方で、例えばユーザーがディレクト
リの内容を識別しやすい名称とされることが求められ
る。さらにシステムからみても内容を判別しやすい名称
であることも求められる。例えば情報処理システムにお
いて、新たなディレクトリの生成に対して、固有の名称
を付すことは、その時点で存在する他のディレクトリの
名称と比較確認していくことで容易に実現できる。しか
しながら、そのように生成された名称は、必ずしもユー
ザーにとってわかりやすいものではない。一方、ディレ
クトリ名称をユーザーが設定するようにすれば、ユーザ
ーにとってはわかりやすいものとなる。しかしながら、
名称が重複する可能性はあり、重複した場合は名称変更
を余儀なくされる。また、ユーザーに名称入力操作とい
う操作負担を強いることになる。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような問題
点に鑑みて、ディレクトリの名称を、固有かつシステム
からみてわかりやすい名称を設定できるようにするとと
もに、ユーザーにわかりやすい名称を提示できるように
することを目的とする。
【0005】このために、本発明のディレクトリ設定方
法は、ユニーク(固有)なアプリケーションを有する或
るアプリケーションソフトウエアを構成する当該ユニー
クなアプリケーションIDを有する1又は複数のファイ
ルを、1つのディレクトリの下のファイルとして記録媒
体に記録すると共に、上記アプリケーションソフトウエ
ア及びそれを構成するファイル群に固有に付されている
アプリケーションIDを上記ディレクトリ名称として用
い、さらに、上記ディレクトリ名称とユーザ提示用名称
の対応づけを行うようにする。 対応づけの手法として
は、ディレクトリ名称とユーザ提示用名称を対応させる
対応テーブルファイルを記録することや、ユーザ提示用
名称を示した名称ファイルをディレクトリにリンクさせ
ること、或いはユーザ提示用名称を示したタグファイル
をディレクトリ下に記録すること、さらにはディレクト
リ下の特定のファイルに、ユーザ提示用名称を記録する
こと、などで実現する。
【0006】本発明の記録装置は、或るアプリケーショ
ンソフトウエアを構成する1又は複数のファイルを格納
するディレクトリを、上記アプリケーションソフトウエ
ア及び構成ファイルに固有に付されているアプリケーシ
ョンIDをディレクトリ名称として用いて発生させるデ
ィレクトリ発生手段と、上記ディレクトリ名称とユーザ
提示用名称の対応づけを行う情報を生成する対応情報生
成手段と、記録媒体に対して、上記1又は複数のファイ
ルを上記ディレクトリの下に記録すると共に上記対応情
報を記録する記録手段と、を備えるようにする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を次の
順序で説明する。なお、実施の形態としては、本発明の
ディレクトリ設定方法を実行し、また本発明の記録装置
に相当する、情報処理装置とする。記録媒体としてはメ
モリカードの例を挙げる。 1.情報処理装置の外観例 2.情報処理装置の構成 3.OS構造及びデータベース構造 4.メモリカード 4−1 外観 4−2 メモリカードの端子及び内部構造 4−3 ファイルシステム処理階層 4−4 物理的データ構造 4−5 物理アドレス及び論理アドレスの概念 4−6 論理−物理アドレス変換テーブル 4−7 ディレクトリ構造 5.FAT構造 6.メモリカードと情報処理装置のインターフェース 7.メモリカードへのファイル記録時の処理 8.形成されるディレクトリ構造例1 9.形成されるディレクトリ構造例2 10.形成されるディレクトリ構造例3 11.形成されるディレクトリ構造例4
【0008】1.情報処理装置の外観例 本例の情報処理装置の外観例を図1に示す。この情報処
理装置1は、いわゆるPDA機器として携帯に適した小
型軽量の装置とされる。また記録媒体として、後述する
メモリカード70を装着し、記録再生を行うことができ
るものとする。なお本発明としては、携帯型の情報処理
装置に限られず、パーソナルコンピュータをはじめとす
るあらゆるタイプの情報処理装置に適用できるものであ
り、また装置が記録を行う記録媒体はメモリカードに限
られず、HDD、光ディスク、光磁気ディスク、或いは
装置内に固定的に配置されるRAM、フラッシュメモリ
など、他の種の記録媒体であってもよいものである。
【0009】図1(a)(b)(c)(d)は情報処理
装置1の外観例としての平面図、右側面図、左側面図、
上面図を示している。図1(d)に示すように装置上面
側には後述するメモリカード70を装着可能なメモリス
ロット7が形成されており、この情報処理装置1は、メ
モリスロット7に装着されたメモリカード70に対する
各種データ(コンピュータ用データ、音楽データ、音声
データ、動画像データ、静止画像データ、制御データな
ど)の記録再生が可能とされる。なお、この図1の例で
はメモリスロット7が2つ形成されていることから、2
つのメモリカード70を同時に装着できるようになされ
ている。もちろん、形成するメモリスロット7の数は1
つでもよいし、3つ以上でもよい。
【0010】この情報処理装置1には、平面上に例えば
液晶パネルによる表示部2が形成され、アプリケーショ
ンソフトウエアの起動及び各種処理に伴う画像、データ
としての画像や文字、再生される音声、音楽に付随する
情報、さらには操作のガイドメッセージ、再生や編集操
作等のためのメニュー画面などが表示される。
【0011】情報処理装置1上には、ユーザーの操作の
ための各種の操作子が設けられる。例えば操作キー3
a、ジョグダイヤル3b、プッシュダイヤル3cなどが
それぞれ所要部位に形成される。これらの操作子により
ユーザーは、例えば電源操作、メニュー操作、選択操
作、文字等の入力操作、その他必要とされる各種の操作
を行うことができる。これらの操作子はもちろん一例に
すぎない。即ち配備する操作子の数、種類、位置は多様
に考えられる。
【0012】また、情報処理装置1上には、スピーカ
4,マイクロホン5,撮像部6も形成され、音声の出
力、入力、撮像による画像の取込なども実行できるよう
にされている。
【0013】また各種機器との接続のために、各種端子
が形成される。例えば図1(b)のように、ヘッドホン
端子10、ライン出力端子12、ライン入力端子11な
どが形成され、また図1(c)のようにIEEE139
4端子8、USB(universalserial bus)端子9などが
形成される。なお、これらの端子の種類、数、配置位置
も、他の例が多様に考えられる。例えば光ケーブル対応
のデジタル入出力端子を備えるようにしたり、或いはS
CSIコネクタ、シリアルポート、RS232Cコネク
タなどが形成されるようにしても良い。
【0014】2.情報処理装置の構成 図2に情報処理装置1の内部構成を示す。図示するよう
に情報処理装置1内には、まず中核となる部位として、
システムコントローラ21、CPU22、フラッシュR
OM23、D−RAM24が設けられる。また基本的な
ユーザーインターフェースのための部位として操作部3
5,表示制御部27,表示部2が形成される。
【0015】システムコントローラ21は操作部35か
らの操作情報を入力し、それに応じてCPU22に割り
込みをかける。操作部35とは、図1に示した各種操作
子3a、3b、3cに相当する。また図1では説明しな
かったが、表示部2に操作キーやアイコンの表示を行う
とともに表示部2上でのタッチ検出機構を設けること
で、タッチパネル操作子を形成してもよく、その場合の
タッチパネル操作子も図2でいう操作部35に含まれる
ものとなる。
【0016】CPU22は基本ソフト(OS:Operatin
g System)やアプリケーションプログラムが動作される
部位となる。CPU22はシステムコントローラ21を
介して供給される操作情報に応じて所要の処理を実行す
る。フラッシュROM23は、基本動作プログラム、各
種処理定数、設定情報などを記憶する領域とされる。D
−RAM24は、各種処理に必要な情報の記憶、データ
のバッファリング、CPU22のワークエリアの拡張、
その他、CPU22の処理に応じて多様に使用される。
またD−RAM24にはストレージエリア(不揮発性領
域)が設けられており、そのストレージエリアにはOS
やアプリケーションソフトウエアがインストールされ
る。そしてD−RAM24にインストールされたアプリ
ケーションソフトウエアは、ユーザからの操作に応じて
起動され、CPU22により実行される。またアプリケ
ーションソフトウエアはユーザーインターフェース画面
を持ち、ユーザーの指示による状態遷移に基づいて、D
−RAM24に確保されたフレームバッファに描画を行
う。描画された画像データは、表示制御部27に送ら
れ、表示部2に表示される。
【0017】また上述したようにメモリカード70に対
するメモリスロット7が形成され、メモリカード70を
装着できるが、CPU22は、メモリカードインターフ
ェース28を介して装着されたメモリカード70に対し
て書込又は読み出しアクセスすることができる。メモリ
カードインターフェース28とメモリカード70との間
のインターフェース動作については後述する。CPU2
2は、装着されたメモリカード70を、拡張的なメモリ
領域として利用することができる。また、もちろんメモ
リカード70にアプリケーションプログラムが記録され
ていれば、それをD−RAM24にインストールした
り、或いはアプリケーションやデータを直接D−RAM
24に展開して所要処理を実行させることができる。ま
た、或るアプリケーションに基づいてCPU22が、作
成した文書データ、画像データ、オーディオデータ、表
計算データなどを、メモリカード70に記録することも
できる。なお、メモリスロット7にメモリカード70が
装着されたことを検出することで、メモリカード70に
対する動作が記録再生動作可能になったり、或いはメモ
リカード70に記録されているアプリケーションやデー
タが自動的にD−RAM24に展開されるなどの、いわ
ゆるホットプラグイン動作も可能である。またメモリカ
ードインターフェース28は、メモリカード70に記録
するデータについての暗号化処理や、読み出したデータ
の暗号解読処理なども可能とされる。
【0018】撮像部6は例えばCCD撮像素子及び撮像
回路系によりに形成される。撮像部6により取り込まれ
た撮像画像データは、撮像データインターフェース34
を介してD−RAM24に取り込むことができ、またC
PU22は所定のアプリケーションプログラムに基づく
動作により、撮像画像データの編集やメモリカード70
への記録等を実行できる。
【0019】オーディオインターフェース29は、上述
したスピーカ4、マイクロホン5、ヘッドホン端子1
0、ライン出力端子12,ライン入力端子11から入出
力されるオーディオデータのインターフェース部位とな
る。例えばマイクロホン5或いはライン入力端子11か
ら入力されたアナログオーディオ信号は、入力オーディ
オ処理部32でそれぞれ所定の増幅処理やフィルタリン
グが行われ、A/D変換器33でデジタルオーディオデ
ータとされてオーディオインターフェース29に供給さ
れる。オーディオインターフェース29は、入力された
デジタルオーディオデータについて、CPU22の制御
に基づいて処理や出力を実行する。例えば所要の圧縮エ
ンコード処理を行った後、メモリカードインターフェー
ス28に供給し、メモリカード70に記録させることが
できる。またオーディオインターフェース29は、例え
ばメモリカード70から読み出されるなどして供給され
たデジタルオーディオデータについて所定のデコード処
理を行い、D/A変換器30に供給する。D/A変換器
30はデジタルオーディオデータをアナログオーディオ
信号に変換する。出力オーディオ処理部31は供給され
たアナログオーディオ信号について、出力先に応じた所
定の増幅処理、インピーダンス調整などを行い、スピー
カ4,ヘッドホン端子10、ライン出力端子12に出力
する。
【0020】USBインターフェース25は、USBコ
ネクタ9に接続された外部機器との間の通信インターフ
ェースである。CPU22はUSBインターフェース2
5を介して外部のパーソナルコンピュータ或いは周辺機
器などとの間でデータ通信を行うことができる。例えば
この情報処理装置1で扱われる制御データ、コンピュー
タデータ、画像データ、オーディオデータなどの送受信
が実行される。同様にIEEE1394インターフェー
ス26は、IEEE1394端子8に接続された外部機
器との間の通信インターフェースである。CPU22は
IEEE1394インターフェース26を介して外部の
情報機器との間で各種データ通信を行うことができる。
【0021】なお、この図2に示す情報処理装置1の構
成はあくまでも一例であり、これに限定されるものでは
ない。即ち、一般にパーソナルコンピュータやPDA機
器で採用されている各種構成部位を追加したり、或いは
実際の製品として不要の部位を削除することは、設計上
の都合により決められるものである。
【0022】3.OS構造及びデータベース構造 続いて図3で、本例の情報処理装置1に搭載されるOS
構造について説明する。図3に示すように、OSは、基
本ソフトの中心部分としてのカーネルを含むマネージャ
層と、標準ライブラリ、及び制御ICなどのハードウエ
アのレイヤとなるHAL(Hardware Abstraction Laye
r)から構成される。アプリケーションソフトウエア
は、このようなOS構造による基本動作上で動作され
る。またHALに対しては、1又は複数のデバイスドラ
イバとして階層が付加され実際のハードウエア(HW)
が駆動される。
【0023】ここで、特に本例の情報処理装置1の場合
は、メモリカード70をドライブ可能とし、かつ後述す
るがメモリカード70のデータはFATにより管理され
ることから、OSにFATライブラリが付加され、さら
に、メモリカードをハンドリングするためのライブラリ
(MSライブラリ)が付加される。そしてこのFATラ
イブラリ及びMSライブラリに基づいて、メモリドライ
ブがメモリカード70がドライブされる構造とされてい
る。
【0024】このようなOS構造を持つ本例の情報処理
装置1では、さらに通常でいうところの「ファイル」に
相当する概念として、「データベース」という概念が導
入されている。ここでいう「データベース」とは、通常
いうところのデータベースのように単にデータを蓄積し
ていったものではなく、データベース自体がデータを管
理できる構造としてフォーマット化されている。この意
味で、「データベース」は「ファイル」に相当する。
【0025】図4にデータベース構造を示す。即ちデー
タベースには、ヘッダ(DTBヘッダ)としてデータベ
ースネーム(DTB Name)及びその他情報を含む
領域が形成され、さらにポインタテーブルが配される。
そしてデータ領域に記録される実際のデータは、ポイン
タテーブルに記録されたポイント情報により、位置的な
管理が行われる状態となっている。
【0026】このような構造のデータベースとしては、
2種類のものが存在する。例えば一般に1つのアプリケ
ーションソフトウエアは複数のファイルで構成され、そ
の中には実行ファイル(***.exe)と、データフ
ァイル(***.data)があるが、その実行ファイ
ル(***.exe)に相当するものとして「リソース
データベース(***.prc)」があり、またデータ
ファイル(***.data)に相当するものとして
「データベースデータベース(***.dtb)」があ
る。
【0027】本例の情報処理装置1では、このような
「データベース」という概念によりデータを扱う。従っ
て、メモリカード70において記録再生されるファイル
(FATで扱われるファイル)も、上記データベースの
形態となる。なお本明細書では、「ファイル」という言
葉を用いるが、これは一般的な概念にあわせて用いてい
るものであり、本実施の形態に関していえば、「ファイ
ル」とは上記構造のデータベースの意味となる。
【0028】4.メモリカード 4−1 外観 次にメモリカード70について説明していく。まず図5
にメモリカード70の外形形状を示す。メモリカード7
0は、例えば図5に示すような板状の筐体内部に例えば
所定容量ののメモリ素子を備える。本例としては、この
メモリ素子としてフラッシュメモリ(Flash Memory)が
用いられるものである。図5に平面図、正面図、側面
図、底面図として示す筐体は例えばプラスチックモール
ドにより形成され、サイズの具体例としては、図に示す
幅W11、W12、W13のそれぞれが、W11=60
mm、W12=20mm、W13=2.8mmとなる。
【0029】筐体の正面下部から底面側にかけて例えば
10個の電極を持つ端子部72が形成されており、この
端子部72から、内部のメモリ素子に対する読出又は書
込動作が行われる。筐体の平面方向の左上部は切欠部7
3とされる。この切欠部73は、このメモリカード70
を、例えばドライブ装置本体側の着脱機構へ装填する際
などに挿入方向を誤ることを防止するためのものとな
る。また筐体上面から底面側にかけて、ラベル貼付面7
4が形成され、ユーザーが記憶内容を書いたラベルを貼
付できるようにされている。さらに底面側には、記録内
容の誤消去を防止する目的のスライドスイッチ75が形
成されている。
【0030】このようなメモリカード70においては、
フラッシュメモリ容量としては、4MB(メガバイ
ト),8MB,16MB,32MB,64MB,128
MBの何れかであるものとして規定されている。またデ
ータ記録/再生のためのファイルシステムとして、いわ
ゆるFAT(File Allocation Table)システムが用い
られている。
【0031】書込速度は1500KByte/sec〜
330KByte/sec、読出速度は2.45MBy
te/secとされ、書込単位は512バイト、消去ブ
ロックサイズは8KB又は16KBとされる。また電源
電圧Vccは2.7〜3.6V、シリアルクロックSC
LKは最高20MHzとされる。
【0032】4−2 メモリカードの端子及び内部構造 図6に端子部72の電極構造を示す。図5に示したよう
に端子部72は10個の平面電極が1列に並んだ構造と
されるが、図6に示すように各電極(端子T1〜T1
0)は次の通りとなる。
【0033】端子T1及びT10は検出電圧Vss端子
とされる。端子T2は、シリアルプロトコルバスステー
ト信号BSの入力端子とされる。端子T3及びT9は電
源電圧Vcc端子とされる。端子T4はデータ端子、つ
まりシリアルプロトコルデータ信号の入出力端子とされ
る。端子T5及びT7はリザーブ(予備)とされる。端
子T6は検出端子とされ、ドライブ装置側(情報処理装
置1のメモリカードインターフェース)がメモリカード
の装着検出に用いる。端子T8は、シリアルクロックS
CLKの入力端子とされる。
【0034】また図6にはメモリカード70の内部構成
も示している。メモリカード70の内部は、コントロー
ルIC80とフラッシュメモリ81が設けられている。
コントロールIC80はフラッシュメモリ81に対する
書込/読出動作を実行する部位となる。図からわかるよ
うに、コントロールIC80に対しては、端子T2から
のシリアルプロトコルバスステート信号BS、端子T8
からのシリアルクロックSCLKが供給される。書込動
作時には、コントロールIC80は、これらのシリアル
プロトコルバスステート信号BS、シリアルクロックS
CLKに従って、端子T4から供給されるデータのフラ
ッシュメモリ81への書込を行う。また読出時には、シ
リアルプロトコルバスステート信号BS、シリアルクロ
ックSCLKに従って、フラッシュメモリ81からデー
タを読み出し、端子T4からドライブ装置側に出力す
る。
【0035】また検出電圧Vssは、検出端子T6に供
給されており、ドライブ装置側では、図示するように抵
抗Rによって検出端子T6の端子電圧を検出すること
で、このメモリカード70が装着部(メモリスロット
7)に接続されているか否かを検出できるようにされ
る。
【0036】4−3 ファイルシステム処理階層 続いて、メモリカード70を記録媒体とするシステムに
おけるフォーマットについて説明していく。図7は、メ
モリカード70を記録媒体とするシステムのファイルシ
ステム処理階層を示すものである。この図に示すよう
に、ファイルシステム処理階層としては、アプリケーシ
ョン処理層の下に、順次、ファイル管理処理層、論理ア
ドレス層、物理アドレス層、フラッシュメモリアクセス
がおかれる。この階層では、ファイル管理処理層がいわ
ゆるFAT(File Allocation Table)となる。また、
この図から分かるように、本例のファイルシステムでは
論理アドレス及び物理アドレスという概念が導入されて
いるが、これについては後述する。
【0037】4−4 物理的データ構造 図8には、メモリカード70内の記憶素子である、フラ
ッシュメモリ81の物理的データ構造が示されている。
フラッシュメモリ81としての記憶領域は、セグメント
という固定長のデータ単位が大元となる。このセグメン
トは、1セグメントあたり4MB(メガバイト)或いは
8MBとして規定されるサイズであり、1つのフラッシ
ュメモリ81内におけるセグメント数は、そのフラッシ
ュメモリ81の容量に依存して異なってくる。
【0038】そして、この1セグメントを図8(a)に
示すように、ブロックという固定長のデータ単位として
8KB(キロバイト)又は16KBにより区切るように
される。原則として、1セグメントは512ブロックに
区切られることから、図8(a)に示すブロックnにつ
いては、n=511とされることになる。但し、フラッ
シュメモリ81では、書き込み不可な損傷エリアである
ディフェクトエリアとしてのブロック数が所定数の範囲
で許可されているため、データ書き込みが有効とされる
実質的なブロック数を対象とすれば、上記nは511よ
りも少なくなる。
【0039】図8(a)に示すようにして形成されるブ
ロック0〜nのうち、先頭の2つのブロック0,1はブ
ートブロックといわれる。但し、実際には有効なブロッ
クの先頭から2つのブロックがブートブロックとして規
定されることになっており、必ずしもブートブロックが
ブロック0,1である保証はない。そして、残りのブロ
ックが、ユーザデータが格納されるユーザブロックとな
る。
【0040】1ブロックは、図8(d)に示すようにし
て、ページ0〜mにより分割される。1ページの容量
は、図8(e)に示すように、512バイトのデータエ
リアと16バイトの冗長部よりなる、528(=512
+16)バイトの固定長とされる。なお、冗長部の構造
については図8(f)により後述する。また、1ブロッ
ク内のページ数としては、1ブロックの容量が8KBの
場合には16ページ、16KBの場合には32ページと
なる。
【0041】このような、図8(d)(e)に示される
ブロック内のページ構造は、上記ブートブロックとユー
ザブロックとで共通である。また、フラッシュメモリ8
1では、データの読み出し、及び書き込みはページ単位
で行われ、データの消去はブロック単位で行われるもの
とされる。そして、データの書き込みは、消去済みのペ
ージに対してしか行われないものとされている。従っ
て、実際のデータの書き換えや書き込みは、ブロック単
位を対象として行われることになる。
【0042】先頭のブートブロックは、図8(b)に示
すように、ページ0に対してヘッダーが格納され、ペー
ジ1には初期不良データの位置(アドレス)を示す情報
が格納される。また、ページ2にはCIS/IDIとい
われる情報が格納される。2つめのブートブロックは図
8(c)に示すように、ブートブロックとしてのバック
アップのための領域とされている。
【0043】図8(e)に示された冗長部(16バイ
ト)は、図8(f)に示す構造を有する。この冗長部
は、図のように先頭の第0バイト〜第2バイトの3バイ
トが、データエリアのデータ内容の更新に応じて書き換
えが可能なオーバーライトエリアとされる。このオーバ
ーライトエリアのうち、第0バイトにはブロックステー
タスが格納され、第1バイトにはデータステータスが格
納される(Block Flag Data)。また、第2バイトの上位
の所定ビットを利用して変換テーブルフラグ(Page Data
Status1)が格納される。
【0044】原則として第3バイト〜第15バイトは、
その内容が現ページのデータ内容に応じて固定とされ、
書き換えが不可とされる情報が格納される領域となる。
第3バイトにはアクセス許可やコピー禁止指定等を示す
管理フラグ(Block Info)が格納される。第4,第5バイ
トから成る2バイトの領域には、後述する論理アドレス
(LogicAddress)が格納される。第6〜第10バイトの5
バイトの領域は、フォーマットリザーブの領域とされ、
続く第11,第12バイトの2バイトが、上記フォーマ
ットリザーブに対して誤り訂正を施すための分散情報E
CCを格納する領域とされる。残る第13〜第15バイ
トには、図8(e)に示すデータエリアのデータに対し
て誤り訂正を行うためのデータECCが格納される。
【0045】上記図8(f)に示した冗長部の第3バイ
トに格納される管理フラグは、図9に示すようにして、
ビット7〜ビット0の各ビットに、その内容が定義され
ている。ビット7,6、及びビット1,0はリザーブ
(未定義)領域とされている。ビット5は現ブロックに
対してのアクセス許可の「有効」(‘1’;Free)/
「無効」(‘0’;Read Protected)を示すフラグが格
納される。ビット4には現ブロックについてのコピー禁
止指定(‘1’;OK /‘0’;NG)についてのフ
ラグが格納される。
【0046】ビット3は変換テーブルフラグとされる。
この変換テーブルフラグは、現ブロックが後述する論理
−物理アドレス変換テーブルであるのか否かを示す識別
子であり、このビット3の値が‘0’とされていれば、
現ブロックは論理−物理アドレス変換テーブルであるこ
とが識別され、‘0’であれば無効となる。つまり、現
ブロックは論理−物理アドレス変換テーブルではないこ
とが識別される。
【0047】ビット2はシステムフラグが格納され、
‘1’であれば現ブロックがユーザブロックであること
が示され、‘0’であればブートブロックであることが
示される。
【0048】ここで、セグメント及びブロックと、フラ
ッシュメモリ容量との関係を図13(左3列を参照)に
より説明しておく。メモリカード70のフラッシュメモ
リ容量としては、4MB,8MB,16MB,32M
B,64MB,128MBの何れかであるものとして規
定されている。そして、最も容量の小さい4MBの場合
であると、1ブロックは8KBと規定された上で、その
ブロック数としては512個とされる。つまり、4MB
はちょうど1セグメントの容量を有するものとされる。
そして、4MBの容量であれば、同様に1ブロック=8
KBの容量が規定された上で、2セグメント=1024
ブロックとなる。なお、前述したように、1ブロック=
8KBであれば、1ブロック内のページ数は16ページ
となる。但し16MBの容量では、1ブロックあたりの
容量として8KBと16KBの両者が存在することが許
可されている。このため、2048ブロック=4セグメ
ント(1ブロック=8KB)のものと、1024ブロッ
ク=2セグメント(1ブロック=16KB)のものとの
2種類が在ることになる。1ブロック=16KBの場合
には、1ブロック内のページ数は32ページとなる。
【0049】また、32MB,64MB,128MBの
容量では、1ブロックあたりの容量は16KBのみであ
るとして規定される。従って、32MBでは2048ブ
ロック=4セグメントとなり、64MBでは4096ブ
ロック=8セグメントとなり、128MBでは8192
ブロック=16セグメントとなる。
【0050】4−5 物理アドレス及び論理アドレスの
概念 次に、上述したようなフラッシュメモリの物理的データ
構造を踏まえたうえで、図10に示すデータ書き換え動
作に従って、本例のファイルシステムにおける物理アド
レスと論理アドレスの概念について説明する。
【0051】図10(a)には、或るセグメント内から
4つのブロックを抜き出して、これを模式的に示してい
る。各ブロックに対しては物理アドレスが付される。こ
の物理アドレスはメモリにおけるブロックの物理的な配
列順に従って決まるもので、或るブロックとこれに対応
付けされた物理アドレスとの関係は不変となる。ここで
は、図10(a)に示す4ブロックに対して、上から順
に物理アドレスの値として、105,106,107,
108が付されている。なお、実際の物理アドレスは2
バイトにより表現される。
【0052】ここで、図10(a)に示すように、物理
アドレス105,106で示されるブロックがデータの
記憶されている使用ブロックで、物理アドレス107,
108で示されるブロックがデータが消去(即ち、未記
録領域)された未使用ブロックとなっている状態である
とする。
【0053】そして、論理アドレスであるが、この論理
アドレスは、ブロックに対して書き込まれたデータに付
随するようにして割り振られるアドレスとされる。そし
て、この論理アドレスが、後述するFATファイルシス
テムが利用するアドレスとされている。図10(a)で
は、4つの各ブロックに対して、上から順に論理アドレ
スの値として、102,103,104,105が付さ
れている状態が示されている。なお、論理アドレスも実
際には2バイトにより表現されるものである。
【0054】ここで、上記図10(a)に示す状態か
ら、例えば物理アドレス105に格納されているデータ
の更新として、内容の書き換え又は一部消去を行うとす
る。このような場合、フラッシュメモリのファイルシス
テムでは、同じブロックに対して更新したデータを再度
書き込むことはせずに、未使用のブロックに対してその
更新したデータを書き込むようにされる。つまり、例え
ば図10(b)に示すようにして、物理アドレス105
のデータは消去したうえで、更新されたデータはこれま
で未使用ブロックであった物理アドレス107で示され
るブロックに書き込むようにされる(処理)。
【0055】そして、処理として示すように、データ
更新前(図10(a))の状態では物理アドレス105
に対応していた論理アドレス102が、更新されたデー
タが書き込まれたブロックの物理アドレス107に対応
するように、論理アドレスについての変更を行うもので
ある。これに伴って、データ更新前は物理アドレス10
7に対応していた論理アドレス104については、物理
アドレス105に対応するように変更されている。
【0056】つまり、物理アドレスはブロックに対して
固有に付されるアドレスであり、論理アドレスは、一旦
ブロックに対して書き込まれたデータに付随するように
してついて回る、ブロック単位の書き込みデータに固有
となるアドレスであるとみることができる。
【0057】このようなブロックのスワップ処理が行わ
れることで、或る同一の記憶領域(ブロック)に対して
繰り返し集中的にアクセスされることが無くなり、書き
換え回数の上限があるフラッシュメモリの寿命を延ばす
ことが可能となる。そして、この際に論理アドレスを上
記処理のようにして扱うことで、ブロックのスワップ
処理によって更新前と更新後のデータとで書き込まれる
ブロックの移動があるようにされても、FATからは同
一のアドレスが見えることになり、以降のアクセスを適
正に実行することができるものである。なお、後述する
論理−物理アドレス変換テーブル上での更新のための管
理を簡略にすることなどを目的として、ブロックのスワ
ップ処理は、1セグメント内で完結するものとして規定
されている。逆に言えば、ブロックのスワップ処理はセ
グメント間で跨るようにしては行われない。
【0058】4−6 論理−物理アドレス変換テーブル 上記図10による説明から分かるように、ブロックのス
ワップ処理が行われることで、物理アドレスと論理アド
レスの対応は変化する。従って、フラッシュメモリに対
するデータの書き込み及び読み出しのためのアクセスを
実現するには、物理アドレスと論理アドレスとの対応が
示される論理−物理アドレス変換テーブルが必要とな
る。つまり、論理−物理アドレス変換テーブルをFAT
が参照することで、FATが指定した論理アドレスに対
応する物理アドレスが特定され、この特定された物理ア
ドレスにより示されるブロックにアクセスすることが可
能になるものである。逆に言えば、論理−物理アドレス
変換テーブルが無ければ、FATによるフラッシュメモ
リへのアクセスが不可能となる。
【0059】従来では、例えばセット本体に対してメモ
リカード70が装着されたときに、セット本体側のマイ
クロプロセッサがメモリカード70の記憶内容をチェッ
クすることで、セット本体側で論理−物理アドレス変換
テーブルの構築を行い、更にこの構築された論理−物理
アドレス変換テーブルをセット本体側のRAMに格納す
るようにしていた。つまり、メモリカード70内には、
論理−物理アドレス変換テーブルの情報は格納されては
いなかった。これに対して本例では、以降説明するよう
にメモリカード70に対して、論理−物理アドレス変換
テーブルを格納するように構成している。
【0060】図11は、本例のメモリカード70に対し
て格納される論理−物理アドレス変換テーブルの構築形
態を概念的に示すものである。つまり、本例では、例え
ば論理アドレスの昇順に従って、これに対応する2バイ
トの物理アドレスを格納するようにしたテーブル情報を
論理−物理アドレス変換テーブルとして構築するように
される。なお、前述したように、物理アドレス、及び論
理アドレスは共に2バイトで表現される。これは、12
8MBの最大容量のフラッシュメモリの場合には819
2個のブロックが存在するため、最大で、この8192
個のブロック数をカバーできるだけのビット数が必要と
されることに基づく。このため、図11において例示し
ている物理アドレスと論理アドレスとについても、実際
に即して2バイトで表現している。但し、ここでは、こ
の2バイトを16進数により表記している。つまり、
「0x」によりその後続く値が16進法表記であること
が示される。なお、この「0x」により16進数である
ことを表す表記は、以降の説明において16進数を表記
する場合にも同様に用いることとする。(但し、表記の
煩雑化を防ぐため「0x」を省略している図面もあ
る。)
【0061】図12に、上記図11に示した概念に基づ
く論理−物理アドレス変換テーブルの構造例を示す。論
理−物理アドレス変換テーブルは、フラッシュメモリの
最後のセグメント内の或るブロックに対して、図12に
示すようにして格納される。先ず図12(a)に示すよ
うに、ブロックを分割するページのうち、ページ0,1
からなる2ページの領域がセグメント0用の論理−物理
アドレス変換テーブルとして割り当てられる。例えば、
図13にて説明したように、フラッシュメモリが4MB
の容量であれば1セグメントしか有さないために、この
ページ0,1のみの領域が論理−物理アドレス変換テー
ブルの領域となる。また、例えばフラッシュメモリが8
MBの容量であれば2セグメントを有するため、セグメ
ント0用の論理−物理アドレス変換テーブルとして割り
当てられるページ0,1に加え、これに続くページ2,
3の2ページがセグメント1用の論理−物理アドレス変
換テーブルとして割り当てられることになる。
【0062】以降、フラッシュメモリの容量の増加に応
じて、続く2ページごとにセグメントごとの論理−物理
アドレス変換テーブルの割り当て領域が設定されていく
ことになる。そして、最大の128MBの容量を有する
場合であれば16セグメントが存在するため、最大で
は、セグメント15用までのページが論理−物理アドレ
ス変換テーブルの領域として割り当てられることにな
る。従って、最大の128MBの容量のフラッシュメモ
リでは、30ページが使用されることになり、図12
(a)に示すページNとしては、最大でN=29とな
る。これまでの説明から分かるように、論理−物理アド
レス変換テーブルは、セグメントごとに管理されるもの
である。
【0063】図12(b)は、1セグメントあたりの論
理−物理アドレス変換テーブルの構造を示すものとし
て、2ページ分のデータエリアを抜き出して示してい
る。つまり、1ページのデータエリアは512バイト
(図8(e)参照)であることから、図12(b)に
は、1024(=512×2)バイトが展開されている
状態が示されている。
【0064】図12(b)に示すように、この2ページ
分のデータエリアである1024バイトについて2バイ
トごとに区切り、この2バイトごとの領域を、先頭から
順次、論理アドレス0用、論理アドレス1用・・・・、
のようにして割付を行い、最後は先頭から991バイト
目と992バイト目の2バイトの領域を論理アドレス4
95用の領域として割り付けるように規定を行う。これ
ら2バイトごとの領域に対して、各論理アドレスが対応
する物理アドレスを書き込むようにする。従って、本例
の論理−物理アドレス変換テーブルでは、実際のデータ
更新によるブロックのスワップ処理などにより物理アド
レスと論理アドレスの対応が変更された場合には、論理
アドレスを基準として、物理アドレスの格納状態が更新
されるようにしてテーブル情報の書き換えが行われるこ
とになる。
【0065】また、残る993バイト目から最後の10
24バイト目までの計32バイトの領域は、余剰ブロッ
クの物理アドレスが格納される領域として割り当てられ
る。つまり、16個の余剰ブロックの物理アドレスを管
理することができる。ここでいう余剰ブロックとは、例
えばブロック単位でデータの更新を行う際に書き換え対
象となるデータを一時待避させる領域として設定された
いわゆるワークブロックなどを言うものである。
【0066】ところで、1セグメントは512ブロック
に分割されているものであると先に説明したのにも関わ
らず、図12に示したテーブル構造では、管理可能なブ
ロック数が論理アドレス0用〜論理アドレス495用の
496ブロックとしている。これは、実際上、上記した
余剰アドレスが設定されることと、前述したように、フ
ラッシュメモリでは、或ブロック数のディフェクト(使
用不可領域)が許可されている。そのため現実には、相
当数のディフェクトブロックが存在することに依る。従
って、実際には、書き込み/消去が有効なブロックを管
理するのに、496ブロックを管理できるように構成し
ておけば充分とされるものである。
【0067】そして、このようにして論理−物理アドレ
ス変換テーブルが格納されるブロックについては、これ
を形成する各ページの冗長部における管理フラグ(図9
参照)のデータ内容として、この管理フラグのビット3
に対して‘0’がセットされることになる。これによ
り、当該ブロックが論理−物理アドレス変換テーブルが
格納されているブロックであることが示されることにな
る。
【0068】論理−物理アドレス変換テーブルが格納さ
れるブロックも、論理−物理アドレス変換テーブルの内
容の書き換えがあった場合には、例外なく、先に図10
にて説明したスワップ処理が行われる。従って、論理−
物理アドレス変換テーブルが記録されているブロックは
不定であり、或る特定のブロックに論理−物理アドレス
変換テーブルを格納するように規定することは出来な
い。そこで、FATは、フラッシュメモリにアクセスし
て上記した管理フラグのビット3が‘0’とされている
ブロックを検索することで、論理−物理アドレス変換テ
ーブルが格納されているブロックを識別するようにされ
る。但し、論理−物理アドレス変換テーブルが格納され
ているブロックの検索がFATによって容易に行われる
ようにすることを考慮して、論理−物理アドレス変換テ
ーブルが格納されているブロックは、そのフラッシュメ
モリ内における最後のナンバが付されたセグメントに在
るように、本例では規定するものとされる。これによ
り、FATは最後のナンバが付されたセグメントのブロ
ックのサーチだけで、論理−物理アドレス変換テーブル
を検索することができる。つまり、論理−物理アドレス
変換テーブルを検索するのに、フラッシュメモリの全て
のセグメントを検索する必要は無いようにされる。上記
図12に示した論理−物理アドレス変換テーブルは、例
えばメモリカード70の製造時において格納するように
される。
【0069】ここで、再度図13を参照して、フラッシ
ュメモリ容量と論理−物理アドレス変換テーブルのサイ
ズとの関係を説明しておく。上記図11にて説明したよ
うに、1セグメントを管理するための論理−物理アドレ
ス変換テーブルのサイズは2ページ分の1024バイ
ト、つまり1KBとなる。従って、図13の最右列に記
されているように、フラッシュメモリが4MB(1セグ
メント)の容量では論理−物理アドレス変換テーブルは
1KBのサイズとなる。また、フラッシュメモリの容量
が8MB(2セグメント)では論理−物理アドレス変換
テーブルは2KB(4ページ)となる。また、フラッシ
ュメモリの容量が16MBの場合、2048ブロック=
4セグメントのものでは論理−物理アドレス変換テーブ
ルは4KB(8ページ)、1024ブロック=2セグメ
ントのものでは論理−物理アドレス変換テーブルは2K
B(4ページ)となる。そして、フラッシュメモリの容
量が32MB(4セグメント)では論理−物理アドレス
変換テーブルは4KB(8ページ)、フラッシュメモリ
の容量が64MB(8セグメント)では論理−物理アド
レス変換テーブルは8KB(16ページ)となり、フラ
ッシュメモリの容量が最大の128MB(16セグメン
ト)では論理−物理アドレス変換テーブルは16KB
(32ページ)となる。
【0070】4−7 ディレクトリ構造 メモリカード70に記録されるディレクトリ構成例を図
14に示す。メモリカード70で扱うことのできる主デ
ータとしては、コンピュータ用データ、動画データ、静
止画データ、メッセージデータ、オーディオデータ、制
御用データなどがあるが、このためディレクトリ構造と
しては、ルートディレクトリから、「VOICE」(メ
ッセージ用ディレクトリ)、「DCIM」(静止画用デ
ィレクトリ)、「MOxxxxnn」(動画用ディレク
トリ)、「CONTROL」(制御用ディレクトリ)、
「HIFI」(オーディオ用ディレクトリ)、「PM」
(情報処理装置用ディレクトリ)が配される。
【0071】そして図示していないが、各ディレクトリ
の下には、サブディレクトリやファイル(上述したデー
タベース)、フォルダ等が配され、いわゆるツリー構造
の形態をとることになる。なお、もちろんこのようなデ
ィレクトリ構成は一例にすぎず、実際には情報処理装置
1等による記録状況や記録されるファイル種別などに応
じてディレクトリ構造が形成される。
【0072】5.FAT構造 図7のファイルシステム階層で説明したように、ファイ
ル管理処理はFATにより行われることになる。即ち図
2に示した構成の情報処理装置1により、メモリカード
70に対する記録再生(データ書込/読出)を実現する
には、アプリケーション処理での要求に伴ってFATに
よるファイル記憶位置管理が参照され、さらに上述した
論理−物理アドレス変換が行われて実際のアクセスが行
われることになる。ここで、FATの構造について説明
しておく。
【0073】図15はFATによる管理構造の概要を示
している。なお、本例ではFAT及び論理−物理アドレ
ス変換テーブルはメモリカード70内に格納されること
になるが、図15に示すFAT構造が、メモリカード7
0内での管理構造となるものである。
【0074】図示するようにFAT管理構造は、パーテ
ィションテーブル、空き領域、ブートセクタ、FAT、
FATのコピー、ルートディレクトリ、データ領域から
成る。データ領域には、クラスタ2、クラスタ3・・・
として単位データを示しているが、このクラスタとは、
管理単位となるFATで扱う1データ単位である。一般
にFATでは、クラスタサイズは標準で4Kバイトとさ
れるが、このクラスタサイズは512バイト〜32Kバ
イトの間で2のべき乗の大きさをとることができる。本
例のメモリカード70では、上述したように1つのブロ
ックが8Kバイト又は16Kバイトとされるが、1ブロ
ック=8Kバイトとされるメモリカード70の場合は、
FATで扱うクラスタは8Kバイトとされる。また1ブ
ロック=16Kバイトとされるメモリカード70の場合
は、FATで扱うクラスタは16Kバイトとされる。即
ち、8Kバイト又は16KバイトがFAT管理上でのデ
ータ単位であり、かつメモリカード70でのブロックと
しての1つのデータ単位とされる。なお、従ってメモリ
カードからみれば、FATで扱われるクラスタサイズ=
そのメモリカードのブロックサイズとなる。このため、
本例の以降の説明については、簡略化のためにブロック
=クラスタとして考えることとする。
【0075】そして図15左側にブロックナンバとして
x・・・(x+m−1)、(x+m)(x+m+1)
(x+m+2)・・・と示したが、例えばこのように各
ブロックにおいてFAT構造を構築する各種データは記
憶されることになる。なお、実際には必ずしもこのよう
に物理的に連続する各ブロックに各情報が記憶されるも
のではない。
【0076】FAT構造において、まずパーティション
テーブルには、FATパーティション(最大2Gバイ
ト)の先頭と終端のアドレスが記述されている。ブート
領域には、いわゆる12bitFAT、16bitFA
Tの別や、FAT構造(大きさ、クラスタサイズ、各領
域のサイズなど)が記述される。
【0077】FATは、後述するように各ファイルを構
成するクラスタのリンク構造を示すテーブルとなり、ま
たFATについては続く領域にコピーが記述される。ル
ートディレクトリには、ファイル名、先頭クラスタ番
号、各種属性が記述される。これらの記述は1つのファ
イルにつき32バイト使用される。
【0078】FATにおいては、FATのエントリとク
ラスタは1対1で対応しており、各クラスタのエントリ
にはリンク先、つまり後に続くクラスタの番号が記述さ
れる。つまり、複数のクラスタ(=ブロック)で形成さ
れている或るファイルについてみると、まずディレクト
リによって先頭のクラスタ番号が示され、FATにおけ
るその先頭クラスタのエントリには、次のクラスタ番号
が示される。さらに次のクラスタ番号のエントリには、
さらに次のクラスタ番号が示される。このようにクラス
タのリンクがFATに記述される。
【0079】図16はこのようなリンクの概念を模式的
に示している(数値は16進値)。例えば2つのファイ
ル「MAIN.C」「FUNC.C」が存在するとする
と、ディレクトリにはこの2つのファイルの先頭クラス
タ番号が例えば「002」「004」と記述される。そ
してファイル「MAIN.C」については、クラスタ番
号「002」のエントリに次のクラスタ番号「003」
が記述され、またクラスタ番号「003」のエントリに
次のクラスタ番号「006」が記述される。さらに、ク
ラスタ番号006がこのファイル「MAIN.C」の最
後のクラスタであるとすると、クラスタ番号「006」
のエントリには、最後のクラスタであることを示す「F
FF」が記述される。これによりファイル「MAIN.
C」がクラスタ「002」→「003」→「006」と
いう順番で記憶されている。即ち、仮にクラスタ番号と
メモリカード70でのブロック番号が一致していると仮
定すると、ファイル「MAIN.C」は、メモリカード
70内でブロック「002」「003」「006」に記
憶されていることが表現されている。(但し、FATで
扱うクラスタは、上述のように論理アドレスで扱うもの
となるため、ブロックの物理アドレスとそのまま一致す
るものではない)
【0080】また同様にファイル「FUNC.C」につ
いては、FATにより、クラスタ「004」→「00
5」に記憶されていることが表現される。
【0081】なお、未使用のブロックに対応するクラス
タについては、そのエントリは「000」とされる。
【0082】ところでルートディレクトリの領域に記憶
される各ファイルのディレクトリにおいては、図16に
示した先頭クラスタ番号だけでなく、例えば図17のよ
うに各種データが記述される。即ちファイル名、拡張
子、属性、変更時刻情報、変更日付情報、先頭クラスタ
番号、ファイルサイズが、それぞれ図示するバイト数で
記述される。
【0083】また或るディレクトリの下層となるサブデ
ィレクトリについては、図15のルートディレクトリの
領域ではなく、データ領域に記憶される。つまりサブデ
ィレクトリは、ディレクトリ構造を持つファイルとして
扱われる。そしてサブディレクトリの場合はサイズは無
制限とされ、また自分自身へのエントリと親ディレクト
リへのエントリが必要になる。
【0084】図18に、或るルートディレクトリ内にフ
ァイル「DIR1」(属性=ディレクトリ:つまりサブ
ディレクトリ)があり、さらにその中にファイル「DI
R2」(属性=ディレクトリ:つまりサブディレクト
リ)があり、さらにその中にファイル「FILE」が存
在する場合の構造例を示している。つまりルートディレ
クトリの領域には、サブディレクトリであるファイル
「DIR1」としての先頭クラスタ番号が示され、上述
したFATにより、クラスタX、Y、Zがリンクされて
いる状態となる。この図からわかるように、サブディレ
クトリ「DIR1」「DIR2」についてはファイルと
して扱われてFATのリンクに組み込まれる。
【0085】6.メモリカードと情報処理装置のインタ
ーフェース 図19により、メモリカード70と情報処理装置1のメ
モリカードインターフェース28の間のシリアルインタ
ーフェースシステム構成を説明する。メモリカード70
内のコントロールIC80は、図19に示すようにフラ
ッシュメモリコントローラ80a、レジスタ80b、ペ
ージバッファ80c、シリアルインターフェース80d
としての各ブロックを有するものとなっている。
【0086】フラッシュメモリコントローラ80aは、
レジスタ80bに設定されたパラメータに基づいて、フ
ラッシュメモリ81とページバッファ80cの間でのデ
ータ転送を行う。そしてページバッファ80cにバファ
リングされたデータはシリアルインターフェース80d
を介して情報処理装置1のメモリカードインターフェー
ス28側に転送され、また情報処理装置1のメモリカー
ドインターフェース28から転送されてきたデータはシ
リアルインターフェース80dを介してページバッファ
10cにバファリングされる。
【0087】メモリカードインターフェース28側で
は、メモリカード70に対するインターフェース構造と
して、ファイルマネージャ60、転送プロトコルインタ
ーフェース61、シリアルインターフェース62を有す
る。ファイルマネージャ60はメモリカード70のファ
イル管理を行う。例えば本例のシステムではメモリカー
ド70内にはメインデータファイルの管理のための管理
ファイルが記憶されているが、情報処理装置1は装填さ
れたメモリカード70から管理ファイルをよみこんでC
PU22がファイルマネージャ60を形成することにな
る。メモリカード70へのアクセスはファイルマネージ
ャ60に従って実行される。転送プロトコルインターフ
ェース61は、レジスタ80b、ページバッファ80c
へのアクセスを実行する。シリアルインターフェース6
2は、メモリカード70との間の3つの信号線、即ちS
CLK(シリアルクロック)、BS(バスステイト)、
SDIO(シリアルデータ入出力)において、任意のデ
ータ転送を行うためのプロトコルを規定する。
【0088】以上の構成における各部の動作により、情
報処理装置1によるメモリカード70(フラッシュメモ
リ81)に対する読出アクセス/書込アクセスが実行さ
れる。
【0089】7.メモリカードへのファイル記録時の処
理 以下、情報処理装置1によりメモリカード70に対して
ファイル(データベース)を記録する際の処理について
説明していく。ここでは一例として、或るアプリケーシ
ョンソフトウエアを構成する複数のファイルをメモリカ
ード70に記録する場合の例を挙げ、まずその処理例を
説明し、以降、その処理例によって形成されるディレク
トリ構造例を各種示していく。なお、アプリケーション
ソフトウエアを構成する複数のファイルとは、例えば1
又は複数の実行ファイル(リソースデータベース)と、
1又は複数のデータファイル(データベースデータベー
ス)のことである。
【0090】図20はCPU22によって実行される記
録時の処理を示している。ステップF101としてCP
U22は、ユーザーから或るアプリケーションを構成す
る複数のファイルをメモリカード70に記録する指示が
あったことを検出すると、ステップF102として、そ
の複数のファイルを1つのディレクトリの下のファイル
として記録するために、ディレクトリを発生させる。こ
のとき、ディレクトリの名称は、アプリケーションID
をそのまま用いる。アプリケーションIDとは、クリエ
ーターIDとも呼ばれるもので、システム上で各アプリ
ケーションに対してそれぞれ固有の値として割り当てら
れている32バイトのIDコードであり、OSは、各ア
プリケーションをそのアプリケーションIDで識別して
扱うものとなっている。
【0091】ところで、このアプリケーションIDは3
2バイトの数字列等であり、通常、ユーザーがそのID
コードをみて、それによって示されるアプリケーション
を判別できるものではない。そこでCPU22は、ステ
ップF103で、アプリケーションをユーザーに提示す
る際に用いる名称(ユーザー提示用名称)を生成する。
これは例えばアプリケーションソフトウエアの商品名
称、機能名称などを利用して生成する。例えばアプリケ
ーションソフトウエアとしてメモ帳ソフト、地図ソフ
ト、予定表ソフトなどが存在する場合、これらのユーザ
ー提示用名称として、「MEMO」「MAP」「SCH
EDULE」等、ユーザーがすぐにアプリケーションを
判別できるような名称を生成するものである。
【0092】続いてステップF104で、上記ディレク
トリ名、即ちアプリケーションIDと、上記ユーザー提
示用名称の対応情報を生成する。この対応情報として
は、後述の例でそれぞれ述べるが、例えば対応テーブル
ファイルとされたり、ディレクトリとリンクされるファ
イルであったり、タグファイルであったり、ファイル内
の情報であったりするなどの例が考えられる。いずれに
しても、アプリケーションIDを名称とするディレクト
リについて、ユーザー提示用名称を対応させるための情
報である。
【0093】そしてステップF105では、実際にメモ
リカード70への記録処理を実行する。即ちステップF
102で発生させたディレクトリ下に、アプリケーショ
ンを構成する各ファイルが配される状態となるようにメ
モリカード70への記録及び管理構造の更新を実行す
る。このとき上記対応情報も何らかの形で記録されるよ
うにする。
【0094】本例の情報処理装置1では、このように記
録が行われることで、システム及びユーザーの双方にと
って好適なものとなる。即ち、或るアプリケーションソ
フトウエアから発生される1又は複数のファイルについ
て、1つのディレクトリの下のファイルとして記録媒体
に記録されることでファイル管理上好適であると共に、
そのディレクトリの名称は、アプリケーションソフトウ
エアに固有に付されているアプリケーションIDを用い
ることから、当然に固有の名称としてディレクトリを設
定できるものとなり、かつそのアプリケーションソフト
ウエアについてアプリケーションIDを用いるOSから
すれば、ディレクトリ内容はその名称のみで明確に判別
できるものとなる。従ってメモリカード70に記録した
ファイル管理上でも都合がよい。そしてさらに、ディレ
クトリ名称とユーザ提示用名称が対応づけられて記録さ
れることで、ユーザーにディレクトリを提示する際に
は、ユーザーにとってわかりやすい名称とすることがで
きる。例えばメモリカード70に記録されているファイ
ルやディレクトリを表示部2に表示するような場合に、
ディレクトリについてはユーザー提示用名称を用いるこ
とで、ユーザーはその名称からディレクトリの内容(デ
ィレクトリ下に配されるファイルの種別)を判別でき
る。またそれによってユーザーのファイル指定、ディレ
クトリ指定等の操作性も向上する。即ちユーザーインタ
ーフェースが格段に向上する。
【0095】8.形成されるディレクトリ構造例1 上記処理例によっては、ステップF104で生成される
対応情報によってディレクトリ名とユーザー提示用名称
が対応づけられるが、その対応情報の形態例をとして4
つの例を、それぞれ形成されるディレクトリ構造例1〜
4として説明していく。
【0096】まずディレクトリ構造例1を図21(a)
に示す。これは対応情報が対応テーブルファイルとされ
る例である。なお、図14にも示したように、ルートデ
ィレクトリからは情報処理装置用ディレクトリPMが形
成され、例えばアプリケーションを構成するファイル
は、このディレクトリPM下に記録されていくものであ
るとする。
【0097】図21の例は、例えばメモ帳ソフトとして
のアプリケーションについてファイル群が記録され、ま
た地図ソフトとしてのアプリケーションについてファイ
ル群が記録された場合を示している。まずメモ帳ソフト
の構成ファイル群が記録される際には、例えば「123
4・・・4321」という32バイトコードのアプリケ
ーションIDが名称とされたディレクトリが形成され、
そのディレクトリ下に、実行ファイル(xxx.prc
等)やデータファイル(○○○.dtb等)が記録され
ることになる。そしてこのとき、ディレクトリPMの下
に、上記ディレクトリ「1234・・・4321」と並
列に対応テーブルファイルTBLが形成され、この対応
テーブルファイルTBLには、図21(b)に示すよう
にディレクトリ「1234・・・4321」に対応して
「MEMO」というユーザー提示用名称が示されるもの
とされる。
【0098】またその後、地図帳ソフトの構成ファイル
群が記録される際には、例えば「9876・・・678
9」という32バイトコードのアプリケーションIDが
名称とされたディレクトリが形成され、そのディレクト
リ下に、実行ファイル(abcd.prc)やデータフ
ァイル(aaa.dtb等)が記録されることになる。
そしてこのとき、対応テーブルファイルTBLには、デ
ィレクトリ「9876・・・6789」に対応して「M
AP」というユーザー提示用名称が示される。
【0099】従ってシステムからみれば、ディレクトリ
PM下において、アプリケーションIDによって各ディ
レクトリの内容を判別できると共に、対応テーブルファ
イルによりディレクトリに対応するユーザー提示用名称
を判別してユーザーに提示できる。
【0100】9.形成されるディレクトリ構造例2 図22のディレクトリ構造例2は対応情報を、ディレク
トリとリンクするファイルにより形成した例である。こ
の場合、例えばメモ帳ソフトの構成ファイル群が記録さ
れる際には、ディレクトリPMの下に「1234・・・
4321」という32バイトコードのアプリケーション
IDが名称とされたディレクトリが形成され、そのディ
レクトリ下に、実行ファイル(xxx.prc等)やデ
ータファイル(○○○.dtb等)が記録される。
【0101】そしてこのとき、ディレクトリPMの下
に、上記ディレクトリ「1234・・・4321」と並
列に、ユーザ提示用名称を示した名称ファイルMEMO
が形成される。この名称ファイルは、ファイル名が「M
EMO」とされファイル内容としては実体データのない
ものとしてもよいし、実体データとして「MEMO」と
いうユーザー提示用名称を記録したものでもよい。そし
て個の名称ファイル「MEMO」は、いわゆるシンボリ
ックリンク、又はエイリアスと呼ばれるような方式で、
ディレクトリ「1234・・・4321」にリンクされ
た状態とする。
【0102】従ってシステムからみれば、ディレクトリ
PM下において、アプリケーションIDによって各ディ
レクトリの内容を判別できると共に、リンクされる名称
ファイルの存在によってディレクトリに対応するユーザ
ー提示用名称を判別してユーザーに提示できる。
【0103】10.形成されるディレクトリ構造例3 図23(a)のディレクトリ構造例3は対応情報を、ユ
ーザ提示用名称を示したタグファイルとし、対応するデ
ィレクトリ下に配するようにした例である。この場合、
例えばメモ帳ソフトの構成ファイル群が記録される際に
は、ディレクトリPMの下に「1234・・・432
1」という32バイトコードのアプリケーションIDが
名称とされたディレクトリが形成され、そのディレクト
リ下に、実行ファイル(xxx.prc等)やデータフ
ァイル(○○○.dtb等)が記録される。
【0104】さらにこのとき、ディレクトリ「1234
・・・4321」の下に、ユーザ提示用名称を示したタ
グファイルTGが形成される。このタグファイルTG
は、図23(b)に示すように、ディレクトリ「123
4・・・4321」に対応して「MEMO」というユー
ザー提示用名称が示されるファイルである。
【0105】従ってシステムからみれば、ディレクトリ
PM下において、アプリケーションIDによって各ディ
レクトリの内容を判別できると共に、タグファイルTG
の存在によってディレクトリに対応するユーザー提示用
名称を判別してユーザーに提示できる。
【0106】11.形成されるディレクトリ構造例4 図24(a)のディレクトリ構造例4は対応情報を、デ
ィレクトリ下の特定のファイルに記録されるユーザ提示
用名称とする例である。この場合、例えばメモ帳ソフト
の構成ファイル群が記録される際には、ディレクトリP
Mの下に「1234・・・4321」という32バイト
コードのアプリケーションIDが名称とされたディレク
トリが形成され、そのディレクトリ下に、実行ファイル
(xxx.prc)やデータファイル(○○○.dtb
等)が記録される。
【0107】さらにこのとき、実行ファイル(xxx.
prc)には、図24(b)に示すように、「MEM
O」というユーザー提示用名称と、ディレクトリ名「1
234・・・4321」が記録される。
【0108】従ってシステムからみれば、ディレクトリ
PM下において、アプリケーションIDによって各ディ
レクトリの内容を判別できると共に、そのディレクトリ
下のファイル群の特定のファイル、例えば実行ファイル
からディレクトリに対応するユーザー提示用名称を判別
してユーザーに提示できる。
【0109】以上、実施の形態としての情報処理装置の
構成、記録媒体の例、記録時の処理、記録処理によるデ
ィレクトリ構造等を説明してきたが、本発明はこれらの
例に限定されることなく、各種の変形例が考えられ、ま
た本発明を適用できる装置は、多岐にわたるものであ
る。
【0110】
【発明の効果】以上の説明から理解されるように本発明
によれば、或るアプリケーションソフトウエアから発生
される1又は複数のファイルについて、1つのディレク
トリの下のファイルとして記録媒体に記録されることで
ファイル管理上好適であると共に、そのディレクトリの
名称は、アプリケーションソフトウエアに固有に付され
ているアプリケーションIDを用いることから、容易に
固有の名称としてディレクトリを設定でき、かつそのア
プリケーションソフトウエアについてアプリケーション
IDを用いるシステム上から、ディレクトリ内容は明確
なものとすることができる。これらのことからファイル
システム管理上で非常に都合がよい。そしてさらに、デ
ィレクトリ名称とユーザ提示用名称が対応づけられて記
録されることで、ユーザーにディレクトリを提示する際
には、ユーザーにとってわかりやすい名称とすることが
でき、かつユーザーのディレクトリ名設定操作の負担も
ない。従ってシステム上のファイル管理性の向上とユー
ザーインターフェースの向上を同時に実現できるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の情報処理装置の平面図、
右側面図、左側面図、上面図である。
【図2】実施の形態の情報処理装置のブロック図であ
る。
【図3】実施の形態の情報処理装置のOS構造の説明図
である。
【図4】実施の形態の情報処理装置で扱うデータベース
構造の説明図である。
【図5】実施の形態のメモリカードの外形形状を示す平
面図、正面図、側面図、底面図である。
【図6】実施の形態のメモリカードの内部構造の説明図
である。
【図7】実施の形態のファイルシステム処理階層の説明
図である。
【図8】実施の形態のメモリカードの物理的データ構造
の説明図である。
【図9】実施の形態のメモリカードの管理フラグの説明
図である。
【図10】実施の形態のメモリカードにおけるデータ更
新処理と物理アドレス及び論理アドレスの概念の説明図
である。
【図11】実施の形態の論理−物理アドレス変換テーブ
ルの管理形態の説明図である。
【図12】実施の形態の論理−物理アドレス変換テーブ
ルの構造の説明図である。
【図13】実施の形態のメモリカードのフラッシュメモ
リ容量/ブロック数/1ブロックの容量/1ページの容
量/論理−物理アドレス変換テーブルのサイズの関係の
説明図である。
【図14】実施の形態のメモリカードのディレクトリ構
造の説明図である。
【図15】FAT構造の説明図である。
【図16】FATによるクラスタ管理形態の説明図であ
る。
【図17】ディレクトリの内容の説明図である。
【図18】サブディレクトリ及びファイルの格納形態の
説明図である。
【図19】実施の形態の情報処理装置とメモリカードの
インターフェース構成の説明図である。
【図20】実施の形態の情報処理装置の記録時の処理の
フローチャートである。
【図21】実施の形態の形成されるディレクトリ構造例
1の説明図である。
【図22】実施の形態の形成されるディレクトリ構造例
2の説明図である。
【図23】実施の形態の形成されるディレクトリ構造例
3の説明図である。
【図24】実施の形態の形成されるディレクトリ構造例
4の説明図である。
【符号の説明】
1 情報処理装置、2 表示部、3a,3b,3c 操
作子、4 スピーカ、5 マイクロホン、6 撮像部、
7 メモリスロット、8 IEEE1394端子、9
USB端子、10 ヘッドホン端子、11 ライン入力
端子、12 ライン出力端子、21 システムコントロ
ーラ、22 CPU、23 フラッシュROM、24
D−RAM、25 USBインターフェース、26 I
EEE1394インターフェース、27 表示制御部、
28 メモリカードインターフェース、29 オーディ
オインターフェース、70 メモリカード

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 或るアプリケーションソフトウエアから
    発生される1又は複数のファイルを、1つのディレクト
    リの下のファイルとして記録媒体に記録すると共に、上
    記アプリケーションソフトウエアに固有に付されている
    アプリケーションIDを上記ディレクトリ名称として用
    い、さらに、上記ディレクトリ名称とユーザ提示用名称
    の対応づけを行うことを特徴とするディレクトリ設定方
    法。
  2. 【請求項2】 上記ディレクトリ名称と上記ユーザ提示
    用名称を対応させる対応テーブルファイルを上記記録媒
    体に記録することで、上記対応づけを実現することを特
    徴とする請求項1に記載のディレクトリ設定方法。
  3. 【請求項3】 上記ユーザ提示用名称を示した名称ファ
    イルを上記ディレクトリ外において、上記記録媒体に記
    録するとともに、上記名称ファイルを上記ディレクトリ
    にリンクさせることで、上記対応づけを実現することを
    特徴とする請求項1に記載のディレクトリ設定方法。
  4. 【請求項4】 少なくとも上記ユーザ提示用名称を示し
    たタグファイルを、上記ディレクトリ下において、上記
    記録媒体に記録することで、上記対応づけを実現するこ
    とを特徴とする請求項1に記載のディレクトリ設定方
    法。
  5. 【請求項5】 上記ディレクトリ下の特定のファイル
    に、上記ユーザ提示用名称を記録することで、上記対応
    づけを実現することを特徴とする請求項1に記載のディ
    レクトリ設定方法。
  6. 【請求項6】 ユニークなアプリケーションIDを有す
    る或るアプリケーションソフトウエアを構成する上記ユ
    ニークなアプリケーションIDを有する1又は複数のフ
    ァイルを格納するディレクトリを、上記アプリケーショ
    ンソフトウエアの上記アプリケーションIDをディレク
    トリ名称として用いて発生させるディレクトリ発生手段
    と、 上記ディレクトリ名称とユーザ提示用名称の対応づけを
    行う情報を生成する対応情報生成手段と、 記録媒体に対して、上記ディレクトリの下にディレクト
    リ名と同一のIDを有する上記1又は複数のファイルを
    記録すると共に上記対応情報を記録する記録手段と、 を備えたことを特徴とする記録装置。
  7. 【請求項7】 上記対応情報生成手段は上記対応情報と
    して、上記ディレクトリ名称と上記ユーザ提示用名称を
    対応させる対応テーブルファイルを生成し、上記記録手
    段は、上記対応テーブルファイルを上記記録媒体に記録
    することを特徴とする請求項6に記載の記録装置。
  8. 【請求項8】 上記対応情報生成手段は上記対応情報と
    して、上記ディレクトリにリンクされる、上記ユーザ提
    示用名称を示した名称ファイルを生成し、 上記記録手段は、上記名称ファイルを上記ディレクトリ
    外において、上記記録媒体に記録することを特徴とする
    請求項6に記載の記録装置。
  9. 【請求項9】 上記対応情報生成手段は上記対応情報と
    して、少なくとも上記ユーザ提示用名称を示したタグフ
    ァイルを生成し、 上記記録手段は、上記タグファイルを上記ディレクトリ
    下において、上記記録媒体に記録することを特徴とする
    請求項6に記載の記録装置。
  10. 【請求項10】 上記対応情報生成手段は上記対応情報
    として、上記ディレクトリ下の特定のファイルに、上記
    ユーザ提示用名称を含ませるようにすることを特徴とす
    る請求項6に記載の記録装置。
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